[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/24(20:10)]
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お名前: marin
投稿日: 2005/7/15(20:11)
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杏樹さん、こんばんは。
〉私と慈幻さんと両方読んでお返事するのは大変でしょうね。
いえいえ、おかげで、いろんなことが一挙にわかってきました。
〉それはかみ合わないはずです。
〉しかし、日本人とネイティブを同レベルで考えられるというのは驚異です。
〉たいていの日本人は英語の音を聞き取るのは難しいことで、英語の勉強をするとき、どうすればいいか悩んでいるんですから…。
私の頭の中に音を聞き取るということ自体には違いはないんです。日本人が
音を聞き取るのは難しいという認識はありますが、その意味合いが全然違った
ようです。
私はやっぱり、日本人だから、RとLの音の聞き分けは難しいんですよ。
例を出します。
赤ちゃん用?(ALCの通信教育にあるangel course)のリスニングの素材が
あって、子供が2歳くらいまで流して聞いていたものがあり、その中に、
「モゥ」と聞こえる単語がありました。話が親指姫だったので、モグラである
ことはすぐにわかったのですが、私にはLには聞こえなく、Rだと思い、
「more」(これじゃもっとの意味のmoreなんですが、脳内字幕では確実
な綴りではないためこんな感じになるのです)という単語だと思っていました。
かなりの時間の経過後、GRでThe wind in the willowsを読んで、あっ!
「mole」だったんだ! と気付き、やっぱり、RとLの音の聞き分けは難しいと
思ったのです。
聞き分けができないというのはこういうことを意味していると思ってたのです。
違うんですよね(^^;)
ちなみにご察しのように、リスニング素材の英文は全く見ません。
(見るのが怖いので(爆))
〉「音声を聞き取る」と「意味がわかる」は別です。
〉レベル1でも完璧に音声が聞き取れるなら、レベル9でも「音声」を聞き取ることは可能です。でも内容が理解できるとは限りません。
〉…と、繰り返し言っているのですが、どうもmarinさんには理解できないようです。
〉「音声」と「意味の理解」を完全にセットにして聞き取りを習得したので分けて考えることができないのですね。
〉「読む」スキルのことではなく、英語の文章を理解する能力です。marinさんは必要にかられて聞く能力を集中的に発達させてしまったため、他の能力とギャップができてしまったようです。そういう例は、多読をしている人の中では珍しいため、私も的確なお返事をすることができず、marinさんを混乱させてしまったように思います。
ここは本当に混乱しています。。。
もう少し頭の整理が必要なようです。
〉そういう言い方はやっぱり後ろ向きな感じがします。
〉慈幻さんも「耳が良い証拠」と言っているではありませんか。そういう意味では「普通ではない」かもしれませんが。
〉学校英語では発音の指導はほとんどありませんし、ネイティブの英語をほとんど聞く機会もありません。他の人ができないのはまず聞く絶対量が不足しているのです。
〉そして日本語は「かな」を使うため、音声が「母音+子音」で成り立っていることに気がつきません。子音のみの音がある、ということがわからないまま生の英語を聞いても認識できません。たまたま聞く機会があっても、子音のみの音は雑音として飛ばしてしまうか、知っている単語なら母音を補ってカナ化した音に変換しないと認識できないんです。
〉これは「能力」以前の問題です。英語をほとんど聞いたことがなければ、英語の音を聞き分けることはできません。どんな語学でも、音を聞かないで発音を習得することはできません。外国語をほとんど聴いた経験のない日本人は、五十音の表の中にある音しか認識できません。それ以外の音を認識できるようになるには、五十音以外の音の概念を新たに作らなくてはならないのです。
私は初めから聞く機会があった(学校の授業はLLが多かった)上に、親に
「基礎英語」を聞いたらと言われて聞いていたので、そこの部分なのでしょう。
〉ついでに、「言えなければ聞こえない」は単なる逆説です。まず聞かないと。聞いてわかるようになってきたときに、言う練習をして、言えるようになったらさらに聞き取りができるようになる、ということだと思います。聞いたことのない音は発音できません。
そうですよね。
〉「簡単」には出ません。必死です。
〉海外で買い物をして、クレジットカードを取り出して「Credit card, OK?」と言えば、何とか通じます。そういうレベルです。「クレジットカードで支払ってもいいですか」という文章が出てこないのでそうなるんです。
〉また、初めて一人で海外旅行をしたとき、帰りの飛行機のリコンファームを忘れました。気がついたのはホテルをチェックアウトして空港へ向かう途中。どうしようかと思いましたが、とにかく空港へ付いて、いかにも「しまった」という様子で飛行機のチケットを見せて「I forget reconfirm」と言いました。そうしたらその飛行機に乗りたいということがわかってくれてちゃんと乗れました。後で「forget」は完了形にするべきじゃなかったかと思いましたが、とっさにはそんなことは思いつきませんでしたし、通じたからいいでしょう。
ははは。ではお仲間(?)ですね。
〉私が知ってる言葉を並べる、というのはこの程度です。でもmarinさんはお仕事で必要だそうですから、こんな簡単な言葉では済まないのでしょうね。
はい、すまないのです。。。
〉リスニングがかなりできて、PBもたくさん読んでいるようですので、英語の蓄積はかなりあるはずです。それでも言葉が全く出てこないというのは、英語であるかどうか関係なしに「話す」のが苦手なんでしょうか。
〉前にKingの本でwrintingの練習もしたということですね。書く時は言葉が出てきますか?話すときだけ出てこないのですか?
