Re: これも多読効果(?) 世界大学ランキングのニュースを見て

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/7/18(02:48)]

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[賛成] 1596. Re: これも多読効果(?) 世界大学ランキングのニュースを見て

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/11/12(00:08)

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akoさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。

まりあさん、fionaさん、こんばんは!!

ただいま最終章、取り込み中なので、簡単に・・・

akoさんの書いていることは二つありますね。
一つはイギリスが大学ランキングを発表する「いけず?」と
二つはそれに気づいたakoさんの多読効果
についてですね。

まりあさん、fionaさんの返信は第一点についてだけれど、
ぼくは基本的にakoさんの意見に賛成かな?
まりあさんの言うとおり、英語を目の敵にすることはない。
でも、fionaさんの言う世界語と国際語の使い分けは
なるほどと思いましたね。ぼくもそういう風に使い分けようと
思います。

で、第二点。akoさんのいう第二点は実は第一点にも通じると
ぼくは思います。

できるだけ短く言うと、世界中の人が多読・多聴で他の人たちの言葉を
いとも簡単に使えるようになると、今回akoさんの中の「英語」が
特権的地位を失ったように、英語が特権的言葉ではなくなると思うな。
だれでも使えて、便利な「国際語」になるかもしれない。

それと、そうやって英語と母語を使えるバイリンガルの人が増えると、
英語しか使えない人たちは発想が単純ということになって、
国際的に不利になる!

そこへ多聴多読によって世界のさまざまな言葉が簡単に身につく
ようになると、何カ国語も話せる人がいっぱい出てきて、
もう英語なんかたくさん話される言葉の一つに過ぎなくなる!
(これはちょっと夢を広げすぎかな?)

いつも書いていますが、だから、ユネスコが加盟国に
その国の使用言語すべての多聴多読教材を製作することを
義務づけるっていうのが実現するといいなと・・・
一つにつきせいぜい数億円で可能だと思うのだけれど・・・


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1620. Re: 酒井先生、ご投稿ありがとうございました!!

お名前: ako
投稿日: 2007/11/14(23:56)

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酒井先生、こんにちは! 原稿かいてますか〜(定番挨拶)。

〉ただいま最終章、取り込み中なので、簡単に・・・

いよいよ最後の追い込みですね。お忙しい時にありがとうございます!!
大事なときに、こんな投稿、すみません。
ニュースを見て、いても立ってもいられなくなってしまって。

〉akoさんの書いていることは二つありますね。
〉一つはイギリスが大学ランキングを発表する「いけず?」と
〉二つはそれに気づいたakoさんの多読効果
〉についてですね。

冗長なako投稿の要旨をまとめて頂いてありがとうございます!

そうです、それ、「イギリスさんたら、い・け・ず」っていうの、
ピッタリです。
こんなにあなたに片想いして、膨大な時間を捧げているのに、
こんなに女を泣かして、アンタ、うううう…です。
  (最近、どこかで書いたような記憶が…)
スパっと嫌いになって無視できるんなら、こんな葛藤は起きないですもの。。。

待てよ…。
「嫌い嫌いも好きのうち」だから、
英語を嫌いになるんじゃなくて、「関心ない」まで行かないとダメですわね、、、
無理です、、、

〉まりあさん、fionaさんの返信は第一点についてだけれど、
〉ぼくは基本的にakoさんの意見に賛成かな?

あぁ、せんせい…、もう、この一行を書いていただいただけで、
今回の投稿、勇気をふるって投稿した甲斐がありました。
ご返答投稿、ありがとうございます!!

長年、イギリス文学や英語教育を専門にしてこられた先生に不興を買うのでは…
なんて、チラとでも思ったわたしが了見狭いです。
酒井先生を我が英語恩師として、
多読を続けてきたことを誇りに思います。

わたしはわたしで、ヨーロッパ史を学んできた経緯から、
 (日本語だけで…なので、シロウト愛好家に過ぎないですが)
自分のヨーロッパ各国についてのバイアスもあり、
そういった下地と、たまたま、英米好きの日本人の方の発言などが重なって、
こういった経緯になりました。

でも、まりあさんから、
留学生便利データと見ることもできるという視点を教わって、
目が開かれた思いです。

原稿が済みましたら、いつかまた、続きをじっくりうかがえたらと思います。

〉まりあさんの言うとおり、英語を目の敵にすることはない。
〉でも、fionaさんの言う世界語と国際語の使い分けは
〉なるほどと思いましたね。ぼくもそういう風に使い分けようと
〉思います。

「世界」と「国際」という二つの言い方を意識的に使い分けてみると、
あいまいに考えていたことに輪郭が描かれるような感じがしますね。

言葉の使い方を大事にすると、考えることまで影響受けますね!

〉で、第二点。akoさんのいう第二点は実は第一点にも通じると
〉ぼくは思います。

と言いいますと…?

〉できるだけ短く言うと、世界中の人が多読・多聴で他の人たちの言葉を
〉いとも簡単に使えるようになると、今回akoさんの中の「英語」が
〉特権的地位を失ったように、英語が特権的言葉ではなくなると思うな。
〉だれでも使えて、便利な「国際語」になるかもしれない。

それです! そういう感じです。
まさに「特権的地位」という表現に、
今の気持ちが、ぴったり集約されている感じがします!

他の言語の存在も意識した上で、
なおかつ、英語にだけ、どういうわけか強い劣等意識を感じる、
という感情?現象?を、一言で説明していただけました!
ありがとうございます。
やっぱ、せんせ〜って、先生だったんですね〜(当たり前のことを…)

〉それと、そうやって英語と母語を使えるバイリンガルの人が増えると、
〉英語しか使えない人たちは発想が単純ということになって、
〉国際的に不利になる!

なるほど!
まりあさんが上で紹介されたジョークにも通じる話です。

〉そこへ多聴多読によって世界のさまざまな言葉が簡単に身につく
〉ようになると、何カ国語も話せる人がいっぱい出てきて、
〉もう英語なんかたくさん話される言葉の一つに過ぎなくなる!
〉(これはちょっと夢を広げすぎかな?)

遠大な夢をもってこそ、今、やるべきことが決まってきますもの!
大風呂敷を広げるくらいじゃないと、
大きなことはできませんから〜〜〜!!

〉いつも書いていますが、だから、ユネスコが加盟国に
〉その国の使用言語すべての多聴多読教材を製作することを
〉義務づけるっていうのが実現するといいなと・・・
〉一つにつきせいぜい数億円で可能だと思うのだけれど・・・

初めてこのサイトを見始めて、まだ投稿もしたことがなかった頃に、
酒井先生という人がどういうことを言っている先生かと思って、
1ヶ月ほど過去ログをROMしていた時期がありましたが・・・

その頃にもユネスコが・・・、という投稿があったのを思い出しました。

とすると、日本では、日本語の多読多聴教材をつくって、
世界の日本語学習者の皆さんに使っていただき、
わたしたちは、自分が学習したい言語の多読多聴教材を手に入れることができる。
そんな世の中にしていきたい、という夢ですね。

な〜んて素敵な提案でしょう。
つまらない劣等意識の縛りから、外国語学習を解放する方法…
これは、また、次の本を書かなければなりませんね〜っ!

ご挨拶「せんせ〜ぃ、原稿かいてますか〜」は、永遠に続きそうです。
ご投稿、ありがとうございました。

Happy writing !


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