[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(07:45)]
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9452. Re: 560万語通過&大学生おめでとうございます+酒井先生に質問です。
お名前: こるも
投稿日: 2007/3/31(11:09)
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オレンジピールさん、みなさん初めまして。
〆後にすみません
こるもと申します。
オレンジピールさん、大学入学おめでとうございます!!
すごいですね。オレンジピールさんの努力の成果ですね。
学びたいときに、勉強ができるってすてきだと思います。
「何となく大学生」よりも、学業という意味ではずっと有意義ですよ。
560万語については、私はまだ100万もいってないので、ただただすごいなあという感じです。
私も500万を超える頃にはどうなっているのか、楽しみです。
以下は横レスです。すみません。
どうしても気になったもので、、、
酒井先生に質問です。
〉回復が早くてよかった・・・
〉(中には辞書を引き出して、アルコール中毒が戻るのとおなじように
〉 辞書引きの快楽(英語でいう instant gratification)に
〉 引き戻された人もいます。
ここなのですが、どういうことなのか教えてください。
私はまだ100万もいっていないのですが、辞書はたまに使います。
一つの単語がわかったときに、その前後3行くらいの意味がぱあっと解って気持ちがいいからなのですが、先生のおっしゃる「辞書引きの快楽」とはこういうことなのでしょうか。
そしてそれが、どうして良くないのでしょうか。
自分のやり方が良くなかったのかなあ、と思って、出てきてしまいました。
よろしくお願いします。
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9468. ありがとうございます&酒井先生!私も答聞きたいです
お名前: オレンジピール
投稿日: 2007/4/3(18:25)
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こるもさん、はじめまして。
お祝いのレスありがとうございました。
昨日、一昨日と入学式でした。入学式が2回もあるなんて変な感じですが、
お陰様で晴れて私も大学生となりました。嬉しいです。
それと酒井先生へのご質問に関してなんですが、まだ先生のお答がないですが
ちょこっとだけ私の考えを書きます。
〉私はまだ100万もいっていないのですが、辞書はたまに使います。
〉一つの単語がわかったときに、その前後3行くらいの意味がぱあっと解って気持ちがいいからなのですが、先生のおっしゃる「辞書引きの快楽」とはこういうことなのでしょうか。
〉そしてそれが、どうして良くないのでしょうか。
これは多読の根幹に関わる質問であろうと思われますが、「これこれこういう
理由だから」ときっぱり割り切れる回答をするのはかなり困難だろうという気がします…。
(酒井先生、よろしくお願い致します)
で、私には勿論それに対する納得できる答を出すことはできないので、体験からの
意見をすこし。単語が分かって前後の意味がぱぁっとわかるのは確かに気持ちが
いいですが、辞書をひいて分かるよりも、辞書を引かずに読み進めた後に自力で
意味が分かった瞬間の方が何倍も気持ちがいいです。
大げさではなく天啓のように「分かった!」と頭にひらめくのです。そして、
不思議なことにほとんどの場合、それほど間違っているということがないんですね。
ちなみにそれに対して、無理矢理「こうかな?前後の文脈から考えてこうだろう」なんて
ひねり出したように推測した意味はかなりの確率で間違っていることが多いです(笑)
私の場合この「わかった!」時の快感のせいで多読がくせになったのかもしれません。
100万語未満ということは、まだまだこれから新しいひらめきに出会える段階ですね。
そういう時に辞書をひいてその出会いを減らしてしまうのは勿体ない気がします。
今思えば、私の100万語までの道のりは「分からない単語を飛ばす居心地の悪さ」や
「知らない表現、語法に出会った時の敗北感」を克服すべき時期だったように思います。
勿論自分がその段階にあった時はそんなこと思いもしませんでしたよ。だから、
早く分かりたくて焦る気持ちはよく分かります。でも、多読はゆっくり、楽しく
進んだ方がかえって効果があらわれる気がします。
なんの説明にもなってなくてごめんなさい。
とにかく Happy readning!
