2010年前期 中2英語多読 保護者の方からの質問とその回答

2010年6月10日

SEG英語多読コース

総括責任者 古川昭夫

SEGでは、2010年5月上旬、中1〜中3英語多読クラスの保護者の方に郵送アンケートを実施しました。そこでお寄せいただいた保護者のみなさまの声をご紹介いたします。
(一部、プライバシー保護のため、表現を変えているところがありますが、率直な意見も含めてすべて紹介しています。)

※●が質問 ■が回答・コメントです。

1.中2英語多読B/Rクラス

1)読書の進め方と家庭学習

●自宅でのCDを聴きながらの多読が効果をあげるためには1日最低何時間くらい聴けばよいですか?

■毎日、20分以上、1週間で2時間程度聞けばかなり効果があります。

●英語多読の宿題は有りますか? 今までやるところを見ませんでした。

■文法・精読の方は、宿題がでています。多読の方は、読書が宿題となっています。

●CDなしで本を読んでいくことをスタートさせる時期と本人の自覚・本人への説明がどうなっているのか知りたい。

■CDの朗読が遅く感じるようになったら、CD無しで本を積極的に読んでもらいます。

●日々の学習について復習のやり方を知りたいです。

■PostcardsのDialogue(会話)部分の音声をCDでよく聞いて、言い回しを覚えてください。次にGrammar Focusに記載されている文法事項をチェックし、テキストの後ろに載っているワークブックの直しを行いましょう。

●量を読むうちに最初は読めなくても読めるようになり理解できるようになると伺いましたが、我が子もそのようになれるのか?

■「読めるようになる」と思うスタンスがあると、実際にそうなります。

●多読を続けてやってきた方の、良くなった例は読ませていただいています。しかしそれ以外の方の結果はどのような状況なのでしょうか? 今後良くなっていくためのコツを教えてください。

■程度の差はあれ、伸びていきます。コツは「継続は力なり」です。

2)本のレベル

●本人のレベルにあった本が読めているか心配。

■毎回多読講師が様子を見ていますが、何かお気づきの際は会員相談室までお知らせください。

3)ネイティブパート

●中2より始めたので、中1より続けている子と比べると、まだなれていないようで、他のお子さんの様子を知りたい。また、楽しくSEGに通ってもらうためには、どうしたらよいか? あるお子さんはさっぱり分からず、辞めてしまいました。

■英語での授業は、最初はさっぱり分からないという場合があります。しかし、2ヶ月位で慣れて来て、だんだん分かる様になります。将来、外国で仕事をする場合には、当然、外国の方と英語で話す必要があります。「わかならなくても、なんとかする」ということを学ぶことが一番重要だと思っています。なお、多読の方は、完全な個別指導ですので、ついていけないということはありません。

4)食事場所

●軽食やおやつなどを取れる場所はありますか?

■はい。チューター室の隣に飲食のできる待合所がございます。SEG会員の方は自由にご利用いただけます。

5)クラス分け

●何点以上(BACE試験)だと、多読Cに入れるのか教えてください。

■受験した時期にもよりますが、180点程度からです。

6)開講曜日

●部活がないのが火と木のみです。学校が遠く、授業がおわってすぐに来ても1時間位遅刻しています。文法の授業は最初から受けさせたかったので、火→木に中2より変更しました。文法があとになる授業が、今後火に増える可能性はあるでしょうか。

■ニーズに合わせて増設の可能性はあります。

7)クラスの様子

●聴力が弱いのですが、授業にはついていけていますでしょうか。本人は宿題をやっていったら、だいぶ分かるようになったと話していましたが。

■多読は読むことを中心に行い、CDは補助的に聞くということで構いません。Native講師には事情を説明して、配慮してもらうようにしたいと思います。授業の様子をみて、個別にご相談させていただきます。

8)学校との両立

●多読は楽しいし、続けたいみたいですが学校のテストも高得点を維持したいようで少し迷っている様子です。

■学校のテストの出題文が、既習の文章である場合には、完全に理解するように予習・復習が必要不可欠です。多読は即効性というより、持続させることによって力がつく学習法です。教科としての英語の成績も、最終的には多読で伸びます。

2.中2英語多読Cクラス

1)読書の進め方と家庭学習

●テキストがだんだんむずかしくなってきたので、家での勉強法について知りたい。

■Bクラス(前述)と同様ですので前述をご参考にしてください。

●多読ノート(読書記録手帳)は全くつけていないようです。○○語達成! などは本人はあまり興味がないようです。記録にこだわっているわけではないのですが、1週間にどの程度読むのが良いのでしょう。英語力アップのため、目安があれば教えてください。

■1週間に最低1万語は欲しいです。年間50万語ですね。ノートをお忘れの場合には、SEGのファイルに語数をチェックさせていただいています。

●一冊の本をもう一度読み、理解を深めるようにした方が良いのか、それともどんどん新しい本を読み進めたほうが良いのでしょうか。

■再読する時は、しばらく期間をおいてから行っていただいています。

●いわゆる長文読解、構文読解等の勉強(「日本語訳をかけ」等の問題)が徐々に入ってくると、これまで日本語に訳さず読んできたこととの違いがあり、その違いにとまどっている様子。これからどのように対応していったらよいか。

■大学受験までには、和訳などのスキルも身につけられます。高校受験の方は、別途ご相談ください。

●宿題をこなしているのか?

