[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(20:25)]
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お名前: shin
投稿日: 2003/8/4(18:01)
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shinです。先週末から夏風邪をひいてしまって。遅くなりました。
sakigoroさん、こんにちは。
>逆に音声を再生しようと集中して聞くせいで、今まで自分が聞けると思って
たのは美しい>誤解で、ほんとうはずいぶん聞けないところがあるのだと思い
知らされることのほうが多>い。
私の場合、sakigoroさんよりはずっと聞き取れていないはずですが、聞き
取りの場合は、おお、わかる!ということのほうに、今は喜びを感じてしま
います。
>シャドーイングが半年近く停滞したのは、自分のできなさかげんに嫌気がさ
したというの>も原因の一つにあると思います。>効果はあるのでしょうけ
ど、考えすぎたり、完璧を目指しすぎると嫌気がさしやすいのが>シャドーイ
ングの欠点かなと思います。
>多読だといい加減にできるのですが......
レベルはちがえども、とても似た経験をしました。同感です。
最初はレベル1でも厳しかったのですが、何でレベル1でさえだめだった
のか考えてみると−
一つめは、英語の音についていくということは、それまで全くしたことが
ないのに、いきなりダールのThe Withcesでシャドーイングをしてショック
を受けてしまったこと。ここでシャドーイングはかなり厳しいものだという
意識がしみついてしまって、とっかかりがつかめなかったです。
二つめは意識過剰。「これだけの語数読んでいるんだから、レベル1程度
はさっとできないとまずいんじゃないか、できるのが普通なんじゃないか、
しかも一回で、ほとんど全部が」。これが邪魔しました。
例えば、後から本を見てみるとin and out ofという部分が、音ででてくる
とさっぱりわからない。「なんだこれ?」と唖然ととしつつ真似もできな
い。こういうのは結構こたえました(あの時は、この部分だけは我慢しきれ
ずに本を覗いてみました。正体を知って大ショック。こんなこともわからな
かったとは)。
三つめは、二番目と重なりますが、「シャドーイングしながら意味もわか
らなくては。易しいレベルなのだから」という意識も働いてました。
>shinさんの場合、多読とシャドーイングがちょうといいバランスで効率よく
英>語が体にしみこんでるんでような気がします。
私の場合、コンスタントにシャドーイングをするようになった時期はけっ
して早くないです。
これからはもっと早い段階からシャドーイングする人が増えてくるのでは
ないでしょうか。実用ということを考える場合は、その方がいいように思い
ます。
>自分はシャドーイングの素材を背伸びしすぎているのかなぁという気もしま
す。>でも、酒井先生のお話ですと、カタカナ英語のすすぎ落としには速い素
材でシ>ャドーイングをやった方が良いようですし、判断に苦しむところで
す。
速い素材をやった方がいいとは私も思っています。
ただ、私の場合、易しくても、通しでできたという経験をしたことで弾み
がついて、速い朗読にも手がでるようになりました。
速いほうでやっていると、易しい方はさらについていきやすくなるし、易
しい方ができてくると、速いほうをやる励みになる。そんなパタンができて
きました。
ここまできて、ラジオ・ドラマを聞いてみると案外わかるという発見をし
ました。
音が出ているかどうかは私にはわからないのですが、ラジオ・ドラマが聞
けたということで、別の指標というか、もう一つ、やりがいみたいなものを
発見したような感じです。
シャドーイングの質は別としても、シャドーイングが全くできていないな
ら、ラジオ・ドラマを聞いてもさっぱりわからなかったと思うのです。
それから、シャドーイングに慣れてくると、固まり読みならぬ、固まり聞
きができてくるように感じます(もちろん多読の蓄積が大だと思います
が)。一つの句なりのまとまりで音がストックできるようになったため、ま
がりなりにもついていけるのだと思います。すくなくとも1時間通しでやれ
るようになったコツは、このあたりにあるように思います。
それから、sakigoroさんにお礼を申し上げないと・・・。
The Giverを知る前に、sakigoroさんから、グリーン・マイルの朗読をして
いるFrank Mullerのことを教えていただいたのですが、その朗読をちゃんと
聞いてみて、「あ、これ、いいなあ。真似してみたいなあ」と思ったので
す。なんとかして、グリーン・マイルをやりたい。
しかし、これは私には難しかった(今も。でも、そのうち全体を通してい
けるかも、という手応えを少しだけ感じています)。語彙も難しいですが、
低音な上、日本語と比べると、母音がほとんど溶けているというような感じ
で、今まで真似してきたのとは一味違いました。
おまけに一つの章の朗読が20分近く続くこともあり、これはいきなりは
無理だよなあと思っていた時に、The Giverを偶然知りました。Frank Muller
ほどではないにしろ、なかなかよいと思える朗読だったのです。
全体はある程度長いけれど、こちらは、一つの章が20分ということはな
いし(でも、最初は長く感じました)、PBほどには難しくない。
それでThe Giverを始めたということなのです。
Frank Mullerのことを教えてもらわなかったら、ここまでシャドーイング
に意欲が湧いたかどうか。
ありがとうございました。
>tribirdさんのサイトをごらんになりましたか?
