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9302. Re: 『Harry Potter(1)』で知らぬ間に200万語通過!
お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/2/22(00:22)
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ゲームで英語の泊義さん、知らぬ間に200万語通過、おめでっと!
さかい@tadoku.orgです。
〉皆様、こんにちは。
〉泊義です。
〉『Harry Potter』の第一巻、J.K.Rowling『Harry Potter and the
〉Philosopher's Stone』で200万語通過しました!
〉といっても『Harry Potter』を200万語通過本に狙っていたわけでは全くあり
〉ません。読み終ったのは2月17日(土)なのですが、累計語数は大抵数冊分まと
〉めて数えているので、読了後数日間、200万語を通過していることに気づきま
〉せんでした(笑)。
だいぶ前のことじゃありませんか・・・?
〉『Harry Potter』第一巻を読んだ後は、「さあ、今度はNintende DS Liteで
〉北米版ファイナルファンタジー6(FF6)をプレイしよう!」ということで頭が
〉いっぱいで、語数のことなど考えもしませんでした(笑)。でも、こういう
〉大雑把なやり方で、多読はいいんですよね!
もちろんいいんです!
〉さて、『Harry Potter』の第一巻ですが、普段YL3くらいまでの英書しか読ん
〉でいない私には、さすがにかなり難しめでした。それは読む前から分かって
〉いましたので、第一巻を読む前に映画DVDを観ておきました。あらかじめ、
〉ストーリーを頭に入れておこう、という作戦です。
これはぼくがいつも学生に勧めている読み方です。
翻訳を読んで、映画を何度も観て、画面のつながりまで
思い出せるくらいになったら原作を手にしようって。
それで、読むんじゃなくて、あああの場面だと思い出せたら
先へ進んでしまうのです!
〉それが功を奏したようで、まだペーパーバックはほとんど未経験の私でも
〉一週間で読み通せました。もちろん、よく分からない箇所も多々ありました
〉が、私なりに楽しめました。もともとRPG好きですし、最近は北米版FFを
〉プレイしていることもあって、『Harry Potter』にRPGで馴染んだ言葉が出て
〉くると、それだけで喜んだりしました^^;)。
あれが1週間で読み通せたらかなり気持ちいいでしょうね。
で、RPGでなじんだ言葉って、どんなもの?
〉通過本の話はこれくらいにいたします。以下に「100万語〜200万語まで」と
〉「雑感」を綴ってみました。
〉【100万語〜200万語まで】
〉100万語通過後、語数や英書の感想に関して掲示板で報告しておりませんで
〉したので、100万語通過以後、読んで面白かった本・心に残っている本につい
〉て書いてみます。
〉・LLL(Longman Literacy Land)123冊再読。
〉LLLは、私が多読を開始する時にフルセット123冊を購入した、私の多読の原点
〉ともなっているシリーズです。昨年の六月ごろ、思うところがあって再読しま
〉した。以前より楽に読み通せました。再読破後、一応は英語の力がついている
〉のかな、と少し自信がついた覚えがあります。
そうだ、そうだ、LLLフルセット購入ではじめたのだった・・・
泊義さん、大胆無謀だね!
〉・Frances Hodgson Burnett『A Little Princess』
〉『小公女』の原書です。これも、読む前に日本語訳にザッと目を通しました。
〉やはり私にはまだ難しかったのですが、原書ならではの味わいが楽しめまし
〉た。
うまいやりかたですね。
シマウマ読みならぬ、バク読み?
〉・Dav Pilkey『The Adventures of Captain Underpants』
〉バカバカしくて、笑い転げました。五巻くらいまで読みました。この表紙の
〉イラストが恥しくて電車の中では読めない、という方もいらっしゃるようです
〉が、私は平気です^^;)。
これも泊義さん、大胆・・・
〉・Gertrude Chandler Warner『The Boxcar Children #1』
〉YL3〜5くらいの児童書では、なかなか私に合うものが見つからないのですが、
〉本書は大変面白かったです。ただ、二巻は思い切りほのぼの路線になっていま
〉したので、読んでいて退屈でした^^;)。ですので、二巻をテキトーに速読した
〉後、後続巻には手を出さずじまいです。
〉・John Reynolds Gardiner『Stone Fox』
〉手に汗握る展開、予想外の結末で、感動しました。
でしょう?
