[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/11/24(00:38)]
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お名前: たむ
投稿日: 2005/6/11(10:10)
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みなさんこんにちは。たむ2といいます。 「百万語多読」とか「1千万語めざすぞ」とかで、読んだ語数を 貯めていくのは、とてもいい方法だと思います。これがあるので 次々に新しい本に挑戦しようという気に、…私の場合は、なります。 先日来、The Sky Is Falling, Sidney Sheldonの語数について、 AMINOさんが、書評データで10万3千とされているのは多すぎる ようだ、ご自分の計算では多くても8万語くらいと思うと投稿されました。 私も早速計算してみたところ、「少なく見積もって」8万という結果に なりました。 さらにその後、す〜さんの投稿で、アメリカ・アマゾンで試験運用段階 ながら、本の総語数が調べられるとわかり、当の The Sky is… の 総語数は71,816語とわかりました。(このアマゾンの数字は信頼でき るものなのでしょうか?、という点もありますが。) はじめに語数を計算された方も、AMINOさんも私も、それなりに 計算したわけですが、どうしてこんなに違った数字が出てくるのか、 考えはじめたわけです。問題は、計算の基になる各数値の出し方 をもう少し誰がやっても同じになるようにできないものだろうか、と いうことです。 SSS公式の「語数の数え方」は、まず「1行の平均語数」に「1頁の 行数」をかけて1頁の語数を出す。これに「補正した全頁数」をかけ、 さらに「文字率」をかけて総語数を出すようになっています。 A 1行あたりの単語数(平均) B 1頁あたりの行数(最大のもの) C 1冊あたりの頁数(補正する) D 文字率 GR: 0.85 / 0.8 一般書 0.87 / 0.93 A [1行あたりの単語数]は、標準的な2〜4行を選び、1行あたりの 平均単語数を計算する。小数第2位で5捨6入する、となっています。 この「標準的な行」というのは私には見ただけではわかりません。 それで語数計算のときはいつも、なるべく語数の多そうな行を選んで 平均を出していました。折角読んだ本、なるべく語数を多くしたいと いう心理が働くんでしょうか(笑)。 そこでふと思いついたのは、この平均を出す作業を4行といわず、 どんどん50行、100行と続けていったら、どうなるんだろう、 ことによると一定の値に収斂していくのではないだろうか、という アイデアです。 早速Excelで表をつくり、最初からどんどん数えてみました。 (どなたか、Excelで「五捨六入」を実現するにはどうすれば いいのか、教えていただけませんか。ROUND関数を使って 四捨五入はできるんですが。) 各行の語数を数え、記入した数字を累積して、行数で割って いくわけです。ここで「行」というのは、行の終わりまでフルに 詰まっている行のことで、途中で終わっている行は「行」と しては入れないことになります。ほかに、ハイフンでつながった 単語は1語と数えるとか、2:30や1945なども1語、などは SSS公式ルールの通りです。ハイフンで分割された単語は 私は0.5と数えました。 結果は…Excelの表をご披露できないのが残念ですが、 みごとある段階から一定の数値に収斂しました。8.6±0.1 という値です。 また、この数字に収まってきたのは65行目からです。まだ 変わるかもしれないので、100行を過ぎて320行まですすんで みましたが、どうやらもう変わらないようです。ただ、考えてみると 変わる可能性はあるわけです。320行を過ぎて語数の少ない 行がずっと続けばこの数値は落ちてくるでしょう。けれども サンプル数(行数)が多くなればなるほど、変動の幅は小さい はずと予想できます。 さて、この結果に勇気をえて、ほかのpaperbackではどうなる か試してみました。 My Life, Bill Clinton, 1-4000-9671-5 The Blue Bedroom & Other Stories, Rosamunde Pilcher, 0-312-92628-6 Cold Mountain, Charles Frazier, 0-340-71556-1 (全部未読の本です。はい(笑)。) 結果は次のとおりです。数字は、はじめから、サンプル数(数えた 行数)、収まってきた数値、収まりはじめた行数、です。The Sky Is も加えました。 The Sky Is: 320, 8.6±0.1, 65 My Life: 304, 10.9±0.1, 33 The Blue: 312, 9.5±0.1, 51 Cold M.: 100, 12.2±0.1, 27 以上の結果をどう評価するか。 まず、一定の数値に収斂してくることに、数学上の根拠が なにかあるのかどうか。なさそうな気もするし、いや数学者 ってとんでもないことを考えているから、ひょっとしたらある のかも、といった程度です。 サンプルのpaperbackが少ないので、同じことを10冊くらい の本でやってみると、はっきりしてくることがあるかもしれま せん。 私としては、この4冊に限っていえば、上のやり方で100行 くらいやれば、一定の数値が出る、またその数値は誰が やっても同じになる、ことに意義があると思います。 100行も数えるのはめんどうだし、簡便なやり方という 趣旨からもはずれてしまいますが。ただ、やってみると その気になってやったせいもありますが、Excelの表が 決まってさえいれば、意外に簡単に、それほど時間も かからずにできる、計算できるように思いました。 では、皆様もHappy Reading ! (私はここ二日ほど、やってませんが!)
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/6/12(22:47)
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たむ2さん、こんばんは!
酒井@快読100万語!です。
ありがとー、たむ2さん!!
はっきり言うと、よく読んでいません。
でも、こういう試みがとーっても大事なことはわかっている
・・・つもりです。
〉そこでふと思いついたのは、この平均を出す作業を4行といわず、
〉どんどん50行、100行と続けていったら、どうなるんだろう、
〉ことによると一定の値に収斂していくのではないだろうか、という
〉アイデアです。
〉早速Excelで表をつくり、最初からどんどん数えてみました。
〉(どなたか、Excelで「五捨六入」を実現するにはどうすれば
〉いいのか、教えていただけませんか。ROUND関数を使って
〉四捨五入はできるんですが。)
果敢に時間をかけてくださって、ありがたい!
結局100万語多読はたむ2さんのような方々の奉仕精神で
成り立っているのですね。つくづく実感します。
(ぼくもがんばらなきゃ・・・)
〉結果は…Excelの表をご披露できないのが残念ですが、
〉みごとある段階から一定の数値に収斂しました。8.6±0.1
〉という値です。
よくわからないのですが、つまり、ある行数以上数えると
公表値とほぼ変わらなくなるのかな?
