私はこう思いまふ

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/25(04:23)]

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2530. 私はこう思いまふ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/3(20:21)

------------------------------

酒井先生、寝太郎さん、こんばんは。 marinです。

寝太郎さんが”みんなはどうおもうわけさぁ”ってことなので、論理的にしか
物事を考えれないという異名?をもつ私がつっこみつつ、思うことを書きます。

〉このところ古川さんはいわば「三原則多読」とははっきり違う
〉方向を取り出している。それはSEGの多読クラスシラバスを見れば
〉わかるよ。(個別指導じゃなくて文法を一斉授業で最初から教える
〉かと思えば、単語と訳語の一対一対応も教えているし・・・)

多読3原則
1. 辞書は引かない
2. 分からないところは飛ばして前へ進む 
3. つまらなくなったら止める 

多読3原則のどこをどう読めば、文法を最初から教える、単語と訳語の一対一
対応を教えることは悪?というのが導き出されるのかさっぱりわかりません、

という突っ込みはおいておいて、

文法を最初から教える、単語と訳語の一対一対応を教えることがいけないと
いうコンセンサスはSSSの中ではない(寝太郎さんの返答みてもそうなってると
思います)、というのが私の認識なので、何だかなーという感じです。

なので、文法を最初から教える、単語と訳語の一対一対応を教えることは悪?
と思ってる理由を教えて下さい。(というか、文法に関しては、酒井先生
執筆中の本に書いてあるのかと発売をお待ちしておりますが。。)

〉そそこへ持ってきてぼくのいう多読と混同が起きていて、
〉「SEGの多読は酒井さんの多読とおなじなんですか?
〉 ちがうんですか?」という問い合わせが来る。

SSSのリンクを切ったり、酒井先生の文字をなくすことで、こういう問い合わせ
がなくなると信じてるとしたら驚き!です、

という突っ込みはおいておいて、

それが消したい過去だとしても、過去を消すことはできないと思います。
(FBIなら新しい名前とIDと別の場所を以って、過去を消すことができるよう
ですが←ミステリーの読みすぎ)

途中で意見の食い違いがあって、SSSとの決別?を酒井先生がしたとしても、
少なくとも、SSSに所属していたのは事実だから、上のような問い合わせが
きたら、SSSのリンクを切ったりして闇に葬ってないことにするのではなく、
SEGの多読と酒井先生の多読が違うことを説明するのが本来すべきことでは
ないのでしょうか。

逆に、今まで記載していたことを途中で消し去るという行為は混乱を招く
だけかと思います。

ちなみに、「SEGの多読は酒井さんの多読とおなじなんですか?ちがうん
ですか?」←このような質問をする人はそもそも理解する気がないというか、
SSSの説明の「現在、酒井先生は、SSSから離れて独自に「こども式」として
活動をされています。」を読んでない人なので、リンク切ることによる影響
はほぼゼロかと。。(最初のつっこみに戻る)

とりあえずですね、SSSの人であれ、こども式の人であれ、酒井先生にして
ほしいことは、SSSとのリンクを切るとかそんなことではなく、英語の獲得の
仕方に新風をふきこんでほしいということだと思いますので、そっちに
精力を向けて下さい。
(言いたいことはこれだけ。あとは実は全部つっこみ(爆)。酒井先生は
論理の飛躍があるんでつっこみやすいんで。。)

それでは。


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[汗] 2532. Re: 私はこう思いまふ

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2008/3/3(22:47)

------------------------------

marinさん、こんばんは!

〉酒井先生、寝太郎さん、こんばんは。 marinです。

〉寝太郎さんが”みんなはどうおもうわけさぁ”ってことなので、論理的にしか
〉物事を考えれないという異名?をもつ私がつっこみつつ、思うことを書きます。

〉〉このところ古川さんはいわば「三原則多読」とははっきり違う
〉〉方向を取り出している。それはSEGの多読クラスシラバスを見れば
〉〉わかるよ。(個別指導じゃなくて文法を一斉授業で最初から教える
〉〉かと思えば、単語と訳語の一対一対応も教えているし・・・)

〉多読3原則
〉 1. 辞書は引かない
〉 2. 分からないところは飛ばして前へ進む 
〉 3. つまらなくなったら止める 

〉多読3原則のどこをどう読めば、文法を最初から教える、単語と訳語の一対一
〉対応を教えることは悪?というのが導き出されるのかさっぱりわかりません、

〉という突っ込みはおいておいて、

さておかなくていいよ。
ぼくが「三原則多読」といったのは、「ぼくの考える多読」を
短く表現しただけで、「三原則」から直接「文法を最初から教える、単語と訳語の一対一対応ことは悪」が導き出せるわけではないですね。
ちょっと途中をはしょりすぎた。

〉文法を最初から教える、単語と訳語の一対一対応を教えることがいけないと
〉いうコンセンサスはSSSの中ではない(寝太郎さんの返答みてもそうなってると
〉思います)、というのが私の認識なので、何だかなーという感じです。

そういうコンセンサスがないから「こども式」として独立した?
いや、そうではないですけどね。ぼくは上の二つは多読のいちばん
根っ子に関わる大問題と思っているわけだね。

〉なので、文法を最初から教える、単語と訳語の一対一対応を教えることは悪?
〉と思ってる理由を教えて下さい。(というか、文法に関しては、酒井先生
〉執筆中の本に書いてあるのかと発売をお待ちしておりますが。。)

うん、文法については次の本に書いてある。
単語と訳語の一対一対応については『どうして英語が使えない?』
(ちくま学芸文庫)を参照されたし・・・

〉〉そそこへ持ってきてぼくのいう多読と混同が起きていて、
〉〉「SEGの多読は酒井さんの多読とおなじなんですか?
〉〉 ちがうんですか?」という問い合わせが来る。

〉SSSのリンクを切ったり、酒井先生の文字をなくすことで、こういう問い合わせ
〉がなくなると信じてるとしたら驚き!です、

〉という突っ込みはおいておいて、

いや、今後はなくなっていくと思うな。

〉それが消したい過去だとしても、過去を消すことはできないと思います。
〉(FBIなら新しい名前とIDと別の場所を以って、過去を消すことができるよう
〉ですが←ミステリーの読みすぎ)

〉途中で意見の食い違いがあって、SSSとの決別?を酒井先生がしたとしても、
〉少なくとも、SSSに所属していたのは事実だから、上のような問い合わせが
〉きたら、SSSのリンクを切ったりして闇に葬ってないことにするのではなく、
〉SEGの多読と酒井先生の多読が違うことを説明するのが本来すべきことでは
〉ないのでしょうか。

〉逆に、今まで記載していたことを途中で消し去るという行為は混乱を招く
〉だけかと思います。

その通りですね。
だからこそ過去の書き換えになる部分では「電気通信大学のある先生」
という風に書いてほしいと依頼しているわけ。これなら
過去の事実の書き換えではないでしょ?

〉ちなみに、「SEGの多読は酒井さんの多読とおなじなんですか?ちがうん
〉ですか?」←このような質問をする人はそもそも理解する気がないというか、
〉SSSの説明の「現在、酒井先生は、SSSから離れて独自に「こども式」として
〉活動をされています。」を読んでない人なので、リンク切ることによる影響
〉はほぼゼロかと。。(最初のつっこみに戻る)

ふふふ、それは甘い!
そうなってからあとも、酒井=SSS=SEGという問い合わせがあったのだ。

〉とりあえずですね、SSSの人であれ、こども式の人であれ、酒井先生にして
〉ほしいことは、SSSとのリンクを切るとかそんなことではなく、英語の獲得の
〉仕方に新風をふきこんでほしいということだと思いますので、そっちに
〉精力を向けて下さい。
〉(言いたいことはこれだけ。あとは実は全部つっこみ(爆)。酒井先生は
〉論理の飛躍があるんでつっこみやすいんで。。)

これもその通り。
でも、古川さんのやり方のそばにいると、新風に邪魔が入るのだ。
これは過去何年間も続いてきたことなのです。
いちばん古くは2003年の1月ごろ、古川さんはぼくの活動に
ブレーキをかけたことがあって、それが最初かな?
思えばそのころからいまの事態は胚胎していた・・・

論理の飛躍があるけど、ぼくだっていろいろ悩んできたのだよ、marinさん。

そして、それを逐一知っていて、早く古川さんと別れなさいと
忠告してくれる人もいたのだ。そういう人たちはなんといって
いるかというと、「ほら、見なさい。ぐずぐぐしてるから余計
別れが辛くなったでしょ?」って、非難するのだ。

〉それでは。

はい、また突っ込んでねー!


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2539. 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/4(00:48)

------------------------------

酒井先生、marinです。 またまたこんばんは。

酒井先生の意思が石のように硬いので(別にダジャレを言いたいわけでなし)、
とりあえず、勘違いがあるといけないので、1つだけ。

単語と訳語の一対一対応がなぜ悪いかの説明が欲しいのではなく、それを多読
より先に行うことのまずさが知りたいのです。

というのは、基本的に、私達社会人から多読を始めた人は、文法も教わったし、
単語と訳語の一対一対応で単語を覚えて始めたわけです。

酒井先生が、それを先にするのは本当の多読でないとすると、私達がしてきた
ことは酒井先生が言うところの多読ではないってことで良いですか?

私は、先に文法をやろうが、訳語を覚えようがそういうものは多読によって、
結局、きれいに正しい形に昇華されるので、どっちが先でもどうでもいい、
と思ってます。

別の板で、時制の一致の話が出てましたけど、私は時制の一致を知っていた
けれど、別に、一致されてない文が出ても特に何も感じませんでした。
(というか自分の中で1回ではひっかからない)。それが1回や2回じゃなく
なった時に、時制の一致って結局何だったのかとWeb内で検索したことが
あります。

きっと、酒井先生からするとこういう行動が問題ありなんでしょうが、ゼロ
からの出発だけを正とするとゼロから出発しなかった人に希望はないです。

それでは〜。


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2540. Re: 1つだけ

お名前: たかぽん
投稿日: 2008/3/4(01:38)

------------------------------

marinさん、たかぽんです。横からすみません。

〉私は、先に文法をやろうが、訳語を覚えようがそういうものは多読によって、
〉結局、きれいに正しい形に昇華されるので、どっちが先でもどうでもいい、
〉と思ってます。

「結局、きれいに正しい形に昇華される」と必ず言えるかどうか。
むしろ、なかなか正しい形にならない人が多そうだ、という問題意識なんじゃないでしょうかね。
そんなことなら、最初から多読多聴でやればいいじゃん、てことでしょうね。

〉きっと、酒井先生からするとこういう行動が問題ありなんでしょうが、ゼロ
〉からの出発だけを正とするとゼロから出発しなかった人に希望はないです。

ゼロから出発しなくても、多読で修正できる人もいるでしょうね。
そうできない人もいる。たぶん私がこれ。でも、いわゆるパーフェクトな英語を求めてないので、
別に気にしてません。
願わくは、子供のころから多読多聴だけでやりたかったなーと思いますけれど、
まー、私の人生は、こういうご縁だったのでしょう。
別に、酒井先生も、ゼロから出発しなかった人は何の希望も無い、などとは
おっしゃってないと思いますけどね。

ただ、「多読多聴が合わない人」というのが、大人でも子供でもいてはるのかもしれない、
ということは、考えるところです。特に大人の人に多いかも。
多読多聴の中のメニューとかルートを増やすことで解消できる問題かなとも思いますが、
それでもなお「多読多聴が合わない人」が残るかもしれない。
そこらへんは、これからの、「多読」や「こども式」や、その他多読実践者の
皆さんの盛り上がり具合にかかってるかなーって感じはします。


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2549. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/4(21:30)

------------------------------

たかぽんさん、こんばんは。marinです。

〉marinさん、たかぽんです。横からすみません。

いえいえ、Unlearnしなきゃいけなかったり、昇華できないという人の意見は
聞きたかったところなので、横いりして頂いてうれしいです。

実は、Unlearnというのは私にはまーったくピンとこない言葉なのです。
初めにこの言葉を掲示板で見た時には、学生時代にまじめに英語を勉強しなく
て本当に良かった!とかノーテンキに思ってたのですが、どう考えても世の中
には、私より英語を勉強しなかった人がたくさんいるはずなので、そういう
人は少数派なんじゃないかってのがあって、

〉「結局、きれいに正しい形に昇華される」と必ず言えるかどうか。
〉むしろ、なかなか正しい形にならない人が多そうだ、という問題意識なんじゃないでしょうかね。
〉そんなことなら、最初から多読多聴でやればいいじゃん、てことでしょうね。

ここが多いというのが納得いかないのですよー。みんな英語をまじめに勉強して
ないはず(我ながらすごい思い込みかも。。)。しかも文法が嫌いって人が
多い中、どうして昇華されないんでしょう? 

なので、少数派でもその人たちが問題だから?そっちへ行くのかな、というの
があったのですが、酒井先生の回答みるとそういうことでもないみたいですね。

〉願わくは、子供のころから多読多聴だけでやりたかったなーと思いますけれど、

”どっちが先でもどうでもいい”と書いたのですが、この書き方は半分正しく
なくて、多読多聴に出会うべきときに出会うことが大事であって、最初から
多読多聴だけをすればうまくいくとも思ってないというのが私の思うところで、
最初に一対一で訳語を覚えるのはだめ、文法はだめというのがしっくり
こないんですよね。

多分、最初はこれをやらないとダメ、というのが好きになれないのかもしれ
ません、それが英語に有効である多読であったとしても。

〉ただ、「多読多聴が合わない人」というのが、大人でも子供でもいてはるのかもしれない、
〉ということは、考えるところです。

私は「多読多聴が合わない人」がいるとも思ってなくて、この人達は出会う時
に出会ってないだけ、と思っています。

多読は、私にとって出会うべき時に出会ったというのがあって、私の
セレンディピティ能力が私と多読をひきよせた(爆)とさえ思っているので、
どうもそこに流されてしまってるみたいです(^^;)。なんだかそう
思えてきました。

私が多読を始めたきっかけは、仕事で大量の英文を読まなければいけず、
苦しんでた時に、BizTechというWeb記事を見たことによります。
その記事で目を引いたのは「英語が楽に読めるようになる」ということ。
しかも、辞書は引かないだのつまらかったら飛ばせだの、私にとって夢(爆)
のようなことが書いてあるではないですか(笑)。もう飛びつきました。

その時、私は自分が英語をできるようになることはないとあきらめきって
いたので、多読をして英語ができるようになるとは全く思っていませんでした。
純粋に英語が楽に読めるようになりたかっただけだったんです。

ところが!

英語が楽に読めるようになっているだけでなく、英語ができるようになってる???

この後、そもそも仕事で英語を使わなければいけなくなった最初の時に
出会えていれば、という思いもよぎったのですが、その時に多読にであって
いても、その時はリィーデングはできると何故か勘違いをしていたので、
スルーしてしまった気がするんです。学生時代はまず英語ということで
スルー(笑)。

なので、私が多読に出会うべき瞬間は、BizTechの記事を読んだときにしか
ありえなくて、最初に多読多聴をすべきがしっくりこないのです。

それでは〜。


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2553. Re: 1つだけ

お名前: たかぽん
投稿日: 2008/3/4(22:57)

------------------------------

marinさん、ふたたびこんばんは。たかぽんです。

〉たかぽんさん、こんばんは。marinです。

〉〉marinさん、たかぽんです。横からすみません。

〉いえいえ、Unlearnしなきゃいけなかったり、昇華できないという人の意見は
〉聞きたかったところなので、横いりして頂いてうれしいです。

〉実は、Unlearnというのは私にはまーったくピンとこない言葉なのです。
〉初めにこの言葉を掲示板で見た時には、学生時代にまじめに英語を勉強しなく
〉て本当に良かった!とかノーテンキに思ってたのですが、どう考えても世の中
〉には、私より英語を勉強しなかった人がたくさんいるはずなので、そういう
〉人は少数派なんじゃないかってのがあって、

〉〉「結局、きれいに正しい形に昇華される」と必ず言えるかどうか。
〉〉むしろ、なかなか正しい形にならない人が多そうだ、という問題意識なんじゃないでしょうかね。
〉〉そんなことなら、最初から多読多聴でやればいいじゃん、てことでしょうね。

〉ここが多いというのが納得いかないのですよー。みんな英語をまじめに勉強して
〉ないはず(我ながらすごい思い込みかも。。)。しかも文法が嫌いって人が
〉多い中、どうして昇華されないんでしょう? 

