[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/23(05:21)]
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お名前: greenorange
投稿日: 2005/2/15(23:33)
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この掲示板の方々には、何度も助けてもらっているので、成果(経過?) を報告しようと思います。シャドウィングを始めたのは去年の12月半ばな ので、そろそろ2ヶ月です。始めた頃は、どんなレベルの素材をどんな風に シャドウィングすれば良いのかという、基本的なとろこで途方に暮れたり したので、初めの一歩を踏み出す方の参考になるかも知れません。 (どんな風にやるか悩むの楽しかったりするのですが…) シャドウィングの効果を一言で言えば、「居眠り防止」です!? 「何のこと?」と思われるかも知れませんが、私の場合、意味を取れない まま長い朗読を聴くとあっと言う間に眠くなってしまいます。だから、 作業が伴うということが結構重要な気がします。 --------------------------------------------------------------------- どんな風にやっているのか: (1)好きな作家の朗読CDを購入する。思い入れのある本を練習用に使う のは忍びないと言う方は、「興味がある」くらいの基準でも良いと思いま す。朗読は学習者用にユックリ目である必要はありません。 (2)「完全版」などを購入してしまうと、10枚近くCDが入っていたり しますが、とりあえず1枚目のCDで3回シャドウィングをします。毎日出 来なかったり、少しずつだと1週間くらいかかる気がします。また、始めは リスニングという方もいらっしゃるようですが、すぐ睡魔に襲われるので 私には向かないみたいです。 (3)上に書いた3回という数に特に根拠は無いのですが、次に試しにちょっ と聞き取りをしてみると、向上している気がして嬉しくなったりします。 そして選択肢は次の2つです。 A. シャドウィングを繰り返してみる。 聞くたびに新しい発見があったりします。一方で、前回よく聞こえたとこ ろを聞き逃してしまったり…。なので、あまり神経質にならずにやってい ます。というよりそもそも、私の場合、対応する文字資料を持っていない 場合が多いので、「聞こえるようにしか聞こえない」と開き直っているの かもしれません。また、繰り返し過ぎると、口は追いつかないのに意味が 分かってしまう場合があります。そうすると、話の続きを知りたくなるの で、シャドウィングはほどほどで次に進むことも良くあります。(つま り、気分のおもむくままに…) B. 次のCDへ進む。 始めのうちは、上に書いたようなことを繰り返していました。しかし、こ の頃はだいぶ慣れてきたので、シャドウィングを1回すると何となく理解で きるので、それ以上しないことが多いです。 今後: 多読と同じように、シャドウィングでも直接理解できるようになってきてい る気がします。しかし、これも同様に、考え事が英語で行えるようにはなっ ていません。けれども私は、この点に関しては楽観的です。飽きずに続けら れそうなので、「そのうち!」と勝手に期待しているだけなのですが。 それから、GRとペーパーバックの間のギャップがかなり大きいという意見 を、以前掲示板で目にしたことがあるのですが、GRの早い段階で音からの 理解ができるようになると、ペーパーバックの朗読はかなりあるようなの で、ギャップを乗り越える良い方法になり得る気がしています。 その他: シャドウィングを始めた頃は、意味が分からない(あらすじも追えない)こ とが多いです。というより、音の再生がそもそも出来ません。なので、音に 集中した方が良いようです。それに音に集中すること自体、結構楽しいの で、私は「ちびっこニコラ(フランス語)」と「西遊記(中国語)」を気分 転換にシャドウィングしてます。意味は全く分かりませんが… 更に、おすすめをいくつか紹介すると、「ながらシャドウィング」と「素材 レベルを極端に振ってみる」です。前者は、特にシャドウィングを始めたば かりの音をとる時期にとても効果的な気がします。以前、何方かの発言にあ りましたが、フリーセル(ゲーム)をやりながらというのが、私は大好きで す。また、関係ない文章を読みながらやっていることもあります。これは、 慣れが必要かもしれませんが…。後者は最近試していることです。GRのレベ ル1前後の未読本の朗読を聞いています。ユックリした朗読が不思議と新鮮で す。 --------------------------------------------------------------------- 最後に: この掲示板の方々には、とってもお世話になりました。 ありがとうございます! また、時々来ます。
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お名前: macska
投稿日: 2005/2/16(09:10)
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greenorangeさん、はじめまして。
多読という学習法を今年に入ってから知り、今は読むことが主ですが、先日GRのCDを購入して、はてさて音はどう扱えばいいものかと参考資料をSSSサイトなどの中で探していました。
〉初めの一歩を踏み出す方の参考になるかも知れません。
とっても参考になりました。
〉更に、おすすめをいくつか紹介すると、「ながらシャドウィング」と「素材
〉レベルを極端に振ってみる」です。前者は、特にシャドウィングを始めたば
〉かりの音をとる時期にとても効果的な気がします。
特にこれには助けられます。私は家事をやりながらとか何かをしながらテープを回しておきます。そのためだけに時間がなかなか取れないからです。そうすると精聴と呼ばれるようなことはほとんどできません。努力して耳を傾けていても、すぐ何かに邪魔されます。というわけで、「ながらシャドウィング」がおすすめと読み、有難く嬉しく思いました。
「素材レベルを極端に振ってみる」というのはどういうことでしょうか?振るとは?
