[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/27(07:51)]
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332. 酒井先生、シャドーイングで文字を見るのはダメですか?(長文です)
お名前: ポロン
投稿日: 2003/3/16(17:03)
------------------------------
酒井先生、みなさん、こんにちは!ポロンです。
今まで、シャドーイングについては、素材選びややり方に関して
心理的にもがき苦しみました。(笑)
今日はうらみつらみ(?)も含めて、シャドーイングの障壁をなくすために
こんな方法はだめかなぁ?と思うことを書かせてください。
まず、一般論として
★ 文字を見ながらのシャドーイングはいけないのか?
★ 音読から入ってはいけないか?
英語の音を聞いてまねるって、口を鍛えないまま来た私たちにとっては
とても難しいことです。
幼児が言葉を覚えていく過程と同じように、シャドーイングで聞こえたままに
音をまねる、というのは実にそのとおりだと思うのですが、この難しさに
めげてしまってシャドーイングしないくらいなら、テキストを見ながら
シャドーイングしたり、口を鍛えるために、音読から入ってもいいんじゃ
ないでしょうか?
それとも、やっぱり音のunlearnのためには、文字は見ちゃダメなのかなぁ?
最初に音だけを何度も聞いておけば、あとから文字を見てもある程度の
unlearnになると思うのですけれど、どうでしょう?
次に、個人的な悩みを書きます。長くなりますけど、まぁ聞いてやってください。
(以下でシャドーイングというのは、口ぱくシャドーイングや小声シャドーイングを
のぞく、はっきりと発声するシャドーイングのみを指しています。)
私みたいな主婦は、英語を話す機会もあまりないし、そもそも
英語の音を磨く、ということに対して強い動機がないもので、
音をよくする努力をするのは「苦行」に感じていました。
酒井先生の今までのお話からすると、母音や子音がどうだとか、
意味のわかる素材だとカタカナに変換してしまうから、意味がわかってきたら
次の素材に変えた方がいいとか、かなり「音」に対して厳しいことを
おっしゃっていたので、それだけでびびってしまいました。
意味もわからないものを音だけまねて繰り返すなんて、そんなぁ幼児じゃあるまいし、
いい大人はそんなことできないよ〜〜、とSSS式シャドーイングには
消極的だったのです。(素直じゃないんです。すみませーーん。m(__)m)
そんな私がシャドーイングをしようと思う目的は、主にリスニング力を
つけたいからです。
(もちろん、発音をよくしたい気持ちもあるし、いずれ使う機会がくれば、
相手のためにも聞き取りやすい発音でしゃべりたい、とは思っています。)
そこで、酒井先生が「抑揚やリズム、なめらかさを中心にシャドーイング」と
おっしゃっているところに反応しました。やっとこの話がでてきた〜と
うれしくなったのです。(^^)
〉ただしまだ「日本語なまり」は強いです。でも母語のなまりを
〉残してどんどん立派な英語を話している人はたくさんいるので、
〉(最近よくニュースに登場する各国の国連代表はみんなそう)
〉それ以上英語に近づくかどうかは、お二人の「主義次第」でしょう。
〉イギリス人やアメリカ人のまねはできればしたくないということなら、
〉一つ一つの音を磨くのはもうやめにして、抑揚やリズム、なめらかさを
〉中心にシャドーイングしていくといいと思います。
#330の酒井先生のコメントを引用させていただきました。
私も、まさにその抑揚やイントネーション、音の連結などを、シャドーイングで
体にたたきこめば、リスニングが飛躍的によくなるんじゃないか、と思ってます。
実際、1年半位前にテキスト見ながらの音読シャドーイングを3ヶ月くらい
続けたあと、10年ぶりにCNNを聞いてみたら、以前よりもすごーーーく
よく聞こえて(聞き取れたとは言わない。笑)自分でもびっくり!!だったのです。
私にとっては、かなり劇的な変化でした。
そんな自己流シャドーイング歴が邪魔してか、文字を全く見なくてもついて
いけるゆっくりの素材は、英語本来のリズムがないためか、やっていて
おもしろくありません。
Frog and Toadも、朗読テープとしてたまに聞くにはいいのですが、シャドーイング
してるとかったるく感じます。
(朗読テープが性に合わないせいもあります。)
音を磨くにはゆっくりの素材で、発音を意識しながらやることが必要だとわかっては
いるのですが、あまりおもしろくはありません。
早い素材なら、抑揚やリムズをたたきこみにはいいだろうと、NHKラジオ講座の