>あんな感じで、もっとたくさんのreviewがあるといいな。
拝見しました。シャドーイングのことがどこにあるのか探すのにちょっと
苦労しましたので、今度、もう一回ちゃんと読ませていただこうと思ってい
ます。全部初めて知るものがほとんどでした。
今回は、シャドーイングのことではなく、tribirdさんがthe year of
sharingを再読されて高評価をつけておられたところに感動してしまいまし
た。
* * * * *
sumisumiさん、こんにちは。
>ある程度読書が進んでからシャドウイングをすると
>聞いてわかるようになるから面白くなりますね。
ほんとうにそうですね。
sumisumiさんは相当シャドーイングされているのではないでしょうか。
>シャドウイング情報が充実していくといいですね。
これまた、ほんとうにそうですね。
朗読者情報は特に大切ですね。GRの表彰制度ができたのですから、シ
ャドーイング人口の増加に寄与した朗読者に対してSSS表彰があってい
いような(まだ先のことでしょうけれど)。
>それにしても、トオルさんといい、どうして皆さんそんなに
>長時間できるのでしょう?私、のどがかれてくるので長くできないんです。
喉をからすとかっこいいから、というのは冗談ですが。
比較的低音の朗読者についてシャドーイングしていると気持ちが落ち着 くのです(笑)。私の場合は。
>面白いことに、次女は読み聞かせていると勝手に
>シャドウイング状態でついてくることがあります。
お子さんがいるとこういう楽しみがあっていいですね。
そういえばいきなりで恐縮ですが。たまたま素材を探していら・・・。
sumisumiさんは、実はもう一つHPをもっておられるのでは・・・?
あまりに、らしきものと出会ってしまってびっくりしました。
しかも英語版も・・・。すごい。
* * * * *
しおさん、こんにちは。
しばらくぶりに掲示板を見たら、だいぶん様変わりしてて、書き込んだ後
に見ていたら、しおさんが、ダドキストのほうに書かれていたシャドーイン
グについての文もあったのですね。拝見しました。言葉をやっていると、や
はりコンをつめてしまうことってあるんでしょうね。
>shinさんは、”The Giver"以前にはずっとレベル1−2までの素材を
>利用していたのですか。
そうです。素材を選ぶ情報が少ないうえ、やはり経済的な制約があり選択
肢が少なくて。
>”The Witches"は最初どのあたりで試されたの>でしょうか。
The Withchesは確か、最初の100万語の時、多読を始めて4ヶ月くらいの段
階で読んだと思います。それからしばらくしてテープを買ったので、シャド
ーイングに挑戦してみたのは多読を始めて5ヶ月あたりでしょうか。
いま考えると無謀なことでしたけど、本を読めたとはいっても、読速はそ
れほどでもなかったので、シャドーイングしてもついていけなかったのは当
然だったと思います。
読速150wmp以上あればシャドーイングしていても・・・というようなこと
が酒井先生の本にでていたと思いますが、あの当時は、きばって読まないか
ぎり、そこまでの読速はでていなかったのだと思います。
いきなりこのあたりのレベルのシャドーイングはちょっと無理でした。最
初の5分も苦しい。二、三回ほどですぐ放棄しました。
>レベル1−2の素材を利用していた期間が長いと書いて>おられますが、ど
のくらいの期間なのでしょうか?