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オレンジピールさん、返答をありがとうございます。
場違いだったかなあ、と思っていたのですが、レス頂けてうれしいです。
〉で、私には勿論それに対する納得できる答を出すことはできないので、体験からの
〉意見をすこし。単語が分かって前後の意味がぱぁっとわかるのは確かに気持ちが
〉いいですが、辞書をひいて分かるよりも、辞書を引かずに読み進めた後に自力で
〉意味が分かった瞬間の方が何倍も気持ちがいいです。
〉大げさではなく天啓のように「分かった!」と頭にひらめくのです。
これ、解ります。私はかつて多言語をやっていて(今はお休み)それも、聞くだけ、と言うものでした。具体的には共通のストーリーを多言語で聞くのです。解説はありません。文字も見ません。
はっきり言って、最初は「はい」と「いいえ」も解りません。
まるで念仏のようにストーリーを聞き、シャドーイングするのです。
そのうちに、よく使われる言葉が耳に引っかかります。
そしてある時突然意味が「降りて」来るのです。
たぶん、オレンジピールさんのおっしゃる「天啓」と同じだと思います。
あのときは、何とも言えない気分になりますよね。
私の場合は、ぼーっと自転車に乗っているときに「降りて」来たことがあります。
ただ、英語ではそういったことはなかったです。
文字も読めないハングルとかに、良くありました。
あとスペイン語とかロシア語とか。
そうですか、読み込んでいれば、英語でもできるんですね。
まだまだ先は長いな〜。
〉不思議なことにほとんどの場合、それほど間違っているということがないんですね。
〉ちなみにそれに対して、無理矢理「こうかな?前後の文脈から考えてこうだろう」なんて
〉ひねり出したように推測した意味はかなりの確率で間違っていることが多いです(笑)
〉私の場合この「わかった!」時の快感のせいで多読がくせになったのかもしれません。
〉100万語未満ということは、まだまだこれから新しいひらめきに出会える段階ですね。
〉そういう時に辞書をひいてその出会いを減らしてしまうのは勿体ない気がします。
〉今思えば、私の100万語までの道のりは「分からない単語を飛ばす居心地の悪さ」や
〉「知らない表現、語法に出会った時の敗北感」を克服すべき時期だったように思います。
〉勿論自分がその段階にあった時はそんなこと思いもしませんでしたよ。だから、
〉早く分かりたくて焦る気持ちはよく分かります。でも、多読はゆっくり、楽しく
〉進んだ方がかえって効果があらわれる気がします。
〉なんの説明にもなってなくてごめんなさい。
〉とにかく Happy readning!
いえ、参考になりました。
質問して良かったです。
ありがとうございました!
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お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/4/3(23:35)
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こるもさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。
オレンジピールさん、こんばんは!!
ありがとうございました、この質問、見落としていました・・・
〉オレンジピールさん、みなさん初めまして。
〉〆後にすみません
〉こるもと申します。
〉オレンジピールさん、大学入学おめでとうございます!!
〉すごいですね。オレンジピールさんの努力の成果ですね。
〉学びたいときに、勉強ができるってすてきだと思います。
〉「何となく大学生」よりも、学業という意味ではずっと有意義ですよ。
〉560万語については、私はまだ100万もいってないので、ただただすごいなあという感じです。
〉私も500万を超える頃にはどうなっているのか、楽しみです。
〉以下は横レスです。すみません。
〉どうしても気になったもので、、、
〉酒井先生に質問です。
〉〉回復が早くてよかった・・・
〉〉(中には辞書を引き出して、アルコール中毒が戻るのとおなじように
〉〉 辞書引きの快楽(英語でいう instant gratification)に
〉〉 引き戻された人もいます。
〉ここなのですが、どういうことなのか教えてください。
〉私はまだ100万もいっていないのですが、辞書はたまに使います。
