[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/25(07:50)]
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お名前: 寝太郎
投稿日: 2009/1/29(14:31)
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まずは、このような文章を書くぐらいなら、多読やったらと自分に突っ込みをいれときます。
ついでに、掲示板で遊んでいる暇も多読にまわせば…。
先日、某所のオフ会にて私本人か、それとも参加者の方の発言だったか、
それは記憶が定かではありませんが、
「若い子が多読をすると一般教養が身につく」と、発言。
(やっぱり私かもしれない)
とりあえず、英語の学習のために始める多読。
しかしながら、はじめのORTや絵本などでも、英語圏の文化を垣間見る。
そして、GRなどで外国文学をRetoldで体験(うんいい調子だ)
児童書、ヤングアダルト等で子供のフィーリングをつかむ。
そして、いずれPBへ。はい、英語文化の一般教養習得。
英語力もそれなりに上がっているはず。
(英語力の上達についての検証はされていないが、そもそも英語力の定義が…。)
と、ここまではいい部分だけ、理想的なパターンを書いてみた。
さて、これについての反論ですが。
ちょっとお待ちなさい。はたして、英語多読の時間を、
日本語多読に置き換えた方が、日本文化を知る、
つまり自国の文化を知ることの方が優先度が高いのではないかという疑問。
いくら、他国語を習得しても、
それを使って自国の文化を説明できないのは、
まことに残念なこと。
まぁ、この国を捨てるつもりならそれでもかまいませんが。
(愛国心を持てとは言いません。でも、郷土愛は持っていて欲しい)
話がそれた。失礼。
じゃあ、英語で書かれた日本紹介の本を読めばいいのかというと、
それは、ちょっと違うのではないのかとおもう。
確かに、英語多読にはなるが。
文化は、その土地の言葉を持ってしか知ることはできない。
(などと、偉そうなことを言ってみる)
英語多読を継続するならば、日本語多読とのバランスが必要と思うわけさ。
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お名前: たかぽん
投稿日: 2009/1/29(23:49)
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寝太さん、こんばんは。
そうですねぇ・・・
英語多読のおかげで、日本の古典なんかも「とにかく読めばいいんだ」
と思えるようになった、という効用はありますわ。
英語多読するまでは、漢文とか古文とか、難しそうで、読むならば、
ちゃんと解釈して理解して(さらには記憶しながら)読まなきゃと、
難しく考えてました。
それが、あー適当でいいんだ、とにかく読めば、と思えるようになった。
意外と四角四面な私にとっては、これはすごく大きなことでしたね。
古文に限らず、他の日本語の本でも、「難しく考えず、とにかく読んだらいい」
と思えるようになって、気楽になって、自分比ではありますが、読書量が増えました。
英語や日本語に限らず、何でも興味あるものを、自分の好きなように
読んだり聴いたり見たりetc.したら、いいんじゃないかなと思いますね。
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お名前: 寝太郎
投稿日: 2009/1/30(19:57)
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たかさん、こんばんは。
〉そうですねぇ・・・
やっぱり、ステレオタイプでしたね。読み返してみると。
〉英語多読のおかげで、日本の古典なんかも「とにかく読めばいいんだ」
〉と思えるようになった、という効用はありますわ。
そう、とにかく読みなさいと子供たちや若い子にはいいたいのだけれども、
「書を捨て、街に出よう」というフレーズも言ってみたいしねぇ。
〉英語多読するまでは、漢文とか古文とか、難しそうで、読むならば、
〉ちゃんと解釈して理解して(さらには記憶しながら)読まなきゃと、
〉難しく考えてました。
はいはい、そうです。
漢文なんか暗唱できなきゃだめなのかと思っていたのですよ。
それに憧れていたのも事実ではありますが。
〉それが、あー適当でいいんだ、とにかく読めば、と思えるようになった。
〉意外と四角四面な私にとっては、これはすごく大きなことでしたね。
ほうほう、「固定観念を打ち破るのは、難しい」ってやつを、クリアしたと。