1年数ヶ月位になると思いますが、実態は以下のような感じです。
ダールがだめだった後、今度はやさしいやつでと思って、Factfailesのレ
ベル1・Titanicでやってみましたが、これすら当時は厳しかったです。30
分近くあったと思いますが、これもだめで。
この後、一年近く、多読の合間に、時折、思い出したように、Factfailes
のレベル1のTitanicとかレベル2のUFOをやっては、うーん、だめだーの繰
り返しでした。それで、しばらくやらないという時間が増えてきて・・・と
いう感じでした。
sakigoroさんへの返事に書いたのですが、結構、私なりの完璧をめざした
(それが最初から可能だと何となく思っていた)ことがシャドーイングに近
づけなかった要因だったようです。
「多読の経験はとりあえず置いておいて、真似だけしてみよう。活字だけで
きた人間が初めてシャドーイングする場合、うまくシャドーイングに乗っか
るまでにはやはり時間がかかってもしかたないなあ」と思いきるまでに時間
を要しました。結局、この「悟り」に至るまでに1年ほど時間がかかったわ
けです。煩悩の多い奴(笑)。
それから、とにかくレベル1を、最初は15分を目安にして、一回あたり
に続けられる時間を少しずつ伸ばしていって、余計なことは考えずに、ただ
真似することをこころがけました。できないところはそのままにして。
まがりなりにも全体を通しでできるようになったら、楽しくなってきたと
いうような感じです。やればやるほど、別に訳そうとかいう意識はないの
に、真似しているうちに体に意味が流れてくるようになって。
意味を知りたいという意識をなくして、ただ音についていくことを繰り返
すうちに、初めて意味がわかってくるようになるなんて、逆説的ですが。
それから次のレベル2に行ってみたり、レベル1の別のCDをやってみた
り。さらに思いきり早いものをやってみたり(SSS式の多読を始める以前
に、易しい本を読まないと、という意識はあって、その時にwho moved my
cheeseという本とCDを買ったことがあったのですが、本は見ずにCDのほうを真似してみました)。
このあたりで座談会がありました。
>こういうガイドがあるといいですね。女性の声か男性の声か知りたいときも
>あります。自分のお手本になるような心地よい女性の声をさがしていた時期
>がありました。
ほんとうにそうですね。
では。シャドーイング人口が爆発することを願って!?
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お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/8/4(20:29)
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〉 そういえばいきなりで恐縮ですが。たまたま素材を探していら・・・。
〉 sumisumiさんは、実はもう一つHPをもっておられるのでは・・・?
〉 あまりに、らしきものと出会ってしまってびっくりしました。
〉 しかも英語版も・・・。すごい。
え?あの…確かに、もう一つ、ほとんど休眠中のものは持っていますが、
まず、Hitしないと思います…
英語版があるのなら、きっぱり、違います!
さすがに、ハーマイオニーじゃないのでそこまでは…(^^;)
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sumisumiさん、こんばんは。
うろおぼえですいません。
>もう一つ、ほとんど休眠中のものは持っていますが、
>まず、Hitしないと思います…
表紙の絵が全く同じで、それも検索エンジンではイの一番でヒットした記
憶が。
sumileというような文字が並んでいたような。
うーん、自分の記憶は最近誰かが作ってるんだろうか・・・(笑)。
>英語版があるのなら、きっぱり、違います!