■問題がある場合には、ご家庭にご連絡することもあります。

●最近お借りしてくる本にはCDがついていないものがあり、読むのに苦労しているようです。今後、レベルが上がるとCDのない本が増えてくるのでしょうか。

■高いレベルでもCDつきのものもあります。

●家ではあまり熱心に読み進める姿は見られませんが、それでも効果はあるのでしょうか? また、手帳には「つまらなかった」「まあまあおもしろい」程度のコメントしかありませんが、これでも良いのか心配しています。

■スケジュールによっては、授業内に集中して読んでいただくことで、多読する力をキープできます。なるべくご家庭でも毎日読んでいただくのが理想ですが、1週間に1回の授業でペースをつかみ乗り切った先輩もいます。

2)文法・単語学習

●文法をどのように英語で指導なさっているのか、子供からだとあまりよくわかりません。

■具体的に例を示しながら、たくさんフォーカスされている表現を使って説明しています。理解を深めるために、ゲームを行うこともあります。

●本の内容を聞くと、驚くほど理解しているようですが、単語そのものを聞くと全く知らないこともよくあります。文法、単語力にも重点をおいて、多読とは別にどの程度勉強させたらよいのでしょうか。本を読めることで、できている気になっているのではないか心配です。

■Postcardsに出てきた新出単語は覚えるようにしてください。学校でのカリキュラムに応じて、単語の学習が必要な場合には、個々にご提案させていただきますので、個別にご相談ください。

●文法を理解していないのですが、どのように学習すればよいか?

■多読パートを担当している日本人講師にご相談ください。

●今後、文法問題にどう対応すればよいか。

■大学入試についてということであれば、今後の学習の中で対応できるようになります。

●文法の授業は学校の文法とは違うものなのでしょうか。学校の文法は自分で別の勉強方法でやらないといけないということでしょうか?

■学校での文法の進め方が、学校ごとに異なるため一般化することは難しいのですが、強いて言えばPostcardsは学校での文法の切り口と似たアプローチをとっています。文法事項は、Grammar Focusに書かれています。テキストではこの他にも会話文や表現方法、異文化などについても触れています。

3)クラスの様子

●春期講習を終えて、Cクラスに入れていただきましたが、授業についていけているか、娘本人の話では良く分かりません。宿題はちゃんとやっているようですが、このままで大丈夫でしょうか。

■担当講師からお話させていただきます。

●宮下先生からいろいろアドバイスをいただいていると家で話しており、本人はとても喜んでいます。このような助言が本当に必要なことだと感じており、これからもよろしくお願い致します。

■今後も対話を大切にしながら進めさせていただきます。

●一度、機会があれば授業を見てみたいと考えています。

■保護者の方の参観は受講生に負荷がかかるため、申し訳ありませんがお断りしています。

●昨年度にくらべ、クラス数が大幅に増え、担当される先生も増えていますが、授業内容のレベルの統一および新しく担当になられた先生の授業内容のチェックは行われているのでしょうか。

■会議を開いたり、授業の前後に確認を行ったり、定期的にチェックを行っています。

●上のクラスにあがって、クラスについていけるのか、様子がわかればと思います。

■試験の判定でクラスが上がる(=上のクラスの基準点を満たしている)時には、ついていけると判断しております。

4)理解度

●どの程度実力がついているのかを評価していただきたい。多読時に辞書をひかないので学校の勉強でもあまりめんどくさがって辞書をひかないので困っています。

■学期末などに行うテストで、力の伸びの変化がある程度わかります。辞書については、学校の教科書はわからない単語は引いて意味をチェックするような学校が多いようです。

●ワークブックの宿題の部分を、時折ぱらぱらとめくって見てみると、明らかに間違っているのに丸をつけていることが何度かありました。教室での答え合わせの際、注意を喚起していただけるでしょうか? 不注意なのか、理解不十分なのか判別しかねます。

■承知しました。口頭によるチェックの場合があるため、起こったことと思われます。年に何回かテキストを集めてチェックする予定でいます。

●中学校での英語の授業が始まり、今まではすごく得意で簡単だと思っていた英語を難しいと感じ、今後の勉強に不安を抱いているようですが、このまま多読を受講して、力がついていくのか、少し心配です。

■小学校までは歌やゲームで楽しくインプットする形式の英語だったのでしょうか。おそらく中学に入学されてからは、理詰めで授業が進むこともあり難しいと感じられているのかもしれません。多読は「こんなに楽しくて力がつくとは思わなかった」と高校生でコメントしている生徒もいます。

●自分の力が今どれくらいついているのか、知ることができればありがたいです。

■テスト結果、講師との面談、お子様の変化などで感じていただけると存じます。

5)英検

●英検を受けたいのですが、受験する級の目安は?

■個人個人異なるので、担当講師までご相談ください。

●6月に英検準2級を受験予定ですが、英検以外にどの学年で、どのような試験に挑戦するのがよいのか教えてください。

■TOEIC(大学生や社会人が受験する場合が多い)やTOEFL(海外の大学を目指す場合)、ケンブリッジ英検などが考えられます。どの学年というより、英検準1級をとった後の挑戦で構わないと思われます。

6)その他

●速読の講座は中学では受講できないのでしょうか? 目黒、渋谷、自由が丘方面には、分校は出来ないのでしょうか? 小学生も通わせたい。

■速読の受講は、扱う書籍の内容等の理由により、原則、中学3年生以上を対象とさせていただいています。なお、分校開校の予定は、本年度はございません。

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