台北の本屋さん報告(英語&中国語)

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/6/29(17:43)]

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2906. 台北の本屋さん報告(英語&中国語)

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/9/16(00:43)

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台湾へ行ってきました。当然本屋さんめぐりもしてきました。それで英語中国語両方ということで雑談にしておきます。

まず台北駅の南西、重慶南路という通りに本屋さんがずらっと並んでいます。2階、3階当たり前。英語のコーナーへ行きますと、GRが並んでいました。中国大陸にある中英対照のものではなく、私たちタドキストが多読をするときに手に入れているGRと全く同じものです。PGRもOBWもあります。値段は日本で買うよりも少し安い程度。

また、英語の本のコーナーもかなり広いところが多いです。学習書だけでなく、普通の英語の本もたくさん置いてあります。日本より英語の本は入手しやすいかもしれません。

さて、台北には誠品書店という大きな書店のチェーン店があります。その中でもMRT(地下鉄のようなもの)の市政府駅近くに最近できたというピカピカのビルがあります。2階より上が書店で、1階は普通のファッションビルみたいなので最初は「本屋さんがないー」と戸惑いました。
それで書店の部分もデザインや雰囲気がとってもオシャレです。5階までずーっと書店です。広くて本もたくさん。児童書のところへ行きますと、日本語や英語の絵本もたくさんあります。ひょっとすると本によっては日英中3言語でそろえることができるかも。

もし台北へ行くことがあれば、本屋さんをのぞいてみることをおすすめします。絵本からGRに一般書まで英語の本が手に入れやすいです。

ついでに、台北駅は巨大な駅ですが、北側と南側に別々の地下街があります。北側の地下街は一部オタク街のようです。アニメ、ゲーム、パソコン関係のお店がたくさんあります。日本の雑誌が置いてある書店もあります。日本のマンガを翻訳したものもあります。マンガは他の書店にもあります。

さて、中国語はといいますと…。
台湾では繁体字を使っています。日本でも昔使っていた古い漢字です。本も全部繁体字です。私は繁体字でも判読はできますが、簡体字より読みにくいので今回はそれほど「買うぞ!」というつもりはありませんでした。
今回の第一目的は台湾マンガです。「英語以外」の広場で中国語300万字の時に台湾マンガを見つけたので紹介しましたが、実際に行ってもっと手に入れたいと思っていました。
上で述べた重慶南路の書店でたくさんマンガを置いてある所がありました。しかしほとんどが日本のもの。その中で台湾マンガが少しありましたのでまとめ買いしました。日本のマンガはかなりの量です。とりあえずマンガで多言語を目指す人には、日本で読んだことのあるマンガ、好きなマンガを探すのに役に立ちます。

さて、絵本、児童書ですが、絵本ももちろん繁体字。
もともと中国では起源は知りませんがずっと昔に「注音字母」という発音記号が編み出されました。大陸ではピンインというローマ字表記が定められて漢字の英文字表記は全てそれに統一され、子どもの本にも使われています。外国人が中国語を学習するときも必ずピンインで発音を覚えます。
しかし台湾ではピンインはほとんど普及していないようです。絵本や簡単な児童書には全部注音字母がついているのです。注音字母を使っていることは知ってはいましたが、ここまで徹底しているとは知りませんでした。訳のわからない記号が全ての文字についているので、かなり読みにくいです。

ただ、重慶南路のいちばん南の端のほうにある書店は大陸の本も扱っていました。それらの本は簡体字です。そこに足を踏み入れたらあやうく理性をなくしそうになりました。

さらに危なかったのはDVDです。中国ドラマが山のようにあってしかも安売りコーナーにザクザク。30話ぐらいあるドラマが日本のDVD1本分の箱の2倍ぐらいの厚さに収まっているので場所も取りません。時代物もたくさんあるので、どれもこれもおもしろそう〜、と悩みまくりました。ドラマは全部見るのが大変なのでそんなに何本もあったら困ります。

結局本とDVDをダンボール一箱別送することになりました。そんなに買うつもりじゃなかったのに…。


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2931. Re: 台北の本屋さん報告(英語&中国語)

