[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/22(13:05)]
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お名前: ドラちゃん http://dorataoku.blog37.fc2.com/
投稿日: 2008/5/18(03:44)
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吉良さん、こんばんは〜!
〉こんにちわ、レスありがとうございます^^
いえいえ、お役に立てたようで嬉しいです♪
あっ!あと、私のことはドラちゃんって呼んでくださいね。
〉〉〉こんちには、最近シャドーイングを始めようとしている者です。
〉〉〉多読はGRばかり読んでいますが、ようやく100万語が見えてきましたw
〉〉 おぉっ!それはそれは…
〉〉 頑張らないように気をつけて、楽しんで進んでいってくださいね。
〉はい、最近私が通っている大学の図書館に図書のリクエストシステムがあるのを知って、俄然やる気が出て参りましたw
〉既にその図書館にはGRがそれなりに(不十分ですけど)置いてあるので、LRとか絵本とかもリクエストしてみようかと思っています。
〉在学中に僕のリクエストで多読案連の蔵書をどれだけ増やせるか楽しみです(関係ない話すいません;)。
なるほど…それはいいですね♪
後に続く人達のために頑張ってくださいね。
〉〉〉それで、質問をさせて頂きたいのですが、母音、あるいは子音のみの発音を学ぶことのできる良い材料があればよろしくお教えいただけないでしょうか?
〉〉〉市販のCDでもかまいませんし、無料のPodcastのような形であればなお望ましいです。
〉〉 発音については、いきなりシャドーイングを勧めてらっしゃる方もいます
〉〉けども…私は多読・多聴を始める前にフォニックスをやっていました。
〉〉 フォニックスは、シャドーイングを始めるとUnlearnが必要だとも言われ
〉〉ますが、私自身はやっておいて良かったと思っています。
〉〉# というより、私は不器用なので、
〉〉# これをやってなかったら、多分
〉〉# 未だに正しい音が出せなかったと
〉〉# 思います。
〉貴重なご意見をありがとうございます。
〉いきなりシャドーイングを始めることを勧める意見があるのは、僕自身知らなかったんですが、そうするには明確な理由があるからだと推測されます。
〉なので、シャドーイングを始めるにあたり、A.いきなりシャドーイングか、あるいはB.先にベーシックな発音習得後シャドーイングかという問題が僕の中で生じましたが、ドラちゃんさんは実際にはB.のやり方をされて(おそらくフォニックスで)、良かったとお考えのようですね。
〉経験に裏打ちされている意見なので、僕もB.の方法でやってみようかと思います。
私のこの回答は、自分自身の経験と、もう一人仲良くしていただいたタドキスト
の方の体験談を主に元にして書いていますが、私ももう一人の方も両方とも、
たまたま多読・多聴を始める直前にフォニックスをやっていたんです。
フォニックスに対して微妙な見方をしているのは、主にさかい先生の持論で、
著書や掲示板などで事ある毎に『フォニックスの発音は、極端形でしかない』
という趣旨の発言をなさっています。これは特に、英語の音には、弱形などを初め
とした一般にはあまり知られていない色々な音の変化があるため、フォニックス
一辺倒の発音イメージが身についてしまうと、最終的にはunlearnが必要ですよ、
という事を警告しているわけです。
私も、その発言の趣旨は充分に理解していますが、自分自身の不器用さを
考えると、自分はフォニックスを通過する事なく、幾つかの子音が正しく出せる
ようにはなれなかったのではないかと考えています。
# しかも、この頃に母音を(子音ほど)真面目に
# やらなかったので、最近になって母音に
# あまり自信がない事が判明…(大汗)
もし、この辺の事情(フォニックスとunlearnの関係)に興味がおありでしたら、
こども式サイトに行って、さかい先生に直接ご質問されるといいですよ。
〉〉 子音と母音の音の出し方という観点で、私がフォニックスを独習するのに
〉〉良かったと思う本は、
〉〉 フォニックス“発音”トレーニングBook
〉〉 [url:http://www.amazon.co.jp/dp/4756908446]
〉〉という本です。付属のCDを使ってExercise出来ます。
〉〉 ただこれだけだと、単語の発音は出来る様になりますが、実際にネイティブ
〉〉の方が発音しているものをヒアリング・シャドウイングする時に、センテンスや
〉〉文章を読む時に発生する、弱形などの音の変化や、複数の単語がくっついた
〉〉リエゾンなど、音が様々に変化する聞こえ方に対して、非常に違和感を覚える事
〉〉があります。