ま、いいや、お任せしよう・・・
〉私としては、この4冊に限っていえば、上のやり方で100行
〉くらいやれば、一定の数値が出る、またその数値は誰が
〉やっても同じになる、ことに意義があると思います。
〉100行も数えるのはめんどうだし、簡便なやり方という
〉趣旨からもはずれてしまいますが。ただ、やってみると
〉その気になってやったせいもありますが、Excelの表が
〉決まってさえいれば、意外に簡単に、それほど時間も
〉かからずにできる、計算できるように思いました。
〉では、皆様もHappy Reading !
〉(私はここ二日ほど、やってませんが!)
ご苦労様でした。
うまい結果が出たようだから、しばらくは心置きなく
Happy reading!
あとに続く人が出るのを待ちましょう!!
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2005/6/12(23:26)
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"たむ2"さんこんにちは、
〉そこでふと思いついたのは、この平均を出す作業を4行といわず、
〉どんどん50行、100行と続けていったら、どうなるんだろう、
〉ことによると一定の値に収斂していくのではないだろうか、という
〉アイデアです。
〉早速Excelで表をつくり、最初からどんどん数えてみました。
〉(どなたか、Excelで「五捨六入」を実現するにはどうすれば
〉いいのか、教えていただけませんか。ROUND関数を使って
〉四捨五入はできるんですが。)
単純に =round(f5+0.05,0.1)
=round(f5+0.5,1)
などとすれば良いと思います。
〉各行の語数を数え、記入した数字を累積して、行数で割って
〉いくわけです。ここで「行」というのは、行の終わりまでフルに
〉詰まっている行のことで、途中で終わっている行は「行」と
〉しては入れないことになります。ほかに、ハイフンでつながった
〉単語は1語と数えるとか、2:30や1945なども1語、などは
〉SSS公式ルールの通りです。ハイフンで分割された単語は
〉私は0.5と数えました。
〉結果は…Excelの表をご披露できないのが残念ですが、
〉みごとある段階から一定の数値に収斂しました。8.6±0.1
〉という値です。
65行で、約2ページで収束するってことですね。
〉また、この数字に収まってきたのは65行目からです。まだ
〉変わるかもしれないので、100行を過ぎて320行まですすんで
〉みましたが、どうやらもう変わらないようです。ただ、考えてみると
〉変わる可能性はあるわけです。320行を過ぎて語数の少ない
〉行がずっと続けばこの数値は落ちてくるでしょう。けれども
〉サンプル数(行数)が多くなればなるほど、変動の幅は小さい
〉はずと予想できます。
〉さて、この結果に勇気をえて、ほかのpaperbackではどうなる
〉か試してみました。
〉My Life, Bill Clinton, 1-4000-9671-5
〉The Blue Bedroom & Other Stories, Rosamunde Pilcher,
〉 0-312-92628-6
〉Cold Mountain, Charles Frazier, 0-340-71556-1
〉(全部未読の本です。はい(笑)。)
〉結果は次のとおりです。数字は、はじめから、サンプル数(数えた
〉行数)、収まってきた数値、収まりはじめた行数、です。The Sky Is
〉も加えました。
〉The Sky Is: 320, 8.6±0.1, 65
〉My Life: 304, 10.9±0.1, 33
〉The Blue: 312, 9.5±0.1, 51
〉Cold M.: 100, 12.2±0.1, 27
〉以上の結果をどう評価するか。
語数がランダムなら数学で取り扱えますね。
〉サンプルのpaperbackが少ないので、同じことを10冊くらい
〉の本でやってみると、はっきりしてくることがあるかもしれま
〉せん。
これと、ページ数、行数をかけて、文字率のより正しい範囲
がもとまると、
1) 正確に出したい人は、2ページ数える
2) いい加減でいい人は、2〜3行数える
でもかなり良い数値になることが期待されます。
一番、数えるのが面倒な挿し絵いり児童書の場合でも
おなじようなことがいえるのかどうかがちょっと問題ですね。
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お名前: 笹かまくわえたどら猫
投稿日: 2005/6/13(00:50)
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たむ2さん、こんばんは。笹かまくわえたどら猫です。
ちょっとだけ横から首を突っ込みます。
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ちょきちょき
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〉(どなたか、Excelで「五捨六入」を実現するにはどうすれば
〉いいのか、教えていただけませんか。ROUND関数を使って
〉四捨五入はできるんですが。)
=ROUNDUP(A1-0.05,1) あるいは =ROUNDDOWN(A3+0.04,1)で如何でしょうか?
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ちょきちょき
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
〉結果は次のとおりです。数字は、はじめから、サンプル数(数えた
〉行数)、収まってきた数値、収まりはじめた行数、です。The Sky Is
〉も加えました。
〉The Sky Is: 320, 8.6±0.1, 65
〉My Life: 304, 10.9±0.1, 33
〉The Blue: 312, 9.5±0.1, 51
〉Cold M.: 100, 12.2±0.1, 27
〉以上の結果をどう評価するか。
〉まず、一定の数値に収斂してくることに、数学上の根拠が
〉なにかあるのかどうか。なさそうな気もするし、いや数学者
〉ってとんでもないことを考えているから、ひょっとしたらある
〉のかも、といった程度です。
多分、その作家が使う語数の特徴が出てくるのではないでしょうか?
ですから、同じ作家ではそんなに違わないのではないでしょうか。
で、作家が違うと別な数字に収束してくる。
〉サンプルのpaperbackが少ないので、同じことを10冊くらい
〉の本でやってみると、はっきりしてくることがあるかもしれま
〉せん。
〉私としては、この4冊に限っていえば、上のやり方で100行
〉くらいやれば、一定の数値が出る、またその数値は誰が
〉やっても同じになる、ことに意義があると思います。
上の4つのデータを元に簡易シミュレーションを100回ほど行ってみると
10.30±1.37程度となります。
よって、ちょっと信頼性の低い統計処理ですが、一行辺りの語数は、
8.9〜11.7に収まるだろうと言うことになります。
〉100行も数えるのはめんどうだし、簡便なやり方という
〉趣旨からもはずれてしまいますが。ただ、やってみると
〉その気になってやったせいもありますが、Excelの表が
〉決まってさえいれば、意外に簡単に、それほど時間も
〉かからずにできる、計算できるように思いました。
たむ2さんの方式が、もう少しでひとつのスタンダードになりそうですね。
〉では、皆様もHappy Reading !
〉(私はここ二日ほど、やってませんが!)
それでは、たむ2さん、みなさん、Happy Reading!