〉一つの単語がわかったときに、その前後3行くらいの意味がぱあっと解って気持ちがいいからなのですが、先生のおっしゃる「辞書引きの快楽」とはこういうことなのでしょうか。
〉そしてそれが、どうして良くないのでしょうか。
〉自分のやり方が良くなかったのかなあ、と思って、出てきてしまいました。
〉よろしくお願いします。
こんな大事な質問を見落としていたなんて・・・
「辞書引きの快楽」については(そういう表現ではありませんが)
いままでにも何度も書いていて、さまざまな答え方をしています。
きょうはちょっとそれを思い出せるかぎり羅列してみようと思います。
オレンジピールさんは気を遣ってくださったとおり、
こるもさんのやり方がよくなかったかどうか、
それは簡単には答えられません。
でも、実はぼくの考えは非常に簡単なのです。
つまり、「辞書に頼らなくなったら、引いてもいい」・・・
掲示板の久子さんがこども式サイトの方にメールをくれて、
おなじことを書いているので、このことはある程度
掲示板を読んでいる人たちには広まっている考え方かもしれません。
けれども、もうすこしくわしく説明します。
多読三原則の第一番目に「辞書を捨てる」とか「辞書を引かない」を
持ってきたのは「一般的な日本人の英語学習者」を頭に描いて
いるからです。
典型的な「英語学習者」は「お勉強」に熱心で、まちがいは一つも
許せず、カンペキを目指します。そして、すべての「単語」に
和訳をつけないと気が済まない・・・
第一原則はその殻を一気に壊したかったので作ったものです。
ここで大事なことは「一般的」、「典型的」という言葉です。
多読はひとりひとり違う道を通って山頂に到達します。
それはほかの「学習法」とは大きく違います。何かの「法」があって、
それにしたがえばいいというのではありません。
結局はひとりひとりが自分に合った道を選びます。
だから本当は「一般的」「典型的」というような言葉は
多読には合わない・・・
つまり、辞書を引こうと引くまいと、それぞれが自分に合った
やり方を選べばいい・・・ ところがどうもそうではない・・・
たくさんの学生と授業で接してきて、学生たちが「これぞ自分に
合った道」と思って選ぶ道がかならずしもその人本来の取るべき
道ではないということが何度もありました。生来いい加減な、
おおらかな人が、英語となると「お勉強」をはじめて、
単語から品詞から文法からすべてきっちりわからないと
気が済まないなんていうことをいいだすわけです。
ひとりひとりはそれぞれ自分に合った道を選べばいいのだけれども、
それぞれに任せてしまうと、「一般的」には、また「典型的」には、
「まちがった道」を選んでしまう人が多い・・・
それが三原則を作った理由です。
「辞書は捨てる、引かない」と無理やり制限することで、
学校英語の几帳面さから「解放」される場合がかなりあるのですね。
さて、以上で「辞書は捨てる」の真意はおわかりだと思います。
次に、では具体的にはどう辞書とつきあっていけばいいか、
それを思いつくまま、思い出せるままに連ねていきましょう。
一つくらい、だれかの腑に落ちる表現があるかもしれない。
「辞書に頼らなくなったら、引いていい」
これはもう書きましたね。要する100%理解しなければならない、
という縛りから解放されたら、引いていいということです。
講演などではよく中島敦の「名人伝」という短編を引き合いに出します。
「読み終わって本を閉じて、それでも気になって、綴りを覚えているような
語があったら、辞書を引いてもいい」
これもぼくがよくいう言い方です。わからない単語が出てくると
すぐに辞書に手が出るのは、よくない辞書依存症を示していると
思います。
「何度も何度も出てきて、この語はどうも目障りでならない!と思う
ほどの語は辞書で引いてもいい」
これは「イライラの法則」ということで、「どうして英語が
使えない?」の中で推奨している引き方ですね。オレンジ
ピールさんが見事に書いてくださったように、この衝動も
抑えると、わかったときのうれしさは「辞書引きの快楽」に
勝ると思いますが、そこまでイライラさせられる語なら、
ほぼ同じくらいのうれしさを得られて、しかも辞書引きの麻薬
的効果にもはまらないかもしれない。
ところで、おなじことをAllyさんがだいぶ前にこんな風に書いて
いると、間者猫さんが知らせてくれました。
「やっぱりAllyさんの辞書引き3原則
1.夜も眠れぬほど気になる単語だけ調べる。
2.(辞書の説明文の中で)分からない単語は飛ばす。
3.(辞書の説明文を読んでも)分からなければ時期尚早と諦める。
大事ですね。」
(こういう投稿をおぼえているというのがすごい!)
