90万語通過しました

[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/11/23(09:22)]

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1768. 90万語通過しました

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:16)

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90万語通過しました。
おぉ、あと10万語だ! 最後の10万語は大切に厳選したテキストを読もうかな…とも思ったけど、あまり深く考えず、わさわさ読もうと思います。


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1769. 私の100万語(20):「多読3原則」の中で守るのが一番難難しいもの

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:20)

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SSSが提唱する多読の3原則は、
1.辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
2.分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
3.つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない) 
(http://www.seg.co.jp/sss/)

なのですが、この中で守るのが難しいのは3かな? 

「英語の力不足のために」で「つまらない」ということがここでは問題になっているのだと思うのですが、「内容的につまらない」「内容が好みじゃない」という本も、きっと早々に読むのをやめて次の本に行くべきなんだと思います。

ところが、「借りて」読むならともかく、「買って」しまうと、この3がなかなか守れない。(>貧乏性)

一応、後ろのキャプションを読んで、「面白そうだな〜」と思って買うんだけど、読んでみて「はずれだ〜!」ということもある。で、途中まで読んじゃうと「せっかく途中まで読んじゃったし、最後まで読んじゃお」とか思うけど、「つまらない」から読書の速度はあがらず、なんだか「停滞感」がただよってくる…。

「つまらない」の「切り捨て」(>あるいは「後回し」)をいかに上手に出来るか…というのが、英語上達の秘訣なのかもしれません。それをするには、ブッククラブ(SSSにはブッククラブというのがあって、会費を払うと1回7冊まで本が借りられるみたい)に入るとか、「つまらない」時に、投資してしまったお金のことを気にせずに「読み捨てる」太っ腹さ(>金銭的にある程度恵まれているという環境)というのも必要だと思う。

「多読喫茶」とかがあちこちに出来ればいいのにな〜。あるいはマンガ喫茶に「多読コーナー」を作るとか…。私もORTやOFFやケンブリッジのシリーズを買うためには、結局都心まで出るので、ブッククラブに入ってみようかな。

「つまらなくなったら止める」をやり易くするため、これからは「途中で止めた本」=「挫折本」もリストに加えることにします。語数も読んだ分だけ計上することにします。

「何がつまらないか」「何がおもしろいか」は人によって異なると思うけれど、自分にとっては「何がつまらないか」というのを自分に明らかにするのもまた意味のあることかもしれません。

74.3月8日(月): Desert, Mountain, Sea(OBW4):挫折本:1400語:15000×0.5=7500語:580932語:☆☆:3人の女性探検家の話。私はオックスフォードのトゥルー・ストーリのシリーズは好きなんですが、これはダメでした。SSSのリストでは☆☆☆☆でしたが…。何がダメって、すっごく平板で「事実をまとめただけ」って感じなの。せっかく「女性」探検家っていう、いわゆる「女らしさ」に挑戦する女性の話を書きながらその葛藤とかが描けてないし、それに日記なんかを引用しつつ、その引用部分に心の内面じゃなくて、単なる探検の行程やその山の地形や危険の一般説説明というか「地の文で説明しろよ。んなこと!」というような内容のことがあり、「引用」が生きていない。OBW1のThe Coldest Placeの方が同じ「探検記録物」でもずっと優れています。3つある話の2つまで読んで、3つ目の話しも途中まで読んだんですが、私にとっては「つまんない」ので進みが遅く、後から読み始めた本にどんどん「追いぬかれ」、「あともうちょっとだし…」とひきずってたけど、「もう、これは思い切って捨てよう!」とようやく決心しました。

75.3月10日(水):He Knows too Much(CER6):3800語:26000語:606932語:☆☆☆☆:ようやく、「本当の」60万語を越えました。でも、まだどこに計算間違いがひそんでいるか分からないので、糠喜びはやめておこう・…。「面白いものを読む」はすっごい大切ですね。実は、74の本を読み始めてからず〜っと後になってこの本を読み始めました。面白ければ「イヤでも読む」。次々と新しい展開があるので、どんどん読んでしまいました。主人公は多国籍企業のインド支社で働く英国人ビジネスマン。支社の「談合」風(コミッション付き)の契約先決定が行われてきたのに気づき、それを正そうとして早期退職を勧告される…。仕事というアイデンティティを失って一時期荒れてしまう。いや〜、イギリス人もけっこう「仕事人間」なのね。でも、実は自分が事実上クビになったのは、支社長も不正に加担してた(あるいは黙認)からなのね〜と気づき、「事実を調べて復讐してやる!」となるのです。でもさ〜、長い間会社勤めしてたら、自分が早期退職になった背景にそういうことぐらいあるの気づけよ〜!と思ったり、主人公がなんども危ない目にあわされて、でも「今日のところはこれで許してやる」風に開放されたりするんだけど、そこまでやるほど悪いやつらだったらそこでやめないぞ〜!そこでやめたらかえって自分の身が危ないぞ〜!と思ったり、私的には「???」な部分もあるのですが、話の展開のテンポも速く、ぐんぐん読めます。このレベルになると、知らない単語がけっこう出てきます。CER4だとほとんどないんだけど。CRE5とCRE6の間ぐらいのところに私の「越えねばならない川」があるのね。

76.3月13日(土):When Summer Comes(CER4):1900語:20000語:626932語:☆☆☆☆(+):これはかなり面白くて一気に読んでしまいました。設定もなんかすごくイギリス人に「ありがち」な感じで。イギリス人って、一つことをずっとやってる人もいるけど、かなり思い切った転身しながらキャリア・パス築いていく人も多いし、主人公カップルのおかれてる30代の初めぐらいって、学校終えて仕事の方も10年くらい経験積んで、恋愛の方もすでに色々あって同棲ないし結婚というようなことも経験し、自分の今後の方向性についてちょっと「揺れる」…そういう年代なのかも…。CRE4を読む時の「平坦感」とCRE6を読んだ時の「でこぼこ(穴あき)感」を比べる時、この3800−1900=1900語の中に私にとって「あいまい」な単語が潜んでいるのね、と気づかされる。普段の私は、もっと難しい物を仕事で読まざるを得ない状況にあるのですが、たとえて言うなら、「4年生向きの本はすらすら読める」子が、「無理して中学3年生向けのものを読んでる」って感じです。そりゃあ、なんか不全感があって当然だわな。ところで、この本の表紙の写真、OBW1のRemember Mirandaの写真と同じなんですけど…・。この写真には著作権とかないのかしらん…。


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1770. 私の100万語:GRにコリン・デクスターがあるなんて!!!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:21)

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わ〜い! GRにコリン・デクスター発見! 私、「主任警部モース」のファンです。

イギリスに留学中、よくビデオ屋さんで借りて見ました。で、最近ではNHKで放映されたり、ケーブル・テレビでもやるので、すっごくうれしい!

PBでも何冊か手を出したけど、読破したのは1〜2冊。あとは途中で挫折してる。デクスターのものって、翻訳で読んでも途中で話の流れを見失うことがあったりするので、英語力だけの問題ではないのかもしれない。英語力というのは所詮その比との「日本語能力」を越えることはないそうだから…。

デクスターのものは、オクスフォードが舞台ですが、舞台になってるパブやらなにやらがすべて実名なんです。あと、TVのシリーズだと、クラッシック好きの人には「今日は何の音楽がかかるかな?」というのがこたえられないらしい。私はクラッシックは好きですが、聴いてすぐに曲名が分かるようなマニアじゃないので、だめなんですが。

で、TVのシリーズで主演しているジョン・ソウは、イギリスでは「最もセクシーな男優」に選ばれたこともあるとか…。イギリス女性って渋いのが好みなのね。英会話学校の先生が「いやぁ、日本人女性には理解出来ないかもしれないんだけど…」と教えてくれました。

ソウは労働者階級出身の俳優で、彼についてのドキュメンタリーを見たことがあるんですが、結局生涯自分の人生に満足することなく死んで行ったみたい。俳優としてすごい成功しているのになぁ…。でも、その渇望感がかれを良い俳優にしていたのだろうか。

死期をさとったデクスターがちゃんと小説の上でモースを殺し、そしてTVのシリーズもちゃんとソウが死ぬ前に最後の話を放映できるようにした(>ソウの死期も分かってたのかな?)…というのも何だかすさまじく(>ソウはその最後の話が放映されて間もなく亡くなりました)、私は、モースの最後の話は未だに読めずにおります。(>別れたくない)