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お名前: たむ
投稿日: 2005/6/13(20:03)
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みなさんこんにちは。たむ2です。 酒井先生、古川先生、笹かまくわえたどら猫さん、 ありがとうございます。 大発見しましたー!!! 総語数計算に革命的方法を見つけましたー!!! それは、「文字率」のことを考えていたときでした。 純粋文字率とでもいいましょうか、行の文字率を 平均文字率から計算するべく、The Sky Is Falling を30頁まで、1行ごとに語数を数えていたときでした。 この文字率はどうも一定の値に収束していかないなー。 基準を下げて、0.86±0.02なら収まるんだけど、どうも スッキリしないなー。Sidney Sheldonさんの書き方は どうも気に食わない、などと八つ当たりしていたとき… ************ ふと「恐ろしいこと」を思いついたのです。 30頁も数えて…うん?、単純比例計算では…どう なるかなー? 30頁までの累積語数は5,388、そのまま全頁数398頁 では? 総語数= 5,388×(398 / 30) = 71,480 (アマゾン実数 71,816) ガーーーン! な、なんと、千の位までドンピシャじゃーないですか。 こ、これは、いったいどういうことなんだ? これは…どういう数字なんだ? これまでの努力が…すべて…。 一瞬目の前が真っ暗になったほどの衝撃、と表現しておきます! ウーン、くそ(失礼)。 こうなったら、最後まで「真理の女神」の脚に食いついて みようじゃないか。(失礼、妙にリアルでした。) 問題は…(もう何でも問題にしちゃうんです)、ほかの頁数 ではどうか、ということです。 The Sky Is Fallingでは、次のとおりです。(もうこうなったら と53頁まで数えてしまいました。) これも表をご披露できればいいのですが…、計算の結果だけ を見やすく表示してみます。 各頁で比例計算をして、総語数の予想値を出します。 これは、予想語数=累積語数×(398÷頁数)で出します。 398はこの本の全頁数です。 結果だけの方が見やすいので、頁数の後にアステリスク(*)で アマゾン実数71,816との誤差を示してみました。 *誤差5%以内、**誤差4%以内、***誤差3%以内、 ****誤差2%以内、*****誤差1%以内、 ******誤差0.5%以内です。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11* 12** 13*** 14**** 15***** 16****** 17***** 18***** 19**** 20** 21 22** 23** 24** 25*** 26*** 27**** 28**** 29**** 30****** 31** 32*** 33*** 34*** 35*** 36**** 37****** 38**** 39**** 40*** 41*** 42*** 43** 44** 45** 46* 47* 48* 49* 50** 51*** 52*** 53*** 11頁以降は、21頁の例外をのぞいて、すべて5%以内 に収まっています。21ページの誤差は5.4%です。 16、30、37頁は誤差0.5%以内の脅威的な数字で 私はたまたまここで計算し、驚いたわけです。 5%という数字は、総語数71,816語では3,590語で これくらいの範囲に入れば、簡易計算としては十分では ないでしょうか。68,226 – 75,406語ですから、100の位 から切捨てとしても実用になります。 いかがでしょうか? いろいろ考えず!、ある程度の頁で語数を数え、比例計算 すればよかったのです。ちょっと悔しい気もしますが。 この「ある程度」の頁とはどれくらいなのか。 The Sky Is Fallingでは全頁398に対し11頁だった わけですが、ほかの本ではどうなるか?実は見通しは 明るいのです。 ここしばらく4冊のpaperbacksを眺めてわかったのは、 The Skyは語数計算しにくい本なのです。ほかの本 My Life, Bill Clinton Cold Mountain, Charles Frazier など、本格的なpaperbackは文字がきっちり詰まって いて、いかにも比例計算向けに思えます。 さて、計算ですが、明日は法事で遠くに出かけなければ なりません。今日はここまで、ということで失礼します。 では、皆様も Happy Reading !
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781. Re: 総語数の計算(2) 「文字率」からユリーカへ!
お名前: じゅんじゅん http://junjun.peewee.jp/
投稿日: 2005/6/13(21:08)
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たむ2さんはじめまして。じゅんじゅんと申します。
なんだか妙に感動してでてきてしまいました・・。
〉大発見しましたー!!!
〉総語数計算に革命的方法を見つけましたー!!!
おめでとーございます!
数字には詳しくないのですが感動しました!
実はわたし(というか私たち)mangaの語数カウントに
燃えていました。それはとても夢中になってました。
(この下の方にはそんな投稿群が埋もれています)
そんな訳で類は友を・・いやいや。
あの頃私は人からこういう風に見られて・・いやはや。
何はともあれ、これからも楽しんじゃってくださいね〜!!
そしてスバラシイ計算法に出会えますように!!
ではでは Happy Reading!!
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お名前: たむ
投稿日: 2005/6/13(22:54)
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じゅんじゅんさん、はじめまして。 ありがとうございます。 ここ数日、集中して考えていたのですが、 思わぬ結論にいたり、自分でも驚いて いるような…。 JMAのじゅんじゅんさんですね、早速拝見させて いただきました。 私が読んだ Manga は Sazae-sann 1,2 だけでしたが 早速計算してみましたところ、3,100語と出ました。 3,900 語としてもう貯金してしまいましたので、 そのままにしますが…。 私の方の総語数計算は、もう少し磨きをかけようと 思っています。paperback はむしろ簡単で、GR の 方が難しいのかもしれないなど、いろいろアイデア が出てきました。 語数カウント、私も最初は別に興味がなかったん ですが、ひょんなことから深入りして…おかげで いろいろ考えました。ちょっと疲れましたが。 これからも、類は友…よろしくお願いします。 では、Happy Reading !!
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784. Re: サザエさん!(たむ2さんありがとうございますっ!)
お名前: じゅんじゅん http://junjun.peewee.jp/
投稿日: 2005/6/14(22:21)
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たむ2さんこんばんは、じゅんじゅんです。
〉ありがとうございます。
〉ここ数日、集中して考えていたのですが、
〉思わぬ結論にいたり、自分でも驚いて
〉いるような…。
こちらこそ投稿まで読んでくださりありがとうございます。
そしてその驚き、分かるような、いやいや分かります!
〉JMAのじゅんじゅんさんですね、早速拝見させて
〉いただきました。
ありがとうございます〜!
〉私が読んだ Manga は Sazae-sann 1,2 だけでしたが
〉早速計算してみましたところ、3,100語と出ました。
返信を読ませていただいてビックリしたのはココです!