〉なので、少数派でもその人たちが問題だから?そっちへ行くのかな、というの
〉があったのですが、酒井先生の回答みるとそういうことでもないみたいですね。

まじめに勉強してなかったり文法が嫌いだったら、その影響を受けていない、
とは言えないと思うんですけどね。
きちんと勉強してなくても、「文法」とか「単語訳」の影響を受けてることはあると思います。
むしろ、ふつうに日本の中学校に行ってて、テスト勉強したりしてたら、
必ず影響受けてるんじゃないかと。
どこまでその影響が深いかは、各人それぞれでしょうし、実態もわかりませんけれど、
まぁ、わざわざズレたことするより、最初っから英語そのものの多読多聴をすれば
いいんじゃない?っていうのが、たぶん、酒井先生の考え方だと思います。
それはそれで私はナルホドって思います。でも、そう思わなくてもいいと思います。

〉〉願わくは、子供のころから多読多聴だけでやりたかったなーと思いますけれど、

〉”どっちが先でもどうでもいい”と書いたのですが、この書き方は半分正しく
〉なくて、多読多聴に出会うべきときに出会うことが大事であって、最初から
〉多読多聴だけをすればうまくいくとも思ってないというのが私の思うところで、
〉最初に一対一で訳語を覚えるのはだめ、文法はだめというのがしっくり
〉こないんですよね。

〉多分、最初はこれをやらないとダメ、というのが好きになれないのかもしれ
〉ません、それが英語に有効である多読であったとしても。

好きになれなくてもいいんじゃないですか? 好きじゃないってことで。

実は私もホントは、「自分が好きなこと、ピンとくることをやったらいいのでは?」
と思ってるクチです。
何が自分にとって一番良いのかは、自分(「内なる自分」でも「ハイヤーセルフ」でもいいのですが)
が一番良く知ってて、いろいろと出会いをセッティングしたりもしてるので、
あまり「〜〜すべし」にこだわる必要は無いんだろうなと思っています。

でも、酒井先生が発展させようとしている方法ってのが、何かこの時代に必要な感じもしますし、
どんどん進めていって、面白いもの作ってください!!、と応援してるって感じですかね。
自分が酒井先生の言うとおりにするかどうかは別の話で。当たり前ですが。

〉〉ただ、「多読多聴が合わない人」というのが、大人でも子供でもいてはるのかもしれない、
〉〉ということは、考えるところです。

〉私は「多読多聴が合わない人」がいるとも思ってなくて、この人達は出会う時
〉に出会ってないだけ、と思っています。

〉多読は、私にとって出会うべき時に出会ったというのがあって、私の
〉セレンディピティ能力が私と多読をひきよせた(爆)とさえ思っているので、
〉どうもそこに流されてしまってるみたいです(^^;)。なんだかそう
〉思えてきました。

振り返ってみれば「そこに流されてきた」って感じですよね。たしかに。

〉私が多読を始めたきっかけは、仕事で大量の英文を読まなければいけず、
〉苦しんでた時に、BizTechというWeb記事を見たことによります。
〉その記事で目を引いたのは「英語が楽に読めるようになる」ということ。
〉しかも、辞書は引かないだのつまらかったら飛ばせだの、私にとって夢(爆)
〉のようなことが書いてあるではないですか(笑)。もう飛びつきました。

〉その時、私は自分が英語をできるようになることはないとあきらめきって
〉いたので、多読をして英語ができるようになるとは全く思っていませんでした。
〉純粋に英語が楽に読めるようになりたかっただけだったんです。

〉ところが!

〉英語が楽に読めるようになっているだけでなく、英語ができるようになってる???

〉この後、そもそも仕事で英語を使わなければいけなくなった最初の時に
〉出会えていれば、という思いもよぎったのですが、その時に多読にであって
〉いても、その時はリィーデングはできると何故か勘違いをしていたので、
〉スルーしてしまった気がするんです。学生時代はまず英語ということで
〉スルー(笑)。

〉なので、私が多読に出会うべき瞬間は、BizTechの記事を読んだときにしか
〉ありえなくて、最初に多読多聴をすべきがしっくりこないのです。

marinさんの過去は、もちろん、それでいいんだと思いますよ。
「いい」っていうか、おっしゃるように、それしか無いわけで。
それはそれで必然の流れだったと思います。

でも、多読多聴が英語習得にベストの方法なんじゃないかと言うことは、
別におかしくないと思うんですが?

いい例が思い浮かびませんが、たとえば、何かの病気で長年苦しんでいる人がいると。
そして、ある画期的な新治療法が生まれた。
長年患っていても新治療法で完治する人もいれば、それまでの未発達な治療法の影響で、
新治療法でも完治しない人もいる。
でも、新たにその病気になった人にも、長期の患者さんにも、新治療法が良いのは確かだと。
で、長患いをしていた患者さんの過去が無駄だったかというと、決してそんなことはない。
だからって、新治療法の開発が無駄かというと、そんなはずもない。

たとえ話なので、ぴったり来ないかもしれませんが、何となくわかっていただけるでしょうか?
多読多聴が本当に良いものなのか、人によってはどうなのか、など、研究・発展の余地があって、
それを応援して見守っていきたいなぁというふうに私は思ってます。


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2580. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/5(19:25)

------------------------------

たかぽんさん、またまたこんばんは。 marinです。

〉まじめに勉強してなかったり文法が嫌いだったら、その影響を受けていない、
〉とは言えないと思うんですけどね。
〉きちんと勉強してなくても、「文法」とか「単語訳」の影響を受けてることはあると思います。

そうですね、たしかに影響力はまじめに勉強したから強くなるってわけでは
ないですね。 そもそもUnlearnがよくわからなかったから、そこから出発
してしまったようです。

〉まぁ、わざわざズレたことするより、最初っから英語そのものの多読多聴をすれば
〉いいんじゃない?っていうのが、たぶん、酒井先生の考え方だと思います。
〉それはそれで私はナルホドって思います。でも、そう思わなくてもいいと思います。

ナルホドの後に、どうしてそこにたどりついたのかが知りたいってだけです
かね。 極論すればどうでもいいのですが、ちょっと追求したくなったという
か。 リンクを切るほどの理由みたいなので。(多分、理由はこれ。)

〉実は私もホントは、「自分が好きなこと、ピンとくることをやったらいいのでは?」
〉と思ってるクチです。
〉何が自分にとって一番良いのかは、自分(「内なる自分」でも「ハイヤーセルフ」でもいいのですが)
〉が一番良く知ってて、いろいろと出会いをセッティングしたりもしてるので、
〉あまり「〜〜すべし」にこだわる必要は無いんだろうなと思っています。

ここはものすごい同意です! 自分の心に素直になれば進むべき道へ進める
んですよね。 でも、英語に関しては、「3ヶ月でペラペラ」とか「臨界期を
過ぎたらダメ」とか雑音が多すぎて迷走してしまう。 私も多読多聴以外では
迷走しすぎ。。

〉でも、酒井先生が発展させようとしている方法ってのが、何かこの時代に必要な感じもしますし、
〉どんどん進めていって、面白いもの作ってください!!、と応援してるって感じですかね。
〉自分が酒井先生の言うとおりにするかどうかは別の話で。当たり前ですが。

ははは。私も応援しています。酒井先生の言うとおりにするかどうかは全く
不明ですが。

〉でも、多読多聴が英語習得にベストの方法なんじゃないかと言うことは、
〉別におかしくないと思うんですが?

いえ、それは全然否定してないのです。 多読多聴を最初にやるべきという
順序より、出会うべき時に会うべきっていう必然に、単に私がこだわってる
だけです。もちろん、酒井先生に私のこだわりを押し付けるつもりはありません。

〉いい例が思い浮かびませんが、たとえば、何かの病気で長年苦しんでいる人がいると。
〉そして、ある画期的な新治療法が生まれた。
〉長年患っていても新治療法で完治する人もいれば、それまでの未発達な治療法の影響で、
〉新治療法でも完治しない人もいる。
〉でも、新たにその病気になった人にも、長期の患者さんにも、新治療法が良いのは確かだと。
〉で、長患いをしていた患者さんの過去が無駄だったかというと、決してそんなことはない。
〉だからって、新治療法の開発が無駄かというと、そんなはずもない。

〉たとえ話なので、ぴったり来ないかもしれませんが、何となくわかっていただけるでしょうか?

うまいですねー。 私もこんなたとえ話作ってたとえてみたいです。

〉多読多聴が本当に良いものなのか、人によってはどうなのか、など、研究・発展の余地があって、
〉それを応援して見守っていきたいなぁというふうに私は思ってます。

私も見守っていきます。

それでは〜。


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[喜] 2554. Re: 1つだけ

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/3/4(23:08)

------------------------------

marinさん、みなさん、今晩は。 まりあ@SSSです。

〉実は、Unlearnというのは私にはまーったくピンとこない言葉なのです。

  それがね、脳科学者などにいわせると、人間は、実は覚えることよりも
  忘れることの方が難しいんですって!
  覚えられなかったり、忘れたりして困ったことはが自覚される
  以上に、その数万倍ものことを無意識のうちに覚えているのだ
  そうです。 

〉ここが多いというのが納得いかないのですよー。みんな英語をまじめに勉強して
〉ないはず(我ながらすごい思い込みかも。。)。しかも文法が嫌いって人が
〉多い中、どうして昇華されないんでしょう? 

  文法が大好きで、細かい例外のすみずみまで知っていて、文法学者に
  なれるほど知識があったら、まあなんとかなるかも知れない。
  でも大学受験レベルの文法を、いやいや勉強して、生半可な知識
  だと、それですべてを押し切ろうとすると、いわゆる生兵法は怪我の
  もと、状態になる、そういうことじゃないかな?
 
〉最初に一対一で訳語を覚えるのはだめ、文法はだめというのがしっくり
〉こないんですよね。

  言葉は生き物で、どんどん変わる。源氏物語からどれほど変わった
  でしょうか?
  文法は、あとづけ学問。
  言葉があって、文法が説明するようになる。
  文法があって、それを覚えてから、文法に則って話す、なんて
  言葉の使い方をする民族はいないでしょ?

  最近コンビニやスーパーのレジで「1万円からお預かりします」と
  いうのが、日本語としておかしいと話題になっています。
  でも日本中でそういうようになったら、文法学者はなんとか
  こじつけて、その言葉遣いを説明するしかない。

  文法は、生徒の答案に×をつけるのに便利な道具だから先生は
  振り回す。
  
  でも、とある一文が正しいか間違っているか?は文法的に
  合っているかどうか、じゃ決まりません。

  話者の気持ちを正確に表しているかどうか?が言葉としては
  重要です。
  あなたのお子さんが難病です。臓器移植をしないと助かりませんが
  1億円程度必要です。ああ、お金○欲しい!

  ○の中に「が」をいれますか?「を」いれますか?
  みなさん「が」をいれませんか?

  wantは「〜を欲しい」という他動詞と学びます。
  目的語は「〜を」と訳すのは文法上のお約束。
  Which do you want, money or a jewel?
  I want maney.の流れなら「私はお金を欲しい」と訳すのは
  不自然ではありません。

  でも上の、子どもの難病の話の流れなら、「お金が欲しい」
  です。文法的にはどっちも合っていますが、話者の気持ちから
  「が」なんですよ。

  この使い分けは、説明されて感覚を掴めるものではありません。
  長年の経験から、「そう感じる」のです。
  多読が先であることが望ましいのはここにあります。

  でも、もう文法習っちゃった。忘れるのは簡単じゃない。
  どうするか?
  覚えている文法規則は「まあ、そういうことが多い」「そういう
  こともある」程度のもの、ゆる〜いものと思いましょう。
  自分の文法知識からすると、なんか変、と思ったら話の流れから
  話者の気持ちをくみ取りましょう。多くの場合、そこに手がかりが
  あるはずです。

Happy Reading!

   

    
  
   


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2562. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/5(01:00)

------------------------------

まりあさん、こんばんは。marinです。

誤解されてるといけないので、私は、まず文法ありきと思っているわけでなく、
文を文法に則り説明することに何の興味もありませんし、訳語を先に覚える
べきとも思ってないです。

どちらかというとそれを悪いものだったと思うか良いものにするのか、自分
次第なんじゃないかなというのが私の論点?です。

あと、別に酒井先生に反論をしたいわけではないです。酒井先生の真意が知り
たいので、あえて、私がそうは思わない(実際思っていない)ということを
言って、私が言うことに対する酒井先生の返答から真意をみたいのです。
酒井先生はこうだからこう思っているだろうと想像するのは簡単でそれで納得
する方法はあるし、皆さんそうしたいようですが、想像の中に解を求めたく
ないのです。(正直、私は今後の英語教育に関して何か思ってるとか全然
ないので、別に私の意見自体間違っていても良いです。極論すれば、私の
言ってることが正しいのか間違っているのかの答えにも興味ないです。)
お忙しい中、いろいろと返答を求める行為は申し訳ないと思っていますが。

いろいろ書いてる内に自分でも何が聞きたいのかわからなくなってきた
ところもありますが(^^;)、私は多聴多読の先がみたいのかもしれません。

〉  言葉は生き物で、どんどん変わる。源氏物語からどれほど変わった
〉  でしょうか?

自分の考えてること自体もどんどん変わるものではないでしょうか。
最初はWaterを水と思っても、多読で修正していけば良いのに、何故、無からに
こだわるのか、というのが私の疑問といったところでしょうか。
Unlearnして新しく正しいものを覚えるというより、少しずつ修正されていくと
いうのが私のイメージなのだと思います。まりあさんが最初に忘れるのは難しい
と書かれていますよね、それなら、なぜ忘れるというUnlearnをするのか。
(だからたいへんで苦しくたいへん?)

多分、一番のズレは酒井先生の返答にも少ししましたが、私の視点は英語教育
にもないし、英語を楽しみたいというところにもなく、実際英語を使うときに
どうよ、ってことにしかないので、そこなのかと思います。

あと、今の世の中の仕組みでは、多読多聴が先が簡単ではないから、そこを
求めると小数しか救えないというところが気がかりなのかもしれません。

だから小学校から、とか、もっと幼いうちからとなるとそれも何だかなー
なんです。

個人的に、親が自分が英語ができなかったコンプレックスから、日本で
バイリンガルを育てるという行為が一番アホらしくて嫌いなので。
(親が英語が好きで子供にも英語をっていう親は否定してないので念のため。
また、子供に英語を与えることの否定でもなく、日本でバイリンガルを
育てるということの否定。)

2歳児を英語しか使えないpreschoolに放り込んでそれで英語ができるように
なるとか思うとか、日本には残念な人が多すぎます。

英語ができることが一番重要だったら、英語ができない私に英語の仕事なんか
まわってこないよ、ってことで、英語さえできれば何でもOKという考え方は
根本的におかしいです。 

と、まりあさんなので言ってみる。

それでは〜。

   


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[喜] 2565. Re: 1つだけ

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/3/5(01:49)

------------------------------

marinさん、ふたたび。 まりあ@SSSです。

   先ほどの書き込みは、「marinさん、みなさん」と書きだしたように、
   私の、文法についての思いをみなさんに伝えたくて書きました。
   marinさんとは、考え方の重なる部分も多いようですね。

〉どちらかというとそれを悪いものだったと思うか良いものにするのか、自分
〉次第なんじゃないかなというのが私の論点?です。

   はい、習ってしまったことは、上手く使ったり、忘れたり
   捨てたり、いろいろ出来ます。
   「自分次第」という点は、同意見です。
   今書いている本にも、問題集(もちろん英語のものですが)との
   つき合い方を説明しています。受動的に暗記するのではなく、
   主体的に利用して、スキルを身につける一手段とする方法が
   あると思っています。

〉自分の考えてること自体もどんどん変わるものではないでしょうか。
〉最初はWaterを水と思っても、多読で修正していけば良いのに、何故、無からに
〉こだわるのか、というのが私の疑問といったところでしょうか。

   修正出来ない人が多い現実に、口うるさくなっているかも
   しれません。
   子どもはたくさん勘違いして、またそれを修正してだんだん
   正しい言葉づかいを身につけます。なんとかこの「修正能力」を
   獲得して欲しいとあれこれいいます。
   もともと修正能力のある、柔軟な脳みその持ち主にはうざい
   かもしれない。ごめんなさい。

〉Unlearnして新しく正しいものを覚えるというより、少しずつ修正されていくと
〉いうのが私のイメージなのだと思います。まりあさんが最初に忘れるのは難しい
〉と書かれていますよね、それなら、なぜ忘れるというUnlearnをするのか。
〉(だからたいへんで苦しくたいへん?)