77.3月14日(日):The Dead of Jerico(OBW5):1800語:23000語:649932語:☆☆☆☆:モースのシリーズって、日本語で読んでもけっこう頭がゴチャゴチャすることがあって(>特に最後の方)、これも最後のところでちょっと頭がゴチャゴチャしちゃいました。でも、このシリーズは、推理小説の「謎解き」というよりは、「モース」っていう「人物」を「面白がる」ところに真髄があると思う。そしてオクスフォードという「街」を楽しみ、教養あるモースの引用する「文学」を楽しみ、彼の聴く「音楽」を楽しむ。ま、モースに会うためにデクスターを読むって感じでしょうか…。

77.3月15日(月):Grace Darling(OBW2):700語:7700語:650632語:☆☆☆☆:OBWの書き手の中でも、このTim Vicaryは傑出していると思います。彼の書いた物はみな面白いです。The Coldest Place しかり、White Deathしかり。

78.3月16日(火):Carnival(PGR0):200語:880語:651512語:☆☆☆:マンチェスターから初めてロンドンに遊びにきた少年の話。ノッティング・ヒルカーニバルに行き、キャラバン(?)の上に乗った女性に一目ぼれ。必死で彼女を追いかけるんですが…。


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1771. 私の100万語(22):絵を読む

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:23)

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多読には、「ある程度」の速度が大切…ということで、時々、自分の英語を読む速度が分即何単語なのかをチェックすることがアドバイスされています。

それはそれで大事だと思うのですが、そのチェックに使う本はPGR0のページの4分の3くらいは絵や写真になっているもの。速度を計測する間はひたすら字のところを追えばいいのかもしれないんだけど、絵にも目が行ってしまう。

ふとQが小さい頃のことを思い出しました。絵本を読んでやってた時のことです。字の部部を読み終わってページをめくろうとすると、「お母さん待って。僕まだ絵を読み終わってないんだから」って言うの。

「そっか。なるほど。絵を読むねぇ。たしかに…」と思いました。絵本はストーリーだけを楽しむものじゃなくて、絵も楽しむものなのよね。子どもを持つと、ふと物事の原点に立たされることがありますね。

…という訳でGRも、速さも大切にしつつ、でも絵も楽しみながら進めたらいいなと思います。

79の本で「初心に戻ろう」「とりあえずレベル0の本を10冊読もう」という中間点での「見直し目標」は達成。ただし、ORTはStep1の6冊を1冊に数えています。

「とりあえず」スタートして、「自己流」もまぜながらやってきて、ふと、SSSのHPを読んでみると、おおむねインストラクションに従ってはいるものの、かなり「勝手に」やってるところもあり、でも、いまさら引き返すのも面倒なので、ひとまず100万語を達成したら、つぎの200万語で、ちゃんと「メソッドに従って」やってみよう、と思ってます。

でも、「楽しく読む」という「大原則」ははずしてないから、ま、いっか。

79.3月17日(水):The White Oryx(PGR0):200語:990語:652502語:☆☆☆:アラビアの動物について本を書こうと思っている主人公の女性が動物の写真を撮影するためにガイドの人と砂漠を移動している時に密猟者を発見…。オリックスって日本語にすると何かな? そもそも私、日本語でも動物の名前ってあんまり知らないかも…。絵がついてるのに、「あ、あれか」とはならないなぁ。「砂漠に住む」と棲息地が分かっても「あ、あれか」とはならない。

80.3月17日(水):Mutty Doolin(OBW2):700語:6700語:660202語:☆☆☆☆:父親からは地場産業であり、父親も就業している造船業に就職するように言われている、学校卒業前の主人公。でも、彼は、農場で働きたいんです。イギリスの子ども向けのTV番組には「働く人々」がヒーローになってるものがいっぱいあります。Postman Pat とかFireman Samとか。で、子ども達のあこがれの職業の中に「農場で働く」ってのもあるんですね。これ、日本の脈絡の中では分かりにくいけど。たしか、Dolly the Ballerina というバレエ少女小説の中だったと思うけれど、ドリーの従姉妹だったか友達だったかに「農場で働く」というのが「夢」という女の子が出てきて、彼女はブタの世話したり、干草をフォークのでかいのみたいなの(そもそも日本語でも農具の名前を知らなかったりする)でかきまわしたりしてると、「あぁ、幸せ」っていう気分になるんです。そういうことをしてる時に「幸せ」って感じたり、それを「夢」とする子どもを主人公にした子ども向けのお話が成り立つというところに、イギリスの子ども達の「健全さ」を見ることが出来るようにも思います。

81.3月18日(水):Tinkers Irland(PGR0):200語:1000語:661202語:☆☆☆:これ、Tinkers Firmの前編みたい。父親がぬれぎぬをきせられて窃盗犯ということになってしまい、オーストラリアに島流しになってしまうのを娘が少年に変装して船に乗り込み2人して脱走するのです。そもそも19世紀初頭のイギリスにはちゃんとした警察なんてものはまだ設立途上にあった訳で、「誤認逮捕」なんてのもへ〜きであったりはしたのかもしれません。

82.3月21日(水):Justice(OBW3:1000語:10000語:671202語:☆☆☆:これもTim Vicaryによるもの。だいたい私、日本語の小説でも一人の作家の物を読みまくるタイプです。GRも最初は作者の名前を気にしていなかったのですが、彼の物は私的にヒットだということにだんだん気づいてきました。で、最近は本屋に行くと、彼の書いた物を探して買うようになりました。この話はアイルランドのテロがらみの話です。話が次々と展開していくテンポもよく、また、その展開の仕方が、こちらの(>私の)予測とは違う方向にもって行かれるというか、ジェットコースターで次は「上がるのか下がるのか」「右へ曲がるのか左へ曲がるのか」よく分からないのにぐぃ〜んって持っていかれるスリルに似た感覚があります。彼は面白い筋運びが出来る人であるとともに、登場人物の心情の表現にも長けており、私が好きなのはその辺りなのかな?

83.3月25日(水):Skyjack!(OBW3:1000語:9300語:680502語:☆☆☆☆:再びTim Vicaryの作品。舞台となっている国の国情をどの辺りと想像して読むか…というのが少し難しい。アメリカ・イギリスと友好関係にはあるが、その関係は緊張関係をはらんでいて、自国政府はもとより、アメリカ・イギリスに対しても敵意を抱くテロリストが存在するような国内事情を持った国。そのあたりがもちっとリアルに想像れば、より一層面白く読めそうです。ま、それはおいといてもかなりハラハラ・ドキドキできます。それにしても首相というのは本当に難しい「決断」を強いられる職務ではあります。最初の方で、「こいつが首相かな?」と思いながら読んでって(>私の場合)、「あれま」という「予測の裏切り」があり、この作家の作品って、こういう騙される快感があるかな?


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1772. 私の100万語(23):ピアノ快弾 100万小節

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:24)

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同僚で中学生の時2年間ピアノを習い、その後ずっと自分で楽しんでピアノを弾き続けている人がいます。私が息子と一緒にピアノのレッスンを再開しようかな、と思った時に「シロウトは2分以上の曲を弾いちゃダメですよ」とアドバイスしてくれた人。

これまでも、ピアノ談義はよくしてたんだけど、先日初めて彼のピアノを聴く機会がありました。彼の言ってたことを初めて「腹の底から」理解しました。

それは、まさにOBW1とかOBW2の世界でした。たった400語の語彙でこれだけの表現が出来るのか!という世界。

私はピアノも「お勉強」でやってきてしまっていて、通算すれば彼の10倍以上の年月を先生についてやってますが、PBを辞書を引き引き読む…状態で、難しい曲は弾いてるけど、レパートリーがちっともない。

他方彼の方は、OBW1程度の曲を、洒脱に弾くんですよね〜。そうなのね、別にPBを弾かなくてもいいのね。OBW1でいいのよ。OBW1を楽しんで読むことの方が、無理して無理してPBを読むことよりずっとずっと素晴らしいことなのよね。

もちろん彼の音楽性ということも与って大きいです。普通は2年しか習ってない人にああいう音色は出せません。でも…でも、なおそこには「多弾」の効果が明らかに表れていました。

