こんばんは。勝手に多読者ですが……。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/6/29(10:12)]

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277. こんばんは。勝手に多読者ですが……。

お名前: れな
投稿日: 2003/1/24(20:50)

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先日、「ゲスト」の掲示板の方に書き込みをさせていただきました 「勝手に多読者」のれなです。図々しくも参上いたしました。 卒業者というよりは聴講生って感じがしますが、どうぞよろしく お願いいたします。 はじめましての皆様、はじめまして。 私はGRではなく、普通のPBだけ読んで育ったPB読みです。 今は読み始めて3年目で、語数は多分300万語前後。皆様に較べると かかった期間に対しての語数は少ないですねー。2年目はあんまり読んで なかったし、1年目はのろかった(笑)。今もそれほど速くはないですが、 通勤電車の中でPBを読んでいます。1冊を読む間、1回も辞書をひきません。 それでどうして読めるのかは今も謎です(笑)。 ええと、それで、「読んでいる本がどれくらいマイナーか?」という お話ですが、文庫本でファンタジーを読んでいるファンタジーファンの方 だったら「ああ、あれね」と思ってくださるかもしれません。もしかすると、 「いつかは」と思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。 大丈夫、読めますよー。っていうか私は読んじゃいました。 こちらにはファンタジーファンの方も大勢いらっしゃるみたいなので、 参考までに一応、今まで読んだ本を上げてみますね。 少なくて恥ずかしいですけど。   Mercedes Lackey "Heralds of Valdemar" シリーズ(邦訳は「女王の矢」「運命の剣」他)     このシリーズが、私が洋書を読み始めたきっかけです。     今まで読んだのは3部作を6作と独立したものを1冊で19冊。     私の最初の100万語はほとんどすべてこのシリーズでした。      David & Leigh Eddings "Belgarath the sorcerer" "Polgara the sorceress"    「ベルガリアード物語」「マロリオン物語」の裏話的番外編。     邦訳出版の噂があったんですが、出ませんね。     700ページ以上あるというめちゃめちゃ重たいPBで、     腱鞘炎になりそうでした。   Elizabeth Haydon "Destiny"    「ラプソディ」「プロフェシイ」の続き。3部作最終巻。     "Prophecy"も結局(日本語でも読んだのに)ほとんど読みました。     なんと846ページ。これも重かった。     この本が、今まで私が読んだ中で一番難しい本です。     読み終わった後、他のどの本を読んでも簡単に思えるという素晴らしい     効果(笑)がありました。いえ、錯覚なんですけど。   Nina Kiriki Hoffman "Past the size of dreaming"     「マットの魔法の腕輪」の続き。実質的には「後編」。     これはすごく読みやすい本で、「こんなに簡単でいいのかしら?」     と思いながら読みました。   David Sedaris "Holidays on ice" Richard Bach "Jonathan Livingston Seagull"     この2冊は気の迷いで読みました(笑)。ジョナサンは皆様おなじみ     の本かと思います。Sedaris は、ものの弾みで買ってしまったんですが、     これは本当に細部まで読めないと味わいきれないタイプの本で、     私にはまだ早いなと思いました。 とりあえず、以上です。ご存じの本はありましたでしょうか? ちなみに今読んでいるのは Elizabeth A Lynn の "Dragon's winter" です。 「アラン史略」の作者のその後の作品。でもこれ、なんだか怪しい日本語 が使われていて、真面目な話なのに爆笑しそうになります。邦訳が出ない理由の 一端を見たような気が……。 というわけで、いきなり長々と失礼いたしました。 ごらんの通り、評価の基準になるような本を全く読んでいないので、中身の英語の レベルのことはわかりませんが、本を読むことそのものは大好きです。 日本語でなら、ミステリーもSFも純文学も(?)大丈夫。 よろしくお願いいたします。

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[喜] 278. Re: こんばんは。勝手に多読者ですが……。