これからも多くの方々のやり方を伺って、その中から私流の方法を見つけ出していきたいと思っています。
どうもありがとうございました。
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お名前: greenorange
投稿日: 2005/2/16(12:16)
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macskaさん、こんにちは。 >「素材レベルを極端に振ってみる」というのはどういうことでしょうか? >振るとは? 変な表現でしたねー。 多読でのパンダ読みのようなことを言いたかったんです。 いろんなレベル(速さ)をごちゃ混ぜにして聞くということです。 それから、男声、女声、ボソボソ声、などなど色々あって面白いですよー。 >私は家事をやりながらとか何かをしながらテープを回しておきます。 >そのためだけに時間がなかなか取れないからです。 >そうすると精聴と呼ばれるようなことはほとんどできません。 >努力して耳を傾けていても、すぐ何かに邪魔されます。 退屈になってしまうので、私もほとんど精聴した事はありません。 ただ、シャドウィングを1ヶ月以上続けていると次第に直接理解できることが 多くなってくるので、「ながらシャドウィング」の「ながら度」が減ってき ている気がします。でもこれは、意識的にしているわけではなくて、 自分のシャドウィングのペースに慣れ意味がほどほどに取れるようになって きて、自然とそういう聞き方になったようなので、気になさることは無いと 思います。最終的には、シャドウィングしないでも、自然に音も意味も理解 できるようになるといいなーと思っています。 ちなみに私はいつも部屋の中をウロチョロ歩き回りながらシャドウィングし ています。座ってシャドウィングしているのは、フリーセルしてるときぐら いですよー。
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お名前: ako
投稿日: 2005/2/20(15:43)
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greenorangeさん、たぶん初めまして! akoと申します。
とても詳しくシャドウイング体験報告を書いて下さって、ありがとうございました。
greenorengeさんの体験を読ませて頂いて、非常に参考になりました。
私も自己流で試してきたシャドウイング経験があるのですが、
自己流ではどうしても偏りがちです。
いろいろ試されている人の体験を伺うのはとても有益なので、ありがたいです。
〉(どんな風にやるか悩むの楽しかったりするのですが…)
そうですね!
〉 シャドウィングの効果を一言で言えば、「居眠り防止」です!?
