Re: Dahlの本レベル分け案、意見求む!!

[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/11/23(10:27)]

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219. Re: Dahlの本レベル分け案、意見求む!!

お名前: トオル
投稿日: 2003/12/6(00:41)

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こんばんは、トオルです。
しおさん、Dahl本のレベル分け案ありがとうございます。

全体を通していいたいことはDahlの作品は低いレベルでも読めるが、
作品を楽しむレベルではない。やはり、Dahlらしさを読んでもらう
という観点からレベル分けを考えてみました。

〉【Dahlレベル分け案】 

〉<レベル2>
〉Enormous Crocodile 3000語(現レベル3)*
〉Esio Trot 5600語(現レベル3)
〉(参考:Dahl以外の代表的なレベル2−Marvin Redpost)

Enormous CrocodileとEsio Trotの話では主人公も全然違うし、
Esio Trotはレベルを上げてもいいかもしれませんが、
どちらの作品も話の筋がわかりやすいのでレベル2でいいと思います。
なので、しおさんの案に賛成です。

〉<レベル3>
〉Magic Finger 2700語(現レベル3)
〉The Twits 9200語(現レベル3)
〉The Giraffe and the Pelly and Me 8000語(現レベル3)
〉Fantastic Mr.Fox 10000語(現レベル4)
〉(参考:Dahl以外の代表的なレベル3—Magic Tree House、Fullhouse Michelle)

私はThe Twitsが読みにくかったです。レベル4でもいいかもしれません。
YLでいくと3.5以上です。

〉<レベル4>
〉The Minpins 6500語(現レベル4)
〉George’s Marvelous Medicine 16000語(現レベル3)
〉Charlie and the Chocolate Factory 32000語(現レベル4)
〉(参考:Dahl以外の代表的なレベル4—Famous Five、Baby-Sitters Club)

George’s Marvelous Medicineは単純に話の筋だけを追うのであれば
レベル3だと思いますが、Dahlらしさを読むのであればレベル4にしておいた
ほうがいいと思います。この作品は子供が読んだ感想と大人が読んだ感想では
大きく変わると思います。
Charlie and the Chocolate Factoryも話の筋を追うのであればレベル4
ぐらいかもしれませんが、歌の部分まで楽しめるレベルというとレベル5か
と思います。


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223. Re: Dahlの本レベル分け案、意見求む!!

お名前: ひまぞ
投稿日: 2003/12/6(14:37)

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みなさん、こんにちはー。
しおさん、レベル分け案、ありがとうございます。
叩き台がないと、収集つけにくいですものね。

で、ひまぞとしては、
トオルさんのこの意見に賛成です。

〉全体を通していいたいことはDahlの作品は低いレベルでも読めるが、
〉作品を楽しむレベルではない。やはり、Dahlらしさを読んでもらう
〉という観点からレベル分けを考えてみました。

でも、個人的には、ダールに限らず
ストーリーを楽しむ本と、
言葉遊びや何かをもじって楽しむ本とは
ちょっと分けて考えた方がいいのではと思っています。

ネイティブの子供には、音遊びやもじりは生活に密接してて
当然、ストーリーより先に楽しめるものなので
そこから本に入っていくことができます。
だから、ネイティブにとってのYLと
外国人にとってのYLは、大きく食い違うと思います。

でも、多読をする人達は、おそらくネイティブの子供より
ずっと歳上の人達になるので、経験則から
多少単語がわからなくても、ストーリーがしっかりしている本は
たとえ長くても、かなり楽しむことができると思うのです。

じゃあ、音遊び系の本は、永遠に楽しめないのかというと
そうでもなくって、
マザーグースや子供向けビデオで音をたくさん聞いてからとか
ストーリーを楽しむ、簡単めの本を先にたくさん読んで
レベルをぐーんと下げる位になってから、また手に取ると
おおーと生き生きと楽しく読めるんだと思います。
音や言葉遊びの本は、わからない単語に引きづられながら読むには
もったいなさすぎると思うんです。

という考え方なので、ダールに関しては
きりん読みは勧めたくないし、レベルも2つくらいずつ
上につけてみてもいいかなぁと思っています。
同じレベルの本で、おもしろいけど先には勧められない本なら
書評上は、あえて上のレベルにしてみてもいいのではないでしょうか。


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[喜] 226. Re: Dahlの本レベル分け案−−横レス

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2003/12/6(16:07)

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ひまぞさん、今日は。まりあです。

Dahlレベルの本筋とは離れますが、レベル0の本達の
レベル分けについて、問題点をとても分かりやすくまとめて
下さってありがとう!
ひまぞさんの意見に大賛成です。

〉ストーリーを楽しむ本と、
〉言葉遊びや何かをもじって楽しむ本とは
〉ちょっと分けて考えた方がいいのではと思っています。

〉ネイティブの子供には、音遊びやもじりは生活に密接してて
〉当然、ストーリーより先に楽しめるものなので
〉そこから本に入っていくことができます。
〉だから、ネイティブにとってのYLと
〉外国人にとってのYLは、大きく食い違うと思います。

   まさにそうですね。ネイティブの小学校1年の国語
(英語だけども)って、そういうところから始まっている様子です。

〉でも、多読をする人達は、おそらくネイティブの子供より
〉ずっと歳上の人達になるので、経験則から
〉多少単語がわからなくても、ストーリーがしっかりしている本は
〉たとえ長くても、かなり楽しむことができると思うのです。

   多読を始めたばかりの人、とくに学校英語以外の勉強を
していなかった人には、PGR0の方が、ICRやSIRのStage 1より
読みやすいと感じる人も多いですが、だからといってPGRの
レベルをしたにするわけにもいきませんよね。そこが悩み
なのです。今みたいに、数値で下から表示する方法以外に、
別系統にしてフローチャートで示せば?という案もでましたが、
あんまり入り口が分かりにくくなっても困るし...とにかく
これから始めようとする人には、単純明快でありたいし。

〉じゃあ、音遊び系の本は、永遠に楽しめないのかというと
〉そうでもなくって、
〉マザーグースや子供向けビデオで音をたくさん聞いてからとか
〉ストーリーを楽しむ、簡単めの本を先にたくさん読んで
〉レベルをぐーんと下げる位になってから、また手に取ると
〉おおーと生き生きと楽しく読めるんだと思います。
〉音や言葉遊びの本は、わからない単語に引きづられながら読むには
〉もったいなさすぎると思うんです。

   是非テープやCDで音と一緒に楽しんで欲しいですが、
そうするとただでさえ1単語単価の高い絵本系は、購入派には
辛くなりますね。ブッククラブを全国展開した〜い!


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