akoさん、ありがとうございます

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/17(13:16)]

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11985. akoさん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2010/6/7(23:56)

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akoさん、お待ちしておりました。

ちょっとカットしつつ…。

〉杏樹さん、しばらくです。akoです。
〉ついに壱千萬語の大台突破、おめでとうございます!!!

ありがとうございます。

〉駆け付け一言投稿しかできず、すみませんでした。
〉なんたって杏樹さんの人生一度きりの一千万語通過の時ですし(←誰にとっても、生涯一度でしょう(笑))
〉杏樹さんは、私の多読開始の初期の初期にとても好意的な励ましを下さった恩人先輩です。
〉これは是非、お礼も兼ねたお祝いを、と思い、ちょっと時間をいただきました。

akoさんの投稿はいつも力が入っていて、読むほうもドキドキします。

〉〉ついに1000万語通過しました!(あ、英語です)。
〉〉通過本は「The Lord of the Rings」です。

〉おめでとうございます!! 納得の選択ですね。

思いつきみたいなものですが…。

〉>そう、多読を始めたときのとお〜い、とお〜い目標本。

〉そうでしたよねぇぇぇぇぇぇえええええ〜〜〜…  ほんとにねぇぇぇぇえええええ〜〜〜
〉その遠い年月を想いますと、しみじみでございます…

そこまで伸ばしていただきますと、遠さがしみじみとしみわたって感慨もひとしおです。

〉>400万語の時に一度大キリンで読んでみましたが、ほとんど予備知識で補って、理解度はものすごく低かったです。ですからいつかはリベンジを…と思っていました。そしてついにリベンジを果たして1000万語通過しました。

〉ええ、ええ、もう、よ〜〜〜く知ってますとも、覚えてますよ、その時の投稿を。
〉投稿から立ち上る嬉しさと悔しさ、ご自分の英語力の冷静な自己分析も入った実にリアリティのある投稿でした。
〉だから、このリベンジの気持ちは、本当によくわかるつもりです。

覚えておいでで…。ま、あの時は現場にも居合わせたことですからねー。

〉〉なんで1000万語を待たずにフランス語に走ってしまったのか?我ながら謎でしたが、

〉ありますねー、そういうの。
〉アッチをやりたいはずなのに、つい、コッチに引っ掛かる、というパターン。
〉試験前夜に、つい懐かしのマンガを読みだしたら最後、最終巻まで止まらなくなるとか…。
〉(ガラかめ1巻から読み出したら最後、あああ(←体験あり、爆)

ガラかめは読み出したら止まりませんよ〜。試験前に読むもんじゃありませんよ〜。

〉>それでもすこーしずつ英語の語数が増えてきて、ふと思いました。「指輪物語」は「ホビットの冒険」を合わせると50万語以上ありますから、これを1000万語通過本にすれば、40数万語で読み始めたら1000万語まで一気に行ける!

〉むふふふふふ…、日頃から無計画多読を自覚されてるわりには、綿密であられます、閣下(笑)
〉あ。もちろん、大台記念の通過本の時だけ、のことでございますですね!(汗!)

一つの本でこの語数ですから、別に計画を立てなくてもいけてしまうのです。

〉〉そしてフランス語が100万語通過して、英語の本を何冊か読んで、40数万語になったところで「指輪物語」を読み始めました。

〉「英語の本を何冊か読んで」…、だなんて、まぁー、
〉英語読むのが、そのへんの本を読むかのようにありきたりで当たり前のことみたいに…。
〉いや、「みたい」じゃなくて、ほんとに普段の当たり前の習慣になった、ということなんですね。

おお、それはいいことに気を付かせてくださいました。そう、「英語の本を読む」なんてこんなに軽々しく言ってのけてしまうとは、すごい変化ですね。

〉〉「The Hobitt」を読み始めてみますと、なんだかわかりやすいです。これ、もっとレベル高いはずじゃなかったっけ?と思いました。

〉ありますわぁー。わたしもそういう体験。
〉「自分がそんなレベル高いのを読めるはずがない!」というのが、
〉長年の思い込み、というか、もう、脳のシワの一本一本に染み付いております(笑)

まさしくその通りで…。私はいまだにヨコ文字を見ると反射的に「アカン、わからん」思ってしまいます。で、読んでみたら内容がわかってしまって「なんで?」と思います。

〉>出だしは読みやすいのかもしれません。前に読んだときも、
〉>どうせ自分にはまだ読めるはずがないから中をのぞくだけでも…と思って開いて見ました。

〉わかるーー! どうせ読めるはずないけど、とりあえず、という、その気持ち!!

えーと、これは最初に読んだときの回想で…。

〉>そうしたら意外と読み進めることができたのでそのまま読んでしまったのです。

〉ありますねー、そういうの。これ、キリン読みの成功パターンですね。
〉何しろ、いつ自分が、どういうことで英語が上達?しているか、あまり実感できないので(多読の短所?)、
〉難しいかも、と思ってもとりあえず、のぞいてみるという姿勢は推奨ですね。

そのために投げ技があるのです。

〉>前に読んだときは何が書いてあるのかほとんど理解できないまま無理矢理読み終えました。

〉うわー、よく頑張りましたねえー。ワタシはそういう本は即刻、投げの刑に処す、ですわ。(←モノは言い様(笑))

そういえばなぜ投げずに読んじゃったんでしょう?自分の報告を読み返す必要があるかも。

〉〉しかし今回は確かに難しいとは思いましたが、ほぼ内容を理解して読むことができました。

〉そうだったのですか〜〜、お嬢様、、、よくそこまでお育ちになって…(涙、ハラハラ(TT)
〉爺は…、爺は…、もう思い残すことはありませんです、、、

いつのまにじいやに…。
akoお嬢さまも知らないうちにお育ちになっているのでは。

〉〉風景や地形の描写が細かくて、そのあたりが難しいようです。

〉風景や地形の描写がクリアにわかるって、相当ですよ。
〉アヴォンリーのだらだらした坂道を… あああ、不毛な思い出が(←赤毛のアン冒頭玉砕経験者(笑))

