Re: 4周年&6,953,941語報告

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8799. Re: 4周年&6,953,941語報告

お名前: 久子
投稿日: 2006/11/21(22:27)

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杏樹さん こんばんは

4周年 と もうちょっとで 700万語 おめでとうございます。
早いものですねー。もう4年って感じがします。

〉4年になると続けているというよりただ読んでる…って感じでしょうか。少なくとももともと英語の勉強をする根性がないから多読を始めたので「勉強を続けてる」という感じではありませんね。「英語の本を読む練習をしてる」ぐらいなら思いますが…。
〉やっと大人向けのPBを読むようになって、でもまだすらすらとは読めなくて、「まだまだだなあ」と思ったりもしますが、PB読んでたら分厚いから他人が見たら「すごい」と言います。確かに多読をする前はこんな本はとても読むなんて考えられなかったので、勉強してないのに読めるようになったのはすごいです。やっぱり最初にPGR0を読んで「英語の本なのに読める!」と思った時の気持ちを忘れないでいたいです。

私も根性がないので、ただ読むだけ というのに引かれて始めました。
あまり勉強と感じられないのがよいですね。

〉●英語と日本語が分離してきた
〉もともと異なる外国語同士は異なる概念の塊りで、置き換えるのは無理なものだと思っていましたし、「訳す」のと「理解する」のは別物だということもわかってました。しかし多読をしているうちに英語の感覚が育ってきたらしく、日本語とは違う捉え方で受け止めることが出来るようになってきたみたいです。
〉先日京都文化博物館へ行きました。お目当ては兵馬俑の特別展ですが、同行者がいたのでついでに常設展にも足を運びました。(一人だったら飛ばしてたと思う)。常設展は京都の歴史と文化です。その中で洛中洛外屏風などの展示がありましたが、英文表記を見てみますと屏風は「screen」になっていました。同行者は多読や英語の勉強をしていないので、「スクリーン」というのはなんだかおかしいと感じたようです。確かに現在日本語の中で使われている「スクリーン」では屏風とは全く違うものです。しかし私には英語でScreenってこういうもの全体を指すのかーと思って英語の頭で理解したら全然おかしく感じませんでした。
〉日本のものを英語で説明していると、カタカナ英語に引きずられるせいか「おかしい」と思うことは今までありました。しかし日本にしかないものを英語で表してるなら英語の語彙で説明するしかないわけで、それなら全然おかしくないと感じられるようになってきたようです。

音の面でも意味の面でもカタカナ英語に引きずられることが多いけど
多読で 本来の英語で意味するところが 明確になってくるのですね。
少しずつの積み重ねで、ふかーく語彙が身にしみていくところが多読的
なんですが、やったことない人に説明するのは難しいです。

〉●語数のポイントはヒストリカル・ロマンス
〉さて、600万語を通過したのが3月ですので今までに比べると速いペースです。これというのもヒストリカル・ロマンスのおかげです。1冊の語数が多いので、何冊か読んだらあっという間に語数が増えました。
〉昨年から「レベルの高いGRを消化して大人向けPBを目指そう」運動をしてきましたが、寄り道が多くてなかなか進まず。600万語通過前後からけっこう続けて読むことができました。
〉そして最初ロマンス本と言うジャンルには興味がなかったのが「ヒストリカル」というジャンルがあるのを知って、「シドニー・シェルダンでPBデビューはイヤ」という天邪鬼のため一体何でデビューを…と思っていたのにぴったりだと思い、本を何冊か積んでありました。
〉で、GRがまだ1冊残っているのに積んでる本を探して確認してたら読みたくなったので読んでしまいました。でもなんで1冊残すかなあ。多読は私に「本能のままに生きる」ことを教えてくれたような気がします。

〉そのヒストリカル・ロマンス1冊目「Lady Sophia's Lover」は最初ぜんぜんわからなくて、書評のあらすじを頼りに飛ばしまくって読みました。登場人物が把握できないところもありましたが、後半おもしろくなってきてエンジンがかかりました。
〉そしてこの本の続編に当たる「Worth Any Price」を読んだらおなじみの人物が出てくるせいもあって、「Lady Sophia's Lover」より話に入っていきやすくて、やはり後半ハラハラさせる展開で勢いで読みました。
〉それから「Suddenly You」「How to Marry a Marquis」「The Viscount Who Loves Me」と立て続けに読みました。

慣れてしまうと ロマンス本は読みやすいですが、波に乗るまでの50Pくらいは
私も うーん わからん という本が時々あります。

立ち読みで翻訳を読んで感じたのですが、導入部は日本語でも分り難い本が
あります。ロマンスはHappy End が決まりなので、導入部でなにか強い印象を
与えて買ってもらわないと なのでしょうか? かなり意外なことが書いてあったり
わざと分りにくく書くことで 先への興味を駆り立てているのかもしれないなぁ と
思ったりしました。