彼の指は私の指よりも明かにピアノを支配している。たとえば、音大を出た人なんかには、こういう「支配」が見られるんですが(何と言ったらいいんだろ。鍵盤ときちんと親和できるっていうか…)、私はまだそこまで行ってない。何というのかな、「掴み」がいいんですよね。

彼は国際的にも活躍してる人ですが、国際会議の後のパーティーなんかでもOBW1の曲をさらさら〜っと弾いてみせるみたい。そうすると他の人も弾き出したり、踊り出す人が出て来たり、音楽を中心に人の輪が出来る。

そう、音楽は「楽しむ」ためにある。多読と同じ。

自分の技術より上の曲を数ヶ月かけて、年に2〜3曲しか弾かない、おマルをもらったらもうその次の週にはその曲は弾けなくなってる…というのと、技術的に充分余裕を持って弾ける曲を常に10曲は暗譜で楽しんで弾ける、ピアノがある場所で「弾いて」と言われたら「OK」と弾いてみせ、そこに人の輪が広がる…というのとどっちが音楽の「本質」に近いのだろう…。それは言うまでもありませんよね。

日本の英語教育において我々驚くほど少ない量の英語しか読んでいないのと同様、私のピアノも長くやってる割りに驚くほど数少ない曲しか弾いていないのです。

多読の原則は他のどの分野にも「応用」がきくのかもしれません。”○○“に何が入るにせよ、”Happy ○○”が大切なのだと思いました。

84.3月27日(土):Goodbye Mr. Hollywood (OBW1):400語:6100語:686602語:☆☆☆☆:これは、John Escottによるもの。最近OBWを買う時はうしろの作家紹介のところをチェックします。で、他に読んだ物で面白い物を書いてたら安心して買う。Escottは、作家紹介によると、私が多読にはまる契機となった、アガサ・クリスティの伝記を書いた作家だったので迷わず買いました。「好きな作家」ってGRのレベルでもやっぱりあるもんなんですね。しばらくは、Tim Vicary とJohn Escottのものを読もうかと思ってます。

85.3月28日(日):Dinosaurs Before Dark (YL3.0):1500語:5200語:691802語:☆☆☆:MTHのシリーズは評判が良いので手に取ってみました。私的には最初の1冊はまぁまぁかな。このシリーズ、要するに読書しながら地理や歴史の勉強も出来てしまうっていうシリーズらしいので、読んでいくうちにだんだん面白くなっていくのかもしれません。子どもって恐竜好きですよね。私のHNのウルトラQやらウルトラマンシリーズが流行ったのも子ども達が恐竜(や怪獣)が好きだからなのかな。大人はあんまり”dinosaurs”なんて単語は理科系の古生物とか地質学とかやってる人でもない限り使わないと思うけど、子どもの世界では頻出単語ですよね。今、気づいたんだけど、「○○ザウルス」って”dinosaurs”の”saurs”なのね。英語で発音する時は「ステゴザウルス」は「ステゴサウルス」なのかな?日本語でも「白亜紀」やら「ジュラ紀」やらってどっちが先なんだか後なんだかすっかり忘れてたりしますが(>無知)、こういう単語、英語で出てきても訳分からないです。恐竜の身体の「部位」なんかも挿絵であたりはつくけど、こんなの日本語でも知らないし、なんかあやふや。

86.4月3日(土):Ireland (OFF2):700語:3500語:695202語:☆☆☆:これ、「積読」でした。アイルランドの長く、複雑な歴史をコンパクトに、でもある程度の深さをもって説明しています。最近のアイルランド出身のノーベル賞作家だとか、「リバー・ダンス」だとか、ボブ・ゲドルフだとか、そんなのにまで言及しつつ3500語でアイルランドを語るワザはすごい! 買った時にはタイトルで買ったけど、書いた人はTim Vicaryでした。しかし彼の筆力をもっても、3500語でアイルランドの過去と現在を語るのは無理があるみたいで、ちょっと消化不良な感じ。

87.4月8日(木):But Was It Murder? (CRE4):1900語:17000語:712202語:☆☆☆☆☆:GRって、つい「英語の教材」って思いがちですが、むしろ「れっきとした読み物」ですね。この本なんか巷にあふれているミステリーと比べてもそんなに遜色なく楽しめると思います。もちろん、「うるさい」こと言う人はいるだろうけど、私がミステリー読むのは、「トリックを見破る」とか、そういうことより、「現実から一時離れたい」という「逃避」だったりするので、そういう役割は、GRでも充分果たせます。


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1773. 私の100万語(24):バレエで100万語

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:26)

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注文入れてた「バレエがらみ」の英語の本の一部が入荷。わ〜い! しばらくは「バレエで100万語」の日々だぞ〜!

.88.4月9日(金):Bad Day for Ballet (NDN):1500語:9300語:721202語:☆☆☆(+):これは、The Nancy Drew Notebooksという少女探偵物の中の1冊です。このシリーズ、全部で40冊以上もあるらしい。アメリカでは人気のシリーズなのかしらん。
 で、「バレエ小説」と言うよりは、「少女推理物」の中の舞台設定がたまたま「リサイタル直前」の「バレエ教室」っていうタイプの小説です。なので、バレエシーンは少なく、子ども達の子どもの動きも、「バレエ」を巡るものではなく、「本番直前に本番用のテープが消えた」っていう、「事件」を巡るものが中心だったりはします。
 本番直前なのに振りがちゃんと入ってないベスがレッスンメイトから「犯人では?」と疑われ(>先生に何度も注意されて「こんなテープ捨てちゃいたい!」みたいな爆弾発言しちゃったという事情もあるのだが)、ベスと仲良しのナンシーが一生懸命「謎解き」をする…というストーリー展開。
 
89.4月10日(土):Ballet Surprise (FHM):1500語:10000語:731202語:☆☆☆(+):これ、読んでる最中は「投げ技を使うか???」でした。これも、シリーズ物の中でたまたま舞台設定が「バレエ」っていうものです。
 母親はいないけど(88の主人公も母親がいませんでした。そう言えば)、父親、2人の姉、おじさん、おじさんの妻、2人の双子の息子、父親の親友(であり一緒に朝のトークショーをやるという仕事上のパートナー)、犬、そして本人の10人家族おじさんやら、アメリカには珍しく大家族で住む一家の話で、大人気のTVシリーズでもあるらしい。(なんとNHKでも放映されたそうです)
 なぜ「途中で投げようか」と思ったかというと、それは主人公ミッシェルのあまりのエゴイズムであります。そもそも、彼女はバレエはあまり好きじゃなく、得意でもなく、途中でタップに転向する。だけど、ターナー家の「伝統」とやらで、学校の催しでやるバレエのオーディションを受けちゃう。その催しでは2人の姉が主役を踊ったっていう「歴史」もあったりはする。で、ミッシェルはもちろんそんな大きな役はもらえず、でも、先生いわく「重要な役」はもらえる。
 ほんとだったら「それだけでもありがたいと思えよ!」と言いたいところだが、彼女は次々自分だけ目立とうという工夫を「勝手に」やるんです。長い間バレエの訓練を積んできた子たちを、それはあまりに馬鹿にした行為だ…と腹が立った。
 で、最後の最後になって、先生が「あなたは他の子のことを全く考えていなかった」と彼女に言う場面が出てくるんですよね。
 あぁ、そうなのか。子どもの持つ「エゴイズム」というもの、それはそれは強い物で、どの子も「自分を見て、自分を見て」と訴える。親がよその人と話していると、一生懸命自分に注意を引こうとする。子どもってそういうもんです。
 で、イギリスの子ども向け小説を読んでいても思うけれど、アメリカやイギリスの子ども向け読み物って、そういう子どもの「いやなところ」を隠さない。日本だったら、多分、もうちょっとオブラートに包んで表現してしまうんじゃないかと思うんですよね、このあたり…。
 このシリーズが人気があるというのは、そういう子どもが本来もってる「エゴイズム」や「身勝手な奔放さ」というもののプラスとマイナスをとても素直に描いているからなのかもしれないな…と最後の最後まで来て思いました。
 ただ、私はやっぱり個人的には、このミッシェル、あんまり好きじゃありません。アメリカ文化よりイギリス文化になじみがあるせいかもしれません。父親が「君がお姉さん達みたいに上手に踊れなかったとしてそれが何だい? 君はいつだって君自身なんだよ」みたいなことを言ったりもするし、テーマは「社会なり家族なりの期待」と「本当の自分自身」の葛藤・・みたいなことだったりするのだろうから、ミッシェルの「自己」を中心にストーリーが展開していくのは仕方ないとしても、先生が最後に指摘した「周囲の子ども」への目配りがこいつにはあまりにないなぁと思う。
 同じくらいの年齢の少女を対象にした小説で、同じように「バレエ小説」としてではなく、シリーズ物の中でバレエが対象になっているもので言うなら、9のGlitter Girls: Ballet Babeの方が私はずっと好き。
 ただ、子どもの目線で読んだ時、子ども達がどう感じるのか…ということについては、もはや子どもでなくなってしまった私には良く分からないところであります。