「ビジネス英会話」のCD(分速170語くらい)を使ってシャドーイングを始めました。
やり方は、
1、まず、会話の部分だけを何度も繰り返し聞く。
もうこれ以上は聞き取れない、というところまで、細かい音に注意して聞く。
2、テキストを見て、音と文字をつなげる。
3、テキストを見ながら、テープの音について、音やイントネーションを
まねしながらシャドーイング(音読)する。ついていけるようになるまで、
20〜30回ぐらい繰り返す。
ついていけないところは、部分的に練習する。
4、テキストを見ながらついていけるようになったら、テキストなしで
シャドーイングする。
(3〜4の合計で50回くらい。)
自分ではこの方法が性に合うので(やっていて楽しいです)、このやり方で
進もうかと思っていたのですが、多読座談会でのシャドーイングに関する
お話を拝見しているうちに、やはりこのやり方はまずいのか?
という疑問が大きく湧き上がってきてしまいました。
つまり、文字を見ずにシャドーイングして、もっと「音を磨く」ことに重点を
おいた方がいいのか?
この素材の場合、私がシャドーイングするにはかなりスピードが速いのと、
英文が長いので、ついていこうとするあまり音がくずれてしまっているんじゃ
ないか?という疑問です。
悩んでいるうちに、シャドーイング自体がぴたっとストップしてしまいました。(涙)
ゆっくりの素材はおもしろくない、ノーマルスピードの素材は文字なしでは
ついていけない、じゃぁ、その中間ぐらいの素材ならどうか?
と思って試してみた素材、昔のNHKラジオ英会話の1分トークを集めた
”What’s New?”というのなら、楽しくやっていけそう、という感触を持ちました。
英語もやさしく、スピードも150語くらいと少しゆっくりめなので
ついていける部分もけっこうあります。
それに、内容が大人向けでおもしろい、という点がいちばん大きいです♪
やはり、毎日何度も繰り返すものは、大人の知的好奇心を満たしてくれる
ものでないと!!(な〜んて。(^^ゞ)
そこで、今迷っているのが一切文字を見てはいけないのか?という点です。
何度も繰り返せば、ついていける部分も増えてはくるのですが、多読と違って
シャドーイングの場合は、私はいい加減ができません。
「あわわ」を「あわわ」のままにしていると、シャドーイングした気がしない、
達成感もない。
100%とは言いませんが、できれば95%くらいはついていきたい。
そうしないと、リズムもおちてくる感じがしないのです。
★ そのために、文字の助けを借りるのはいけないでしょうか?
「あわわ」になってしまう部分は、テキストを見ながら部分練習したいのですが、
文字を見ることは厳禁でしょうか?
もちろん、最後の仕上げは文字なしで純正シャドーイングするつもりです。
もし、「文字は一切見ないでやった方がいい」ということでしたら、文字なしで
やってみようという気持ちはあります。この素材なら、文字なしでもかなり
できそうなので。でも、できれば完璧に近いところを目指したいので、テキストを
見ながらシャドーイングしてもいいのであれば、よりやりやすいです。
私のやり方が「お勉強」みたい、と思われるかもしれませんが、私にはこの方法が
いちばんやりやすいのです。1分程度で情報がぎっしりつまったもの
(つまり朗読テープでないもの)を、何十回と繰り返しシャドーイングして、
できる部分が増えてくるというやり方なら、毎日つづけられそうです。
はぁ〜〜、洗いざらい書いてしまいました。(≧∇≦)
実は、このことはず〜っと伺いたかったことなのです。
でも、酒井先生はきっとダメだっておっしゃるだろうと思ったら、
とても怖くて言い出せなかった。(笑)
でも、交流の広場でのぷぷさんの書き込みを拝見して、私も思うところを
書いてみよう、という気持ちになりました。(^^)
こんなわがままな生徒もいるということで、なまいきを書きましたが
どうぞお許しくださいませ。m(__)m
長々と書いてしまい、申し訳ありません。
酒井先生のお時間のあるときでけっこうです。アドバイスをいただけ
ませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
(このままでは多読にも身が入らない今日この頃です。^^;)
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337. 酒井先生、↑の件私も知りたいです(横スレ恐縮です)
お名前: みや
投稿日: 2003/3/18(20:17)
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ポロン様、はじめましてみやと申します。横スレ恐縮です。
〉 ★ 文字を見ながらのシャドーイングはいけないのか?