お名前: ぷぷ (pupu)
投稿日: 2003/1/25(11:19)

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れなさん、こんにちは! ぷぷと申します。

ゲストの掲示板でお見かけして、すごいなーと思っておりました。
いきなりPBから読み始める・・・羨ましいの一言です。

ところで「アラン史略」!!
むか〜〜〜し読んだ気がします〜〜〜(もちろん日本語で)
赤ん坊のころ片腕を切り落とされた男の子が主人公ですよね?
ダンスと武術のあいだの、太極拳のようなことをする人達がいて・・・
旅をして・・・ そして一部万年少女が熱狂するような設定(?)があって。
まるで日本の少女マンガのような話だなあ〜と思って読んだ記憶があります。

そうでしたか〜、他の作品でもアヤシイ日本語が出てくるということは、
やっぱりほんとに東洋趣味というか、日本の少女マンガとか読んでる作家さん
なのかもしれませんね〜。

大学生の頃はハヤカワのSF、ファンタジーのあたりに浸っておりました。
パーンの竜騎士シリーズとか、いろいろ好きだったな〜
まだそこまで英語で読める気がしないのですが、いつか読みたいものです。
英語で買って飾ってある本としては「妖女サイベルの呼び声」があります。
同じ作者の「風の竪琴弾き」も大好きでした。
そうそう、その作者の他の作品も読みたいのに、どうやら翻訳されてない
というの、ありますよね。今後の楽しみがいろいろあって、嬉しいことです。

しかしアラン史略・・・なつかしい・・・
周囲に当時、この本読んでる人いなくて、ネットもないころで、
誰ともこういう話できなかったので、なんだかとっても嬉しいです〜

これからも読んだ本、読みたい本のお話してください。
楽しみにしています〜


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280. 宝の山

お名前: れな
投稿日: 2003/1/25(21:52)

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今にして思うと単に無謀だったのでは? という気がする私です。 でももう戻れません(笑)。 さて、「アラン史略」ですが、はい、そのお話ですー。 ファンタジーとしても結構いい本だったんですが、そっち方面の印象が 強烈ですよね(笑)。で、今回の本も読み始めてみたらやっぱりそういう 世界が……。内容的にはこの作家らしい、緻密なタペストリーをいろんな 角度から眺めていくような物語展開で、いい感じなんですけどね。文章は 私の印象としてはちょっと難しめです。怪しい日本語は、少女マンガと 言うよりは「クロサワ映画」か? という感じ。地名や人名にちょっとずつ 混ざっていて、火を吐くドラゴンのいる西洋中世風の異世界とはかなりの 違和感があります。日本人が読むと大爆笑です。 ちなみに、そっち方面(笑)に興味がおありでしたら、実は前述のLackeyの 3部作のうちの 1つ "The Last herald mage" が超おすすめです。 シリーズの中の1作ではありますが、この3部作は他の物語からは独立して います。文章も割と読みやすくて簡単ですし、号泣することうけあいの傑作です。 いやあ、泣いたなあ。表紙はファンとしては許せないものなんですけどね(笑)。 マキリップの作品、私もお気に入りです。「サイベル」はマンガも良かった ですけれど、やっぱり原作の方が好きですね。でも、今のところまだ、 「日本語で読んだことのない本」だけを読むようにしているので、その辺を 買ったり読んだりするのは先のことになりそうです。読んだことのある本だと どうしても手を抜くし、興味だけで読み進むことができなくなってしまうと さすがにつらいんですよね。私もまだまだです。そして、 >そうそう、その作者の他の作品も読みたいのに、どうやら翻訳されてない >というの、ありますよね。今後の楽しみがいろいろあって、嬉しいことです。 これはほんとにそう思います。PBを読めるようになると、ずーっと読みたいと 思ってた本が読めるようになって、宝の山がどこまでもって感じなんですよね。 だから、実は、「前に読んだ本を読んでる暇なんかないー」っていうのも あるんです(笑)。まあ、友人に「原書の方がずっと面白い」と強力プッシュ されている「ハリポタ」と、昔から大ファンで映画を見たら読みたい熱が上がって いる「指輪物語」はそのうち読もうかなー、とは思っているんですが。 ええと、次に控えてるのは、最近存在を知って「これは速攻買わねば」と思った あの「ダールワス・サーガ」の続編です。と言っても昨日発注したばかりで、 まだちょっとかかるはずですし、"Dragon's winter" にあと2週間くらいかける 予定(笑)なんですけどね。 では、これからもよろしくお願いいたします。

