「こども式」を4年近くやってきて感じたこと(近況編)

[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/7/14(01:23)]

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525. 「こども式」を4年近くやってきて感じたこと(近況編)

お名前: はまこ
投稿日: 2007/2/16(14:11)

------------------------------

皆さん、こんにちは。はまこです。
1年ぶりに経過報告をしたいと思うので、よかったらお付き合いくださいませ。

去年の11月頃から他の掲示板でたこ焼きさん、たかぽんさん、酒井先生、
Ryotasan、akoさん、ひまわりさんや他の方とやり取りをしている間に、
今感じていることを書きたくなりました。
が、あまりに長くなりそうなので、二つに分けて投稿しようと思います。
この投稿は一気にざーっと書きましたが、二つ目は「こども式」のことを
詳しく書こうと思うので、投稿できるまでに時間がかかるかもしれません。
加えて生後8ヶ月の娘の夜泣きが始まり、寝不足が続いていますので〜。
 



 
■近況報告■
語数は、去年の3月に報告してから+50〜100万語ぐらいでしょうか。
去年の6月に第3子を産んで以降、8〜10月にかけてPBを3冊読んだのですが、
要約と感想文を英語で書くために、あちこちを何度もひっくり返して読んだ、
(結局3冊目でつまらなくなって、途中で放っています^^;)
という以外は、絵本や児童書を読めるときにちょこちょこと読んでいます。

聞く方は、相変わらず読まない日はあれど、聞かない日はない。
というぐらい聞いています。主にレンタルでダビングしたオムニバスの
洋楽が中心です。一緒に歌って踊ってます(^^)
相変わらずです。
 
  
【変わったこと】
1.深くなった。
2.ヘッドフォンをしなくなった
3.何かや誰かに触発された時に英語で書くのが随分楽になった。
 
 
1.なのですが、多読を音読で始めてから、毎日成長するのが楽しい♪
のうきうき気分で上に上に伸びていた時期から、今は下に内にと
深まっているなぁ、という感じがします。本を読む、という行為自体は
出産後はあまりしてないのですが、それでも英語に触れた分だけ
成長するのがわかります。
その事よりも嬉しいのが、多読をはじめて早い時期から私の中で、
英語・外国語(音のみ)と日本語がわかれて育って行っていたのが、
いい具合に絡まりあってきた
(これはどうしても言葉で表現できません)ように感じるのです。
うーん、やっぱりどう伝えていいかわかりません。今はその時期では
ないかもしれないので、その時がきたらまた報告します。

2.の方は、ただ音を追いかけて楽しんでいたシャドーイングの状態を
卒業したのかも知れません。無意識で気が付いたらシャドーイングをしている、
が私の基本的なスタイルなので、卒業、というのはおかしいのですが、
ヘッドフォンをして音に集中しなくても、聞いて理解できるようになった。
というところでしょうか。この場合の理解は、意味が全てわかると言うのでは
なく、音と文字のセットでわかる、という意味です。
多読を始めてから追い求めていた境地に
いつの間にかついていたんだなぁ、と感慨深いです。
あ、もちろんここが最終目標ではありません。実際まだまだ、まだまだ、
の状態ですし、だからこそ変わらずわくわくしています(^^)

シャドーイングはたくさんしましたが、
「誰かと英語で話をしながらコミュニケーションを取りたい」という欲求が
最近までなく、あくまで音を楽しむためと音を聞き分けられるようになることを
意識していたので、いざ自分の言葉で話そうとすると、発音が変だということに
最近気が付きました(^^) 
今後は誰かに伝えることを意識して、発話を楽しもうと思っています。
  
3.は最近「雑談の広場」に書いたので省略します。
 
   
■「細部→全体」へと進んで、「全体→細部」も見られるようになった■
多読も多聴もシャドーイングも、酒井先生が提示してくださる方法は、
「全体」をまずざっと掴めるようになってから、細部へと移行していくやり方
だと思うのですが、私は多読も多聴もシャドーイングも「1文字目」から
積み上げていく捉え方でやってきました。
理由は「それが面白くてしかたがないから」です。
それでもいつの間にか「全体→細部」でも理解できるようになってきました。
「寄っても引いてもどちらからでもOK!」という感じでしょうか。

「1文字目」からというのは、どういう状態なのかと言うとですね、
akoさんが別の掲示板で丁寧に説明してくれていますから、そのままコピペしちゃいます。
akoさん、ごめんねー。そしてありがとう〜〜〜。


〉〉うん。私は、聴く時は分解して組み立てながら聴いてたから、
〉〉聞こえる音がいつも先頭?だし、
〉〉読むのも、いつも一文字目が一番だしね。
〉〉この説明、わかりにくいかな。

〉ご説明いただいたことをakoがわかってるかどうか、
〉ちょっと確かめてもらえますか? 
〉わたしの理解を書いてみます。こんな感じかどうか…。

〉たとえば、こういうのを今、写してきましたた。
〉There was an old woman who lived in a shoe,,,,,,,

〉この英文を声出して読むのは2秒程度のことだけれど、
〉文字を目で見ると、この程度の長さなら一度に「shoe」まで見えてしまう。

〉けれども、視界がどこまで見えているかは別として、
〉はまこさんの場合は、
〉英文を音読してきた習慣があるから、
〉目が「There」に焦点を合わせようと意識する前に、
〉はまこさんの気持ち全体が、声に出す順番どおりに、
〉「There...」のところから順に右へ進む。

〉なので、靴の映像が浮かぶのが最後なのは当たり前として、
〉さらに、old womanのイメージも浮かぶ前に、
〉「There」だけでも何か感じるものがあるのでは?

〉というのは、「There」だけ見た時点では、
〉「There is....」なのか、「There were..」なのか、
〉「There you go..」なのか、何が来るのかわからない。

〉そして、次に、「 was...」と来たところで、初めて、
〉何かこう、お話が始まる〜、といったような空気が起きて、
〉それから「an old woman」で初めて、
〉何とな〜くお話のイメージに合った女の人の映像が出てきて…
〉という順番…、
〉この文は短すぎるけど、
〉英文が2行、3行と長くなっても同じ、ってことかな、と思って。

〉これ、1秒の何分の一の世界(笑)

〉…ということを、はまこさんの説明を読んで考えたんですが、
〉こういう理解でおよそあってますか?(また質問しちゃたよ)

〉ほんの1〜2秒のことも、こうして文字で書くと大変〜。ぜぃぜぃ、はぁはぁ(笑)

〉わたしの妄想が大幅にハズしていたらゴメンナサイ!!
〉これ、カラオケで歌う時、字幕を追う時のことを思い出して書いてみたんです。
〉歌を歌う時は、歌うことのほうに夢中になるので、
〉字幕の文字も、今、うたっている場所しか見ていない(=余裕がなくて、先を見ることができない(笑))から。