〉 ★ 音読から入ってはいけないか?
この2点は私も疑問に思っていた点ですごく興味があります。
酒井先生!ご回答のほどよろしくお願いいたします。
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338. Re: 酒井先生、シャドーイングで文字を見るのはダメですか?(長文です)
お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/3/20(00:57)
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ポロンさん、みやさん、こんばんは!
お返事遅くなりました。
さて、こんばんはじっくり書きましょう。
〉今日はうらみつらみ(?)も含めて、シャドーイングの障壁をなくすために
〉こんな方法はだめかなぁ?と思うことを書かせてください。
はーい。しっかり読みますよー!
〉まず、一般論として
〉 ★ 文字を見ながらのシャドーイングはいけないのか?
〉 ★ 音読から入ってはいけないか?
〉英語の音を聞いてまねるって、口を鍛えないまま来た私たちにとっては
〉とても難しいことです。
〉幼児が言葉を覚えていく過程と同じように、シャドーイングで聞こえたままに
〉音をまねる、というのは実にそのとおりだと思うのですが、この難しさに
〉めげてしまってシャドーイングしないくらいなら、テキストを見ながら
〉シャドーイングしたり、口を鍛えるために、音読から入ってもいいんじゃ
〉ないでしょうか?
いいんじゃないでしょうか?
「幼児のように」っていうのはぼくもあこがれる「境地」(?)ですが、
どうも簡単じゃないですね。その難しさのせいでシャドーイングに
最初からめげてしまうくらいなら、なにか便法を考え出して、
「テキストを見ながら」、「音読から入る」もどちらも
いいと思います。
いつも書くことなんですが、まだシャドーイングをどうやったらいいか、
ぼくには分かっていないのです。だから、みなさんがいろいろ試して
くださって、その様子を知らせてくださると、すこしずつ道が整備されて
くると思います。( For that matter,多読だってわかっていないこと
ばかりで、みなさんが書いてくださることの中に何かヒントはないかと、
いつも鵜の目鷹の目で読んでいます。)
〉それとも、やっぱり音のunlearnのためには、文字は見ちゃダメなのかなぁ?
〉最初に音だけを何度も聞いておけば、あとから文字を見てもある程度の
〉unlearnになると思うのですけれど、どうでしょう?
そういえば、昔は「最初に何度もシャドーイングして、それから
文字を見て、どういう文字の組み合わせのときにうまくついていけないか
検討してみるといいです」と言ってましたね。
このごろではよく分からなくなってきて、シャドーイングの前に
見てもいいかなとも思っています。どっちなんだろ?両方いいのか?
どうなんだ? Make up your mind!と自分に言いたいところですが、
なにしろまだ判断材料が少ないですね。
〉次に、個人的な悩みを書きます。長くなりますけど、まぁ聞いてやってください。
はーい。
〉(以下でシャドーイングというのは、口ぱくシャドーイングや
小声シャドーイングをのぞく、はっきりと発声するシャドーイングのみを
指しています。)
〉私みたいな主婦は、英語を話す機会もあまりないし、そもそも
〉英語の音を磨く、ということに対して強い動機がないもので、
〉音をよくする努力をするのは「苦行」に感じていました。
〉酒井先生の今までのお話からすると、母音や子音がどうだとか、
〉意味のわかる素材だとカタカナに変換してしまうから、意味がわかってきたら
〉次の素材に変えた方がいいとか、かなり「音」に対して厳しいことを
〉おっしゃっていたので、それだけでびびってしまいました。
そうかぁ・・・
はんせー、はんせー、だいはんせー!