お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/9/20(20:55)

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"杏樹"さんは[url:kb:2906]で書きました:
〉台湾へ行ってきました。当然本屋さんめぐりもしてきました。それで英語中国語両方ということで雑談にしておきます。

極楽トンボです。台湾の本屋さんの話なので天堂蜻蛉と名乗らせてもらいます。実はわたし、漢字も漢語も好きなんですけど、台湾に行ったことがないんです。台北の本屋さん事情、とっても楽しみです。わくわく(読みながら書いています)。

〉まず台北駅の南西、重慶南路という通りに本屋さんがずらっと並んでいます。2階、3階当たり前。英語のコーナーへ行きますと、GRが並んでいました。中国大陸にある中英対照のものではなく、私たちタドキストが多読をするときに手に入れているGRと全く同じものです。PGRもOBWもあります。値段は日本で買うよりも少し安い程度。

ふむふむ、値段的には台湾で英語GRを狙う必要はないということですね。でも、丹念に探すと、日本では絶版になってしまった英語GRが売ってたりすることもあるかもしれませんね。あ、しまった、英語GRの話題だった。GRトンボと名乗るべきだった。名前がいっぱいあると使い分けるのが大変です。

〉また、英語の本のコーナーもかなり広いところが多いです。学習書だけでなく、普通の英語の本もたくさん置いてあります。日本より英語の本は入手しやすいかもしれません。

そういえば、GR以外のふつうの英語の本の話題の時に使う名前を考えていなかったな。Dragonfly of Paradiseかな、それともDragonfly the Paradiseかな。うーん、よくわからないよー。こんど考えておきます。

〉さて、台北には誠品書店という大きな書店のチェーン店があります。その中でもMRT(地下鉄のようなもの)の市政府駅近くに最近できたというピカピカのビルがあります。2階より上が書店で、1階は普通のファッションビルみたいなので最初は「本屋さんがないー」と戸惑いました。
〉それで書店の部分もデザインや雰囲気がとってもオシャレです。5階までずーっと書店です。広くて本もたくさん。児童書のところへ行きますと、日本語や英語の絵本もたくさんあります。ひょっとすると本によっては日英中3言語でそろえることができるかも。もし台北へ行くことがあれば、本屋さんをのぞいてみることをおすすめします。絵本からGRに一般書まで英語の本が手に入れやすいです。

おー、英語と中国語両方で多読やりたい人は台北にゆくのも良さそうですね。わたしも台湾に行ってみよう。

〉ついでに、台北駅は巨大な駅ですが、北側と南側に別々の地下街があります。北側の地下街は一部オタク街のようです。アニメ、ゲーム、パソコン関係のお店がたくさんあります。日本の雑誌が置いてある書店もあります。日本のマンガを翻訳したものもあります。マンガは他の書店にもあります。

サブカルはちょっと苦手。

〉さて、中国語はといいますと…。
〉台湾では繁体字を使っています。日本でも昔使っていた古い漢字です。本も全部繁体字です。私は繁体字でも判読はできますが、簡体字より読みにくいので今回はそれほど「買うぞ!」というつもりはありませんでした。
〉今回の第一目的は台湾マンガです。「英語以外」の広場で中国語300万字の時に台湾マンガを見つけたので紹介しましたが、実際に行ってもっと手に入れたいと思っていました。
〉上で述べた重慶南路の書店でたくさんマンガを置いてある所がありました。しかしほとんどが日本のもの。その中で台湾マンガが少しありましたのでまとめ買いしました。日本のマンガはかなりの量です。とりあえずマンガで多言語を目指す人には、日本で読んだことのあるマンガ、好きなマンガを探すのに役に立ちます。

多読の道をきわめるにはやはりマンガは欠かせないかも。英語マンガの場合、日本語縦書きが横書きになってコマの順番がわかりにくくなってあまり読む気がしないのですが、中国語なら縦書きOKだから読みやすいかも!