最初のうちは、スピンアウト と呼ばれる 関連作を中心に読むと 登場人物が
重なるので楽です。

〉●不幸がやってきた。

〉結局不幸本は読者をもてあそんでからかう本です。これから読もうと思ってる方、やめておいたほうがいいでしょう。すでに何巻か読んでしまった人は…読んで不幸になるしかないでしょう。続きが気になってやめられなくなってくるはず。

PBの広場で よいのではないでしょうか?
語り合いたい人がたくさんいらっしゃると思います。
不幸本は、不幸の香が漂ってくるので 敬遠して 手を出していません。
うーん このまま 避けて通るべきかな。

〉●児童書

〉映画を見たので「チョコレート工場」を再読しました。前よりずっとスムーズに読めました。ウンパ・ルンパの歌も感覚がつかめるようになって来ました。本当にこの本は文章にリズム感があって楽しいですね。ぶっ飛んだ展開、少々ブラックな味付け、この文章のリズム感があるからこそ生きるような気がします。楽しいので時々音読しました。多読やってて良かったー、原書で読めてよかったー。

原書で読んでこその本ですよね。
続編のエレベーターはぶっとび過ぎて ついていけませんでしたが....

〉「Anna of Bizantium」
〉「緋色の皇女アンナ」というタイトルで日本で出版されていて、本は見たことがありました。ビザンティン時代のお話なんて珍しいので読みたいと思って原書を買い置きしていましたが突発的に読みました。最初はわかりにくかったですが、Annaの人生が有為転変でハラハラドキドキ。

回想シーンから入るので、少し読みにくかったです。
Anna の性格が ちょっと あれでしたが、面白かったです。

〉さて、不幸シリーズを片付けたのでロマンス本に戻ることにしました。
〉「How to Marry A Marquiss」に出てきた登場人物が出てくるということで「To Catch An Heiress」を読んでみました。面白くてわかりやすかったです。
〉ここで6,953,941語になりました。あと5万語足らずの本で700万語通過を目指そうかと思ったのですが、タドキスト大会に参加はしないものの、それまでにロマンス本をある程度まとめて報告したいと思って参考にしてもらえないかと思う気持ちもあり。またちょうどいい語数の本が見つからないので、結局10万語以上ある本を読み始めてしまいました。読み終わったら「PBの広場」でロマンス本のまとめ報告をします。

報告楽しみにしています!
Julia Quinn、 Lisa Klaypas の次に来る 易しめの作家が見つからなくて
どうしようかな? と思ってます。
英文のほかに、登場人物の数やストーリーの展開といったところの要因も
大きいと睨んでいるのですが、たくさん読んだだけに 何が読みにくさの原因に
なるのか といったところが、今となっては.... です。

〉それが終わったら上海で買ってきた本を読み、ロマンス本と交互ぐらいに読めたらいいなと思うのですが…。でも多読って絶対計画通りに進みませんね。一体どうなることやら。

計画的でも、心の向くままでも Happy Reading!


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8803. 久子さん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/11/22(00:09)

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久子さん、こんにちは。

〉4周年 と もうちょっとで 700万語 おめでとうございます。
〉早いものですねー。もう4年って感じがします。

ありがとうございます。久子さんも4年経ちましたね。過ぎてしまえば早いものです。

〉〉4年になると続けているというよりただ読んでる…って感じでしょうか。少なくとももともと英語の勉強をする根性がないから多読を始めたので「勉強を続けてる」という感じではありませんね。「英語の本を読む練習をしてる」ぐらいなら思いますが…。
〉〉やっと大人向けのPBを読むようになって、でもまだすらすらとは読めなくて、「まだまだだなあ」と思ったりもしますが、PB読んでたら分厚いから他人が見たら「すごい」と言います。確かに多読をする前はこんな本はとても読むなんて考えられなかったので、勉強してないのに読めるようになったのはすごいです。やっぱり最初にPGR0を読んで「英語の本なのに読める!」と思った時の気持ちを忘れないでいたいです。

〉私も根性がないので、ただ読むだけ というのに引かれて始めました。
〉あまり勉強と感じられないのがよいですね。

やっぱり勉強できない人のための学習法ですね。「読むだけでOK!」なんてうさん臭い宣伝文句みたいですけど。

〉〉●英語と日本語が分離してきた
〉〉もともと異なる外国語同士は異なる概念の塊りで、置き換えるのは無理なものだと思っていましたし、「訳す」のと「理解する」のは別物だということもわかってました。しかし多読をしているうちに英語の感覚が育ってきたらしく、日本語とは違う捉え方で受け止めることが出来るようになってきたみたいです。
〉〉先日京都文化博物館へ行きました。お目当ては兵馬俑の特別展ですが、同行者がいたのでついでに常設展にも足を運びました。(一人だったら飛ばしてたと思う)。常設展は京都の歴史と文化です。その中で洛中洛外屏風などの展示がありましたが、英文表記を見てみますと屏風は「screen」になっていました。同行者は多読や英語の勉強をしていないので、「スクリーン」というのはなんだかおかしいと感じたようです。確かに現在日本語の中で使われている「スクリーン」では屏風とは全く違うものです。しかし私には英語でScreenってこういうもの全体を指すのかーと思って英語の頭で理解したら全然おかしく感じませんでした。
〉〉日本のものを英語で説明していると、カタカナ英語に引きずられるせいか「おかしい」と思うことは今までありました。しかし日本にしかないものを英語で表してるなら英語の語彙で説明するしかないわけで、それなら全然おかしくないと感じられるようになってきたようです。