言葉になる?のにある程度時間が必要なのと、書き出すとうまく書けるのです
が、話すとなるとなぜか途中でつまるのです。
ちなみに日本語の場合、「書く」より「話す」方が比べるまでもなく得意です。
英語の会議の後に落ち込むのにはここにもひとつの理由があります。自分が
言いたいことがほとんど言えなかったので悔しくてたまらないのです。。。
〉とりあえず、思いっきりやさしい本をたくさん読んでみるのはいかがでしょう。
〉といいますのは、レベル1とか2とかの本にも内容が充実しているものが多く、やさしい英語でこれだけのことが表現できるのかと驚きます。そういったやさしい英語でできるようないろいろな表現に触れていくと、言葉も出て来やすくなるかもしれません。
〉「今日から読みます100万語」や、これから多読用ブックガイドが出ますので、そういった本を参考にするといいでしょう。
児童書が苦手なため(子供向けに作られたウソが苦手なんですよ。あと、
心のきれいな子が最終的には得をするみたいな教訓めいた話とか。。)、
どうしてもPBに走ってしまうのですが、ここは少し考えてみます。
〉こんなもので、参考になるでしょうか…。
他の人から頂いたアドバイスで参考にならないものなど、ないですよ。
それでは。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/16(01:10)
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marinさん、こんにちは。
〉〉「読む」スキルのことではなく、英語の文章を理解する能力です。marinさんは必要にかられて聞く能力を集中的に発達させてしまったため、他の能力とギャップができてしまったようです。そういう例は、多読をしている人の中では珍しいため、私も的確なお返事をすることができず、marinさんを混乱させてしまったように思います。
〉ここは本当に混乱しています。。。
〉もう少し頭の整理が必要なようです。
そのへんは、多分ほんっとうに英語ができない人、学校英語だけで英語の音にほとんど触れてこなかった人の「わからなさ」が理解できないんだと思います。でもわからないなら無理に理解することもないでしょう。
〉言葉になる?のにある程度時間が必要なのと、書き出すとうまく書けるのです
〉が、話すとなるとなぜか途中でつまるのです。
〉ちなみに日本語の場合、「書く」より「話す」方が比べるまでもなく得意です。
書くこともできる、日本語なら話すのも得意…なのに英語で話すときに言葉が出ないのは、心理的な問題があるのではないでしょうか。よほど仕事の英語が大変だったので、つい身構えてしまうとか。それも英語が好きなわけではなくて仕事で無理矢理…ということのようですから、「できない」「わからない」という恐れや拒絶感が心の中に染み付いてしまったのではないでしょうか。
〉英語の会議の後に落ち込むのにはここにもひとつの理由があります。自分が
〉言いたいことがほとんど言えなかったので悔しくてたまらないのです。。。
marinさんは何百万語も読んだので、多読をする前よりはずっとずっと英語の蓄積があるはずです。でもおそらく会議ではさらに高度な英語を要求されて、達成感よりも挫折感の方が大きいので、何百万語読んでも自信につながっていないようです。そのへんにも問題があるような気がします。
〉児童書が苦手なため(子供向けに作られたウソが苦手なんですよ。あと、
〉心のきれいな子が最終的には得をするみたいな教訓めいた話とか。。)、
〉どうしてもPBに走ってしまうのですが、ここは少し考えてみます。
どれぐらい児童書を読みましたか?教訓みたいな児童書もありますが、英語の絵本・児童書の世界はもっと豊かです。日本の絵本・児童書の方が子供向けに無害化されていることが多いです。
まず多読セットから探しますと、書評にリンクしていてだいたい本の内容がわかり、本を選ぶ参考になります。
ためしに、イベントの広場では定期的に「大阪絵本の会」の報告があります。そして「本のこと、なんでも」の広場ではアトムさんが絵本報告を継続して書いています。こういった紹介を見るだけでも、絵本の世界の豊かさが感じられるのではないかと思います。
