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お名前: ポロン
投稿日: 2004/11/18(05:09)
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SSS多読通信 第57号 (2004/11/18)
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【1】今週の100万語通過報告 (11/8-11/14)
【2】今週のお薦め本 「クリスマス絵本」特集
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム 「多読を始めてから英字新聞を読むまで」 (トオル)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記 「本のエディション、どれを選ぶ?」
担当:ポロン
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【1】今週の100万語通過報告 (11/8-11/14)
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今週の100万語通過報告は1名でした。おめでとうございます!
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■る〜る さん
先週、初投稿の広場で100万語を通過したという自己紹介のあったる〜るさん。
今週は詳しい報告をしてくださいました。多読を始めてから、「初めての嬉し
さを多彩に体験すること」ができたそうです。これからも楽しい読書を!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4456]
……………………………………………………………………………………………
♪♪8月4日までにご報告のたまこさんまでのみなさま♪♪
まりあさんがおめでとうの星を配ってくださってます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&num=100]
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【2】今週のお薦め本 「クリスマス絵本」特集
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クリスマスまであと1ヶ月と少し。特別な日のために、素敵なクリスマス絵本
を用意しませんか?これまで掲示板で評判だったものを中心にご紹介します。
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■Christmas in the Big Woods YL0.6 556語
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『Little House in the Big Woods』の中から、クリスマスのエピソードだけ
を抜き出して、小さな子ども向けにやさしく書き直された絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002458]
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■Harold at the North Pole YL0.7 612語
……………………………………………………………………………………………
Harold and the Purple Crayon シリーズの中の1冊。Harold はクリスマス
を迎えるために、魔法のクレヨンで何を描くでしょうか?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005721]
ほのぼのしていてかわいいと大評判のシリーズです。シリーズ1冊目の
『Harold and the Purple Crayon』を先に読んでおくとより楽しめます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002164]
……………………………………………………………………………………………
■Father Christmas YL0.8 254語
……………………………………………………………………………………………
Raymond Briggs のユニークなマンガ絵本。クリスマス絵本の代表格です。サ
ンタクロースの人間くさい、真実の姿がここに!
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004449]
続編に、『Father Christmas Goes on Holiday』があります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004450]
……………………………………………………………………………………………
■The Polar Express YL1.2 1050語
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Chris Van Allsburg の絵が素晴らしい、コールデコット賞受賞の名作。幻想
的で美しいクリスマス・イヴの物語です。公開間近の映画『ポーラー・エクス
プレス』の原作として、多読通信43号でも紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002509]
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■Christmas in Noisy Village YL2.5 1300語
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Astrid Lindgren 描く「やかまし村」のクリスマス。子どもたちのなんとにぎ
やかで楽しそうなこと!色彩豊かな Ilon Wikland の絵も特筆ものです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003330]
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■The Night Before Christmas YL3.5 540語
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Clement C. Moore の有名な詩『The Night Before Christmas』に、Tasha
Tudor がイラストを描いた美しい絵本です。Tasha Tudor は2つのバージョン
の『The Night Before Christmas』を描いており、下にあげるものは古い版。
素朴で愛くるしい味わいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004204]
……………………………………………………………………………………………
次にあげるのが Tasha Tudor の新しい版の『The Night Before Christmas』。
絵はフルカラー。より緻密にきらびやかに描かれています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007528]
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■The Year of the Perfect Christmas Tree YL4.5 2468語
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山深い村に暮らす少女は、お父さんが戦争に行っていない留守をお母さんと守
ります。透明感ある Barbara Cooney の絵が、お話の美しさを伝えています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003395]
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■Letters from Father Christmas YL4.5 14000語
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『指輪物語』の Tolkien が、20年以上にわたって我が子たちに送りつづけた
”サンタクロース”からの手紙集。Tolkien 自筆の文字、素晴らしい絵や封筒
の写真までが載っています。北極でのサンタの生活はリアルそのもの。美しい
装丁の大型本は、愛蔵版としてお薦めです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007943]
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■Father Christmas Letters YL4.0 3000語
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この本は、上記の Tolkien の手紙集から一部を抜粋した、手のひらサイズの
ミニチュア版。サンタクロースの助手の北極グマが毎年のようにヘマをしでか
し、クリスマス準備は混乱を極めたとサンタが伝えています。手紙集のユーモ
ラスなところを凝縮した愛らしい絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003967]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■レベル3の壁?
30万語弱まで読み進んだるりさん。レベル3の『Christmas Carol』を読んで
みたところ、気合が必要だったそうです。レベル2に戻った方がいいでしょう
か?というるりさんの質問に、みなさんからのアドバイスがあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=t&id=20307]
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■一般書のペーパーバックに移るのはいつ頃から?
