Re: 杏樹さん、ありがとうございます

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/1(09:24)]

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12199. Re: 杏樹さん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2011/3/21(17:16)

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"杏樹"さんは[url:kb:12198]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。

 杏樹さん、いつもありがとうございます。

〉〉2500万語といってもだからどうしたというか、そもそも数えていたわけでもなく、書評システムを利用していたら、通過しましたよといわれたというだけで、さほど感慨はないのですが、最近の様子を少し。

〉フランス語も英語も順調ですね。

 英語はここまで来ると、順調とか順調じゃないというレベルでもないのかもしれませんね。

〉〉多読は2005年の後半に始めたので、5年半といったところでしょうか。最近はフランス語多読にはまって、英語はもう、好きな本を読むというだけで、「練習のために読む」ということはしなくなっています。

〉2500万語まで来ると、レベルも何も関係なくなってくるんじゃないでしょうか。私はまだ1000万語なのでそこまでいくとどうなるかよくわかりませんけれど。

 ただ、目標本のうちBrian Lumleyのホラーが読めてないんですよ。日本語訳を読んでも結構難しいので、しょうがないかとも思うんですけど。

〉〉 ただ、どーりで本棚に本が満杯になって溢れてきたなとは納得。天井まである本棚三本買ったんですけど。

〉25000万語分だとすごいでしょうね。私はそこまで行ってないのに、本棚を置く場所もなくダンボールが積み上がって倉庫のようになっています。

 私も押し入れに巨大段ボールが(私も入れるぐらいの)。

〉〉 Tsitsi DangarembgaのNervous Conditionsを一昨年読みました。それ以来、英語にとって異文化なものを英語で読むことに興味が出てきました。といっても、日本語でも入手可能な時はそちらにしますけど、インド、アフリカなど。今狙ってるのが中国もので、これは日本語訳がないか探すつもりです。

〉「英語で異文化」もおもしろいですね。

〉〉 フランス語を始めたのも、今考えるとその、異文化の影響というのがあって、アメリカの大統領のいうことにとりあえずは反対するのがフランスの大統領というイメージがあって(サルコジ氏から変わりましたけどね)、元は英語の前のヨーロッパ公用語でしたし、ある種、英語を相対化できるのはフランス語しかないと思って、始めたところがありました。

〉それは言えますね。英語だけでも日本語の情報より世界が広くなると思いますが、それにフランス語が加わったらさらに違う見方ができると思います。

 アフリカとか、アジア圏でも公用語的なところがありますし、文化の幅が広くなることを期待。

〉〉 フランス語を始めた時は、次はドイツ語と思ったのですが、今は、スペイン語とアラビア語かなと思っています。違いは、ドイツ語は過去に栄えた言語だけれど、今世界で面白いのはラテンアメリカとアラビア諸国だと思うからです。
〉〉 過去の文学作品を読むことから未来志向に変わったと言えば聞こえはいいけど、アラビア語なんてどう手をつけたらいいんだろう……? 確か柳家花禄がテレビのアラビア語講座で生徒をしていたから、あれを入手すればいいんだろうか?

〉「未知言語のとっかかりに『○○語が面白いほどみにつく本』」というおすすめ投稿をしたことがありますがいかがでしょうか。アラビア語もあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-n-e&c=t&id=1422]
〉…と、思ったら柊さんのレスもついてました。アラビア語はすでに挑戦済みだったんですね。

 とりあえず手を出した言語は、いっぱいあります。でも、アラビア語は単語一つも覚えていない。

〉〉 あと、ベンガル語にも興味があるのは、ジュンパ・ラヒリがベンガル人らしいというからではなく、サタジット・レイが江戸川乱歩の少年探偵団風のフェルダー・シリーズを書いた言語だから。話者人口も多いようですしね。
〉〉 できたら中国語も、とか、韓国のコメディ・ドラマが好きなので韓国語もとか(パク・ヨンハはショックでした)、考えますが、どこまで行けるやら。
〉〉 韓国語はせめて野球の森本稀哲の、名前の意味とか由来とかが知りたいんですが。あれたしか「ヒチョル」という韓国名前でしたよね。ラジオの韓国語講座の先生もヒチョルという名前だった。
〉〉 字を見ると、何か哲学的な意味がありそうに思えるのですが、日本語の「太郎」とかだったらどうしよう?(いや、どうもしないだろう)

〉やっぱり柊さんは多言語オタク…。中国語も韓国語も「面白いほど身につく本」がありますが、さすがにベンガル語はないですね。

 やっぱりオタクですか? 白水社のニュー・エクスプレスにはあるみたいなので、その辺りか、いっそ英語かフランス語を経由しようか……。その発想がオタクなのか?

〉〉 歴史にも相変わらずはまっていますが、それも最近は少し変わってきて、一番好きだったテューダー朝ものに興味がなくなりました。前にも一度あったので、また戻ってくるとは思いますが、今は他の国や時代に興味が移っているところです。フランスが少しと、メディチ家のイタリア、ハプスブルク家、それにムガール帝国。エジプトは、クレオパトラ・セレネ、ハトシェプスト、ネフェルティティ、ニトクリス、アンケセナームン辺り。日本だと持統天皇かな。

〉テューダー朝は一時休止ですか?