赤毛のアンも冒頭は風景描写で読みにくいらしいですね。

〉〉一度閉じた本を開いても、どこを読んでいたかちゃんとわかります。

〉これは実に面白い現象ですね。
〉そうかー。英文ビッシリの字面に慣れたかどうかが、これでわかる、と言えるかも。

私もビックリしました。

〉〉しかしこの本は難易度が揃っていないというか、わかりやすいところとわかりにくいところがムラがあるように思います。私の読む能力の方が問題なのかもしれませんが、特に地形描写が中心になるような部分はわかりにくいです。わかりやすいところはスムーズに進むのですが。

〉読んでみたからこそ判明したのですから、読んでみてよかったですね。
〉どういう描写場面が苦手なのか弱みが判明すれば手の打ちようもありそうです。

手の打ちよう…あるんでしょうか?あるとしたら「読んでいれば読めるようになる」を期待するしかないんですけど。

〉〉多読前は知っているはずのなかった単語がたくさん「わかる」ことがわかりました。いつの間に覚えたのかわかりませんが、とにかく「いつのまにか」覚えている、それも「単語を覚えた」ではなく「わかる言葉が増えた」という感じです。

〉その感じ、すごくわかります。
〉だから「勉強したような気がしないのに」という感想につながるんだと思いますが、
〉それらの単語に相当回数、接した、ということなのでしょう。

やっぱりそこが「多」読ですね。

〉>「指輪物語」を読んでいる間に覚えた言葉もあります。最初は単なる未知単語だったのが、何度か出てくるうちにすっかりわかるようになりました。

〉同じ作品や同じ作家の本って、文体だけでなく、好んで使われる単語にも個性がありそうです。

ありますね。よく出てくる言葉。

〉〉「ああ、これが読めたら…」と指をくわえているしかありませんでした。そのころ、辞書を引きながら英語の本をいくつか読んでみた結果、「辞書を引いても読めないものは読めない」ということを痛感していました。

〉そうですよねぇぇぇぇ〜〜〜 わかりますわぁー ヒトゴトじゃないですわー、涙ハラハラ、、、
〉成人して以降に、こういう「指くわえ時代」があると、(それも年単位(笑))
〉ほんと「自分は英語デキナイ」「わからない」という実感の記憶が鮮明ですからねぇぇぇ

英語は今もできるとは言えません。ただ、英語の本を見ても指をくわえることはなくなりましたね。今は未読本が積みあがっていくのが怖いだけで…。

〉〉400万語通過の時は大キリンで、本当にこれがもっとわかる日が来るのだろうかと思いました。
〉〉それが、本当に、本当に読める日が来たのです。

〉杏樹さんが感動してるのが伝わってきますわ〜。

感動をわかってくれてうれしいです。

〉〉確かにまだ難しかったです。わかりにくいところもありました。でも「指輪物語」が辞書も引かずに(時々引きましたけど)、普通の本を読むように読めるようになったのです。
〉〉本当に「読んでいればいつかは読めるようになる」んですね。

〉継続は力なりですね。  …う。平凡なことわざ書いてすみません、、、

いえ、それこそ多読の真髄で。

〉>ああ、万年レベル3に悩んだ日々…。もともとの英語力が低いから、多読しても読む力には限界があるのではないかと思ったこともあります。でも「指輪物語」がこんなにわかるようになるなんて、やっぱり多読ってすごいです。

〉淡々と、基本的にはほぼ同じペースで継続されてきた杏樹さん「が」、すごいです。。。。

同じペースってあまり続かないです…。

〉>一番すごいのは「勉強していない」ことです。文法の勉強や単語暗記をしたりせず、いつのまにか読めるようになったので、なんで読めるのか、あんなに難しかった本がなんで読めるのか、自分でもよくわかりません。

〉なんと、、、、、リアリティのあるセリフ。。。。

akoさんもそう思いません?

〉〉さて、フランス語で100万語通過して、さらに英語の本を読んでみようと未読本を発掘したら出てきたのは…。
〉〉Dragon Slayers' Academy

〉そ…、そういう有名本が、未読本としていつのまにかお部屋にあるんですね…(さりげなく動揺中)

未読本はタドキストの証ですので…。

〉〉1冊1万語ぐらいなので、フランス語で1万語読んでDSAを1冊読む、というサイクルで行けばフランス語と英語がバランスよく読んでいける計算です。

〉やっぱり綿密であられます、閣下(笑)

ここはちゃんと計画を立てました。でもそれも「指輪物語」に突入するまでのつかの間のできごとで。読み終わったらこのペースを復活させて英語とフランス語を交互に読んで行きたいと思っていたのですが…思っていたのですが…。実は…またもや突発事態が…。

〉〉巻が進むと最初のおバカぶりとちょっと雰囲気が変わってきましたが、全体的にギャグマンガのような感じでどんどん読み進むことができました。レベル3あたりで何を読んだらいいか悩んでいる人がいたらお勧めしてみたいです。おフザケ、ギャグが好きかどうか確認してから…。

〉おおー! おフザケとギャグ、それは間違いなくワタシ向き。
〉ご紹介ありがとうございます。

そういうことでしたら、ぜひお読み下さい。1巻の始めの方はちょっと読みにくいですけど…。

〉〉そしてこれが9巻まで来たところで940万語越えたので、このへんで「指輪物語」を読み始めたらいいだろうと思って読み始めました。まず「The Hobbt」からです。(…ということで、「指輪物語」報告に戻る)。

〉いやぁー、充実した報告ありがとうございました。
〉聞いていて気持ちいいくらい、実に濃密な多読ライフを送っておられますね。

そういえばDSAも9巻って中途半端ですね。私の多読ライフは中途半端だらけです。

〉〉★多読と勉強

〉キタ〜〜〜〜〜〜! …あ(汗)、、、いや、え〜〜と、失礼しました(笑)

なにかご期待でもされたのでしょうか。

〉〉さて、1000万語読むのに7年半かかりました。
〉〉最初多読を始めたときはいくらなんでも「指輪物語」が読めるようになるなんて、と思いました。もしそのとき7年半かかると言われてたら「そんなにかかるの?!」と思って腰が引けたかもしれません。