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[喜] 282. Re: うんうん、そうですよね〜

お名前: ぷぷ (pupu)
投稿日: 2003/1/27(16:16)

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れなさん、こんにちは。

〉さて、「アラン史略」ですが、はい、そのお話ですー。
〉ファンタジーとしても結構いい本だったんですが、そっち方面の印象が
〉強烈ですよね(笑)。

(笑)(笑)
そうそう、よくできたいいお話だし、なのに全然そういうのがあるって
予想してなくて読んでたものだから、倒れそうになってしまいました。
その後もそーいうの書いてらっしゃるんですね。しかも真面目なのに
笑えるなんて、それはぜひ読んでみなければ。いつか。

〉ちなみに、そっち方面(笑)に興味がおありでしたら、実は前述のLackeyの
〉3部作のうちの 1つ "The Last herald mage" が超おすすめです。
〉シリーズの中の1作ではありますが、この3部作は他の物語からは独立して
〉います。文章も割と読みやすくて簡単ですし、号泣することうけあいの傑作です。
〉いやあ、泣いたなあ。表紙はファンとしては許せないものなんですけどね(笑)。

あらま〜ま〜ま〜。あれだけの書き方でそういう人だってバレてしまったで
しょうか? ここでは大人しくしたてたのに〜(笑)
でもこの本もいつかは読みます〜泣くようなのも好きです。
でもあちらの本の表紙って時々許せないと私も思います。
変な絵を描くくらいなら、なんにもなしにして欲しいです。

マキリップも知っててくださるし、もーれなさんてば,嬉しすぎます・・・
マキリップの翻訳されてない作品ってないのかな〜もっと読みたいな〜って
いうのが、英語の多読を始めた動機の一つではあります。
ただPBに憧れてっていうのも大きいんですけど。

まだまだ一般のPBには手が届かないのですけど、あと一年くらいの
うちにはなんとかなるような気がしてきているところです。

これからもどうぞよろしくお願いします。
ちなみに私も、日本語ならSF、ミステリー、ファンタジー、文学(笑)
なんでもありです。


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283. Re: うんうん、そうですよね〜

お名前: れな
投稿日: 2003/1/28(21:22)

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1年ですか、あっという間ですね(笑)。 じゃあ、楽しみにお待ちしてます。 でも、マキリップはジュブナイル向けの本も書いてるみたいですし、 そのあたりは早いうちに読めますよ、きっと。 お互い、「洋書でもなんでもあり」になれたら楽しいですよね。

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279. Re: こんばんは。勝手に多読者ですが……。

お名前: ポロン
投稿日: 2003/1/25(12:38)

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れなさん、はじめまして!ポロンと申します。
ゲストの方の掲示板でのお話、とても興味深く拝見していました。(^^)
他の掲示板にも来てくださればいいな〜と思っていたところ、
書き込みを拝見したのでうれしいです♪

いきなりPBで300万語、すごいですね〜!
ふつうはPBを買ってきても挫折して、「やっぱりペーバーバックなんて
読めない〜〜」とあきらめてしまうものなのですが・・・
(私もSSSに出合う前はそうでした。)
れなさんを「勝手に多読者」にしてしまった本って、どんな本だろうって
思ってました。