これって簡易法でやってくださったんですよね?
実は、Sazae-sannはこんど発売されるブックガイドで紹介するにあたり、
手カウント含み、やや精密に語数を出しているんです。
なんと! 1巻 3400語、2巻 3300語で掲載されます。
簡易法で200〜300語の差なんだ・・すごい〜
(作った本人が驚くのもどうなのか?なんですが、驚きました)
〉3,900 語としてもう貯金してしまいましたので、
〉そのままにしますが…。
あ、これはそれで良いと思います!
だって簡易法作ったのも楽しみでやっているんですし、
何より読んだことには変わりないですから!
〉私の方の総語数計算は、もう少し磨きをかけようと
〉思っています。paperback はむしろ簡単で、GR の
〉方が難しいのかもしれないなど、いろいろアイデア
〉が出てきました。
おおー、楽しみですね〜
またお話し聞かせてくださいね〜
〉語数カウント、私も最初は別に興味がなかったん
〉ですが、ひょんなことから深入りして…おかげで
〉いろいろ考えました。ちょっと疲れましたが。
あ〜・・ここも痛いほど気持ちが分かります。
私も興味なかったんですよね、、
でも気がついたら、パズルを解いてるような感じで
どんどんはまってしまいました。
(疲れちゃう気持ちもソックリ一緒です:笑)
〉これからも、類は友…よろしくお願いします。
〉では、Happy Reading !!
はーい!こちらこそよろしくお願いします!
ではでは 類友で Happy Reading!!
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783. Re: 総語数の計算(2) 「文字率」からユリーカへ!
お名前: みちる http://blog.goo.ne.jp/michiru_tsukiusagi/
投稿日: 2005/6/14(16:27)
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たむさん、こんにちは。
下の投稿を読んでどうなるの?と思っていたのですが、
ものすごいエクセル表がありそうですね。
簡単で正確な語数法則が見つかるといいですね。
ちなみに、私の場合は、児童書、PBともに、読み終わった後に
平均的かなぁと思う3ページを数えます。
章題や、章の終わりの空白、挿絵による空白を大体数えてページ数をひき。
(3ページの語数÷3)×(全ページ-空白をページ相当にしたページ数)
で語数をだしていました。
1000万語で語数数え自体やめてしまいましたが・・・。
児童書だと500語くらい、PBだと1000語くらい数えることもありますが、
私の場合は3ページくらいはそんなに手間じゃありませんでした。
普通の人が楽に数えられる量が結構大事かもしれませんね。
それでは、続きも愉しみに見ております。
またね。
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〉たむさん、こんにちは。 みちるさん、こんばんは。 お久しぶりです。 〉下の投稿を読んでどうなるの?と思っていたのですが、 〉ものすごいエクセル表がありそうですね。 〉簡単で正確な語数法則が見つかるといいですね。 ほんとに、自分でもどうなるか分からないのです。 ともかくアイデアを裏づけなければと、Excel の 表ばかりたまっていきます。 「簡単」と「正確」とを両立するのが理想なんです が、その前にともかく、全数手数えしないで、なんとか 正確に数を出せないかと… でも無謀な試みなのかも…とは思っていますので、 その場合は一席のお笑いということで… 〉ちなみに、私の場合は、児童書、PBともに、読み終わった後に 〉平均的かなぁと思う3ページを数えます。 〉章題や、章の終わりの空白、挿絵による空白を大体数えてページ数をひき。 〉(3ページの語数÷3)×(全ページ-空白をページ相当にしたページ数) 〉で語数をだしていました。 ああー、さすが、みちるさん!! この手もありました。 基本的には比例計算+α というわけですね。 これも試してみたいです。 それに、PB とGR とでは、挿絵がありますから みちるさんの方式のほうが統一理論の可能性あり、 ですね。 いや、貴重なアドバイスです、ありがとうございます。 〉1000万語で語数数え自体やめてしまいましたが・・・。 早く私もその境地に… 〉児童書だと500語くらい、PBだと1000語くらい数えることもありますが、 〉私の場合は3ページくらいはそんなに手間じゃありませんでした。 〉普通の人が楽に数えられる量が結構大事かもしれませんね。 そうですね。3ページくらいなら数えられるし、 それで上の +α で計算できれば、簡便でかつ正確 なものができるかも…ですね。 〉それでは、続きも愉しみに見ております。 いえいえ、なんだか恥をさらしているような気も してきましたが… 統計のことをぜんぜん知らないので、そういう方に 聞いてみようかとも思い始めたんですよ。 それにこれは多読に大変害ありですね。 〉またね。 またよろしくお願いしまーす。 そうそう、ネタバレ議論のときに、みちるさんの ご意見に深く共感しました。 私自身はネタバレということ自体を考えたことが なかったので、皆さんがいろいろなことを考えて いるとわかりました。また、掲示板の雰囲気のこと まで考えておられる… みちるさん、面ハユイでしょうから、ここまでで やめておきます。 ありがとうございました。 では、Happy Reading !
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785. Re: 総語数の計算(2) 「文字率」からユリーカへ!
お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/6/14(22:49)
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たむ2さん、もう一度、すごーい!
酒井@快読100万語!です。
といっても、なにがすごいのか、ぼやっとしかわかって
いないんですが・・・
〉大発見しましたー!!!
〉総語数計算に革命的方法を見つけましたー!!!
〉それは、「文字率」のことを考えていたときでした。
〉純粋文字率とでもいいましょうか、行の文字率を
〉平均文字率から計算するべく、The Sky Is Falling
〉を30頁まで、1行ごとに語数を数えていたときでした。
〉この文字率はどうも一定の値に収束していかないなー。
〉基準を下げて、0.86±0.02なら収まるんだけど、どうも
〉スッキリしないなー。Sidney Sheldonさんの書き方は
〉どうも気に食わない、などと八つ当たりしていたとき…
〉************
〉ふと「恐ろしいこと」を思いついたのです。
〉30頁も数えて…うん?、単純比例計算では…どう
〉なるかなー?
〉30頁までの累積語数は5,388、そのまま全頁数398頁
〉では?
〉総語数= 5,388×(398 / 30) = 71,480
〉(アマゾン実数 71,816)
〉ガーーーン!
〉な、なんと、千の位までドンピシャじゃーないですか。
〉こ、これは、いったいどういうことなんだ?
〉これは…どういう数字なんだ?
〉これまでの努力が…すべて…。
〉一瞬目の前が真っ暗になったほどの衝撃、と表現しておきます!