納得です(笑) 寝てられませんよね。
〉どんな風にやっているのか:
〉(1)好きな作家の朗読CDを購入する。思い入れのある本を練習用に使う
〉のは忍びないと言う方は、「興味がある」くらいの基準でも良いと思いま
〉す。朗読は学習者用にユックリ目である必要はありません。
同意です。
ただシャドウイングは、とても好みの分かれる方法のようなので、
このへんは、自分の興味を基準にすることは大事ですよね。
〉始めはリスニングという方もいらっしゃるようですが、
〉すぐ睡魔に襲われるので私には向かないみたいです。
ふむふむ、です。
いろんな方の体験を読んでみての、現在のところの感触ですが、
どういう風にやるのが自分に向いているか、ということを自分でわかる、
っていうことがすごく大事みたいです。
「誰かがやってたから自分も同じことしなきゃ」っていう風にやリ出すと、
ある程度までは根性で何とかやれるものの、しまいには続かなくなり…
という経験をしました。
長期継続、ということを第一に考えると、
(初めてシャドウイングらしきことを始めたのは10年ほど前なので…)
結局、自分の向き・不向きを自分が自覚するってことに落ち着きました。
己を知るってことで、とっくに古くから言われていることでした。
〉A. シャドウィングを繰り返してみる。
〉 聞くたびに新しい発見があったりします。一方で、前回よく聞こえたとこ
〉 ろを聞き逃してしまったり…。なので、あまり神経質にならずにやっています。
そうなんです、そういうこと、ありますあります。
同じところを聞いているはずなのに、毎回違うように聞こえたり、
何回も聞いているうちに、前とは違うように聞こえたりして、
自分の耳って、どーーなっとるんじゃぁあ、信用できん!と悩んだりしました。
でも、何回聞いても、ワケわかんなかったところが、
ある時を境に、すっきり聞き取れるようになったりもしました。
前はどう聞いていたかがわからなくなるくらいに、
違ってクッキリ聞こえるようになるってこともあります。
〉 繰り返し過ぎると、口は追いつかないのに意味が
〉 分かってしまう場合があります。そうすると、話の続きを知りたくなるの
〉 で、シャドウィングはほどほどで次に進むことも良くあります。(つま
〉 り、気分のおもむくままに…)
いい感じですね。
クチが追いつくかどうかは、顔の筋肉体操みたいで大変ですが、
↓ のようになる、というのがすごいです。
〉 シャドウィングを1回すると何となく理解で
〉 きるので、それ以上しないことが多いです。
これ(↑)、ホントにすごいです。
シャドウイング始めてからまだ半年も経過してないのでしょう?
すごいです。ビックリです。
〉シャドウィングを始めた頃は、意味が分からない(あらすじも追えない)こ
〉とが多いです。というより、音の再生がそもそも出来ません。
すごくすごく同意です!
〉なので、音に集中した方が良いようです。それに音に集中すること自体、結構楽しいの
〉で、私は「ちびっこニコラ(フランス語)」と「西遊記(中国語)」を気分
〉転換にシャドウィングしてます。意味は全く分かりませんが…
おおっ、greenorangeさんも英語以外の外国語で試されましたか!
akoもですね、英語以外(ドイツ語と韓国語)に挑戦した時期があり、
独語はまだしも、ハングルはどうせ読めないってことが逆に幸い(?)し、
音声だけ録音してシャドウイングばかりしていた時期があります。
(ヨン様が流行る以前です←ここ強調)
ちょっとそのへんのことを話してもいいですか?
どちらも学習体験もなく、まるで意味がわからないおかげで、
かえって純粋に音だけ聞いて真似するってのがどういうものか、
体験できたと思っています。
独語も韓国語もちょっとしかやっていませんが、
シャドウイングしたことで、何となく聞き覚えがあるせいか、
ニュースでドイツ人のインタビューや(W杯の時のドイツのカーンの声とか)
韓国映画などで、音に反応して「あ!聞いたことがある!」
ということが頻繁に出てきて、とても嬉しいです。
ちゃんとした意味はわからないんですが…。しょぼーん
〉更に、おすすめをいくつか紹介すると、「ながらシャドウィング」と
〉「素材レベルを極端に振ってみる」です。
皿洗いなど単純作業の時や、歩きながらのシャドウイングはよくやります!
