Re: 10000語書きました。

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/7/1(04:21)]

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1124. Re: 10000語書きました。

お名前: 柊
投稿日: 2006/11/22(14:05)

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 こんにちは、柊です。最終的に、誰に何を言いに来たのやらという感じですが。

 さやかさん、10000語おめでとうございます。思わずゼロの数を数えました。漢字で表記しないところに、これだけ書いたという気概を感じます。

 まつかわさん、四万語おめでとうございます。
 それとまつかわさん、GRを読んでいて、いいものに当たると「こんなに語彙制限がある中で、こんなに深いことを書けるこの人は文章の天才かもしれない」と思いますし、私がフィクション、ノンフィクションを問わずに日本で一番文章力があると勝手に尊敬している人は、人文科学のものすごく難しくて深い話(世界の理論の最先端かも)を小学生にもわかるように書く人なので、基本語彙しか使っていないというのは、威張っていいと思います。自慢しちゃっていいと思います。

 さて、tsumugiさんへも言いたいことが。

 英語はほとんど書いていないのですが、日本語を書くのが好きで、しょっちゅうワードの文法チェックで引っかかっているので、一言。といって、一言で終わった試しがありませんが。

 この文法チェックですが、一体どのぐらい正確なんでしょうか。英語を書かないと言いつつ、こういうことを書くのもどうかという気もしますが、日本語の文法チェックで注意される事柄を見ている限り、正しいかどうかと言うと、かなり重箱の隅をつついている気がします。
 文明の利器ですが、ヘルプなんかを参照しても、国語力はあまりない人が作っていると痛感しますし。結局最近は「わかっている人にしか、探している情報は見つからない」と結論付け、自分で色々試してたどり着く方が早いと思うようになっています。

 チェックの中で、一番多いのが「との連続」「をの連続」「がの連続」といった「てにをは」なんですが、日本語としてどこも間違っていないんですよ。試しに田中芳樹の「銀河英雄伝説(思いつく限りで、一番「美文・名文」ぽかったので)」を打ってみたら、どんどん引っかかりました。
 今はチェックをはずせる限りはずしていますが、そのきっかけは「ふくろう」という鳥の名前を書いたら、片仮名か漢字でないと「こんな単語はない」と赤線を引かれたことでした。
 あとは「じ」と「ぢ」が間違っているとしょっちゅう表示が出ますが、どうせ漢字に変換するんだからいいじゃないと無視します。岩波の国語辞典だって、古い版だと「いまはのきわ(今わの際)」なのが今は「いまわのきわ」で、「いはみぎんざん(石見銀山)」も「いわみぎんざん」になっていますし。意味は、危篤状態と毒薬。物騒なたとえしか思いつきませんでしたが、言葉は変わるもののたとえということで、ご容赦を。

 ただ、仕事上英語を書かないといけない時のある父曰く、「文法チェックは日本語だと無視できるけど、英語だと従ってしまう」とのことでした。自信の有無の問題も絡むのでしょうか。当たり前か。

 英語の場合、日本語よりはソフトも進んでいるかもしれませんが(しかも私の場合、どの警告文がATOKでどの警告文がwordかすらわかっていませんが)、精度はどれぐらいなのかが気になったので、質問してしまいました。チェックが間違っていたりそういう「正しい言い回し」の範囲がせまかった場合、気にするだけ損な気がして、つい。いえ、日本語で散々赤線引かれた恨みがあるだけですが(無機物相手に恨んでどうするという話ですが)。
 日本語の文法チェックの場合、かなり文法についての理論が未熟な状態で、一番わかりやすい部分にだけチェックを入れている感じなので、英文法はどうなのだろうか、と思いました。
 スペルチェックも、カンブリア紀の英語表記が赤線引かれたり、好きな音楽の曲名が全部小文字なのに頭を大文字に直されたり、と、日本語の中にたまに混じるもので、いやな思いをしたことしか思い出せません。

 それで本題の、英語多書ですけど、
 一度、日本語で書いていたのに急に英語にしたくなって、結局話がややこしくなったところでついていけなくなり日本語に戻しましたが、「こんなに書けてる♪」と楽しかったです。手書きなのでカウントできませんが、50語もないかもしれない。しかし、日本語の場合と違う味が出たのは確かです。自分しか読みませんが。
 それでも、読むのとは別の次元で英語力の進歩を感じますから、嬉しいのもすごくありました。
 また英語で書こうかという気になってきました。その気になりやすいかも。機会を下さったさやかさんに感謝です。
 一語書くのに何語読むべきかはわかりませんが、書くより沢山読まないと無理そうだとは思います。
 ということで、
 Happy reading & Happy writing!

