[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/24(10:49)]
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お名前: ako
投稿日: 2005/7/20(14:11)
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マリコさん、akoです。こんにちは。
〉すごく個人的な話ですが、クリニックを7月1日に開院しました。
〉1月に場所が決まり、6ヶ月の準備期間を経て、ようやく7月1日に開院しました。
SSS掲示板に、マリコさんの投稿がないなあ、と気になっていました。
大変な忙しさだったのですね。
無事のご開院、おめでとうございます!
〉ペインクリニックを専門とする診療所で、ペインクリニックを前面に出すと、患者さんが集まらないとか、最初は暇でしょうなんていわれていましたが、予想以上の患者さんにきていただいて、順調なスタートを切りました。
わたしは、ぜったい、患者さんはいると思います。
他の方へのご返答で、マリコさんご自身が言っておられますが、
現在の通常の病院の医療って、ほんとに臓器ごとの部分治療で、体全体からみてどうなのか、とか、患者本人の性格や生活スタイルから見てどうなのか、といった総合的なことまでは、なかなか見てもらえません。原因不明といって対症療法で片付けられることも多いです。
個人的には良い医師はたくさんおられるのですが、病院全体のシステムの中で、自由な発言もできず、よい医師ほど、苦悩され、中には過労死に追い込まれる医師もおられたりして、本意を貫くのが非常に難しい時代だと思っていました。
医療には素人の発想でおこがましいのですが、SSSの英語学習方法と、従来の分析型英語学習方法の違いを思うと、マリコさんが書かれている東洋医学と西洋医学の違いに重なるものは常に感じていました。
医療の分野でそのように考えておられるマリコさんが、SSSの運営者であられることには、通低するものを感じています。
歴史好きの私個人について言えば、歴史学習もまさに同様で、旧式発想では、世界史というジャンルを、国別の勉強を別々にやって、それを足していく、という発想で世界史をとらえてしまいますが、これが、人体を臓器ごとに分けて、別々に治療するという西洋医学の発想と共通します。
しかし本来、世界の歴史は、国ごとに別々に分けられるものではなく、各国という部分、部分を足したら世界史になる、というような発想では、必ずわからなくなるんですね。
「世界全体史」とでも言うしかないような発想でとらえたほうが、歴史を理解する(あるいは「楽しむ」)ためにずっといいのに、と、思っていまして、この点が、東洋医学的な人体の見方と共通していると考えています。あくまで素人発想ですが…
もちろん、国ごとの歴史整理や西洋医学を否定しているわけではないんです。
ただ、便宜上の方法に留めておくべきことを、まるで本来の目的であるかのように見なした本末転倒が起きていることを残念に思っているわけで、これって、英語学習方法の世界で起きている問題と同じ構造だと思っています。
マリコさんのスタンスも、東洋医学的発想をしつつも、西洋医学の否定をするわけではないですよね。このバランス感覚が魅力です。
こういう思いをいつも持っているので、東洋医学が、人の体の全体を見る、という話を聞くたび、同じ発想があると思って、とても嬉しく思ってました。
私には、ペイン治療もSSS英語も世界史も同じ!!
なので、マリコさん!おめでとうございます〜〜です!
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お名前: マリコ@SSS http://www.kawate-painclinic.com
投稿日: 2005/7/27(13:27)
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"akoさん、こんにちは。マリコです。
応援ありがとうございます。
〉わたしは、ぜったい、患者さんはいると思います。
〉他の方へのご返答で、マリコさんご自身が言っておられますが、
〉現在の通常の病院の医療って、ほんとに臓器ごとの部分治療で、体全体からみてどうなのか、とか、患者本人の性格や生活スタイルから見てどうなのか、といった総合的なことまでは、なかなか見てもらえません。原因不明といって対症療法で片付けられることも多いです。
臓器別の診断・治療が必要なところはもちろんあるので、それがいけないわけではないですが、それだけに関心をもっているだけでは患者さんをハッピーにしてあげられないだろうと思いますね。
〉個人的には良い医師はたくさんおられるのですが、病院全体のシステムの中で、自由な発言もできず、よい医師ほど、苦悩され、中には過労死に追い込まれる医師もおられたりして、本意を貫くのが非常に難しい時代だと思っていました。
そのとおりですね。
システムにそって仕事をすることも必要なんですけどね。
臓器別の治療も必要、システムにのっていくことも必要。
わたしがやっていることとはまったく違いますが。(笑)
心の中ではいろいろ自己主張したい思いがあるし、自分のやっていることの重要性をすごく強調したいところですが、最近は「これが正しい!こうでなきゃいけない!」と人を説得したいという気持ちがあまりわいてきません。
エネルギッシュでぎらぎらして、自分の理想を貫くぞ!という生き方をしてきたような気がするのですが、最近は、どうしようもないこともあるとあきらめることもできるようになってきました。
夢をいだいても、もちろん実現しないものもたくさんあるわけですよね。
でも、実現しなかった夢はみなかったことにして忘れてしまえば、おいもとめる夢はすべて実現することになるんですよ。
あきらめることができれば、次の夢が実現するってことかなぁ・・・
akoさん相手に独り言になってしまいました。
では、また。
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お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/8/3(00:55)
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マリコ@SSSさん,akoさん,こんにちは
ありあけファンです
〉〉わたしは、ぜったい、患者さんはいると思います。
〉〉他の方へのご返答で、マリコさんご自身が言っておられますが、
〉〉現在の通常の病院の医療って、ほんとに臓器ごとの部分治療で、体全体からみてどうなのか、とか、患者本人の性格や生活スタイルから見てどうなのか、といった総合的なことまでは、なかなか見てもらえません。原因不明といって対症療法で片付けられることも多いです。
〉臓器別の診断・治療が必要なところはもちろんあるので、それがいけないわけではないですが、それだけに関心をもっているだけでは患者さんをハッピーにしてあげられないだろうと思いますね。
そのとおりですね!