〉古文に限らず、他の日本語の本でも、「難しく考えず、とにかく読んだらいい」
〉と思えるようになって、気楽になって、自分比ではありますが、読書量が増えました。
なるほど、多読の効果と言ってもやはり人それぞれですね。
〉英語や日本語に限らず、何でも興味あるものを、自分の好きなように
〉読んだり聴いたり見たりetc.したら、いいんじゃないかなと思いますね。
バナナさんが、3057の投稿で面白そうな本を紹介されてますね。
改めて、自分のステレオタイプに気付かされたのでした。
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3146. Re: 駝文にお付き合いくださりありがとうございます。
お名前: たかぽん
投稿日: 2009/2/3(22:42)
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寝太さん、こんばんは。
〉やっぱり、ステレオタイプでしたね。読み返してみると。
いや、寝太さんの危惧は、わかるような気が、しないでもないです。
〉〉英語多読のおかげで、日本の古典なんかも「とにかく読めばいいんだ」
〉〉と思えるようになった、という効用はありますわ。
〉そう、とにかく読みなさいと子供たちや若い子にはいいたいのだけれども、
〉「書を捨て、街に出よう」というフレーズも言ってみたいしねぇ。
若いときには、本なんてあんまり読んでなかったなぁ。。
本読むより楽しいことがいろいろあったのか? それとも、単にdistractされてただけか…
ちょっと違いますけど、談志師の句があります。「学問は 貧乏人の 暇つぶし」
〉〉英語多読するまでは、漢文とか古文とか、難しそうで、読むならば、
〉〉ちゃんと解釈して理解して(さらには記憶しながら)読まなきゃと、
〉〉難しく考えてました。
〉はいはい、そうです。
〉漢文なんか暗唱できなきゃだめなのかと思っていたのですよ。
〉それに憧れていたのも事実ではありますが。
論語の一節なんかがすっと出てくると、かっこいいですよね。(というのは年寄りの感性か…)
私が暗唱できる漢文は、寿限無ぐらいだな。(漢文か?)
〉〉それが、あー適当でいいんだ、とにかく読めば、と思えるようになった。
〉〉意外と四角四面な私にとっては、これはすごく大きなことでしたね。
〉ほうほう、「固定観念を打ち破るのは、難しい」ってやつを、クリアしたと。
クリアした、とまでは…
だいぶ気楽になった、ぐらいです。
〉〉古文に限らず、他の日本語の本でも、「難しく考えず、とにかく読んだらいい」
〉〉と思えるようになって、気楽になって、自分比ではありますが、読書量が増えました。
〉なるほど、多読の効果と言ってもやはり人それぞれですね。
人それぞれみたいですね。
〉〉英語や日本語に限らず、何でも興味あるものを、自分の好きなように
〉〉読んだり聴いたり見たりetc.したら、いいんじゃないかなと思いますね。
〉バナナさんが、3057の投稿で面白そうな本を紹介されてますね。
〉改めて、自分のステレオタイプに気付かされたのでした。
面白そうな本ですね。さすがバナナ師。
でもまぁ、確かに、個人個人、マイクロ的に見れば、好きにやったらいいと言えると思うんですが、
寝太さんの問題意識は、マクロ的な、日本はこれでいいのか?的なものを、含んでるように思えます。
読み違えかもしれませんが。。
それではそれでは。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2009/1/30(23:35)
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寝太郎さん、こんにちは。
〉英語多読を継続するならば、日本語多読とのバランスが必要と思うわけさ。
でもねー、私は日本文学をほとんど読まないで、翻訳された世界文学ばかり読んでました。
日本史の本は全然読まないで、日本語で書かれた世界史の本ばかり読んできました。
これでは日本語の本を読んでも「バランス」にはならないんじゃないでしょか。
ゴメンね、非国民で。
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2009/1/31(01:26)
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寝太郎さん、杏樹さん、今晩は。 まりあ@SSSでふ。
あっ、たかぽんさんも。
〉〉英語多読を継続するならば、日本語多読とのバランスが必要と思うわけさ。
〉でもねー、私は日本文学をほとんど読まないで、翻訳された世界文学ばかり読んでました。
〉日本史の本は全然読まないで、日本語で書かれた世界史の本ばかり読んできました。