 
本当にありがとう(ぺこりん)
でもね、もっと小さいの。「Th」が私の最小単位です。
口に出してみると、「th」で一音でしょ。そして私のイメージの中では、
「th」があるとそこに一瞬で意識が集まるの。次にくる「e」で緩んで、
その次の「re」でふわぁっと広がる感じ。
もし「th」の次が「i」と「s」なら意識はそこに集中したまま。
次にくるのが「a」なら大きく振られて「t」なら、そこでぴっと止まるの。
書いてある文字を自分で発する音に変えていたら、
だいたいの人がこういう捉え方になると思うんだけどなぁ。

もちろん読んでいる時はいちいち意識してないけど、私は膨大な量を音読したり、
音を聞いてシャドーイングや歌を歌ったりして、最初から音と文字の関係に
惹かれ続けてきたからこそ、いつの間にか身に付いていた感覚、
というのではなくて、「こども式」で英語と言う言語を習得した人なら、
はっきりと意識するしないはあっても、やっぱりこういう捉え方をするように
なるんじゃないかなぁ、と思っています。どの言葉にも、どの文字にも、
その後ろに今まで読んできた膨大な物語の一辺が潜んでいるのを感じます。
 
 
あ、自分で書いていて気が付いたのですが、去年の報告では、

膨大な量に触れてきた日本語と違って、英語という言語にそのまま接するという体験は、本当に新鮮な驚きの連続でした。日本語で読んだり、聞いたりするとその言葉の後ろにいろんな既知の知識が広がるのに、英語は簡単で短い文章でも全く無防備な状態で出会うことになるんですよね。だから絵本でも児童書でも揺り動かされるし、衝撃を受けやすいんですね。英語という言語で積んできた経験がないですから。
多くのタドキストの皆さんも、多読を通して体験する、こういう感動に惹かれてやまないのではないでしょうか。

こう書いていたのですが、今は
「どの言葉にも、どの文字にも、その後ろに今まで読んできた膨大な物語の一辺が潜んでいるのを感じます。」
なんですねぇ。やっぱり成長してる(^^)

ちなみに
600万語
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=t&id=7466]
です。この投稿も長いです(^^;)
 
 
  
 
■音のこと■
 
これを載せるか止めておくか随分悩んだのですが、長いついでに去年投稿した、
私の聞き方もちょこっとコピペしてみます。
因みに今はほぼ意識の下の方で全てを処理できるようになったので、
ここまで細部にこだわった聞き方はしません。
でも、意識下ではやっているような気もします。
 
 
(コピペ1)
私の聴き方はかなりややこしいので、文章として書いてもイメージが
沸きにくいかも知れません。
できるだけ、具体的に書いてみますね。まず、

1.日本語以外の音に慣れていなかった。
2.フォニックスを一通り勉強してみた。

私が多聴を始めた時点ではこうだったと頭に入れておいてください〜。
私が2003年4月から聴き始めたのは、3枚のオムニバスのCDと、BBC2です。
CDはヘッドフォンで。BBC2は朝の15分ぐらいをながら聞きで。
CDの方なのですが、最初は聞いてもほとんどが雑音でした。それより音、
リズムが楽しくて仕方がないので、聞きながら自然に踊っていました。
この頃は英語ならちょっとはわかるかな、という単語が少し。
全体の1%程度でしょうか。4曲(だったかな)の別の言語が入っているとは
気が付きませんでした。
音読が40万語(だったかな。うろ覚え〜)ぐらいになると、
CDへの慣れもあるでしょうが、かなり雑音も減っていました。意味はわかりません。
雑音が減るということは、聞こえる音が増えるということですよね。
で、どうやって聞いているかというと、例えば「Moon River」の歌詞なら
「Moon River wider than a mile, I'm crossing you in style〜♪」ですね。
(実際にはこの歌を多聴を始めてから聴いたことありませんが)
これだけゆったりしたメロディだと、歌詞も書いてあるまま聞こえるでしょうか?
とにかく頭のM から聞こえる音を全部文字に変えるんです。これが「音の分解」です。
同時に「m.o.o.n」=「moon」、「r.i.v.e.r」=「river」と組み立てています。
音がくっついてたら、くっついたまま、落ちていたら落ちたまま、わからなかったら
適当に。とにかく順番通りにしか理解できないので、そうしてました。

※例えば少しは理解ができる、という人なら、
「Moon River ほにゃらら〜mile, I'm ほにゃyou ほにゃ〜」と聞くのでしょうか。
この頃は音の組み立てはほとんどできていなかったはずです。
あ、BBCもこれと同じ聞き方です。でもかなりのながら聞きです。
音読が80万語ぐらいになって、かなり英語というものに慣れてくると、
CDの中に英語ではない曲が入っているらしい曲に気が付き、衝撃を受けました。
何で気が付かなかったんだろー。
そう言えば、夢の中で早い内に再現されるようになったのは、
フェイ・ウォンの「夢中人」でした。何て読むのかな。歌詞も見てない頃に
(見たところでわかりませんが)
フルで出て来ていたので、よっぽど気に入ってたんでしょうね。
まぁ、長い間そういう聞き方をしていたわけです。
BBCでも意味がわかるものは少なかったですが、
分解してから組み立てられる音がどんどん増えていきました。
そして多聴、多読が進むに連れて、理解できる音や意味が飛躍的に増えていきました。

この頃は日本語で考え事をしているときに、
同時に英語を聞いて理解することはできませんでした。
今のように書きながら聞く、なんてありえませんでした。
(今なら書きながらでも歌詞を聞いたり、ニュースやトークを理解できます。
成長したなぁ:笑)

でも多読を始めて8ヶ月か9ヶ月ぐらいになったらできるようになってきたんですね。
書きながら、というのは相変わらずできませんでしたが、
考え事をしているときや、新聞を読みながらなら同時に英語を聞く
ということができるようになったんですね。
それぐらいからかなぁ、分解しなくてもわかるようになったのは。
いや、1年ぐらいたってからかなー。
皆さんは日本語を聞くときどうしてます?例えばニュースを聞いているとき、
意識の下の方に注目してみてください。文字でも理解していませんか?
「郵政法案が特別委で可決されました。
小泉内閣の最重要課題である郵政民営化関連法案は
四日午後、衆院郵政民営化特別委員会で一部修正の上、
自民、公明両党の賛成多数で可決されました。」
と音声で流れてきた時は、特には意識していなくてもこういう文字で
理解していませんか?
私の言っている、「聞いたとおりの音で文字になる」というのはこういうことなんです。
もちろん、かなりの割合で綴りは間違っていると思いますが。
本人にはわかるからいいんです(笑)
 
 
(コピペ2)
そんな私がオーディオブックと一緒に読むと、
どうして分速150語以上になるのか考えてみました。
1.音の推測が要らない。
2.語り手の声の表現力によって映像化がしやすい。
オーディオブックの力がないと、1.も 2.も自力でしないといけませんよね。
聞き読みをたくさんすることによって、
自力でも1.2.が楽にできるようになったらいいな、と願っているんです.
 
