[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/25(19:43)]
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2973. Re: 電子辞書を買いました(フランス語版)〜文法にも役に立つ〜
お名前: 柊
投稿日: 2015/7/20(10:11)
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"杏樹"さんは[url:kb:2971]で書きました:
〉皆さま、こんにちは。
杏樹さん、こんにちは。
〉表記の通り、電子辞書を買いました。
〉カシオのX-wordシリーズですが、これは英語以外の言語のシリーズがあります。私なら中国語かフランス語と言うことになりますが、店頭で説明を聞き、カタログで仕様を検討した結果、フランス語版の購入を決めました。
結構慎重に決めましたね。私はいきなり勝負に出てしまうので、ちょっと反省。まあ、高いものは買いませんが。
〉結局中国語の本を読むときはほとんど辞書は使わないのに対して、フランス語はハンディサイズの辞書を持ち歩いていますので、フランス語の方が活用できそうだと思ったのです。
〉しかも入っている辞書は普通の仏和、和仏だけではなく、オックスフォードの仏英・英仏がはいっている!仏仏辞典も入っていますが、まだ使えません…。
英語と比べられるのは便利ですね。結構、いくつもの文法にまたがって、同じ使い方の単語とかありますし。
〉そうして、フランス語の本を仏英中心に引きながら読んでみたら…これが楽しいんですよ。
〉電子辞書は学習ツールも付いているものですが、フランス語も「ゼロから始めるフランス語」とか「口が覚えるフランス語」といったものが入っています。「ゼロから始める」を見てみますと、目次がほとんど文法事項。でも、辞書を引いているときに動詞を見て「これ、何形?」と思った時など、確認のために見てみたら、「ああ、そういう意味ね」と納得できるのです。そうやってわかってみると、どんどん面白くなって、一個の単語を引いたら変化形を確認したり、解説を読んだりして…読むのが遅くなっていくのですが。
「口が覚える」って、単独だと結構高い本ですよね。
じゃなくて、文法書付きなのですね。辞書的に文法書が引けるって、便利そう。
〉そうしているうちに思ったのですが、文法用語は単なる分類のために名づけられた用語であって、用語にこだわるとかえって意味を取るのが難しくなる、用語ではなく「意味」を知るのが大事なんだと…。
わかります。私は文法用語は苦手なので、例文を見た方が、「なーんだ、この話か」とわかることが多いです。「なんか難しいこと言ってるけど、このパターンの話ね」となります。
〉それがわかってきたら、大過去とか、半過去とか、「何それ?」みたいな用語にこだわることなく、「これが言いたい時はこの形ね」という感覚でわかってくるのです。それも、文法の本で切れ切れの例文で暗記するのではなく、本を読んで、お話の流れの中で意味を感じながら調べるので、わかるようになってくるのです。
〉そうしてそれぞれの形には人称による変化があるわけですが、人称の変化もなんとな〜くパターンがあります。
スペイン語にも似た用法があるのに、全く別の文法用語がついていたりしてやっかいですよね。でも要は、このパターンはこういう時に使うということさえわかれば、名前がわからなくてもいいような。
不規則動詞も、何となく似た形が透けて見えたりすると、覚えやすいように思います。段々わかってくるし、やっぱり言語として使っている人がいる以上、何らか法則はあるはずですよね。
〉まだしっかり習得できたわけではありませんが、本の中で意味を感じながら覚えていく…という感覚がつかめるようになって、動詞や過去形など難しいと思っていた文法も、こうすればわかっていくようになるのか〜という希望が見えてきました。
おおー。多読的ですね。
〉そうして、子ども向けの本でもかなり一人前の文法事項が出てくるのにも納得できるようになってきました。
〉だって、日本でも5歳ぐらいの子どもなら、「昨日公園へ行ったの」「明日公園へ行くの」ぐらい言えます。「行く」「行った」と、特に五段活用の何形で…などと意識しないで言えます。「行かない」と「行けない」の違いとか「行けなかった」とかも言えるでしょう。だったらフランスでも5歳ぐらいの子どもでもそれぞれ意味によって使い分けができるということです。
私は五段活用を習ったことがありません(学校行ってないから)。でも、日本語書けます。そういう方向性を目指すということでしょうか?(我田引水)
〉おかげで本を読む速度がかな〜り遅くなっています。でも今はそういった意味を調べながら読むのが楽しいので、楽しいうちに少しでも文法が感覚としてつかめるようになっていけたらいいなと思っています。
〉めんどくさくなったら引かずに読み進みますし…。
引かずにも進めるなら、いくら辞書引きにはまっても問題ないように思います。私もKindleで読む時だけは、結構引きます。タッチするだけなのが楽で。たいてい職業名とかなので、英和を引きます。仏仏はあるのですが、仏英も仏和もないので、仏和がほしいところです。
〉それにしても電子辞書ってすごいですね。
〉国語辞典も漢和辞典も、類語辞典もことわざ辞典も入ってますし、英語もちゃんと英英が入っているので、英語の本を読む時にも役に立ちます。英会話教材もキクタンも入っています。(私は使いそうにありませんけど…)。
〉TOEICの問題集やボキャブラも入っています。
〉さらに旅行会話!「ひとり歩きの会話集」が16か国語も入っている!ちゃんと音声も!