ぶつぶつクチが動いていて、怪しい人になっている可能性アリです。
「レベルを振る」についても賛成〜。
通常スピードの、聞くだけでは全然理解できないものを、
わざと聞いて、声だけ真似したりします。
意味不明のを聞くと眠くなってしまう人にはお薦めできませんが、
私は、英語以外の外国語で、音声だけ真似することを楽しいと感じたクチなので、
意味不明の英語でも、真似だけなら、眠くならずにできます。
ただし、自分がどのくらい、音源の声の人みたいに話せるか、真似した声が似ているか、というだけの、物まねシャドウイングです。
テレビのロシア語講座やスペイン語講座なんていう、
まったくやったことない言語の番組を見て、声の真似だけしたりします。
(他の部分はほとんど聞いてなくて、外語音声のかかる場面になると見るという見方をしてます)
意外に面白いもんで、そんな無意味なような真似だけでも、
勉強せずに、ロシア語もスペイン語も挨拶くらいは覚えてしまいました。
海外旅行で一言使って、楽しいこともありましたから、
「これでいいのだ」とバカボンのパパです。
もちろん、挨拶以上の水準の会話はできませんし、字も読めませんから、
そんなのダメだ、という考え方もあるだろうということは承知しています。
たぶん、挨拶程度まで…とか、旅行でも観光だけのお気楽旅行で困らない程度まで…とか、
その範囲でいいや、っていう程度の話をするのか、
ある一つの言語について、相当なレベルの習得をイメージして話をするのかで、
意見が違ってくるんだと思っています。
(今のところは、そう思う、という話ですが。)
朗読の音源もいろいろですよね。
greenorangeさんは、どういうのがお好みですか?
ナレーションが多いか、セリフが多いか、効果音の有無はどうか、
一人の人がずっと読むのか、登場人物別に違う声が登場するのか。
結構、研究するといろいろです。
私はセリフの多いタイプが好きなんですが、
このへんは、好みが分かれるところみたいで、自由に好みで選択すればいいと思っています。
SSSの発想の長所は、皆に同じことをさせる学習方式と反対で、
自分が楽しいと感じるかどうかを基準とする所だと思うからです。
〉この掲示板の方々には、とってもお世話になりました。
〉ありがとうございます! また、時々来ます。
私も同じです。
色々な報告が、すべて自分の経験と照らし合わせながら今後の方針に還元できます。
greenorangeさんの報告にも、こうしてお世話になりました。
是非またご経験を報告下さい。楽しみにしています。
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お名前: greenorange
投稿日: 2005/2/21(11:31)
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akoさん、はじめまして、お返事ありがとうございます。 >> 繰り返し過ぎると、口は追いつかないのに意味が >> 分かってしまう場合があります。そうすると、話の続きを知りたくなるの >> で、シャドウィングはほどほどで次に進むことも良くあります。(つま >> り、気分のおもむくままに…) > >いい感じですね。 >クチが追いつくかどうかは、顔の筋肉体操みたいで大変ですが、 >↓ のようになる、というのがすごいです。 > >> シャドウィングを1回すると何となく理解で >> きるので、それ以上しないことが多いです。 > >これ(↑)、ホントにすごいです。 >シャドウイング始めてからまだ半年も経過してないのでしょう? >すごいです。ビックリです。 私の場合、多読と同じで素材との相性(?)が結構あるみたいで、分かった気になるときと 完全に話の展開から取り残されてしまうときがあります。何故そうなるのかまだ自分では よく分かりませんが、まだ始めて2ヶ月くらいなので、いずれ量が解決してくれるのではと 思っています。 始めはただ、音をくり返すのが面白くて言葉遊びみたいに意味も分からず口をパクパク してるだけでした。でも、それがなぜか面白いんですよねー。それで、 くり返していると意味が分かってきちゃうんです。始めのCDは10回近くシャドウィング した気がします。で、徐々に理解できてしまう回数が減ってきて、4枚目を過ぎたあたりで、 1回シャドウィングをすると多読のときみたいに大雑把な理解が出来ていることに気付いて、 それから同じ素材でシャドウィングをあまりくり返さなくなりました。だから、きっと意味 を取りそこねた素材もあと何度かシャドウィングすれば理解できるかも知れないと思うので すが、新しい素材に目移りしてしまうんです。