また、作り話が苦手なら、ノンフィクションはいかがでしょう。手前味噌ですが、「趣味の広場」に「世界史クラブ」を作っています。そこでレベルの低い、やさしい本を紹介しています。先日はレベル2あたりを中心に紹介しました。
まず仕事を離れて、やさしい英語で自分のいいたいことを表現する練習をするのはどうでしょうか。仕事は待ってくれないでしょうけれど、回り道が近道かもしれません。
それではこのへんで…。
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お名前: marin
投稿日: 2005/7/16(11:45)
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杏樹さん、こんにちは。
〉そのへんは、多分ほんっとうに英語ができない人、学校英語だけで英語の音にほとんど触れてこなかった人の「わからなさ」が理解できないんだと思います。でもわからないなら無理に理解することもないでしょう。
説明するのが難しくていろいろと考えましたが、
何をもって英語ができない、だか、そこは微妙なのですが、学校英語ができ
ても、できなくても、実践で英語を聞くことになったときに、ほとんどの人
は何を言ってるのか全然わからないと思います。(ほとんどにはいらない人
のみが英語ができる人。もちろん、私はここにははいりません(^^;))
あと、私が英語を聞けるようになったのに、英語を聞いていた蓄積が理由
のひとつかもしれませんが、それが必ずとも必要とは思えないのです。
と、いうのは、私が初めに接したのはシンガポール人で、シンガポールの
人の英語を聞いたことがある人ならわかると思いますが、米語とはかなり
かけはなれたものです。ある意味、1個1個、覚え直しです。
それと、私はリスニングにおける理解とリィーデングにおける理解は、ほと
んどがわかる場合は一緒ですが、ほとんどわからない場合は全然違います。
これが一般的だとずっと信じてきたのですが、どうもそれが違うようで、、
それで読んでもわからないものは聞いてもわからない(理解が一緒)と
書いたのですが、こういう意味でもなさそうですね。。
私がリスニングにおける理解とリィーデングにおける理解が違う(英語の
理解が違う)と思ったことを説明します。
会社でのことです。
電話で何か言われました。
私が初期に聞こえた音(しかも3、4回繰り返してもらって(^^;))は
Priceとアルファベットと数字からなる製品名(仮にA10とします)のみでした。
これで、ああ、A10の値段を知りたい(知りたいと言ったかどうかは全く不明
(^^;) でも仕事上そうかなと)のかと思いました。
ここに、英語の理解力が必要だと思いますか?
少なくとも文法力は全く必要ないです。(文で聞こえないから(^^;))
そのうちに、tellも聞こえるようになります。
あー、なんか人に聞くときはtellなんだ。
私は、「tell」=「教える」を知っていましたが、これは全く参照され
ませんでした。 これが、私がリスニングの方が日本語化するのを避け易い
、英語のままでわかりやすいと思っている所以です。 日本語を参照している
時間なんてないんですよ。 また、音が聞きとれる=意味がわかるの所以でも
あります。
そのうち、聞きとれる個所が増えてきます。
でも、やはり文では聞こえませんので(^^;)、もちろん、文法力は
不必要です。
聞きとれる、聞きとれないは、自分がそれを取捨選択しているわけではあり
ません。わからない部分は、自分が意識的にとばしているのではなく、聞こえ
ないのでスルーしかないです。
それに反して、英文を読む場合は、わからない部分は自分が意識的にとばし
ます。
リィーデングでは、わからない部分をわかろうとしたりする分、自動的に
(笑)飛んでしまうリスニングより、「わからないところをとばす」が
しづらいと思った所以です。
英語が難しい?場合、英文は雑音(わからない部分)が多すぎるというか、
「わからない」「わからない」となって、理解がストップしますが、リス
ニングでは「わかる」ことしか聞こえてこないので、そのわかるところだけを
つなげるから、それなりにわかる、になります。
これが、ずーっと、ずーっと、正しいと信じてきたわけですが。。。
でも、これで私の言っていることを理解して頂けたでしょうか?