〉ははは。たしかに。
〉7年前の時点で、杏樹さんに英語レベルチェックした人がいたとして、
〉「アナタのイマノエイゴリョクデハ、ユビワヨメルヨウニナルマデ、7ネンカカリマース」
〉と予言ができた人がいるだろうか…。

予言されたらそれはそれで困るでしょうね。

〉これから7年かかりますと言われて感じる7年と、いつの間にか経過した7年って、
〉自分の中に残る感覚は違いますよね。
〉あたしゃー、ハタチの頃、今の自分の年齢を想像すると、恐怖オバタリアンしか思い浮かびませんでしたが、
〉実際、今の年齢になってみると、なーんだ、少女Aが少女Bになったくらいか(爆)
〉ちなみに今の年齢は、まあ、言ってみれば、AKBよりは年上(笑)
〉すみませ〜ん、祝辞の席だもので、つい雑談が。
〉お詫びに、以下は多少真面目に…。

そうですねー。7年があっという間…。私もそういうお年頃になっているのに、AKBよりは上だけどね、レベルの感覚。こわっ。

〉〉多読が効率が悪いような印象を与えるのはそういった部分かも知れません。100万語読んでもPBは読めないし。

〉初めて多読をやってみようという人が、100万語という数値をどう受け取るかが、実に多様なようなのですよね。
〉上達につながる、けれど資格検定類の点数保証する数値だと思い込むのは早計かもしれない、とか、
〉どういう読み方(飛ばし方、投げ方)をしていくかで、同じ語数を読んでも得られる結果が違ったり、とか。
〉100万語に到達するまでの期間を、最低限の試行錯誤の継続期間だと考えることも可能ですしね。
〉“いついつ”までに“ナニナニ”ができるという言われ方をしないと、なかなか続かないという人には、
〉当面の便宜的な到達目標としては有効ですし、
〉100万語読んでみて初めて、今後も自分のやり方として続けられるかどうか、ということがわかるとか、
〉本選びが自在にできるようになったり、自分で判断できるようになる、といったところでしょうか。
〉ただ100万語読むまでの期間に、相当得るものがあるのも間違いはないところですよね。
〉ワタシなど10万語でも得るものがありましたから。

ふむふむ。確かに多読法で100万語読むと英語の感覚が変わりますからね。

〉>でも例えば遅めの設定で1年に100万語読んだとして、5年で500万語読んで、そのあたりまで来ると英語との付き合いが一生ものになる…というアプローチならどうでしょうか。

〉これ、とーってもいい言い方ですね。
〉「○○をすれば英語ができるようになる!」みたいな扇情的な言い方は、
〉もう新聞やネットの本の広告で耳タコ状態ですが、
〉英語との付き合い方が一生ものに…、という言い方は新鮮です。
〉SSSの標語に推薦したい。

いいのかなー。ともかく英語教材の謳い文句は信憑性に欠けますからねー。いえ、教材自体は確かにいいのでしょう。効果のある勉強法もたくさんあります。でも一番の問題はやる人の方で。続かないんですよね、勉強。それで挫折して終わってしまう。

〉〉そもそも語学の勉強は手間ヒマかかるものです。何ヶ月とか、1年とか学習期間が設定された語学教材をしてたとして、それはそれで真面目に勉強すればそれなりに力は付くでしょう。でもどんな勉強をしても、数ヶ月や1年で英語が「マスター」できるわけではありません。ペラペラしゃべってPBを読みこなし、メールのやり取りも映画を字幕なしで見るのもOK!というレベルになるにはよほど大変な勉強をしなくてはいけません。それならば、数年にわたって面白い本をたくさん読んでいくのと、どれだけ効果が違うのでしょうか。少なくとも多読の方が効率が悪い、ということはないと思います。試験のための勉強など特別な目的のための勉強なら別ですが。

〉あまりに同意箇所が多くて、圧倒されてしまいました(笑)
〉引用を切ってコメント差し挟むことができませんです(笑)

むりにコメントしなくてもかまいませんよー。

〉〉ただ、多読だけで何でもできる、と主張するのも原理主義的な考え方です。
〉〉多読は英語の強力な土台作り、基礎作りになると思います。もしもっと高度な英語力を身につけたいと思ったら、それはそれで目的に沿った勉強が必要です。そう、「目的」が重要です。英語で何がしたいのか、何が必要なのか、それを自分で考えて、自分に必要な英語を身につけていくという姿勢が必要です。

〉このあたり、ですね。
〉そりゃー、機関車トーマス多読だけでTOEFL高得点は難しいと思います〜(すみません、例が極端すぎ(笑))

すごい例え…。

〉〉でもそんなにたいして英語が必要じゃないとか、必要じゃないから勉強する気にならない、ということなら好きな本を読んでいればそれでいいでしょう。そこは自分で取捨選択することです。

〉そう! 自分で取捨選択、まさにそれ。
〉どういう必要性で英語をやっているのか(やらざるを得ないのか)が明確な人は話が早いです。
〉目下、英語が仕事でもない、収入も関係ない、明日の仕事が英語でプレゼン、というのでない限り、
〉英語との付き合い方は、自由自在の自分次第ですもの!

おお、名言。英語との付き合い方は自由自在!標語にしたいぐらいです。

〉>多読は自分が英語と付き合うための基礎作り、土台作りだと思います。
〉〉多読と勉強は対立するものではなく、勉強したい人には多読を土台にすれば語学力を上げる強い助けになり、勉強したくない人もそれなりに英語がわかるようになっていくというフレキシブルな「勉強法」だと思います。

〉会場、し〜〜ん、、、、、←あまりにも見事な解説に圧倒されて声(文字)が出ない状態。

大げさなんですが…。

〉〉★単語、辞書について
〉〉まず小ネタ。「指輪物語」を読んでいて、知らない単語をいつの間にか覚えていることに気が付きましたが、それでもわからない単語が出てきたら辞書を引きました。
〉〉そこでやはり英英辞典がいいなと思ったところがあります。