ぼくは一番最初のまずしい農場の暮らしも好きなんです。
最後ああなるとはだれも思わないでしょうね?
だからStone Foxという題名なのか?
いや、この題名はいまだに、なぞ・・・
〉・Roald Dahl『Fantastic Mr. Fox』『The Giraffe and the Pelly and Me』
〉Dahlの本は、100万語通過以降上記二冊を読んでいます。どちらも賑やかで
〉楽しい話でした。
〉・古典・名作のリトールド版
〉GR(Graded Readers)では、古典・名作のリトールド版に、私にとって楽しめる
〉本が多いようです。以下が、特に面白かった記憶があります。
〉-『Round the World in Eighty Days』(Penguin Readers 2)
〉-『Wuthering Heights』(Macmillan Readers)
〉-『David Copperfield』(Penguin Readers 3)
〉-『Alice's Adventures in Wonderland』(Black Cat Reading and training)
〉-『The Picture of Dorian Gray』(Macmillan Readers)
〉-『Moby Dick』(Penguin Readers 2)
〉【雑感】
〉私が多読を始めたのが、2005年3月8日。100万語を通過したのが2005年
〉12月22日。そして、今回200万語を通過したのが2007年2月17日です。
〉100万語までは約9ヵ月半、100万語から200万語までは約1年2ヶ月かかってい
〉ます。多読のペースが落ちていることになりますが、もはや別段気になりま
〉せん^^;)。
おお!
〉というのも、100万語通過後の目標の一つに、「日本語の読書量をなるべく
〉落とさずに英語多読を続ける」ということがあったからだと思います。実際、
〉100万語通過後(2006年)は、100万通過前(2005年)よりかなり日本語の本を読め
〉ました(さすがに、英語多読を始める前と同量とまでにはいきませんけど…)。
〉多読が私の生活に、より自然に根づいてきたのかもしれません。
きっとそうなんでしょうね。
自然に根づいた・・・
〉それから、掲示板にも既に何度か投稿していますが、最近は英語ゲーム(北米
〉版ゲーム)にハマっています。私がプレイしているのは、今のところ専ら北米
〉版ファイナルファンタジー(FF)シリーズです。
〉この北米版FFで遊んでいたのは、『Harry Potter』の第一巻を読むのに役立っ
〉た気もしています。「剣と魔法のファンタジー」という世界観に共通する点が
〉あり、ゲームでお馴染みの言葉が『Harry Potter』にも登場したりしますし。
〉英語ゲーム(北米版ゲーム)は、英語を楽しむ選択肢を増やしますし、さらには
〉英書を読む手助けになり得るかも、という予感もあります。もっとも、そん
〉なに面倒なことを言わなくても、北米版FFは純粋にプレイしていて楽しいの
〉ですけど(笑)。
〉というわけで、これからも、多読、英語ゲーム(他にも、リスニング、
〉シャドーイング、字幕附き洋画観賞など)を楽しみながら続けていきたい
〉と思います。
〉皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
〉それでは、また!
〉 泊義
泊義さん、これからもそれぞれの分野(?)で
いろいろ開拓していきましょうね。
Enjoy English!