いつも言っているのは、カタカナ変換できないくらい速いものと、
音を磨くためのゆっくりのと両方シャドーイングするといいですよ、と
言っているんですが、これも「あてずっぽう」の域を出ませんね。
〉意味もわからないものを音だけまねて繰り返すなんて、
そんなぁ幼児じゃあるまいし、
〉いい大人はそんなことできないよ〜〜、とSSS式シャドーイングには
〉消極的だったのです。(素直じゃないんです。すみませーーん。m(__)m)
「幼児じゃあるまいし」もその通りですね。
そもそも素直じゃないのが大人なんで・・・
〉そんな自己流シャドーイング歴が邪魔してか、文字を全く見なくてもついて
〉いけるゆっくりの素材は、英語本来のリズムがないためか、やっていて
〉おもしろくありません。
〉Frog and Toadも、朗読テープとしてたまに聞くにはいいのですが、
シャドーイングしてるとかったるく感じます。
〉(朗読テープが性に合わないせいもあります。)
〉音を磨くにはゆっくりの素材で、発音を意識しながらやることが
必要だとわかってはいるのですが、あまりおもしろくはありません。
どんなに評判のいい素材でも、自分におもしろくなければ続きませんよね。
〉早い素材なら、抑揚やリムズをたたきこみにはいいだろうと、NHKラジオ
講座の「ビジネス英会話」のCD(分速170語くらい)を使ってシャドーイングを
始めました。
〉やり方は、
〉 1、まず、会話の部分だけを何度も繰り返し聞く。
〉 もうこれ以上は聞き取れない、というところまで、細かい音に注意して
聞く。
〉 2、テキストを見て、音と文字をつなげる。
〉 3、テキストを見ながら、テープの音について、音やイントネーションを
〉 まねしながらシャドーイング(音読)する。ついていけるようになるまで、
〉 20〜30回ぐらい繰り返す。
〉 ついていけないところは、部分的に練習する。
〉 4、テキストを見ながらついていけるようになったら、テキストなしで
〉 シャドーイングする。
〉 (3〜4の合計で50回くらい。)
〉自分ではこの方法が性に合うので(やっていて楽しいです)、このやり方で
〉進もうかと思っていたのですが、多読座談会でのシャドーイングに関する
〉お話を拝見しているうちに、やはりこのやり方はまずいのか?
〉という疑問が大きく湧き上がってきてしまいました。
性に合っている→楽しい→続く→効果が出る!!!
ちっともかまわないのではないかな?
疑問は小さく縮めちゃってください。
〉つまり、文字を見ずにシャドーイングして、もっと「音を磨く」ことに
重点をおいた方がいいのか?
〉この素材の場合、私がシャドーイングするにはかなりスピードが速いのと、
〉英文が長いので、ついていこうとするあまり音がくずれてしまっているんじゃ
〉ないか?という疑問です。
〉悩んでいるうちに、シャドーイング自体がぴたっとストップしてしまいました。(涙)
せっかく楽しんでいるのに、ぼくがじゃましてしまった!