 
話を私のややこしい聞き方に戻します。
昨日書いた分には続きがあるんです。
〉とにかく頭のM から聞こえる音を全部文字に変えるんです。これが「音の分解」です。
〉同時に「m.o.o.n」=「moon」、「r.i.v.e.r」=「river」と組み立てています。
〉音がくっついてたら、くっついたまま、落ちていたら落ちたまま、わからなかったら
〉適当に。とにかく順番通りにしか理解できないので、そうしてました。
〉私の言っている、「聞いたとおりの音で文字になる」というのはこういうことなんです。

と、書きましたよね。まだこれと同時に他の作業(?)もしていました。
例えば「r」、と聞きますね。
そうすると喋っている人の口が頭の中で映像になるのです。
「r.i.v.e.r」は全部口の開け方、舌の位置が違いますよね。
息の吐き方、出てくる場所も違ったりします。
そういうのを同時に見ているんです。
そして、音の響き方、リズムも感じています。
だんだん意味も理解できるようになっていきました。
理解ができると情景が浮かびます。
私が〉英語以外のいろんな言語でシャドーイングする方が好きです。
〉緊張感の全くないでたらめシャドーが大好き♪
と言っていた意味がわかってもらえたでしょうか?かなり負担のかかる
聞き方をしていたんです。今では口の開閉や舌の位置などいちいち
映像化しませんが、無意識にはやってるかもしれません。
だけど意識してないのですごく楽になりました。
(「負担のかかる」というより「負荷のかかる」のほうが合ってるかな。
めちゃめちゃ楽しい〜♪の印象しかありませんから。)

この映像化の元凶(と言ったら語弊がありますが)は、
発音練習用のDVDを見て練習したからだと思います。
5日ぐらいで飽きてそれからはやってませんが。
確かに1音1音だとその通り発音するかもしれないけど、
普通に喋ってたらそうはならないし。
フォニックスと合わせて、1音をクローズアップすることを覚えてしまったので、
これが文字を見る時にも影響して、抜けるのに長い間かかりました。
ひょっとすると今も抜け切っていないかもしれません。
 
------END------

 
最後までお付き合いしてくださった方、ありがとうございました(^^)


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[脱帽] 529. Re: 「こども式」を4年近くやってきて感じたこと(近況編)

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/2/16(21:34)

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はまこさん、こんばんは!

ふー・・・ 相変わらずすごい・・・
全部読んだけど、消化するには何ヶ月もかかりそう・・・

はまこさん、これからもよろしくね!!

(・・・最初から1音ずつ積み重ねていった・・・?
 なぞだ・・・ いつかわかるぞ!)


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551. 酒井先生、ありがとうございます。音の聞き方をもう少し詳しく書き足しました

お名前: はまこ
投稿日: 2007/2/20(21:48)

------------------------------

ので、よかったら読んでみて下さい。
 
 
酒井先生、こんにちはー。

〉はまこさん、こんばんは!

〉ふー・・・ 相変わらずすごい・・・
〉全部読んだけど、消化するには何ヶ月もかかりそう・・・

〉はまこさん、これからもよろしくね!!
 
 
少し前に雑談の広場で自分の過去ログを振り返りましたが、
先生のコメントって毎回、そんなに変わらないですよね(^.^)
きっと、私の思いが先生の感情にダイレクトに届いているんだろうなと
勝手に想像し、嬉しくなっています。
(本当に心が動いた時は、それを言葉では表せないですよねー。)

こちらこそ、これからもよろしくお願いします♪
 
 
〉(・・・最初から1音ずつ積み重ねていった・・・?
〉 なぞだ・・・ いつかわかるぞ!)

この話、最近しませんでしたか?(笑)
〉最初から1音ずつ積み重ねていった
これがどういうことなのか、先生自身が気づいたときに、
本当の意味がわかるでしょう。
(と言われると、わくわくしませんか?)
この感覚って、面白いですよ〜〜〜(^^)

ではでは〜。


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541. Re: 「こども式」を4年近くやってきて感じたこと(近況編)

お名前: しお
投稿日: 2007/2/18(11:22)

------------------------------

はまこさん、こんにちは。しおです。

〉皆さんは日本語を聞くときどうしてます?例えばニュースを聞いているとき、
〉意識の下の方に注目してみてください。文字でも理解していませんか?
〉「郵政法案が特別委で可決されました。
〉小泉内閣の最重要課題である郵政民営化関連法案は
〉四日午後、衆院郵政民営化特別委員会で一部修正の上、
〉自民、公明両党の賛成多数で可決されました。」
〉と音声で流れてきた時は、特には意識していなくてもこういう文字で
〉理解していませんか?
〉私の言っている、「聞いたとおりの音で文字になる」というのはこういうことなんです。
〉もちろん、かなりの割合で綴りは間違っていると思いますが。
〉本人にはわかるからいいんです(笑)

なるほど、「聞いたとおりの音で文字になる」は日本語ではやっているかも。
頭から聞こえる音を全部文字にしていけるって、すごいですよ。

私は、前は、見える文字を全部音にしていこうと思っていたのかな。
(あ、でも、はまこさんは膨大な音読をされてますよね。)
私の場合は、頭にあるものがデタラメなので「聞いたとおりに」
聞けなかったんですよ。そのままを聞きたいのに、なんか妨害する物
があるんですよ。

それで、「全体→細部」のシャドーイングをするように変わって、
最近やっと、音を聞いたとおりに聞けてるかな、って思えることが
あるんです。
はまこさんの、細部から全体でも、全体から細部でも、
「寄っても引いてもどちらからでもOK!」っていいなあ!
音をたっぷり楽しんでいるはまこさんだからですね。

〉■「細部→全体」へと進んで、「全体→細部」も見られるようになった
〉多読も多聴もシャドーイングも、酒井先生が提示してくださる方法は、
〉「全体」をまずざっと掴めるようになってから、細部へと移行していくやり方
〉だと思うのですが、私は多読も多聴もシャドーイングも「1文字目」から
〉積み上げていく捉え方でやってきました。
〉理由は「それが面白くてしかたがないから」です。
〉それでもいつの間にか「全体→細部」でも理解できるようになってきました。
〉「寄っても引いてもどちらからでもOK!」という感じでしょうか
〉 
前に紹介してくださった
Secrets of the Millionaire Mind のAudio Book
すごく楽しいです。ありがとうございました。
秋から年末まで何回聞いたことか。
この方は人をその気にさせるのがうまいですね。
特に好きなのは、PS. No Chicken ってところです(笑)

「音と文字がセットになってる」状態って表現するのが難しいですね。
ことばにしようとすると、うまくいきません。
はまこさんの「セット」と私の「セット」もずいぶん違うものだろうと
思います。でも、はまこさんが楽しんでおられるのがとても伝わりました。

はまこさんが、ますます深く広い音の世界を楽しまれますように!