「・・・・・・・」
まだまだあったはずなのですが、出てこなくなった・・・
・・・
・・・
やっぱり出てこない・・・ きょうはこのくらいにしましょうか。
一つだけいいたいことを思い出しました。
それはね、ぼくの答えは相手によって変わるということです。
一般的、典型的な場合を想定した答えは上のようなものですが、
実際には「おい、たまには辞書を引いたらどう?」から、
「だめ、その辞書はいますぐ取り上げます。3年経ったら返します」
という助言(?)まで、相手の人がどんな人でどんな読み方を
しているかを確かめた上で助言します。そのことはどうしても強調して
おきます。
でもね、一般的か、典型的とかを忘れてよければ、実はぼくが
いちばんいいたいことはオレンジピールさんが
書いてくださっています。ぼくは感動しました。
上のオレンジピールさんの投稿から、そのまま引用します。
******************************
で、私には勿論それに対する納得できる答を出すことはできないので、
体験からの意見をすこし。単語が分かって前後の意味がぱぁっと
わかるのは確かに気持ちがいいですが、辞書をひいて分かるよりも、
辞書を引かずに読み進めた後に自力で意味が分かった瞬間の方が
何倍も気持ちがいいです。大げさではなく天啓のように「分かった!」
と頭にひらめくのです。そして、不思議なことにほとんどの場合、
それほど間違っているということがないんですね。
ちなみにそれに対して、無理矢理「こうかな?前後の文脈から
考えてこうだろう」なんてひねり出したように推測した意味は
かなりの確率で間違っていることが多いです(笑)
私の場合この「わかった!」時の快感のせいで多読がくせになった
のかもしれません。
100万語未満ということは、まだまだこれから新しいひらめきに
出会える段階ですね。
そういう時に辞書をひいてその出会いを減らしてしまうのは
勿体ない気がします。
今思えば、私の100万語までの道のりは「分からない単語を飛ばす
居心地の悪さ」や「知らない表現、語法に出会った時の敗北感」を
克服すべき時期だったように思います。
勿論自分がその段階にあった時はそんなこと思いもしませんでしたよ。
だから、早く分かりたくて焦る気持ちはよく分かります。でも、多読は
ゆっくり、楽しく進んだ方がかえって効果があらわれる気がします。
******************************
なにも付け加えることはありません。
あ、一つあるかな?
オレンジピールさんがどんなにみごとに表現してくださっても、
いまこれを読んだ人だれにでも当てはまるわけではありませんよ。
そういう人もいるのか、酒井さんはそう考えているのか、と
了解してくだされば結構です。選ぶのは、たとえあなたが洗脳
されていようといまいと、あなたです。オレンジピールさんの
言葉やぼくの書いたことが「自分は学校英語に洗脳されているの
かもしれない」と考えるきっかけになったら、それはぼくとしては
うれしいけれど、だれに対しても強制する気はないです。
第一、オレンジピールさんだって、辞書を引いておなじくらい
うれしいことがこの先あるかもしれない・・・
最後に、この投稿でいう「辞書」は英英辞典のことです。
まちがっても英和辞典は引かないようにしましょう。
専門的な語の専門的な訳語を知りたいとき以外は!
(専門的訳語はこれがまたまちがっていることが多い!
いま思い出したのですが、「後期印象派」ってあるでしょ?
あれって、「印象派の時代の後半」だと思いませんか?
英語ではpost-impressionismというのは「印象派終了後」という
ことですよね。)
ながながおつきあい下さって、ありがとう!
あ、最後の最後に、こるもさん、オレンジピールさん、
この投稿にお二人の投稿を引用しましたが、
このままこども式サイトのブログに引用していいでしょうか?
ふー・・・ おやすみグー・・・
------------------------------
酒井先生、こんにちは。
こるもさんへの質問、気づいて下さって良かったです。
こるもさんへのレスを読んで、私もまた考えが新たになりました。
〉あ、最後の最後に、こるもさん、オレンジピールさん、
〉この投稿にお二人の投稿を引用しましたが、
〉このままこども式サイトのブログに引用していいでしょうか?
私の投稿に関してはどうぞお気遣いならさずに!