〉〉 この点に関して、私に明快なビジョンをもたらしてくれた本は、
〉〉 英語舌のつくり方
〉〉 [url:http://www.amazon.co.jp/dp/4327440841]
〉〉という本です。
〉〉 フォニックスなどを使って、単体の母音や子音の発音を独習で練習するなら、
〉〉こちらの本も読まれる事をお勧めします。
〉〉 では。
〉具体的な書籍の紹介、ありがとうございます。
〉また、先に発音を習得する際の問題点、さらにはその解決法までも示して下さっています。
〉unlearnが必要というのは何となくわかりますが、母音・子音・単語レベルの発音と文章レベルの発音の違いの違和感を感じたことが無い(?)ので、とりあえずは母音・子音を習得してみようと思います。
〉そこから単語に行くと、unlearnが必要になりそうな予感がしますので、母音・子音からシャドーイングに行くのがいいのでは?と勝手に想像しています(汗;)。
そうですね。
『英語舌の作り方』もなかなかいい本ですが、シャドーイングに慣れてくれば
自動的にカラダが覚えることを文章にして説明しているだけ、とも言えます。
ただ、『フォニックス“発音”トレーニングBook 』では、(実際に手に取って
みれば分かると思いますけども)フォニックスというものの性質上、具体的な
単語を例にとって、様々な子音・母音の発音をトレーニングするようになって
います。
これは、英語の発音が前後の綴りによって様々に変化するためだと思われます。
一例をあげると、achieveとarchiveは綴りは非常に似ていますが、chの部分の
発音は全く異なっています。
また、unlearnが必要だったと言っていた方なんですが、その人が使っていた
フォニックスの本は、口の形の写真が載っていて、その人はフォニックスを
しっかりやった結果として、綴りを見たり、シャドーイングで単語を想起したり
すると、その口の写真が思い出されてしまって…という事を言っていました。
確かに、こういう状況になると、unlearnが必要ですね。
そこで、私もジェミニさんがDVDをお勧めしていたのを見て『まさか…?』
とヒヤリとしたものを感じたのですが、吉良さんがこちらは使用しないと
お考えになったのを見て、まぁ結果オーライかと。
# 私はそのDVDを観たことは
# ないんですけどね。
えぇっと…結論としては、吉良さんのお考えに沿ってやられれば、多分、
いい成果が期待できるのではないかと、私も思いました。
では、Happy Phonicsising and Shadowingで♪
# Phonicsiseという言葉は、
# 『フォニックス“発音”トレーニングBook 』
# のCDを聞けば、イヤと言うほど
# 聞くことになると思います。
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"ドラちゃん"さんは[url:kb:3362]で書きました:
〉 吉良さん、こんばんは〜!
〉〉こんにちわ、レスありがとうございます^^
〉 いえいえ、お役に立てたようで嬉しいです♪
〉 あっ!あと、私のことはドラちゃんって呼んでくださいね。
了解しました!これからもよろしくお願い申し上げます☆
〉〉はい、最近私が通っている大学の図書館に図書のリクエストシステムがあるのを知って、俄然やる気が出て参りましたw
〉〉既にその図書館にはGRがそれなりに(不十分ですけど)置いてあるので、LRとか絵本とかもリクエストしてみようかと思っています。
〉〉在学中に僕のリクエストで多読案連の蔵書をどれだけ増やせるか楽しみです(関係ない話すいません;)。
〉 なるほど…それはいいですね♪
〉 後に続く人達のために頑張ってくださいね。
そうですね、既に置いてあるGRも結構ボロボロのやつもあったりするので、需要はあるみたいです。僕が借りた本のページの間から、自動貸し出し機が発行する返却期限が書いた紙が既に2枚程発掘されています。
〉 私のこの回答は、自分自身の経験と、もう一人仲良くしていただいたタドキスト
〉の方の体験談を主に元にして書いていますが、私ももう一人の方も両方とも、
〉たまたま多読・多聴を始める直前にフォニックスをやっていたんです。
〉 フォニックスに対して微妙な見方をしているのは、主にさかい先生の持論で、
〉著書や掲示板などで事ある毎に『フォニックスの発音は、極端形でしかない』
〉という趣旨の発言をなさっています。これは特に、英語の音には、弱形などを初め
〉とした一般にはあまり知られていない色々な音の変化があるため、フォニックス
〉一辺倒の発音イメージが身についてしまうと、最終的にはunlearnが必要ですよ、
〉という事を警告しているわけです。
〉 私も、その発言の趣旨は充分に理解していますが、自分自身の不器用さを
〉考えると、自分はフォニックスを通過する事なく、幾つかの子音が正しく出せる
〉ようにはなれなかったのではないかと考えています。