   そういう人もいるのでは?私は人間として使い物にならないくらい
   忘れっぽいので苦労がないけど。

〉だから小学校から、とか、もっと幼いうちからとなるとそれも何だかなー
〉なんです。

   はい。

〉また、子供に英語を与えることの否定でもなく、日本でバイリンガルを
〉育てるということの否定。)

〉2歳児を英語しか使えないpreschoolに放り込んでそれで英語ができるように
〉なるとか思うとか、日本には残念な人が多すぎます。

   まったく同感です。ブログに書きまくっています。
   私のブログ[url:http://buhimaman.at.webry.info/]
   テーマの「育児」を見ていただけば、いろいろ書いています。

〉英語ができることが一番重要だったら、英語ができない私に英語の仕事なんか
〉まわってこないよ、ってことで、英語さえできれば何でもOKという考え方は
〉根本的におかしいです。 

   出来ても出来なくても、英語の仕事が回って来ちゃう時代だから
   出来るようになりましょうよ、ということですね。

   でも実際は、またまだ英語が出来なくても差し支えない人が
   大多数なので、そもそも仕事ができるための英語ってどんな英語?
   って良くわかっていない人が多いし、どうやって身につけたら
   良いか? はもっとわかってない、ということじゃないかな?

   ま、柔らか頭でいきましょう!

   


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2581. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/5(19:59)

------------------------------

まりあさん、こんばんは。 marinです。

〉   先ほどの書き込みは、「marinさん、みなさん」と書きだしたように、
〉   私の、文法についての思いをみなさんに伝えたくて書きました。
〉   marinさんとは、考え方の重なる部分も多いようですね。

すみません、なんかムキになってしまって。。夜もかなりふけていたので。。

〉   「自分次第」という点は、同意見です。
〉   今書いている本にも、問題集(もちろん英語のものですが)との
〉   つき合い方を説明しています。受動的に暗記するのではなく、
〉   主体的に利用して、スキルを身につける一手段とする方法が
〉   あると思っています。

問題集だからダメではなく、結局自分がどうそれにつきあうかが大事だと
私も思います。

〉   修正出来ない人が多い現実に、口うるさくなっているかも
〉   しれません。

すみません、結局はこの経験の違いからくるものですね。 修正できないって
私のところにくる人がいないので(←当たり前)。

〉   そういう人もいるのでは?私は人間として使い物にならないくらい
〉   忘れっぽいので苦労がないけど。

私も忘れすぎなのがたまにきずです。

〉   まったく同感です。ブログに書きまくっています。
〉   私のブログ[url:http://buhimaman.at.webry.info/]
〉   テーマの「育児」を見ていただけば、いろいろ書いています。

すでに拝見させて頂いてます。 もっと言ったれー(おいおい)とか思って
見てました。

〉   出来ても出来なくても、英語の仕事が回って来ちゃう時代だから
〉   出来るようになりましょうよ、ということですね。

そうなんですよ。なんか逆になってしまってるようで。まず、英語ありきって。

〉   でも実際は、またまだ英語が出来なくても差し支えない人が
〉   大多数なので、そもそも仕事ができるための英語ってどんな英語?
〉   って良くわかっていない人が多いし、どうやって身につけたら
〉   良いか? はもっとわかってない、ということじゃないかな?

〉   ま、柔らか頭でいきましょう!

はい、そうですね。 それでは〜。   


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[喜] 2586. Re: 1つだけ

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/3/5(23:20)

------------------------------

marinさん、今晩は。 まりあ@SSSです。

〉すみません、なんかムキになってしまって。。夜もかなりふけていたので。。

   人間、やっぱり昼と夜では性格も変わるとおもー

〉〉   まったく同感です。ブログに書きまくっています。
〉〉   私のブログ[url:http://buhimaman.at.webry.info/]
〉〉   テーマの「育児」を見ていただけば、いろいろ書いています。

〉すでに拝見させて頂いてます。 もっと言ったれー(おいおい)とか思って
〉見てました。

   ご来訪ありがとうございます。コメント頂いたことも
   あったような..←忘れてる(T_T;)  Clarifyという
   Memory Supportサプリ飲み始めてます、これマジです。

   もっと言いたい〜、と思っているけど、炎上も怖い臆病な
   ぶたごころ


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2589. まりあさんへ

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/6(00:25)

------------------------------

まりあさん、こんにちは。

まりあさんの投稿の趣旨からはちょっとずれるかもしれませんが、やはりお伝えしたいことがありまして…。

〉  話者の気持ちを正確に表しているかどうか?が言葉としては
〉  重要です。
〉  あなたのお子さんが難病です。臓器移植をしないと助かりませんが
〉  1億円程度必要です。ああ、お金○欲しい!

〉  ○の中に「が」をいれますか?「を」いれますか?
〉  みなさん「が」をいれませんか?

〉  wantは「〜を欲しい」という他動詞と学びます。
〉  目的語は「〜を」と訳すのは文法上のお約束。
〉  Which do you want, money or a jewel?
〉  I want maney.の流れなら「私はお金を欲しい」と訳すのは
〉  不自然ではありません。

これは英語の文法をそのまま日本語に当てはめることから来る「誤解」です。
「私はお金を欲しい」は「誤り」です。
なぜならば…

英語のwantは「動詞」です。
日本語の「欲しい」は「動詞」ではありません。「形容詞」です。
ですから日本語で「〜を」という「目的語」にならないのは正しいのです。

これと同じようにたくさんの人が間違っているのが「好き」という言葉です。
これも「○○が好き」というのが普通で、「○○を好き」とは言いません。
英語のlikeは「動詞」ですが、日本語の「好き」は「好きだ」という「形容動詞」の語幹なのです。ですから同じように「〜を」でなくていいんです。

この誤解のおおもとは、英語と日本語の構造が根本的に違うのに英語で覚えた文法構造をそのまま日本語に当てはめてしまうことです。
英語の基本文型は「主語+動詞」で成り立っています。SVOとかSVOCとか…。
日本語の文型は「主語+述語」で成り立っています。「述語」は動詞とは限りません。英語では動詞が厳然と存在している文章でも、日本語に置き換えたら動詞が存在しなくなるのは珍しくありません。

たとえばマザーグースの一節。
Roses are red
Violets are blue

「are」が動詞です。

日本語にしますと(谷川俊太郎訳)

ばらはあかい
すみれはあおい

「あかい」も「あおい」も形容詞です。動詞は存在しません。
では「ばらはあかいです」にしたら、「です」が「are」にあたるではないかと言うと…「です」は助動詞であって動詞ではないのです。

某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。
ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

ついでに、品詞の見分け方は簡単です。
形容詞…最後が「い」で終わる(「欲しい」)
形容動詞…最後が「だ」で終わる(「好きだ」)
動詞…終止形の最後の母音が「う」

ちなみに「欲しい」と同じ意味で「欲する(ほっする)」という言葉があります。「る」→母音が「う」なので動詞です。これだと「○○を欲する」という風に「〜を」という目的語をつけることができます。

それでは、だらだらと失礼しました。


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[賛成] 2591. Re: まりあさんへ

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2008/3/6(00:31)

------------------------------

まったく・・・

杏樹さん、面目躍如だね!
まりあさん、こういう人なんだ、杏樹さんは!!

〉まりあさん、こんにちは。

〉まりあさんの投稿の趣旨からはちょっとずれるかもしれませんが、やはりお伝えしたいことがありまして…。

〉〉  話者の気持ちを正確に表しているかどうか?が言葉としては
〉〉  重要です。
〉〉  あなたのお子さんが難病です。臓器移植をしないと助かりませんが
〉〉  1億円程度必要です。ああ、お金○欲しい!

〉〉  ○の中に「が」をいれますか?「を」いれますか?
〉〉  みなさん「が」をいれませんか?

〉〉  wantは「〜を欲しい」という他動詞と学びます。
〉〉  目的語は「〜を」と訳すのは文法上のお約束。
〉〉  Which do you want, money or a jewel?
〉〉  I want maney.の流れなら「私はお金を欲しい」と訳すのは
〉〉  不自然ではありません。

〉これは英語の文法をそのまま日本語に当てはめることから来る「誤解」です。
〉「私はお金を欲しい」は「誤り」です。
〉なぜならば…

〉英語のwantは「動詞」です。
〉日本語の「欲しい」は「動詞」ではありません。「形容詞」です。
〉ですから日本語で「〜を」という「目的語」にならないのは正しいのです。

〉これと同じようにたくさんの人が間違っているのが「好き」という言葉です。
〉これも「○○が好き」というのが普通で、「○○を好き」とは言いません。
〉英語のlikeは「動詞」ですが、日本語の「好き」は「好きだ」という「形容動詞」の語幹なのです。ですから同じように「〜を」でなくていいんです。

〉この誤解のおおもとは、英語と日本語の構造が根本的に違うのに英語で覚えた文法構造をそのまま日本語に当てはめてしまうことです。
〉英語の基本文型は「主語+動詞」で成り立っています。SVOとかSVOCとか…。
〉日本語の文型は「主語+述語」で成り立っています。「述語」は動詞とは限りません。英語では動詞が厳然と存在している文章でも、日本語に置き換えたら動詞が存在しなくなるのは珍しくありません。

〉たとえばマザーグースの一節。
〉Roses are red
〉Violets are blue

〉「are」が動詞です。

〉日本語にしますと(谷川俊太郎訳)

〉ばらはあかい
〉すみれはあおい

〉「あかい」も「あおい」も形容詞です。動詞は存在しません。
〉では「ばらはあかいです」にしたら、「です」が「are」にあたるではないかと言うと…「です」は助動詞であって動詞ではないのです。

〉某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。
〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

〉ついでに、品詞の見分け方は簡単です。
〉形容詞…最後が「い」で終わる(「欲しい」)
〉形容動詞…最後が「だ」で終わる(「好きだ」)
〉動詞…終止形の最後の母音が「う」

〉ちなみに「欲しい」と同じ意味で「欲する(ほっする)」という言葉があります。「る」→母音が「う」なので動詞です。これだと「○○を欲する」という風に「〜を」という目的語をつけることができます。

〉それでは、だらだらと失礼しました。


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2593. Re: まりあさんへ

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2008/3/6(00:46)

------------------------------

"杏樹"さん こんばんは!

横レスの横レスです。

〉日本語の文型は「主語+述語」で成り立っています。「述語」は動詞とは限りません。英語では動詞が厳然と存在している文章でも、日本語に置き換えたら動詞が存在しなくなるのは珍しくありません。

日本語には、「主語」がないいうほうが自然では?

〉たとえばマザーグースの一節。
〉Roses are red
〉Violets are blue

〉「are」が動詞です。

〉日本語にしますと(谷川俊太郎訳)

〉ばらはあかい
〉すみれはあおい

〉「あかい」も「あおい」も形容詞です。動詞は存在しません。
〉では「ばらはあかいです」にしたら、「です」が「are」にあたるではないかと言うと…「です」は助動詞であって動詞ではないのです。

〉某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。

「象は」は、象についていえば、
日本語のは、「主題」を表しているのでは?
これを「主語」とみるのはどうでしょう?

〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

それは全く同感です。

それでは


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2609. 古川さんへ

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/6(22:57)

------------------------------

古川さん、こんにちは。

〉横レスの横レスです。

〉〉日本語の文型は「主語+述語」で成り立っています。「述語」は動詞とは限りません。英語では動詞が厳然と存在している文章でも、日本語に置き換えたら動詞が存在しなくなるのは珍しくありません。

〉日本語には、「主語」がないいうほうが自然では?

それはあくまでも英語の「主語+動詞」という文型に対する対比として、日本語は「そうではない」ということを言いたかったわけです。日本語の文は動詞がなくても大丈夫だということを。日本語は基本的には「主語+述語」で成り立っているのは間違ってはいないわけで、「主語は省略されることが多い」と付け加えておけばいいでしょう。


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[汗] 2594. Re: まりあさんへ

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/3/6(01:20)

------------------------------

杏樹さん、今晩は。 まりあ@SSSです。

〉まりあさんの投稿の趣旨からはちょっとずれるかもしれませんが、やはりお伝えしたいことがありまして…。

   ちょっと私の書き込みの意図を誤解されたような...
   私の書き方が悪かったせいかもしれませんm(_._)m

〉〉  wantは「〜を欲しい」という他動詞と学びます。
〉〉  目的語は「〜を」と訳すのは文法上のお約束。
〉〉  Which do you want, money or a jewel?
〉〉  I want maney.の流れなら「私はお金を欲しい」と訳すのは
〉〉  不自然ではありません。

〉これは英語の文法をそのまま日本語に当てはめることから来る「誤解」です。
〉「私はお金を欲しい」は「誤り」です。

    英語の文法をそのまま日本語に当てはめて「誤った」日本語
    になった場合でも、多くの人があまり「不自然だと感じない」
    ことがある、といいたかったのです。   

〉英語のwantは「動詞」です。
〉日本語の「欲しい」は「動詞」ではありません。「形容詞」です。
〉ですから日本語で「〜を」という「目的語」にならないのは正しいのです。

    私がいいたいのは、上記のような知識がなくても、たくさん
    触れてきた日本語では
    「私はお金が欲しい」と正しい方を選べるでしょう?と
    いうことです。

〉これと同じようにたくさんの人が間違っているのが「好き」という言葉です。
〉これも「○○が好き」というのが普通で、「○○を好き」とは言いません。
〉英語のlikeは「動詞」ですが、日本語の「好き」は「好きだ」という「形容動詞」の語幹なのです。ですから同じように「〜を」でなくていいんです。
〉この誤解のおおもとは、英語と日本語の構造が根本的に違うのに英語で覚えた文法構造をそのまま日本語に当てはめてしまうことです。

   学校で目的語は「〜を」と訳させるところから、間違った
   日本語を書いて○を貰う、ついには、その誤った日本語が
   市民権を得てしまう。学校文法で英語が出来なくなって、
   日本語も破壊される。酒井先生が学校英文法を目の仇に
   するのもむべなるかな!

〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

   英語の文法で日本語の説明をするつもりはなかったのですが..
   いいたいことは、文法知識がなくても、日本語では正しい方を
   選べる、ということです。 

   英語と日本語では構造が違いますから、英語の文法で日本語を
   説明出来ないのは当然です。

    


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2608. Re: まりあさんへ

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/6(22:53)

------------------------------

まりあさん、こんにちは。

〉〉まりあさんの投稿の趣旨からはちょっとずれるかもしれませんが、やはりお伝えしたいことがありまして…。

〉   ちょっと私の書き込みの意図を誤解されたような...
〉   私の書き方が悪かったせいかもしれませんm(_._)m

まりあさんが文法の「無用」さを伝えたかったのはわかります。ですから、そのことよりもあくまでもながーい横レスとして書いたものですので…。

〉〉〉  wantは「〜を欲しい」という他動詞と学びます。
〉〉〉  目的語は「〜を」と訳すのは文法上のお約束。
〉〉〉  Which do you want, money or a jewel?
〉〉〉  I want maney.の流れなら「私はお金を欲しい」と訳すのは
〉〉〉  不自然ではありません。

〉    英語の文法をそのまま日本語に当てはめて「誤った」日本語
〉    になった場合でも、多くの人があまり「不自然だと感じない」
〉    ことがある、といいたかったのです。

ただ、もとの投稿の状態では、「私はお金を欲しい」という言葉が文法的に「正しい」言葉遣いで、「お金が欲しい」というのは文法規則から外れた慣用的な使い方に受け止められるかもしれない…と思って、横レスと思いつつ「正解」をしつこく書いたわけです。

〉    私がいいたいのは、上記のような知識がなくても、たくさん
〉    触れてきた日本語では
〉    「私はお金が欲しい」と正しい方を選べるでしょう?と
〉    いうことです。

〉   学校で目的語は「〜を」と訳させるところから、間違った
〉   日本語を書いて○を貰う、ついには、その誤った日本語が
〉   市民権を得てしまう。学校文法で英語が出来なくなって、
〉   日本語も破壊される。酒井先生が学校英文法を目の仇に
〉   するのもむべなるかな!

本当にそうです。日本語は普段普通に使ってるから文法を意識しないのに、英文法を一生懸命勉強するから、日本語まで英文法の規則に当てはめて考えてしまう…。英文法と英文和訳は、英語学習だけでなく日本語までゆがめてしまいますね。


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2601. Re: 象鼻問題

お名前: こるも
投稿日: 2008/3/6(16:29)

------------------------------

杏樹さん、お久しぶりです。

やめようかな、とは思いましたが、やっぱり出てきちゃいました。

杏樹さん、すごいっすね。
日本語、お好きですか?

そっかー、だから主語と述語なんだー!と膝を打ちましたよ。
主語と動詞ではないんですねー。
確かに!
今までなんで気付かなかったんだろう?

〉某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。
〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

おお!
象鼻問題に、解答してくれて、ありがとうございます。

でも、ちょっとだけ、いいですか?
「象は」が主語、というのは、私も賛成なのですが、
「鼻が長い」が述語、というのは、ちょっと疑問なんです。
だって、「述語」というからには1文節で答えたいじゃないですか。
でも、「長い」じゃぁ、ないですよね。
「象は、長い」だと意味が変わってしまう。
では主語を「鼻が」にすると「鼻が、長い」になって
文は通りますが、「鼻が」は主語ではない、ような気がします。

ええ〜?
じゃあ、どういうこと?