90.4月11日(日):My Mama Had a Dancing Heart:?語:370語:731572語:☆☆☆☆☆:美しいです。これは絵本じゃなくて、絵と言葉が奏でる詩です。あまりの美しさに思わず涙ぐみました。絵も美しいけれど、言葉も美しい。言葉ってこんなに美しいものだったんですね。
 「踊る」時にもっとも大切な物は何か…についても、改めて教えられた気がします。読み終わってなお、心が震えています。

91.4月12日(月):Baseball Ballerina(SIR3):700語:800語:732372語:☆☆☆(+):シャークスという女子野球チームでショート(ショートってshortstopなのね。知らなんだ)を守る女の子が、「もっと女の子らしいことを」とバレエを習わされる話。教室に行くと別のシャークスのメンバーも。2人は「このことは絶対に仲間には内緒にしよう」と約束するんだけど、友達の方はだんだんバレエにはまっていく…。
 「バレエみたいな女々しいことできるか!」「みんなに見られたら恥ずかしくてしょ〜がない!」という新手の女の子のお話だったりはする。これもバレエ内在的なストーリーではなくて、バレエ外在的なストーリーであります。
 89の主人公よりはこっちの主人公が好き。この子は野球をやってるだけあって、チームスピリッツというものが分かっている。だから、本当はリサイタルなんていやだし、客席にシャークスのメンバーを見つけた時には「やば!」と思うんだけど、「今日は私のチームメートはシャークスのメンバーじゃなくて、一緒に踊る子たちなんだ」って、そう思って一生懸命踊ろうとする。
 母が押しつける「女の子らしさ」と「自分らしさ」の間に葛藤はあるけれど、でも、バレエの舞台の本番を目の前にした時には、自分にとって本来の自分らしさを感じられる野球を一時棚上げにして、バレエの仲間が築いてきた努力をスポイルするようなことはガマンする…。なかなか好感が持てます。野球を愛する子は、他の物を大切にしている子たちの、その大切な物にも敬意を払える…。
 レオタード着て、野球帽かぶり、グローブはめて、バットを持っている主人公の絵が描いてある表紙を見た時は思わず読むのやめようかと思ったけど、読んでみて良かった。


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1774. 私の100万語(25):引き続きバレエで100万語

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:30)

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引き続きバレエ物を読みまくっています。まさに趣味と実益(>100万語も「趣味」かな?)を兼ねてペースはそんなに速くないけど、「楽しい!」という意味では快調。

92.4月14日(水):April in Moscow(PGR0):200語:1000語:733372語:☆☆☆☆:リーズを本拠地とするバレエ団(お、NBTか?)にモスクワから公演依頼が…。で、エイプリルは仲間と一緒にモスクワに行きます。リハで忙しい中、友達とちょっと町に出た時に2人の青年に出会い、そのうちの一人、ニコライのことが好きになります。ニコライは英語も片言だし、エイプリルはロシア語が全然ダメ。公演前のダンサーのスケジュールは、おいそれとニコライに会いに行くことを許さない。それにそもそも、ニコライの連絡先も分からないんですよね。プロダンサーの生活を垣間見ることが出来ます。

93.4月15日(木):Nina, Nina, Ballerina (AAR1):300語:427語:733799語:☆☆☆☆:ニーナはバレエが大好き。サラみたいにスプリッツはできないけど…。発表会でニーナのクラスの子は蝶々になって踊ります。羽をつけて目のところに仮面舞踏会の時みたいな黒いやつをつけて。サラは女王の役で冠をつけて踊るからすぐに「あ、サラだ」って分かるけど、その他の子達は誰が誰だか分かんなよ…これじゃ…。ママは「大丈夫よ。すぐにどれがあなたがだか分かるわよ」って言うけど。
 でも、ニーナは一生懸命ステップを練習します。一日中振りの復習をしてます。だんだん乗ってきて、蝶々な気分になってジャングルジムから飛び降りるんですけど…。あらま、たいへん、腕をケガしちゃうの。
 このニーナのシリーズはママがいいの。色々なことに不安になるニーナを抱きしめながら「大丈夫よ。○○してごらん」って助言する。で、ニーナは自分の中にある葛藤を一つずつ乗り越えて行くんです。

94.4月15日(木):Nina, Nina, Star Ballerina (AAR1):300語:620語:734419語:☆☆☆☆:同じくニーナのシリーズ。ニーナは発表会でお星さま(a star)の役を踊ることになりました。でも、学校の友達にその話をした時、その子はニーナが主役(あるいはいい役? the star)として踊るんだと勘違い。ニーナが「ま、いっか」と思ってるうちに仲良しのアンがニーナの家に遊びにきた時、「発表会見にいってもいい?」と聞きます。ニーナのママは「もちろんどうぞ」と答えちゃうんですが、ニーナは「どうしよう…」と内心おろおろ。仮病を使ったり、なんとか「うそ」(意図的ではなかったんだけど)がばれないように画策するんだけど、とうとうママの前で泣き出してしまいます。
 この本、ママにすっぽり抱きしめられるニーナの絵がとってもすてき。ママの優しさと、ニーナがママのこと大好きな気持ちが伝わってきます。
 そうなんだよね。子どもだって色々と悩みはあるよね。そんな時やさしく見守ってくれて、抱きしめて「大丈夫。○○してごらん」って言ってくれるすてきなママがいる子はとても幸せね。優しいママの愛情に包まれてニーナは一つ一つ自分の葛藤と向き合いながら一生懸命生きてます。

95.4月15日(木):All Tutus Should Be Pink (AAR1):?語:240語:735279語:☆☆☆(+):ピンクのチュチュが大好きでいつでもチュチュを来ていたい2人の女の子の話。チュチュって言ってもレオタードにチュニックのスカートがついてるって感じのものです。

96.4月16日(金):Nina, Nina and the Copycat Ballerina (SR2): 300語:620語:735899語:☆☆☆☆:またまたニーナのシリーズです。ニーナのバレエクラスにもう一人ニーナっていう女の子が入ってきます。先生はニーナをニーナ1、新しいニーナをニーナ2と呼ぶことに。2人は仲良しに。でも、ニーナ1はニーナ2が自分の「まねっこ」をするのがイヤ。でも「まねしないでね」と言うことができずにうっくつをためて行きます。今度の発表会では自分で振付した踊りを一人一人が踊ることに…。ニーナ1は一生懸命何を踊ろうか考えます。ニーナ2が「私もそれにしようかな」って言った時、ついに爆発して「だめ!」と言ってしまいます。どうしよう…・。
 どんな子どもの心の中にもある葛藤をこのシリーズは本当によく描いているなぁと思います。そしてママの力を借りて、人を信じること、人を信じて自分の気持ちを正直にぶつけながら人間関係を築いていくことの素晴らしさを子どもに(>大人にも?)教えています。ママがニーナの肩に手を置いておでことおでこをくっつけてニーナに「大丈夫」って言って言いる挿絵。これもまたとても良い絵です。ママがニーナを心から愛している目で見ている、その視線が本当に良く描けている。
 女の子がいたら是非読んでやりたいシリーズですね。バレエを習ってる女の子のお母さん、是非、お嬢さんに読んであげてくださいな。


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1775. 私の100万語(26):ちょっと一息

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:31)

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今もバレエ物読んでいるのですが、ちょっと長めの(70000語)ものなので、平行して児童書も読んで行こうと思います。いよいよ職場で英語教育サーヴィスの一貫として「多読」がスタートしそうなので、「多読」の本が沢山購入され(>これで「多読」の環境はぐっと良くなりました!)、その中に、I Can Read Booksを発見!したんです。らっきぃ〜!