時間がないので、それ以外についてはまた。
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marinさん、こんにちは。
〉私がリスニングにおける理解とリィーデングにおける理解が違う(英語の
〉理解が違う)と思ったことを説明します。
〉会社でのことです。
〉電話で何か言われました。
〉私が初期に聞こえた音(しかも3、4回繰り返してもらって(^^;))は
〉Priceとアルファベットと数字からなる製品名(仮にA10とします)のみでした。
〉これで、ああ、A10の値段を知りたい(知りたいと言ったかどうかは全く不明
〉(^^;) でも仕事上そうかなと)のかと思いました。
〉ここに、英語の理解力が必要だと思いますか?
〉少なくとも文法力は全く必要ないです。(文で聞こえないから(^^;))
〉そのうちに、tellも聞こえるようになります。
〉あー、なんか人に聞くときはtellなんだ。
〉私は、「tell」=「教える」を知っていましたが、これは全く参照され
〉ませんでした。 これが、私がリスニングの方が日本語化するのを避け易い
〉、英語のままでわかりやすいと思っている所以です。 日本語を参照している
〉時間なんてないんですよ。 また、音が聞きとれる=意味がわかるの所以でも
〉あります。
〉そのうち、聞きとれる個所が増えてきます。
〉でも、やはり文では聞こえませんので(^^;)、もちろん、文法力は
〉不必要です。
〉聞きとれる、聞きとれないは、自分がそれを取捨選択しているわけではあり
〉ません。わからない部分は、自分が意識的にとばしているのではなく、聞こえ
〉ないのでスルーしかないです。
わかりました。私のほうこそ、学習モデルばかりを例にあげて、こういうパターンを考えていませんでした。
marinさんの場合、仕事ですから必要な部分はなんとしても聞き取らなくてはなりません。そこには文法の理解など考えないでとにかく最低限の用件だけ拾うことに専念することになるわけです。
しかし「学習」の場合はそういった聞き方にはなりません。CDで音声を聞いて総合的に理解するよう、文法や単語を確認しながら聞く聞き方になります。仕事ほどせっぱつまってませんから、「最低限の用件だけ必死で聞き取る」必要がありません。聞き取れる部分だけを拾って必死で用件をわかろうとするのではなく、文章として理解しながら音を聞くことになります。
〉それに反して、英文を読む場合は、わからない部分は自分が意識的にとばし
〉ます。
〉リィーデングでは、わからない部分をわかろうとしたりする分、自動的に
〉(笑)飛んでしまうリスニングより、「わからないところをとばす」が
〉しづらいと思った所以です。
〉英語が難しい?場合、英文は雑音(わからない部分)が多すぎるというか、
〉「わからない」「わからない」となって、理解がストップしますが、リス
〉ニングでは「わかる」ことしか聞こえてこないので、そのわかるところだけを
〉つなげるから、それなりにわかる、になります。
〉これが、ずーっと、ずーっと、正しいと信じてきたわけですが。。。
marinさんは、それが仕事の英語だったからそうなったのですね。これが学習なら、そこまでわかる部分が少ない教材を使ったら挫折します。仕事だと挫折さえ許されない…厳しいですね。
学習ならそのまま挫折して終わるか、もっとわかりやすい教材を探すか、になります。挫折したらそのまま英語はわからないままです。わかりやすい教材を使って、やさしい英語はわかるようになって、それからもう少し上のレベルの教材を使って…、と、少しずつ理解度を上げていくことになります。
学習で段階的に勉強するのと、仕事でいきなり実地で必要とされるのと、大きな違いがあることがわかりました。
それでは…。
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お名前: 久子
投稿日: 2005/7/17(19:21)
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marinさん 杏樹さん、こんにちは。 久子です。
〉何をもって英語ができない、だか、そこは微妙なのですが、学校英語ができ
〉ても、できなくても、実践で英語を聞くことになったときに、ほとんどの人
〉は何を言ってるのか全然わからないと思います。(ほとんどにはいらない人
〉のみが英語ができる人。もちろん、私はここにははいりません(^^;))
平均的な日本の英語教育は、実践では あまり役に立ちませんね。
〉会社でのことです。
〉電話で何か言われました。
〉私が初期に聞こえた音(しかも3、4回繰り返してもらって(^^;))は
〉Priceとアルファベットと数字からなる製品名(仮にA10とします)のみでした。
〉これで、ああ、A10の値段を知りたい(知りたいと言ったかどうかは全く不明
〉(^^;) でも仕事上そうかなと)のかと思いました。
〉ここに、英語の理解力が必要だと思いますか?