英語版というか、英語でも説明があったような・・・。素材はつかっても
らっていいですよという意味だったかの英文が。
記憶違いかもしれませんね。失礼しました。うーん。自分が怖くなってし
まいました(笑)。
>さすがに、ハーマイオニーじゃないのでそこまでは…(^^;)
ハーマイオニーって知りませんでした。あわてて検索エンジンで調べまし
た。そーなんですか。
いや、一瞬、異次元に入り込んでしまったような感覚を覚えました。The
New York Trilogy風な経験でした。
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お名前: sakigoro
投稿日: 2003/8/4(20:39)
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shinさん、こんばんは! 音読多読からまたもやシャドーイングの方に気持ちが揺れている、朝令暮改、原則・骨なしのsakigoroであります。
というのも、この前の東京オフ会で、ひこさんのシャドーイングを聞いて、俄然、意欲が沸いてきたのですよ。
いやぁ、ひこさん、うまくなってた! BBCのニュースのシャドーイングなんですけど、ほんとにイギリスっぽい音で、かっこいいなと聞きほれました。
昨年末にもひこさんのを聞いたことがあるから、進歩が歴然としてわかるんですね。
シャドーイングしながら、内容も完璧に理解している感じでした。
その後、酒井先生のシャドーイングの指導を聞いて、理屈じゃどうにもならない英語の音の出し方ということで、考えることが多かったです。
「L」でも無限の「L」の音がある。 理屈でおっかけていってもどうしようもない。
ともかく耳に入ってくる英語の音を無心にシャドーイングするのが、結局、近道なのかなと思いました。
その後、しおさんのシャドーイングを聞いてまたびっくり!
しおさんがやったのは映画の一部だったんですけど、
私がラジオで普段耳にしているきちんとした英語とはそうとうかけはなれた音。
でもって、酒井先生がよくいう大切な耳障りな子音がこれでもかというくらい出ているんですよ。
酒井先生の指導も、他の人たちに対する指導とは違って、子音をじゃっかんおさえて、もっと自然な感じにというものでした。
いやぁ、でも、見事なもんでした。
その後、酒井先生から英語の日常の音がどれくらい活字と変わってくるのかという例を聞かせてもらいましたが、私のイメージと全然違う。
こんなの、多読と多聴だけだったら、百年たってもわかるようになるわけないと目の前が暗くなる思いでした。
百聞は一見にしかずというか、この場合は100読は1聞にしかずというべきか、私としてはとてつもない衝撃を受けました。
ともかく、自分としてはなじみのできたシャドーイングをぼつぼつやっていこうと、またもや方針転換をすることにしました。 ついでに、聞き取りやすいラジオ英語ばかりでなく、映画にも手を出していくつもりです。 まぁ、あせらず、気長にやっていきます。
多読と違って手ごたえがつかみずらいシャドーイングの意欲をかきたてるためには、他の人のを聞くのが一番だと思いました。
〉 一つめは、英語の音についていくということは、それまで全くしたことが
〉ないのに、いきなりダールのThe Withcesでシャドーイングをしてショック
〉を受けてしまったこと。ここでシャドーイングはかなり厳しいものだという
〉意識がしみついてしまって、とっかかりがつかめなかったです。
ここらへん、私もまるっきりいっしょ。
いやぁ、親しみを感じます。
SSSの掲示板でシャドーイングの薦めを読んで、それを開始するまで一年以上かかったもの。 真似事でもやってみようと思っては、すぐに行き詰って、こんなのまともな人間のできることではない、いや、正常な人間がやるべきことではないとカンシャクをおこしてはやめてたもの。
それでもやっと、なんとかかんとかできるようになってきたのは、開き直って、
きちがいみたいに、アワアワと、英語にはとても聞こえない音でわめくようになってからです。
〉 二つめは意識過剰。「これだけの語数読んでいるんだから、レベル1程度
〉はさっとできないとまずいんじゃないか、できるのが普通なんじゃないか、
〉しかも一回で、ほとんど全部が」。これが邪魔しました。
〉 例えば、後から本を見てみるとin and out ofという部分が、音ででてくる
〉とさっぱりわからない。「なんだこれ?」と唖然ととしつつ真似もできな
〉い。こういうのは結構こたえました(あの時は、この部分だけは我慢しきれ
〉ずに本を覗いてみました。正体を知って大ショック。こんなこともわからな
〉かったとは)。
私にはとても耳の痛い意見。
だって、シャドーイングを始めたころには多読暦25年以上ですよ。
多聴だって2年はやってる。
できて当然とまではいかないまでも、もっとましな結果を期待しても、それほど罰当たりじゃないでしょ。
でも、できません! へんなプライドや自意識は、シャドーイングの敵です!