ここ! いいなあ、そういう衝撃って、衝撃ですよね。
よくわからないけど、いいなあ!!
途中省いて、わかるところだけ・・・
〉いかがでしょうか?
〉いろいろ考えず!、ある程度の頁で語数を数え、比例計算
〉すればよかったのです。ちょっと悔しい気もしますが。
真実は意外に単純だった!っていうのは、あらゆる大発見に
通じるのではないでしょうか?
なんかこの発見に名前をつけたいなあ・・・
「たむ2算法」はどうでしょう?
〉では、皆様も Happy Reading
たむ2さんのような助力がたーくさんの人から寄せられて
多読は成り立っているんですね。ほんとにほんとに、感謝です!
では、たむ2さんも、Happy reading!
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たむ2です。 先生、ありがとうございます。 過分のお褒めをいただき、幸せを感じます! 「発見」後、しばらくして 「多読学会ノーベル語数カウント賞!」のことが チラリ脳裏をかすめたのかかすめなかったのか、 といわれれば、エー、それはチラリであったこと を認めるにヤブサカではありませぬでございます。 (オー、恥ずかしっ…) 「算法」命名のことですが、これはまだまだです。 もう一度、The Skyの数字を見直して、ほんとうか どうか確かめなければなりません。 次に、ほかのpaperbackでこのアイデアが言える のかどうか確かめる必要があります。 また、私のアイデアは挿絵などのない本に限られ ますが、上のみちるさんのアイデア(というより ご自分で実際に使ってらしたそうですが)で 考えると、GRも含めた統一理論の可能性! も出てまいりました。 というわけで、まだまだなんです。 途中あえなく沈没の可能性、なきにしも、 ですが、その場合は一席のお笑いと いうことでお願いします。 ありがとうございました!
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お名前: たむ
投稿日: 2005/6/17(02:13)
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みなさん、こんばんは。たむ2です。 以下、長い文章になり、数字もたくさんでてきます。 目も疲れますので、簡単な要約をつけます。 興味のない方、時間のない方に申し訳ありませんので、 要約だけでパスしていただけますよう。 ・総語数の簡易計算法を考えているうち、偶然にあることを見つけた。 ・The Sky Is Falling, Sidney Sheldonの総語数は、本のはじめから ページごとに語数を数え、11ページまでで比例計算すると、±5%の 誤差で計算できる。 ・73ページまで検証してみたが、ほぼ±5%の範囲に収まっている。 ・どうしてこうなるのか、根拠はよくわからない。 以上のような話しです。 ************************* 前回、単純な比例計算で総語数が正確に計算できるのでは、 と予想をたてたわけですが、「大発見」の興奮(笑)のあとは、 検証、根拠の探求と続きます。さらに、ほかの本に応用する ことも考えています。(数字はもう半分くらい出てきました。) もう一度、The Sky Is Fallingについて、確認のため Excelの表をアップします。(今回、数を数えなおした ところもあります。) 頁 語数 累積語数 予想 差 差・% 1 49 49 19,502 -52,314 -73 2 80 129 25,671 -46,145 -64 3 124 253 33,565 -38,251 -53 4 199.5 452.5 45,024 -26,792 -37 5 201 653.5 52,019 -19,797 -28 6 219.5 873 57,909 -13,907 -19 7 209 1082 61,519 -10,297 -14 8 227 1309 65,123 -6,693 -9 9 215 1524 67,395 -4,421 -6 10 169 1693 67,381 -4,435 -6 11 204 1897 68,637 -3,179 -4 12 193 2090 69,318 -2,498 -3 13 220 2310 70,722 -1,094 -2 14 183.5 2493.5 70,887 -929 -1 15 208 2701.5 71,680 -136 0 16 191 2892.5 71,951 135 0 17 213 3105.5 72,705 889 1 18 180 3285.5 72,646 830 1 19 207 3492.5 73,159 1,343 2 20 35 3527.5 70,197 -1,619 -2 21 80 3607.5 68,371 -3,445 -5 22 185.5 3793 68,619 -3,197 -4 23 214 4007 69,339 -2,477 -3 24 184 4191 69,501 -2,315 -3 25 199 4390 69,889 -1,927 -3 26 200 4590 70,262 -1,554 -2 27 195 4785 70,534 -1,282 -2 28 208 4993 70,972 -844 -1 29 193 5186 71,173 -643 -1 30 208 5394 71,560 -256 0 31 213 5607 71,987 171 0 32 201 5808 72,237 421 1 33 179 5987 72,207 391 1 34 129 6116 71,593 -223 0 35 126 6242 70,980 -836 -1 36 193 6435 71,143 -674 -1 37 247 6682 71,877 61 0 38 263 6945 72,740 924 1 39 217 7162 73,089 1,273 2 40 224 7386 73,491 1,675 2 41 211 7597 73,746 1,930 3 42 180 7777 73,696 1,880 3 43 218 7995 74,000 2,184 3 44 249 8244 74,571 2,755 4 45 199 8443 74,674 2,858 4 46 199 8642 74,772 2,956 4 47 191 8833 74,799 2,983 4 48 207 9040 74,957 3,141 4 49 211 9251 75,141 3,325 5 50 55 9306 74,076 2,260 3 51 119 9425 73,552 1,736 2 52 163 9588 73,385 1,569 2 53 227.5 9815.5 73,709 1,893 3 54 224.5 10040 73,999 2,183 3 55 212 10252 74,187 2,371 3 56 243 10495 74,589 2,773 4 57 206 10701 74,719 2,903 4 58 204 10905 74,831 3,015 4 59 191 11096 74,851 3,035 4 60 197 11293 74,910 3,094 4 61 221 11514 75,124 3,308 5 62 198.5 11712.5 75,187 3,371 5 63 219.5 11932 75,380 3,564 5 64 218 12150 75,558 3,742 5 65 201 12351 75,626 3,810 5 66 237 12588 75,909 4,093 6 67 197.5 12785.5 75,950 4,134 6 68 158.5 12944 75,760 3,944 5 69 163 13107 75,603 3,787 5 70 32 13139 74,705 2,889 4 71 71 13210 74,050 2,234 3 72 169 13379 73,956 2,140 3 73 192 13571 73,990 2,174 3 左から順に、頁数、その頁の語数、その頁までの累積語数と 続きます。 