Re: 邦訳文庫のたのしみ

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/6/29(09:48)]

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[♪] 297. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/2/17(19:25)

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shinさん、こんばんは!

〉 最近はここが寂しいので、くだらないと知りつつも、願わくは袋だたきにさ
〉れないことを祈って、書き込みます。

袋だたきどころか、この広場が一気に活性化(?)して、
よかったですねえ。

〉 最近だとゴダードの"set in stone"。書評を書いた翌日くらいに邦訳がでま
〉した。

shinさんのおすすめなので気になっているんですが、
まだ読むには至っておりません。本を読んでる時間がほとんど
なくなってしまった!多読を言い始めた本人が!!

〉どうも、邦訳文庫で500ページ〜600ページが(自分で数えた時の)英語10万
〉語に相当しているようだと「発見」?したので、この時も見てみたわけです。
〉 この時はPBで9.1万語で、文庫は400ページ台。いい線かもしれない・・。
〉と思ったわけでした。
〉 もとの仮説?自体が怪しいので、あくまで自分の感触でのお遊びです。

近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
(ちょっとした仕掛けがある・・・)

〉 「異形の家」ときたか。私は<「呪われた屋敷」風味>だった。やっぱりプロ
〉ですねえ、と感嘆。本場仕込みのスパゲッティーと夜店のソース焼きソバくら
〉い違う。思わず悶絶苦笑。売ろうという意気込みとヴォキャがぜんぜーん違い
〉ます。

うーん、そのくらいちがう気がする・・・
そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?

〉昔、祖母がTVで映画を見てて、最近の外人さんは日本語が上手になった
〉ねえと感嘆していたことを思い出しました。これはまったく関係なかったです
〉ね。ハハハ。

もっと関係ない話。大昔、40年くらい前、田舎から来たおばあさんが
うちに泊まっていって、テレビをはじめてみて、「これは向こうの人
(ブラウン管に映っている人たち)もこっちを見てるのかね?」って・・・

では


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302. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/22(19:20)

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 酒井先生、こんばんは。ご無沙汰しております。

〉まだ読むには至っておりません。本を読んでる時間がほとんど
〉なくなってしまった!多読を言い始めた本人が!!
 多読の広場、ほんとうに大繁盛ですね。すばらしいです。
 猫の目打線のように日替わりでいろいろな方が登場し、目が回ります.最近は目にす
るだけで圧倒されてしまいます。あれくらいの勢いで本が読めたらなあ。

〉近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
〉というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
〉(ちょっとした仕掛けがある・・・)
 この「ちょっとした仕掛け」というのが気になりますね〜。
 少しだけここでこっそりと教えてください。誰にも言いませんから。

〉〉 「異形の家」ときたか。私は<「呪われた屋敷」風味>だった。やっぱりプロ
〉〉ですねえ、と感嘆。本場仕込みのスパゲッティーと夜店のソース焼きソバくら
〉〉い違う。思わず悶絶苦笑。売ろうという意気込みとヴォキャがぜんぜーん違い
〉〉ます。
〉うーん、そのくらいちがう気がする・・・
 忌憚のない率直な御意見賜りましたこと謹んで御礼申し上げます(笑)。

〉そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?
 そうですね。それに迷題もあるといいかもしれせんね。すぐには思い浮かばないで
すが、古本屋を見たらありそうな気がします。
 むかし、何度読んでも「んりつみるえほ」っているタイトルの本があったのです
が、母に聞いたら「吼える密林」のことでした。

〉もっと関係ない話。大昔、40年くらい前、田舎から来たおばあさんが
〉うちに泊まっていって、テレビをはじめてみて、「これは向こうの人
〉(ブラウン管に映っている人たち)もこっちを見てるのかね?」って・・・
 ブラウン管の下から歌手のはいていたミニスカートを覗き込んでいた友達もいたな
あ。私じゃないですよ(笑)。テレビ50周年ですね。こういうの集めてどこの局で
やらないでしょうか。


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[汗] 303. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/2/23(18:58)

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〉〉近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
〉〉というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
〉〉(ちょっとした仕掛けがある・・・)
〉 この「ちょっとした仕掛け」というのが気になりますね〜。
〉 少しだけここでこっそりと教えてください。誰にも言いませんから。

じゃ、こっそり・・・
時間ができたら(って、冬休み前から言ってる・・・)
Charlie and the Chocolate Factory を全部スキャンして、
語数を数えようと思ってるんです。それで、みなさん、それぞれに
あの本の語数を何語くらいって予想して、あてっこする!
一番近くても賞品は何もないけれど・・・
どうでしょ?

〉〉そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?
〉 そうですね。それに迷題もあるといいかもしれせんね。
すぐには思い浮かばないですが、古本屋を見たらありそうな気がします。
〉 むかし、何度読んでも「んりつみるえほ」っているタイトルの本が
あったのですが、母に聞いたら「吼える密林」のことでした。

そりゃ、ものすごーく古い少年読み物じゃないかな?
山川惣治とかのね。山中峯太郎だったか・・・
ふっるい!