〉 三つめは、二番目と重なりますが、「シャドーイングしながら意味もわか
〉らなくては。易しいレベルなのだから」という意識も働いてました。
ここらへんもいっしょ。
なんだか双子みたいですね。
こんな風に悩みを語りあえる掲示板はとても貴重だけど、衝撃のオフ会シャドーイングみたいに、実際に人のシャドーイングを耳にする場は、多読以上に重要だなと思います。
それとshinさんみたいに、こんな風な効果があった、こんないいことがあったと書き込んでくる人が増えてきたら、シャドーイング人口も増えるんでしょうけどね。
あっと、最後になりましたが、夏風邪、大変でしたね。
暑くなってからの風邪は、考えただけで、ぞっとしてしまう。
お互い、体に気をつけて、楽しく多読とシャドーイング!
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sakigoroさん、こんばんは。
>いやぁ、ひこさん、うまくなってた! BBCのニュースのシャドーイングな
んですけど、ほんとにイギリスっぽい音で、かっこいいなと聞きほれまし
た。
>昨年末にもひこさんのを聞いたことがあるから、進歩が歴然としてわかる
んですね。
>シャドーイングしながら、内容も完璧に理解している感じでした。
>その後、しおさんのシャドーイングを聞いてまたびっくり!
>しおさんがやったのは映画の一部だったんですけど、
>私がラジオで普段耳にしているきちんとした英語とはそうとうかけはなれ
た音。
>でもって、酒井先生がよくいう大切な耳障りな子音がこれでもかというく
らい出ているんですよ。
>酒井先生の指導も、他の人たちに対する指導とは違って、子音をじゃっか
んおさえて、もっと自然な感じにというものでした。
>いやぁ、でも、見事なもんでした。
羨望の念が湧いてきますね。そういう状態なんだあ、と読んだだけでも、
すごいと感じます。
音がきちんとでたら、活字と音で英語が的確に流れ込んできて楽しくて仕
方ないだろうなあ。きちんと会話もいけそうだし。これがすごいところです
ね。
ただ、日本語の音がまともにでないボソボソ癖のある私としては、英語で
は高望みはしないことにしています。
英語の音の前に日本語を、なんていわれてるので(笑)。
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お名前: しお
投稿日: 2003/8/6(04:29)
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shinさん、こんにちは。しおです。
〉 しばらくぶりに掲示板を見たら、だいぶん様変わりしてて、書き込んだ後
〉に見ていたら、しおさんが、ダドキストのほうに書かれていたシャドーイン
〉グについての文もあったのですね。拝見しました。言葉をやっていると、や
〉はりコンをつめてしまうことってあるんでしょうね。
そうですね。4か月くら落ち着かない状態だったのですが、やっと地上におりられてよかったです(笑)
やっぱり、時間をかけて淡々とやっていくしかないなという当たり前の結論です。
〉>レベル1−2の素材を利用していた期間が長いと書いて>おられますが、ど
〉のくらいの期間なのでしょうか?