少しでもお役に立てれば幸いです。
------------------------------
酒井先生こんにちは。
返答をありがとうございます。
酒井先生にとっては、口にたこができるくらい(指かな?でもそれじゃ意味が違うし)説明してきたことを、またここで説明させてしまってすみません。
酒井先生のおっしゃることは、表面上は解りました。
でも、まだ、腑に落ちてはいません。
たぶん、経験が足りないんだと思います。
300〜500万語くらい読めば、腑に落ちるんじゃないかと思います。
シッタカブッタが、「解らないことは、無理に結論を出そうとしないでそのままにしておくと良いよ」といっていたので、そのままにしておくことにします。
余談ですが「腑に落ちる」ってすごくいい表現ですよね。
体で解る、みたいな。
「学校英語に洗脳されているか」と言えば、私は洗脳されています。
だって、他の言語でできることが、英語ではできない。
他の言語だったらシャドーイングできるのに、英語ではできない。
単語とか、意味とかが頭に浮かんで(煩悩ですね)どうもやりづらい。
〉でも、実はぼくの考えは非常に簡単なのです。
〉つまり、「辞書に頼らなくなったら、引いてもいい」・・・
この、「辞書に頼らなくなったら」というのが、判断が難しいところですね。
自分では、辞書に頼っているのかどうか、よくわかりません。
そう思っているうちは引かない方が良いよ、と言うことかもしれませんが。
今はまだ、完全に理解していませんが、そのうち解るんじゃないかと思います。
どうもありがとうございました。
ブログに載せるのはかまいません。
ではでは。
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お名前: 久子
投稿日: 2007/4/5(13:02)
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こるもさん、オレンジピールさん、酒井先生 こんにちは
久子です。
オレンジピールさん 560万語通過&大学進学 おめでとうございます。
酒井先生に呼ばれたようなので....
本を読むのは好きだけど、英語学習には あまり興味もなければ意欲も無い人の
考えと思ってよんでくださいね。
〉でも、実はぼくの考えは非常に簡単なのです。
〉つまり、「辞書に頼らなくなったら、引いてもいい」・・・
〉掲示板の久子さんがこども式サイトの方にメールをくれて、
〉おなじことを書いているので、このことはある程度
〉掲示板を読んでいる人たちには広まっている考え方かもしれません。
「辞書に振り回されなくなったら辞書は解禁」
って、以前メールに書いたことを酒井先生はさしているのだと思います。
ただ、私の場合 中学生の時に、英和辞典はなんだか気持ち悪い。
と感じてしまったので、一般的ではないのだと思います。
(使っていた英和辞典がよく無いものだっただけかもしれません。)
英英辞典も最近は使いますが、たまに うーん 自分の思っている
ことが書ききれていないな とか なんか微妙に違うな と思うことも
あります。(私の英語力の問題で理解できていないだけ かもしれません)
辞書に対しての態度がちょっと斜に構えた感じです。
盲目的に辞書を信じるのではなくて、自分の中の言葉を膨らませる
ための情報の1つとして使っています。
それが、辞書に振り回されない ということだ と私は考えています。
どういうときに、「辞書を引いているのか」ですが、
活字を読むのが好きで、文章を味わって読むより 意味が少々分からなくても
適当に自分で分からないところを埋めながら ドンドン読んでしまう ため、
あまり必要がないのですけど、これはもう 引きたいときに です。
なんにも考えずに引きたいな と思ったら引いています。
黙っていれば、酒井先生にも誰にもバレないから (笑
で、おぉ! と思うこともあれば ん? とか なんのこっちゃ? と
思うこともあります。あまり お勉強熱心な方ではないので、何回も
同じ単語を引いてしまったり、あれ、これ辞書引いたことがあるぞ
という記憶だけの単語もたくさんあります。
何度引いても覚えない自分はダメ とか 引いたからには覚えよう
とは不思議と思いません。良くわからないので、近くの人にちょっと
聞いてみる的な感覚ですね。遠慮なく何回でも気兼ね無く聞けるし
自分が求めている答えが返ってくると、あまり期待していないから、
辞書に書いてあることが納得いかなければ、無視するし、
辞書引いて解決しなくても まあ そんなもんだ で済ましてしまいます。
辞書引いて覚えた語彙もあるし、気が付いたら覚えていた語彙もあります。
読んでいる時に おぉ! と閃いたこともあるし、何回見かけても ? な
単語もあります。
几帳面だったり、真面目な方だと こういった状態は 辛いかもしれませんが
ズボラが服着ている私は、そのうち分かる日が来るだろう と気にして
ません。
ではでは
------------------------------
久子さん、はじめまして。
こるもです。レスありがとうございます。
久子さんの返答、納得しました。
腑に落ちました。
〉英英辞典も最近は使いますが、たまに うーん 自分の思っている
〉ことが書ききれていないな とか なんか微妙に違うな と思うことも
〉あります。(私の英語力の問題で理解できていないだけ かもしれません)
私は国語辞典で、「意味が違う・・・」と思ったことがあります。
「思う」の意味が「考える」だったりして。
「思う」と「考える」って、違いますよね。
〉辞書に対しての態度がちょっと斜に構えた感じです。
〉盲目的に辞書を信じるのではなくて、自分の中の言葉を膨らませる
〉ための情報の1つとして使っています。
〉それが、辞書に振り回されない ということだ と私は考えています。
賛成!です。
〉どういうときに、「辞書を引いているのか」ですが、
〉活字を読むのが好きで、文章を味わって読むより 意味が少々分からなくても
〉適当に自分で分からないところを埋めながら ドンドン読んでしまう ため、
〉あまり必要がないのですけど、これはもう 引きたいときに です。
〉なんにも考えずに引きたいな と思ったら引いています。
〉黙っていれば、酒井先生にも誰にもバレないから (笑
そうか!黙ってればバレないのか!