4番目の列は、その頁までの累積語数をもとに、それが 本全体まで同じ割合で続いたとしたら、総語数はどうなる か、という比例計算の結果です。予想総語数というわけです。 予想語数=累積語数×(398 / 頁数) *398は総頁数。 5番目の列は、この予想総語数から、アマゾン実数71,816語 を引いたものです。予想した数が実数よりどれだけ多いか少ない か、を表す数字です。 最後6番目の列は、前の差がアマゾン実数に対して何%に あたるかを表しています。予想のあたり具合というわけです。 「過去ログ」でどなたかが、総語数を全部手で数えるわけには いかないのだから、SSSでいう総語数は±10%くらいの誤差 は許容範囲内だろう、と言われています。私もそのくらいで 十分と思います。 この基準に照らしてみると、この表では、早くも8頁から±10%に 収まってきているわけです。しかも、それが73頁まで続いている。 11頁からは5%以内にほぼ収まっている。 ただし、66、67頁では、残念ながら6%の誤差になっています。 (P.66, 5.69%, P67, 5.75%です。) 「残念ながら」と書きましたが、これは、頁がすすんでいけば、 誤差が少なくなるのでは…という予想を裏切るものだからです。 波がうねるように上下しながら、だいたい5,6%の範囲に収まって いるという感じですね。 しかし、頁がすすんでも正確さが増すわけではない、という ことは、この数字のアマゾン実数との驚くべき合致率にも かかわらず、一体どうしてなんだろうという根拠の探求に 目を向けさせることになるわけです。(なんだか、もって 回った言い方です(笑)。) 昨日1日考えてみましたが、「根拠はない、まったくない とも言い切れないが。」…というのが結論です。「根拠」と いうのは、上の比例計算の数字と実数が合致する 「根拠」ということです。 ここらへんの議論、たぶん数学に詳しい方や統計学を 勉強された方には常識なのだろうと想像します。素人の 議論とご容赦くださいね。 根拠がない、というのはまったくはっきりしています。 (変な表現ですが、根拠がないと思いついたら、考える 必要もないくらい、根拠はまったくないと思えました。) なんというのか、大きな円(The Sky is Falling)の中に 中円(頁)があり、その中に小円(行)がいくつもある。 その中に無数(71,816個)にある点(単語)の大きさも さまざま。 この中のからいくつかの中円、小円を取り出して、どう 数字を操作しようが、総語数とは「関係がない」と 思えるのです。平均といいますが、これはいくつか 選び出したサンプルの平均で、総語数に意味のある 平均ではないからです。 しかし、「関係がない」なら、どうして上の表にあるように ある程度の誤差におさまるのか。(ある程度の誤差に収まる、 という表現は言いすぎですね。73頁まではという限定を つけなければなりません。) ここが、笹かまくわえたどら猫さんがNo.779でアドバイス してくださったことだろうと思います。これは「1行の平均文字数」 についてでしたが…つまり、Sidney Sheldonさんの使う語彙の 特徴とか数に制限があること、(それに、表現の特徴、また本の 大きさと活字の大きさ、行と行とのつまり具合、レイアウトの仕方 など)から、まったくランダムな数を相手にしているのではなく、 ゆるーい制限がある数を相手にしているのだということ。 「きっと」そのことから、適当にえらんだサンプルから全体を 類推しても、「まったくのハズレ」ではない、と。 まあ、要するに、根拠はなんだかよく分からないということ になります(笑)。 ほかの3冊のpaperbacksについても数字が出てきました。 驚異的な結果です!! 長くなりすぎますので、今日はここまでとします。 読んでいただいて、ありがとうございます。
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2005/6/17(02:37)
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"たむ"さんは[url:kb:788]で書きました:
〉みなさん、こんばんは。たむ2です。
むむー 何か面白いことになってきましたね。
400ページの本を、3%のページだけ調査すれば
全体の語数がほど推定できるというわけですね。
単純に考えると、
1行の単語数 = 1行にはいる文字数/(使用語彙の平均文字数+1)
1ページ文字率 = 作家・作品による定数
総語数 = 1行の単語数×行数×文字率×総頁数
ですよね。 ですので、使用語彙の平均文字数の分布を調べてみると
根拠をキチンとだせるような気がします。
#統計は、学生時代やらなかったので、詳しくないのが残念。
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古川先生、こんにちは。 読んでいただいてありがとうございます。 次に投稿する内容を考えていて、お返事するのが 遅くなりました。 先生、ここらへんまでの考え方に間違いは ないですか? 数字に弱い素人ですので、とても心配で 何度も考えたり、表を作り直したりして いるんです。 作家・作品による定数、あたりになりますと もうとてもどう考えていいのかわかりません。 次の「総語数の計算(4)」はどうでしょうか? ご批評の点があれば、ぜひよろしくお願いします。 では。
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お名前: たむ
投稿日: 2005/6/18(10:48)
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みなさん、こんにちは。たむ2です。 総語数の計算について、あるアイデアを試しています。 最初の何頁かの語数を数え、全体の頁まで比例計算 すると、総語数が±5%の確度で計算できる、という アイデアです。 前回、The Sky Is Falling, Sidney Sheldonでは 最初の11頁まで数えて比例計算すると、±5, 6% の確度で計算できる、という結果が出ました。 ただし、73頁までの範囲での結果です。全体の398頁 まで数えて計算することは、とてもできませんので…。 今回は、次の本について同じアイデアを試します。 ◆The Blue Bedroom & Other Stories, Rosamunde Pilcher, 0-312-92628-6 ◆My Life, Bill Clinton, 1-4000-9671-5 ◆Cold Mountain, Charles Frazier, 0-340-71556-1 ◇The Blue Bedroom & Other Stories 頁 頁数 実数 累積 予想 千 75,000 % 1 1 178 178 51,264 51 -23,736 -32 2 2 291 469 67,536 68 -7,464 -10 3 3 276 745 71,520 72 -3,480 -5 4 4 272 1017 73,224 73 -1,776 -2 5 5 266 1283 73,901 74 -1,099 -1 6 6 262 1545 74,160 74 -840 -1 7 7 305.5 1851 76,135 76 1,135 2 8 8 279.5 2130 76,680 77 1,680 2 9 9 235 2365 75,680 76 680 1 10 10 270 2635 75,888 76 888 1 11 11 266 2901 75,953 76 953 1 12 12 230 3131 75,144 75 144 0 13 13 274 3405 75,434 75 434 1 14 14 256 3661 75,312 75 312 0 15 15 279 3940 75,648 76 648 1 16 16 279 4219 75,942 76 942 1 17 17 239 4458 75,524 76 524 1 18 18 259 4717 75,472 75 472 1 19 19 301 5018 76,062 76 1,062 1 20 20 244 5262 75,773 76 773 1 21 21 296 5558 76,224 76 1,224 2 22 22 273 5831 76,333 76 1,333 2 23 23 172 6003 75,168 75 168 0 24 24 259 6262 75,144 75 144 0 25 25 287 6549 75,444 75 444 1 第4列までは説明の必要はないでしょう。 