Re: fionaさん、一緒に考えてくださってありがとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/6/30(23:22)]

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1612. Re: fionaさん、一緒に考えてくださってありがとうございます

お名前: ako
投稿日: 2007/11/14(11:16)

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fionaさん、akoです。
このたびはややこしい投稿に、返答投稿ありがとうございます!  

〉ちゃんと返答にはなっていないかも知れませんが、akoさんの投稿を読んで思ったことを。

なってます!なってます! 十分なってます!
こうしてお話する機会ができて嬉しいです。

〉私は、英米がどうと言うより、「まずは英語」と言う、「英語信仰」みたいな風潮に疑問を感じます。

それなんですよー。
今回の自分の投稿も、なんだか冗長なばかりで(←いつもそう)
自分でも、自分の主旨がよくわからなくなってしまってるんですけどね(苦笑)

最初の投稿文では、イギリスが云々…とか書いてますが、
結局これは、自分自身の内部にある(巣食う)劣等意識の問題なんだな、
ということに気づいた、ということなんです。

英語やイギリスをどうのこうの言っても始まらなくて、
英語が母語ではない自分自身が、
英語という外国語と、今まで、どう付き合ってきたのか、
そして、過去にやったこともなかった多読という方法と出会って、
今、英語とどういう付き合い方になっているのか、
そして今後、どう付き合っていきたいのか、あるいは、いくのか、
または、いかざるを得なくなるのか、どうなのか、という、
結局のところ、自分自身の内面の問題だったんではないか、
と思い始めたところです。

〉「実利」という点では、英語がベストなんでしょうけれど、何でも英語みたいなところには疑問を感じます。

たしかに、そういった疑問を感じる場面はありますよねー。

〉特に、「平等」と言う観点から見ると変。
〉国際会議にしても、論文にしても、まずは英語というのは「不平等」ではないでしょうか。

なるほど。
「有利か不利か」、という実利の問題以前に、
「平等か不平等か」という、かなり根本的(? 本質的?と言えばよいでしょうか?)な面から考える視点ですね。
勉強になります!

〉どう考えても、英語が母国語である者に非常に有利です。

「有利か不利か」となれば、これはもう、
学会のような英語を基準とした場面では、
英語話者に有利な場面は多いだろうとわたしも思います。

もし、英語「以外」を母語とする、何らかの分野の専門家が、
英語学習にかける時間が一切不要で、すべての時間を専門の研究に投じられる…、
としたらどうなるんだろうという夢想をしたことがあります。

〉現状がそうだから仕方ないと言われるのですが、それを「変」と思わなくなったら、「当たり前」と思うようになったら、ちょっと怖いような気がします。(何か、洗脳されてしまったみたいで)

fionaさんの主旨はこういう理解(↓)でよいですか?

「現状がどうであるか」、ということはひとまず置いといて、
「世界はどうあるべきか」「どういう場であって欲しいか」という、
理想の状態をまずはイメージしておきたい、という理解でよいですか?

この理解でよければ…、
ほんっっっと、世界はもっと平和であって欲しいですよねーー。

言語が多様にあって、世界中に多様に並存して…、
というまではいいんですけどね。
話者の人口だけでいけば、中国語を話す人が一番多いそうですけどねえぇぇ。
中国語、といっても、いろいろだそうなので、
(伝聞表現ばかりですが)
13億人だか15億人だかの人々が同じ中国語を話しているのかどうかもサッパリわかりませんしねぇぇぇ
もしかしたら、内陸の中国人が、中国では北京語の地位ばかりが高い、と不満を言ってるかもしれませんしねぇ。(勝手な想像です)

〉現在の英語の地位は、単に、英語圏の国(特にUSA)が世界で大きな影響力をもっているからではないかと思っています(違うのかな?)。

そうだと思いますね。
19世紀以降、まずイギリスが、そして戦後はアメリカが、というのはよく言われることですね。
アメリカさんだって、独立戦争前までは、ナニ語の国になるかなんて決まっていたわけでもないんでしょうけど、
結局、英語の国になっちゃいましたしね。