(ブッククラブにGRテープが沢山あるので…。) >どちらも学習体験もなく、まるで意味がわからないおかげで、 >かえって純粋に音だけ聞いて真似するってのがどういうものか、 >体験できたと思っています。 >独語も韓国語もちょっとしかやっていませんが、 >シャドウイングしたことで、何となく聞き覚えがあるせいか、 >ニュースでドイツ人のインタビューや(W杯の時のドイツのカーンの声とか) >韓国映画などで、音に反応して「あ!聞いたことがある!」 >ということが頻繁に出てきて、とても嬉しいです。 >ちゃんとした意味はわからないんですが…。しょぼーん 意味が分かんないって、結構楽しいんですよねー。(理解してもらえないことが多いけど…) 何回聞いても分からない。でも、だから飽きずに聞けるのかもしれません。うーん不思議です。 「純粋に音だけを聞いて…」っていうのはホントですよねー。 思うのですが、英語でシャドウィングするには下準備が必要で、 「日本語シャドウィング」→「未知の言語のシャドウィング」→「英語シャドウィング」 の順序でやると、わりと直ぐに音の再生が出来るようになるんじゃないかと思います。 (分からない分からないと思っても、やはり英語の単語自体はかなり分かってしまうので 先入観が生まれやすいみたいですね。) 音の再生が出来るようになると、多読と同じでGRが結構役立つ水先案内人に成ってくれている 気がします。という訳で、この頃はGRのシャドウィングに凝っています。 >ただし、自分がどのくらい、音源の声の人みたいに話せるか、真似した声が似ているか、 >というだけの、物まねシャドウイングです。 >テレビのロシア語講座やスペイン語講座なんていう、 >まったくやったことない言語の番組を見て、声の真似だけしたりします。 >(他の部分はほとんど聞いてなくて、外語音声のかかる場面になると見るという見方をしてます) >意外に面白いもんで、そんな無意味なような真似だけでも、 >勉強せずに、ロシア語もスペイン語も挨拶くらいは覚えてしまいました。 >海外旅行で一言使って、楽しいこともありましたから、 >「これでいいのだ」とバカボンのパパです。 > >もちろん、挨拶以上の水準の会話はできませんし、字も読めませんから、 >そんなのダメだ、という考え方もあるだろうということは承知しています。 >たぶん、挨拶程度まで…とか、旅行でも観光だけのお気楽旅行で困らない程度まで…とか、 >その範囲でいいや、っていう程度の話をするのか、 >ある一つの言語について、相当なレベルの習得をイメージして話をするのかで、 >意見が違ってくるんだと思っています。 >(今のところは、そう思う、という話ですが。) 意味が分からないのって、何で面白いんでしょうね?目的が無くて「完全」に趣味だから、 面白いのかなーなどと考えてしまったりしました。リズムとか響きとか、そんな音楽的な 何かが面白いのかもー。とりとめがなくなりそうです…。 >朗読の音源もいろいろですよね。 >greenorangeさんは、どういうのがお好みですか? そういえば報告では名前を挙げてませんでしたね〜。 メインでシャドウィングしているのは、2つあって、 ハリーポッター1巻(CD 7枚) プリンセスダイアリー(CD 11枚) です。既にご存知かもしれませんが、どっちもとっても楽しいですよー。 多読のレベルからするとどちらも私(レベル3)にはキリンなのですが…。 次にシャドウィングしようと思って本棚に置いてあるのが、 路上(CD 10枚) で、ちょっと聞いた感じでは期待できそうです。 それから、この頃はGRのシャドウィングにもはまっていて、楽しかったのは、 PGR2 宝島 PRG2 Kidnapped です。でも、まだGRは開拓中という感じです。 逆に、相性が悪かったのは、 BBC ドリトル先生航海記 OBW3 Prisoner of Zenda です。どちらも単語自体はほどほどに聞き取れていて、特にPrisoner of Zendaはユックリ目 の朗読だったので、何故良く分からなかったのかが良く分かりません。 >ナレーションが多いか、セリフが多いか、効果音の有無はどうか、 >一人の人がずっと読むのか、登場人物別に違う声が登場するのか。 >結構、研究するといろいろです。 何度もシャドウィングするには、個人的には余計な効果音が入っていない方が好きです。 逆に、1回だけ聞くなら、色んな音が入っている方が楽しいですよねー、理解もしやすいし。 「ナレーションが多いか、セリフが多いか」全く考えたことの無かった視点です! もしかして私の混乱して理解し難くなっていたのは、この点なのかもーと思いました。 多読のときもよく混乱していましたが、音だけになったら更に拍車がかかりました…。 話の筋が追えているときは間違えないんですけどねー。 いろんなことが参考になりました。 また、これからもいろいろ教えてくださいね!
