Re: akoさん、嬉しい返信ありがとうございました!

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/7/18(02:45)]

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1650. Re: akoさん、嬉しい返信ありがとうございました!

お名前: ただ
投稿日: 2007/11/20(01:10)

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akoさん、こんばんは〜 ただです。元気ですよー!

〉〉・・・単なる和書の羅列だけですね、すみません・・・
〉〉(最近和書しか読んでないし・・・)

〉単なる和書の羅列だなんて、無用な謙遜ですよ(^^)。

おお! 嬉しいお言葉!

〉だって、ふだん好きな和書を読んでいて、たまたま知っていたことが、
〉どれほど、洋書多読にプラスになるか、ということは、
〉SSS多読法のFAQのところにも書いてありましたし〜
〉(おかげさまで久しぶりに基本に戻って確かめました。例は数学でしたが(笑))

なるほどー。FAQ、読んでみますねー。

〉〉『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』 岸田秀著 新書館

〉本の帯〉われわれは、世界史というと何となく世界人類の歩みの客観的記述のよう
〉本の帯〉に思い込んでいるが、ひょっとしてそうではなくて、一種のプロパガンダ、
〉本の帯〉コマーシャルなのではないか・・・

〉うわ〜、たださん、ako好みのツボを心得てくださってて感激です。
〉ありがとうございます。

〉世界各地の皆様は、羨ましいくらい自信満々のオレ様中心史だものね(笑)

うんうん。

〉そこに広報のプロがいて、国際世論を味方につける報道の仕方を研究してるらしいですから。

そーなんですかー!
いや、でも必要なことですね、うん。

〉多読で英語バリバリできるようになったら(早くなりたいものだ)、
〉英語の新聞やテレビで報道されたことをバリバリ読んで、そのあたりを見抜けるようになりたいです。
〉(英語できないほうが、英語メディア発信源の言いなりにならなくていいんだったりしてね〜。黒いアテナ、もといBlack ako英語学習パラドクス、それは Stranger than パラダイス(笑))

そのあたり見抜けたらすごいですよね。

〉本の帯〉コマーシャルなのだから、ヨーロッパ文明の悪事や欠陥は隠蔽され、
〉本の帯〉この文明が最高の文明で、イスラム文明やアジア文明などの他の文明が劣
〉本の帯〉っていることになっているのは当然であった。

〉〉・・・これには、なるほどー、と思ってしまいましたよ。

〉コマーシャルと言い切ったところが、岸田先生ってすごいですね!(思ってても言えない人もいるから(笑))

岸田先生を知ってるakoさんもすごい。(僕はこの本で知りました)
精神分析者なんですね。(←著者紹介で知ったやつ)
『一神教VS多神教』なんて著書もあるらしいので、てっきり専門かと・・。

〉歴史専門“以外”の人が、どんどんそういう発言して欲しいです。
〉そのほうが結局、専門家のレベルも上がるから。
〉岸田先生の本ってことは、書店や図書館じゃ、心理学や精神分析のほうに置かれちゃうのかしら。
〉高校世界史の教材のタナに置いたら面白そう〜〜
〉(受験生が混乱するばかりで罪深いか…。でもこれ読んで、学校の歴史教師と議論するくらいの高校生がいたら素晴らしい)

近所の本屋では、世界史の棚にありましたよ。全然違和感がなかったなー。

〉とにかく世界史愛好家としては、ファンが増えることは喜びなので、
〉日本語で書かれた面白そうな歴史本はどんどん出て欲しいです!
〉→そうなることで歴史が面白くなって、歴史好きが増える。
〉→学校で教わることや専門家の言うことをみんなが簡単には信じなくなる。
〉→信頼されるために歴史の専門家も頑張る。
〉→いい歴史の本が出る。(ファンは未読本増加で嬉しい悲鳴)
〉→世界史なんてたいして興味ないと思っていた人も、歴史についてフツーにいろんなことを知るようになる。
〉→西欧中心史観の世界史やオレオレ詐欺にだまされない日本人になれる。
〉→いろいろ知ってさえいれば、英語でいろんな外国の人と話をするときも、
〉 アッチの言いなりにならず、対等に話ができるようになれるかも〜〜!

〉怪しい勧誘にだまされない対策の話をしているような気が…(笑)

あはは(笑)
でも、akoさんの「→・・・」面白い!