〉もし、世界のあらゆる面で最も影響力を持つのが「フランス」だったら、今の英語の地位にいるのは「フランス語」、ロシアだったら「ロシア語」、日本だったら「日本語」になるのでは……と思っています。

そういうことになると思います。
よく、歴史に“IF”はない、なんて言われますけど、
“IFオッケ〜♪”モードで、好きなように想像して考えた方が楽しいですもの〜。

フランス語も今でもフランス本国から離れたアフリカ大陸の一部エリアや太平洋の島などに、
フランス語が通じる場所があるそうですしねー。

〉…で、私の場合、なぜ英語かと言うと、「読みたい本が一番多い」からです。もともと、SFが好きなので、作品数から言って英語、次いでドイツ語かな。

おお〜〜、SFファンだったんですか〜!
面白いんだろうな〜、とは思ってるんですが、私はあまり詳しくないので、
いつか別の機会で、語れるチャンスがありましたら、是非お聞かせください!

〉何か、返答になっているような、なっていないような。…お邪魔しました!

いえいえー、自分一人で思っていたのでは気づかないことに気づかせていただいてます。
ややこし投稿に、即日の最初の返答投稿くださって、ありがとうございました。

汗かきかきの投稿しちゃったもんだから、
日頃からおなじみのfionaさんから投稿が入っているのを見つけた時は、
とても嬉しかったです。

ではまた〜〜


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1636. Re: fionaさん、一緒に考えてくださってありがとうございます

お名前: fiona
投稿日: 2007/11/17(17:47)

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akoさん、今晩は。

〉fionaさん、akoです。
〉このたびはややこしい投稿に、返答投稿ありがとうございます! 
 
→いえ、ややこしい返答に、返答をありがとうございます。
 
 
−−(長くなるので間をチョッキンしました。

〉fionaさんの主旨はこういう理解(↓)でよいですか?
〉「現状がどうであるか」、ということはひとまず置いといて、
〉「世界はどうあるべきか」「どういう場であって欲しいか」という、
〉理想の状態をまずはイメージしておきたい、という理解でよいですか?
〉この理解でよければ…、
〉ほんっっっと、世界はもっと平和であって欲しいですよねーー。

→簡単に言えばそうです。
付け加えたら、きちんとイメージしてたら、そう言うイメージがないよりは、少しは実現が早いかもしれないと思ったりします。
うまく書けないのですが、「平和であってほしい」と思っていたら、……例えば、平和運動に売上金を寄付するような宝くじがあったら1枚くらい買うかも(普段は宝くじは全く買いません)。何も考えてなかったら、宝くじなんか買わないので、こっちの方が少しは実現に近づくかもしれないのでは…(変な例ですみません)。と言う感じなのですが。
 
 
〉言語が多様にあって、世界中に多様に並存して…、
〉というまではいいんですけどね。
〉話者の人口だけでいけば、中国語を話す人が一番多いそうですけどねえぇぇ。
〉中国語、といっても、いろいろだそうなので、
〉(伝聞表現ばかりですが)
〉13億人だか15億人だかの人々が同じ中国語を話しているのかどうかもサッパリわかりませんしねぇぇぇ
〉もしかしたら、内陸の中国人が、中国では北京語の地位ばかりが高い、と不満を言ってるかもしれませんしねぇ。(勝手な想像です)

→よく分かりませんが、書き言葉は似ているみたいです(詳しくは分かりません)。と言うのも、台湾の人が、香港の人としゃべったら話は通じないけど、字で書いたらお互いの言いたいことは分かる、と言っていました。
南の人は、北京語のことどう思っているんでしょうね?
 