〉さて、絵本、児童書ですが、絵本ももちろん繁体字。
〉もともと中国では起源は知りませんがずっと昔に「注音字母」という発音記号が編み出されました。大陸ではピンインというローマ字表記が定められて漢字の英文字表記は全てそれに統一され、子どもの本にも使われています。外国人が中国語を学習するときも必ずピンインで発音を覚えます。
〉しかし台湾ではピンインはほとんど普及していないようです。絵本や簡単な児童書には全部注音字母がついているのです。注音字母を使っていることは知ってはいましたが、ここまで徹底しているとは知りませんでした。訳のわからない記号が全ての文字についているので、かなり読みにくいです。

わたし、注音字母はぜんぜん読めません。こりゃだめだー。

〉ただ、重慶南路のいちばん南の端のほうにある書店は大陸の本も扱っていました。それらの本は簡体字です。そこに足を踏み入れたらあやうく理性をなくしそうになりました。

大陸の本を見たら理性をなくしそうになったというのは、なぜですか?

〉さらに危なかったのはDVDです。中国ドラマが山のようにあってしかも安売りコーナーにザクザク。30話ぐらいあるドラマが日本のDVD1本分の箱の2倍ぐらいの厚さに収まっているので場所も取りません。時代物もたくさんあるので、どれもこれもおもしろそう〜、と悩みまくりました。ドラマは全部見るのが大変なのでそんなに何本もあったら困ります。

ドラマもちょっと苦手。

〉結局本とDVDをダンボール一箱別送することになりました。そんなに買うつもりじゃなかったのに…。

あー、それはよくわかります。わたしも台北の本屋さんに行ったらそうなりそー。これでさしもの杏樹さんもしばらくは中国語多読のネタが尽きませんね。

わたしも中国語多読、始めたいよー。でも英語多読がもう少し軌道に乗るまではできません。二兎を追うものは一兎も得ず、なんてことになったらいやなんです。でも、いつになったら英語多読は軌道に乗るんでしょうか?やっぱPB少しは読めるようになるまでは我慢かなー?


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2932. Re: 台北の本屋さん報告(英語&中国語)

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/9/20(23:26)

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極楽トンボさん、こんにちは。

〉極楽トンボです。台湾の本屋さんの話なので天堂蜻蛉と名乗らせてもらいます。実はわたし、漢字も漢語も好きなんですけど、台湾に行ったことがないんです。台北の本屋さん事情、とっても楽しみです。わくわく(読みながら書いています)。

今度は天堂蜻蛉さんですか。いろいろ変身して楽しいですね。

〉〉まず台北駅の南西、重慶南路という通りに本屋さんがずらっと並んでいます。2階、3階当たり前。英語のコーナーへ行きますと、GRが並んでいました。中国大陸にある中英対照のものではなく、私たちタドキストが多読をするときに手に入れているGRと全く同じものです。PGRもOBWもあります。値段は日本で買うよりも少し安い程度。

〉ふむふむ、値段的には台湾で英語GRを狙う必要はないということですね。でも、丹念に探すと、日本では絶版になってしまった英語GRが売ってたりすることもあるかもしれませんね。あ、しまった、英語GRの話題だった。GRトンボと名乗るべきだった。名前がいっぱいあると使い分けるのが大変です。

同じ投稿の中でもどんどん変身。
GRはそれを目当てに行く必要はありませんが、台湾へ行ったついでにGRを買ってくる、というのはアリだと思います。

〉〉また、英語の本のコーナーもかなり広いところが多いです。学習書だけでなく、普通の英語の本もたくさん置いてあります。日本より英語の本は入手しやすいかもしれません。

〉そういえば、GR以外のふつうの英語の本の話題の時に使う名前を考えていなかったな。Dragonfly of Paradiseかな、それともDragonfly the Paradiseかな。うーん、よくわからないよー。こんど考えておきます。

ではまたそのうちに。

〉〉さて、台北には誠品書店という大きな書店のチェーン店があります。その中でもMRT(地下鉄のようなもの)の市政府駅近くに最近できたというピカピカのビルがあります。2階より上が書店で、1階は普通のファッションビルみたいなので最初は「本屋さんがないー」と戸惑いました。
〉〉それで書店の部分もデザインや雰囲気がとってもオシャレです。5階までずーっと書店です。広くて本もたくさん。児童書のところへ行きますと、日本語や英語の絵本もたくさんあります。ひょっとすると本によっては日英中3言語でそろえることができるかも。もし台北へ行くことがあれば、本屋さんをのぞいてみることをおすすめします。絵本からGRに一般書まで英語の本が手に入れやすいです。