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552. しおさん、ありがとうございます。

お名前: はまこ
投稿日: 2007/2/20(15:23)

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しおさん、こんにちは。はまこです。

〉〉私の言っている、「聞いたとおりの音で文字になる」というのはこういうことなんです。
〉〉もちろん、かなりの割合で綴りは間違っていると思いますが。
〉〉本人にはわかるからいいんです(笑)

〉なるほど、「聞いたとおりの音で文字になる」は日本語ではやっているかも。
〉頭から聞こえる音を全部文字にしていけるって、すごいですよ。

ありがとうございます。
今でも実際に書いてみたら、やっぱりデタラメな部分が多いと思います(^^)
でも、わからない、とはっきりと認識する部分がかなり減ったと思います。
 

〉私は、前は、見える文字を全部音にしていこうと思っていたのかな。
〉(あ、でも、はまこさんは膨大な音読をされてますよね。)
〉私の場合は、頭にあるものがデタラメなので「聞いたとおりに」
〉聞けなかったんですよ。そのままを聞きたいのに、なんか妨害する物
〉があるんですよ。

〉それで、「全体→細部」のシャドーイングをするように変わって、
〉最近やっと、音を聞いたとおりに聞けてるかな、って思えることが
〉あるんです。
〉はまこさんの、細部から全体でも、全体から細部でも、
〉「寄っても引いてもどちらからでもOK!」っていいなあ!
〉音をたっぷり楽しんでいるはまこさんだからですね。
  
  
楽しみ方は人それぞれ♪
楽しい事が多いと、より楽しいですよね。当たり前だけど(笑)

しおさんの「ウォーキング・シャドーイング」には憧れつづけています(^^)
まず、一人でのんびりウォーキングできるのが憧れ♪

私が聞こえる音を全部文字に変えて行くのが面白いと思うのは、
多聴、音読で多読、音を追いかけるシャドーイングをほぼ同時期に
始めたからじゃないかなぁと思っています。
どれも興味津々!でしたから。今もですけど。
音が文字になって、同時に聞いてる内容が映像になって頭の中で広がる
(文字と映画のような映像が違和感なく共存しています)
という過程が
面白くて、楽しくて、喜びに繋がりますから。

反対に、英語以外はどれも文字にも映像にもなりません。
ただ口に出して転がす音とか、リズムとか、響きとか、感じることを
ただ楽しむだけで、これが純粋に音を楽しむことかなぁと。

どちらの楽しみも同時期に身に付けたから、
バランスが取れているのかもしれませんね。
あ、いや、母語と英語と多言語の存在の仕方で困った時期があったんだった・・・
まぁいいや(つぶやき)
  
  
 
〉前に紹介してくださった
〉Secrets of the Millionaire Mind のAudio Book
〉すごく楽しいです。ありがとうございました。
〉秋から年末まで何回聞いたことか。
〉この方は人をその気にさせるのがうまいですね。
〉特に好きなのは、PS. No Chicken ってところです(笑)
 
あはは。洒落てますよね。
あのAudio Book、気に入ってもらえて嬉しいです。
憧れの人に喜んでもらえるとなお嬉しい(^^)
本の内容ももちろんですが、ご本人のあの声、いいですよねー。 
ライブで話す経験を積んでいる人の声だからこそ持っている
魅力ってあるんでしょうね。
物語じゃないのに、聞いている内容を映像にしやすいのには
驚きます。素敵だなぁ。
 
 
〉「音と文字がセットになってる」状態って表現するのが難しいですね。
〉ことばにしようとすると、うまくいきません。
〉はまこさんの「セット」と私の「セット」もずいぶん違うものだろうと
〉思います。でも、はまこさんが楽しんでおられるのがとても伝わりました。

しおさんの近況も気が向いた時に教えてくださいね♪
 

〉はまこさんが、ますます深く広い音の世界を楽しまれますように!

ありがとうございます!


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550. 訂正2つと追加が1つです。

お名前: はまこ
投稿日: 2007/2/20(15:57)

------------------------------

*訂正*

〉たこ焼きさん、

「たこ焼」さん、です。「き」を書いちゃった。
たこさん、ごめんねー。
いっつも焼を省略してるから"き"が無いことを忘れてた。
 
 
 
*追加*

〉■近況報告■

去年の4月に家を建てたのですが、その時にケーブルテレビにしたので、
4月から11月ぐらいまで、カートゥーンネットワークの
アニメ番組を英語で見て、和んでいました。
最初はBBCを見てたのですが、ちょっと辛いなーという映像が
繰り返し流れていた時期だったので、見るのをやめました。
その後ケーブルテレビ会社の合併により、BBCの代わりにCNNになりましたが、
やっぱりアニメを見て和むほうがいいなぁ、と思い、
カートゥーンっ子になっていました。
11月以降は飽きて
(アニメを見ていると10分ぐらいでCMになり、CMは日本語なので、
頭の中で英語と日本語のスイッチをいちいち切り替えるのが面倒になったから。)
主に音楽が多聴の中心になっています。

♪嬉しかったこと♪
カートゥーンのアニメは集中して見ることはなかったのですが、
子供の甲高い声って以前は聴き取りにくかったのに、
いつの間にか聞けるようになっていたと気づいたのが嬉しかったです(^^)

他にはDVDで「マイ・フェア・レディ」と「サウンド・オブ・ミュージック」を
夜中の授乳時に少しづつ見てました。
「あぁ、丸ごと1本をいろいろ観たいなぁ。」というのが今の憧れです(^^)
 
 
 
*訂正*

〉■音のこと■
〉 
〉これを載せるか止めておくか随分悩んだのですが、長いついでに去年投稿した、
〉私の聞き方もちょこっとコピペしてみます。

去年ではなく、一昨年に投稿した、私の聞き方の一部です。


あの当時は、
1.聞いた音を文字として書き換える
のとは別に、
2.話の内容から想像するカラーの映像
と、
3.音を出している人の口元の動きの映像
が同時に頭の中にあり、
映像のほうの割合としては、ニュースやフリートークを聴いている場合は、
相手の口の動きをみているほうが多く、
物語を聞いている時は、物語の世界の映像(映画みたいなイメージ)が
圧倒的に多かったです。