 はい。同じ話ばかりで、書く人によって少し違うだけなので飽きてきました。またそのうち、読みたくなると思います。

〉ハプスブルクはミュージカル「エリザベート」以来ハマりっぱなしです。

 シシィですか? Sissiというフランス語のMon Histoireと英語のRoyal DiariesのPrincess Brideを読みましたが、あまり幸せじゃなかったようですね。宮廷生活が合わなかったような印象を受けました。ミュージカルも見てみたいです。衣装とか綺麗だろうなあ。

〉〉 イングランドの歴史やってるときから気づいてはいましたけど、女性ばっかりですね。あんまり男性に興味がなく、その隣で奔走する王妃とか、牛耳る寵姫とか、数少ない女王とかにいってます。一番好きなJean Plaidyが、基本的に女性が主人公のものしか書かなかった影響かな。
〉〉 何かあんまり、男性が歴史を動かしている実感がない。
〉〉 なので、メディチ家もカトリーヌさんだし、ハプスブルクもマリア・テレジアや、スペイン・ハプスブルク家のアンヌ・ドートリッシュ。ムガール帝国もジャハナラ・ベグムやヌー・マハールですね。

〉どの人もおもしろそうですね。マリア・テレジアはあれだけの政治力のあった人なのに、憧れのプリンスと結ばれてラブラブで家庭にも恵まれていたのがすごいです。フランツ・シュテファンと一緒の棺に入ってますし…。しかもかなり豪華なバロック装飾の。

 え、そんな棺なんですか? 仲のいい夫婦だったのは知ってましたけど、一緒の棺でバロック? 見てみたいですねー。

〉それでは〜。

 はーい。


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12200. マリア・テレジアの棺

お名前: 杏樹
投稿日: 2011/3/22(01:35)

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柊さん、こんにちは。

〉〉やっぱり柊さんは多言語オタク…。中国語も韓国語も「面白いほど身につく本」がありますが、さすがにベンガル語はないですね。

〉 やっぱりオタクですか? 白水社のニュー・エクスプレスにはあるみたいなので、その辺りか、いっそ英語かフランス語を経由しようか……。その発想がオタクなのか?

英語経由で他の言葉を学ぶのはけっこういいみたいですよ。ヨーロッパ語は英語の方が意味が伝わりやすいですし、マイナー言語は日本ではテキストが見つかりにくいですから。

〉〉〉 歴史にも相変わらずはまっていますが、それも最近は少し変わってきて、一番好きだったテューダー朝ものに興味がなくなりました。前にも一度あったので、また戻ってくるとは思いますが、今は他の国や時代に興味が移っているところです。フランスが少しと、メディチ家のイタリア、ハプスブルク家、それにムガール帝国。エジプトは、クレオパトラ・セレネ、ハトシェプスト、ネフェルティティ、ニトクリス、アンケセナームン辺り。日本だと持統天皇かな。

〉〉テューダー朝は一時休止ですか?

〉 はい。同じ話ばかりで、書く人によって少し違うだけなので飽きてきました。またそのうち、読みたくなると思います。

〉〉ハプスブルクはミュージカル「エリザベート」以来ハマりっぱなしです。

〉 シシィですか? Sissiというフランス語のMon Histoireと英語のRoyal DiariesのPrincess Brideを読みましたが、あまり幸せじゃなかったようですね。宮廷生活が合わなかったような印象を受けました。ミュージカルも見てみたいです。衣装とか綺麗だろうなあ。

エリザベートは自由に育ち、お妃教育も不十分だったため、宮廷の作法になじめなかったんです。姑にいびられたあげく心身症を患い、転地療養をして宮廷に戻ってくるとまた再発、転地の繰り返しでそのうちヨーロッパ中を放浪するようになりました。
ミュージカルは日本でも何度も上演していますので、機会があればどうぞ。
ウィーン版のDVDも日本で字幕付きで売ってます。
ただ、かなり「ヘン」なミュージカルです。ハプスブルクの没落を象徴的に表しているようなアヤシイ雰囲気です。そもそも「死」という存在がエリザベートにつきまとっていますので。
音楽がとても耽美で、ずぶずぶハマっていきます。

〉〉〉 イングランドの歴史やってるときから気づいてはいましたけど、女性ばっかりですね。あんまり男性に興味がなく、その隣で奔走する王妃とか、牛耳る寵姫とか、数少ない女王とかにいってます。一番好きなJean Plaidyが、基本的に女性が主人公のものしか書かなかった影響かな。
〉〉〉 何かあんまり、男性が歴史を動かしている実感がない。
〉〉〉 なので、メディチ家もカトリーヌさんだし、ハプスブルクもマリア・テレジアや、スペイン・ハプスブルク家のアンヌ・ドートリッシュ。ムガール帝国もジャハナラ・ベグムやヌー・マハールですね。

〉〉どの人もおもしろそうですね。マリア・テレジアはあれだけの政治力のあった人なのに、憧れのプリンスと結ばれてラブラブで家庭にも恵まれていたのがすごいです。フランツ・シュテファンと一緒の棺に入ってますし…。しかもかなり豪華なバロック装飾の。

〉 え、そんな棺なんですか? 仲のいい夫婦だったのは知ってましたけど、一緒の棺でバロック? 見てみたいですねー。

ウィーンへ行ったときに実物を見ました。でっかい棺です。そこはハプスブルク家代々の墓所になっている教会で、地下に歴代皇帝の棺がずらーっと並んでいるので、なかなか壮観です。
写真が見つかりましたので貼っておきます。
[url:http://photozou.jp/photo/show/197575/21909464]

それでは〜。


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