[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(21:09)]
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お名前: sakigoro
投稿日: 2003/8/4(20:39)
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shinさん、こんばんは! 音読多読からまたもやシャドーイングの方に気持ちが揺れている、朝令暮改、原則・骨なしのsakigoroであります。
というのも、この前の東京オフ会で、ひこさんのシャドーイングを聞いて、俄然、意欲が沸いてきたのですよ。
いやぁ、ひこさん、うまくなってた! BBCのニュースのシャドーイングなんですけど、ほんとにイギリスっぽい音で、かっこいいなと聞きほれました。
昨年末にもひこさんのを聞いたことがあるから、進歩が歴然としてわかるんですね。
シャドーイングしながら、内容も完璧に理解している感じでした。
その後、酒井先生のシャドーイングの指導を聞いて、理屈じゃどうにもならない英語の音の出し方ということで、考えることが多かったです。
「L」でも無限の「L」の音がある。 理屈でおっかけていってもどうしようもない。
ともかく耳に入ってくる英語の音を無心にシャドーイングするのが、結局、近道なのかなと思いました。
その後、しおさんのシャドーイングを聞いてまたびっくり!
しおさんがやったのは映画の一部だったんですけど、
私がラジオで普段耳にしているきちんとした英語とはそうとうかけはなれた音。
でもって、酒井先生がよくいう大切な耳障りな子音がこれでもかというくらい出ているんですよ。
酒井先生の指導も、他の人たちに対する指導とは違って、子音をじゃっかんおさえて、もっと自然な感じにというものでした。
いやぁ、でも、見事なもんでした。
その後、酒井先生から英語の日常の音がどれくらい活字と変わってくるのかという例を聞かせてもらいましたが、私のイメージと全然違う。
こんなの、多読と多聴だけだったら、百年たってもわかるようになるわけないと目の前が暗くなる思いでした。
百聞は一見にしかずというか、この場合は100読は1聞にしかずというべきか、私としてはとてつもない衝撃を受けました。
ともかく、自分としてはなじみのできたシャドーイングをぼつぼつやっていこうと、またもや方針転換をすることにしました。 ついでに、聞き取りやすいラジオ英語ばかりでなく、映画にも手を出していくつもりです。 まぁ、あせらず、気長にやっていきます。
多読と違って手ごたえがつかみずらいシャドーイングの意欲をかきたてるためには、他の人のを聞くのが一番だと思いました。
〉 一つめは、英語の音についていくということは、それまで全くしたことが
〉ないのに、いきなりダールのThe Withcesでシャドーイングをしてショック
〉を受けてしまったこと。ここでシャドーイングはかなり厳しいものだという
〉意識がしみついてしまって、とっかかりがつかめなかったです。
ここらへん、私もまるっきりいっしょ。
いやぁ、親しみを感じます。
SSSの掲示板でシャドーイングの薦めを読んで、それを開始するまで一年以上かかったもの。 真似事でもやってみようと思っては、すぐに行き詰って、こんなのまともな人間のできることではない、いや、正常な人間がやるべきことではないとカンシャクをおこしてはやめてたもの。
それでもやっと、なんとかかんとかできるようになってきたのは、開き直って、
きちがいみたいに、アワアワと、英語にはとても聞こえない音でわめくようになってからです。
〉 二つめは意識過剰。「これだけの語数読んでいるんだから、レベル1程度
〉はさっとできないとまずいんじゃないか、できるのが普通なんじゃないか、
〉しかも一回で、ほとんど全部が」。これが邪魔しました。
〉 例えば、後から本を見てみるとin and out ofという部分が、音ででてくる
〉とさっぱりわからない。「なんだこれ?」と唖然ととしつつ真似もできな
〉い。こういうのは結構こたえました(あの時は、この部分だけは我慢しきれ
〉ずに本を覗いてみました。正体を知って大ショック。こんなこともわからな
〉かったとは)。
私にはとても耳の痛い意見。
だって、シャドーイングを始めたころには多読暦25年以上ですよ。
多聴だって2年はやってる。
できて当然とまではいかないまでも、もっとましな結果を期待しても、それほど罰当たりじゃないでしょ。
でも、できません! へんなプライドや自意識は、シャドーイングの敵です!
〉 三つめは、二番目と重なりますが、「シャドーイングしながら意味もわか
〉らなくては。易しいレベルなのだから」という意識も働いてました。
ここらへんもいっしょ。
なんだか双子みたいですね。
こんな風に悩みを語りあえる掲示板はとても貴重だけど、衝撃のオフ会シャドーイングみたいに、実際に人のシャドーイングを耳にする場は、多読以上に重要だなと思います。
それとshinさんみたいに、こんな風な効果があった、こんないいことがあったと書き込んでくる人が増えてきたら、シャドーイング人口も増えるんでしょうけどね。
あっと、最後になりましたが、夏風邪、大変でしたね。
暑くなってからの風邪は、考えただけで、ぞっとしてしまう。
お互い、体に気をつけて、楽しく多読とシャドーイング!
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sakigoroさん、こんばんは。
>いやぁ、ひこさん、うまくなってた! BBCのニュースのシャドーイングな
んですけど、ほんとにイギリスっぽい音で、かっこいいなと聞きほれまし
た。
>昨年末にもひこさんのを聞いたことがあるから、進歩が歴然としてわかる
んですね。
>シャドーイングしながら、内容も完璧に理解している感じでした。
>その後、しおさんのシャドーイングを聞いてまたびっくり!
>しおさんがやったのは映画の一部だったんですけど、
>私がラジオで普段耳にしているきちんとした英語とはそうとうかけはなれ
た音。
>でもって、酒井先生がよくいう大切な耳障りな子音がこれでもかというく
らい出ているんですよ。
>酒井先生の指導も、他の人たちに対する指導とは違って、子音をじゃっか
んおさえて、もっと自然な感じにというものでした。
>いやぁ、でも、見事なもんでした。
羨望の念が湧いてきますね。そういう状態なんだあ、と読んだだけでも、
すごいと感じます。
音がきちんとでたら、活字と音で英語が的確に流れ込んできて楽しくて仕
方ないだろうなあ。きちんと会話もいけそうだし。これがすごいところです
ね。
ただ、日本語の音がまともにでないボソボソ癖のある私としては、英語で
は高望みはしないことにしています。
英語の音の前に日本語を、なんていわれてるので(笑)。