30万語を通過した asianworkingwoman さんから、「どのようにしていつ頃か
ら普通のPBに移行していくのでしょうか?」という質問です。みなさんの返
答は、多読をすすめる上でとても参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=t&id=20311]
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■アトムさんの絵本報告 「クリスマス特集」
すっかりおなじみのアトムさんの絵本報告。今回は、待ちに待ったクリスマス
特集です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=14439]
……………………………………………………………………………………………
■子ども達に読み聞かせたいクリスマス絵本
児童英語教師の Kicco さんから、教室で子どもたちに人気のクリスマス絵本
の紹介です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-kids-ed&c=e&id=21]
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■SSS大阪絵本の会 活動報告
大阪絵本の会の活動報告も、28回目を迎えました。本の紹介はもちろん、読み
聞かせの様子が楽しそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=5770]
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■「Jeremy Strong クラブ!を作りたい」
これからブレイクしそうな児童書作家、Jeremy Strong。バナナさんから、興
味のある人同士でこの作家の情報交換をしませんか?という提案です。
『The Indoor Pirates』など、本の感想も参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=14455]
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■ririco さん 「2周年&200万語になりました」
10月に多読2周年を迎えた ririco さん。途中、1年近く多読を離れたり、仕事
が忙しくて思うように進まない時期があったそうですが、だんだん自分のペー
スがつかめてきたそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4205]
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■s-barba さん 「222万語通過しました」
200万語前後で感じていた悩みをふっきって、「しのごのいわずに、とにかく
読もう!」という気持ちになれたという s-barba さん。やさしいレベルでお
もしろそうな本の紹介が盛りだくさんです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4215]
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【4】SSS コラム 「多読を始めてから英字新聞を読むまで」(トオル)
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多読で英字新聞が読めるようになるんですか?という質問をよく受けます。
答えはYesです。今回は多読を始めてから英字新聞を読むまでのステップを紹
介します。
多読を始めてすぐに、英字新聞を無理やり読むのはやめたほうがいいと思い
ます。SSS式多読法で、やさしい本から始めて段階的にレベルを上げていく
ほうが、結果的に早く英字新聞が読めるようになります。したがって、まずは
SSS式多読法により100万語を目指してください。自分が面白いと思える
本を選んでいくのがコツです。あと多読三原則、辞書を引かない、わからない
ところは飛ばす、つまらなければやめる、は是非、身に付けてください。
100万語を過ぎたからといって急に英字新聞が読めるようにはならないので、
焦らないでくださいね。
次に自分で読める本、記事が判断できるようにしていきます。100万語を
目指している段階で既に習得しているかもしれませんが、パンダ読み、キリン
読みにより自分にとって最適なレベルより2段階より低いレベルの本とちょう
ど自分にあった本と少し無理して読む本を平行して読むことで、自分の調子に
あわせた本、記事が選べるようになってきます。私の場合、300万語を超え
たぐらいで判断できていたと思います。この段階で英字新聞を読むととても興
味がある記事は読めると思います。
さらにいろんなジャンルの本を読んでみるようにしました。Graded Readers
(GR)をあまり読んでいなければ GRを読んでみるのが一番いいです。ノンフィ
クションのGRもあります。児童書やペーパーバックにも挑戦してみてください。
MANGAや薄めのビジネス書もいいです。じっくり読んだり、読み飛ばして内容
だけつかんだり、自分なりにいろんな読み方を試してください。この段階では
駅売りの英字新聞を買って、読んでみたりしてました。
現在は英字新聞を定期購読して読んでいます。私は日本語の新聞もそうです
が、一面から順番に読むことはほとんどありません。一面の大見出しを見て、
興味があればそのまま読み、次にビジネス面に飛んで仕事に関連する記事を読
むことが多いです。野球でイチローの記録更新が話題になっていたときは最初
にスポーツを読むことも多かったです。継続して英字新聞を読むためにはその
日の新聞はその日のうちに読むことがコツだと思います。仕事で忙しくて読め
ないときはもったいないと思っても読まずに捨て、読めるときに読むといいで
す。そうしているうちに、記事によって見出しだけ読めばいいものと中身まで
読むものとの選別が自然にできるようになります。
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【5】SSS ニュース
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■多読についてまだ詳しく知らない英語教師の方を対象としたセミナーです。
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◆Nellies 池袋講演会
12月5日(日)池袋ハナシンビル
申込方法:電話03-3865-6213(担当:山中)まで。
※予約なしでの参加も原則可能ですがなるべくご予約下さい。詳細はこちら。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html#Tokyo-Nellies]
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■タドキスト大会のお知らせ
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◎第2回タドキスト全国大会の日程は下記の通りです。
12月4日(土)〜12月5日(日) 会場=SEG(東京)
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/Tadokists-2004-12.htm]
......................................................................
【意見募集中】レベル2〜3児童書シリーズの読みやすさ順は?:しおさん
11月18日(木)21時まで、読みやすさレベルと語数カウントの広場にて開催中。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=509]
※ご意見はメール ( sss-jimu@seg.co.jp ) または、アンケートフォームでも
受付ています。読者のみなさんのご意見もお待ちしています!
アンケートフォーム:[url:http://my.formman.com/form/pc/NPWrh5Hoom5UC7Bg/]
【同時募集中】レベル1後半〜レベル3で読みやすかった本を紹介して下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=569]
......................................................................
※大会、イベント内容についてのお問い合わせ、質問等はタドキスト大会専用
の掲示板をご利用ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=v&num=100]
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【6】編集後記 「本のエディション、どれを選ぶ?」 (ポロン)
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英語の本には、ハードカバーとペーパーバック、US版とUK版など、さまざま
なエディションがありますね。みなさんは本を買うとき、どの版にするかで悩
むことがありますか?
私は、たいていはいちばん安いものを選びますが、好きな作家やこだわりた
い本のときには、少々高くてもハードカバーや、表紙のデザインが素敵なペー
パーバックを選ぶことがあります。
今まででいちばんどの版にするか迷ったのは、『The Lord of the Rings』
です。装丁のよさと値段をはかりにかけ、迷いに迷った末、つや消しの黒い背
景にルーン文字が刻まれた、渋い表紙のボックスセットを買うことにしました。
ネット書店から届いたダンボールを開けるときにはドキドキしましたが、まさ
に自分の期待どおりのものが現れ、満足して本棚に飾っています。
このように装丁にこだわって本を選ぶのも、多読の楽しみのひとつですね。
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次号の担当は ジアスさん です。
今 週 も、 H a p p y R e a d i n g !
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発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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●マガジン名称 :SSS多読通信
●サブジェクト(件名):SSS多読通信 第57号
●発行部数 :3065部