〉おー、英語と中国語両方で多読やりたい人は台北にゆくのも良さそうですね。わたしも台湾に行ってみよう。

台湾はいいところでしたよ。おすすめです。

〉〉さて、中国語はといいますと…。
〉〉台湾では繁体字を使っています。日本でも昔使っていた古い漢字です。本も全部繁体字です。私は繁体字でも判読はできますが、簡体字より読みにくいので今回はそれほど「買うぞ!」というつもりはありませんでした。
〉〉今回の第一目的は台湾マンガです。「英語以外」の広場で中国語300万字の時に台湾マンガを見つけたので紹介しましたが、実際に行ってもっと手に入れたいと思っていました。
〉〉上で述べた重慶南路の書店でたくさんマンガを置いてある所がありました。しかしほとんどが日本のもの。その中で台湾マンガが少しありましたのでまとめ買いしました。日本のマンガはかなりの量です。とりあえずマンガで多言語を目指す人には、日本で読んだことのあるマンガ、好きなマンガを探すのに役に立ちます。

〉多読の道をきわめるにはやはりマンガは欠かせないかも。英語マンガの場合、日本語縦書きが横書きになってコマの順番がわかりにくくなってあまり読む気がしないのですが、中国語なら縦書きOKだから読みやすいかも!

英語のマンガは最近は日本と開き方が同じです。セリフは横書きですが、日本のマンガと読む順番は同じです。
台湾ではマンガも繁体字です。

〉〉さて、絵本、児童書ですが、絵本ももちろん繁体字。
〉〉もともと中国では起源は知りませんがずっと昔に「注音字母」という発音記号が編み出されました。大陸ではピンインというローマ字表記が定められて漢字の英文字表記は全てそれに統一され、子どもの本にも使われています。外国人が中国語を学習するときも必ずピンインで発音を覚えます。
〉〉しかし台湾ではピンインはほとんど普及していないようです。絵本や簡単な児童書には全部注音字母がついているのです。注音字母を使っていることは知ってはいましたが、ここまで徹底しているとは知りませんでした。訳のわからない記号が全ての文字についているので、かなり読みにくいです。

〉わたし、注音字母はぜんぜん読めません。こりゃだめだー。

慣れれば無視して読めるかもしれませんが、あまり食指が動きませんでした。

〉〉ただ、重慶南路のいちばん南の端のほうにある書店は大陸の本も扱っていました。それらの本は簡体字です。そこに足を踏み入れたらあやうく理性をなくしそうになりました。

〉大陸の本を見たら理性をなくしそうになったというのは、なぜですか?

繁体字の本は読みにくいからあまり買わないつもりだったのです。確かに大陸へ行ったときよりはブレーキがかかりました。しかし簡体字の本があったらブレーキがきかなくなるじゃないですか。

〉あー、それはよくわかります。わたしも台北の本屋さんに行ったらそうなりそー。これでさしもの杏樹さんもしばらくは中国語多読のネタが尽きませんね。

〉わたしも中国語多読、始めたいよー。でも英語多読がもう少し軌道に乗るまではできません。二兎を追うものは一兎も得ず、なんてことになったらいやなんです。でも、いつになったら英語多読は軌道に乗るんでしょうか?やっぱPB少しは読めるようになるまでは我慢かなー?

PBじゃなくても、自分の好きな本の探し方がわかったら軌道に乗ると思います。常に「読みたい本」が手元にあるとか、好きなジャンルの本が見つかるようになるとか。そうしたら少しぐらい別の言葉の本を読んでる間中断してもすぐに再開できます。
それか、中国語のごくやさしい本をコツコツそろえていって準備しておいて、「中国語が読みたい」と思ったら時々のぞいてみる、とか。

それでは…。


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