音がくずれているかどうかはまあほっときましょうよ。
(ほんとにくずれているかどうかはチェックしないとわからないと
思うし・・・)
多読と同じですべては量が解決します。
量←長続き←楽しい←性に合っている
とまあ、さっきの逆をたどって、結局性に合っている素材を
楽しいやり方で続ければいい!と・・・
〉英語もやさしく、スピードも150語くらいと少しゆっくりめなので
〉ついていける部分もけっこうあります。
〉それに、内容が大人向けでおもしろい、という点がいちばん大きいです♪
〉やはり、毎日何度も繰り返すものは、大人の知的好奇心を満たしてくれる
〉ものでないと!!(な〜んて。(^^ゞ)
その通りですよ。興味も関心もないものではねえ。
〉そこで、今迷っているのが一切文字を見てはいけないのか?という点です。
〉何度も繰り返せば、ついていける部分も増えてはくるのですが、多読と違って
〉シャドーイングの場合は、私はいい加減ができません。
〉「あわわ」を「あわわ」のままにしていると、シャドーイングした気がしない、
〉達成感もない。
〉100%とは言いませんが、できれば95%くらいはついていきたい。
〉そうしないと、リズムもおちてくる感じがしないのです。
〉 ★ そのために、文字の助けを借りるのはいけないでしょうか?
〉 「あわわ」になってしまう部分は、テキストを見ながら
部分練習したいのですが、
〉 文字を見ることは厳禁でしょうか?
〉 もちろん、最後の仕上げは文字なしで純正シャドーイングするつもりです。
いいんじゃないでしょうか・・・
(なんとなく頼りない・・・)
〉もし、「文字は一切見ないでやった方がいい」ということでしたら、
文字なしでやってみようという気持ちはあります。この素材なら、
文字なしでもかなりできそうなので。でも、できれば完璧に近いところを
目指したいので、テキストを見ながらシャドーイングしてもいいのであれば、
よりやりやすいです。
〉私のやり方が「お勉強」みたい、と思われるかもしれませんが、私にはこの方法が
〉いちばんやりやすいのです。1分程度で情報がぎっしりつまったもの
〉(つまり朗読テープでないもの)を、何十回と繰り返しシャドーイングして、
〉できる部分が増えてくるというやり方なら、毎日つづけられそうです。
それなら何も迷うことはありまっせん!!
〉はぁ〜〜、洗いざらい書いてしまいました。(≧∇≦)
〉実は、このことはず〜っと伺いたかったことなのです。
〉でも、酒井先生はきっとダメだっておっしゃるだろうと思ったら、
〉とても怖くて言い出せなかった。(笑)
〉でも、交流の広場でのぷぷさんの書き込みを拝見して、私も思うところを
〉書いてみよう、という気持ちになりました。(^^)
どうして「ダメだ」っておっしゃると思われたのだろう?
シャドーイングについてはいろいろ不明なところがあります。
何度も書きますが・・・
ですから、絶対ダメだ!なんていうことは何もないと思ってください。
多読はもうすこしはっきりしていて、「日本語に訳しながら読んでは
絶対ダメ」ですね。(でもぼくはどこかに書いたように、映画のせりふとか
本の中の決まり文句はなんとかその場にぴったりの「訳」を考えながら
読んだりしてるんですけど・・・)
あ、これは絶対ダメっていうのがあった「文法的に分析すること」かな?
〉(このままでは多読にも身が入らない今日この頃です。^^;)
ごめんなさいね、お返事が遅れて・・・
なんとかこれですっきりしましたか?
してない?
だろーなー・・・
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339. Re: 酒井先生、シャドーイングで文字を見るのはダメですか?(長文です)
お名前: ぷぷ http://www.hpmix.com/home/pupu/
投稿日: 2003/3/20(10:02)
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シャドーイングに悩んでいる皆様、こんにちは!
〉〉はぁ〜〜、洗いざらい書いてしまいました。(≧∇≦)
〉〉実は、このことはず〜っと伺いたかったことなのです。
〉〉でも、酒井先生はきっとダメだっておっしゃるだろうと思ったら、
〉〉とても怖くて言い出せなかった。(笑)
〉〉でも、交流の広場でのぷぷさんの書き込みを拝見して、私も思うところを
〉〉書いてみよう、という気持ちになりました。(^^)
こんなところに私の名前が出ていてびっくりしました〜!