物語の場合は、
音→文字
音→響き・リズム
音→朗読者の声の表情
音→物語の展開に沿って動く映像
を同時に楽しむ♪

と、言うような聞き方やシャドーイングを、家事をしながらやっていました。

この説明でわかってもらえるかなー(^^;)

 
 
〉最後までお付き合いしてくださった方、ありがとうございました(^^)


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559. Re: 「こども式」を4年近くやってきて感じたこと(近況編)

お名前: ako
投稿日: 2007/2/23(17:35)

------------------------------

はまこさん、こんにちは。akoです。

〉1年ぶりに経過報告をしたいと思うので、よかったらお付き合いくださいませ。

はまこさんの脳内ってどうなってんのぉ〜?といろいろ想像して、
3回くらい読んじゃいましたよ〜(笑)

〉■近況報告■
〉聞く方は、相変わらず読まない日はあれど、聞かない日はない。
〉というぐらい聞いています。

ほ〜んとにはまこさんは英語(だけじゃないですよね?)を聞くってことが、
ご自身の感性にピッタリはまったんですね〜
わたしなど、読むにせよ、聞くにせよ、
英語(というか、あらゆる外国語)にまったく触れない日もかなーりありますので、なんだか自分はそれほど好きじゃないのかしら〜ん、自分がわからなーい(笑)と思うほど。

人の影響の有無に関係なく、気がついたらしていた、
ということが、一番身につくんだろうな〜
(ワタシのバーイ、それは日本語ライティングか、…だめぢゃん)

〉洋楽が中心です。一緒に歌って踊ってます(^^)
〉相変わらずです。

ここんとこは、映像つきでわかる気が〜。
じゃすたさ〜にで〜〜ぇ〜〜ぃ(KOKOMOのCDにあった曲、耳から抜けないの〜(笑))

〉【変わったこと】
〉多読をはじめて早い時期から私の中で、
〉英語・外国語(音のみ)と日本語がわかれて育って行っていたのが、
〉いい具合に絡まりあってきた
〉(これはどうしても言葉で表現できません)ように感じるのです。
〉うーん、やっぱりどう伝えていいかわかりません。今はその時期では
〉ないかもしれないので、その時がきたらまた報告します。

なーんとなく、わかるような気もするような、しないような感じです。
いえ、人の体内感覚です。軽軽しくわかるとは思ってません。
でも体感では、ゆでた直後のスパゲティに油を絡める時の感じがしま〜す。
 (ゴメンナサイ!akoの勝手な体内感覚です)

ただ、わたしは、多読を知るようになってから、
英語が、むかしやってたような勉強(受験教材問題集学習)とは全く違って、
テニスなどスポーツでカラダで身に覚えのある体験とすごく似ているものを感じるようになりました。

スポーツって、どこでどう上達したのか、
カラダの内部で変化したことを文字にして書くのはかなり難しいので、
この「難しさ」ということだけは、共感できます、という程度の意味です。

この意味から、将来、はまこさんに「その時」が来た時に、
どういう経過だったか書いてもらえるととっても嬉しいです。

〉■「細部→全体」へと進んで、「全体→細部」も見られるようになった■
〉多読も多聴もシャドーイングも、酒井先生が提示してくださる方法は、
〉「全体」をまずざっと掴めるようになってから、細部へと移行していくやり方
〉だと思うのですが、

そう思う! 非常にそう思います。
しかも、この「細部と全体」の関係というのは、
私が日頃から入れ込んでいる世界史についていつも考えてることなので、
とーーーーーーっても、シンクロナイズで、エキサイティング!
(ああ、日本語がヘン(笑))

〉私は多読も多聴もシャドーイングも「1文字目」から
〉積み上げていく捉え方でやってきました。
〉理由は「それが面白くてしかたがないから」です。
〉それでもいつの間にか「全体→細部」でも理解できるようになってきました。

ここが、はまこさん〜〜〜。

〉「寄っても引いてもどちらからでもOK!」という感じでしょうか。

面白い! 
映画監督が、カメラの載ったクレーンに座って、あちこち移動しながら撮影してる気分〜

〉「1文字目」からというのは、どういう状態なのかと言うとですね、
〉akoさんが別の掲示板で丁寧に説明してくれていますから、そのままコピペしちゃいます。
〉akoさん、ごめんねー。そしてありがとう〜〜〜。

光栄の至りです。
こんな晴れがましい場で、雑談広場に埋葬される運命にあった記述をよみがえらせて頂き、恐悦至極に存じまする〜〜(時代劇の影響(笑))

〉ほんの1〜2秒のことも、こうして文字で書くと大変〜。ぜぃぜぃ、はぁはぁ(笑)

息が切れてるように書いてますが、これが楽しいの〜。ワタシのバーイ。
ほとんど娯楽。
書かせていただく契機をいただけたことに、私のほうが感謝です。
 
〉でもね、もっと小さいの。「Th」が私の最小単位です。
〉口に出してみると、「th」で一音でしょ。そして私のイメージの中では、
〉「th」があるとそこに一瞬で意識が集まるの。次にくる「e」で緩んで、
〉その次の「re」でふわぁっと広がる感じ。

ぎゃ〜〜〜〜〜っ! そこまでであられたとわ〜〜 
予想だにしなかった驚異の世界、
BBCワールド、驚異の世界ドキュメンタリーを見ているようです〜〜(笑)

〉もし「th」の次が「i」と「s」なら意識はそこに集中したまま。
〉次にくるのが「a」なら大きく振られて「t」なら、そこでぴっと止まるの。
〉書いてある文字を自分で発する音に変えていたら、
〉だいたいの人がこういう捉え方になると思うんだけどなぁ。

〉もし「th」の次が「i」と「s」なら意識はそこに集中したまま。
〉次にくるのが「a」なら大きく振られて「t」なら、そこでぴっと止まるの。

〉もし「th」の次が「i」と「s」なら意識はそこに集中したまま。
〉次にくるのが「a」なら大きく振られて「t」なら、そこでぴっと止まるの。

〉もし「th」の次が「i」と「s」なら意識はそこに集中したまま。
〉次にくるのが「a」なら大きく振られて「t」なら、そこでぴっと止まるの。

何度リフレインしてもし過ぎることはないどすわ。。。。ここ。。。。
(驚異のBBCワールドを前に、言葉を失う時のako(笑))

〉どの言葉にも、どの文字にも、
〉その後ろに今まで読んできた膨大な物語の一辺が潜んでいるのを感じます。

はまこ名言集編纂の際は、この部分は筆頭ですわ!
(編纂というのは、akoの妄想ですが)

〉日本語で読んだり、聞いたりするとその言葉の後ろにいろんな既知の知識が広がるのに、英語は簡単で短い文章でも全く無防備な状態で出会うことになるんですよね。だから絵本でも児童書でも揺り動かされるし、衝撃を受けやすいんですね。英語という言語で積んできた経験がないですから。
〉多くのタドキストの皆さんも、多読を通して体験する、こういう感動に惹かれてやまないのではないでしょうか。

私が、レベルゼロばかりの多読を楽しめたのは、こういうことだったのか〜、と思いました。
凄い! 自分で朦朧としていた部分を、明解に説明いただいた気分です。
クリアになってすっきりしました!