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お名前: 泊義 http://d.hatena.ne.jp/hakugi/
投稿日: 2007/2/22(22:56)
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酒井先生、こんにちは。 〉ゲームで英語の泊義さん、知らぬ間に200万語通過、おめでっと! ありがとうございます。 〉〉といっても『Harry Potter』を200万語通過本に狙っていたわけでは全くあり 〉〉ません。読み終ったのは2月17日(土)なのですが、累計語数は大抵数冊分まと 〉〉めて数えているので、読了後数日間、200万語を通過していることに気づきま 〉〉せんでした(笑)。 〉だいぶ前のことじゃありませんか・・・? 先週の土曜日です。だいぶ前か、微妙なところですね。 〉〉『Harry Potter』第一巻を読んだ後は、「さあ、今度はNintende DS Liteで 〉〉北米版ファイナルファンタジー6(FF6)をプレイしよう!」ということで頭が 〉〉いっぱいで、語数のことなど考えもしませんでした(笑)。でも、こういう 〉〉大雑把なやり方で、多読はいいんですよね! 〉もちろんいいんです! 酒井先生ならそう言ってくださると思っていました! 〉これはぼくがいつも学生に勧めている読み方です。 〉翻訳を読んで、映画を何度も観て、画面のつながりまで 〉思い出せるくらいになったら原作を手にしようって。 〉それで、読むんじゃなくて、あああの場面だと思い出せたら 〉先へ進んでしまうのです! なるほど、ストーリーをしっかり頭に刻み込んでおくのですね。 〉〉それが功を奏したようで、まだペーパーバックはほとんど未経験の私でも 〉〉一週間で読み通せました。もちろん、よく分からない箇所も多々ありました 〉〉が、私なりに楽しめました。もともとRPG好きですし、最近は北米版FFを 〉〉プレイしていることもあって、『Harry Potter』にRPGで馴染んだ言葉が出て 〉〉くると、それだけで喜んだりしました^^;)。 〉あれが1週間で読み通せたらかなり気持ちいいでしょうね。 〉で、RPGでなじんだ言葉って、どんなもの? 例えば、バーサク(berserk)です。 『Harry Potter』第一巻に、“The shouting and the echoes seemed to be driving the troll berserk.”(p.130)という文章があります。「トロルが バーサク状態になる」なんていうのは、まさにFFを彷彿とさせる言い回し なのです! 〉そうだ、そうだ、LLLフルセット購入ではじめたのだった・・・ 〉泊義さん、大胆無謀だね! LLLをフルセットで買ったからには、簡単には多読自体をやめないだろう、 という自分のだらしなさを見込んでの決断でした^^;)。 〉〉・Frances Hodgson Burnett『A Little Princess』 〉〉『小公女』の原書です。これも、読む前に日本語訳にザッと目を通しました。 〉〉やはり私にはまだ難しかったのですが、原書ならではの味わいが楽しめまし 〉〉た。 〉うまいやりかたですね。 〉シマウマ読みならぬ、バク読み? 「バク読み」、面白いネーミングですね^^。 〉〉・Dav Pilkey『The Adventures of Captain Underpants』 〉〉バカバカしくて、笑い転げました。五巻くらいまで読みました。この表紙の 〉〉イラストが恥しくて電車の中では読めない、という方もいらっしゃるようです 〉〉が、私は平気です^^;)。 〉これも泊義さん、大胆・・・ 子供向けイラスト表紙の本を電車内で堂々と読む、これもある意味 「こども式」でしょうか!?(笑) 〉〉・Gertrude Chandler Warner『The Boxcar Children #1』 〉〉YL3〜5くらいの児童書では、なかなか私に合うものが見つからないのですが、 〉〉本書は大変面白かったです。ただ、二巻は思い切りほのぼの路線になっていま 〉〉したので、読んでいて退屈でした^^;)。ですので、二巻をテキトーに速読した 〉〉後、後続巻には手を出さずじまいです。 〉〉・John Reynolds Gardiner『Stone Fox』 〉〉手に汗握る展開、予想外の結末で、感動しました。 〉でしょう? 〉ぼくは一番最初のまずしい農場の暮らしも好きなんです。 〉最後ああなるとはだれも思わないでしょうね? 〉だからStone Foxという題名なのか? 〉いや、この題名はいまだに、なぞ・・・ 酒井先生も『快読100万語!』で、ご推薦なさっていましたよね。 本当に、最後は意表を衝かれました。 〉〉というのも、100万語通過後の目標の一つに、「日本語の読書量をなるべく 〉〉落とさずに英語多読を続ける」ということがあったからだと思います。実際、 〉〉100万語通過後(2006年)は、100万通過前(2005年)よりかなり日本語の本を読め 〉〉ました(さすがに、英語多読を始める前と同量とまでにはいきませんけど…)。 〉〉多読が私の生活に、より自然に根づいてきたのかもしれません。 〉きっとそうなんでしょうね。 〉自然に根づいた・・・ 本当にそうでしたら、嬉しい限りです。 〉泊義さん、これからもそれぞれの分野(?)で 〉いろいろ開拓していきましょうね。 はい。とりあえず、英語ゲームはまだまだ楽しめそうです。 それでは、また! 泊義