分野は違いますが,私も,上記の問題を総合的にどのようにアプローチしていくか,日々,頭を悩ましています.
また,いろいろと教えてください.
〉〉個人的には良い医師はたくさんおられるのですが、病院全体のシステムの中で、自由な発言もできず、よい医師ほど、苦悩され、中には過労死に追い込まれる医師もおられたりして、本意を貫くのが非常に難しい時代だと思っていました。
〉そのとおりですね。
〉システムにそって仕事をすることも必要なんですけどね。
〉臓器別の治療も必要、システムにのっていくことも必要。
〉わたしがやっていることとはまったく違いますが。(笑)
〉心の中ではいろいろ自己主張したい思いがあるし、自分のやっていることの重要性をすごく強調したいところですが、最近は「これが正しい!こうでなきゃいけない!」と人を説得したいという気持ちがあまりわいてきません。
そうなんですよ!
私の場合も,多読を始めてから,急速にその傾向が強くなっています.
本来,真理は一つではないし,ひとりひとりが独自の価値観と世界観をもっている,と考えるようになってきました.
つまり,SSS的ですね!
でも,不思議と(本当は「当然ながら」なのでしょうが),
SSS的にアプローチするようになってからのほうが,私の場合,患者さん
がより簡単に,こちらのほうへ向いてくださるようになったのです.
〉エネルギッシュでぎらぎらして、自分の理想を貫くぞ!という生き方をしてきたような気がするのですが、最近は、どうしようもないこともあるとあきらめることもできるようになってきました。
〉夢をいだいても、もちろん実現しないものもたくさんあるわけですよね。
〉でも、実現しなかった夢はみなかったことにして忘れてしまえば、おいもとめる夢はすべて実現することになるんですよ。
〉あきらめることができれば、次の夢が実現するってことかなぁ・・・
いきなり,YL7の本を読もうとするより,まずはYL0から始め,
YL1を少しだけ視野に入れて続けてみる(YL7の本は頭の片隅に
ちょっとだけ置いておくだけで),というアプローチと同じですね.
こんな方法もあり,たいてい,この方法のほうがうまくいく!
私にとって,SSSからいただいた貴重な財産です.
〉akoさん相手に独り言になってしまいました。
あまりにも共感する点が多く,横レスしてしまいました(ゴメンナサイ).
〉では、また。
今後もまた,いろいろと教えてください.
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お名前: マリコ@SSS http://www.kawate-painclinic.com
投稿日: 2005/8/3(22:28)
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"ありあけファンさん、akoさん,こんばんは。マリコです。
タイトルをありあけファンさんの言葉をもらって変えてみました。
〉〉そのとおりですね。
〉〉システムにそって仕事をすることも必要なんですけどね。
〉〉臓器別の治療も必要、システムにのっていくことも必要。
〉〉わたしがやっていることとはまったく違いますが。(笑)
〉〉心の中ではいろいろ自己主張したい思いがあるし、自分のやっていることの重要性をすごく強調したいところですが、最近は「これが正しい!こうでなきゃいけない!」と人を説得したいという気持ちがあまりわいてきません。
〉そうなんですよ!
〉私の場合も,多読を始めてから,急速にその傾向が強くなっています.
〉本来,真理は一つではないし,ひとりひとりが独自の価値観と世界観をもっている,と考えるようになってきました.
〉つまり,SSS的ですね!
〉でも,不思議と(本当は「当然ながら」なのでしょうが),
〉SSS的にアプローチするようになってからのほうが,私の場合,患者さん
〉がより簡単に,こちらのほうへ向いてくださるようになったのです.
よかったですね〜。
「〉本来,真理は一つではないし,ひとりひとりが独自の価値観と世界観をもっている,」と考えていらっしゃることがありあけファンさんの態度から感じられるんでしょうね。
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ありあけファンさん、こんにちは!
マリコさん,再びこんにちは!
〉本来,真理は一つではないし,ひとりひとりが独自の価値観と世界観をもっている,と考えるようになってきました.
〉つまり,SSS的ですね!
マリコさんがありあけさんへの返信のタイトルで引用された通りで、まったく同意です!
〉でも,不思議と(本当は「当然ながら」なのでしょうが),
〉SSS的にアプローチするようになってからのほうが,私の場合,患者さん
〉がより簡単に,こちらのほうへ向いてくださるようになったのです.
お仕事上でも良い影響があったとは素晴らしいですね!
なんか、わかるような気がします・・・(もちろん想像ですが・・・)
〉いきなり,YL7の本を読もうとするより,まずはYL0から始め,
〉YL1を少しだけ視野に入れて続けてみる(YL7の本は頭の片隅に
〉ちょっとだけ置いておくだけで),というアプローチと同じですね.
〉こんな方法もあり,たいてい,この方法のほうがうまくいく!
〉私にとって,SSSからいただいた貴重な財産です.
モノゴトへのアプローチ、という点で、色々なことに応用の効く、
発想の部分についての共通点なのかもしれないですね。
〉〉akoさん相手に独り言になってしまいました。
マリコさんの貴重な独り言をお聞かせ頂いて、なんか得しちゃった気分!
〉あまりにも共感する点が多く,横レスしてしまいました(ゴメンナサイ).
ゴメンナサイだなんてとんでもない。
こちらこそ、ちょっと事情でネット落ちしていた為、
ありあけさんにご返答できずすみませんでした。
お二人の投稿を再読させて頂いて、
私のほうこそ、共感させていただいた部分、多々です。
SSSの交流に参加させていただいてよかった〜、と実感させていただいた横レスでした!