Re: はじめまして、お教えくださいませんか。

[掲示板: 〈過去ログ〉はじめまして!(初投稿)掲示板 -- 最新メッセージID: 9033 // 時刻: 2024/7/17(17:17)]

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[喜] 7947. Re: はじめまして、お教えくださいませんか。

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.com/blog/
投稿日: 2011/8/28(01:42)

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そばきりさん、はじめまして。まりあ@SSSです。

〉 はじめまして。「大人のための英語多読入門」(佐藤まりあ先生著)を拝読して、これから多読に挑戦したい60代男性です。

   お読み頂きありがとうございました。
   先生は恥ずかしいので、「まりあさん」にしてくださいね。

〉 そこで、超初歩的な質問ですみませんが、どなたかお教えください。

〉(1)著書で「1入門レベル」の紹介(157㌻〜)で、「ネイティブ向け国語教材シリーズ」から「文芸絵本」の4分野から紹介してあります。
〉 どの分野を選んでもよいのでしょうか。

   はい、お好きな分野から始めて下さい。
   語学は、楽しめる→続けられる→身に付く、がゴールデンルート
   です。 

〉(2)私は「ネイティブ向け国語教材シリーズ」のうち「longman literacy land story street」がよいと思うのですが、このシリーズだけで123冊あるそうです。この全冊を読んだ方がよいのでしょうか。

   「これを読んだら英語ができるようになる」万能薬みたいな
   本がこの世に存在するわけではありません。あればいいんですけど。 

   「どれが好みに合うか?楽しめるか?」が大切で、面白いと感じて
   引き込まれる本が、効果のある薬ということになります。
   絵本は、絵が好きになれるかどうか?もかなり影響力があります。

   杏樹さんが書いて下さいましたが、全巻一気買いは危険ですね。

   yukaffe さんお薦めの「多聴多読ステーション」などで
   十分吟味して下さい。多読を始めたばかりの時は、本を選ぶのに
   かなり時間がかかったりしますが、だんだん自分の好みに合う本を
   探すコツが掴めてきます。

   コスモピア社サイトには、多読用図書が読める地域別図書館リスト
   [url:http://www.cosmopier.com/library/]もありますから、これも
   のぞいてみて下さい。図書館が利用できると多読開始がとても楽に
   なります。

Happy Reading!
    


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7948. まりあさん、稀な出会いに感謝します。

お名前: そばきり
投稿日: 2011/8/28(09:47)

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まりあさん

 「そばきり」でございます。

 「大人のための英語多読入門」の著者ご当人から、まさかお返事をいた
だけるとは、思いもよりませんでした。
 驚きつつ、まことにありがとうございました。

 ご教示により、多読の世界へ入っていくことができそうです。

 ご著書を通じて、英語は文化の一形態であると同時に、文化などの言語化
であることが、自分なりにあらためてよく理解できました。
 単語や言い回しをいくら暗記しても、つまり英語の上面だけを追いかけて
ていても、欧米人と彼らのよってきたる世界や社会を理解したことにはなら
ないということでしょうか。

 私は、「大人のための英語多読入門」を、「日本における英語文化」批判
の書、ユニークな文化論としても、十分に楽しませていただきました。英
語で書かれた世界を理解するための方法論を提案しつつ、同時に優れた文化
論でもあるご著書の説得力は十分です。
 英語関連の方法論やノーハウ本について、すれっからしの読者としての
私は、必ず批判的に読むことにしております。しかし、ご著書に限っては
心の中でいちいち「もっともだなあ」と感心、納得しながら読み進めている
自分を発見しました。

 文化論としての業績だけでも大変なことですが、私自身のこれからの
「英語」にかかわる姿勢に、強く大きな啓示を与えてもいただきました。
 この書に出会わなかったら私は、手を変え品を変えて。これまでのよう
な「学習」を繰り返していたに違いありません。

 そうならずに多読という英語の「新世界」に入っていけることは、すで
に61歳になった私にとっては、より大きな意義があろうと存じます。

 人生には、このような出会いが稀にあるものです。著者と同時代に生き
ていられたことに感謝します。

 ますますのご繁栄を。

 今後とも、ご指導、よろしくお願い申し上げます。
(了)


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[汗] 7949. Re: まりあさん、稀な出会いに感謝します。

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.com/blog/
投稿日: 2011/8/30(00:10)

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そばきりさん、今晩は。まりあ@SSSです。

〉 「大人のための英語多読入門」の著者ご当人から、まさかお返事をいた
〉だけるとは、思いもよりませんでした。
〉 驚きつつ、まことにありがとうございました。

   いえいえ、ただの ぶたおばさんですから。

〉 ご著書を通じて、英語は文化の一形態であると同時に、文化などの言語化
〉であることが、自分なりにあらためてよく理解できました。

   ありがとうございます。

〉 単語や言い回しをいくら暗記しても、つまり英語の上面だけを追いかけて
〉ていても、欧米人と彼らのよってきたる世界や社会を理解したことにはなら
〉ないということでしょうか。

   そう思います。そして異文化理解は、難しい英語で書かれた
   文化論なんか読めなくても可能です。
   3歳児向けの絵本1冊からでも、大人なら、英米人の描く「よい子」と
   日本人のそれが違うことを感じ取れたりします。
   英語の字面の下に流れるもの、を意識しながら読むようになると、
   どんなやさしい英語の本も楽しめるようになります(^^*)
   

〉 私は、「大人のための英語多読入門」を、「日本における英語文化」批判
〉の書、ユニークな文化論としても、十分に楽しませていただきました。英
〉語で書かれた世界を理解するための方法論を提案しつつ、同時に優れた文化
〉論でもあるご著書の説得力は十分です。

   過分にお褒め頂き、面映ゆい限りです。

〉 文化論としての業績だけでも大変なことですが、私自身のこれからの
〉「英語」にかかわる姿勢に、強く大きな啓示を与えてもいただきました。
〉 この書に出会わなかったら私は、手を変え品を変えて。これまでのよう
〉な「学習」を繰り返していたに違いありません。

   国語の勉強なら学校を卒業したら終わりにして、あとは本なり
   新聞なり好きなものを読むだけになるのに、英語ばかりは
   いつまでも勉強し続ける、っておかしいですよね?      

〉 そうならずに多読という英語の「新世界」に入っていけることは、すで
〉に61歳になった私にとっては、より大きな意義があろうと存じます。

   新しいことを始める意欲がある人間は、いくつになっても進歩する
   ことができる!と信じています。

Happy Reading!

お暇があったらブログ [url:http://www.buhimaman.com/blog/]
にもお立ち寄り下さい。 
          


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