 イギリスの歴史小説を読みまくって文体を真似して、「イギリスの大学出た?」と言われるのが夢です。ただ、私の好きな作家は1993年没のおばあさんなので、とんでもなく高齢に思われるかも。


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1127. Re: 10000語書きました。

お名前: tsumugi
投稿日: 2006/11/24(11:34)

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"柊"さん、こんにちは tsumugiです。

〉 英語はほとんど書いていないのですが、日本語を書くのが好きで、しょっちゅうワードの文法チェックで引っかかっているので、一言。といって、一言で終わった試しがありませんが。

〉 この文法チェックですが、一体どのぐらい正確なんでしょうか。英語を書かないと言いつつ、こういうことを書くのもどうかという気もしますが、日本語の文法チェックで注意される事柄を見ている限り、正しいかどうかと言うと、かなり重箱の隅をつついている気がします。
〉 文明の利器ですが、ヘルプなんかを参照しても、国語力はあまりない人が作っていると痛感しますし。結局最近は「わかっている人にしか、探している情報は見つからない」と結論付け、自分で色々試してたどり着く方が早いと思うようになっています。

〉 チェックの中で、一番多いのが「との連続」「をの連続」「がの連続」といった「てにをは」なんですが、日本語としてどこも間違っていないんですよ。試しに田中芳樹の「銀河英雄伝説(思いつく限りで、一番「美文・名文」ぽかったので)」を打ってみたら、どんどん引っかかりました。
〉 今はチェックをはずせる限りはずしていますが、そのきっかけは「ふくろう」という鳥の名前を書いたら、片仮名か漢字でないと「こんな単語はない」と赤線を引かれたことでした。
〉 あとは「じ」と「ぢ」が間違っているとしょっちゅう表示が出ますが、どうせ漢字に変換するんだからいいじゃないと無視します。岩波の国語辞典だって、古い版だと「いまはのきわ(今わの際)」なのが今は「いまわのきわ」で、「いはみぎんざん(石見銀山)」も「いわみぎんざん」になっていますし。意味は、危篤状態と毒薬。物騒なたとえしか思いつきませんでしたが、言葉は変わるもののたとえということで、ご容赦を。

〉 ただ、仕事上英語を書かないといけない時のある父曰く、「文法チェックは日本語だと無視できるけど、英語だと従ってしまう」とのことでした。自信の有無の問題も絡むのでしょうか。当たり前か。

〉 英語の場合、日本語よりはソフトも進んでいるかもしれませんが(しかも私の場合、どの警告文がATOKでどの警告文がwordかすらわかっていませんが)、精度はどれぐらいなのかが気になったので、質問してしまいました。チェックが間違っていたりそういう「正しい言い回し」の範囲がせまかった場合、気にするだけ損な気がして、つい。いえ、日本語で散々赤線引かれた恨みがあるだけですが(無機物相手に恨んでどうするという話ですが)。
〉 日本語の文法チェックの場合、かなり文法についての理論が未熟な状態で、一番わかりやすい部分にだけチェックを入れている感じなので、英文法はどうなのだろうか、と思いました。
〉 スペルチェックも、カンブリア紀の英語表記が赤線引かれたり、好きな音楽の曲名が全部小文字なのに頭を大文字に直されたり、と、日本語の中にたまに混じるもので、いやな思いをしたことしか思い出せません。

分かります。この現象。私もワードのこれに何度いらいらさせられた事か。
でも、日本語としては確かにもたつくけど間違いではない。と思い放置してそのまま使っている事がほとんどです。

〉 それで本題の、英語多書ですけど、
〉 一度、日本語で書いていたのに急に英語にしたくなって、結局話がややこしくなったところでついていけなくなり日本語に戻しましたが、「こんなに書けてる♪」と楽しかったです。手書きなのでカウントできませんが、50語もないかもしれない。しかし、日本語の場合と違う味が出たのは確かです。自分しか読みませんが。
〉 それでも、読むのとは別の次元で英語力の進歩を感じますから、嬉しいのもすごくありました。
〉 また英語で書こうかという気になってきました。その気になりやすいかも。機会を下さったさやかさんに感謝です。
〉 一語書くのに何語読むべきかはわかりませんが、書くより沢山読まないと無理そうだとは思います。
〉 ということで、

私の英文の場合、間違いの多くはスペルと、時制、カンマやダブルコロンの使い方と言った基本的な問題が多いのです。多くは投稿サイトへのreviewの投稿やそれに関連する私的なメールなので、とてもカジュアルな文章が多く、ワードの文法チェックは気にしても始まらないのレベルになっています。
語法とかはよほどまずいというものでない限り、実はあまり気にしていません。ノリで分かってくれればいいかな〜なんていい加減な事をしてます。ただ、これで時制が分からないままコメントして何度痛い目を見た事か。。。。
(自分では過去の事を書いたつもりだったのに未来の事になっていたり、、、)

〉 イギリスの歴史小説を読みまくって文体を真似して、「イギリスの大学出た?」と言われるのが夢です。ただ、私の好きな作家は1993年没のおばあさんなので、とんでもなく高齢に思われるかも。

柊さんがどんな英文を読まれているのか分かりませんが、古い感じがしても素敵な文章なのでしょうね。私も目標となるような鬱苦心英文を書く作家さんに出会いたいです。

Happy reading & Happy writing!