My Firstという一番易しいレベルのものを読んでますが、どうしてどうして、なかなか手強い。どこに「落ち」があるか「つぼ」があるか…。そして、単語や表現もOBW1なんかよりずっと分からないものの数が多いです。

こういう児童書を易しいレベルから読みためて行くと、少しずつ自然なリズムで英語が読めるようになって行くのかもしれません。

96.4月19日(月):Sid and Sam (ICR0): 100語:120語:736019語:☆☆☆(+):言葉の繰り返しが楽しい本。Sidが歌う歌が「長すぎ!」っていうのと、”So long!”っていうのの言葉遊びが落ち。

97.4月19日(月):Oh. Cats! (ICR0): 100語:90語:736109語:☆☆☆:猫好きの人にはこたえられない1冊かも。私は実は猫がこわい…。猫はそういう人のことはすぐ見抜きなめてくる。

98.4月20日(火):The Day I Had to Play with My Sister (ICR0): 100語:140語:736249語:☆☆☆(+):おにいちゃんは辛いよ。いや、大人になっても「訳わからんちん」の「困ったちゃん」はいっぱいいるから、今からこういう訓練しとくのもいいのかな。辞書引いてないけど”cut 〜out”っていう表現が今一つ分かってません。

99.4月20日(火):Mine’s the Best (ICR0): 100語:105語:736354語:☆☆☆(+):浮き輪とかビーチボールみたいに空気の入ったマスコット。色違いなだけんだけど、「僕のやつの方がいいも〜ん!」と張り合う。自分の物に自信が持てるということは素晴らしいことかも。他人の物をうらやましがり、すぐに他人の物を欲しがる子より健全かも。

100.4月21日(水):How Many Fish (ICR0): 100語:150語:736504語:☆☆☆☆:かわいい! 浅瀬に魚が数匹。そこに子どもの足が…。あらら、黄色い魚がどこかに行ってちゃった。リズミカルな英語。小さな子どもに読み聞かせてやったら大喜びしそうな本ですね。「文法」などという「やぼ」は言うべきでないのかもしれないが、”One yellow fish in the bay.. Where is yellow fish?”の時、2度目のyellow fish にtheはいらないのかな? 赤いバケツの方にはtheがついてるのに。

101.4月21日(水):Biscuit (ICR0): 100語:130語:736634語:☆☆☆☆:子犬のビスケットはまだまだ寝たくない。なんだかんだ言っては寝るのを先延ばしにしようとします。うちの子も小さい時寝たくなくてあ〜だこ〜だごまかそうとしたなぁ。この本を読んでもらった子ども達はきっと共感するでしょうね。一説によると、子どもが夜なかなか寝たがらないのは、「寝たら目が覚めないのでは?」という「恐怖」があるからだとか。「眠る」ということが子どもにとっては「死」への恐怖につながっているのだ…とか。何度も眠っては目覚めるということを繰り返すうちに「朝は来る」ということを学んでいくらしいのですが。
 バレエでよく使う「タック・イン」というのが、こんな風に使われるとは…。バレエでは「タック・インしないで!」と使われるけどね。

102.4月22日(木):Biscuit’s New Trick (ICR0): 100語:129語:736763語:☆☆☆(+):ビスケットに飼い主が新しい芸を覚えさせようとするんですが、なかなか思うように行きません。ついに覚えたと思ったら…。

103.4月22日(木):Thump and Plunk (ICR0): 100語:170語:736933語:☆☆☆(+):いや〜、英語を「お勉強」してきた私みたいな大人には、こういうのが案外難しいなぁ。これ、子どもには面白いんだろうな。日本の絵本でも、何に対しても「やだも〜ん」という「やだもん」がはいってる「こんな子いるかな」のシリーズは、うちの息子も大好きでした。「主人公の名前とその子がやることの一致」というのは、子どもには受けるらしい。

104.4月23日(金):Splish, Splash (ICR0): 100語:230語:737263語:☆☆☆(+):103に同じく、こういう擬声語と動詞が一致してるような単語の使い方って、私みたいな「頭で」英語やってきた人間には苦手だったりします。このあたりの感覚がほぐれると私の英語ももっと柔らかな英語になっていくのかもしれない。入浴してるお魚さんのところに「入れて入れて」と友達が来るお話。


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1776. 私の100万語(27):ひょっとして100万語効果?

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:36)

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先日、気の合った仲間とやってる小さな読書会で報告者にあたってたのですが、私の常として「ぎりぎり」になってから準備を始めました。で、テキストは洋書のアカデミックな本だったりはするのですが、いつもより「すらすら」読めた気がするのです。

毎度のことながら「どひゃ〜、やばいかな〜。間に合わんかも〜」と思ってやり始めたのですが…。まぁ、私が担当した章が「読みやすい」とか「著者の英語が平明であった」とか、色々、テキストそのものに起因する要因もあるのでしょうが…。

でも、ひょっとしたら、これ100万語効果なのかしら…。だとしたらうれしい! 楽しく読んで、仕事にも良い影響があるなんて、最高! 

仕事の物が読めるようになるためには仕事関係の洋書を沢山読めば良さそうなもんだが、でも、仕事関係の洋書はそれなりには読んでるんですよね〜。ひょっとすると、こうやって「側面」から攻めてく方が効果あるのかな? 

そう言えば、レジュメ作るために読みながらも、辞書を引く回数が少なかった。仕事の物は正確に読まなければならないから、辞書を引かずに読む…という訳にもいかなかったりはするのだけれど、ひょっとして、単語力も上がってたりするのかしらん。

だとすればうれしいのだけれど。

105.4月26日(月):Stuart Little: Stuart Set See!(ICR1): YL0:460語:737723語:☆☆☆(+):一家で湖に出かけます。ねずみのスチュアートは船で湖横断の航海に出かけます。お母さんからは「太陽が向こう岸の森のてっぺんにくっついたら帰ってくるのよ」と言われているので、空を時々チェックしながら。途中さまざまなアクシデントがあり、「もうちょっと」のところで向こう岸までは行けませんでした。大変な思いを沢山した訳なんですが、岸から見ると、平穏な航海に見えたらしく、「そうか、そんな大冒険じゃなかったのかぁ」と思うというお話。子どもにとっては、初めて幼稚園に行くとか、初めて学校に行くとか、初めて授業で指されるとか、初めての宿題とか、そういうのみんな「大冒険」ですよね。一つ一つ乗り越えて後で振り帰れば、「な〜んだ」って思うけど。

106.4月27日(火):I Saw You in the Bathtub(ICR1):YL0:1000語:738723語:☆☆☆(+):これ、英語を母語とする子どもにはすっごく面白いんでしょうね。子どもの間で口伝で伝えられているrhymesのコレクションということ。ちょっと毒があるのもある。だからPC(ポリティカリー・コレクト)に違反するかもしれませんが、日本のものでこれに相当するものをあげるとすると「デブ、デブ、百貫デブ、電車にひかれてぺっしゃんこ」みたいなやつなんじゃないでしょうか。そりゃあ、これを理解しろっていうのを「外国語として日本語を学」ぶ大人に求めてもすご〜く難しいと思います。

107.4月28日(水):Nutcracker Ballet(SIR2):YL0:800語:739523語:☆☆☆(+):有名なバレエ「くるみ割人形」のストーリー。主人公の名前、マリーになってるんだけど、バレエの世界ではクララですよね。なんでかしら。「くるみ」は幻想的で美しい物語ですね。

108.4月30日(金):Who Will Be My Friend?(ICR1):YL0:200語:739723語:☆☆☆(+):大学の先生が海外研修で家族を連れてイギリスに行った時、中学入りたてだったか、小学校高学年だったかの息子さんが、みんなが遊んでいるところを一人離れてじ〜っと見てたとか。「どうするかな?」とさらに離れたところから息子を見守る父。すると息子は突然逆立ちをして、みんなのところに歩いて行った。そしたら、みんなはすぐに彼を仲間に入れてくれ、帰国までずっとその子たちと仲良くしてたそうです。言葉が出来なくても、「何かが出来る子」そして「それをアピール出来る子」はみんなに受け入れられるのね。その話を思い出しました。(でも、子どもは「自分で」友情を切り開いていかないといけない。子どもにとっても人生は厳しいものです)