〉# しかも、この頃に母音を(子音ほど)真面目に
〉# やらなかったので、最近になって母音に
〉# あまり自信がない事が判明…(大汗)
〉 もし、この辺の事情(フォニックスとunlearnの関係)に興味がおありでしたら、
〉こども式サイトに行って、さかい先生に直接ご質問されるといいですよ。
さらに詳しい事情を教えて下さいましてありがとうございます。
僕としては、僕に多読を教えてくれた方が、とりあえず母音・子音を抑えて、ある程度自分で音を出せるようになってからシャドーイングを始めることを勧めて下さったので、その通りにしようかと考えていました。
その方は自分で発音が出来ないと、聞き取りもうまくできない、というような内容のことをおっしゃっていまして、僕自身確かにその通りだと思っています。
なので、ある程度発音はそれなりのものが欲しいんですが・・・そうですね、ドラちゃんさんの発現を受けて、あまり真面目にフォニックスをやり過ぎるとunlearnが必要になりそうなので、ある程度習得したら次のステップに進もうと考えて居たんですが・・・
〉# しかも、この頃に母音を(子音ほど)真面目に
〉# やらなかったので、最近になって母音に
〉# あまり自信がない事が判明…(大汗)
・・・ですか、う〜ん、難しいですね。さじ加減が(汗;)
〉〉unlearnが必要というのは何となくわかりますが、母音・子音・単語レベルの発音と文章レベルの発音の違いの違和感を感じたことが無い(?)ので、とりあえずは母音・子音を習得してみようと思います。
〉〉そこから単語に行くと、unlearnが必要になりそうな予感がしますので、母音・子音からシャドーイングに行くのがいいのでは?と勝手に想像しています(汗;)。
〉 そうですね。
〉 『英語舌の作り方』もなかなかいい本ですが、シャドーイングに慣れてくれば
〉自動的にカラダが覚えることを文章にして説明しているだけ、とも言えます。
どんな内容か気になってきましたw
大型書店に行ったら内容チェックしてみます。
〉 ただ、『フォニックス“発音”トレーニングBook 』では、(実際に手に取って
〉みれば分かると思いますけども)フォニックスというものの性質上、具体的な
〉単語を例にとって、様々な子音・母音の発音をトレーニングするようになって
〉います。
〉 これは、英語の発音が前後の綴りによって様々に変化するためだと思われます。
〉 一例をあげると、achieveとarchiveは綴りは非常に似ていますが、chの部分の
〉発音は全く異なっています。
なるほど、『フォニックス“発音”トレーニングBook 』では、具体的な単語の中の子音・母音を取り出して練習するんですね。昔通っていた英会話で、似たようなやり方をしていたので分かります(多分)。
〉 また、unlearnが必要だったと言っていた方なんですが、その人が使っていた
〉フォニックスの本は、口の形の写真が載っていて、その人はフォニックスを
〉しっかりやった結果として、綴りを見たり、シャドーイングで単語を想起したり
〉すると、その口の写真が思い出されてしまって…という事を言っていました。
〉 確かに、こういう状況になると、unlearnが必要ですね。
〉 そこで、私もジェミニさんがDVDをお勧めしていたのを見て『まさか…?』
〉とヒヤリとしたものを感じたのですが、吉良さんがこちらは使用しないと
〉お考えになったのを見て、まぁ結果オーライかと。
〉# 私はそのDVDを観たことは
〉# ないんですけどね。
単語レベルの発音をその口の形に従って発音しなければならない、という風なクセがついて、文章を発音する際に阻害してしまう、という風に理解しました。上にも書きましたが、パラドックスですよね。
実は僕自身この書き込みをさせて頂く前までは、その「口の形」が載った本をチョイスしようかと考えていました(汗;)。
まぁ、僕としてはそれを使うのも悪くは無いと思っていますが、ちょっと否定的(というと語弊があるかもしれませんが)なご意見が出ていますので、音だけのやつにしておこうかと思います。
〉 えぇっと…結論としては、吉良さんのお考えに沿ってやられれば、多分、
〉いい成果が期待できるのではないかと、私も思いました。
ポジティブにおっしゃって下さいましてありがとうございます!
なんというか、そんなにやり方にこだわらずに柔軟にフワフワやっていこうと思っています。
実際、僕の周囲に居る(居た)生命科学分野の教授の発音なんてそりゃあもうひどいのなんの・・
中には発音の宿題と称して、単語の発音をカタカナで書かさす人も居ました・・・
発音記号を見ながら、なるべくそれっぽいカタカナをチョイスするあの不毛な作業は忘れられないですねw
でも立派に海外の人と渡り合ってますし(苦笑)。
またもや乱文失礼致しました。
非常に助かりましたし、モチベーションにもなりました!
ではではHappy Shadowingで♪