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1128. Re: 10000語書きました。

お名前: まつかわ1971
投稿日: 2006/11/24(19:26)

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こんばんは、みなさん!

文法上のあやまりとか、正しい用法とか、をつきつめていくと、袋小路につきあたって
しまうかも。なにせ言葉は変化しつづけます。
日本語で書く時もそうですが、世代や育ちのちがいで、文章がちがいますよね。
僕は、英語では古典文同様現代文でも読みにくさを感じます。修行がたりないのではなく、
慣れていないからだけだと自分に言い聞かせてなぐさめています。
僕が、書く時にあまり辞書を信用しないのは、その辞書の用例が、どの世代も共通して
使う言い回しなのか、あまりにもご年配の方風なのか、男女共通に使うのか、
若者言葉なのか、「(俗)」「(話)」「(古)」といった辞書の表示を信じて、
とんちんかんなパッチワークを作ってしまいそうな気がするからです。

事務的な文章や論文を書くために、お手本になるような文章を徹底的に読み込む
というのは、正しいやり方だと思います。でも、僕がここで言いたいのは、
プライベートな日記や手紙を書く場合のことです。
日記でよく使う表現を集めた本がたくさんありますが、僕はあんまりあの手の
本は好きになれません。
ひとつおすすめとして、同年代の人の書くブログをいくつか追いかけて、
読んでみて、そのまま使えそうな例文を漁るという心構えじゃなくて、
自然と彼らの語り口が好きっていうような人を見つけてみてはいかがでしょう。
意外と英語圏のみなさんでも、わかりやすい語り口で日記を綴っている人は
多いものです。

以前もどこかで書きましたが、名詞だけは、大きな和英辞典や英辞郎なんか
をどんどん参考にしてもいいと思いますが、それ以外の部分は多読で
みたした樽の水をどんどんかき出していけばいいのではないでしょうか。

無理して完了時制や仮定法を使わなくても、意外とたくさんのことが
言えるものだと思います。僕の作文には、ようやく最近、現在完了が
ある程度まともなかたちで登場してくるようになりました。
あとはもうメチャクチャです。度胸だけで書いてるようなものです。

僕には今のところ、お手本にしたい作家さんにまだ出会っていません。
あまり僕に文学的な感性がないのも一因でしょうが。
ぼくは、1960〜1980年生まれくらいの僕と同世代の、普通の英語話者と
感性や語り口、リズム、ビートを共有したいという気持ちが一番です。
たとえ、彼らが文法の間違いをおかしていることを見つけたとしても、
僕はきっと、それすらチャーミングに感じてしまうことでしょう。

長文ですみません。
Happy writing!


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1136. Re: 10000語書きました。

お名前: さやか http://appletree.penne.jp/
投稿日: 2006/11/26(18:32)

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"まつかわ1971"さんは[url:kb:1128]で書きました:
〉こんばんは、みなさん!

まつかわ1971さん、こんばんは。

〉文法上のあやまりとか、正しい用法とか、をつきつめていくと、袋小路につきあたって
〉しまうかも。なにせ言葉は変化しつづけます。

そう。そうなんですよね。
言葉は生き物と同じで、変化し続けるもの。
その中で、正しい用法を見つけるのは大変ですよね。

〉日本語で書く時もそうですが、世代や育ちのちがいで、文章がちがいますよね。
〉僕は、英語では古典文同様現代文でも読みにくさを感じます。修行がたりないのではなく、
〉慣れていないからだけだと自分に言い聞かせてなぐさめています。

わかります。言葉遣いも違えば、育った時代も違う。
当たり前と言えば当たり前なのですが、そうすると
文章も違いますよね。

〉僕が、書く時にあまり辞書を信用しないのは、その辞書の用例が、どの世代も共通して
〉使う言い回しなのか、あまりにもご年配の方風なのか、男女共通に使うのか、
〉若者言葉なのか、「(俗)」「(話)」「(古)」といった辞書の表示を信じて、
〉とんちんかんなパッチワークを作ってしまいそうな気がするからです。

結局、自分が読んで来た言葉を獲得しているように思います。
辞書を使うよりも、物語の中でどう使うのか学んで行って、
自分の中にためて行った方がいいと思うのです。

なので、辞書よりも本を読むほうが。。。
と、思ってしまいます(⌒o⌒;A

〉以前もどこかで書きましたが、名詞だけは、大きな和英辞典や英辞郎なんか
〉をどんどん参考にしてもいいと思いますが、それ以外の部分は多読で
〉みたした樽の水をどんどんかき出していけばいいのではないでしょうか。

そうそう、その事を言いたかったのでした。

〉無理して完了時制や仮定法を使わなくても、意外とたくさんのことが
〉言えるものだと思います。僕の作文には、ようやく最近、現在完了が
〉ある程度まともなかたちで登場してくるようになりました。
〉あとはもうメチャクチャです。度胸だけで書いてるようなものです。

私も、度胸だけで書いています(⌒o⌒;A

〉長文ですみません。
〉Happy writing!

いえいえ。こちらこそ。
Happy Writing〜☆


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