(約)2000万語通過

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/17(13:10)]

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11996. (約)2000万語通過

お名前: 柊
投稿日: 2010/6/19(18:46)

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 柊です。1996万語ぐらいなのですが、次に書き込みができるのが1ヵ月後ぐらいなので、早めに報告しちゃいます。私のケータイ読めるんですけど、書き込みができないんですよね。

 1000万語から特に何か変わったという意識は少ないんですが、気がつくとDavid Handlerの推理小説の筋を追うのがそれほどきつくなくなっています。ちょっと集中して読めばあらすじはきっちり押さえられます。
 あとは、なんだろうなあ。GLAYのAll standard is youという曲で、ニューヨーカーのラップの入ったヴァージョンがあるんですが、ところどころ単語が聞こえるようになりました。
 去年の後半から今年の初め辺りに、いつも読んでいる新聞の英訳版を購読したのも、何となく役に立ったかなと。日本語を訳しましたという感じの英語でしたが、いつもと違う英語を読んで珍しかったのと、政府関係の単語が少しわかるようになりました。16世紀イングランドの歴史知識とそれを合わせると、大臣や何かを意味する単語のイメージが違いすぎて「う゛ーん」ですが。

 面白かった本はやっぱりJean PlaidyのPlantagenetsですね。プランタジネット王朝というイングランドの王家を、12世紀から15世紀まで順々に書いていったものです。その辺りはつぎに誰が王様になるのかも知らないし、なるべくわかっちゃわないように気をつけて、歴史書など読まないようにして読んだので、はらはらしました。

 それから小公女の続きのWishing for Tomorrow。サラが去ったあとのミンチン学校では何が起きたかという話です。悪役だったラヴィニアやミス・ミンチンにも見せ場があったのが何より嬉しかったです。

 あとはマリー・アントワネットもののThe Bad QueenとThe Queen's Confession。前者がCarolyn Meyer、後者がVictoria Holt(Jean Plaidy)と作者が違うのですが、何となく似た雰囲気だったので、順番に何度も読みました。
 両方とも、何でアントワネットが処刑されるほど嫌われたのかを追及していて、面白かったです。でも、その後読んだLouis the well belovedとthe road to CompeigneというJean Plaidyの小説を読むと、1番悪いのはルイ15世とその愛人たちという気がしました。

 現代ものではDavid HandlerのBerger and Mitryシリーズ。推理小説で、探偵役の恋愛あり、事件の背景に社会的なものがありで、盛り沢山です。さほど残虐シーンがないのも良かったです。

 今読んでいるのはThe Confessions of Catherine de Mediciです。毒殺魔、独裁者と悪名高いフランス王妃を、メディチ家のお姫様だった頃から丹念に書いたもので、今までと違ったCatherineが魅力です。でも多分、読み終わったらPlaidyの方を再読するんだろうなー。

 1000万語の頃でも2000万語というと雲の上という感じでしたが、実際なってみると、そうでもありません。でもそろそろ、YL判定に自信がなくなってきました。

 長いところお読みいただいてありがとうございます。ではHappy Reading♪


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12007. Re: (約)2000万語通過

お名前: ミッシェル
投稿日: 2010/7/8(23:33)

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柊さん,はじめまして。
2000万語(aboutで)ですか・・・もう私の感覚を超えすぎています!
20,000,000語って書くとなんかもっとすごいです。2×10^7語とか書くともう訳分からなくなっちゃいますけど(爆)。

柊さんの通過書評は私があと数年後?にきっと出会うものだと信じて,しっかりチェックしておきました!
多読ビギナーの私にとって,柊さん,杏樹さん,他掲示板の諸先輩方の存在は,多読は「楽しく続けることができれば」きっと結果がついてくる,という,うーん・・・なんというか安心感のようなものを与えてくれます。

きっと「楽しく続けること」が一番難しいんだろうな,と思いつつ。
というわけで,Happy Reading。


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12105. Re: ミッシェルさん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2010/11/9(08:49)

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おっそろしく遅くなりましたが、ミッシェルさん、レスいただいていたようでありがとうございます。

 私の通過本はあまり「誰でも通る道」という本ではないですが、歴史物を英語で読むと、英語がわかるようになった醍醐味を味わえるかと思います。Plaidyだと「リチャード三世を愛した女」しか翻訳がありませんし。
 Wishing for Tomorrowは小公女が好きな人なら誰でもおすすめで、こちらは割と万人向けかと。長さとか読みやすさを考えても。
 The Bad Queenも誰にでも勧められる本だと思います。

 Plaidyはちょっと歴史っぽいものを、というよりは、本格的な歴史物を、というときにおすすめです。本当に歴史を味わいたい場合は、少し難しい上に大分長いですが、Katharine of AragonかMurder Most Royalがおすすめです。もう少し手軽なのはMary, Queen of Franceかな。
 フィリッパ・グレゴリーとかの最近の人気作家と違って、「読み出しでぐっと引きつける。中だるみしないようにここで思いもよらぬ展開に」とはならないですが、この人についての小説何冊も読んだけど、やっぱりプレイディーだよなーという風に私は毎回思います。

 ちょっと長い上に大分遅くなりましたが、過去ログを読む方もいるだろうしと思って、詳しめに書いてみました。


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