〉で、おぉ! と思うこともあれば ん? とか なんのこっちゃ? と
〉思うこともあります。あまり お勉強熱心な方ではないので、何回も
〉同じ単語を引いてしまったり、あれ、これ辞書引いたことがあるぞ
〉という記憶だけの単語もたくさんあります。
私も辞書は見ますが、見て納得したら(しなくても)忘れます。
覚えようとは、あまり思いません。
勉強している訳じゃなくて、本が読みたいだけだから。
でも、結構覚えられますよね。
〉何度引いても覚えない自分はダメ とか 引いたからには覚えよう
〉とは不思議と思いません。良くわからないので、近くの人にちょっと
〉聞いてみる的な感覚ですね。遠慮なく何回でも気兼ね無く聞けるし
〉自分が求めている答えが返ってくると、あまり期待していないから、
〉辞書に書いてあることが納得いかなければ、無視するし、
〉辞書引いて解決しなくても まあ そんなもんだ で済ましてしまいます。
これが、「辞書に頼らない」ってことなんですね。
〉辞書引いて覚えた語彙もあるし、気が付いたら覚えていた語彙もあります。
〉読んでいる時に おぉ! と閃いたこともあるし、何回見かけても ? な
〉単語もあります。
〉几帳面だったり、真面目な方だと こういった状態は 辛いかもしれませんが
〉ズボラが服着ている私は、そのうち分かる日が来るだろう と気にして
〉ません。
ズボラなんじゃなくて、辞書との付き合い方が上手なんだと思います。
〉ではでは
ではでは!
------------------------------
久子さん、はじめまして。
〉オレンジピールさん 560万語通過&大学進学 おめでとうございます。
ありがとうございます。
久子さんのお名前は何度もお見かけしていますが、(多読の大先輩という
気がしてちょっと緊張します/笑)お話する機会ができて嬉しいです。
以下、部分反応ですが…
〉几帳面だったり、真面目な方だと こういった状態は 辛いかもしれませんが
〉ズボラが服着ている私は、そのうち分かる日が来るだろう と気にして
〉ません。
私は、こういう姿勢こそ大切だと思うのです。
それも外国語学習に限らず、です。
「そのうち分かる日が来るだろう」というのは、現在の状況にとらわれずに
将来の可能性を信じている訳ですから、言わば大局的に物事を考えられている
ということだと思うのです。
逆に目の前の1つか2つの問題が解決できないからと言って、自分は
だめなんだと思ったり、問題全体が解決不可能のように思ってしまうのは、
几帳面で真面目かもしれませんが近視眼的な考え方だと思います。
で、私は基本的にいわゆるその「几帳面で真面目」なタイプだったのですね。
と、言っても考え方が「真面目で几帳面」なだけで行動が伴ってません。
もっと言えば、「完璧にせねば」と思うあまりやるのが嫌になり、逆に
何もしないといった結果になってしまうのです。
それが、多読で強制的にズボラ(=大局的)な読み方ができるようになり、
生き方そのものまで変わってきてしまった。そんな気がしてます。
最も「ズボラ」というのは、本人が言う場合は謙遜もあるでしょうが、
あまりいい意味にとってもらえる言葉ではないので他人に理解してもらう
ということを考えたらもっと適切な表現が必要なようにも思いますが、
いい表現が思い浮かびません…。
Happy "ズボラ" reading!