〉こう書いていたのですが、今は
〉「どの言葉にも、どの文字にも、その後ろに今まで読んできた膨大な物語の一辺が潜んでいるのを感じます。」
〉なんですねぇ。やっぱり成長してる(^^)

はまこ名言集出版の際は、この部分はオビに大きなフォントで掲載だわっ!
(妄想の中で出版社社員になっている…、あ〜、街で仕事したい〜(笑))

〉雑音が減るということは、聞こえる音が増えるということですよね。
〉で、どうやって聞いているかというと、例えば「Moon River」の歌詞なら
〉「Moon River wider than a mile, I'm crossing you in style〜♪」ですね。
〉(実際にはこの歌を多聴を始めてから聴いたことありませんが)
〉これだけゆったりしたメロディだと、歌詞も書いてあるまま聞こえるでしょうか?
〉とにかく頭のM から聞こえる音を全部文字に変えるんです。これが「音の分解」です。
〉同時に「m.o.o.n」=「moon」、「r.i.v.e.r」=「river」と組み立てています。
〉音がくっついてたら、くっついたまま、落ちていたら落ちたまま、わからなかったら
〉適当に。とにかく順番通りにしか理解できないので、そうしてました。
〉※例えば少しは理解ができる、という人なら、
〉「Moon River ほにゃらら〜mile, I'm ほにゃyou ほにゃ〜」と聞くのでしょうか。

この例は、とてもわかりやすかったです。
(と言いましても、akoにどのくらいわかっているかは、ほんとのところは不明なんですが…。カン違いして理解したつもりになっている場合もあると思います。その上で、、、)

ひらがなにするのは、あまり良くないかも、と思いつつ、
ネット掲示板という文字を媒介にするしか方法がない場所なので、
やむを得ないという範囲でのことですが、たとえば、、、

「ねばがなふぁいnじゅ〜」と聞こえたら、
「never going to find you」という文字にできる、ということ、という理解をしてもよいでしょうか。
(これ、私の好きな洋楽の歌詞♪)

このように一部分だけ取り出して、まして日本語の文字にすることには賛否両論あると思うのですが、
議論をする気は私にはないので、議論に関心のあるかたはちょーと無視して下さるようお願いさせていただいて、
はまこさんとの喫茶店でのオシャベリのつもりでーす。

〉皆さんは日本語を聞くときどうしてます?例えばニュースを聞いているとき、
〉意識の下の方に注目してみてください。文字でも理解していませんか?
〉「郵政法案が特別委で可決されました。
〉小泉内閣の最重要課題である郵政民営化関連法案は
〉四日午後、衆院郵政民営化特別委員会で一部修正の上、
〉自民、公明両党の賛成多数で可決されました。」
〉と音声で流れてきた時は、特には意識していなくてもこういう文字で
〉理解していませんか?
〉私の言っている、「聞いたとおりの音で文字になる」というのはこういうことなんです。

これはとてもわかりやすかったです。
自分の日本語ではどうなのか、と考えるのが非常にいいですね。
他人との比較に陥らないようにするには、自分の中を見るのが一番!

それにしても、いったい自分は、どうやって文法学習もせず、
日本語を身に付けてきたんだろうーーーー。。。。。
なんのトレーニングもしてない自分の日本語力ってのが、
どういうところから構築されたか、、、、ナゾだ。。。

あっ、それを酒井先生が「こども式」で研究してくれてるんだった!
わたしが考える必要ないんだった〜(笑)

〉最後までお付き合いしてくださった方、ありがとうございました(^^)

楽しかったです〜。

と言いつつ、まだぜっんぜんわからないところがあるんですが、
(引用できずにかっとしてしまったところです…)
これは、私自身が自分で音読や多聴をして、自分のカラダで体験しないと、
たぶん、はまこさんの言ってることが私にはまだわからないんだろうなー、
ということだと思ってます。

でもいいの。
とりあえずわかるところがあって、
「おお〜。もしやこんな感じかしらん?」と、
自分の体内で、はまこさんのお話に反響できるところがあったから!

ん? 何だか、はまこさんの体験を読んでると、
akoには、音楽を聞いたのと同じな感じになってくる〜。
多読効果ならぬ、はまこ効果?で、英語力アップだ〜っ(笑)

ありがとうございましたー。


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581. Re: 「こども式」を4年近くやってきて感じたこと(近況編)

お名前: はまこ
投稿日: 2007/3/1(08:32)

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akoさん、こんにちはー。

ちょっとレスを書いてる順番が変わってるんだけど、ご容赦を〜。
 
 
〉〉もし「th」の次が「i」と「s」なら意識はそこに集中したまま。
〉〉次にくるのが「a」なら大きく振られて「t」なら、そこでぴっと止まるの。

〉何度リフレインしてもし過ぎることはないどすわ。。。。ここ。。。。
〉(驚異のBBCワールドを前に、言葉を失う時のako(笑))

あはは。スクロールしながら、あれ?あれ?だった。
もっと分かりやすい例だとね、
2月のはじめ頃に酒井先生にメールしたコピペなんだけど、
(寝不足の時に書いたメールだから分かりやすいかどうか・・・)
 
■コピペ■

“push”の説明はしにくいので、”press”でしてみますね。
“p”は唇ではじく音、そのすぐ後に”r”という体の下から上に上がってくる
音が続き、”ss”というその場で止まる音で終わっているので、
”p”→力をいれて”re”→ぐっと込め”ss”→止まる
と理解します。
もちろん文章の中で読んでいる時にいちいち分析しませんが、音のイメージとして
それらがまさしく私の体の中に染み込んでいます。

わかりにくいでしょうか?
他の音で説明してみますね。
例えば、”th”はぎゅっと締まった音です。
“th” “i” “s”は自分のすぐ近くにありますが、
”th””a””t”は遠くにあります。
違いは”i””s”と”a””t”の組み合わせにありますが、
”th”が使われていることによって、読んでいるほうとしては、
まず”th”の音にぐっと引き寄せられます。注目度大です。
その後"i""s"はそのまま手元に引き寄せられたままで、
"a""t"はあっち(向こう)の方に意識が振られます。

え、わかりにくい?
“thrill”を口に出してみると、
”th”→ぎゅっと締まったまま”ri”→体の中で何かが下から上がって、”ll”
→何だかゆらゆら揺れませんか?