〉そもそもわかりやすくてセンセーショナルで、大手出版社が部数たくさん出してくれるような目立つ本…、
〉ていうところで、すでにプロパガンダということは前提だけどね〜(何を信じたらいいか、ますます混迷するばかりで御免なさい…)

〉〉一方で、『アメリカもアジアも欧州に敵わない』八幡和郎著 祥伝社新書
〉〉なーんて本も買ってたりするんですが。

〉わかるわかる。
〉それほど、ヨーロッパはすごいってことですから。
〉ヨーロッパ内部もすごい軋轢があって、とてもとても一枚岩じゃありませんし。
〉ふだんは、ついつい西洋だの欧米だの、ひとくくりにしてしまいますが、
〉実のところ、ヨーロッパとアメリカの関係もね〜〜、怪しいわよね〜、
〉…つまり、面白いですよね〜。
〉(「面白いですよね」・・・だなんて、何てつまらない返答を…。たださん、ごめん。。。)

つまらなくありませんっ。キッパリ!(コブシはギュッと握ってまっすぐ上へ by 上大岡トメ)

〉〉ヨーロッパ史も、興味は尽きないですよね。

〉尽きないです。尽きないです。無限です。
〉読みたい本が山のようにあって、それ読むだけで数百年でも生きていたいです。不老不死の魔女になって中世ヨーロッパの修道院の図書室で暮らしたいです。書棚が天井まであって、書棚ごと扉になっていて、その裏が秘密の部屋になってるの、ありますよねー。その扉を開けて階段を下りると秘密の部屋。もちろん映画とネットも見られるよう秘密の部屋にはハイビジョン大画面設置とWEB接続。(←十分、今の日本人(爆)) 修道院の外を出ると、深い森にマジックツリーハウスを作ってジムシーになるのが夢〜。そのときはたださん、コナンねー!

あはは(笑)
コナン、光栄です!(本人、「のび太」の方が近いと思われ。1、2、3、グゥ)

〉〉最後に『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』で紹介されていた、
〉〉マーティン・バナールの『黒いアテナ』という本を紹介します。
〉〉(いまの僕の実力ではとっても太刀打ちできないケド)

〉原書は無理っていう話ですよね? そりゃ無理です、わたしも(笑)

そうです、そうです。紹介だけで。

〉〉(邦訳『黒いアテナ−古典文明のアフロ・アジア的ルーツ2』上・下巻、藤原書店、2004〜2005年)
〉〉紹介のみで失礼します・・・

〉ありがとうございます〜。藤原書店の世界史本ではブローデルの地中海を推薦!

おお、これも面白そうな本ですね〜! ご紹介ありがとうございます!

脱線しますが、
・『地中海』と私 7
  新しい人類史へと誘う書  網野善彦
という記述を発見。その、網野善彦さんつながりで2冊ほどご紹介。

『日本の歴史をよみなおす(全)』網野善彦著 ちくま学芸文庫

『物語による日本の歴史』石母田正・武者小路穣 講談社学術文庫
・・・中沢新一さんが、その著書『僕の叔父さん 網野善彦』(集英社新書)
で、網野さんに勧められて最初に読んだ歴史書として紹介された・・・

特に『物語による・・・』は、よかったです。その前から「古事記」や
「平家物語」熱は高かったのですが、「大鏡」というのをその時知って
とても興味を持ちました。藤原道長が天下をとるまでの藤原氏を中心とする
歴史を書いたものですが、一見、道長をほめているようにみえて、その実
ところどころで、藤原氏が他の貴族をおしのけて天下をとるまでには、
どんなにひどいことをしたかということもかなりはっきり書いて、批判を
している、といいます。

(脱線おわり)

〉わたしからもお一つお礼に検索ワードをたださんに捧げます。
〉「黒いマリア」
〉アテナとマリアで、たださん、両手に花〜!

「黒いマリア」検索しました! テンプル騎士団 とか マグダラのマリア
とか、『ダ・ヴィンチ・コード』を思い出しました!!

akoさんの方こそ、素敵な紹介と楽しいお話、ありがとうございました〜!


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1668. Re: うわー、たださん、いろいろ偶然発生です。ありがとう〜

お名前: ako
投稿日: 2007/11/25(01:45)

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たださーん、こんばんは、akoです。

〉〉〉『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』 岸田秀著 新書館

〉〉高校世界史の教材のタナに置いたら面白そう〜〜
〉〉(受験生が混乱するばかりで罪深いか…。でもこれ読んで、学校の歴史教師と議論するくらいの高校生がいたら素晴らしい)

〉近所の本屋では、世界史の棚にありましたよ。全然違和感がなかったなー。

その書店、素晴らしい! 書店めぐりはほんと楽しいですよね。

書棚のコーナーや、平積みの、店でイチオシしている本のラインナップ見てると、
ここの店主が好きで読んでる本って、このセンだな、なんてのが見えたり、
アレとアレをああ並べるとは面白い!みたいなところまでわかって、
もう実に、その本屋ばかり通いたくなる、っていう個人書店がありました。

近頃は、街の個人書店が減りつつあるので、
小さい書店は、売れ筋の新書や雑誌しか置けなくなってきてしまって…という切実な状況にあるようで、
そういう個性を楽しめる場所もだんだん限られてきちゃったけどね。
(…ていう話が雑談のところに出てたので、そっちに書きます)

〉でも、akoさんの「→・・・」面白い!

