「和訳読み」「和文英訳書き」「脳内テロップ」「カタカナ発音」という「悪い癖」について

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/6/25(16:04)]

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2016. 「和訳読み」「和文英訳書き」「脳内テロップ」「カタカナ発音」という「悪い癖」について

お名前: バナナ
投稿日: 2005/6/9(10:59)

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"sakigoro"さんは[url:kb:2005]で書きました:
〉レオナさん、こんばんは。 sakigoroと申します。

こんにちは、sakigoroさん、おひさしぶりです。バナナです。

ひとつだけ、とてもそうだと、強くうなずいたことが
ありましたので。

〉多読ばかりやっていた活字人間の弊害か、そのやっとのことで捉えた英語を、頭の中で活字にして思い浮かべる始末。
〉音を聞いてストレートに理解できず、頭の中をテロップのように活字を流して、それができれば理解ができたように誤解していたことが多々あったように
〉思います。

〉こうした変な緊張は、活字人間の弊害といよりも、実は、変な英語学習意識による自縛だったのではと思います。

〉おかげで、脳内テロップ現象が起こることもなく、それでも、中身がおもしろいので、思わず集中した聞く時間もけっこうあったりして、
〉音がストレートに理解に結びつく快感を味わっています。

〉そんないい加減聞きの延長のようなつもりで、テレビでやっていたマトリックスを
〉英語音声にしたら、音がストレートに耳に入ってきて、わかるわかるという快感でそのまま見続け、その内、映画そのものの面白さに引き込まれて、最後まで見終えることができました。

この「脳内テロップ現象」というのは、言いえて妙ですねー。
実は私も、

「耳で聞いて理解する」=「脳内テロップ」ができること
そうでないと、理解できたと実感できない

という、気持ちが強くありました。

これって、とてもつらいのですね。

英語を英語のままよめるようになるために

 英文を読むとき:和訳読みできないとわかったと言えない

そういう落ち着かない気持ちというか固定観念を、何十万語という
多読経験を通してなくしていく過程と

英語の音をそのまま聞けるようになるために

 英文を聞くとき:「テロップ」聞きできないとわかったと言えない

そういう落ち着かない気持ちというか固定観念を、何十万語という
多聴経験を通してなくしていく過程っていうのは

同じではないのかなと思っています。

うーん、なんだか書けば書くほど、この「脳内テロップ」って
大切な話のような気がしてきました。

 英語を読むときの悪い癖:和訳読み
 英語を書くときの悪い癖:和文英訳書き
 英語を聴くときの悪い癖:脳内テロップ=音->文字->日本語変換
 英語の音を出すときの悪い癖:カタカナ変換発音

上4つが、その「脳内テロップ」と同列の「悪い癖」なんでしょうね。
で、その呪縛からどうやって逃れるか、をいろいろとやっているんだと。

ではでは


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2017. Re: 「和訳読み」「和文英訳書き」「脳内テロップ」「カタカナ発音」という「悪い癖」について

お名前: yamasina
投稿日: 2005/6/9(12:06)

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皆さん、こんにちは。yamasinaと申します。

横入りですみません。なんか目から鱗的アイデアだったので。
これまでのリスニング学習ののひとつの到達点として「脳内テロップ」ができることがあげられていたと思います。
学習過程でも、ディクテーションしてみたり、完全なシャドウイングをやってみたりという手法があります。
まあ、まずは一字一句もらさず聞き取れるようがんばる、ってことですね。(まあ実際これをやってグッと聴けるようになったという話も多いですし、僕自身トライしてますけど)

これに対し、バナナさんの提案は「何を言ってるか聞き取らなくても、意味をゲットする」。
確かに書き出したり再現できなくても意味は取れていることってありますから。
物語を聴いて楽しむときには特に大事な考え方のように思いますし、意味だけが腑に落ちてくるなんてある意味理想ですね。

ではでは。


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