日本語って、面白いですね。

ではでは〜。


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2611. Re: 象鼻問題

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/6(23:29)

------------------------------

こるもさん、こんにちは。

〉やめようかな、とは思いましたが、やっぱり出てきちゃいました。

勝手に引用してごめんねー。でも読んでくれてるだろうなと思って。

〉そっかー、だから主語と述語なんだー!と膝を打ちましたよ。
〉主語と動詞ではないんですねー。
〉確かに!
〉今までなんで気付かなかったんだろう?

ひょっとして英文法を勉強してましたか?

〉〉某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。
〉〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

〉おお!
〉象鼻問題に、解答してくれて、ありがとうございます。

〉でも、ちょっとだけ、いいですか?
〉「象は」が主語、というのは、私も賛成なのですが、
〉「鼻が長い」が述語、というのは、ちょっと疑問なんです。
〉だって、「述語」というからには1文節で答えたいじゃないですか。
〉でも、「長い」じゃぁ、ないですよね。
〉「象は、長い」だと意味が変わってしまう。
〉では主語を「鼻が」にすると「鼻が、長い」になって
〉文は通りますが、「鼻が」は主語ではない、ような気がします。

それはですね…「鼻が長い」も「主語+述語」で成り立っている文です。そしてこの「主語+述語」のひとかたまりが「象は」という主語に対する述語になっているのです。
(主語A)「象は」
(述語A)「鼻が(主語B)」+「長い(述語B)」
…って書いたらわかるでしょうか。

でもタネ明かししますと、この考えは中国語の勉強をしていて覚えたのです。しかもそのときの例文がまさに「象は鼻が長い」だったので、こるもさんの疑問を見て驚いたのです。日本語ではどういうのかよくわかりませんが、中国語文法では「主述語文」または「主述句述語」といいます。
中国語でも「象は鼻が長い」は「象鼻長」と書くのです。

私が日本語の文法の参考にしているのは国語辞典と国語総覧ですが、文法に割くページも少なくあんまり細かく書いていません。ただ、「連文節」として「春は桜が美しい」という例文があるのを見つけました。そして「主語+述語」と書き添えられています。ですから正しくは「主語と述語からなる連文節」というのかもしれません。
ついでに「春は桜が美しい」は中国語では「春天桜花美」になります。やっぱり順番そのままですね。

私の場合、日本語が好き、というより外国語の対比としておもしろいなーと思って覚えていったようなところがあります。動詞の活用なんかは国語の時間に「へー」と思って聞いていたことを覚えてるとか。勉強したと言うより「おもしろいな」と思ったから覚えてるんです。


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2614. Re: 文法問題

お名前: こるも
投稿日: 2008/3/7(15:11)

------------------------------

杏樹さん、返答ありがとうございます。

〉〉やめようかな、とは思いましたが、やっぱり出てきちゃいました。

〉勝手に引用してごめんねー。でも読んでくれてるだろうなと思って。

長年の象鼻問題に答えてもらって、うれしいです。

〉〉そっかー、だから主語と述語なんだー!と膝を打ちましたよ。
〉〉主語と動詞ではないんですねー。
〉〉確かに!
〉〉今までなんで気付かなかったんだろう?

〉ひょっとして英文法を勉強してましたか?

杏樹さん、おもしろーい。
まじめな顔(?)してこういうこと言うんだもん。

いえ、なんで、文法用語が異なるのかな?と思っていました。
そっかー、日本語の場合、動詞がなくても文が成り立つから、なんですね。
おんもしろーい。

〉〉〉某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。
〉〉〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

〉〉おお!
〉〉象鼻問題に、解答してくれて、ありがとうございます。

〉〉でも、ちょっとだけ、いいですか?
〉〉「象は」が主語、というのは、私も賛成なのですが、
〉〉「鼻が長い」が述語、というのは、ちょっと疑問なんです。
〉〉だって、「述語」というからには1文節で答えたいじゃないですか。
〉〉でも、「長い」じゃぁ、ないですよね。
〉〉「象は、長い」だと意味が変わってしまう。
〉〉では主語を「鼻が」にすると「鼻が、長い」になって
〉〉文は通りますが、「鼻が」は主語ではない、ような気がします。

〉それはですね…「鼻が長い」も「主語+述語」で成り立っている文です。そしてこの「主語+述語」のひとかたまりが「象は」という主語に対する述語になっているのです。
〉(主語A)「象は」
〉(述語A)「鼻が(主語B)」+「長い(述語B)」
〉…って書いたらわかるでしょうか。

ううむ・・
何だかだまされた気分・・・

でもあれですね。
必ず主語と述語がなければならない、って考えも、よく考えたらヘンですね。

〉でもタネ明かししますと、この考えは中国語の勉強をしていて覚えたのです。しかもそのときの例文がまさに「象は鼻が長い」だったので、こるもさんの疑問を見て驚いたのです。日本語ではどういうのかよくわかりませんが、中国語文法では「主述語文」または「主述句述語」といいます。
〉中国語でも「象は鼻が長い」は「象鼻長」と書くのです。

ここがね。非常に面白いと思いました。
中国語と日本語って、全然違う言葉だと思っていたんです。
文法的に。
でも、似ているところもあるんですね。
と、言うことは、中国語も、動詞を必要としないときがあるんですか?

〉私が日本語の文法の参考にしているのは国語辞典と国語総覧ですが、文法に割くページも少なくあんまり細かく書いていません。ただ、「連文節」として「春は桜が美しい」という例文があるのを見つけました。そして「主語+述語」と書き添えられています。ですから正しくは「主語と述語からなる連文節」というのかもしれません。
〉ついでに「春は桜が美しい」は中国語では「春天桜花美」になります。やっぱり順番そのままですね。

「象は鼻が長い」って、何だかぼんやりとしていて日本語的です。
これが英語直訳的に(怒られるかもしれませんが)「象は長い鼻を持つ」
だと、焦点がびしっっとあってしまって、不自然ですね。
あ、でも科学書だったらこういう書き方をしますね。

〉私の場合、日本語が好き、というより外国語の対比としておもしろいなーと思って覚えていったようなところがあります。動詞の活用なんかは国語の時間に「へー」と思って聞いていたことを覚えてるとか。勉強したと言うより「おもしろいな」と思ったから覚えてるんです。

いやー、本当に面白かったです。
こんな話が聞けて、まりあさんに感謝!です。

で、思ったんですけど・・・
I am a boy.って、「I=私」「am=です」「a=ひとりの」「boy=少年」
と、習ったじゃ、ないですか?
で、amは動詞、だと習いました。
これだと、「です=動詞」と覚えてしまっても、仕方がない。
実際私も、そう思っていました。
なんか違和感はあったんですけど・・・
「です」って活用しないし・・・

でも、杏樹さんの説明だと、「です」は動詞ではないわけだから、
明らかに日本語の文法が間違っている!
というか、間違い「です=動詞」を刷り込まれている!
ひえ〜!
有害な上に間違いを教えられていたってこと?
おそろしい〜。
文部省(当時)は何をしていたんだ!

今でもこういう説明なのでしょうか・・・?


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[汗] 2542. Re: 1つだけ

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2008/3/4(12:49)

------------------------------

marinさん、こんにちは!
さかい@tadoku.orgです。

たかぽん、こんにちは!!
(こうやってると前と変わらないねえ・・・
 泣けてきちゃうよ)

〉酒井先生、marinです。 またまたこんばんは。

〉酒井先生の意思が石のように硬いので(別にダジャレを言いたいわけでなし)、
〉とりあえず、勘違いがあるといけないので、1つだけ。

〉単語と訳語の一対一対応がなぜ悪いかの説明が欲しいのではなく、それを多読
〉より先に行うことのまずさが知りたいのです。

〉というのは、基本的に、私達社会人から多読を始めた人は、文法も教わったし、
〉単語と訳語の一対一対応で単語を覚えて始めたわけです。

〉酒井先生が、それを先にするのは本当の多読でないとすると、私達がしてきた
〉ことは酒井先生が言うところの多読ではないってことで良いですか?

そう、少なくともこれからぼくが目指す「こども式」ではない。

〉私は、先に文法をやろうが、訳語を覚えようがそういうものは多読によって、
〉結局、きれいに正しい形に昇華されるので、どっちが先でもどうでもいい、
〉と思ってます。

ほとんどの人の場合、昇華される、と思いたい。
けれども、学校英語の影響を大きく受けると、昇華が遅くなる。

〉別の板で、時制の一致の話が出てましたけど、私は時制の一致を知っていた
〉けれど、別に、一致されてない文が出ても特に何も感じませんでした。
〉(というか自分の中で1回ではひっかからない)。それが1回や2回じゃなく
〉なった時に、時制の一致って結局何だったのかとWeb内で検索したことが
〉あります。

〉きっと、酒井先生からするとこういう行動が問題ありなんでしょうが、ゼロ
〉からの出発だけを正とするとゼロから出発しなかった人に希望はないです。

あのね、これはね、ぼくはね、15年前から言ってるよ。
marinさんもぼくの本、読んでないでしょ!
(Ernieさんも一冊も読んでないんだよ!!)

たかぽんが言ってるとおりさ。
おとなはunlearnが必要なんだ。
unlearnすれば「希望」が見えてくるんだよ。
おとなはたいていマイナスから出発すると思った方がいい。
これは15年前にもそう書いたけれど、その後じっくり観察してきて、
やっぱりいまでも間違ったことは書かなかったと確信しているよ。

典型的な例が大学の英語の先生で、英語の本をみなさんのように
楽しんでいる人なんて、ほっとんどいないんだから・・・

じゅんじゅんさんが書いているように、ぼくは「素朴な形の多読」が
いちばんよさそうだって見当をつけている。

でも、じゅんじゅんさんが言うように、何かの必要に迫られて
「ドーピング」することは勧めているよ。
marinさんが時制の一致について調べたのは、知的必要に
迫られたのじゃないかな? だとすると、それはよいことだと思うよ。
(日本の英文法書ではないことを祈る!)

辞書を使うことだって(英英だけど)ある時期が来ればむしろ
すばらしい楽しみになるよ。

でもね、最初からっていうのはいかにもまずい・・・
なんでわざわざマイナスから出発しなきゃいけないのさ?
(寝太郎口調が抜けない・・・)

そこをね、もう時間がないから、ちょっとだけくわしく

きのうの夜のぼくの投稿を見て、メールをくれた人がいて、
こう書いてあった・・・

***************************

聖書の、わたしの好きな箇所、
ヨハネ福音書14章の、最後の箇所を、おもいだしました。

十字架への道のりを、
その先にある、真理の道、命の道を、見据えて、
イエスが、歩きだすとき、

イエスは、弟子たちに、
「わたしは世を去るが・・・」と、はなしをはじめるのだけれど、
でも、それは、真理と、永遠の命の、約束で・・・

その結びは、
Rise, let us be on our way.

***************************

ぼくはイエスではないけどね
(でも回りにキリスト教の人がいっぱいいる!)
あ、似ていると思ったのだけれど、それはどうでもいい。

この最後の一行を見て、アイルランドの詩人William Butler Yeatsの
詩を思い出したのだ。The Lake Isle of Innisfreeっていうんだけどね、
この詩の最初の一行が特に印象に残っていて、おそらく上の一行が
響いていると思うのだけれど、こんな風

I will arise and go now, and go to Innisfree

でね、
(なかなかmarinさんの疑問に対する答えまでたどりつかないけど、
もうすぐだよ。)

このYeatsっていう人は、それこそ多読用の語彙かと思うくらい
身近な言葉を使うのさ。

I WILL arise and go now, and go to Innisfree,
And a small cabin build there, of clay and wattles made:
Nine bean-rows will I have there, a hive for the honey-bee,
And live alone in the bee-loud glade.

And I shall have some peace there, for peace comes dropping slow,
Dropping from the veils of the morning to where the cricket sings;
There midnight's all a glimmer, and noon a purple glow,
And evening full of the linnet's wings.

I will arise and go now, for always night and day
I hear lake water lapping with low sounds by the shore;
While I stand on the roadway, or on the pavements grey,
I hear it in the deep heart's core.

ぼくはよく思うんだけど、Yeatsの詩はケルトの巨石文化のようだ。
単純で力強い言葉がどーんどーんどーんて置いてあってね、
でも日常の気持ちや心の揺れとしっかり結びついている。
荒々しいデッサンのようなのに、描かれているのは繊細にして
洗練された心持ち? どっちなんだー?っていう詩なのさ。

そういう、たとえばYeatsみたいな人の詩を味わうにはね、
中学のころに出てくる言葉を訳語と一対一対応させてたら致命的なんだよ。
身も蓋もなくなっちゃう。

詩を味わうために多読してるんじゃないって言うかもしれないけど、
もし多読した本で感動したら、それは「詩を味わう」のとおなじことだよ。
読書には上の詩で説明したような言葉を、訳語を通さずに知っていることが絶対必要。

ところが一旦訳語で覚えてしまうと、そのunlearnにはものすごーい
時間がかかる。近眼の独眼龍さんが「やさしい語ほど訳せなくなった」って
講演でよく言ってるけど、まったくその通りだと思う。

一番最初のところほど、一対一対応は避けなければいけないと思うよ。


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2555. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/4(23:22)

------------------------------

酒井先生、こんばんは。 marinです。

私も前世でソレイユさんと2人で、酒井先生の前世さんに突っ込んでた気が
します。 え? そんなこと言ってない?

お忙しいところ、いろいろと返答して頂いてありがとうございます。
少しは酒井先生が考えるところが見えてきたかなーという感じがします。
でも、結局は、私は教育現場での英語というものを全くみていなく、ビジネス
現場での英語しかみてないから、どうも学校英語の亡霊にとらわれている人が
よくわからないというのが、酒井先生とのズレなのかなという気がします。

〉あのね、これはね、ぼくはね、15年前から言ってるよ。
〉marinさんもぼくの本、読んでないでしょ!
〉(Ernieさんも一冊も読んでないんだよ!!)

自慢じゃありませんけど「どうして英語がつかえない」は読みました!
いえ、でも、英文解釈入門でしたっけ?の英語とその日本語訳のちぐはぐさに
大爆笑!、私のツボを突いてしまったのでそこしか覚えていません!

。。。Ernieさんのように一冊も読んでない方が良かったかも。。。

〉marinさんが時制の一致について調べたのは、知的必要に
〉迫られたのじゃないかな? だとすると、それはよいことだと思うよ。
〉(日本の英文法書ではないことを祈る!)

