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お名前: 杏樹
投稿日: 2007/2/8(23:52)
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極楽とんぼさん、こんにちは。
Little Womenをついに読みましたか。おめでとうございます。
〉4BセットのMGR3の10冊は読みやすいことで定評がありますが、さすがの私も快調に読めました。MGR4のGreatGatsbyを読んでみたところ、読み飛ばさなければいけないところが多々ありましたが、楽しく読むのに支障がありませんでした。これはもしかしてLittleWomanが読めるかもしれないと思って読んでみたら、あっさり読めました。まだ読めるようになっていないだろうと予想していたので、拍子抜けしてしまいました。
MGRは読みやすいです。
読みやすいものを読むと、読めなかったものがあっさり読める…そういうことは確かにあります。やさしい本で「すらすら」「楽しく」読む感覚を育てると、難しい本も進みやすくなるようです。
〉あのとき、構文解釈の術を身につけたことに安心しきってしまったのがわが英語人生の停滞の始まりであったと痛く反省しております。読み飛ばしの術、これは難しい!部分的に理解できないことに耐えつつ全体を理解するという術は、自分の英語読書力を客観的に知っていないとその訓練にふさわしい本が選べないという難点があるように思います。もちろん自分の知っている自分の読書力なんてものは当人の主観に属するので、どうしてもその間にギャップが生じるわけです。
冷静な分析、興味深く読ませていただきました。結局「構文解釈」で英語の本が読めるようになると思うのが誤りのもとだったと言うことでしょうか。
「飛ばし読み」は、なかなか習得できない人もいるようです。そんな時はちょっとレベルが高めで、しかも自分にとって面白い本を選ぶのがポイントです。面白くて、先が読みたくて、でもわからないところがある、というもの。先が読みたいと言う気持ちが強かったら飛ばしてでも読んでしまいます。
ただ、それだけ面白い本を探すのが問題で、それはやはり普段から自分の興味のある本を探していくことですね。もちろん100パーセント主観で選ぶのです。
〉しかし、GRのような学習書に限らず、書物というものは読んでみないことには読めるかどうかわからないのだから、あまり自分の読書力のようなあやふやなものにこだわらずに、なんでもチャレンジしてみることが大事かなあと月並みな考察をしてしまいました。いまの自分にふさわしい書物に出会えるかどうかが大事だなんて、まるで人生みたいでかっこいいじゃないですか(うーん、でも未読本が増えそうでいやだなあ)。
未読本はタドキストの証。「エリエール」の写真は見たことがありますか?最初は躊躇してても、慣れてきたら平気で積み上げるようになって行きます。(そんなぁ〜!、なんて思われてそう…)
〉私は100万語達成に2年半もかかってしまいました。われながら怠惰でお恥ずかしい限りですが、さすがに中年オヤジがいまさら性格を変えることもできないので、こういう人間でもできそうなところがSSS式多読のありがたいところと感謝しております。進歩があれば年速40万語でもいいや、とつくづく思う極楽とんぼであります。長くなってすいません。
多読はマイペースが一番です。酒井先生は遅い人が現れると喜びます。スピードや効率を重視してきた従来の語学学習の常識をひっくり返したいのでしょう。
それではマイペースでHappy Reading!
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お名前: 極楽とんぼ
投稿日: 2007/2/10(19:56)
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"杏樹"さんは[url:kb:9247]で書きました:
〉極楽とんぼさん、こんにちは。
〉Little Womenをついに読みましたか。おめでとうございます。
杏樹さん、気にかけてくださってありがとうございます。
Little Women続報です。
OBW4のLittle Womanは手ごわいと思ったので、まずMMR2のLittle Womanを読んでからOBW4版ににリベンジしよう、もしそれでも駄目だったらPGR1のLittle Womanを読もうと作戦を立てていたのです。MMR2版を用意しましたが、これを読む前にOBW4版が読めてしまったので、MMR2版の方は読む気が一気に失せてしまいました。
そこで、MMR2版はCD付きだったので、まずシャドウイングしてみました。シャドウイングしてから読んだらどうなるのか実験しよう、それなら読む気になるだろうと思ったのです。「こども式」になっているのかどうか自分にはわかりませんが、片道50分の自転車出勤が週の半分ぐらいあるので、1週間くらいやってみました。
そしたら聞き取れないところ、真似できないところはたくさんありますが、だいたいストーリーが追える程度には聞き取れたし、もう飽きたので、活字の方を読んでみることにしました。
すると、耳で聞いてわかったところを活字で読むときは、自分の読む速度にとても不満を感じました。聞き取れなかったところは、ふーん、そうだったのかあという感じで読む速度の遅さは気になりませんでした。これまで、英語を眼で読むより耳で聞いた方が理解が容易だったという経験はしたことがなかったので、新鮮に感じました。読む速度はあまり気にしていなくて、あまり量ったことがないので、具体的に申し上げられませんが。
また、MMR2版はOBW4版より総語数が少ないので、当然その分だけストーリーの省略があるのですが、それでもあそこはああいう話だったのかと、すこしストーリーのはっきりしなかったところがクリヤーになりました。
OBW4版は、主に会話部分についていけなかったので、きっとシャドウイングは効果があるのではないかと期待しています。憎きOBW4のLittle Womanのおかげで、MMR2のレベルならシャドウイングが続けられそうな感触が得られたので喜んでいます。
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Little Woman続報その2です。
MMR2のLittle Womanを読んでいて、自分としてはすごいことに気がつきました。
昔、中学生のころ、ビートルズが好きでよく聴いていました。昔の洋楽には、ちょっとこじゃれた邦題がついていて、I Wanna Hold Your Handは、「抱きしめたい」という邦題でした。以来、わたしはHold One's Handは抱きしめるという意味だと思っていました。
しかし、多読を始めてからというもの、Hold One's Handがでてくるたびに気持ちが悪くて仕方がありませんでした。もしや、と思っていたら、MMR2のLittle Womanのおかげで決定的にわかってしまいました。われながらどんくさいです。
最後の場面に、She held Meg's Hands and she kissed her face.という文が出てきたのです。その右側の挿絵には、次女のジョーが椅子に坐っている長女のメグの手を取って額にキスする絵がばっちり描かれていました。挿絵のおかげでこの2年半の疑問が解けました。いろいろな意味で本当にLittle Womanは忘れらない本になりそうです。