109.5月1日(土):Captain Cat(ICR1):YL0:360語:740083語:☆☆☆(+):どこに行っても「お猫さま」は一番偉いのよね。「敗戦国」日本、そして「加害者」国日本では絶対に成り立たない「軍隊」を舞台にした子ども向け物語。「ある日自衛隊に猫がまぎれこんで…」なんて絵本、ぜったいに文句言う人が現われるよね。

110.5月2日(日):Barney’s House (ICR1):YL0:500語:740583語:☆☆☆(+):イギリスで産業革命が始まった頃、牛が乳を出さなくなったとか、鶏が卵を生まなくなったとか、そういう話があったらしいが、「世の中の進歩」というのは、「生活に優しい」訳ではなかったりします。物売りの荷車を引く馬のバーニーも町に鉄道が走った日、大変なショックを受けて突然走り出します。


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1777. 私の100万語(28):バレエで80万語通過!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:40)

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111のBallet Shoesはとても読み応えのある本でした。

1930年代のロンドンを舞台にしたお話。主人公の3人の娘は孤児。化石収集のために世界を飛び回っている道楽者(>と言っていいのかな?)のマシュー大叔父さんが、「拾ってきた」女の子たちです。

彼女たちは、マシュー大叔父さんの姪と乳母やら使用人やらと大叔父さんの家で暮らしていますが、またもや旅に出た大叔父さんが予定を過ぎても帰ってこない。そうこうしているうちに、大叔父さんが残していってくれたお金が底をついてきます。

広い家ですから、下宿人をおいたり色々しますが、それでも「やりくり」が難しくなってくる。そんな訳で、3人の娘はthe Children’s Academy of Dancingという学校に行くことになるのです。舞台の仕事なら「12歳から」金が稼げるのです。

彼女達は、自らの名字をマシュー大叔父さんが集めているFossils (化石)と決め、いずれ歴史の本に名を残すような人になろうと誓いをたてます。自分たちは孤児であり、もし、名を残すようなことがあれば、それは自分たち自身の力によってであり、祖父の七光りだとか、そういうことではない、というのです。

驚くべきことに、この物語がの初版は1937年のこと。しかし、読んでいて「古さ」は全く感じません。何世代も読みつがれてきた、児童文学の「名作」であり「古典」なのでしょう。生き残ってきた文学の「強さ」と「普遍性」を感じさせます。

1930年代のイギリスにおいて「舞台芸術」というものが占めていた位置というか、「芸人」の社会的ポジションというか、そういうものもシビアに理解することが出来ます。イギリスにおいては、舞台人は決して「お譲様芸」などではなく、「食っていかねばならぬ家庭の子女」のものなんですね。そして、また逆に、舞台芸術は「食ってくことの出来る道」なのです。この差は現在にいたるまで、続いているとも言えます。少なくともバレエの世界では。

あと、もう一つ印象に残ったのは、3人姉妹(>といってもそれぞれ違うところから「拾われて」きたので血はつながってない)の2番目の娘は、機械好き。でも、当時は女性には、その機械好きを生かす仕事がないんですね。長女は演劇に、三女はバレエに、それぞれ天分があるんですが。

次女は「食ってく」ために舞台芸術の勉強をし続けますが、本当は、下宿人の自動車修理工場で機械いじりしてるのが彼女にとって最も幸せな時間。でも、こういう機械好きで当時の社会の中では(>あるいは現代においても?)「居場所のない」女の子を登場させているところもこの小説の作家の先見性のようなものが現れているのかもしれません。

SSSの書評では、「ユー・ガット・メール」の中でメグ・ライアンがこの本を薦める場面が出てくるというので、これ、一度飛行機の中で見てるんだけど、ビデオを借りて見てみました。

そしたらね、これ、字幕が悪いわね〜。

メグ・ライアンは「ステンフィールドはスケーティング・シューズやらシアター・シューズやらダンシング・シューズを書いている」と言ってるのに字幕は「スケート靴の話もあるのよ」となっている。「バレエ・シューズ」にしても「バレエ・シューズの話」とされている。これさ、靴の話じゃないよ! シアター・ライフの話だよ。「「バレエ・シューズ」という本」「「スケート靴」という題名の本」とすべきだと思うわ。字が足りないんだったら「「バレエ・シューズ」「スケート靴」などを書いている」(>まぁ、これじゃ字幕として固すぎるのかもしれないけど)としたらいいのに。

ステンフィールドの本を読んだことのない人が字幕を書いているのでしょうが、このステンフィールドの本が、「これだけ長きにわたって愛されている」ということを知っていれば、あるいはステンフィールドの本を1冊でも読んでいれば、もっと違った訳になっただろうに…と、彼女の本を読んでからこの字幕を見ると、すご〜く残念に思います。だって、本当に良い本なんだもん。アメリカにおいては「バレエ・シューズ」というだけで「話が通じる」んでしょうね。「赤毛のアン」みたいな感じで。それだけ読みつがれている本なんでしょう。

「残念ながらバレエ・シューズもスケーティング・シューズも絶版」と、この映画では言っていたけれど、「バレエ・シューズ」が2003年に再版で出てるのは、これは、ひょっとしてこの映画のおかげかしらん。

「ダンシング・シューズ」も「シアター・シューズ」も復刻されてるようだけど、「スケーティング・シューズ」はまだみたいです。「バレエ・シューズ」の後ろには「シアター・シューズ」と「ダンシング・シューズ」の抜粋がちょこっと載ってますが、「シアター・シューズ」では戦争に行った父親が行方不明になって「日本軍の捕虜になったんだろうか?」というような場面も出てきます。これを読むことは、第二次世界大戦の日本とイギリスの関係を、イギリス側から見てみる貴重な「読書」になるかもしれません。

メグ・ライアンは「スケート靴」もとても薦めていたので、「スケート靴」も再版されるとうれしいな。

それにしても、この「バレエ・シューズ」は、7万語程度なのですが、読破に時間かかったなぁ。まぁ、細切れにしか時間が取れないというのはあるにせよ、もし、これ、日本語で書かれていれば、これだけの面白さのある本だったら、私、ガマンできなくて1〜2日で読み終えてしまうと思う。(>仕事にしわ寄せがきても)

やはり、英語については、まだまだ決定的に「速度不足」なのだなぁと、改めて思いました。

あ、聴き取りに関しても、字幕について偉そうなこと言ってますが、これ、字幕なしでは、細かいとこ全然分かってません。この映画を見たのは飛行機の中だったので字幕なしで見ました。字幕なしでもおおざっぱな筋は大体分かるけど、一番面白い、メールでの言葉での駆け引き、応酬、はずみ、なんかが、実はぜ〜んぜん分かってません。

主人公のノリのいいメールのやり取りの「機微」なんぞは、「楽しそうにメールの交換をしている」ということは分かっても、どこでお互いが惹かれてるのか、とか、そういうの字幕なしにはぜ〜んぜん分かりません。

シャドウィング(SSSではシャドウィングと言って、聴き取りの練習として、ニュースや映画を見ながら、ぶつぶつぶつと登場人物の言ってることを繰り返すという方法を提唱しています。これ、効果あるかも。私も、イギリスに住んでいて一番リスニング能力が高かった時期は、英語がそのまま英語の「音」として頭に入ってきてました。今は昔・・の話だけど)の方ももちっと頑張ってみようっと。

111.5月8日(土):Ballet Shoes:?:71000語:811583語:☆☆☆☆☆:上に書いたとおり、とても読み応えのある本です。そして、イギリスの児童文学らしく、主人公が舞台で成功して鼻持ちならなくなってしまう時期があったり、そういうのもとてもシビアにリアルに書いています。主人公はいつも「キレイ事」の人ではなく、イヤな面も持ち合わせること、人間のイヤな面が前面に出てきてしまうこともあること、そのあたりをイギリスの児童文学っていうのは実に手厳しく描くなぁといつも思います。

112.5月10日(月):Summer Party:YL0:3500語:815083語:☆☆☆☆:The Cobble Street Cousins というシリーズの中の1冊。美しいお話です。

113.5月11日(火):A Little Shopping:YL0:2800語:817883語:☆☆☆☆:美しいお話


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1778. ちょっと注釈

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:42)

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「わたしの100万語」もちっと続きがあるのですが、あまりに長くなるので、いったんここで切りますね。

「90万語通過」の報告しながら「80万語」までしかレポートできてませんが。

また、これ、私の趣味のHPへの連載ものの転載なので、こちらの方には「何をいまさら」な説明もありますが、悪しからず。


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1779. Re: ウルトラの母さん、おめでとうございます!!

