タドキスト大会　２日目、音源聴き比べ会

2007/12/2

タドキスト大会　２日目、音源聴き比べ会
投票上位獲得音源

推薦者：題名/ ISBNまたはナレータ名

May:Joyfull Noise /978-1883332709
May:Snowman/Music CD: B0000277CK
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/B0000277CK/sss-22]

Gourmet:Bringing down the Moon/978-1406307573
Gourmet:Penguin/978-1406308365
Izuko:Fantastic Mr Fox and other Animal Stories/978-0141805641
Acha:Chika Chika Boom, Boom/978-1416927181
Humming Bird:Beatrix Potters Nursing Rhyme/978-0723247494
Furukawa:The House that Jack Built/978-1846860768
Anju:A Year with Frog ant Toad (Musical)/Music CD: B0001IN0LW /
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/B0001IN0LW/sss-22]

sumisumi:Polar Express / 978-0618477975
sumisumi:Little House in the Big Woods/978-0060543983
yakoneko:The Mousehole Cat/978-1406302233

メイです。
持ち込んだ2種類の音源情報の捕捉です。
両方ともお気に入りなので、ちょっとコマーシャルも兼ねて。

◇Joyful Noise
Joyful Noiseは虫たちが短い命を　精一杯、生きている様子を
詩にしたものです。
ちょうど２声のバロック音楽で　２つの旋律が追いかけたり、重なったり
するように、２つの声が折り重なるように掛け合いで聞こえ、生命の輝きが
感じられる秀逸な作品です。
単語は見慣れないものも多いのですが、それでも無心で音に浸ると、
なんとなく意味がわかるのは不思議です。音の渦に巻き込まれ、心地よく、
いつまでも聞いていられます。
Newbery Medal受賞作品

作者のPaul Fleischmanはスケールの大きい実力派の作家で、
すばらしい作品をいくつも書いています。児童書としては
読みにくい方の部類ですが、読み応えがあり、文学好きには
お薦めです。
父のSidもNewbery Medal受賞作家で、魅力的な作品がいろいろあります。

◇The Snowman
ご存知　Raymond Briggsの絵本に　Howard Blakeが言葉と音楽をつけた
ものです。CDには言葉の部分が挿絵つきで付いています。
背景の音楽が美しく、男の子の透明な歌声につい　うっとり。
原作の絵本を見ながら　聞くのもいいものです。
素直に心に届く物語で、クリスマスにはぴったりです。

物語とサウンド・トラックが交互に入るので、サウンド・トラック部分を
バックに　読み聞かせという使い方もできそうです。お子さんだったら、
SIRのやさしいバージョンを読んであげると良いと思います。

タドキスト大会２日目に私が紹介した絵本"Mousehole Cat"
の音源が、現在、BBC Big Toe Booksで公開されています。

[url:http://www.bbc.co.uk/bbc7/kids/bigtoe/]

たぶん１週間くらいで消えてしまうと思います。
残念ながら私の持っているのとは内容が違い、BBCのは普通の朗読です。

私の持っているのはaudible.comで購入したもので、ネコの歌などがBGMに入っています。
また、朗読のあとに、ネコになって村を散策したり、Tomと一緒に漁に出たりという語りが入っています。

アマゾンで売っているＣＤつき絵本は、表紙の記述からaudible.comと同じ物と思われます。