思いがけないところでお役に立てたようで嬉しいです(笑)
私はね〜酒井先生に直接お会いしたことがないのです。
それで、悪名高き(冗談ですよ・・・)シャドーイング指導も受けたことない。
だから怖さを知らずに好きなこと書けるのかも(ほんとかな)
あとはやっぱり、私はドイツ語の発音は本当に真剣に何年も練習して、
それで自分の限界を思い知らされたのです。
子音はね、練習すればなんとかなる。ドイツ語の「r」の発音なんて、
毎日学校帰りに半年くらい、ず〜〜っと歩きながら練習して、やっと少し
できるようになった。巻き舌の音なんですけど。
それなのに結局4年たっても母音の「u」はダメだった。
もちろん会話で通じる程度には発音できるのですよ。でも本当のドイツ語の音
にはならなかった。最後にはもう、喉の形が日本語として作られてるので
ここで限界だろうと言われたのです。ドイツ人の発音指導のプロの人に。
あと、全体に音が鼻にかかってるから、フランス語の方が向いてるのでは
なんてことも言われたなあ・・・ そのときはフランス語に興味なかったし、
全然嬉しくなかったです。あと、いわゆる標準ドイツ語ではなく、どこかの
方言のドイツ語の発音に似ているらしいです。これも複雑・・
だからね、発音って運動神経とかと似ていて、できないことはできない
んじゃないかなあと思うのですよ。
通じるという程度には、きっとほとんどの人がなれるだろうけど。
そこからどれだけ本当の英語の音になるかは、もう個々それぞれでね。
だから・・・え〜〜とどうやって終わればいいかな?
それぞれ楽しい方法を、なんとか考え出して続けましょう!(いみないですね・・)
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ぷぷさん、こんにちは!ポロンです。
〉こんなところに私の名前が出ていてびっくりしました〜!
〉思いがけないところでお役に立てたようで嬉しいです(笑)
そうなんですよ〜。
ぷぷさんが先生をいじめ、、、いえ、率直なところを書いて
くださったので、私もおたずねしてみようと思ったのです。(^^)
ぷぷさんは、ドイツに住んでらしたんですね!
以前、見学に行った英会話教室の日本人講師の方が、ネイティブかと
思うようなきれいな発音でした。
その方いわく、発音は大人になってからでも矯正はできる、と。
確かに、発音できない音は聞き取れない、ということもあるのかも
しれないし、トレーニングしてくれる先生がいればなぁ、という
気持ちもあるのです。
でも、独学で発音の本を買ってきて、ひたすら家で単調な訓練を
繰り返すのは、、、やっぱり挫折しますよね。(^^;
ぷぷさんのように、その国で生活していかなくちゃならないとか、
専門家になりたいとか、よほど強い動機がないと、ふつう厳しい訓練には
ついていけません。
〉だからね、発音って運動神経とかと似ていて、できないことはできない
〉んじゃないかなあと思うのですよ。
〉通じるという程度には、きっとほとんどの人がなれるだろうけど。
〉そこからどれだけ本当の英語の音になるかは、もう個々それぞれでね。
〉だから・・・え〜〜とどうやって終わればいいかな?
〉それぞれ楽しい方法を、なんとか考え出して続けましょう!(いみないですね・・)
結局、そこに行き着きますね。
というより、多読と同じで楽しくないとつづかない!
みんながいろんな道を模索していって、さまざまな道筋ができると
いいなぁと思ってます♪
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お名前: ポロン
投稿日: 2003/3/20(15:13)
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酒井先生、みやさん、こんにちは!ポロンです。
酒井先生、お忙しい中、ご丁寧にお答えいただきまして
ありがとうございました。
〉いいんじゃないでしょうか?
〉「幼児のように」っていうのはぼくもあこがれる「境地」(?)ですが、
〉どうも簡単じゃないですね。その難しさのせいでシャドーイングに
〉最初からめげてしまうくらいなら、なにか便法を考え出して、
〉「テキストを見ながら」、「音読から入る」もどちらも
〉いいと思います。
よかった〜!
みやさん、先生のゴーサインが出ました。(^^)
シャドーイングの敷居を下げるにはこんな方法があってもいいかな?