お名前: 日向
投稿日: 2004/6/17(10:44)

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ウルトラQの母さん、こんにちは! 日向です♪

〉90万語通過しました。

おめでとうございます!

〉おぉ、あと10万語だ! 最後の10万語は大切に厳選したテキストを読もうかな…とも思ったけど、あまり深く考えず、わさわさ読もうと思います。

そうですね〜。あんまりあせらず、がんばってくださいね〜♪

以下、おっ これはっ!という部分だけで申し訳ないですが、反応させてもらいますーっ

>「英語の力不足のために」で「つまらない」ということがここでは問題になっているのだと思うのですが、「内容的につまらない」「内容が好みじゃない」という本も、きっと早々に読むのをやめて次の本に行くべきなんだと思います。

>ところが、「借りて」読むならともかく、「買って」しまうと、この3がなかなか守れない。(>貧乏性)

同感です!! 買ってしまうと…ねぇ… 薄い本だとまだなんとかなるんですが、分厚い本だとやっぱり投げ技を習得しとかないとダメですね(笑)

>「つまらなくなったら止める」をやり易くするため、これからは「途中で止めた本」=「挫折本」もリストに加えることにします。語数も読んだ分だけ計上することにします。

そうそうっ せっかく読んだんですもの♪

>多読には、「ある程度」の速度が大切…ということで、時々、自分の英語を読む速度が分即何単語なのかをチェックすることがアドバイスされています。

>それはそれで大事だと思うのですが、そのチェックに使う本はPGR0のページの4分の3くらいは絵や写真になっているもの。速度を計測する間はひたすら字のところを追えばいいのかもしれないんだけど、絵にも目が行ってしまう。

最近、図書館で絵本を借りまくっているのですが、本当に時間がかかりますね。なので、ここのところは速さは測らずにいます。同じレベルの本でも、早く読めるシリーズもあれば、とんと進まない本もあるし…で、早く読めた時だけ、「おおっ こんな速度が出たかーっ」とひとりニヤニヤする程度にしておいてます。(←かなり怪しい…)

>そう、音楽は「楽しむ」ためにある。多読と同じ。

そうそうっ 音を楽しむと書いて「音楽」! 本を楽しむと書いて「本楽」! …どうですかね…?(汗)

>自分の技術より上の曲を数ヶ月かけて、年に2〜3曲しか弾かない、おマルをもらったらもうその次の週にはその曲は弾けなくなってる…というのと、技術的に充分余裕を持って弾ける曲を常に10曲は暗譜で楽しんで弾ける、ピアノがある場所で「弾いて」と言われたら「OK」と弾いてみせ、そこに人の輪が広がる…というのとどっちが音楽の「本質」に近いのだろう…。それは言うまでもありませんよね。

一曲に何ヶ月もかけちゃうことがあるんですよね…悲しいことに。幸いにして、私の場合はかな〜り楽をさせてもらったので、好きだった曲は習った後に、何度も家で弾いていました…というより、好きな弾ける曲を日々の練習の後に弾くために、毎日練習していたという感じです。必然的に、練習の時間より、好きな曲を弾く時間の方が長くなって、親から「ええ加減にせぇっ」と怒られる始末。でも、それが私にとっては良かったようです。
ただ、何かにつけ、楽な方へ楽な方へと流されてはいますが…(←性格? 多読も、そのおかげで一年以上続いたわけで…何が功を奏するか分かりません)

>85.3月28日(日):Dinosaurs Before Dark (YL3.0):1500語:5200語:691802語:☆☆☆:MTHのシリーズは評判が良いので手に取ってみました。私的には最初の1冊はまぁまぁかな。このシリーズ、要するに読書しながら地理や歴史の勉強も出来てしまうっていうシリーズらしいので、読んでいくうちにだんだん面白くなっていくのかもしれません。

MTH、私も最初はとっても読みにくかったです。ことに、#1はお勉強っぽい感じがしたので。ところが読み進めていくうちに、そんなのはどっかへ飛んでいっちゃいました。面白くなりますよ〜♪

>注文入れてた「バレエがらみ」の英語の本の一部が入荷。わ〜い! しばらくは「バレエで100万語」の日々だぞ〜!

おおっ 良かったですね〜♪ 待っていた本がやってくると、ものご〜くやる気が出ますもんね♪

>.88.4月9日(金):Bad Day for Ballet (NDN):1500語:9300語:721202語:☆☆☆(+):これは、The Nancy Drew Notebooksという少女探偵物の中の1冊です。このシリーズ、全部で40冊以上もあるらしい。アメリカでは人気のシリーズなのかしらん。

すごいみたいですね… 友人の友人にアメリカ人がいるのですが、その人のオススメのシリーズです。私も#1を読んでみたのですが、登場人物の多さに、何をどう読んでいるのかさえ分からずに終わってしまいました。#2、#3と借りているので、もうちょっとしたらリベンジしようかと思っています。(シリーズ物って、最初の巻は読みにくいと言いますし)
現在、#51まであるらしい…うひゃあっ

>89.4月10日(土):Ballet Surprise (FHM):1500語:10000語:731202語:☆☆☆(+):これ、読んでる最中は「投げ技を使うか???」でした。これも、シリーズ物の中でたまたま舞台設定が「バレエ」っていうものです。

> あぁ、そうなのか。子どもの持つ「エゴイズム」というもの、それはそれは強い物で、どの子も「自分を見て、自分を見て」と訴える。親がよその人と話していると、一生懸命自分に注意を引こうとする。子どもってそういうもんです。
> で、イギリスの子ども向け小説を読んでいても思うけれど、アメリカやイギリスの子ども向け読み物って、そういう子どもの「いやなところ」を隠さない。日本だったら、多分、もうちょっとオブラートに包んで表現してしまうんじゃないかと思うんですよね、このあたり…。

う〜ん、カルチャー・ギャップですね。私もこのシリーズを読んでいて「しんどいっ」と思うのは、その部分かもしれません。絵本を読んでいてもたま〜に感じます。
でもこのシリーズの本はガッツリ買ってしまったので、ちょっとでも印象を良くしようと、ケーブル・テレビでやっているフルハウスを見てみようか、と思っています。(文章からと映像からとでは、受ける印象が違ったりしますしね)

>先日、気の合った仲間とやってる小さな読書会で報告者にあたってたのですが、私の常として「ぎりぎり」になってから準備を始めました。で、テキストは洋書のアカデミックな本だったりはするのですが、いつもより「すらすら」読めた気がするのです。

わーいっ 良かったですねーっっっ 絶対、100万語効果ですよーっ

>SSSの書評では、「ユー・ガット・メール」の中でメグ・ライアンがこの本を薦める場面が出てくるというので、これ、一度飛行機の中で見てるんだけど、ビデオを借りて見てみました。

>そしたらね、これ、字幕が悪いわね〜。

>メグ・ライアンは「ステンフィールドはスケーティング・シューズやらシアター・シューズやらダンシング・シューズを書いている」と言ってるのに字幕は「スケート靴の話もあるのよ」となっている。「バレエ・シューズ」にしても「バレエ・シューズの話」とされている。これさ、靴の話じゃないよ! シアター・ライフの話だよ。「「バレエ・シューズ」という本」「「スケート靴」という題名の本」とすべきだと思うわ。字が足りないんだったら「「バレエ・シューズ」「スケート靴」などを書いている」(>まぁ、これじゃ字幕として固すぎるのかもしれないけど)としたらいいのに。

今度、BSでやるのを録ろうと思っているので、チェックしてみます!! 前に見た時は多読を始める前だったので、今回は、そのあたりがちゃんと聞き取れるかチャレンジ!!

毎回、バレエのお話にレスできなくて、ごめんなさいです。音楽のお話なら乗れるのですが…(シベリウスの楽譜、楽器屋さんに無くて、かなりショックでした!!)

ではでは、100万語に向けてHappy Reading!!!


