[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/25(14:19)]
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お名前: グルメ http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=yoshizuh
投稿日: 2006/1/24(09:00)
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今更って話なのですが、映画「ハリーポッターと炎のゴブレット」を観ていた時のことです。
1回目に観た時はストーリーを追う事に夢中で気が付かなかったのですが、2回目に観た時は台詞を聴く事に意識を持っていってたので気が付いたみたいです。
主人公ハリー親友、ロンは田舎育ちなので訛りが強いのは前作までに気が付いていたのですが、今作ではハリーやハーマイオニーまで訛っているのに気が付いてしまいました。他にもあるとは思いますが、一番はっきり判るのは序盤で「face」を「ファイス」と言っていたところです。
てっきり2人ともQueen's Englishをしゃべっていると思い込んでいたので、ちょっとショックを受けています。
ハリーを演じているダニエル・ラドクリフ君は、このシリーズの前から活躍している子役だったはずなので、役作りの結果だとは思うのですが......
どなたか心当たりのある方は居られますか?
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お名前: Skipper
投稿日: 2006/1/24(19:23)
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こんにちは、Skipperです。
映画は観ていないのですが、
ハリーやハーマイオニーはロンドンっ子という設定でしょうから、
ロンドン訛りで話していてもおかしくないと思いますよ。
原作もかなりロンドン訛りで書かれていますし。
女王のようなQueen's Englishとなると、階級がもっと上の人になるのではないでしょうか。
社会的地位があるとか、そういった職業についている(その子弟)とか。
語り口からその人物の背景を映し出しているのは、ハリポタの面白さの一つかもしれませんね。
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お名前: グルメ http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=yoshizuh
投稿日: 2006/1/25(19:03)
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"Skipper"さんは[url:kb:2577]で書きました:
〉こんにちは、Skipperです。
Skipperさん、お久しぶりです。
Skipperさんに反応して貰えるとは嬉しい限りです。
〉映画は観ていないのですが、
〉ハリーやハーマイオニーはロンドンっ子という設定でしょうから、
〉ロンドン訛りで話していてもおかしくないと思いますよ。
〉原作もかなりロンドン訛りで書かれていますし。
あれがロンドン訛りなんですね。「My Fair Lady」でもお国訛りの話が
出てきましたが、イギリスと言えども正確な発音をしている訳ではない
のですね。
「a」を「アイ」と発音するのは、オーストラリア英語の特徴だと思って
いたのですが、オーストラリアもイギリス領だったから、訛りも一緒に
渡って来たのかも知れませんね。
〉女王のようなQueen's Englishとなると、階級がもっと上の人になるのではないでしょうか。
〉社会的地位があるとか、そういった職業についている(その子弟)とか。
〉語り口からその人物の背景を映し出しているのは、ハリポタの面白さの一つかもしれませんね。
ハグリットや夜の騎士バスの乗員達は北部訛りだったと記憶しています。
訛りに注目して原書を読むのも良いかも知れませんね。
まだ原書には手を着けていないので、これからの楽しみに致します。
ではでは〜
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グルメさん、こんにちは。
〉あれがロンドン訛りなんですね。「My Fair Lady」でもお国訛りの話が
〉出てきましたが、イギリスと言えども正確な発音をしている訳ではない
〉のですね。
〉「a」を「アイ」と発音するのは、オーストラリア英語の特徴だと思って
〉いたのですが、オーストラリアもイギリス領だったから、訛りも一緒に
〉渡って来たのかも知れませんね。
「マイ・フェア・レディ」のイライザが話している言葉は「コックニー」と言いまして、ロンドンの下町言葉です。「ai」を「アイ」と発音します。「オーストラリアはイギリスの流刑地だったので、身分の低い犯罪人がたくさん入り込んだのでコックニーなまりが入っているのです。
〉〉女王のようなQueen's Englishとなると、階級がもっと上の人になるのではないでしょうか。
〉〉社会的地位があるとか、そういった職業についている(その子弟)とか。
イギリスでは階級によって言葉が変わります。
確か
最上級→クイーンズ・イングリッシュ
標準→BBC
それより下層階級がコックニー。
というのが大まかな分かれ方だったと思います。
ですから言葉によってその人の階級がわかるのです。
ミュージカル映画「オリバー!」でもよく聞くとコックニーらしいなまりが聞こえました。今度公開される映画「オリバー・ツイスト」でも聞こえるかもしれません。
そういうのがわかると、聞いても読んでも楽しいですね。