知的必要というより実際必要?に迫られたという感じでしょうか。
時制を一致させて書くというのがそもそも何だか自分にとって気持ちの悪い
行為だったので、Webサーフィンをしてた時に「時制の一致」にたどりついた
というところでしょうか。日本の英文書(持ってない、というか買おうとも
思ったこともなし。初めて買った英文書はBasic Grammar in Use 。多分に
もれずUnit26くらい(仲間内では最高に頑張った人)で放り投げる。こんな
ワーク、中高生でもないのにアホらしくってやってられるかーって。最近気が
変わってSpeaking材料として使用。右のワークも声出してやるといい感じ。
最後までできるかどうかは神のみぞ知る。)ではないですが、日本語で
書かれたものを読みました(爆)。

結果ですが、私には使いこなすのは無理、と思いました。
その後、逆ギレ状態で、私は日本人なんだから時制の一致なんてわかんないん
だよ!って、多分、一致させるべきところもさせないでネイティブにMailを
送りつけました(爆)。その後は逆に落ち着きました。。

〉ところが一旦訳語で覚えてしまうと、そのunlearnにはものすごーい
〉時間がかかる。近眼の独眼龍さんが「やさしい語ほど訳せなくなった」って
〉講演でよく言ってるけど、まったくその通りだと思う。

〉一番最初のところほど、一対一対応は避けなければいけないと思うよ。

何だかたいへんな地雷を自ら踏みそうですが、一対一対応で単語を覚えても
、英文を読む時にその訳語が出てくるとは限らないと思ってるのです、私は。

というか、たーくさん、一対一で訳語を覚えたけど、英文見ても自動的に
訳語が出てきたこと一回もないです。訳語がでてくるのは単語のテストの時とか
単語の意味を言えって時だけだった気がします。後にも先にも。

どうも、最初に英文和訳に出合った時に、数学のように公式にあてはめて、
日本語訳という解を得ると思ったようで(多分数学として扱った方が自分
には楽だった)、自分が勝手に思いついた公式を基に英文を解いて日本語訳
を作ってました。なので、数学と一緒で34*2+6+18*5を見ても答えがわから
ないように、One morning Toad sat in bed.を見ても日本語訳は出てきま
せんでした。公式(自分作成)にあてはめた結果、日本語訳が出て、その英語と
は特にリンクしませんでした(式と答え程度のリンク)。ちなみに英語の音読
は、発音記号通りに読むことだという勘違いもあったため、英語を声に出して
いるときも意味はゼロ。

もちろん、高校で公式は崩壊(公式にあてはめても日本語にならず)。
学校のテストは英文と日本語をセットで全て覚えるで乗り切り、大学受験は
駿台が何とかしてくれました。(現役時の共通一時結果はもちろんヒサン。
確か110点くらい。日本語を覚えてない英文が出てくるからちんぷんかんぷん。)

多読を始めて、初めて英語に意味がつきました。でも意味がついた元は
一体一訳語だと思うのですよね。というか、それしかないので。

なので、日本語訳をしなければ(私の場合できなかった。。今でもうまく
できない。。)、一体一訳語で最初に覚えても大丈夫、という感じなんで
すけど、どうなんでしょ。

私は特殊例としても(仲間が欲しい。。)、一旦訳語で覚えてしまうと、その
unlearnにはものすごーい時間がかかる、というのが納得できない人は
たくさんいると思います。 

それでは〜。


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2557. 大事なこと書くの忘れたので

お名前: marin
投稿日: 2008/3/4(23:35)

------------------------------

とりあえず、私が英語に対してどう思ってるかはどうでもよく(すみません、
そもそも英語はどうでもいいです。日本人のほとんどは使う必要ないし、日本
の国力が続く限りこれは変わらないし。必要にかられたらやればいいので。)
前にも書いた気がしますが延長の先に新しいことは待っていないので、酒井先生
には延長の先にないことを期待していますので、そのまま突き進んで下さい。

それでは〜。


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2559. Re: 1つだけ

お名前: 久子
投稿日: 2008/3/4(23:52)

------------------------------

marinさん 酒井先生、こんばんは。 久子です。

すみません スレッド全部読んでいないんですが
marinさんと私はとてもよく似ているようです。

〉というか、たーくさん、一対一で訳語を覚えたけど、英文見ても自動的に
〉訳語が出てきたこと一回もないです。訳語がでてくるのは単語のテストの時とか
〉単語の意味を言えって時だけだった気がします。後にも先にも。

ここ同感! まったく一緒。

〉どうも、最初に英文和訳に出合った時に、数学のように公式にあてはめて、
〉日本語訳という解を得ると思ったようで(多分数学として扱った方が自分
〉には楽だった)、自分が勝手に思いついた公式を基に英文を解いて日本語訳
〉を作ってました。なので、数学と一緒で34*2+6+18*5を見ても答えがわから
〉ないように、One morning Toad sat in bed.を見ても日本語訳は出てきま
〉せんでした。公式(自分作成)にあてはめた結果、日本語訳が出て、その英語と
〉は特にリンクしませんでした(式と答え程度のリンク)。ちなみに英語の音読
〉は、発音記号通りに読むことだという勘違いもあったため、英語を声に出して
〉いるときも意味はゼロ。

ここは違うなぁ。
英語を一旦呑みこんで、意味を取って 日本語で作文。
学校で習った訳し方で味付けしてできあがり。
音は、一回どこかで聞かないと音読できない。FEN を良く聞いていたので
これと、ラジオ講座で音を覚えたようです。

〉多読を始めて、初めて英語に意味がつきました。でも意味がついた元は
〉一体一訳語だと思うのですよね。というか、それしかないので。

〉なので、日本語訳をしなければ(私の場合できなかった。。今でもうまく
〉できない。。)、一体一訳語で最初に覚えても大丈夫、という感じなんで
〉すけど、どうなんでしょ。

一体一訳語は知識として持ってますが、英語を使うときには使っていないです。
和訳、英訳は昔からとても苦手。

〉私は特殊例としても(仲間が欲しい。。)、一旦訳語で覚えてしまうと、その
〉unlearnにはものすごーい時間がかかる、というのが納得できない人は
〉たくさんいると思います。 

例えば make = 作る って学校で覚えたけれど 単語テストのためのもので
英語を読むときに make を見ても「作る」とは浮かびません。
unlearnにはものすごーい時間がかかる というのが今ひとつ理解できません。
まあ、人によって英語を身につけてきた過程は千差万別なので unlearn が
必須だったり、とーっても苦労する方がいらっしゃるのかもしれませんね。

それでは〜。


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[汗] 2560. Re: 1つだけ

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2008/3/5(00:08)

------------------------------

marinさん、久子さん、英語の先生の思いも及ばぬ例をありがとー!
酒井@tadoku.orgです。

〉marinさん 酒井先生、こんばんは。 久子です。

〉すみません スレッド全部読んでいないんですが
〉marinさんと私はとてもよく似ているようです。

うーん、なんだか、そういえば、marin、久子、ソレイユ、
みーんな似てるなあ・・・ 前世で三つ子だった?

〉〉というか、たーくさん、一対一で訳語を覚えたけど、英文見ても自動的に
〉〉訳語が出てきたこと一回もないです。訳語がでてくるのは単語のテストの時とか
〉〉単語の意味を言えって時だけだった気がします。後にも先にも。

〉ここ同感! まったく一緒。

じゃあ、なんで一対一対応の訳語を覚えるのよ!
そーんなざる頭なら、どんな毒だってこぼれて消えてくわい!!
わたしゃ、もっとまじめな、訳語を覚えたらせめて三日は忘れない
人たちの悩みに応じようとしとるんだわ!!!

〉〉どうも、最初に英文和訳に出合った時に、数学のように公式にあてはめて、
〉〉日本語訳という解を得ると思ったようで(多分数学として扱った方が自分
〉〉には楽だった)、自分が勝手に思いついた公式を基に英文を解いて日本語訳
〉〉を作ってました。なので、数学と一緒で34*2+6+18*5を見ても答えがわから
〉〉ないように、One morning Toad sat in bed.を見ても日本語訳は出てきま
〉〉せんでした。公式(自分作成)にあてはめた結果、日本語訳が出て、その英語と
〉〉は特にリンクしませんでした(式と答え程度のリンク)。ちなみに英語の音読
〉〉は、発音記号通りに読むことだという勘違いもあったため、英語を声に出して
〉〉いるときも意味はゼロ。

〉ここは違うなぁ。
〉英語を一旦呑みこんで、意味を取って 日本語で作文。
〉学校で習った訳し方で味付けしてできあがり。
〉音は、一回どこかで聞かないと音読できない。FEN を良く聞いていたので
〉これと、ラジオ講座で音を覚えたようです。

〉〉多読を始めて、初めて英語に意味がつきました。でも意味がついた元は
〉〉一体一訳語だと思うのですよね。というか、それしかないので。

? だとすると問題あるぞ?

〉〉なので、日本語訳をしなければ(私の場合できなかった。。今でもうまく
〉〉できない。。)、一体一訳語で最初に覚えても大丈夫、という感じなんで
〉〉すけど、どうなんでしょ。

〉一体一訳語は知識として持ってますが、英語を使うときには使っていないです。
〉和訳、英訳は昔からとても苦手。

じゃ、一対一の訳語って、なんのためにあるの?
きみたちほんとに地球人かい?
わたしゃ、人間相手でないと・・・

〉〉私は特殊例としても(仲間が欲しい。。)、一旦訳語で覚えてしまうと、その
〉〉unlearnにはものすごーい時間がかかる、というのが納得できない人は
〉〉たくさんいると思います。 

〉例えば make = 作る って学校で覚えたけれど 単語テストのためのもので
〉英語を読むときに make を見ても「作る」とは浮かびません。
〉unlearnにはものすごーい時間がかかる というのが今ひとつ理解できません。
〉まあ、人によって英語を身につけてきた過程は千差万別なので unlearn が
〉必須だったり、とーっても苦労する方がいらっしゃるのかもしれませんね。

きみたち二人はとーっても仲良くしなさいね!
unlearnに時間がかかる人の話をぼくはおもにしてるので、
alienの相手は30年くらい先になるとおもー・・・


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2583. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/5(20:47)

------------------------------

酒井先生、久子さん、こんばんは。 marinです。

〉marinさん、久子さん、英語の先生の思いも及ばぬ例をありがとー!

てへっ。ほめられちゃった。照れるなー(*^^*)

〉うーん、なんだか、そういえば、marin、久子、ソレイユ、
〉みーんな似てるなあ・・・ 前世で三つ子だった?

三つ子で交替で酒井先生の前世に。。。

〉じゃあ、なんで一対一対応の訳語を覚えるのよ!

だ・か・ら、久子さんが言ってるじゃない。単語テストのために覚えたって。
例えば、関が原の戦いの年号は何年って言われたら、1600年って出るけど、
関が原の戦いの文字を見ても別に1600年は思い浮かばないのと一緒。

〉じゃ、一対一の訳語って、なんのためにあるの?

だから、単語テストのため、というのはおいておいて、単語を覚えるための
きっかけ?みたいな。

〉きみたち二人はとーっても仲良くしなさいね!

はーい。Cupboardの訳語が食器棚であっても、そこに洋服を入れるシーンが
出てきても、なーんの疑問も感じない(というか、海外の食器棚は洋服
入れるんだーと感心する)特権?は私たちにしかないから。

〉unlearnに時間がかかる人の話をぼくはおもにしてるので、
〉alienの相手は30年くらい先になるとおもー・・・

30年後、お待ちしてまーす。先生、長生きしてね。

それでは〜。


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2582. Re: 1つだけ

お名前: marin
投稿日: 2008/3/5(20:18)

------------------------------

久子さん、こんばんは。 marinです。

〉〉というか、たーくさん、一対一で訳語を覚えたけど、英文見ても自動的に
〉〉訳語が出てきたこと一回もないです。訳語がでてくるのは単語のテストの時とか
〉〉単語の意味を言えって時だけだった気がします。後にも先にも。

〉ここ同感! まったく一緒。

久子さんなら理解してくれると思ったー。 

〉ここは違うなぁ。
〉英語を一旦呑みこんで、意味を取って 日本語で作文。
〉学校で習った訳し方で味付けしてできあがり。
〉音は、一回どこかで聞かないと音読できない。FEN を良く聞いていたので
〉これと、ラジオ講座で音を覚えたようです。

ここはさすがに、自分でもどうかと。後々振り返ってみたらこうだったみたいな。

〉〉なので、日本語訳をしなければ(私の場合できなかった。。今でもうまく
〉〉できない。。)、一体一訳語で最初に覚えても大丈夫、という感じなんで
〉〉すけど、どうなんでしょ。

〉一体一訳語は知識として持ってますが、英語を使うときには使っていないです。

そうなんですよ。知識としてあってもそれが英語を使ってる時に、ダイレクトに
どこかにくるかっていうとどこにもこない。

〉和訳、英訳は昔からとても苦手。

本当に私もこれがだめ。和訳はまだ日本語にするので、少しはましなのですが、
英訳は無理って感じ。 英語で言いたいこと言おうとしてうまく言えなくて
つまったりして、日本語が思い浮かんじゃうと、その時点で、し・ゅ・う・
り・ょ・う。 もう英語にできません。

〉例えば make = 作る って学校で覚えたけれど 単語テストのためのもので
〉英語を読むときに make を見ても「作る」とは浮かびません。

そう、浮かばない。浮かぶのは一生懸命和訳すると身についちゃうのかな?
って思ったんですが、ホントのところはわかりません。

〉unlearnにはものすごーい時間がかかる というのが今ひとつ理解できません。
〉まあ、人によって英語を身につけてきた過程は千差万別なので unlearn が
〉必須だったり、とーっても苦労する方がいらっしゃるのかもしれませんね。

どうもそうみたいですね。

それでは〜。


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2567. Re: 私も一票

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2008/3/5(08:47)

------------------------------

marinさん、みなさん、こんにちは。acha758です。
私も、marinさん、ソレイユさん、久子さんの兄弟だと思います〜。

〉日本の英文書(持ってない、というか買おうとも
〉思ったこともなし。初めて買った英文書はBasic Grammar in Use 。

ちなみに私は人より文法マニアですが、
日本語の文法書も、Grammar in Useも、基本的には同じ事を言っていると思うので、
どうして日本語の文法書がそんなに目の敵にされて、GIUならいいのか、よくわかりません。
日本語の文法用語を覚えるとか、用例分類を細かく出すことがいけないのかな?
そうすると、GIUの日本語版「マーフィーの英文法」を使うのはどうなんだろう?
マーフィーは、例文が多すぎて、ポイントが分かりにくい、という生徒の声もあります。(学校英語の弊害?)

〉何だかたいへんな地雷を自ら踏みそうですが、一対一対応で単語を覚えても
〉、英文を読む時にその訳語が出てくるとは限らないと思ってるのです、私は。
〉というか、たーくさん、一対一で訳語を覚えたけど、英文見ても自動的に
〉訳語が出てきたこと一回もないです。訳語がでてくるのは単語のテストの時とか
〉単語の意味を言えって時だけだった気がします。後にも先にも。

〉ちなみに英語の音読は、発音記号通りに読むことだという勘違いもあったため、英語を声に出しているときも意味はゼロ。

私も同感です。
あ、でも丸暗記した構文は、文書を読んでいるときに和訳がポップアップすることがあるかも。
それは役に立つことが多くて、文脈に合わない場合は、そこで修正しちゃいます。

〉多読を始めて、初めて英語に意味がつきました。でも意味がついた元は
〉一体一訳語だと思うのですよね。というか、それしかないので。

〉なので、日本語訳をしなければ(私の場合できなかった。。今でもうまく
〉できない。。)、一体一訳語で最初に覚えても大丈夫、という感じなんで
〉すけど、どうなんでしょ。

〉私は特殊例としても(仲間が欲しい。。)、一旦訳語で覚えてしまうと、その
〉unlearnにはものすごーい時間がかかる、というのが納得できない人は
〉たくさんいると思います。 

同感です。
最初に訳語を覚えても、その後絶えず修正していけばいいと思います。
実際私はそうやって複数の外国語を獲得してきたように思います。
英和辞典だって、ひとつの単語に複数の和訳が出ているから、1対1にならないことは一目瞭然です。

でも私は、和訳を見た後に、イメージで記憶しようとしてきたので、
ひょっとしたらそれは特殊なのかも?
でも、言葉を見た後に記憶に残るのは、その意味なのではないでしょうか?

だから、私は文法を教えたり単語テストをやりつつ、多読もする、という矛盾するような内容で生徒には教えています。

unlearnにも時間がかかるけれど、ゼロから多読だけで意味をつかもうとすると、それにも時間がかかります。(かけるだけの価値はあるけれど)
暗記ができる条件(年齢・目的意識・時間制限など)が揃っている場合は、暗記にも価値があると思います。
受験英語に関して言えば、文脈なく単語や英文が出されるので、
その意味をとり、そつなく訳したりする必要があります。

だから、いろんなやり方に出会って、自分に合うものをみつけていけばいいんじゃないか、と思います。


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2572. 教えて下さい

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/3/5(16:06)

------------------------------

いつも acha758[さん] のご投稿を楽しく拝見しています。

きょうは教えていただきたいのです。

文法というのは、
言葉をより正確に理解するための言葉であるべきだと僕は考えています。

最近はどうか知りませんが、
僕が中学生のころは、
入門期の教科書に、
"This is a pen" とか "I have a book" といった例文が載っていました。
そして今でも、
こういう "is" や "have" のような単語を英語の英文法では "verb" と呼びます。
これが英語で "verb" のままなら不自然さは感じないんですが、
「動詞」と訳してしまうのはどうでしょう。
実際のところ、
"is" も "have" も動作をあらわしてはいないです。
矛盾していませんか?

「そんなの大雑把でいいじゃないか」とたしなめられることもありますが、
大雑把でいいならそもそも文法を学ぶ必要が無い様に思えます。

いかがでしょう?

補足: これ[は]自分自身に問いかけてきたことなんですが、僕はいまだに答えを見つけていません。ご意見をいただければ幸いです。


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2579. Re: 教えて下さい

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2008/3/5(17:05)

------------------------------

Ryotasanこんにちは。
話が長くなりそうだったので、「英語のことなんでも」掲示板に移りました。
「多読と文法」というタイトルで新しくトピック立てました。
お返事はそちらを読んで下さいね。


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2584. Re: 私も一票

お名前: marin
投稿日: 2008/3/5(21:25)

------------------------------

acha758さん、こんばんは。 marinです。

〉私も、marinさん、ソレイユさん、久子さんの兄弟だと思います〜。

おー。なんか10人兄弟くらいは頑張りたい感じ?

〉ちなみに私は人より文法マニアですが、
〉日本語の文法書も、Grammar in Useも、基本的には同じ事を言っていると思うので、
〉どうして日本語の文法書がそんなに目の敵にされて、GIUならいいのか、よくわかりません。
〉日本語の文法用語を覚えるとか、用例分類を細かく出すことがいけないのかな?