〉以下、省略させていただきますが、わかりやすい好例でした。
〉私は英英なんて、以前は縁なき衆生だったですが、何と今はOALDならかなりラクに読めるようになりました。
〉学習者用に易しい英語で書かれてるからだと思いますが、
〉わたしは英語が専門ではないし、辞書についてはOALDだけで十分。
〉英英辞典を読めるようになるために多読してきたわけではないですが、
〉結果的に自分に必要なことはできるようになった、、、というわけですが、
〉易しい英英は実に楽しいですね、というか、楽しいと感じられるようになった、ということになります。

英英辞典なんて、自分には縁のないものだと思ってましたね。
辞書倶楽部の雑用係さんはpicture dictionaryもいろいろご存知のようですよ。辞書倶楽部をのぞいたらおもしろいものを教えてくれるかもしれません。

〉〉やはり辞書を引きながら読むと速度が落ちます。ということで、あまりマメに、ではなく適当に、速度を妨げない程度に、そしてあまり期待をしないで引くというスタンスで引くのがいいと思いました。

〉「あまり期待をしないで」というところがいいですね(笑)
〉杏樹さんの以前の辞書ひき実験の投稿も、みな読んでます。
〉わたしは、辞書を引かないとわからないものは読まない、というようにやってきたほうですが、
〉辞書を忌避も否定もしているわけではなく、
〉辞書には引き時がある、と思っていて、これがその時、と思う時は使っています。
〉杏樹さんの当時の投稿は体験を読むだけでしたが面白いと思いました。

引き時も多読をしているうちに感じ取れるようになるんじゃないかと思います。でも私が辞書を引いてるのは辞書を引くのが好きだからで、好きじゃない人は引かなくていいですから。

〉多読原則の良さを認めることと辞書好きということは決して対立することではないですから(と私は思いますから)、
〉辞書については、辞書好きを自認する多読好きの皆さんが、
〉上手な辞書との付き合い方を洗練させていってくだされば、と思います。

でも引きたくない人まで引きかたを習得しようと思わないで欲しいですね。辞書なんかなくても英語の本は読めますから。

〉〉それから、英語学習の掲示板でRy0tasanが言っていましたが、語彙を増やすには一定の速度で読む必要があるということです。

〉あー、これも同意です。
〉必要な速度が保たれていると、英語を読んでいる、という感じが減ってきて、
〉内容だけが入ってくる、という感じになりますよね!

「内容が入ってくる」!その通りです。

〉〉多読とは、とにかく最初は「三原則を守って読むこと」で、多読の効果はその結果「体感」するものだということになっています。体感するのが大切だから理屈抜きにとにかく読んでみろ、ということです。特になぜ辞書を引いてはいけないのか納得できない人には無理矢理にでも「とにかく辞書を引かないで100万語読んでみてください」と言うしかありませんでした。

〉そうだったのですかー。
〉とりあえず原則だけは言ってみたものの、原則の理由が語れなかった、というわけですね。
〉なんか、今までの長年の杏樹さんのいろんな人への(特に多読を始めて日が浅い人への)アドバイスの経緯と事情がわかってきたような気がします。

そういうことまで読み取りますか…。
今までは伝統芸能のようだったんですね。ひたすら言われたとおりに何も考えずにやってみろ、身体で覚えろ、と。

〉「体感するのが大事だから、理屈抜きにやれ」というのは確かにその通りで、完全同意です。
〉問題は、理屈抜きではやれない、何が根拠なのか?と問われた時、
〉多読経験のない人に、説得力ある根拠をちゃんと言えるかどうか、ですよね。

誰もが根拠を必要としているわけではありませんが、説明はできるようになっておいたほうがいいんじゃないかと。

〉〉一定の速度が必要だとなりますと、「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」は、その速度を保つために必要ということになります。そして一定の速度で内容がわかる本、つまりやさしい本から読む必要があるということになります。

〉これで原則の理由を言えるようになった!

〉>ただ、その速度をはっきり数字で規定してしまうと数字にとらわれてしまうなどの問題がありますので、ここはとりあえず「一定の速度で読むこと」程度の表現にしておいたほうがいいと思います。

〉実に行き届いておられます。

〉〉だから…というわけでもないんですが、「指輪物語」で一部音読してみました。きちんと発音しようとするとかえって発音に気をとられて内容がおろそかになったり速度が落ちたりしますが、「もごもごシャドウイング」みたいな感じで一定の速度を保つことだけ考えて声を出して読んでみました。

〉おー! シャドウイングはあまり好きではないと仰っていた杏樹さんが!

シャドウイングはしてませんよ。

〉〉私は普通に読んでいるときはある程度脳内音読になっているのですが、この脳内音読がけっこうカタカナ英語です。特にわかりにくいところ、難しいところになると速度が落ちてますますカタカナ英語っぽくなってしまいます。それで強いアクセントだけはっきりさせて、あとは音をどんどん落として一定の速度を保ちながら読んでみようと思ったんです。そうしたら難しい箇所でもなんとなく、全体的に「こんな感じのことが書いてある」というのがつかみやすいような気がしました。

〉なるほど。
〉音読の実践の様子を文字で説明するのは難しいですが、なんかわかる気がします。
〉「音を落とす」というのも、なかなか腑に落ちる表現です。

〉〉それで思ったのは
〉〉細部にこだわるとかえってわからなくなる
〉〉ということです。

〉これを体感できたことが、大きな収穫ですね。
〉シャドウイングが契機だったと思われますか?