えーと、他には…眠くなければいくらでも出てくるのですが…
“wobble”と”hobble”と”toddle”の話を先生と掲示板でしましたよね。
これも音でわかるのです。”wo”と”ho”は口に出してみるとよくわかると
思うのですが、語感が違いますよね。体への感じ方も変わってきます。
ちょっと上手い説明が浮かばないのですが。
“toddle”と”trot”で説明してみましょうか。
“t”の次の音でこの二つの動きが全く違うものだとわかりますよね。
“to”はゆっくりした感じで、真中の”dd”でゆらゆら揺れる感覚が体の中に
起こります。”le”も何となく最後まで揺れてる感じ。
一方、”tro”を口に出してみると、”tr”ではじけて”o”は大きく出て、
”t”で小さく高くはじけますよね。
”trot, trot”とくると、なんとも軽快な感じを受けます。

"push"でなぜ「押した物が移動する」ところを思い描くのか、
その説明を思いつきました。
"sh"があるからです。
"p"のはじく音と、"u"の力が入った組み合わせで、音が前に出ますよね。
次の音が"sh"なので、そのまま前に押し出し流れるイメージが湧くと思うのです

これが例えば、"pash"なら、"sh"で止まりますね(^^)
思いつきで作った言葉ですが、"p"ではじいて"a"でぱぁっと広がり、
"sh"でゆるやかに止まる。こんな感じかなぁ。
 
 
  
  
〉はまこさんの脳内ってどうなってんのぉ〜?といろいろ想像して、
〉3回くらい読んじゃいましたよ〜(笑)

面白かった?(^^)
脳の中って、かなーり自由みたいよー。
だって、書いた分だけが全部じゃないもんね。当たり前か。
  
  
〉〉■近況報告■
〉〉聞く方は、相変わらず読まない日はあれど、聞かない日はない。
〉〉というぐらい聞いています。

〉ほ〜んとにはまこさんは英語(だけじゃないですよね?)を聞くってことが、
〉ご自身の感性にピッタリはまったんですね〜

うんうん。私は耳があんまり良くないって思ってたから、
こんなにはまるとはねー。
もちろん英語だけじゃないよー。
たぶん英語だけなら音の楽しさを知る前に、退屈してたんじゃないかな。
  
 
〉わたしなど、読むにせよ、聞くにせよ、
〉英語(というか、あらゆる外国語)にまったく触れない日もかなーりありますので、なんだか自分はそれほど好きじゃないのかしら〜ん、自分がわからなーい(笑)と思うほど。

自分が好きって思ったら、好きなんじゃない(^^)


〉人の影響の有無に関係なく、気がついたらしていた、
〉ということが、一番身につくんだろうな〜
〉(ワタシのバーイ、それは日本語ライティングか、…だめぢゃん)

日本語以外の言語に触れて、そのことによって日本語で書きたくなるって
素晴らしくも贅沢なことだよーーー。
日本語がakoさんの母語で、生涯をかけて付き合う言語なんだから、
日本語こそ大切にしてねん。
(結構この台詞に込められた意味って、重いのよ。) 
 
  
〉〉洋楽が中心です。一緒に歌って踊ってます(^^)
〉〉相変わらずです。

〉ここんとこは、映像つきでわかる気が〜。
〉じゃすたさ〜にで〜〜ぇ〜〜ぃ(KOKOMOのCDにあった曲、耳から抜けないの〜(笑))

あははー。
 
 
〉〉【変わったこと】
〉〉多読をはじめて早い時期から私の中で、
〉〉英語・外国語(音のみ)と日本語がわかれて育って行っていたのが、
〉〉いい具合に絡まりあってきた
 
〉カラダの内部で変化したことを文字にして書くのはかなり難しいので、
〉この「難しさ」ということだけは、共感できます、という程度の意味です。
〉この意味から、将来、はまこさんに「その時」が来た時に、
〉どういう経過だったか書いてもらえるととっても嬉しいです。

akoさんならもっと深くわかってると思うなー。
 
 
〉〉■「細部→全体」へと進んで、「全体→細部」も見られるようになった■
〉〉多読も多聴もシャドーイングも、酒井先生が提示してくださる方法は、
〉〉「全体」をまずざっと掴めるようになってから、細部へと移行していくやり方
〉〉だと思うのですが、

〉そう思う! 非常にそう思います。
〉しかも、この「細部と全体」の関係というのは、
〉私が日頃から入れ込んでいる世界史についていつも考えてることなので、
〉とーーーーーーっても、シンクロナイズで、エキサイティング!
〉(ああ、日本語がヘン(笑))

私は世界史はakoさんや杏樹さんや柊さんみたいには
入れ込めないけど、それでも
〉とーーーーーーっても、シンクロナイズで、エキサイティング!
これはわかる!(笑)
 
 
〉〉「寄っても引いてもどちらからでもOK!」という感じでしょうか。

〉面白い! 
〉映画監督が、カメラの載ったクレーンに座って、あちこち移動しながら撮影してる気分〜

あはは。

 
〉〉ほんの1〜2秒のことも、こうして文字で書くと大変〜。ぜぃぜぃ、はぁはぁ(笑)

〉息が切れてるように書いてますが、これが楽しいの〜。ワタシのバーイ。
〉ほとんど娯楽。
〉書かせていただく契機をいただけたことに、私のほうが感謝です。

akoさんは書くこと自体がほんとに好きよね。
そんけー。そんけー。
    

〉〉どの言葉にも、どの文字にも、
〉〉その後ろに今まで読んできた膨大な物語の一辺が潜んでいるのを感じます。

〉はまこ名言集編纂の際は、この部分は筆頭ですわ!
〉(編纂というのは、akoの妄想ですが)

名言集?
 
 
〉〉日本語で読んだり、聞いたりするとその言葉の後ろにいろんな既知の知識が広がるのに、英語は簡単で短い文章でも全く無防備な状態で出会うことになるんですよね。だから絵本でも児童書でも揺り動かされるし、衝撃を受けやすいんですね。英語という言語で積んできた経験がないですから。
〉〉多くのタドキストの皆さんも、多読を通して体験する、こういう感動に惹かれてやまないのではないでしょうか。

〉私が、レベルゼロばかりの多読を楽しめたのは、こういうことだったのか〜、と思いました。
〉凄い! 自分で朦朧としていた部分を、明解に説明いただいた気分です。
〉クリアになってすっきりしました!