 
〉〉現在の英語の地位は、単に、英語圏の国(特にUSA)が世界で大きな影響力をもっているからではないかと思っています(違うのかな?)。
〉そうだと思いますね。
〉19世紀以降、まずイギリスが、そして戦後はアメリカが、というのはよく言われることですね。
〉アメリカさんだって、独立戦争前までは、ナニ語の国になるかなんて決まっていたわけでもないんでしょうけど、
〉結局、英語の国になっちゃいましたしね。
〉〉もし、世界のあらゆる面で最も影響力を持つのが「フランス」だったら、今の英語の地位にいるのは「フランス語」、ロシアだったら「ロシア語」、日本だったら「日本語」になるのでは……と思っています。
〉そういうことになると思います。
〉よく、歴史に“IF”はない、なんて言われますけど、
〉“IFオッケ〜♪”モードで、好きなように想像して考えた方が楽しいですもの〜。
〉フランス語も今でもフランス本国から離れたアフリカ大陸の一部エリアや太平洋の島などに、
〉フランス語が通じる場所があるそうですしねー。

→そう言えば、スペイン語やポルトガル語のところもありますね。
たまに、ブラジルの人と接する機会はあるのですが、相手方の片言日本語でコミュニケーションをしています。(ただし、子どもさんは、日本の学校に通っているので、日本語は普通に話せる)
確か、ブラジルってポルトガル語でしたよね。家族同士では、英語でないポルトガル語がスペイン語のような言葉を話しています。
英語は…通じるのかなあ。
取りあえず、日本語でOKで、相手方の母語は(多分)ポルトガル語なので、無理に英語を持ち出すのもおかしい気がして、試したことはありません。
 
 
〉〉…で、私の場合、なぜ英語かと言うと、「読みたい本が一番多い」からです。もともと、SFが好きなので、作品数から言って英語、次いでドイツ語かな。
〉おお〜〜、SFファンだったんですか〜!
〉面白いんだろうな〜、とは思ってるんですが、私はあまり詳しくないので、
〉いつか別の機会で、語れるチャンスがありましたら、是非お聞かせください!

→また、機会があれば。
でも、最近のSFはあまり読んでないので、古いSFでないとよくわからないです。
 
 
〉〉何か、返答になっているような、なっていないような。…お邪魔しました!
〉いえいえー、自分一人で思っていたのでは気づかないことに気づかせていただいてます。
〉ややこし投稿に、即日の最初の返答投稿くださって、ありがとうございました。
〉汗かきかきの投稿しちゃったもんだから、
〉日頃からおなじみのfionaさんから投稿が入っているのを見つけた時は、
〉とても嬉しかったです。
〉ではまた〜〜

→ではでは〜。


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1638. 「標準語」って…

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/11/17(23:59)

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akoさん、fionaさん、こんにちは。

こういう話題がありますとね、見過ごすわけに行かないんですよ。

〉〉中国語、といっても、いろいろだそうなので、
〉〉(伝聞表現ばかりですが)
〉〉13億人だか15億人だかの人々が同じ中国語を話しているのかどうかもサッパリわかりませんしねぇぇぇ
〉〉もしかしたら、内陸の中国人が、中国では北京語の地位ばかりが高い、と不満を言ってるかもしれませんしねぇ。(勝手な想像です)

〉→よく分かりませんが、書き言葉は似ているみたいです(詳しくは分かりません)。と言うのも、台湾の人が、香港の人としゃべったら話は通じないけど、字で書いたらお互いの言いたいことは分かる、と言っていました。
〉南の人は、北京語のことどう思っているんでしょうね?

日本の「標準語(共通語、というのが正しいらしいですが)」と同じです。北京の言葉を元に「普通話」という共通語が作られました。そして東京の言葉は東京弁であって標準語ではないのと同じで、北京には北京なまりがあって、「普通話」と完全に同じ、というわけではありません。
そしてやはり日本語と同じく書き言葉は全国共通で新聞・雑誌・書籍はどこへ行っても同じもので通用します。