〉 1年数ヶ月位になると思いますが、実態は以下のような感じです。
〉 ダールがだめだった後、今度はやさしいやつでと思って、Factfailesのレ
〉ベル1・Titanicでやってみましたが、これすら当時は厳しかったです。30
〉分近くあったと思いますが、これもだめで。
〉 この後、一年近く、多読の合間に、時折、思い出したように、Factfailes
〉のレベル1のTitanicとかレベル2のUFOをやっては、うーん、だめだーの繰
〉り返しでした。それで、しばらくやらないという時間が増えてきて・・・と
〉いう感じでした。
〉 sakigoroさんへの返事に書いたのですが、結構、私なりの完璧をめざした
〉(それが最初から可能だと何となく思っていた)ことがシャドーイングに近
〉づけなかった要因だったようです。
「私なりの完璧を・・・」というところ、私もすごく共感できます。やっぱり音をだしながらも、意味が気になるし、最初はアワアワとなってもいい、といっても、やっぱりアワアワは気持ちが悪いです。
〉 「多読の経験はとりあえず置いておいて、真似だけしてみよう。活字だけで
〉きた人間が初めてシャドーイングする場合、うまくシャドーイングに乗っか
〉るまでにはやはり時間がかかってもしかたないなあ」と思いきるまでに時間
〉を要しました。結局、この「悟り」に至るまでに1年ほど時間がかかったわ
〉けです。煩悩の多い奴(笑)。
〉 それから、とにかくレベル1を、最初は15分を目安にして、一回あたり
〉に続けられる時間を少しずつ伸ばしていって、余計なことは考えずに、ただ
〉真似することをこころがけました。できないところはそのままにして。
〉 まがりなりにも全体を通しでできるようになったら、楽しくなってきたと
〉いうような感じです。
100万語クラスで秋からもシャドーイングをやっていく予定ですが、今年度の最後くらいに、生徒さんが、shinさんが感じたような楽しさを味わえるようになってくれたらなあと思います。やっぱりレベル0−1の素材で、ゆっくりやっていこう!と思いました。いま、一番読んでいる生徒さんが、ダールの薄い本を読み始めてたくらいですから、全体のことを考えればシャドーイングはもっともっと易しい素材でもいいくらいかもしれません。
やればやるほど、別に訳そうとかいう意識はないの
〉に、真似しているうちに体に意味が流れてくるようになって。
〉 意味を知りたいという意識をなくして、ただ音についていくことを繰り返
〉すうちに、初めて意味がわかってくるようになるなんて、逆説的ですが。
これはすごいですね!私はまだまだ分かろう分かろうしているようです。7月下旬から酒井先生の課題で”Stuart Little"のシャドウイングをしてみて、ちょっとだけ、shinさんのいわれる「真似しているうちに体に意味が流れてくる」の感じが分かってきました。
〉 それから次のレベル2に行ってみたり、レベル1の別のCDをやってみた
〉り。さらに思いきり早いものをやってみたり(SSS式の多読を始める以前
〉に、易しい本を読まないと、という意識はあって、その時にwho moved my
〉cheeseという本とCDを買ったことがあったのですが、本は見ずにCDのほうを真似してみました)。
〉 このあたりで座談会がありました。
〉>こういうガイドがあるといいですね。女性の声か男性の声か知りたいときも
〉>あります。自分のお手本になるような心地よい女性の声をさがしていた時期
〉>がありました。
〉 ほんとうにそうですね。
〉 では。シャドーイング人口が爆発することを願って!?
もっとシャドーイングする方が増えたら、いろいろ情報交換できてますます楽しくなりますよね!
shinさん、丁寧なご回答ありがとうございました。とても参考になりました。
暑い時期に体調を崩されて大変でしたね。直り際が肝心ということですから、お身体を大切になさってくださいね。
それでは、私もシャドーイング人口爆発を祈念して!
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しおさん、こんばんは。
>100万語クラスで秋からもシャドーイングをやっていく予定ですが、今
>年度の最後くらいに、生徒さんが、shinさんが感じたような楽しさを味わえ
>るようになってくれたらなあと思います。
これは楽しみですね。
そういえば、教える側でありながら、教わる側から教えられることって意
外に多いものかもしれませんね。
シャドーイングの歩みがでんでん虫のような人が、それなりに英語でコミ
ュニケーションがとれるようになっていたりとか。予想もつかないようなこ
とがおきたり。そういうなかで、自分の考え方もゆるやかに変化していくと
いうことがおきるかもしれませんね。
教える&教わるシャドーイング報告楽しみにしてます。
>全体のことを考えればシャドーイングはもっともっと易しい素材でもいいく
>らいかもしれません。
いやいや、やはりここはお得なSSS特製3枚セットからはじめるべきで
す(笑)。
SSSで教えるのですから、そういう反応でなくちゃいけません(笑)。
amazonで1枚でているのを知って購入したのですが、3枚セットだと知っ
たのはついこの前のことです。古川さんを拝み倒して(冗談ですが)やっと
残り2枚を手に入れることができました。
では。