[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(20:02)]
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お名前: 春告魚
投稿日: 2007/4/8(00:58)
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何か勘違いをさせていたら申しわけありません。
聞きづらいというのは、Billie Holidayの歌が聞き取りにくいということです。
ムリというのはわたしには聞き取りがムリだと書いているのですが。
白人と比べてではなく、Sarah VaughanやEllaとくらべても聞きづらいと思うのですが、わたしだけかもしれません。
しかしながら、VOAで出てくる例えば1曲目は"God bless the child"以外何を歌っているのかわかりません。
これがわかってしまうのでしょうか?
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/4/10(06:01)
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とりあえずご質問にだけお答えしておきます。(^-^;)
僕は "Strange Fruit" をCDで何度も聴いたことがあり、内容も覚えています。米国の学校の教科書に歌詞が転載されているのを読んだこともあります。ですから VOA の番組であの歌を一部を聴いただけでも、情景が浮かんでしまいます。これでは聴きやすさの判定はできませんね。
その他の曲も、DVDで発売されている最近と映画と同程度には聴き取っています。(字幕無しで聴くことが多いです。その方が理解しやすいことが多いのです。)
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ご無沙汰しています。少し時間が出来たのでジャズ・ヴォーカルについて整理してみます。
春告魚さんがおっしゃっているように、ジャズ・ヴォーカルは1950年代が聴き取りやすいです。ジャズの録音は20年代からありますが、50年代になって録音技術が格段に向上し、子音を聴き取りやすくなったからだと思います。勿論60年代以降も聴き取りやすいですが、歌の世界はロックやそれに近いポップスが主流になり、ジャズ・ヴォーカルの録音はそれほど多くなかったと思います。(1960年代は、かつてジャズ・ヴォーカルの大御所だったフランク・シナトラがスロー・ロックのリズムで "My Way" を歌って一度は引退した時代です。)
歌の種類によっても聴き取りやすさは違います。勿論、早口で機関銃のようにまくしたてる歌よりは、ゆっくり、しっとりの歌の方が聴き取りやすいです。結果的に love songs が多いです。
個人的にお薦めなのは、Chet Baker の CHET BAKER SINGS です。(白人男性で、アイドル的な人気もありました。)
蛇足ですが、恋の歌でも、ローズマリー・クルーニーが早口でまくしたてる "Come on-a My House" などは聴き取りが大変かもしれません。(この歌の作詞は小説家の William Saroyan ですが。)