詳しく教えてくださってありがとうございます。
でも、残念ながら、私が知っていたのはジョナサンぐらいでした。(汗)
ごめんなさい〜〜。
もともとファンタジーには興味がなかったのですが、子どもの頃に親しんだ
「ナルニア国ものがたり」を原書で読んだり、他にも少しファンタジー色のある
児童書を読んでいくうちに、その世界の魅力にとりつかれるようになりました。
まだやさしめの児童書が読める程度なのですが、多読と出合ってから
今まで知らなかった世界を垣間見て、人生豊かになった気分です。(笑)
これからもどんどん読む本の幅を広げていきたいと思っていますので、
いろいろと教えてくださいね〜。

〉通勤電車の中でPBを読んでいます。1冊を読む間、1回も辞書をひきません。
〉それでどうして読めるのかは今も謎です(笑)。

ゲストの掲示板に書いていらっしゃった、語感で意味がわかるというお話、
私も、ほんの少し、将来はそうなれるんじゃないかな〜?という
希望がわいてきたところなんです。
多読の先輩がそういう読み方をされていると伺って、やっぱり!
という思いです。(^^)

〉というわけで、いきなり長々と失礼いたしました。
〉ごらんの通り、評価の基準になるような本を全く読んでいないので、中身の英語の
〉レベルのことはわかりませんが、本を読むことそのものは大好きです。
〉日本語でなら、ミステリーもSFも純文学も(?)大丈夫。
〉よろしくお願いいたします。

こちらこそ、よろしくお願いします。m(__)m


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281. 語感で意味がとれるまで

お名前: れな
投稿日: 2003/1/25(21:58)

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いえ、いきなり、といってもその後3年近くかかってる訳ですが(汗)。 今更ながら無謀だったよなと思ってます。ただ、私の場合、本当に、 「続きが読みたい」という気持ちが強かったので、それだけで読めたの かもしれません。でも、実はそのPBを買ってから実際に読むまでには2年 くらいブランクがありました。その間は本棚の肥やし。別のPBに挫折した こともありますよー(笑)。その本は今も本棚で寝ています。今なら読める でしょうけれど、いわゆる「相性の悪い本」なのかな、と……。 >でも、残念ながら、私が知っていたのはジョナサンぐらいでした。(汗) 普通の人はそうですよねー。っていうか、ファンタジーを文庫で読んでるのって 何だか少数派なんです。現在のファンタジーブームは児童書系で来てますし。 でも、私もナルニアとか大好きですよ。私はナルニアとドリトル先生と 岩波少年文庫とローラ一家のシリーズで子供時代を過ごしました。 そのあたりの原書もいつかは読みたいですが、ついつい「まだ読んでない本」 ばかりを読んでしまいます。ああ、あれもこれも読みたいなあ、って感じです。 手に余る本もまだまだ多いですけれど。 >ゲストの掲示板に書いていらっしゃった、語感で意味がわかるというお話、 >私も、ほんの少し、将来はそうなれるんじゃないかな〜?という >希望がわいてきたところなんです。 おお、この件についての賛同者がいらっしゃるとは。嬉しいです。 これはねー、今の私の回りにはあまり理解者がいないんです。でも、できる人は できます。そしてそれを知ってます。「なんかー、見た目がああだったし、何となく こんな意味かなって感じ?」とか。自分で何となくできてるなと思ったらもう こっちのもの。脳みそはすでに勝手にやることを覚えてます(笑)。自覚の方が後。 でも、それがどこまで正確に機能するようになるかは、やっぱり日々の蓄積次第 ですよね。 ちなみに、私の場合は、この能力は、ちょっと難しめの本を読んだ時の方が UPします。実際に使う頻度が高いわけですから当然と言えば当然なんですが。 でも、荒療治すぎかな。ゆっくり、確実に、というのも大事ですよね。 ということで、ではでは、これからもよろしくお願いいたします。

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