2014 SEG

中1多読クラスのBACEテスト、全国の高1平均を7年連続上回る

 SEGの多読コースでは、英語の力は「初見の英文をどう理解できるか?」で判定されるべきだと考えています。授業内容に沿った試験で良い点をとっても、授業でやったことのない英文が理解できないのでは、本当の実力とはいえないからです。この試験ポリシーに沿って、年2回、外部試験を全受講生対象に実施し、伸びを測定し、弱点が発見されればカリキュラムを微調整しています。
 BACEは、英語運用能力評価協会(ELPA)が主催する、高校1年生対象の300点満点のTOEIC形式の英語力判定試験です。英検での取得級との対応は、ほぼ次の様になっています。
英検の級 2級 準2級 3級 4級 5級
BACE受験者の英検取得者の平均点 252 224 180 155 145

SEG多読クラス中1生は、ほぼ全員が、2014年1月に高1生用のBACEを受験し、2007年以来、6年連続で、全国の高1生の平均を上回りました。
SEGの中1多読生と、高1の全国の受験者の得点平均、上位1/3の平均、下位1/3の平均、その比は次の通りです。

語彙
文法
読解 聴解 総合点
満点(300) 100 100 100 300
中1多読全体平均 49.4 58.6 64.9 172.9
全国高1全体平均 53.7 50.2 51.9 155.7
全国高1との比 0.91 1.18 1.25 1.11
中1多読 上位1/3 61.3 73.9 80.1 215.3
全国高1上位1/3 74.2 69.9 67.9 212.0
全国高1との比 0.91 1.05 1.03 1.02
中1多読 下位1/3 39.1 44.0 49.8 132.9
全国高1下位1/3 36.0 31.8 37.8 105.5
全国高1との比 1.09 1.38 1.32 1.25

語彙・文法では、全国の高1生より低い得点ですが、読解・聴解で、全体平均、上位平均、下位平均いずれでも、全国の高1平均を上回っています。
今年は、上位1/3の平均が、わずかに、高1上位1/3の平均に届きませんでしたが、中1多読下位1/3が全国高1下位1/3より非常に良い成績を納めたこともあり、全体平均では、6年連続、中1多読平均が、全国高1平均を上回りました。

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(2013/02/21 文責 古川昭夫)

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