私もそこんとこはさっぱりわかりません。 文法は学校英語の残骸で十分って
思ってずーっときたのですが、さすがに物忘れひどく、Writingの時困るので、
掲示板で紹介されたGIUを購入しました。 英語で書かれてることによって
何かすごい秘密が隠されてるのかと思いましたが、そもそも日本語の文法書を
読んでないせいか、その秘密がわかりませんって感じでしょうか。

〉私も同感です。

仲間が増えてうれしいです。

〉〉私は特殊例としても(仲間が欲しい。。)、一旦訳語で覚えてしまうと、その
〉〉unlearnにはものすごーい時間がかかる、というのが納得できない人は
〉〉たくさんいると思います。 

〉同感です。
〉最初に訳語を覚えても、その後絶えず修正していけばいいと思います。
〉実際私はそうやって複数の外国語を獲得してきたように思います。
〉英和辞典だって、ひとつの単語に複数の和訳が出ているから、1対1にならないことは一目瞭然です。

そうなんです。始めからきっかりかっちり正しい意味が結びついている必要は
ないと思います。 っていうかそこから始めないといけないとすると辛すぎ。

〉でも私は、和訳を見た後に、イメージで記憶しようとしてきたので、
〉ひょっとしたらそれは特殊なのかも?
〉でも、言葉を見た後に記憶に残るのは、その意味なのではないでしょうか?

あ、私もイメージしか残りません。「have」を持つって覚えた時も手提げ等の
もち手部分を掴んでる手のイメージ。見たものがある物系はその映像。テーブル
だったらテーブルの映像。

〉unlearnにも時間がかかるけれど、ゼロから多読だけで意味をつかもうとすると、それにも時間がかかります。(かけるだけの価値はあるけれど)

私もここは同感です。全てゼロはきついなーと思います。多読で意味がわかる
のは気持ちいいけど、それで全てはきついというか人が生きてく過程でそれは
無理。人と一切接触をたって多読しかしないなら別ですが、っていうか、
それだと経験がないから単語を理解するのがそもそも無理。

〉暗記ができる条件(年齢・目的意識・時間制限など)が揃っている場合は、暗記にも価値があると思います。
〉受験英語に関して言えば、文脈なく単語や英文が出されるので、
〉その意味をとり、そつなく訳したりする必要があります。

ここも同感。皆、文法は後で後でとうるさいのですが(爆)、私はこの年で
take、took、takenを覚えたり、または、多読でそれを自然に身につけるとか超
嫌です。暗記力抜群だった中学生の時に覚えておいてよかったよかったと
思っています。 でも、別に皆がそうすればいいとかは思ってないです。

〉だから、いろんなやり方に出会って、自分に合うものをみつけていけばいいんじゃないか、と思います。

それなんですけどね、たかぽんさんの返答でもしたのですが、英語に関しては
「海外にいかないと英語は身につかない」とかの雑音が多すぎるため、見つけ
づらくなってしまっているのかなーと思います。

それでは〜。


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[喜] 2585. Re: 私も一票

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/3/5(23:03)

------------------------------

acha758さん、みなさん、今晩は。 まりあ@SSSです。

〉ちなみに私は人より文法マニアですが、
〉日本語の文法書も、Grammar in Useも、基本的には同じ事を言っていると思うので、
〉どうして日本語の文法書がそんなに目の敵にされて、GIUならいいのか、よくわかりません。

  部分レス、失礼します。
  私の考え方として、受験とか、就職・昇進のためのTOEICとかで、
  文法知識が必要とされたら、付き合うしかないというスタンスです。
    
  で、文法を勉強するとして、「GIUなら良い」とはいいませんが、
  「GIUならまし」と思うわけです。

  なぜか? というと、「英語が出来ないと読めない!」

  GIUにもいろいろレベルがあるけれど、すらすら読めるレベルを
  読むと、何かを覚えるとか暗記する、じゃなくて
  「そうね、そうね、な〜んとなくそうじゃないかと思っていたけど
   やっぱりそうだったか?」とうっすら掴みかかっていたことを
  確認・整理することになる。
  そんな弊害がなくて、能率が上がると思う。

〉日本語の文法用語を覚えるとか、用例分類を細かく出すことがいけないのかな?

  日本語の文法用語を覚えると、たとえば現在形とか、進行形とか
  仮定法過去、とかの用語に引きずられることがある。
  素直な良い子は、現在形は現在のことを表す、と思うでしょ?
  そういう思い込みで英語を読むと、知らなければ落ちない落とし穴に
  落ちることがあるから、知らない方が得。

〉そうすると、GIUの日本語版「マーフィーの英文法」を使うのはどうなんだろう?

  良くないと思う。
  学びどきが来てなくても読めちゃうから。
  


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2595. Re: 私も一票

お名前: ドラちゃん http://dorataoku.blog37.fc2.com/
投稿日: 2008/3/6(01:49)

------------------------------

 まりあさん、acha758さん、marinさん、久子さん、
 みなさん、こんばんは。ドラです。

 横レス失礼しま〜す。

 私も読んでいて、今ひとつ日本語の文法書とGIUの違いが分からない男(?)
でしたが、まりあさんの書いてるのを読んで、目が覚めました。

〉〉ちなみに私は人より文法マニアですが、
〉〉日本語の文法書も、Grammar in Useも、基本的には同じ事を言っていると思うので、
〉〉どうして日本語の文法書がそんなに目の敵にされて、GIUならいいのか、よくわかりません。

〉  部分レス、失礼します。
〉  私の考え方として、受験とか、就職・昇進のためのTOEICとかで、
〉  文法知識が必要とされたら、付き合うしかないというスタンスです。
〉    
〉  で、文法を勉強するとして、「GIUなら良い」とはいいませんが、
〉  「GIUならまし」と思うわけです。

〉  なぜか? というと、「英語が出来ないと読めない!」

〉  GIUにもいろいろレベルがあるけれど、すらすら読めるレベルを
〉  読むと、何かを覚えるとか暗記する、じゃなくて
〉  「そうね、そうね、な〜んとなくそうじゃないかと思っていたけど
〉   やっぱりそうだったか?」とうっすら掴みかかっていたことを
〉  確認・整理することになる。
〉  そんな弊害がなくて、能率が上がると思う。

 そうですね。GIUは、気になった時に気になった箇所だけ読んで、問題
部分をquiz感覚でやってみて、っていう気軽な使い方が出来る本ですよね♪

 日本語の文法書も、(悪名高き?)ロイヤル英文法(もっとも、私のは
『表現のための』の方ですけどね)とか何冊かありますけど、どうにも
とっつきにくいというか、読んでいるとどうしても、細々と覚えなければ
いけない気持ちになって、更に他の場所も読まなければいけない気がして
来て、結局イヤになってしまうんですよ。

 っていうか、今書いていてふと気付いたのですが…私のパソコンに入れて
ある英文法辞書はロイヤル英文法(こちらは徹底例解の方)でした。(大汗)

〉〉日本語の文法用語を覚えるとか、用例分類を細かく出すことがいけないのかな?

〉  日本語の文法用語を覚えると、たとえば現在形とか、進行形とか
〉  仮定法過去、とかの用語に引きずられることがある。
〉  素直な良い子は、現在形は現在のことを表す、と思うでしょ?
〉  そういう思い込みで英語を読むと、知らなければ落ちない落とし穴に
〉  落ちることがあるから、知らない方が得。

 ここなんですよねぇ…
 やはり、母語の持つ豊かなイメージ力を思わずにいられないですよ。

 記憶が曖昧だと、つい言葉のイメージに惑わされてしまう…仮定法過去
にはさんざんヤラれたクチです。

 って事で♪


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2613. Re: すっきりしました!

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2008/3/6(23:52)

------------------------------

まりあさん、こんばんは。acha758です。

なるほど〜!長年の疑問が一気に解消した気分です!
妙に納得しました!ありがとうございました!
特に、以下の部分がカギだったようです。

〉そうすると、GIUの日本語版「マーフィーの英文法」を使うのはどうなんだろう?
  良くないと思う。
  学びどきが来てなくても読めちゃうから。


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2561. 私も口出ししてみよう

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/5(00:20)

------------------------------

みなさん、酒井先生、こんにちは。

〉そう、少なくともこれからぼくが目指す「こども式」ではない。

では先生は、「先生が目指すこども式」のみを「正しい」多読法として、それ以外のものは認めないのでしょうか?

多読は自分の好きなことを好きなようにやる、多読をしている人の数だけやり方があるものではないのですか。

〉たかぽんが言ってるとおりさ。
〉おとなはunlearnが必要なんだ。
〉unlearnすれば「希望」が見えてくるんだよ。
〉おとなはたいていマイナスから出発すると思った方がいい。
〉これは15年前にもそう書いたけれど、その後じっくり観察してきて、
〉やっぱりいまでも間違ったことは書かなかったと確信しているよ。

学校英語はたしかに弊害があります。しかし先生はすべての「勉強」に対して敵意を過剰に持っているような気がします。unlearnがどれだけ必要か、人によってぜんぜん違うと思いますし、「マイナスからの出発」と決め付けるのはおかしいです。

「樽理論」の時と同じです。
「樽があふれる」と言う状態を理想に据えてしまうと、「あふれないんですけど」と悩む人が出てきます。「マイナスからの出発」なんていうと、「私はマイナスだ」とあせったり悩んだりする人が出るんですよ。マイナスかどうか、自分にどれだけunlearnが必要か、は自分が多読をしてみて感じてみればそれでいいことです。
少なくとも私はマイナスじゃなかったし、unlearnの必要性もほとんど感じませんでした。

そして勉強できた人もできなかった人も、みーんなひっくるめて「自分流」に英語と仲直りできるのが多読のはずです。多読前の英語歴から、目標も、やり方も、一人ひとり違うはずです。それらぜーんぶひっくるめて「自分流でいいんだよ」って言えるのが多読じゃないですか?そして多読をしている人は、みんな酒井先生の「実験台」だったんじゃないですか?どんなやり方があるか、どんな方法があるか、まだまだ実験途上でしょう?
酒井先生の発言では「酒井式」「こども式」だけが「正しい」多読だと言ってるように聞こえてしまいます。

…なんて思ってしまいました。
ムダにスレッドを伸ばしてすみません。


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[汗] 2563. Re: 私も口出ししてみよう

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2008/3/5(01:09)

------------------------------

いよいよ、すごいことになってきました・・・
さかい@tadoku.orgの不徳の致すところ・・・

〉みなさん、酒井先生、こんにちは。

〉〉そう、少なくともこれからぼくが目指す「こども式」ではない。

〉では先生は、「先生が目指すこども式」のみを「正しい」多読法として、それ以外のものは認めないのでしょうか?

「こども式が正しい」なんて一度も言ってないと思うよ・・・
ぼくの目指す方向と古川さんのめざす方向はぼくには逆に見える。
別に逆でもいいんだよ。逆だから悪いと言っているわけではない。
それぞれ別の道でいいのさ。
でもそれを一体であるかのように受け取られると、
一体じゃないよって説明するのが面倒だ、ということです。

〉多読は自分の好きなことを好きなようにやる、多読をしている人の数だけやり方があるものではないのですか。

もちろんそうだよ。
そこを一つにしようとぼくはしてきたのかな?

ちょっとだけ難しいことを言うとね、
いちばんの問題はおそらく「自分の好きなことを好きなように」
やっているつもりで、実は「文部科学省やお偉い先生の好きなように」
やらされている人たちなのさ。

「好きなように」の矛盾だね。
好きなのはだれなんだ? 好きってどういうことなんだ? っていう・・・

〉〉たかぽんが言ってるとおりさ。
〉〉おとなはunlearnが必要なんだ。
〉〉unlearnすれば「希望」が見えてくるんだよ。
〉〉おとなはたいていマイナスから出発すると思った方がいい。
〉〉これは15年前にもそう書いたけれど、その後じっくり観察してきて、
〉〉やっぱりいまでも間違ったことは書かなかったと確信しているよ。

〉学校英語はたしかに弊害があります。しかし先生はすべての「勉強」に対して敵意を過剰に持っているような気がします。unlearnがどれだけ必要か、人によってぜんぜん違うと思いますし、「マイナスからの出発」と決め付けるのはおかしいです。

〉「樽理論」の時と同じです。
〉「樽があふれる」と言う状態を理想に据えてしまうと、「あふれないんですけど」と悩む人が出てきます。「マイナスからの出発」なんていうと、「私はマイナスだ」とあせったり悩んだりする人が出るんですよ。マイナスかどうか、自分にどれだけunlearnが必要か、は自分が多読をしてみて感じてみればそれでいいことです。
〉少なくとも私はマイナスじゃなかったし、unlearnの必要性もほとんど感じませんでした。

それはそれですばらしいよ。でも杏樹さんは間違いなく
とっても恵まれた人だよ。ぼくはunlearnの必要な人をたーくさん
見てきたよ。unlearnは15年前に言い出したこと、でもその後
そのパラダイムを変える必要はなかった。unlearn(または
樽の穴)という見方は、ちょうど病気の一部がばい菌の
せいだとわかるようなものだな。原因がはっきりしたら、
対処の方法(多読なり、多聴なり)が見えてくるわけだ。

〉そして勉強できた人もできなかった人も、みーんなひっくるめて「自分流」に英語と仲直りできるのが多読のはずです。多読前の英語歴から、目標も、やり方も、一人ひとり違うはずです。それらぜーんぶひっくるめて「自分流でいいんだよ」って言えるのが多読じゃないですか?そして多読をしている人は、みんな酒井先生の「実験台」だったんじゃないですか?どんなやり方があるか、どんな方法があるか、まだまだ実験途上でしょう?
〉酒井先生の発言では「酒井式」「こども式」だけが「正しい」多読だと言ってるように聞こえてしまいます。

どうしてそう聞こえるのか、ぼくにはわからない・・・
「正しい」っていう言葉をぼくが使ったことがあるだろうか?
それとも使っていなくてもそう聞こえるの?
正しいも何も、こども式なんてまだだれもやったことないんだからね。
それはこども式のトップページに書いてある!

ぼくが今回古川さんの場所から離れるのは、こども式を探る努力が
古川さんのやっていることで邪魔されたくないからだ。

〉…なんて思ってしまいました。
〉ムダにスレッドを伸ばしてすみません。

いえいえ、杏樹さんにして、そういう印象を持っているということは
ショックだったけど、現実を知ったよ。

ぼくは自分流をみなさんが追いかけるといいと思っている。
でもでもでもでもでも! 本当に自分流なのか、
それとも「洗脳された自分流」なのか、そこは立ち止まって
しっかり見直してみようって、言ってるだけだよ。

この「でも」のあとの後半部分がみなさんには
「こども式だけが正しい」と聞こえるわけだ・・・

仕方ない、ぼくはぼくで全力を尽くした。
それでも通じなかったとすれば、それはぼくがきちんと
表現できていなかったのだ。仕方ない。


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2566. Re: 私も口出ししてみよう

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/5(02:09)

------------------------------

酒井先生、こんにちは。

〉〉〉そう、少なくともこれからぼくが目指す「こども式」ではない。

〉〉では先生は、「先生が目指すこども式」のみを「正しい」多読法として、それ以外のものは認めないのでしょうか?

〉「こども式が正しい」なんて一度も言ってないと思うよ・・・
〉ぼくの目指す方向と古川さんのめざす方向はぼくには逆に見える。
〉別に逆でもいいんだよ。逆だから悪いと言っているわけではない。
〉それぞれ別の道でいいのさ。
〉でもそれを一体であるかのように受け取られると、
〉一体じゃないよって説明するのが面倒だ、ということです。

受け取りかたって難しいですね。確かに「正しい」とは言っていません。
「ぼくの目指す子ども式ではない」という時点で、酒井先生は「こども式」を目指しているので、それに賛同できないとついていけないのかな、なんて思ってしまうわけです。
本当は私は「こども式」アプローチには賛同できない部分があります。そうしたら酒井先生の「めざす」ものとは違う、って思われるのか、が気になったのです。

〉ぼくが今回古川さんの場所から離れるのは、こども式を探る努力が
〉古川さんのやっていることで邪魔されたくないからだ。

別々の道を行くのは、事情のあることですから仕方がないでしょう。
でもリンクを切って、自分の痕跡を消そうとまですると、「そこまでする必要があるのかな」と思います。…先生にはあるんでしょうね。

〉ぼくは自分流をみなさんが追いかけるといいと思っている。
〉でもでもでもでもでも! 本当に自分流なのか、
〉それとも「洗脳された自分流」なのか、そこは立ち止まって
〉しっかり見直してみようって、言ってるだけだよ。

〉この「でも」のあとの後半部分がみなさんには
〉「こども式だけが正しい」と聞こえるわけだ・・・

そういうことではなくて、学校英語や勉強に対して過剰ともいえる敵意を見せたり、「こども式」を目指すためにSSSとのつながりを切ろうとするところです。

私には「こども式」は多読を進める上の方法のひとつに見えます。こども式でやってもいいし、こども式でなくてもいい。まだまだ多読は開発途上だからどんな方式も可能性があると思います。
結局は寝太郎さんが最初に言ったことにつながります。
「こども式」を目指す人、「こども式」に賛同する人以外の人を見捨てるわけじゃないですよね、ってことです。


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[賛成] 2570. Re: 私も口出ししてみよう

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2008/3/5(11:49)

------------------------------

なるほど・・・
すこーし分かってきたような気がする。

〉酒井先生、こんにちは。

〉〉〉〉そう、少なくともこれからぼくが目指す「こども式」ではない。

〉〉〉では先生は、「先生が目指すこども式」のみを「正しい」多読法として、それ以外のものは認めないのでしょうか?