あ、突然思い出した・・・
(つい最近だれかに話したのだけれど、だれだったか・・・?)
古本屋さんて、ときどきたしかにとんでもないタイトルにしてしまう。
有名なのは神田のなんとかいうペーパーバック専門店なんだけど、
これから書くのはとんでもなく「わかっている」古本屋さん。

むかーし、むかーし、おおむかーし、ぼくは立川から新宿まで
どの駅のそばのどこにどういう古本屋があるか、ぜーんぶ知っていた。
いまはすっかりちゃらちゃらした街になってる吉祥寺も、開発前には
いっぱい古本屋があって、それぞれに専門分野があって、
一回りするのは楽しみだったもんです。一度なんか五日市街道沿いの
古本屋に「チャイルドブック」が100冊くらい出ていて、
全部まとめて買いたかったので、その時はあきらめて、すこしして
また行ったら(当時はキャッシュ・コーナーなんてない!)、
1冊も残ってなかった!

で、吉祥寺の、いまパルコのあるあたりの向かい、つまり中央線側に
古本屋があって、そこで読めもしない英語の本を見ていたら、
店の主人が話しかけてきて、どこの大学かというんで、一橋だと
答えたら、「あそこには英語のできる先生がいましたなあ」と
話がはじまって、「一番おどろいたのはなんとか先生で、World Apart
という本を見せて、題名をどう訳しましょうかとたずねたら、
中身も見ずに「お国様々」にしなさいといいましたね。
わたしは中身見てるからわかってたんだけど、題名だけで中身が
わかるとはすごかった」というようなエピソードを教えてくれました。

うーん、それはほんとにすごい。この話を聞いた当時はなんのことやら
わからなかったけれど、最近その先生のすごさがわかってきた。
world apart は決まり文句で「大違い」っていう意味で使われるんですね。
それを「各国それぞれちがう」っていう意味でしゃれにして題にしたんでしょう。
それを一目見てわかるっていうのはね、すごい!

でも、そのすごさがわかる古本屋のおやじっていうのもすごいなあ・・・

大昔の話でした。


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304. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/24(12:29)

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 酒井先生、こんにちは。
 つい、多読に関係ないのにresしてしまいますが・・・。

〉時間ができたら(って、冬休み前から言ってる・・・)
〉Charlie and the Chocolate Factory を全部スキャンして、
〉語数を数えようと思ってるんです。それで、みなさん、それぞれに
〉あの本の語数を何語くらいって予想して、あてっこする!
〉一番近くても賞品は何もないけれど・・・
〉どうでしょ?
  これは、総語数を根気よく数える人がでてきそうですね。正解者多数!

〉そりゃ、ものすごーく古い少年読み物じゃないかな?
〉山川惣治とかのね。山中峯太郎だったか・・・
〉ふっるい!
  復刻版だったです。これをこの前書いた、ばあちゃんが送ってくれたんで
 す。私が中学生の時に。まあ、明治生まれの人だったから、どうも時間観念
 がえらく広かったというか、発行年は同じ昭和だし読めるだろうという感覚
 だったんでしょう(笑)。

〉むかーし、むかーし、おおむかーし、ぼくは立川から新宿まで
〉どの駅のそばのどこにどういう古本屋があるか、ぜーんぶ知っていた。
  これはすごいですね。神田とか早稲田界隈ならそういう人はいますけど。
  ひょっとして中央線沿線古本屋巡りの時は、中野の「クラシック」という
 喫茶店などで一休みされていたのでしょうか?
  でもあそこは先生の趣味ではないか・・・。今もまだ、あそこあるらし 
 い。あの雰囲気を思うと、唐突に鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」を思
 い出してしまいます。
  
〉いまはすっかりちゃらちゃらした街になってる吉祥寺も、
  実は、私はそこで生まれました。まだ井の頭公園の脇が農家だった頃に
(笑)。その割に?成長してもあかぬけないんで、大学の頃はゼミの先生から
「東京の田舎者」と言われてました。まあ、草履履いて、登山用のザックを背
負って通学してましたから(一応山登りしてたんで)。
 吉祥寺のあたりには名店会館とかいうのもあったですね。

〉古本屋に「チャイルドブック」が100冊くらい出ていて、
〉全部まとめて買いたかったので、その時はあきらめて、すこしして
〉また行ったら(当時はキャッシュ・コーナーなんてない!)、
〉1冊も残ってなかった!
  不思議なことに、こういうことってありがちなことですね・・・。ちょっ
 とよその店を見てからとか、なんて思って帰ってくるとなくなっている。

〉うーん、それはほんとにすごい。この話を聞いた当時はなんのことやら
〉わからなかったけれど、最近その先生のすごさがわかってきた。
〉でも、そのすごさがわかる古本屋のおやじっていうのもすごいなあ・・・
  なんとなく雰囲気だけはわかります。
  でも、バブルの時に、次世代の古本屋さんが不動産に手を染めてしまっ 
 た・・・。

〉大昔の話でした。
  先生より古くはないですが、私も小昔の話でした。    


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