ですからシャドウイングはしてませんてば。これからもしません。
自分で声を出して読んだだけです。

〉〉今までも「トップダウン方式」の理解とか、言葉の最小単位は文章、あるいは「物語」ということが言われてきました。英語の勉強ではなく、言葉として理解するためには、全体的に何が書いてあるか、をつかむ力をつけるのが大切なのです。それが細部にこだわりだすと、全体を見渡すことができなくなるのです。

〉まさにその通りで。
〉「全体をつかむ力」を、体感できるかどうかにかかっていそうです。

従来型の勉強というのは、細部を積み重ねて全体がわかるようになっていくという順番でめざしていたと思うんです。

〉〉そのために、一定の速度で「すらすら」感を感じながら読んでいく練習が必要で、そのために「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」「レベル0〜1から読む」という方法が有効だということになります。
〉〉そして速度を保って読むことを体得できれば、その速度を妨げないように辞書を引けば大丈夫ということになります。

〉多読のコツですね。
〉ネット掲示板だけだと、「3原則通りに読んで楽しんでます」と同じことを言ってる人同士でも、
〉実際に会って個々に聞いてみると、「どう読んでるのか」が、だいぶ違うこともありますから、
〉こういう原則の根拠やコツについては、きちんと文字化できたほうが親切ですね。

「どう読んでいるか」は人の数だけありますから…。
絵本の音読が好きでそればかりやっている人もいますし。

〉〉★これから
〉〉多読で計画を立てるのはムダ、ということはさんざん思い知らされました。ですから計画は立てません。とりあえず英語と中国語はまずます好きな本を好きなように読めるようになってきたので未読本を片付けることだけ考えていればいいのですが(片付けるのが大変なのですが)、フランス語がもう少し読めるようになるまでやさしい本を読み続ける必要があります。これが一体どこまでできるものか…。

〉英語以外多読について、本当に勇敢なチャンレンジャー、というかフロンティア開拓者ですねぇー。
〉ゴールドラッシュが来る日が楽しみです。(この例え、OKでした?)

英語以外多読は難しいですからねえ。ゴールドラッシュなんか来るんでしょうか。

〉〉中国語が500万字通過してからほとんど止まっているので何とかしたいし、英語はDragon Slayers' Academyの続きを読みたいし、まだまだ未読本との格闘が続きそうです。

〉楽しそうな格闘であられます、閣下(笑)

だーかーらー…大変なんですってば。

〉〉おまけ
〉〉1000万語記念にTOEICを受けました。多読半年前に偶然受けていたので、500万語通過時に受けました。ですから次は1000万語通過したら受けようと思っていました。
〉〉でもテストの内容が変わっていて、比較になるのか不安です。リスニングも長文を聞くタイプのものが増えたようですし、長文問題もどっさり増えたようで、前よりずいぶん難しく感じました。下がってたらショックかも。

〉いやいや。児童書やファンタジーは、試験とは語彙があまりかぶってないですしね。試験対策に特化した勉強を全然しないで受検するなら、あまりショックを受ける必要もないかと思いますよ。各自の読書履歴から考えて納得がいく結果ならばよいかと。
〉でも、とにかく点数がいいってのは気分もいいですから、受けるからには気分のいい結果になりますように。

前より下がってたら…というのが気になるところなんです。試験用の勉強をほとんどしてないのは同じなんですから。

〉とにかく記念の大台突破、おめでとうございます。
〉杏樹さんがここまで多読という方法を継続されてきたことそのものにも敬意を表します。
〉もう英語を読むのは一生の楽しみですよね。わたしもです。
〉健やかなる時も病める時も読める時も読めない時も、ずっと楽しんでまいりましょう〜。

そういえばakoさんは最近何を読んでいるんでしょう?
ともかくakoさんもHappy Reading!


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11992. Re: てことで、もうちょっと

お名前: ako
投稿日: 2010/6/12(01:08)

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杏樹さん、またakoです。お祝い返し週間、お疲れ様でーす。
すっかり観客となって楽しませていただきました。

〉akoさん、お待ちしておりました。

手ぐすね引いておられたか…と(^^)

〉〉これは是非、お礼も兼ねたお祝いを、と思い、ちょっと時間をいただきました。

〉akoさんの投稿はいつも力が入っていて、読むほうもドキドキします。

おおお、杏樹さんをドキドキさせられたと伺っただけで書いた甲斐がありました。
いつも暑苦しい投稿ですみません(笑)

〉〉英語読むのが、そのへんの本を読むかのようにありきたりで当たり前のことみたいに…。
〉〉いや、「みたい」じゃなくて、ほんとに普段の当たり前の習慣になった、ということなんですね。

〉おお、それはいいことに気を付かせてくださいました。そう、「英語の本を読む」なんてこんなに軽々しく言ってのけてしまうとは、すごい変化ですね。

そうですよ〜。心の習慣も結構、慣性の法則が働いてしまいますからね(汗)
「自分は英語はデキナイ」という強い思い込み保持期間が長〜い私たち(と言っていいと思っての「私たち」ですが、OK?)にとって、気軽にそう言えるっていうのは、見逃せない変化ですから。
多読開始直前の自分のことは、なかなか忘れられないですし、つい、こういうところに反応してしまいます。
まあ、一種の初心忘るるべからず、ということで。

(初心については、誤った解釈が広まってるそうなので、「一種の」としました。どの意味でもいいような気もするんですが、…と安易なことを言わず、世阿弥氏の発言だそうなので、ちゃんとした意味も調べてみました)

〉〉「自分がそんなレベル高いのを読めるはずがない!」というのが、
〉〉長年の思い込み、というか、もう、脳のシワの一本一本に染み付いております(笑)

〉まさしくその通りで…。私はいまだにヨコ文字を見ると反射的に「アカン、わからん」思ってしまいます。で、読んでみたら内容がわかってしまって「なんで?」と思います。

やはり心の習慣はそう簡単には消えませんな、そら、アカン〜(笑)
「なんで?」は、「な」を上げて言う東京風ではなく、上がり調子で「で?」でんな?
とにかく、多読以前は、「英文字しか書いてない紙面、文面、画面」というものを、
そもそも、読めるかどうか見ようとさえしないことがわたしの悪習慣でした。
今はだいぶ改善されましたけど、まだまだでんな。

〉〉>前に読んだときは何が書いてあるのかほとんど理解できないまま無理矢理読み終えました。

〉〉うわー、よく頑張りましたねえー。ワタシはそういう本は即刻、投げの刑に処す、ですわ。(←モノは言い様(笑))