〉〉「こども式が正しい」なんて一度も言ってないと思うよ・・・
〉〉ぼくの目指す方向と古川さんのめざす方向はぼくには逆に見える。
〉〉別に逆でもいいんだよ。逆だから悪いと言っているわけではない。
〉〉それぞれ別の道でいいのさ。
〉〉でもそれを一体であるかのように受け取られると、
〉〉一体じゃないよって説明するのが面倒だ、ということです。

〉受け取りかたって難しいですね。確かに「正しい」とは言っていません。
〉「ぼくの目指す子ども式ではない」という時点で、酒井先生は「こども式」を目指しているので、それに賛同できないとついていけないのかな、なんて思ってしまうわけです。

古川さんの「SSS式多読法」はトップページに「中学1年生以上」という
意味のことが明記してあるのです。これはぼくの「誰でもゼロから
はじめられる可能性」とはまったく違う。文法の一斉授業も
ぼくと一体と思われたら、こども式の目指すところがあいまいになる。
だから一緒にされたら困る。

ゼロからはじめる道を「探す」という、
古川さんとはちがう方向を明らかにしたいわけで、
その気持ちが強すぎて「正しい」と行っているように聞こえるのかな。

でも、ぼく自身としては「一体と見られること」が困るというだけの
ことで、古川さんが何をしようとどうでもいいのだよ。
ほかのだれがどうしようとぼくには関係ない。

たとえばある学校はとてもすばらしい多読授業をやっていて、
これからも大いに参考にしたいと思っている。
けれども、そこのやり方をぼくがそのまま真似しようとは思わない。
文法の一斉授業もあるしね。古川さんと同じやり方なんだけど、
一体とは見られることはありえないからね。ぼくは普通にしていられる。
これからも見学に行きます。いろいろ相談しあいます。

もう2年くらい前に古川さんに
「ぼくと違う多読をしている人はいっぱいいるけれど、
 そういう人たちを非難したことはないし、むしろ多読が
 広がってきたということだから歓迎している」
と言ったことがある。そして、
「だから古川さんとぼくの距離もそういう人たちと同じにしたい」
と言った。たとえば東京のある大学の先生の多読、
関西のある大学の多読、ある出版社の多読関連本、みんなぼくの
考える多読とはちがうけれど、まったく構わない。ぼくと
近いと見られることはありえないから。古川さんとの距離も
そういう人たちと同じにしたかったけれどもそれは古川さんは嫌がった。
そしてそのままぼくの目指す方向とは違う方向をとり続けて、
ずいぶん離れてしまった。2年以上我慢した分(?)ぼくは
「一体」と見られることを極度に嫌がるようになった・・・

〉本当は私は「こども式」アプローチには賛同できない部分があります。そうしたら酒井先生の「めざす」ものとは違う、って思われるのか、が気になったのです。

そういうわけで、違っていいのです。
つい最近もどこかに書いたのだけれど、ぼくと多読について
まったく同じ考えの人なんて、いたら驚きだけど、いても数人
でしょう。何千という人たちは濃淡の差こそあれ、ぼくとは違う。
それはちっとも構わない。そのことはぼくの掲示板の返信を見て
わかるはずだよね? もっとも、これは重症かなというときは
強く言った。それもきっと教条的に聞こえたのだろうね。

でも多読にしろこども式にしろ、まだ全体は見えていないよ。
教条的にはなりえない。よほどの場合でなければそのままどうぞと
言ってきたはず。

「めざす」というのは、まだぼくはそこに行き着いていないということだ。
だから、こども式にとって何がよいことで、何がよくないのか、
分かっていない。「めざす」からといって、みんながおなじ意見である
必要はない。

それはこの掲示板とまったく同じだったよね?
いままでだってぼくはさまざまな人を注意深く観察してきた。
外来の患者さんを診るお医者さんに似ているかもしれない。
挨拶しながら顔色を見て、これまでの病歴を聞いたり、
問診をしたり、体温を測ったり、「多読的体調」を見てきた。
そのときはだれがどういう意図で多読しているかなんて考慮に
はいっていないよ。それと同じだ。

〉〉ぼくが今回古川さんの場所から離れるのは、こども式を探る努力が
〉〉古川さんのやっていることで邪魔されたくないからだ。

〉別々の道を行くのは、事情のあることですから仕方がないでしょう。
〉でもリンクを切って、自分の痕跡を消そうとまですると、「そこまでする必要があるのかな」と思います。…先生にはあるんでしょうね。

必要云々についてはもうこれ以上言わない。
今まで言い過ぎた。たかぽんの重なる助言もあるし、
ほかの人からも言われて、なるほどと思ったし。

ただ、「痕跡」を消そうというつもりではないよ。
でもどうしてもみなさんがそう解釈するようだから、
古川さんにはリンクだけ消してくれとだけ言うことにする。
アルクにもコスモピアにもこども式へのリンクはない。
それと同じ距離にはしたいということです。

>古川さん 
そういうわけで、酒井の名前を消す作業はしなくていいですよ。

〉〉ぼくは自分流をみなさんが追いかけるといいと思っている。
〉〉でもでもでもでもでも! 本当に自分流なのか、
〉〉それとも「洗脳された自分流」なのか、そこは立ち止まって
〉〉しっかり見直してみようって、言ってるだけだよ。

〉〉この「でも」のあとの後半部分がみなさんには
〉〉「こども式だけが正しい」と聞こえるわけだ・・・

〉そういうことではなくて、学校英語や勉強に対して過剰ともいえる敵意を見せたり、「こども式」を目指すためにSSSとのつながりを切ろうとするところです。

学校英語やお勉強に対する敵意はぼくは「正しい」と思っています。
ぼくは学校をいくつも見てきた。文部官僚が何をしているかもある程度は
知っています。みなさんにはいやがられるかもしれないけれど、
学校英語や勉強の犠牲になっているこどもたちを応援したい。
そのためには大きなものにははっきり抵抗します。

〉私には「こども式」は多読を進める上の方法のひとつに見えます。こども式でやってもいいし、こども式でなくてもいい。まだまだ多読は開発途上だからどんな方式も可能性があると思います。

それはぼくがいちばん長く考えてきたことだ。
いろいろなことをやっている人を観察して、
何と何をどう組み合わせたら良い方向へ向かうか、それを考えてきた。
開発途上とはいえ、6年も観察していると、少しずつ方向は見えてきた。
「どんな方式も可能性がある」ということではないとぼくには思える。
例の麻薬説です。(樽の穴説といってもいい)

楽しいからといって分からない語をすべて辞書で引く−−それは
辞書を引くことを楽しいと「錯覚させられている」か、
辞書を引くこと自体が楽しくて、「言葉の獲得には興味はない」ということ。
多読の方向としてはこれは間違いなくよくない方向。
杏樹さんもこれは認めるのではないかな?
そうすると少なくとも「どんな方式も可能性がある」わけではない。

じゃあ、どんな方式なら可能性があるのか? 
どんな方式は可能性が小さいのか?
そこを見極めようとしてきたわけだよ、ぼくは。
そして、いまのところもっとも有力と思われる方向が「こども式」なんだ。

こども式の方向には自分でも驚いた。
まさかおとながこどもの真似をすることをめざすなんてね!
でもどうもたくさんの例を見てきて、この方向がいちばん有力な
気がするのだね、いまは。いつか間違いだったと、ぼく自身が
言い出すかもしれない。

だって、ほとんど不可能に思える。
おとながこどもの真似をするなんて、ありえるのか?
いろいろ雑念がはいっているおとなにはそんなことできないのでは?
ぼくだってそういう不安はいっぱいだよ。
でも、挑戦したいじゃないか、不可能そうなことって。
だれもがやっていること、可能性の高い、まちがいなさそうなことだったら、
ほかの人がやればいい。
なんでぼくがやらなきゃいけないの?って思う。

〉結局は寝太郎さんが最初に言ったことにつながります。
〉「こども式」を目指す人、「こども式」に賛同する人以外の人を見捨てるわけじゃないですよね、ってことです。

もちろんです。
そんな風にみなさんを不安にさせていたかと思うと、とってもつらいです。
そこを推し量れなかったぼくはとってもばかでした。
勝手に興奮して、切れる切れるとわめいていたわけだ・・・
(ただし2年かかって決断したのだよ、2年!)

みなさんには「こども式」をめざしてくださいなんて言ってません。
まして賛同してくれなんて、言ってません。だって、まだ「こども式」
なんて存在しないのですからね。

All I'm asking you is... こども式の掲示板やサイトに見に来てほしい
ということだけです。

多読の掲示板のはじまりのときと同じです。
みなさん、恐る恐るやってきた。
「また、なんか怪しい学習法を言い出すやつが出た・・・」
そう思って来てみたんでしょ?

今度もそれと同じでいいのです。来てみてください。
で、If you like what you see, come again.ということです。
だれも何か買ってくれとか、信じろなんて言ってません。
売るものも、信じるものも、ないのです。
成るものなら、ゼロから成っていくでしょう。
成らないものなら、早晩なくなるでしょう。

あー、こうやってSSSの掲示板草創期を思い出したら、
なんだか勇気が湧いてきた!
(やっぱり「もう一度あの気分を」っていうことなのか?)

森の中の空き地にたき火が燃えている。
まわりはどうもトロールみたいなおかしな連中。
でも、あったかそうだから怪しみながら少しずつ近づいてきて、
結構いけるかもっていうんで、少しずつほぐれてきて、
話してみると気さくなトロールたちで・・・

多読そのものだって怪しかった。いまでも十分怪しい。
みなさんがうまく行ったという報告をしてくれるまでは
不可能だと思われていた。
いまだって辞書を捨てろだなんて「ありえな〜い」と言う人が
ほとんどだよ。単語カードを使っている人とか、最初から文法用語を
使って教える人はみんないまでも酒井のいう多読はありえないと
思っているよ。

みなさんは自分たちがどれほど変わり者か、わかっていないと思う。
トロールと一緒にたき火にあたって怖がらないなんて、
おそらく外見がそもそもトロールの仲間なのだ。
だったらもう一度、森の中の空き地の、トロールたちのたき火を
見に来ませんか? 見て気に入ったらもう一度来ればいい。
(そして知らないうちにぼくの実験材料になっている!?)
気に入らなくて二度と現れなくても、だれも文句は言わない・・・
本物のトロールのように取って食ったりはしないから。

冗談はともかく、杏樹さんとのやりとりでやっと自分の中が整理できたし、
みなさんの不安がすこし分かったような気がする。杏樹さん、ありがと!

********あまりに長かったから、まとめと注*********

*酒井さんはなぜSSS英語学習法研究会と別れたがるのか、分からない。
→ 「SSS英語学習法研究会=古川さん」は 多読発展の途中まで
 一緒に来たけれど、ぼくは「その先へ」、古川さんは「やっぱり従来の
 学習法に戻ろう」ということで、180度方向が違ってしまった。
 (このことはSEGの多読クラスの変遷を見ると分かります。)
 違うのはちっとも構わないけれど、新しい方向をめざすのに、
 逆方向に歩みはじめた「SEG=古川さん=SSS英語学習法研究会」と
 一体と見られては独自色が出せない(?)。ここは一つ独立させてくれ
 と・・・

*酒井さんはこども式を絶対と思っていて、ほかの意見を受け入れなのではないか?
→ 受け容れるもなにも、こども式はまだ存在しません。
 したがってみなさんはこども式をめざす必要はありまえん。
 こども式については考えたい人が考えればいい。
 したがって、賛同するもなにもないです。
 それは「多読」のときと同じです。
 酒井さんのやることをちょっと見てみよう、というだけで
 こども式サイトに来てくださったら、これに勝る光栄はありません。
 
どちらの不安、疑問にも答えたつもりですが、まだ疑問はいろいろ
あるでしょう。また意見や感想を聞かせてください。

注 「SSS英語学習法研究会=古川さん」という書き方を何度かして
 いますが、そういう書き方をする理由を書いておきます。
 一つにはぼくは「SSS英語学習法研究会=古川さん」と離れようと
 していますが、「掲示板のみなさん」とは離れる気は毛頭ありません。
 みなさんとの対話の場がSSSの掲示板ではなくなるだけのことです。
 
 古川さんの考える「多読」とぼくの考える多読は大きく違うと
 ぼくは考えていますが、
 みなさんが考える「SSSの多読」とぼくの考える多読は大きな違いは
 ないと思っています。

 なお、「SEG=古川さん=SSS英語学習法研究会」という書き方も
 します。これについてはSSS英語学習法研究会のトップページの下に
 ある著作権表示を見ていただくのがいちばん早いと思います。
 SSS英語学習法研究会=SEGなのですね。
 また、SSS英語学習法研究会=古川さんということは、
 組織上も運営上も経理上もこれまでずっと事実でした。
 故に「SEG=古川さん=SSS英語学習法研究会」となります。Q.E.D.
 (証明終わり)。

 こうした細かい言い方の違いに注目してくださると、いわゆる
 「SSS英語学習法研究会から離れる」ことが「みなさんを見捨てる」
 ことではないと納得できるのではないかと思います。


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2588. 口出しの顛末?

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/3/5(23:58)

------------------------------

酒井先生、こんにちは。

力作のお返事、ありがとうございます。ずいぶん悩ませちゃったみたいですが、やっぱり「過剰反応」してでも聞いておいて良かったかな、と思います。

〉古川さんの「SSS式多読法」はトップページに「中学1年生以上」という
〉意味のことが明記してあるのです。これはぼくの「誰でもゼロから
〉はじめられる可能性」とはまったく違う。文法の一斉授業も
〉ぼくと一体と思われたら、こども式の目指すところがあいまいになる。
〉だから一緒にされたら困る。

〉ゼロからはじめる道を「探す」という、
〉古川さんとはちがう方向を明らかにしたいわけで、
〉その気持ちが強すぎて「正しい」と行っているように聞こえるのかな。

「正しい」は勝手な解釈でした。でもただの「多読」は「中学1年以上」でもいいわけで、「こども式」は酒井先生の「ナチュラルアプローチ」で…というふうに、すでに別のサイトがありますから、それでいいと思うんですが、それでも「一緒にされると困る」という問題が消えないわけですね。

〉ただ、「痕跡」を消そうというつもりではないよ。
〉でもどうしてもみなさんがそう解釈するようだから、
〉古川さんにはリンクだけ消してくれとだけ言うことにする。
〉アルクにもコスモピアにもこども式へのリンクはない。
〉それと同じ距離にはしたいということです。

そこだけは譲れないと言うことで。

〉〉そういうことではなくて、学校英語や勉強に対して過剰ともいえる敵意を見せたり、「こども式」を目指すためにSSSとのつながりを切ろうとするところです。

〉学校英語やお勉強に対する敵意はぼくは「正しい」と思っています。
〉ぼくは学校をいくつも見てきた。文部官僚が何をしているかもある程度は
〉知っています。みなさんにはいやがられるかもしれないけれど、
〉学校英語や勉強の犠牲になっているこどもたちを応援したい。
〉そのためには大きなものにははっきり抵抗します。

その「抵抗」は文部官僚や従来型の勉強を教え続ける英語の先生に対してすることです。英語の勉強に凝り固まっている人を多読に導くために言うのもいいでしょう。でも多読をしている人たちには「あんまり」関係ないです。多読の効果がわかるようになったら自分の「マイナス」も「unlearnの必要性」もわかってきます。

〉〉私には「こども式」は多読を進める上の方法のひとつに見えます。こども式でやってもいいし、こども式でなくてもいい。まだまだ多読は開発途上だからどんな方式も可能性があると思います。

〉それはぼくがいちばん長く考えてきたことだ。
〉いろいろなことをやっている人を観察して、
〉何と何をどう組み合わせたら良い方向へ向かうか、それを考えてきた。
〉開発途上とはいえ、6年も観察していると、少しずつ方向は見えてきた。
〉「どんな方式も可能性がある」ということではないとぼくには思える。
〉例の麻薬説です。(樽の穴説といってもいい)

〉楽しいからといって分からない語をすべて辞書で引く−−それは
〉辞書を引くことを楽しいと「錯覚させられている」か、
〉辞書を引くこと自体が楽しくて、「言葉の獲得には興味はない」ということ。
〉多読の方向としてはこれは間違いなくよくない方向。
〉杏樹さんもこれは認めるのではないかな?
〉そうすると少なくとも「どんな方式も可能性がある」わけではない。

これはですね、多読は「自分が楽しいかどうか」という基準が大切ですから、それが自分の中で確立されたら、そこからは本当に「どんな方式でも」「どんなやり方でも」いいと思います。辞書を引いて「わかった!」と思ったらそれはうれしいです。でも辞書は万能ではありませんし、全部「わかった!」になるわけではありません。そこらへんの加減も自分でわかるようになったらそれでいいでしょう。
でもその「楽しい」基準が自分の中に出来上がるまでには、三原則を守ることや「勉強しない」縛りをかけて多読の効果を体得していく必要はありますが。

〉〉結局は寝太郎さんが最初に言ったことにつながります。
〉〉「こども式」を目指す人、「こども式」に賛同する人以外の人を見捨てるわけじゃないですよね、ってことです。

〉もちろんです。
〉そんな風にみなさんを不安にさせていたかと思うと、とってもつらいです。
〉そこを推し量れなかったぼくはとってもばかでした。
〉勝手に興奮して、切れる切れるとわめいていたわけだ・・・
〉(ただし2年かかって決断したのだよ、2年!)