第5列は「予想総語数」で、累積語数×(288 / 頁数)で計算します。 288はこの本の総頁数です。 次の第6列は、第5列の結果が見にくいので、千の位までにしたもの です。百の位で四捨五入してあります。 この本は、The Sky Is Fallingのように正確な実数(アマゾン実数) がわかっていませんので、第6列の数字をみて、推定値を考えます。 表では75,000語を推定値としました。この値はいくつか試して (74,000とか76,000とか)決めます。どの推定値を採用するかは、 第8列の結果がなるべく少なくなるように決めるわけです。 第7列は、採用した75,000と第5列(予想語数)との差です。 第8列は、この差が75,000語に対して何%に当るかを計算 したものです。 さて、表を見てみますと、この本の総語数を75,000語と 仮定すると、3頁目から±5%の範囲に収まっていること が分かります。もちろん、表は25頁までしか計算して ありませんが。 ちなみにこの本は、SSS書評検索のデータでは85,000語 となっています。1万語の差ですが、どちらの総語数が実数 に近いかは、今のところわかりません。 75,000±5%は、71,250 〜 78,750語になります。 85,000±10%は、76,500 〜 93,500語で、多少重なる部分も あるわけです。 ◇My Life 頁 頁数 実数 累積 予想 千 240,000 % 1 - 0 - - - - - 2 - 0 - - - - - 3 1 348 348 216,456 216 -23,544 -10 4 2 349 697 216,767 217 -23,233 -10 5 3 409 1106 229,311 229 -10,689 -4 6 4 400 1506 234,183 234 -5,817 -2 7 5 423 1929 239,968 240 -32 0 8 6 399 2328 241,336 241 1,336 1 9 7 328 2656 236,005 236 -3,995 -2 10 8 442 3098 240,870 241 870 0 11 9 380 3478 240,368 240 368 0 12 10 398 3876 241,087 241 1,087 0 13 11 415 4291 242,637 243 2,637 1 14 12 381 4672 242,165 242 2,165 1 15 13 402 5074 242,771 243 2,771 1 16 14 397 5471 243,069 243 3,069 1 17 15 399 5870 243,409 243 3,409 1 18 16 391 6261 243,396 243 3,396 1 19 17 393 6654 243,458 243 3,458 1 20 18 216 6870 237,397 237 -2,603 -1 21 19 316 7186 235,247 235 -4,753 -2 22 20 375 7561 235,147 235 -4,853 -2 表は前のものと同じ形式です。 この本でも、総語数を240,000と仮定すると、数えて3頁目(最初の 2頁は、タイトルと空白頁ですので、数えません)から、±5%以内に 収まっていると言えます。(22頁までの計算。) 240,000±5%は、228,000 〜 252,000です。 この本については、私の本の裏表紙に210,000語と書込みがある (私の手書きで)のですが、どこでこの数字を得たのかわかりません! SSS書評検索にはデータがないようです。 ◇Cold Mountain 頁 頁数 実数 累積 予想 千 170,000 % 1 1 289 289 126,004 126 -43,996 -26 2 2 409 698 152,164 152 -17,836 -10 3 3 437 1135 164,953 165 -5,047 -3 4 4 420 1555 169,495 169 -505 0 5 5 423 1978 172,482 172 2,482 1 6 6 352 2330 169,313 169 -687 0 7 7 382 2712 168,919 169 -1,081 -1 8 8 400 3112 169,604 170 -396 0 9 9 401 3513 170,185 170 185 0 10 10 396 3909 170,432 170 432 0 11 11 408 4317 171,110 171 1,110 1 12 12 385 4702 170,839 171 839 0 13 13 333 5035 168,866 169 -1,134 -1 14 14 438 5473 170,445 170 445 0 15 15 392 5865 170,476 170 476 0 この本も、総語数170,000と仮定して、3頁まで数えると、±5%以内に、 いや±3%に!収まっていると言えるわけです。 170,000±5%は、161,500 〜 178,500語になります。(この本のデータ も、SSS書評検索には見つかりません。) 以上の結果を、前回のものもふくめてまとめてみると、次のように なります。 The Sky : 総語数71,816語 頁数11 The Blue : 総語数75,000語 頁数3 My Life : 総語数240,000語 頁数3 Cold M. : 総語数170,000語 頁数3 The Blue以下の3冊の総語数は、もちろん仮定のものです。 頁数は、±5%に収まるまでの頁数です。 さて、この結果をどう考えればよいのか。 また、長くなりましたので、今日はここまでとします。 読んでいただいて、ありがとうございます。
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お名前: AMINO
投稿日: 2005/6/18(13:30)
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たむ2さんこんにちは AMINOです。
たむ2さんの一連のレポート興味深く拝見しています。
しかしいかんせん当方は全くの文科系人間でして
数学的な解説になりますととてもついて行けなくてただただ感心して眺めるばかりです。
この方法がうまく取り入れられるときっと総語数の正確性が
かなりアップすることになる訳で大変有意義な取り組みですね。
ところで今回取り上げられた本の実数はす〜さんの報告された
Amazon.comで確認できましたのでお知らせしますね。
The Blue Bedroom & Other Stories
74,770語
My Life
459,797語
Cold Mountain
161,321語
My Life のデータがおかしいのはどうしてかわかりません。
今までの書評データは概して語数が甘そうですね。
(せっかく読んだ本ですから多めに数えたいってことかな?)