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1786. Re: ウルトラの母さん、おめでとうございます!!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/21(16:16)

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日向さん

お祝いの言葉ありがとうございます。相変わらずの長いレポート読んでくださり恐縮です。

〉>ところが、「借りて」読むならともかく、「買って」しまうと、この3がなかなか守れない。(>貧乏性)

〉同感です!! 買ってしまうと…ねぇ… 薄い本だとまだなんとかなるんですが、分厚い本だとやっぱり投げ技を習得しとかないとダメですね(笑)
→高校時代の友人で多読(>ただしペーパーバックのみ)をやってるというのがいるのですが、そのうちの1人は「投げ技」を使わないそうです。(>大阪人)
 で、まずはアマゾンの書評をじっくり読んで、それから購入するんだって。「考えてから、調べてから買う」って訳ですね。

〉>「つまらなくなったら止める」をやり易くするため、これからは「途中で止めた本」=「挫折本」もリストに加えることにします。語数も読んだ分だけ計上することにします。

〉そうそうっ せっかく読んだんですもの♪
→そなの。この「途中まででも語数を計上」っていう「せこい」手を思いついたのは私的には良かったかなぁ。これで、投げるのずいぶん気が楽になりました。

〉最近、図書館で絵本を借りまくっているのですが、本当に時間がかかりますね。なので、ここのところは速さは測らずにいます。同じレベルの本でも、早く読めるシリーズもあれば、とんと進まない本もあるし…で、早く読めた時だけ、「おおっ こんな速度が出たかーっ」とひとりニヤニヤする程度にしておいてます。(←かなり怪しい…)
→まぁ、速く読めるにこしたことはないけど、それは「仕事の場合」かもしれないよね。「楽しめる」範囲の速度ならゆっくりでもいいよね。

〉そうそうっ 音を楽しむと書いて「音楽」! 本を楽しむと書いて「本楽」! …どうですかね…?(汗)
→そうなんだよね。なのに「音学」になっちゃダメよね。

〉一曲に何ヶ月もかけちゃうことがあるんですよね…悲しいことに。幸いにして、私の場合はかな〜り楽をさせてもらったので、好きだった曲は習った後に、何度も家で弾いていました…というより、好きな弾ける曲を日々の練習の後に弾くために、毎日練習していたという感じです。必然的に、練習の時間より、好きな曲を弾く時間の方が長くなって、親から「ええ加減にせぇっ」と怒られる始末。でも、それが私にとっては良かったようです。
→まぁ、それは日向さんに才能があったというのもあるでしょう。(>だって音大)

おマルもらった後が本当は「勝負!」というか、本当は、そこから「弾き込んでこそ」の「演奏」であり「表現」ですよね、きっと。

私はピアノについては長らく「ピアノ∈音楽」という集合でとらえることが出来なくて…。

〉ただ、何かにつけ、楽な方へ楽な方へと流されてはいますが…(←性格? 多読も、そのおかげで一年以上続いたわけで…何が功を奏するか分かりません)
→ま、何事も「無理は禁物」というのは、大切な「人生の技」だよね。

〉MTH、私も最初はとっても読みにくかったです。ことに、#1はお勉強っぽい感じがしたので。ところが読み進めていくうちに、そんなのはどっかへ飛んでいっちゃいました。面白くなりますよ〜♪
→まだ1冊で止まってるけど、また手を出してみようかな。

〉>注文入れてた「バレエがらみ」の英語の本の一部が入荷。わ〜い! しばらくは「バレエで100万語」の日々だぞ〜!

〉おおっ 良かったですね〜♪ 待っていた本がやってくると、ものご〜くやる気が出ますもんね♪

→うぅぅ、でも、全部読みきってしまった…。書評にない本は単語数えるのが面倒で…。でも、また色々バレエ小説を発掘して書評にアップしてみるかなぁ。

〉>.88.4月9日(金):Bad Day for Ballet (NDN):1500語:9300語:721202語:☆☆☆(+):これは、The Nancy Drew Notebooksという少女探偵物の中の1冊です。このシリーズ、全部で40冊以上もあるらしい。アメリカでは人気のシリーズなのかしらん。

〉すごいみたいですね… 友人の友人にアメリカ人がいるのですが、その人のオススメのシリーズです。私も#1を読んでみたのですが、登場人物の多さに、何をどう読んでいるのかさえ分からずに終わってしまいました。#2、#3と借りているので、もうちょっとしたらリベンジしようかと思っています。(シリーズ物って、最初の巻は読みにくいと言いますし)
〉現在、#51まであるらしい…うひゃあっ
→おぉ、そうなのでしたか。すごいな〜。しかし、それだけ「人気」ということは、なにか面白さがあるんだろうなぁ。他のにも手をだしてみようかな。

〉>89.4月10日(土):Ballet Surprise (FHM):1500語:10000語:731202語:☆☆☆(+):これ、読んでる最中は「投げ技を使うか???」でした。これも、シリーズ物の中でたまたま舞台設定が「バレエ」っていうものです。

〉> あぁ、そうなのか。子どもの持つ「エゴイズム」というもの、それはそれは強い物で、どの子も「自分を見て、自分を見て」と訴える。親がよその人と話していると、一生懸命自分に注意を引こうとする。子どもってそういうもんです。
〉> で、イギリスの子ども向け小説を読んでいても思うけれど、アメリカやイギリスの子ども向け読み物って、そういう子どもの「いやなところ」を隠さない。日本だったら、多分、もうちょっとオブラートに包んで表現してしまうんじゃないかと思うんですよね、このあたり…。

〉う〜ん、カルチャー・ギャップですね。私もこのシリーズを読んでいて「しんどいっ」と思うのは、その部分かもしれません。絵本を読んでいてもたま〜に感じます。
〉でもこのシリーズの本はガッツリ買ってしまったので、ちょっとでも印象を良くしようと、ケーブル・テレビでやっているフルハウスを見てみようか、と思っています。(文章からと映像からとでは、受ける印象が違ったりしますしね)
→このシリーズも人気みたいですよね。どうもテレビはすごく面白いらしく(>って本の方も「面白い」と感じる人が多いからこそ流行っているんだろうけど)、アメリカ在住の友人は、テレビの方も是非見てみてと言うのだけど。

〉>先日、気の合った仲間とやってる小さな読書会で報告者にあたってたのですが、私の常として「ぎりぎり」になってから準備を始めました。で、テキストは洋書のアカデミックな本だったりはするのですが、いつもより「すらすら」読めた気がするのです。

〉わーいっ 良かったですねーっっっ 絶対、100万語効果ですよーっ
→先週末もその読書会があったの。今回は報告者にあたってなかったけど、やっぱり読むの速くなってると思う。(>ってまたギリギリに準備してたりするのだが)

〉>SSSの書評では、「ユー・ガット・メール」の中でメグ・ライアンがこの本を薦める場面が出てくるというので、これ、一度飛行機の中で見てるんだけど、ビデオを借りて見てみました。

〉>そしたらね、これ、字幕が悪いわね〜。

〉>メグ・ライアンは「ステンフィールドはスケーティング・シューズやらシアター・シューズやらダンシング・シューズを書いている」と言ってるのに字幕は「スケート靴の話もあるのよ」となっている。「バレエ・シューズ」にしても「バレエ・シューズの話」とされている。これさ、靴の話じゃないよ! シアター・ライフの話だよ。「「バレエ・シューズ」という本」「「スケート靴」という題名の本」とすべきだと思うわ。字が足りないんだったら「「バレエ・シューズ」「スケート靴」などを書いている」(>まぁ、これじゃ字幕として固すぎるのかもしれないけど)としたらいいのに。

〉今度、BSでやるのを録ろうと思っているので、チェックしてみます!! 前に見た時は多読を始める前だったので、今回は、そのあたりがちゃんと聞き取れるかチャレンジ!!
→うん、チェックしてね。こうやって読むのと見る(>聞く)のをセットにしていくのも面白いね。

〉毎回、バレエのお話にレスできなくて、ごめんなさいです。音楽のお話なら乗れるのですが…(シベリウスの楽譜、楽器屋さんに無くて、かなりショックでした!!)
→いやいや、私こそ、バレエのHP用の原稿を転載している訳で、ちょっと「場違い」なんで申し訳ないです。

シベリウスは全音から『シベリウス ピアノ・アルバム』が出ています。ここにない曲は輸入版をゲットしないとダメだけど、組曲「木」と「花」は入っています。この2つの組曲の中に入ってるのはどれもきれいな曲です。

では、もう一息。今のところGR中心に読んで93万語まで来てます。早く100万語に到達したいような、もうちょっとこのまま「まったり」してたいような、ちょっと複雑な気分です。

それでは、またね。お互い、多読を楽しみましょう。


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