だって、先生ってばお別れを言うんですから。

〉みなさんには「こども式」をめざしてくださいなんて言ってません。
〉まして賛同してくれなんて、言ってません。だって、まだ「こども式」
〉なんて存在しないのですからね。

〉All I'm asking you is... こども式の掲示板やサイトに見に来てほしい
〉ということだけです。

でもこども式に来た人にはSSSには行って欲しくないと。
…単に「つながり」を切りたいだけでしょうけれど、アルクやコスモピアとは比べものにならないぐらい先生自身がかかわってきた掲示板のあるサイトなんですよ。

〉冗談はともかく、杏樹さんとのやりとりでやっと自分の中が整理できたし、
〉みなさんの不安がすこし分かったような気がする。杏樹さん、ありがと!

私の思い込みから出た「口出し」にこれだけ真剣に答えてくれて、お礼まで言われて恐縮です。私も先生がどういう風に考えているかを確認できてよかったです。

〉********あまりに長かったから、まとめと注*********
(ちょきちょき)
〉 こうした細かい言い方の違いに注目してくださると、いわゆる
〉 「SSS英語学習法研究会から離れる」ことが「みなさんを見捨てる」
〉 ことではないと納得できるのではないかと思います。

困ったことに、「SSS英語学習法研究会」のHPの中にこの掲示板があるんですよ…。そこが一番心配なところなわけです。「掲示板からも消えちゃうの?」って。
でもこれだけたくさんの人に囲まれていろいろ言われたら、ほっとくわけにはいきませんよね。ずいぶんあちこち広がったスレッドですが、酒井先生を包囲して逃げられないようにする意図があった…わけではないでしょうけど。

それではこのへんで。


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[脱帽] 2590. Re: 口出しの顛末?

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2008/3/6(00:28)

------------------------------

これだから掲示板の古い仲間とやりあうのは楽しい!
もー、笑っちゃったよ・・・

〉酒井先生、こんにちは。

〉力作のお返事、ありがとうございます。ずいぶん悩ませちゃったみたいですが、やっぱり「過剰反応」してでも聞いておいて良かったかな、と思います。

悩んだよー
力作だよー

〉〉古川さんの「SSS式多読法」はトップページに「中学1年生以上」という
〉〉意味のことが明記してあるのです。これはぼくの「誰でもゼロから
〉〉はじめられる可能性」とはまったく違う。文法の一斉授業も
〉〉ぼくと一体と思われたら、こども式の目指すところがあいまいになる。
〉〉だから一緒にされたら困る。

〉〉ゼロからはじめる道を「探す」という、
〉〉古川さんとはちがう方向を明らかにしたいわけで、
〉〉その気持ちが強すぎて「正しい」と行っているように聞こえるのかな。

〉「正しい」は勝手な解釈でした。でもただの「多読」は「中学1年以上」でもいいわけで、「こども式」は酒井先生の「ナチュラルアプローチ」で…というふうに、すでに別のサイトがありますから、それでいいと思うんですが、それでも「一緒にされると困る」という問題が消えないわけですね。

その通りです。
中学1年以上かどうかというところで、
はっきり線が引けるのですから。
ぼくは真実だれでもはじめられるという、
外国語獲得の聖杯を探し当てたのだよ!
その聖杯を「中学生1年生以上」なんていう平にして凡の極みと一緒に
されたくないよね?

豚に真珠だったんだ! と思ってるよ。

〉〉ただ、「痕跡」を消そうというつもりではないよ。
〉〉でもどうしてもみなさんがそう解釈するようだから、
〉〉古川さんにはリンクだけ消してくれとだけ言うことにする。
〉〉アルクにもコスモピアにもこども式へのリンクはない。
〉〉それと同じ距離にはしたいということです。

〉そこだけは譲れないと言うことで。

そう、アルクと一緒にされたいと誰が思う?

〉〉〉そういうことではなくて、学校英語や勉強に対して過剰ともいえる敵意を見せたり、「こども式」を目指すためにSSSとのつながりを切ろうとするところです。

〉〉学校英語やお勉強に対する敵意はぼくは「正しい」と思っています。
〉〉ぼくは学校をいくつも見てきた。文部官僚が何をしているかもある程度は
〉〉知っています。みなさんにはいやがられるかもしれないけれど、
〉〉学校英語や勉強の犠牲になっているこどもたちを応援したい。
〉〉そのためには大きなものにははっきり抵抗します。

〉その「抵抗」は文部官僚や従来型の勉強を教え続ける英語の先生に対してすることです。英語の勉強に凝り固まっている人を多読に導くために言うのもいいでしょう。でも多読をしている人たちには「あんまり」関係ないです。多読の効果がわかるようになったら自分の「マイナス」も「unlearnの必要性」もわかってきます。

ここは参ったな・・・
でもね、杏樹さんのような、たかぽんのような、
突き抜けた「多読をしている人たち」以外に、
ぼくはものすごくたくさんの「迷えるタドキスト」を見ているよ。
そういう人たちは、多読の効果もわかるようにならないし、
自分の「マイナス」も「unlearnの必要性」もわかるように
ならない人たちだよ。

どういう人は放っておけばいいのなら、ぼくはなにも言わないよ。
でも、せっかくこの掲示板に来たんだから、ちょっと背中を
押してやれば辞書も文法も捨てられるかもしれないと思うと、
ついつい、お節介を言いたくなるのだよ。

〉〉〉私には「こども式」は多読を進める上の方法のひとつに見えます。こども式でやってもいいし、こども式でなくてもいい。まだまだ多読は開発途上だからどんな方式も可能性があると思います。

〉〉それはぼくがいちばん長く考えてきたことだ。
〉〉いろいろなことをやっている人を観察して、
〉〉何と何をどう組み合わせたら良い方向へ向かうか、それを考えてきた。
〉〉開発途上とはいえ、6年も観察していると、少しずつ方向は見えてきた。
〉〉「どんな方式も可能性がある」ということではないとぼくには思える。
〉〉例の麻薬説です。(樽の穴説といってもいい)

〉〉楽しいからといって分からない語をすべて辞書で引く−−それは
〉〉辞書を引くことを楽しいと「錯覚させられている」か、
〉〉辞書を引くこと自体が楽しくて、「言葉の獲得には興味はない」ということ。
〉〉多読の方向としてはこれは間違いなくよくない方向。
〉〉杏樹さんもこれは認めるのではないかな?
〉〉そうすると少なくとも「どんな方式も可能性がある」わけではない。

〉これはですね、多読は「自分が楽しいかどうか」という基準が大切ですから、それが自分の中で確立されたら、そこからは本当に「どんな方式でも」「どんなやり方でも」いいと思います。辞書を引いて「わかった!」と思ったらそれはうれしいです。でも辞書は万能ではありませんし、全部「わかった!」になるわけではありません。そこらへんの加減も自分でわかるようになったらそれでいいでしょう。
〉でもその「楽しい」基準が自分の中に出来上がるまでには、三原則を守ることや「勉強しない」縛りをかけて多読の効果を体得していく必要はありますが。

最後の一文はまったくその通り。
(実はみなさんもよく知っている某氏はここがわかっていない・・・
 結局ご自分の頭を縛っている孫悟空のはちまき?がわかっていない)

〉〉〉結局は寝太郎さんが最初に言ったことにつながります。
〉〉〉「こども式」を目指す人、「こども式」に賛同する人以外の人を見捨てるわけじゃないですよね、ってことです。

〉〉もちろんです。
〉〉そんな風にみなさんを不安にさせていたかと思うと、とってもつらいです。
〉〉そこを推し量れなかったぼくはとってもばかでした。
〉〉勝手に興奮して、切れる切れるとわめいていたわけだ・・・
〉〉(ただし2年かかって決断したのだよ、2年!)

〉だって、先生ってばお別れを言うんですから。

あ、ほんとだ!
それはぼくが悪かったね。
ばかだね、ぼくは・・・

お別れを言ったら、見捨てられると思うよね、とーぜん!

間違いでした。ぼくは古川さんと、古川さんの個人的な持ち物である
掲示板にお別れを言ったのでした。みなさんとは別の機会や場所で
いくらでも(?)会えるのです。

〉〉みなさんには「こども式」をめざしてくださいなんて言ってません。
〉〉まして賛同してくれなんて、言ってません。だって、まだ「こども式」
〉〉なんて存在しないのですからね。

〉〉All I'm asking you is... こども式の掲示板やサイトに見に来てほしい
〉〉ということだけです。

〉でもこども式に来た人にはSSSには行って欲しくないと。
〉…単に「つながり」を切りたいだけでしょうけれど、アルクやコスモピアとは比べものにならないぐらい先生自身がかかわってきた掲示板のあるサイトなんですよ。

それはそうさ・・・
みなさんがこの掲示板で楽しく語らうのは今まで通りすばらしいことだよ。
そこに参加できなくなるぼくは哀れだよ。悲しいよ。

〉〉冗談はともかく、杏樹さんとのやりとりでやっと自分の中が整理できたし、
〉〉みなさんの不安がすこし分かったような気がする。杏樹さん、ありがと!

〉私の思い込みから出た「口出し」にこれだけ真剣に答えてくれて、お礼まで言われて恐縮です。私も先生がどういう風に考えているかを確認できてよかったです。

ほんと、みなさんとぶつかり合うのは至福だ。
世の中でいちばん美しいものは友情なんだよ。

〉〉********あまりに長かったから、まとめと注*********
〉(ちょきちょき)
〉〉 こうした細かい言い方の違いに注目してくださると、いわゆる
〉〉 「SSS英語学習法研究会から離れる」ことが「みなさんを見捨てる」
〉〉 ことではないと納得できるのではないかと思います。

〉困ったことに、「SSS英語学習法研究会」のHPの中にこの掲示板があるんですよ…。そこが一番心配なところなわけです。「掲示板からも消えちゃうの?」って。
〉でもこれだけたくさんの人に囲まれていろいろ言われたら、ほっとくわけにはいきませんよね。ずいぶんあちこち広がったスレッドですが、酒井先生を包囲して逃げられないようにする意図があった…わけではないでしょうけど。

〉それではこのへんで。

それはね、これからのNPO法人の形次第・・・
ああ、言ってしまったね。

では!


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[爆笑] 2597. 「豚に真珠」かあ。。。

お名前: yamasina
投稿日: 2008/3/6(10:43)

------------------------------

"酒井@tadoku.org"さんは[url:kb:2590]で書きました:

〉その聖杯を「中学生1年生以上」なんていう平にして凡の極みと一緒に
〉されたくないよね?
〉豚に真珠だったんだ! と思ってるよ。

至言です。


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2684. Re: 私も口出ししてみよう

お名前: とぴとぴ
投稿日: 2008/3/14(00:54)

------------------------------

しばらくサボっていた とぴとぴ です。

なにやら大変な事態になっていたようで、
どこまで情報が遅いのやら(^^;)

とりあえず、みんな酒井先生が大好きで大好きで大好きで。。。。
多読のこともとても大事に考えていることが伝わります。
(サボってたくせに何いってんだか…)

酒井先生は多読の生みの親であると同時に、
私たちと同じように自分の方法の多読を探っているだけのこと。

文法が必要だと思うのも、
ただひたすら子供と同じように多読を進めるのも、
その人がどこにどのくらい比重を置いているかの違いだけ。

自分たちタドキスト(サボっているくせにおこがましいですね)が
それぞれの比重で多読をしていくように、
酒井先生は先生の比重で多読をしていくだけのこと

いろんな人がいろんなことを考え、
いろんな意見が出るのは当たり前。

でも、みんなみんな共通しているのは、
みんな酒井先生が好きって事ですよね。

いなくなるのがさびしい、
理由が分らないのが悲しい、
(中には)同じ道には進めないのがつらい

ただそれだけのような気もします。

酒井先生 お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

Happy Reading

ちなみに
私はサボリ魔のくせに神出鬼没
そのうちこども式にも。。。(‾ー‾)フフフ


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2605. チャチャ入れ

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2008/3/6(20:45)

------------------------------

"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:2542]で書きました:
〉marinさん、こんにちは!
〉さかい@tadoku.orgです。

先生、みなさんこんばんは。
間者猫です。
まあ先生が一大決心をされたということで、
”ここはひとつ、長〜い眼で”(小松師匠でお願いします)
という感じなんですが。
まあチャチャ入れやと思っといてください。

〉I WILL arise and go now, and go to Innisfree,
〉And a small cabin build there, of clay and wattles made:
〉Nine bean-rows will I have there, a hive for the honey-bee,
〉And live alone in the bee-loud glade.

〉And I shall have some peace there, for peace comes dropping slow,
〉Dropping from the veils of the morning to where the cricket sings;
〉There midnight's all a glimmer, and noon a purple glow,
〉And evening full of the linnet's wings.

〉I will arise and go now, for always night and day
〉I hear lake water lapping with low sounds by the shore;
〉While I stand on the roadway, or on the pavements grey,
〉I hear it in the deep heart's core.

私、詩心があまりない野暮なおっさんなのですが、
素敵な詩をありがとうございます。
私からも、この詩が大好きなので先生に贈ります。

Come rain or come shine,
friends are always there
when you need them.

では。


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[脱帽] 2606. Re: チャチャ入れ

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2008/3/6(21:22)

------------------------------

猫さん、ありがとー!
さかい@tadoku.orgです。

〉"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:2542]で書きました:
〉〉marinさん、こんにちは!
〉〉さかい@tadoku.orgです。

〉先生、みなさんこんばんは。
〉間者猫です。
〉まあ先生が一大決心をされたということで、
〉”ここはひとつ、長〜い眼で”(小松師匠でお願いします)
〉という感じなんですが。
〉まあチャチャ入れやと思っといてください。

〉〉I WILL arise and go now, and go to Innisfree,
〉〉And a small cabin build there, of clay and wattles made:
〉〉Nine bean-rows will I have there, a hive for the honey-bee,
〉〉And live alone in the bee-loud glade.

〉〉And I shall have some peace there, for peace comes dropping slow,
〉〉Dropping from the veils of the morning to where the cricket sings;
〉〉There midnight's all a glimmer, and noon a purple glow,
〉〉And evening full of the linnet's wings.

〉〉I will arise and go now, for always night and day
〉〉I hear lake water lapping with low sounds by the shore;
〉〉While I stand on the roadway, or on the pavements grey,
〉〉I hear it in the deep heart's core.

〉私、詩心があまりない野暮なおっさんなのですが、
〉素敵な詩をありがとうございます。
〉私からも、この詩が大好きなので先生に贈ります。

〉Come rain or come shine,
〉friends are always there
〉when you need them.

これからも、ずっーと Stand by me, please.


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2607. これも、チャチャかな?

お名前: のんた
投稿日: 2008/3/6(21:56)

------------------------------

先生がステキな詩を紹介してくださったから、
私も便乗して、大好きなmother gooseから ひとつ。

March winds and April showers
Bring forth May flowers.

これ、最初、北原白秋で知って、いつもこの季節になると頭をよぎります。
すべての嵐は、美しい五月のために・・・。


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