〉少なくとも文法力は全く必要ないです。(文で聞こえないから(^^;))
〉そのうちに、tellも聞こえるようになります。
〉あー、なんか人に聞くときはtellなんだ。
〉私は、「tell」=「教える」を知っていましたが、これは全く参照され
〉ませんでした。 これが、私がリスニングの方が日本語化するのを避け易い
〉、英語のままでわかりやすいと思っている所以です。 日本語を参照している
〉時間なんてないんですよ。 また、音が聞きとれる=意味がわかるの所以でも
〉あります。
〉そのうち、聞きとれる個所が増えてきます。
〉でも、やはり文では聞こえませんので(^^;)、もちろん、文法力は
〉不必要です。
〉聞きとれる、聞きとれないは、自分がそれを取捨選択しているわけではあり
〉ません。わからない部分は、自分が意識的にとばしているのではなく、聞こえ
〉ないのでスルーしかないです。
私は仕事ではありませんが、とても似た体験があります。
初めて海外旅行に行く時、当然 自分の英語が役に立つなんて思えないので
現地に日本人スタッフがいて、ほぼ日本語で大丈夫なツアーにしました。
確かに、ほとんど英語を話す必要はありませんでした。確かに。
すべて日本語か片言英語+身振り手振りで なんとかなりました。
唯一 大変だったのは観光に出かけるときのバスで、たまたま隣に座った
アメリカ人が日本に興味のあるお喋りな人だったときでした。
日本のことを、あれこれ知りたがって いろいろ質問してきたのです。
少なくとも聞きなれたアメリカ英語でしたが、聞き取れるのは単語が2,3で
した。 それだけで、相手の聞きたいことを推測して適当に単語を並べて
返事をします。すると、相手が期待していた返事だと、話が進み 見当違いの
返事だと 改めて同じ質問を言い回しを変えて聞いてきました。
よほど、日本のことが知りたかったのでしょうか、そんな状態でもその人と
約1時間 日本のこと 旅行先のこと を話しました。
これが、私が人生で一番長い間 英語を話した経験です。 仕事ではないので
間違っても、勘違いしても問題ないので marinさん とは比べるべくも無く
お気楽な環境ですが、似ていますよね。
そのときに、そのアメリカ人が、
「あなたが直ぐに返事をしないときは、日本語で考えているでしょ。
英語で話すときは、英語で考えないと 言葉が出てこないよ。」
といわれました。それはそうだけど、英語で考えると 幼児が考えているような
ことしか、出てこないんですよ。
その人が聞きたい 日本のこと 特に 盆栽のことが聞きたかった のですが
そもそも盆栽なんて 日本語でも あまり会話が弾むとは思えない。
趣味が、盆栽で pine tree をいっぱい持っていると聞いて パイナップルの盆栽
と思い That's grate! って言ったのですが、よく考えたら松の盆栽ですよね。 (笑
まあ、話の流れには 合っていたから いいでしょう。
このときの経験で
聞き取れた僅かな単語から内容を類推しても、大きく質問の意味をはずすことは少ない。
全部聞き取れることはまずないので、文法をしっかり勉強しても効果が薄い。
いちいち聞こえた単語を日本語にしている時間はない。
と身にしみて思いました。
〉それに反して、英文を読む場合は、わからない部分は自分が意識的にとばし
〉ます。
〉リィーデングでは、わからない部分をわかろうとしたりする分、自動的に
〉(笑)飛んでしまうリスニングより、「わからないところをとばす」が
〉しづらいと思った所以です。
多読と出会うまで、読むにおいて分からないところを飛ばすのは難しかったです。
でも、どうしても読みたかった 未訳のハリポタ 辞書引きながら読むのは面倒
わかるところだけ読んだら 大体の内容はわかるし 面白かった。
契約書とか約款でもない限り、適当にわかるところだけ読んでも大丈夫なんだ。
と思いました。
でも、一人でそう思うのは不安で、ここのサイトに出会って これでいいんだ。
とやっと安心しました。
〉英語が難しい?場合、英文は雑音(わからない部分)が多すぎるというか、
〉「わからない」「わからない」となって、理解がストップしますが、リス
〉ニングでは「わかる」ことしか聞こえてこないので、そのわかるところだけを
〉つなげるから、それなりにわかる、になります。