fionaさんが下でも書いていますが(大阪の人だったんですね)、大阪人が標準語をどう思っているかというと、別になんとも…というのは確かにそうです。
ただ、大阪人は東京に対する抵抗意識があり、東京に従う必要はないとか、何でも東京が一番っておかしいやん、と日常的に思ってますので、他の地方の人はまた違うかもしれません。
前に新聞で読んだんですが、なぜ大阪人は日本全国どこへ行っても大阪弁をしゃべるのか?→答えは「通じるから」なんです。東北とか九州とか沖縄とか、方言の強いところは他の地方の人が聞いてもわからないことがよくあります。ですから他の地方の人と話すときは方言が出ないように話すということです。
井上ひさしの「国語元年」というお芝居はご存知でしょうか。明治の初めの官僚の家ではだんなさん、奥さん、書生、使用人、居候、たくさんの人が住んでいますが、出身地がバラバラでみんな違う言葉を話し、わけのわからない言葉が飛び交っています。そこへ上から日本全国で通用する共通の話し言葉を制定せよ、という命令が下ります。それで方言が飛び交う家の中で、みんなで通じる言葉を作るにはどうすればいいかを考えることになる…というお話です。

結局日本の標準語も中国の普通話も、違う地方の人たちがコミュニケーションをとるために使うものです。話を広げますと、インドネシア語もそうです。インドネシア語は「方言」どころではなくて別言語が共存する多民族・多言語国家です。それでジャワ語を基準に「インドネシア語」という標準語が作られたのです。ですからその標準となる言葉を知っていれば国内どこへ行っても話が通じるわけです。それこそ「コミュニケーションツール」であって、優劣とは全く関係のないことです。

さらに、香港では広東語が使われていますが、広東語と北京語は全く通じません。香港は長らくイギリス領だったので、香港へ行っても「普通話」はあまり通じませんでした。しかし中国に返還されてから急速に普通話が通じるようになっているようです。大陸との行き来が急激に増え、違う地方の人たちとも話をする必要ができたのでしょう。また、ブダペストとウィーンとパリの中華料理屋さんでも「普通話」が通じました。外国に住む中国人も普通話だとどこの地方の人同士でも話せるからではないかと思います。
つまり話をする「必要」があるから言葉が普及するんです。外国の観光地へ行ったらお土産屋さんが日本語で話しかけてきますが、お土産販売用語と値段の数字しかしゃべれません。まさしく必要のある言葉のみ習得する、の典型です。

英語もそういうことじゃないでしょうか。互いの言葉を知らない外国人同士でも、英語を知っていたら話が出来る可能性が高い。だから英語が世界の共通語になっている、ということです。

〉〉よく、歴史に“IF”はない、なんて言われますけど、
〉〉“IFオッケ〜♪”モードで、好きなように想像して考えた方が楽しいですもの〜。
〉〉フランス語も今でもフランス本国から離れたアフリカ大陸の一部エリアや太平洋の島などに、
〉〉フランス語が通じる場所があるそうですしねー。

モロッコ、チュニジア、アルジェリアはもとフランス領なのでフランス語がかなり通じるようです。これらの国へ行ったらフランス語かアラビア語を知ってたら大丈夫でしょう。タヒチはフランス領ですからフランス語が公用語です。

〉→そう言えば、スペイン語やポルトガル語のところもありますね。
〉たまに、ブラジルの人と接する機会はあるのですが、相手方の片言日本語でコミュニケーションをしています。(ただし、子どもさんは、日本の学校に通っているので、日本語は普通に話せる)
〉確か、ブラジルってポルトガル語でしたよね。家族同士では、英語でないポルトガル語がスペイン語のような言葉を話しています。
〉英語は…通じるのかなあ。
〉取りあえず、日本語でOKで、相手方の母語は(多分)ポルトガル語なので、無理に英語を持ち出すのもおかしい気がして、試したことはありません。

やっぱり日本人にはブラジルに親戚のいる人が多いんですね。私の教会の牧師夫人も親戚がブラジルにいて、自分の家で収穫したコーヒー豆を送ってくれたといって飲ませてもらいました。
そのあたりになるとやはり英語はあまり通じないかもしれませんね。

ずいぶん語ってしまいましたがこのへんで…。


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