よかった(*^^*)
自分の中ではわかってるけど、それをどう説明したらいいかわからない事が
わかったときって、ほんと嬉しいよねー。
 

〉〉こう書いていたのですが、今は
〉〉「どの言葉にも、どの文字にも、その後ろに今まで読んできた膨大な物語の一辺が潜んでいるのを感じます。」
〉〉なんですねぇ。やっぱり成長してる(^^)

〉はまこ名言集出版の際は、この部分はオビに大きなフォントで掲載だわっ!
〉(妄想の中で出版社社員になっている…、あ〜、街で仕事したい〜(笑))

街かぁ、いいねー(笑)
 
 
〉〉雑音が減るということは、聞こえる音が増えるということですよね。
〉〉で、どうやって聞いているかというと、例えば「Moon River」の歌詞なら
〉〉「Moon River wider than a mile, I'm crossing you in style〜♪」ですね。
〉〉(実際にはこの歌を多聴を始めてから聴いたことありませんが)
〉〉これだけゆったりしたメロディだと、歌詞も書いてあるまま聞こえるでしょうか?
〉〉とにかく頭のM から聞こえる音を全部文字に変えるんです。これが「音の分解」です。
〉〉同時に「m.o.o.n」=「moon」、「r.i.v.e.r」=「river」と組み立てています。
〉〉音がくっついてたら、くっついたまま、落ちていたら落ちたまま、わからなかったら
〉〉適当に。とにかく順番通りにしか理解できないので、そうしてました。
〉〉※例えば少しは理解ができる、という人なら、
〉〉「Moon River ほにゃらら〜mile, I'm ほにゃyou ほにゃ〜」と聞くのでしょうか。

〉この例は、とてもわかりやすかったです。
〉(と言いましても、akoにどのくらいわかっているかは、ほんとのところは不明なんですが…。カン違いして理解したつもりになっている場合もあると思います。その上で、、、)

〉ひらがなにするのは、あまり良くないかも、と思いつつ、
〉ネット掲示板という文字を媒介にするしか方法がない場所なので、
〉やむを得ないという範囲でのことですが、たとえば、、、

〉「ねばがなふぁいnじゅ〜」と聞こえたら、
〉「never going to find you」という文字にできる、ということ、という理解をしてもよいでしょうか。
〉(これ、私の好きな洋楽の歌詞♪)

そう、そう!もちろん綴りが間違ってるのも多いと思う。
でも、そうなの。
(元歌がわかんない〜。)
 

〉このように一部分だけ取り出して、まして日本語の文字にすることには賛否両論あると思うのですが、
〉議論をする気は私にはないので、議論に関心のあるかたはちょーと無視して下さるようお願いさせていただいて、
〉はまこさんとの喫茶店でのオシャベリのつもりでーす。

私もそのつもりでーす。
 
 
〉〉皆さんは日本語を聞くときどうしてます?例えばニュースを聞いているとき、
〉〉意識の下の方に注目してみてください。文字でも理解していませんか?
〉〉「郵政法案が特別委で可決されました。
〉〉小泉内閣の最重要課題である郵政民営化関連法案は
〉〉四日午後、衆院郵政民営化特別委員会で一部修正の上、
〉〉自民、公明両党の賛成多数で可決されました。」
〉〉と音声で流れてきた時は、特には意識していなくてもこういう文字で
〉〉理解していませんか?
〉〉私の言っている、「聞いたとおりの音で文字になる」というのはこういうことなんです。

〉これはとてもわかりやすかったです。
〉自分の日本語ではどうなのか、と考えるのが非常にいいですね。
〉他人との比較に陥らないようにするには、自分の中を見るのが一番!

結構自分の日本語の時と同じようなことをしてるよね。
  
 
〉それにしても、いったい自分は、どうやって文法学習もせず、
〉日本語を身に付けてきたんだろうーーーー。。。。。
〉なんのトレーニングもしてない自分の日本語力ってのが、
〉どういうところから構築されたか、、、、ナゾだ。。。

小さい時は、親や周りの年上の人に直してもらったり、
使い方がわからない時はどんどん聞いてみたりして、
実際に日本語を使っている人やテレビなんかに囲まれているから、
周りがどういう時にどういう風に使うかを見ながら覚えて行くんだと思うよ。
ちょっと大きくなったら、言葉遊びを覚えて、
「ゾロリのおやじギャグ」とかにはまるの(笑)
意味や使い方については大人になってもずっと興味がなくならないんじゃない?
まぁ、面倒臭くて放っておくようになる子も出てくるんだろうけど。
これは、言葉が好きかどうかで全然違ってくるんだろうね。
うちの上の二人は親が見ててもうらやましいくらい仲がいいのね。
で、ずっと、ずっと、ずーっと喋ってる。
本を読むときでさえ、お互いが読んでいるところを無理やり見せながら、
面白い!ってことを伝えたがるの。
すんごいくだらないことで笑い転げたり、
相変わらずちょっと日本語としておかしいよって言葉も使って。
まぁ、とにかく『量が違う!』って思うもの。

それに引換え私の例えば英語はね、
静かな環境に育った一人っ子、という設定で成長してるの(妄想)
親は側にいなくて、学校もないから、
私の友だちは本と音楽と映画(今は見られないけど)だけ。
だけどもうすぐ、たくさんの人と出会うの(切望)
すでにいろんなものが私の中に経験としてあるから、
後は生きた環境の中で本当に使っていくだけ(うれしはずかし)
 
 
〉あっ、それを酒井先生が「こども式」で研究してくれてるんだった!
〉わたしが考える必要ないんだった〜(笑)

あっ、考えちゃった(笑)
 
 

〉〉最後までお付き合いしてくださった方、ありがとうございました(^^)

〉楽しかったです〜。

私も楽しかったです〜。
 
 
〉と言いつつ、まだぜっんぜんわからないところがあるんですが、
〉(引用できずにかっとしてしまったところです…)
〉これは、私自身が自分で音読や多聴をして、自分のカラダで体験しないと、
〉たぶん、はまこさんの言ってることが私にはまだわからないんだろうなー、
〉ということだと思ってます。

〉でもいいの。
〉とりあえずわかるところがあって、
〉「おお〜。もしやこんな感じかしらん?」と、
〉自分の体内で、はまこさんのお話に反響できるところがあったから!

〉ん? 何だか、はまこさんの体験を読んでると、
〉akoには、音楽を聞いたのと同じな感じになってくる〜。
〉多読効果ならぬ、はまこ効果?で、英語力アップだ〜っ(笑)

〉ありがとうございましたー。

うふふ。
次はアトムさんのとこだったかな?でお会いしましょう(^^)


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