〉これでは日本語の本を読んでも「バランス」にはならないんじゃないでしょか。
まあ、一昔前の世界文学の翻訳はかなり日本語としての水準の
高いものも多くて、日本語の勉強になったと思う。
で、たとえば日本文学の名作といわれるものをすべて読破した
として、日本文化をしっかり理解できるか?というとそうでも
ないと思う。少なくとも私のような凡人には。
外国文化に触れてはじめて、「あ、これが日本文化なんだな」って
分かってくるんじゃないかな。
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こんにちは、まりあさん。
ね〉〉〉英語多読を継続するならば、日本語多読とのバランスが必要と思うわけさ。
あ〉〉でもねー、私は日本文学をほとんど読まないで、翻訳された世界文学ばかり読んでました。
あ〉〉日本史の本は全然読まないで、日本語で書かれた世界史の本ばかり読んできました。
あ〉〉これでは日本語の本を読んでも「バランス」にはならないんじゃないでしょか。
ま〉 まあ、一昔前の世界文学の翻訳はかなり日本語としての水準の
ま〉 高いものも多くて、日本語の勉強になったと思う。
うん、そういう考え方もあるけど、Sさんの最近の本の、
翻訳に対する考えを読むと、水準が高いのかどうかわからなくなってきてしまいますね。
でもわたくしは、アーチャーや、フォレット、フォーサイスなどの翻訳ものが好きでしたので、
翻訳の水準については考えていませんでした。
むしろ、超訳とかいうのは嫌いでしたね。
ま〉 で、たとえば日本文学の名作といわれるものをすべて読破した
ま〉 として、日本文化をしっかり理解できるか?というとそうでも
ま〉 ないと思う。少なくとも私のような凡人には。
「しっかりと理解」は求めません。
しかしながら、日本文化の伝承への理解が上がることが、希望です。
昨今の何でもデジタル化して残せばいいや、
って感じの風潮に危機感があります。
アーカイプを作っておくことは賛成ですが。
ま〉 外国文化に触れてはじめて、「あ、これが日本文化なんだな」って
ま〉 分かってくるんじゃないかな。
ここなんですが、和洋折衷という言葉を使って、
多くのものを西欧化してしまった国に育ったものとして、
はたして、外国文化(特に英米文化)を見て、
日本文化をわかるのでしょうか。
う〜む、ここら辺のとこほかの人の意見も聞きたいな。
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杏樹さん、こんにちは
〉〉英語多読を継続するならば、日本語多読とのバランスが必要と思うわけさ。
〉でもねー、私は日本文学をほとんど読まないで、翻訳された世界文学ばかり読んでました。
わたしは、学生の頃翻訳された現代文学ばっかり読んでいた時期がありました。
ほんの少しぐらい、個人的には悔やんでもいるわけでして。
それで、この駄文を書くきっかけとなりました。
でも、書いているうちにどんどん話が転がってしまって。
〉日本史の本は全然読まないで、日本語で書かれた世界史の本ばかり読んできました。
〉これでは日本語の本を読んでも「バランス」にはならないんじゃないでしょか。
そこらへんのところは、ただいま考え中です。(逃げます…。)
〉ゴメンね、非国民で。
いえいえ、そんな…。(返答もできません)
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ねたやん、こんばんは。
雑談に混ざります。
〉わたしは、学生の頃翻訳された現代文学ばっかり読んでいた時期がありました。
〉ほんの少しぐらい、個人的には悔やんでもいるわけでして。
いまからやっても、いいのでは。
学生の頃には見えなかったことも、見えてくるかもしれないし。
興味のあるときにやってみるのが、一番、じゃないかしらん。
で、こっから雑談です。(ごめんね)
私、英語やっていて良かったなー、と思うのは、海外旅行に行くとき。
宿も、日本のエージェンシー通すより、現地のHP行った方が、情報も多いし、
安くて自分らの希望にあったところを探せます。
うちは小さい子供もいるから、「ハイチェア貸して」とか、「ベビーベッド貸して」
とか、メールで頼んだりできるし。
あとは、英語以外の言語をやろうとするとき、アマゾンなんかで洋書のコーナーを探すと、
和書のページより、ずーっと充実している。
このおかげで、英語以外の言語が、ずいぶん楽しくなりました。
今までは「洋書」なんて、見もしなかったから。
これ以外にも、英語がちょっとでもわかると世界が広がるんじゃないかなあ、と思うんですが。
ねたさんの書かれている内容とは、ずれますが、「英語多読の副産物」には
こんなのもあるかもよ、ということで。
ではではでは。