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〉たむ2さんこんにちは AMINOです。 AMINOさん、こんにちわー。 ありがとうございまーす! 〉たむ2さんの一連のレポート興味深く拝見しています。 〉しかしいかんせん当方は全くの文科系人間でして 〉数学的な解説になりますととてもついて行けなくてただただ感心して眺めるばかりです。 このリポートのきっかけはAMINOさんに頂いたような ものです。思わず深入り、ですが…。 私も数学は別段強いわけじゃないんですよ。それだけに、 数字や考え方、間違えちゃいけないと、神経使ってます。 〉この方法がうまく取り入れられるときっと総語数の正確性が 〉かなりアップすることになる訳で大変有意義な取り組みですね。 ありがとうございます。 〉ところで今回取り上げられた本の実数はす〜さんの報告された 〉Amazon.comで確認できましたのでお知らせしますね。 〉The Blue Bedroom & Other Stories 〉74,770語 〉My Life 〉459,797語 〉Cold Mountain 〉161,321語 わーあ、ありがとうございます!これ、やらなくちゃと思って いたことの一つなんですが、なにしろ海外につないだ経験 が…ほとんどないので!!躊躇してました。 The Blue Bedroomはあたり!ですね。 Cold Mountainは、かすったくらいですかね。 〉My Life のデータがおかしいのはどうしてかわかりません。 これはどうも違う本のようです。私の計算した本は Volume 1 The Early Yearsとありますので、オリジナルの 本の最初の部分をpaperbackにしたものだろうと想像します。 タイトルの書き方がよくなかったようで、ごめんなさい。 〉今までの書評データは概して語数が甘そうですね。 〉(せっかく読んだ本ですから多めに数えたいってことかな?) そうですね。1000万語が900万語でもかまわない気がするんですが、 しかし、1割以上違うと、もうちょっと正確にという気がするかも しれませんよね。 私の投稿は、AMINOさんから始まったことと私の中では思って ましたので、お返事いただいて感激してます。また、欠かせない 貴重なデータを頂きまして、ありがとうございます。 では、Happy Reading !!!
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みなさん、こんにちは。たむ2です。 前の投稿に間違いを「発見」しましたので訂正します。 (何でも「発見」と、前向きにいきます(笑)。) どうも結果がきれいになりすぎだと不安に思っていた とき、AMINOさんから、アマゾン実数を知らせて いただきました。 The Blueはアタリ、しかし、Cold Mountainはハズレと 思っていたとき、ふと、作った表の誤りに気がつきました。 表の第7列では、予想される総語数と仮定した総語数との 差を出し、第8列ではその差が「仮定した」総語数に対して 何%にあたるかを出しています。 しかし、これは話しがおかしい。これが計算法として確立した 段階でならこういう計算も意味があるけれども、現段階では 実数(アマゾン実数)に対して、どう数値が変わっていくかを 調べている段階で、この第7・8列のように考えてはならない はずです。なんというか…論点先取というのか…なんだか よくわかりませんが。 以上、とりあえず訂正、取り消しのおしらせまで。
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お名前: たむ
投稿日: 2005/7/16(08:43)
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みなさん、こんにちは。たむ2です。 パソコンの電源が突然ダウンしてしまう現象が 起こり、メーカー修理に出すとその現象がなかなか 起こらないという厄介な事態になり、苦労しました。 マザーボードを交換してようやく元に戻ったようですが、 結局4週間かかってしまいました。 パソコンのない生活はまことにつらく、生活のレベルが 半分くらいになってしまった感じでした。もう一台、予備の パソコンを買っておこうかと考えましたが、それも無駄なの で、今回外付けのハードディスクを購入して、バックアップを きちんと取っておくことにしました。そうすれば、新しいパソコン へ移行するのもスムーズにできるかと…。 意気込んではじめた「総語数の計算法」でしたが、そういうわけ でちょっと時間があいてしまいました。また、再開しようと思って いますので、よろしくお願いします。
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お名前: 成雄 http://nariosky.blog12.fc2.com/
投稿日: 2005/7/17(02:40)
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こんにちは、たむ2さん。成雄です。
新宿おちゃべり会では楽しいお話をありがとうございました。
一連の書き込みを読ませていただきました。
気合い入っていますねー。
読んでいて、グイグイ引き込まれてしまいます (^_^)
例えば、Ernieさんという方(新宿おちゃべり会でたむ2さんと同席されていたと思います)は、
LLLの各本の総単語数をカウントされています。
『100万語をめざそう』とうたっている以上、
本の総語数はできるだけ正確であって欲しいと思うのは、学習者の願いだと思います。
私の場合は児童書で悩まされたのですが、
Nancy Drew Notebooks などは、右のページと左のページで行数が1行
違っていたりしました。
A to Z Mysteries では、各章の最初のページ(左のページ)は、
右のページと違って、文字間の隙間が少し広いのです。
だから、各章の最初のページは全部カウントしてみたり、
右ページの1行文字数平均値にマイナス1文字にしてみて簡便計算してみたり、
できるだけ実数に近い値を出したいと思っていました。
なので、たむ2さんの試みに、グイグイ引かれていくわけです。
最近は出版社が総語数を表示するということで、児童書はだいぶ楽になったと思います。
PBも今回の一連の投稿を読むと、実数表示がされだしているみたいなのですね。
でも、自分で簡単に誤差の少ない計算方法を手に入れるというのは
それはそれで、格別な「道具」をもっているようなもので、心強いと思います。
話はかわりますが、
私は最近、アメリカ史の南北戦争開始前の奴隷州と自由州、西部開拓という名の
Native Americans 駆逐など、児童書で描かれている物語を読んでいます。
日本で言えば、戦国時代の話を楽しむような感じでしょうか。
もちろん、アメリカでは現在も黒人・有色人種差別はあるわけで、
「楽しむ」という表現は誤解を招きますが
自分の知らなかった世界、歴史を動的に読むというのは、とても刺激を受けます。
たむ2さんの書き込みを読むと、数学・統計をやって来ていないから
新しい世界をのぞいているように読めます。楽しそうです。
これからも、楽しい読書を!
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成雄さん、こんばんは。お久しぶりです。 パソコンが直ってまた復帰してきました。 励ましのお言葉、ありがとうございます。 SSSノーベル語数カウント賞は、貰えそうに ありませんが、しかし、もう少し正確な語数が 出せるような方法が作れないかと思っています。 児童書はたしかに難しそうですね。GRの挿絵に ついては、面積から比率を計算したらどうか、なんて アイデアも実験してみようと思っています。 アメリカ開拓時代のお話、うらやましい。私も 少しはじめたところだったんですが、こちらを 片付けてからと思っています。 SSS多読を始めて1年をすぎたところですが、 こんなふうに展開していくとは思ってもいません でした。簡単に言っておきますが(笑)!、なんだか 人生観も変わったほどの出会いです。 これを広めるためには、英語ブッククラブでも やろうかと思っているほどなんですよ。 また、いろいろ聞かせてください。オフでも お会いしたいですね。 では、Happy Reading !