ありがとうございま〜す。
かなりくどい話だったんで、改行しないで書くと自分でもワケわかんなくなりそうだった(笑)

〉〉実のところ、ヨーロッパとアメリカの関係もね〜〜、怪しいわよね〜、
〉〉…つまり、面白いですよね〜。
〉〉(「面白いですよね」・・・だなんて、何てつまらない返答を…。たださん、ごめん。。。)

〉つまらなくありませんっ。キッパリ!(コブシはギュッと握ってまっすぐ上へ by 上大岡トメ)

嬉しい… うるうる。。。。。。
たださんに10万語お祝い投稿をいただいた日のことを思い出しました。

〉〉深い森にマジックツリーハウスを作ってジムシーになるのが夢〜。そのときはたださん、コナンねー!

〉あはは(笑)
〉コナン、光栄です!(本人、「のび太」の方が近いと思われ。1、2、3、グゥ)

タドキスト大会で、リアルたださんと出会う人に確かめていただこう〜っと!(プレッシャーかけてしまった(笑))

〉脱線しますが、

いえいえ、こういうのは「関連ある話がさらに展開した」と呼べばよいかと。

〉・『地中海』と私 7
〉  新しい人類史へと誘う書  網野善彦

〉『日本の歴史をよみなおす(全)』網野善彦著 ちくま学芸文庫

〉『物語による日本の歴史』石母田正・武者小路穣 講談社学術文庫
〉・・・中沢新一さんが、その著書『僕の叔父さん 網野善彦』(集英社新書)
〉で、網野さんに勧められて最初に読んだ歴史書として紹介された・・・

うわー!!! いやーー!!! じつにーーー!!
シンクロナイズドスイミング!!
…じゃない、シンクロニシティ発生(笑)

来月、故・網野氏が在職した関東地方のある大学で、
網野史学の功績を検証するシンポジウムというのがあり、
行こうかどうしようか迷っていたところーー!
(たださんの投稿から網野先生の名を見ることになったなんて…! どういう運命!? これは行け、ということかしら…。かなりビックリしました)

〉特に『物語による・・・』は、よかったです。その前から「古事記」や
〉「平家物語」熱は高かったのですが、「大鏡」というのをその時知って
〉とても興味を持ちました。藤原道長が天下をとるまでの藤原氏を中心とする
〉歴史を書いたものですが、一見、道長をほめているようにみえて、その実
〉ところどころで、藤原氏が他の貴族をおしのけて天下をとるまでには、
〉どんなにひどいことをしたかということもかなりはっきり書いて、批判を
〉している、といいます。

うわ〜〜〜、これもまたまたシンクロナイズド投稿(笑)!

実は、ここの掲示板には、掲示板の怪人と称されるかたがおられましてね(笑)、
今年の夏、投稿の意外な展開で、平安時代の牛車の話が出まして、
(いちおう、最初は英語多読の話だったはずなんだけどね(笑))
で、牛車関連を調べて、そのことを投稿のご返答に書こうと思っているんですが、
その中に、道長と大鏡のことが!
いや、もうこれ以上は脱線できないので、終わりますが、いやはや偶然がいろいろです。

〉(脱線おわり)

はい、終わります。英語からだいぶ離れてしまいましたね…。

〉〉アテナとマリアで、たださん、両手に花〜!

〉「黒いマリア」検索しました! テンプル騎士団 とか マグダラのマリア
〉とか、『ダ・ヴィンチ・コード』を思い出しました!!

これでこそ英語のこと何でも!! 
『ダ・ヴィンチ・コード』が流行った年は、これを英語で読んだかたがおられましたよね。
日本語で読まずに、英語で読んじゃうんだから、
多読って素晴らしい、あたしだっていつかーー、と誓いを新たにしました。
(英語多読で話をまとめた(笑))

〉akoさんの方こそ、素敵な紹介と楽しいお話、ありがとうございました〜!

掲示板は、関連してこういうことが…という調子で、
次々と予想外の展開するのが面白いですよね。

では コナン the たださん、ありがとうございましたーーっ。
森で野豚を焼きたいジムシーakoより(笑)


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