〉百科事典も入っています。英語版のブリタニカ百科事典も。
ブリタニカはいいですね。KindleはすぐWikipediaに行きたがるので、面倒です。しかし、その電子辞書、よほどお値段が張ったのでは? あまりにも至れり尽くせりですが。
〉とりあえずフランス語については活用していますが、少々不便なことが。
〉電車で本を読む時、紙の辞書なら本と重ねて引くことができますが、電子辞書は本の開き方と縦横が逆なので、本と重ねるのが難しいのです。しかも精密機器だから落としたら大変、と思って、落とさないよう気を付けながら引くのがちょっと大変です。
わかります。私もKindleを踏まないように、日々気をつけて生活しています。置く場所も、絶対に踏まないように定位置を決めました。精密機械は、扱いが怖いですよね。機械音痴なもので。
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2975. Re: 電子辞書を買いました(フランス語版)〜文法にも役に立つ〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2015/7/20(23:15)
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柊さん、こんにちは。
〉結構慎重に決めましたね。私はいきなり勝負に出てしまうので、ちょっと反省。まあ、高いものは買いませんが。
中国語とどちらにするべきか考えたので…。
〉〉しかも入っている辞書は普通の仏和、和仏だけではなく、オックスフォードの仏英・英仏がはいっている!仏仏辞典も入っていますが、まだ使えません…。
〉英語と比べられるのは便利ですね。結構、いくつもの文法にまたがって、同じ使い方の単語とかありますし。
やっぱりヨーロッパ語同士共通点がありますね。
〉〉電子辞書は学習ツールも付いているものですが、フランス語も「ゼロから始めるフランス語」とか「口が覚えるフランス語」といったものが入っています。「ゼロから始める」を見てみますと、目次がほとんど文法事項。でも、辞書を引いているときに動詞を見て「これ、何形?」と思った時など、確認のために見てみたら、「ああ、そういう意味ね」と納得できるのです。そうやってわかってみると、どんどん面白くなって、一個の単語を引いたら変化形を確認したり、解説を読んだりして…読むのが遅くなっていくのですが。
〉「口が覚える」って、単独だと結構高い本ですよね。
あ、そうなんですか。音声もありますしね。
でも例文が面白くなくて、あまり使いそうにありません。
〉じゃなくて、文法書付きなのですね。辞書的に文法書が引けるって、便利そう。
便利ですよ〜。
〉〉そうしているうちに思ったのですが、文法用語は単なる分類のために名づけられた用語であって、用語にこだわるとかえって意味を取るのが難しくなる、用語ではなく「意味」を知るのが大事なんだと…。
〉わかります。私は文法用語は苦手なので、例文を見た方が、「なーんだ、この話か」とわかることが多いです。「なんか難しいこと言ってるけど、このパターンの話ね」となります。
そうです。パターンがわかればいいんですよね。
〉〉それがわかってきたら、大過去とか、半過去とか、「何それ?」みたいな用語にこだわることなく、「これが言いたい時はこの形ね」という感覚でわかってくるのです。それも、文法の本で切れ切れの例文で暗記するのではなく、本を読んで、お話の流れの中で意味を感じながら調べるので、わかるようになってくるのです。
〉〉そうしてそれぞれの形には人称による変化があるわけですが、人称の変化もなんとな〜くパターンがあります。
〉スペイン語にも似た用法があるのに、全く別の文法用語がついていたりしてやっかいですよね。でも要は、このパターンはこういう時に使うということさえわかれば、名前がわからなくてもいいような。
そういえばスペイン語は過去形までたどり着いていないので…。多分似たような用法があるんでしょうけれど、別の名前が付いていると面倒ですね。やっぱりパターンで覚えていくのがいいんでしょうね。