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/2/21(22:06)
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greenorangeさん、はじめまして!
酒井@快読100万語!です。
〉 この掲示板の方々には、何度も助けてもらっているので、成果(経過?)
〉を報告しようと思います。シャドウィングを始めたのは去年の12月半ばな
〉ので、そろそろ2ヶ月です。始めた頃は、どんなレベルの素材をどんな風に
〉シャドウィングすれば良いのかという、基本的なとろこで途方に暮れたり
〉したので、初めの一歩を踏み出す方の参考になるかも知れません。
〉(どんな風にやるか悩むの楽しかったりするのですが…)
シャドーイングはなかなかみなさんの賛同を得られなくて、
なんとか入りやすく続けやすいようにと、いろいろ考えている
ところです。そこへ、greenorangeさんの報告!
うれしいです!!
〉 シャドウィングの効果を一言で言えば、「居眠り防止」です!?
〉「何のこと?」と思われるかも知れませんが、私の場合、意味を取れない
〉まま長い朗読を聴くとあっと言う間に眠くなってしまいます。だから、
〉作業が伴うということが結構重要な気がします。
これはいかにも「多読的」ですね!
「居眠り防止」っていうのは、力が抜けていてよい!!
〉---------------------------------------------------------------
〉どんな風にやっているのか:
〉(1)好きな作家の朗読CDを購入する。思い入れのある本を練習用に使う
〉のは忍びないと言う方は、「興味がある」くらいの基準でも良いと思いま
〉す。朗読は学習者用にユックリ目である必要はありません。
〉(2)「完全版」などを購入してしまうと、10枚近くCDが入っていたり
〉しますが、とりあえず1枚目のCDで3回シャドウィングをします。毎日出
〉来なかったり、少しずつだと1週間くらいかかる気がします。また、始めは
〉リスニングという方もいらっしゃるようですが、すぐ睡魔に襲われるので
〉私には向かないみたいです。
リスニングというのはリーディングと同時進行でみちるさんが
実行してますね。文字を見ながらだと睡魔に襲われにくいかも。
〉(3)上に書いた3回という数に特に根拠は無いのですが、次に試しに
ちょっと聞き取りをしてみると、向上している気がして嬉しくなったりします。
〉そして選択肢は次の2つです。
〉A. シャドウィングを繰り返してみる。
〉 聞くたびに新しい発見があったりします。一方で、前回よく聞こえた
ところを聞き逃してしまったり…。なので、あまり神経質にならずにやっています。というよりそもそも、私の場合、対応する文字資料を持っていない
場合が多いので、「聞こえるようにしか聞こえない」と開き直っているの
かもしれません。また、繰り返し過ぎると、口は追いつかないのに意味が
分かってしまう場合があります。そうすると、話の続きを知りたくなるの
で、シャドウィングはほどほどで次に進むことも良くあります。(つま
り、気分のおもむくままに…)
こういう力の抜け方がいいのでしょうねえ。
「聞こえるようにしか聞こえない」という開き直り!
すばらしいです。(なんてほめられても実感はないでしょうが・・・)
「気分のおもむくままに・・・」これがいい!
〉B. 次のCDへ進む。
〉 始めのうちは、上に書いたようなことを繰り返していました。
しかし、この頃はだいぶ慣れてきたので、シャドウィングを1回すると
何となく理解できるので、それ以上しないことが多いです。
はあ・・・
よいですねえ、これも・・・
シャドーイングはリスニングに神経を集中できますよっていうのは、
そういえばぼくも言っていたことだった。
〉今後:
〉多読と同じように、シャドウィングでも直接理解できるように
なってきている気がします。しかし、これも同様に、考え事が英語で
行えるようにはなっていません。けれども私は、この点に関しては
楽観的です。飽きずに続けられそうなので、「そのうち!」と勝手に
期待しているだけなのですが。
もうなんにもいえませんね、こんなにゆったり大きく構えていらっしゃると。
その上、とーってもうれしい、よいことを知らせてくださいました。
ありがとー!