〉そういえばなぜ投げずに読んじゃったんでしょう?自分の報告を読み返す必要があるかも。

壱千萬記念に、自分の区切りの時の過去投稿をまとめて読み直してみるといいかもしれませんね。

〉〉お嬢様、、、よくそこまでお育ちになって…(涙、ハラハラ(TT)
〉〉爺は…、爺は…、もう思い残すことはありませんです、、、

〉いつのまにじいやに…。
〉akoお嬢さまも知らないうちにお育ちになっているのでは。

少女の次は、途中がなくて一気にオバタリアン(爆)
喫茶店で物静かに洋書を読む熟女マダムに軌道修正したいところです。
あああ、でも今日も電車で読んだのは「Berenstain Bears」
英語自在マダムへの道は遠い…

〉〉〉1冊1万語ぐらいなので、フランス語で1万語読んでDSAを1冊読む、というサイクルで行けばフランス語と英語がバランスよく読んでいける計算です。

〉〉やっぱり綿密であられます、閣下(笑)

〉ここはちゃんと計画を立てました。でもそれも「指輪物語」に突入するまでのつかの間のできごとで。読み終わったらこのペースを復活させて英語とフランス語を交互に読んで行きたいと思っていたのですが…思っていたのですが…。実は…またもや突発事態が…。

突発事態! いったい閣下に何が?気になりまする!

〉〉英語との付き合い方が一生ものに…、という言い方は新鮮です。
〉〉SSSの標語に推薦したい。

〉いいのかなー。ともかく英語教材の謳い文句は信憑性に欠けますからねー。いえ、教材自体は確かにいいのでしょう。効果のある勉強法もたくさんあります。でも一番の問題はやる人の方で。続かないんですよね、勉強。それで挫折して終わってしまう。

ダイエットと同じで(←自爆)
ダイエットでも記録するだけ方法がヒットしましたけど、多読語数つけるのも似てる気がしました(笑)

〉〉〉ただ、多読だけで何でもできる、と主張するのも原理主義的な考え方です。
〉〉〉多読は英語の強力な土台作り、基礎作りになると思います。もしもっと高度な英語力を身につけたいと思ったら、それはそれで目的に沿った勉強が必要です。そう、「目的」が重要です。英語で何がしたいのか、何が必要なのか、それを自分で考えて、自分に必要な英語を身につけていくという姿勢が必要です。

〉〉このあたり、ですね。
〉〉そりゃー、機関車トーマス多読だけでTOEFL高得点は難しいと思います〜(すみません、例が極端すぎ(笑))

〉すごい例え…。

説得力なさすぎですみません…
TOEICならまだしも、TOEFLにするという無謀(呆)
実は以前、英語ができなくて切実に困る仕事場にいた時は必死だったんですが、
いま、そういう立場から解放されてしまったもので、
つい無責任言いたい放題になってしまいまして(笑)
(切実な立場で頑張ってる方、ゴメンナサイ…)

〉〉目下、英語が仕事でもない、収入も関係ない、明日の仕事が英語でプレゼン、というのでない限り、
〉〉英語との付き合い方は、自由自在の自分次第ですもの!

〉おお、名言。英語との付き合い方は自由自在!標語にしたいぐらいです。

ははは。まあ、それは、切実でない場合は、ということで。
できてもできなくても全然こまらない外国語で息抜きするのは楽しいです〜

〉〉>多読は自分が英語と付き合うための基礎作り、土台作りだと思います。
〉〉〉多読と勉強は対立するものではなく、勉強したい人には多読を土台にすれば語学力を上げる強い助けになり、勉強したくない人もそれなりに英語がわかるようになっていくというフレキシブルな「勉強法」だと思います。

〉〉会場、し〜〜ん、、、、、←あまりにも見事な解説に圧倒されて声(文字)が出ない状態。

〉大げさなんですが…。

ははは。
できる人はますますできる、できない人もそれなりに…。
なんか懐かしいCMのような気が(笑)

生涯に一度の壱千萬語記念ですもの、ちょっとくらい大げさに楽しみましょ〜よ〜
長い継続ですから、途中、楽しいひと時があるのもいいですし。
漢字も故意に、壱千萬としました。
幕末の大変な時にも、誰かが言ってたような気がします。
面白き事もなき世をおもしろく、の一つの実践です。
政権も交替したことですし!ワールドサッカーも初のアフリカ大陸ですし!

〉辞書倶楽部の雑用係さんはpicture dictionaryもいろいろご存知のようですよ。辞書倶楽部をのぞいたらおもしろいものを教えてくれるかもしれません。

そうなんですよ、OALDのサイト、某雑用係さんの投稿で拝見して知りました。
実は昔、20世紀のことですが、英語挫折して諦めていた頃、紙のOALDも持ってました。
全然、使いこなせるどころか、ちょっとした意味説明もロクに読めなくて、
完璧挫折の証拠品のような状態で書棚奥に鎮座して。
ところが、21世紀になって、こうしてネットでラクに使えるという、、、
某係さん、ありがとうございます!!

〉引き時も多読をしているうちに感じ取れるようになるんじゃないかと思います。

それです。私はそうなれた、と思います。(自分では、、ですけど…)

>でも私が辞書を引いてるのは辞書を引くのが好きだからで、好きじゃない人は引かなくていいですから。

私なぞは、辞書を好きも嫌いも、そういう感情を抱いたことがそもそもないですから(笑)
使わなくていいなら、シメタ、ってなモンです。

〉〉多読原則の良さを認めることと辞書好きということは決して対立することではないですから(と私は思いますから)、
〉〉辞書については、辞書好きを自認する多読好きの皆さんが、
〉〉上手な辞書との付き合い方を洗練させていってくだされば、と思います。

〉でも引きたくない人まで引きかたを習得しようと思わないで欲しいですね。

そのあたり、難しいですね。
辞書関係の投稿があるだけで、辞書を推奨してるかのように誤解して受け取られる可能性もありますから、投稿のたびに、誤解を招かないよう断り書きするしかないのかも。

>辞書なんかなくても英語の本は読めますから。

まったくだ! (辞書ナシで読める英語本が大量にあった、という意味で)

〉〉必要な速度が保たれていると、英語を読んでいる、という感じが減ってきて、
〉〉内容だけが入ってくる、という感じになりますよね!