〉これが、ずーっと、ずーっと、正しいと信じてきたわけですが。。。
私も そう思ってました。
わかるところを聴く。
単なる雑音にしか聞こえないところは気にしない。
わかるところを繋げて 全体的な意味がなんとなくわかる。
多読式に読むときと同じですね。
ではでは
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杏樹さん、久子さん、慈幻さん、はまこさん、そしてこれを読まれてる皆さん、
こんばんは、marinです。
皆様のおかげで、私が疑問に思ってたことがほぼわかった上に、もともと
知りたかったスピーキングが何故壊滅的にダメなのかの理由もほぼわかりました。
私なりの総まとめです。多分、私と違うタイプの人でも、何かしらの参考に
なることがあると思いますので、自分の考えたことを書きたいと思います。
久子さんと私は、タドキストの中ではちょっと特殊なようです。
(でも、同じタイプの人は絶対いると思います。)
>久子さん、私と久子さんはほぼ違うところがなさそうなので、久子さんと私
ということにさせてもらいます。
それは、どうも、ふつうの人との英語の挫折ポイントが違うからのようです。
ふつうの人の挫折ポイントはどうやら「カタカナ英語」にあるようです。
それで、いろいろと久子さんとの過去のやりとりを思い出し、久子さんと私
の挫折ポイントを探ったのですが、どうやら、日本語と英語を結びつける能力
に著しく欠ける(笑)というところにあったようです(笑)
かなり昔のやりとりで、久子さんが、「意味はわかるけど、うまく日本語に
できない」という書き込みがありました。それに対して、「日本語にする
のってとても難しいと思う」のような返答をしたことがあります。
その時に気付いてもよかったんでしょうが、なかなか気付くのは難しいもの
です。
今日、たまたま、子供を連れてお台場に行きました。そこで、脳科学者(で
あっているかな?)の茂木さんのお話を聞く機会があり、セレンディピティ
という話を聞くことができました。
幸運に出会う可能性、多分、そんな感じの意味だったかと思います。
そこに、セレンディピティの順番のようなものがあり、全てをきちんと覚えて
いないのですが、初めの方は「行動」→「気付き」→「理解」、、という感じ
でした。
今回、「行動」はこの慈幻さんが初めに書いたことにレスをしたことにあた
り、それによって、他の人も含めレスをたくさんもらい「気付き」に至り
ました。
SSSの掲示板ってホント、有意義だな〜というのが一番の感想です。
なので、例え、何かの疑問がなくても、書き込んでみると良い思います。
何かしら、わかることがあると思います。
(それもセレンディピティのひとつらしく、Aを追っかけてたら、Bに
気付いた、ということを意味するそうです。)
日本語と英語を結びつけるのがダメなので、英文和訳をReadingと呼び、和文
英訳をCompositionと呼ぶ学校英語がダメで、実際、英語を使おうと思ったとき
に全く、学校英語が役にたたないのは当然のことです。
どれくらい結びつかないかというと、それは一連の書き込みを読んで頂け
ればわかりますが、もうひとつ、別の例を出します。
「cupboard」の読み方が「カップボード」ではないという書き込みを覚え
ている方はいると思いますが、私ももれなく?「カップボード」と読んで
いました。そのとき、まりあさんだったか誰だったかが、洋服をしまうことを
知れば、食器棚ではないと気付くと思うというようなことが書かれていました。
わたしの「cupboard」の意味は「食器棚」でした。でも、洋服をしまうことも
知っていました。
海外ではcupboardに洋服をしまうんだ(爆)、と思い、特に日本語が「食器
棚」でも全然平気だったのです。
「cupboard」の日本語訳は「食器棚」。 「cupboard」は洋服とかもしまう
そういうタンスのようなものと全くの別立てになってしまうのです。
日本語を介すと、久子さんと私は、全くといっていいほど、英語がわからなく
なります。もしくは、ひじょうに時間がかかります。
私は仕事で必要なので、リスニングから入りましたが、当然の結果?として
全く日本語を解さないリスニングのできあがりです。「音」を聴いて、日本語