〉不規則動詞も、何となく似た形が透けて見えたりすると、覚えやすいように思います。段々わかってくるし、やっぱり言語として使っている人がいる以上、何らか法則はあるはずですよね。
その法則を表すために文法用語が編み出されたわけで、その「文法用語」のせいでかえってわかりにくくなってしまうというのは結構パラドックスかも。言語はやはり頭ではなく体で覚えるものなんじゃないかと思います。
〉〉まだしっかり習得できたわけではありませんが、本の中で意味を感じながら覚えていく…という感覚がつかめるようになって、動詞や過去形など難しいと思っていた文法も、こうすればわかっていくようになるのか〜という希望が見えてきました。
〉おおー。多読的ですね。
そう言ってもらえたらうれしいです。
〉〉そうして、子ども向けの本でもかなり一人前の文法事項が出てくるのにも納得できるようになってきました。
〉〉だって、日本でも5歳ぐらいの子どもなら、「昨日公園へ行ったの」「明日公園へ行くの」ぐらい言えます。「行く」「行った」と、特に五段活用の何形で…などと意識しないで言えます。「行かない」と「行けない」の違いとか「行けなかった」とかも言えるでしょう。だったらフランスでも5歳ぐらいの子どもでもそれぞれ意味によって使い分けができるということです。
〉私は五段活用を習ったことがありません(学校行ってないから)。でも、日本語書けます。そういう方向性を目指すということでしょうか?(我田引水)
いえ、全くその通りで。
日本人が日本語の文章を書くのに悩んだとき、「文法勉強しよう」とは言わないんですよね。「文章の書き方」なんで言う本があっても、文法の解説ってあんまりないんじゃないでしょうか。
〉〉おかげで本を読む速度がかな〜り遅くなっています。でも今はそういった意味を調べながら読むのが楽しいので、楽しいうちに少しでも文法が感覚としてつかめるようになっていけたらいいなと思っています。
〉〉めんどくさくなったら引かずに読み進みますし…。
〉引かずにも進めるなら、いくら辞書引きにはまっても問題ないように思います。私もKindleで読む時だけは、結構引きます。タッチするだけなのが楽で。たいてい職業名とかなので、英和を引きます。仏仏はあるのですが、仏英も仏和もないので、仏和がほしいところです。
タッチするだけ、ってラクですね。でも仏仏しかない…ということは、フランス人が国語辞典を引くというスタンスになるんでしょうか。
〉〉それにしても電子辞書ってすごいですね。
〉〉国語辞典も漢和辞典も、類語辞典もことわざ辞典も入ってますし、英語もちゃんと英英が入っているので、英語の本を読む時にも役に立ちます。英会話教材もキクタンも入っています。(私は使いそうにありませんけど…)。
〉〉TOEICの問題集やボキャブラも入っています。
〉〉さらに旅行会話!「ひとり歩きの会話集」が16か国語も入っている!ちゃんと音声も!
〉〉百科事典も入っています。英語版のブリタニカ百科事典も。
〉ブリタニカはいいですね。KindleはすぐWikipediaに行きたがるので、面倒です。しかし、その電子辞書、よほどお値段が張ったのでは? あまりにも至れり尽くせりですが。
今の電子辞書はたいてい盛りだくさんにいろいろ入っています。国語辞典とか英和辞典とかにも。
〉〉とりあえずフランス語については活用していますが、少々不便なことが。
〉〉電車で本を読む時、紙の辞書なら本と重ねて引くことができますが、電子辞書は本の開き方と縦横が逆なので、本と重ねるのが難しいのです。しかも精密機器だから落としたら大変、と思って、落とさないよう気を付けながら引くのがちょっと大変です。
〉わかります。私もKindleを踏まないように、日々気をつけて生活しています。置く場所も、絶対に踏まないように定位置を決めました。精密機械は、扱いが怖いですよね。機械音痴なもので。
踏まないように…ですか。床に置いてしまうとか?
私も機械音痴です。でも精密機械って、得意だったとしても、どのみち自分で直せるようなものではないでしょう。