と思って書いたのです。
とにかく英語を口に出してみることが先決、という考えでも
いいのですね。
〉そういえば、昔は「最初に何度もシャドーイングして、それから
〉文字を見て、どういう文字の組み合わせのときにうまくついていけないか
〉検討してみるといいです」と言ってましたね。
〉このごろではよく分からなくなってきて、シャドーイングの前に
〉見てもいいかなとも思っています。どっちなんだろ?両方いいのか?
〉どうなんだ? Make up your mind!と自分に言いたいところですが、
〉なにしろまだ判断材料が少ないですね。
書き忘れてましたが、私は素材を何度も聞いて、何回か口ぱくシャドーイング
もしてみてから、テキストを見てました。
この部分を増やして、どうしてもわからない、ついていけない、
とがまんできなくなってから文字を見るのがよさそうですね。
〉いつも言っているのは、カタカナ変換できないくらい速いものと、
〉音を磨くためのゆっくりのと両方シャドーイングするといいですよ、と
〉言っているんですが、これも「あてずっぽう」の域を出ませんね。
子どもに読み聞かせをはじめて、音を磨く大きな目的ができました。(^^)
ゆっくりのものもあわせてやっていこうと思います。
それから、速いものは、インターネットラジオやニュースは、多聴の
一環として口ぱくシャドーイングすることもあります。
それ以外に、きちんと発声して口を鍛えるトレーニングを、一日の中に
取り入れたいなぁ、と。
そのやり方で迷いが出てました。
〉〉意味もわからないものを音だけまねて繰り返すなんて、
〉そんなぁ幼児じゃあるまいし、
〉〉いい大人はそんなことできないよ〜〜、とSSS式シャドーイングには
〉〉消極的だったのです。(素直じゃないんです。すみませーーん。m(__)m)
〉「幼児じゃあるまいし」もその通りですね。
〉そもそも素直じゃないのが大人なんで・・・
幼児のように、ひたすら聞こえてきた音をまねて繰り返すことが
できる人は、英語の達人になれるんでしょうね。
それがいちばんいいのは頭ではわかっているのですが、
意味がわからないものは口に出せないのです〜。(ーー;)
〉せっかく楽しんでいるのに、ぼくがじゃましてしまった!
〉音がくずれているかどうかはまあほっときましょうよ。
〉(ほんとにくずれているかどうかはチェックしないとわからないと
〉思うし・・・)
〉多読と同じですべては量が解決します。
〉量←長続き←楽しい←性に合っている
〉とまあ、さっきの逆をたどって、結局性に合っている素材を
〉楽しいやり方で続ければいい!と・・・
〉それなら何も迷うことはありまっせん!!
はいっ!!
このやり方で、かなりついていけるようになったときには
「シャドーイングの快感」を感じられますので、楽しく
続けていきます!
〉どうして「ダメだ」っておっしゃると思われたのだろう?
〉シャドーイングについてはいろいろ不明なところがあります。
〉何度も書きますが・・・
〉ですから、絶対ダメだ!なんていうことは何もないと思ってください。
文字を見るとカタカナ変換してしまうから見てはいけない、というのは
「辞書をひいてはいけない」というくらいの鉄則かと思ってました。
〉ごめんなさいね、お返事が遅れて・・・
〉なんとかこれですっきりしましたか?
〉してない?
〉だろーなー・・・
いえいえ、(^^)
とにかく自分に合ったやり方で、自分らしく楽しみながら
続ける、というのが原則だと納得できました!
実は、あれから友人の貸してくれた教材で、かなりやりやすそうな
ものがありましたので、しばらくテキストなしで、数週間は
やってみようと思います。
(あれだけ大騒ぎしておきながら・・・笑)
それで口がまわるようになってきて、速い素材にうつったら、
どうしてもついていけないところはテキストを見ながら、という具合に
進めていこうというプランを立てました。
酒井先生、これで俄然やる気が沸いてきました。(^○^)
どうもありがとうございました。
------------------------------
酒井先生、お忙しい中回答を頂きありがとうございました。
Jazz Chantsは目で読んでいても面白かったので
今度取り入れてみます。