〉「内容が入ってくる」!その通りです。

杏樹さんもやっぱり! 
さらに追加すると、英語で読んだかどうかも思い出せないくらいになったものがありました。
たしか、アレは英語でしか読んでないはずなのに…、という感じで。

〉〉なんか、今までの長年の杏樹さんのいろんな人への(特に多読を始めて日が浅い人への)アドバイスの経緯と事情がわかってきたような気がします。

〉そういうことまで読み取りますか…。

ふふふふふ… 掲示板投稿は行間を読まれるのです。怖いのです(笑)

〉今までは伝統芸能のようだったんですね。ひたすら言われたとおりに何も考えずにやってみろ、身体で覚えろ、と。

伝統芸能!! 多読は伝統芸能だったのか(大爆笑)
数年前の酒井先生と古川先生に言ってみたい(おっととと、爆)

〉誰もが根拠を必要としているわけではありませんが、説明はできるようになっておいたほうがいいんじゃないかと。

杏樹さんは、掲示板という場で、ご自分で実践できますね。

〉〉〉「もごもごシャドウイング」みたいな感じで一定の速度を保つことだけ考えて声を出して読んでみました。

〉〉おー! シャドウイングはあまり好きではないと仰っていた杏樹さんが!

〉シャドウイングはしてませんよ。

あーっ! すみませ〜〜〜ん、私の完全な誤読だ(笑)
本を見てご自分で声を出して読んだ、ですね。アカペラですね。
音声を流した、とは書いてないのに…、わたしったら〜〜。

誤読の原因を考えてみましたところ、、、、
私の場合、習慣的にシャドウイングしてきたものだから、
つい、「声を出す」という文字列が書いてあるだけで、
即、シャドウイングをしてる様子を連想してしまいました。
失礼しました〜

〉〉〉★これから
〉〉英語以外多読について、本当に勇敢なチャンレンジャー、というかフロンティア開拓者ですねぇー。
〉〉ゴールドラッシュが来る日が楽しみです。(この例え、OKでした?)

〉英語以外多読は難しいですからねえ。ゴールドラッシュなんか来るんでしょうか。

お部屋の中は、すでに相当、易しいフランス語本でラッシュアワーになってたりして。
勝手な想像、ごめんなさ〜い。
借り中心でやってる私でさえも、観念して洋書専用書棚を一つだけ増設、
すでにぎっしりです…

〉〉〉まだまだ未読本との格闘が続きそうです。

〉〉楽しそうな格闘であられます、閣下(笑)

〉だーかーらー…大変なんですってば。

未読本の片付けで大変大変と騒いでいるうちに英語(と中国語)が読めるようになっていた、という感じで?
ふだんは英語上達とかテスト点数のことは考えてなくて、未読片付けに追われることにアタマ一杯だから?(笑)

〉〉〉おまけ
〉試験用の勉強をほとんどしてないのは同じなんですから。

試験を娯楽にできる自由な立場を享受なさってくだされませ。

〉〉もう英語を読むのは一生の楽しみですよね。わたしもです。
〉〉健やかなる時も病める時も読める時も読めない時も、ずっと楽しんでまいりましょう〜。

〉そういえばakoさんは最近何を読んでいるんでしょう?

ふっふっふ。私自身も驚いてます。そのうち自分で投稿してみたいです。

〉ともかくakoさんもHappy Reading!

ありがとうございます。おめでとうございました!


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11993. Re: もうちょっと、と言われたら

お名前: 杏樹
投稿日: 2010/6/13(01:09)

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akoさん、こんにちは。

どんどん長くなりかねないので、部分反応です。

〉杏樹さん、またakoです。お祝い返し週間、お疲れ様でーす。
〉すっかり観客となって楽しませていただきました。

ビックリするほどいろんな人が来てくれて、本当にありがたいです。

〉〉akoさん、お待ちしておりました。

〉手ぐすね引いておられたか…と(^^)

多分忙しいんだろ〜な〜、と思いつつ、予告されたら期待してしまって。

〉〉おお、それはいいことに気を付かせてくださいました。そう、「英語の本を読む」なんてこんなに軽々しく言ってのけてしまうとは、すごい変化ですね。

〉そうですよ〜。心の習慣も結構、慣性の法則が働いてしまいますからね(汗)
〉「自分は英語はデキナイ」という強い思い込み保持期間が長〜い私たち(と言っていいと思っての「私たち」ですが、OK?)にとって、気軽にそう言えるっていうのは、見逃せない変化ですから。
〉多読開始直前の自分のことは、なかなか忘れられないですし、つい、こういうところに反応してしまいます。
〉まあ、一種の初心忘るるべからず、ということで。

akoさんに「私たち」と言ってもらえるのは光栄です。「英語デキナイ」思い込み仲間ですね〜。

〉〉〉「自分がそんなレベル高いのを読めるはずがない!」というのが、
〉〉〉長年の思い込み、というか、もう、脳のシワの一本一本に染み付いております(笑)

〉〉まさしくその通りで…。私はいまだにヨコ文字を見ると反射的に「アカン、わからん」思ってしまいます。で、読んでみたら内容がわかってしまって「なんで?」と思います。

〉やはり心の習慣はそう簡単には消えませんな、そら、アカン〜(笑)
〉「なんで?」は、「な」を上げて言う東京風ではなく、上がり調子で「で?」でんな?

その通りで。

〉とにかく、多読以前は、「英文字しか書いてない紙面、文面、画面」というものを、
〉そもそも、読めるかどうか見ようとさえしないことがわたしの悪習慣でした。
〉今はだいぶ改善されましたけど、まだまだでんな。

方言はつられる、という法則が…。
でも英文字が並んでても読んでみたらわかってしまうんでしょう?

〉〉ここはちゃんと計画を立てました。でもそれも「指輪物語」に突入するまでのつかの間のできごとで。読み終わったらこのペースを復活させて英語とフランス語を交互に読んで行きたいと思っていたのですが…思っていたのですが…。実は…またもや突発事態が…。

〉突発事態! いったい閣下に何が?気になりまする!

