Re: 子どもに多読してほしいからって、これでは・・・

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/25(13:29)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[賛成] 2165. Re: 子どもに多読してほしいからって、これでは・・・

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/10/15(20:06)

------------------------------

emmieさんの心配にさんせー(?)です。
さかい@tadoku.orgです。

〉みなさん、こんにちは。
〉親子の広場に書くのはちょっと躊躇したので、こちらへ。

〉(これはタドキストの人がはじめられたのかも知れませんが、)
〉いやいや、こういう多読の広がりって・・・どうなんでしょう。

そこですよね、問題は・・・
ちょうどぼくが先週の多読通信で書いたコラムの内容とぴったりなので、
出てきてしまいました。
これが多読の広がりなのでしょう。ぼくたちが同行できる話では
ありませんね。

〉こちら、世界一周ゲームを楽しみながら、多読を進めるんだそうです。
〉http://www.reading-adventure.com/index.php

〉前書きを読むと、
〉多読は夢のような学習法(やめてくれー)
〉多読による成果を把握しにくい(誰にでもわかるだろうて)
〉子ども達の活字離れ(そうかなあ、けっこう読む子もいると思うけど)
〉と、かなりひっかかるので、試してはおりませんが。

emmieさんのコメント、まったくその通りだと思います。
このサイトを作った人はなにもかもビジネスとしか考えない
貧しい人なのでしょう。自分でやったこともないのに、
「多読は儲かりそうだ!」というので、始めた事業なのでしょう。
松香フォニックスや各出版社の宣伝を入れていることで
事業であって多読のためではないことが読み取れます。

古川さんは事業家だから事業としてのSSSのライバルかどうか
という観点から判断して、成功しないから心配ないと書いている
ようですが、そうだろうか?

ぼくは少なくとも、一方ではすでに出ている(!)、そしてこれから
続々出てくる(?)「ビジネスとしての多読」と、
他方ではみなさんが「心から楽しんでいる多読」を、
しっかり分けて見分けなければ多読そのものが危うくなると
心配しています。

しょうがないですねえ、これが自然の成り行きというものか・・・


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2167. Re: 子どもに多読してほしいからって、これでは・・・

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/10/15(23:27)

------------------------------

こんにちは。

〉そこですよね、問題は・・・
〉ちょうどぼくが先週の多読通信で書いたコラムの内容とぴったりなので、
〉出てきてしまいました。
〉これが多読の広がりなのでしょう。ぼくたちが同行できる話では
〉ありませんね。

私もコラムを読んで「これでいいのか?」と思ってました。
やはりこちらの多読法は「SSS多読法」とか固有名詞が必要なんじゃないかと思います。前にそういったことを先生に言った時は多読は多読だから「SSS」という名前にこだわりたくないようなお返事でしたが。
しかし多読という方法がいろんなやり方で広がってしまうと、「多読」という言葉で一緒くたにされてしまって、多読三原則による方法を理解してもらうのに妨げになるのでは…と思います。

〉〉こちら、世界一周ゲームを楽しみながら、多読を進めるんだそうです。
〉〉http://www.reading-adventure.com/index.php

この方法では「多読三原則」も採用していませんし、fionaさんが危惧している通りポイントを貯めるために読む、というのが目的になってしまう恐れがあります。
それで挫折したらかえって問題はないと思います。しかし世の中にはがんばって勉強してしまうまじめ〜な人もいるんですよ。がんばって読んでがんばってポイントを貯めて、ゲーム終了。それで英語の本を「普通」に読むことが出来なかったとしても、英語の勉強とはもともとそういうものばかりですから特に問題視もされず、他の英語の勉強法と同じように考えられて終わり。

〉ぼくは少なくとも、一方ではすでに出ている(!)、そしてこれから
〉続々出てくる(?)「ビジネスとしての多読」と、
〉他方ではみなさんが「心から楽しんでいる多読」を、
〉しっかり分けて見分けなければ多読そのものが危うくなると
〉心配しています。

〉しょうがないですねえ、これが自然の成り行きというものか・・・

やっぱり固有名詞をつけませんか?新しい名前を考えてもいいですし、とにかく「多読三原則」を採用することを大前提にした「多読法」として、他の「多読法」と区別できるようにしたほうがいいんじゃないかと思うのですが。

やはり多読三原則にのっとった多読法は他の勉強法とは違うカテゴリでいてほしいんです。私も含めて英語に挫折した、英語の勉強が出来ない、勉強する根性がない、そういった人たちがたくさん救われましたから。がんばって勉強する人にはいくらでも勉強する方法があります。しかし英語の勉強が出来ない人ためにもSSS多読法が他の多読法の中に埋もれないで欲しい、いっしょくたにされないようにしてほしいのです。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2170. Re: 子どもに多読してほしいからって、これでは・・・

お名前: emmie
投稿日: 2007/10/16(15:19)

------------------------------

酒井先生、こんにちは。
(いらない投稿で、先生を引っ張り出してしまったようですね。
先生の本を楽しみになさっているみなさん、すいません、
という感じであります・・・)

「ビジネスとしての多読」ですかあ、
成り立ちますかあ??

お金儲けを考える人と、学校の点数に反映させたい先生が、
(先生が講演会で話された、なんちゃらXが好き、
一生懸命やるのが善みたいな世界に住む)、
一通り多読を試せば(そして多読じゃだめだと、次の勉強法に移れば)
「心から楽しんでいる多読」だけが残るんじゃないのでしょうか。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.