がでてこないから、自然とそうなりました。
次に、多読です。もともと仕事で日本語訳をしない読み方(というか、日本語
にするのが、本当にたいへんなため、自然にやめていく)なため、快調(笑)
に進み、英語がたくさん、自分の中にたまりました。
そうしたら、今まで苦労していたライティングができるようになりました。
今までは自分の中に英語がたまっていないため、英語でいきなりライティング
ができないため、まずは日本語で考えて英語となります。
いうまでもなく、とてもとてもたいへんでした。日本語と英語を結びつけるの
がとても下手だからです。
多読のおかげで英語がたまり、英語で考えられるようになったので、びっくり
するほど、簡単に書けるようになりました。
英語がたまったなら、ふつうはスピーキングにも影響が出そうですが、悲しい
かな、私はどうやら、Reading-WritingとListening-Speakingの相関関係が全く
ないといっていいほど独立しています。特に、目と耳が干渉すると、優位で
ない耳はだめになってしまうほどです。
また、実は私は、多聴をしてきましたが、英語が嫌いということがあり、積極
性?に欠けたため、聞いてきた音源はひじょうに少ないです。 基本的に
繰り返し同じものを聞いていたのです。(ただ、この繰り返しは、精聴ができ
るようになるためには欠かせないと思いますので、お薦めの方法ではあります。)
なので、どうやら、音の方の英語はまだまだ、足りてはなかったようです。
また、私は視覚優位なので、多分、聴覚の場合、視覚以上に、ためる必要が
ありそうです。
もう一つ、スピーキングをするにあたって致命的?な欠点があり、それは口
の運動能力に欠けるということです。
ここは、はまこさんを見習って、積極的に、音読をしていこうと思います!
とりあえず、いろいろな音源をたくさん聞き、音読と音唱(音唱を入れる
のはこっちの方が楽しめるため(笑)今までもテキトーだけど、歌っては
きたので、どれくらい有効かは不明だけどとりあえず)していこうと思います。
基本的に、怠け者(笑)なので、ガンガンすることはないので、効果が
出るのは時間がかかりそうですが。
晴れて、スピーキングができるようになったら、ご報告したいと思います。
これさえ、できるようになれば、私の「心の障壁」もとり除かれることでしょう。
それでは。
------------------------------
杏樹さん、こんばんは。
遅くなりましたが、後半部分のレスです。
〉marinさんは何百万語も読んだので、多読をする前よりはずっとずっと英語の蓄積があるはずです。でもおそらく会議ではさらに高度な英語を要求されて、達成感よりも挫折感の方が大きいので、何百万語読んでも自信につながっていないようです。そのへんにも問題があるような気がします。
今の周りの環境が、ふつうに聞けて話せるのが前提、、、みたいなところが
あるので、どうしても挫折感を味わうはめになるというか。。
〉どれぐらい児童書を読みましたか?教訓みたいな児童書もありますが、英語の絵本・児童書の世界はもっと豊かです。日本の絵本・児童書の方が子供向けに無害化されていることが多いです。
ちょっと、誤解をもたらすような書き方をしてすみません。もともとは大人も
子供も楽しめるものが好きなので、児童書全体がダメというわけではありません。
ただ、多くの方が素晴らしい!と言っている本が私にとって大外しだったこと
とがあり(^^;)、児童書には慎重?になっています。
あと、PBの値段(しかもバーゲン(笑))に慣れてしまうと、すっごく割高に
なってしまうのも慎重?の要因かもしれません。
あと、私にとって、絵本と児童書は別物で、絵本に苦手意識はありません。
というか、むしろ好き。(ただ、私の場合、絵を眺めてるだけの方が長いの
で、読んでるといえるかどうか。。)
〉また、作り話が苦手なら、ノンフィクションはいかがでしょう。手前味噌ですが、「趣味の広場」に「世界史クラブ」を作っています。そこでレベルの低い、やさしい本を紹介しています。先日はレベル2あたりを中心に紹介しました。
そうですね。ノンフィクションで、ダメというものにあったことがないので
(当たり前か?)、トライしてみます。
それでは。