ああ、手が滑って余計なことを書いてしまいました。手が滑った以上説明責任が…。
実はちょうど「指輪物語」を読み終えたばかりの時に大阪にある「上海新天地」へ行ったんです。そうしたら、書籍売り場のところで…目に留まってしまったんです…おもしろそうな本が…。1930年代の上海のお話…。かなり分厚いので読むのは難しいだろうなー、と思ってスルーしかかったんですが。でもどうしても気になって仕方がありません。それに今見過ごしたら次回手に入る保証はありません。だったらこれは購入して積んでおくしかないか…と決意を固めて手にとってレジへ行ってしまったのです。

それでですね、ちょっと中をのぞいてみたのです。読みにくかったらやめるつもりで…。最初の2ページぐらいは内容をつかみにくいと思ったんですが、なんだかそのままわからないところはどんどん飛ばして読み続けてしまって…だんだん先が気になってきて…やめられなくなりました。
「指輪物語」を読んだらDSAとフランス語の本を交互に読むぞー!と思っていたはずなのに、はずなのに、はずなのにー!
英語はともかく、フランス語が進まないまま突然中国語の語数を増やすことになってしまったのです…。それもかなりの語数(字数)ありそうです。

それで結局またもや
♪計画通り〜う〜ま〜く〜運ぶわけはなーいー
という事態になったというわけです。

〉生涯に一度の壱千萬語記念ですもの、ちょっとくらい大げさに楽しみましょ〜よ〜
〉長い継続ですから、途中、楽しいひと時があるのもいいですし。
〉漢字も故意に、壱千萬としました。

そうですねー、大げさでもいいんですね。
漢数字にもそのような意図が隠されていたとは。

〉〉引き時も多読をしているうちに感じ取れるようになるんじゃないかと思います。

〉それです。私はそうなれた、と思います。(自分では、、ですけど…)

自分で感じ取るものですから、思い込みでいいんですよ。

〉>でも私が辞書を引いてるのは辞書を引くのが好きだからで、好きじゃない人は引かなくていいですから。

〉私なぞは、辞書を好きも嫌いも、そういう感情を抱いたことがそもそもないですから(笑)
〉使わなくていいなら、シメタ、ってなモンです。

そういう人の方が多読はうまくいくんですね。どうして辞書を引いてはいけないんですかーなんて考えないほうが。

〉〉〉多読原則の良さを認めることと辞書好きということは決して対立することではないですから(と私は思いますから)、
〉〉〉辞書については、辞書好きを自認する多読好きの皆さんが、
〉〉〉上手な辞書との付き合い方を洗練させていってくだされば、と思います。

〉〉でも引きたくない人まで引きかたを習得しようと思わないで欲しいですね。

〉そのあたり、難しいですね。
〉辞書関係の投稿があるだけで、辞書を推奨してるかのように誤解して受け取られる可能性もありますから、投稿のたびに、誤解を招かないよう断り書きするしかないのかも。

多読は本当に人それぞれ、なんですが「自分はこれがいい」というのをつかむまでは、人の発言に左右されるところはありますね。

〉>辞書なんかなくても英語の本は読めますから。

〉まったくだ! (辞書ナシで読める英語本が大量にあった、という意味で)

難しい本も愛があれば辞書なしで読めます。

〉〉〉必要な速度が保たれていると、英語を読んでいる、という感じが減ってきて、
〉〉〉内容だけが入ってくる、という感じになりますよね!

〉〉「内容が入ってくる」!その通りです。

〉杏樹さんもやっぱり! 
〉さらに追加すると、英語で読んだかどうかも思い出せないくらいになったものがありました。
〉たしか、アレは英語でしか読んでないはずなのに…、という感じで。

わかっているときほど「文章」じゃなくて「内容」で覚えています。会話もそうなんです。スムーズにやり取りできているときほど細かい文章を覚えていません。

〉〉〉おー! シャドウイングはあまり好きではないと仰っていた杏樹さんが!

〉〉シャドウイングはしてませんよ。

〉あーっ! すみませ〜〜〜ん、私の完全な誤読だ(笑)
〉本を見てご自分で声を出して読んだ、ですね。アカペラですね。
〉音声を流した、とは書いてないのに…、わたしったら〜〜。

美しき誤解?

〉誤読の原因を考えてみましたところ、、、、
〉私の場合、習慣的にシャドウイングしてきたものだから、
〉つい、「声を出す」という文字列が書いてあるだけで、
〉即、シャドウイングをしてる様子を連想してしまいました。
〉失礼しました〜

akoさんはバリバリシャドウイングをやってきましたからね。すぐ反応してしまうのでしょう。

〉お部屋の中は、すでに相当、易しいフランス語本でラッシュアワーになってたりして。
〉勝手な想像、ごめんなさ〜い。
〉借り中心でやってる私でさえも、観念して洋書専用書棚を一つだけ増設、
〉すでにぎっしりです…

英語、中国語、フランス語がつくだにになっています…。この未読本、どうすんねん、という状態で…。

〉未読本の片付けで大変大変と騒いでいるうちに英語(と中国語)が読めるようになっていた、という感じで?
〉ふだんは英語上達とかテスト点数のことは考えてなくて、未読片付けに追われることにアタマ一杯だから?(笑)

英語上達?テストの点数?学校出てから縁のない言葉です…。
未読本を片付けようと「計画」しても、突発的に出会った本にいきなり突入したりしますし、次に自分が何を読んでいるかすら考えられません。

〉〉〉〉おまけ
〉〉試験用の勉強をほとんどしてないのは同じなんですから。

〉試験を娯楽にできる自由な立場を享受なさってくだされませ。

「試験を娯楽に」…おお〜、それはまたスバラシイ考え方ですね。

〉〉〉もう英語を読むのは一生の楽しみですよね。わたしもです。
〉〉〉健やかなる時も病める時も読める時も読めない時も、ずっと楽しんでまいりましょう〜。

〉〉そういえばakoさんは最近何を読んでいるんでしょう?

〉ふっふっふ。私自身も驚いてます。そのうち自分で投稿してみたいです。

うわ〜、何でしょう?気になる〜。
多読に無理は禁物、掲示板もプレッシャーになるのはよくありませんが、ぼちぼちとでも教えてくれたらうれしいです。

〉〉ともかくakoさんもHappy Reading!

〉ありがとうございます。おめでとうございました!

重ね重ねありがとうございます。


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