〉 それから、GRとペーパーバックの間のギャップがかなり大きいと
いう意見を、以前掲示板で目にしたことがあるのですが、GRの早い
段階で音からの理解ができるようになると、ペーパーバックの朗読は
かなりあるようなので、ギャップを乗り越える良い方法になり得る気が
しています。
うーん、そうですねえ! 沖縄高専でも、朗読を聞きながら読むと
文字だけでは読めない本も楽しく読めるという話がありました。
朗読の声がきっと豊かな情報を付け加えているのでしょうね。
そうやって音を助けにペーパーバックに乗り越える手もありそうですね、
たしかに。
〉その他:
〉シャドウィングを始めた頃は、意味が分からない(あらすじも
追えない)ことが多いです。というより、音の再生がそもそも出来ま
せん。なので、音に集中した方が良いようです。それに音に集中する
こと自体、結構楽しいので、私は「ちびっこニコラ(フランス語)」と
「西遊記(中国語)」を気分転換にシャドウィングしてます。意味は
全く分かりませんが…
よいですね! 意味はわからなくてもシャドーイングできるっていうのは
大きな才能だと思いますね。大人はつい意味を考えてしまうから。
〉更に、おすすめをいくつか紹介すると、「ながらシャドウィング」と
「素材レベルを極端に振ってみる」です。前者は、特にシャドウィングを
始めたばかりの音をとる時期にとても効果的な気がします。以前、何方か
の発言にありましたが、フリーセル(ゲーム)をやりながらというのが、
私は大好きです。また、関係ない文章を読みながらやっていることも
あります。これは、慣れが必要かもしれませんが…。後者は最近試して
いることです。GRのレベル1前後の未読本の朗読を聞いています。ユックリ
した朗読が不思議と新鮮です。
greenorangeさんは相当しっかりした「いい加減さん」ですね!
「フリーセルをやりながら」、「関係ない文章を読みながら」っていう
のはめったにやれる人はいないだろうなあ! おもしろい!!
〉--------------------------------------------------------------
〉最後に:
〉この掲示板の方々には、とってもお世話になりました。
〉ありがとうございます! また、時々来ます。
また来てください。ぜひぜひぜひ!!
じゃ、そのときまで、Happy reading と Happy shadowing!
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お名前: greenorange
投稿日: 2005/2/22(12:26)
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酒井先生、はじめまして! まだ始まったばかりの体験なのですが、お役に立つとうれしいです! >シャドーイングはなかなかみなさんの賛同を得られなくて、 >なんとか入りやすく続けやすいようにと、いろいろ考えている >ところです。そこへ、greenorangeさんの報告! >うれしいです!! 多読はPGRのレベル0を読むと、直ぐに「これなら行けそう!」っていう感じがするんですが、 シャドウィングの場合「これでいいのかなー???」と迷う時期がある気がします。 最初の関門は音の聞き取りで、その門の回りをウロチョロしているときにそんな風に感じる んじゃないかと思います。でも、それ自体「案外、楽しい!」って気付けるといいんですけ どねー。 たぶんそれは、音楽的な楽しみで、「リズム」だったり「変なおとー!って言う驚き」だった りだと思います。「なんちゃって子供体験」をするには、未知の言語のシャドウィングが良い と思うんですが、あまりの「衝撃(←意味が分からなくて)」にシャドウィング嫌いになられ たら、こっちが衝撃を受けちゃいますもんねー(笑)。なので、「あの感激をあなたに」と周 りの人に勧めようかと思ったのですが、まだ試していません。 音さえ取れるようになってしまえば、あとは多読と一緒で、意味は徐々に徐々に染み込んで来 るようなので、楽しいんですけどね!シャドウィングを楽しめる人が増えるといいですね!!