〉音の面でも意味の面でもカタカナ英語に引きずられることが多いけど
〉多読で 本来の英語で意味するところが 明確になってくるのですね。
〉少しずつの積み重ねで、ふかーく語彙が身にしみていくところが多読的
〉なんですが、やったことない人に説明するのは難しいです。

少しずつしみこんでいきますから、実際にやってみて感じてみないとわからないんですね。結局「とにかく読めばわかる」という宗教の勧誘のようになってしまいます。

〉〉●語数のポイントはヒストリカル・ロマンス

〉慣れてしまうと ロマンス本は読みやすいですが、波に乗るまでの50Pくらいは
〉私も うーん わからん という本が時々あります。

〉立ち読みで翻訳を読んで感じたのですが、導入部は日本語でも分り難い本が
〉あります。ロマンスはHappy End が決まりなので、導入部でなにか強い印象を
〉与えて買ってもらわないと なのでしょうか? かなり意外なことが書いてあったり
〉わざと分りにくく書くことで 先への興味を駆り立てているのかもしれないなぁ と
〉思ったりしました。

えー、そうなんですか。もともとわかりにくいんですか。困りますねえ。PB初心者には波に乗るまでの50ページが大変なのに。

〉最初のうちは、スピンアウト と呼ばれる 関連作を中心に読むと 登場人物が
〉重なるので楽です。

それはシリーズものということですか?けっこうありますね。シリーズとまで行かなくても同じ登場人物が出てくるとか。

〉〉●不幸がやってきた。

〉〉結局不幸本は読者をもてあそんでからかう本です。これから読もうと思ってる方、やめておいたほうがいいでしょう。すでに何巻か読んでしまった人は…読んで不幸になるしかないでしょう。続きが気になってやめられなくなってくるはず。

〉PBの広場で よいのではないでしょうか?
〉語り合いたい人がたくさんいらっしゃると思います。
〉不幸本は、不幸の香が漂ってくるので 敬遠して 手を出していません。
〉うーん このまま 避けて通るべきかな。

不幸になるのであえておすすめはできません。不幸の香り…本を見ただけでも漂ってくるでしょう?

〉〉●児童書

〉〉映画を見たので「チョコレート工場」を再読しました。前よりずっとスムーズに読めました。ウンパ・ルンパの歌も感覚がつかめるようになって来ました。本当にこの本は文章にリズム感があって楽しいですね。ぶっ飛んだ展開、少々ブラックな味付け、この文章のリズム感があるからこそ生きるような気がします。楽しいので時々音読しました。多読やってて良かったー、原書で読めてよかったー。

〉原書で読んでこその本ですよね。
〉続編のエレベーターはぶっとび過ぎて ついていけませんでしたが....

私はエレベーターもおもしろかったです。ハチャメチャ過ぎてこれでいいのかとも思いましたが。

〉〉「Anna of Bizantium」
〉〉「緋色の皇女アンナ」というタイトルで日本で出版されていて、本は見たことがありました。ビザンティン時代のお話なんて珍しいので読みたいと思って原書を買い置きしていましたが突発的に読みました。最初はわかりにくかったですが、Annaの人生が有為転変でハラハラドキドキ。

〉回想シーンから入るので、少し読みにくかったです。
〉Anna の性格が ちょっと あれでしたが、面白かったです。

あの性格はおばあさんのせいもあるんでしょうけれど、かなり極端ですね。
これも一種の不幸本?みたいな展開でした。

〉〉さて、不幸シリーズを片付けたのでロマンス本に戻ることにしました。
〉〉「How to Marry A Marquiss」に出てきた登場人物が出てくるということで「To Catch An Heiress」を読んでみました。面白くてわかりやすかったです。
〉〉ここで6,953,941語になりました。あと5万語足らずの本で700万語通過を目指そうかと思ったのですが、タドキスト大会に参加はしないものの、それまでにロマンス本をある程度まとめて報告したいと思って参考にしてもらえないかと思う気持ちもあり。またちょうどいい語数の本が見つからないので、結局10万語以上ある本を読み始めてしまいました。読み終わったら「PBの広場」でロマンス本のまとめ報告をします。

〉報告楽しみにしています!
〉Julia Quinn、 Lisa Klaypas の次に来る 易しめの作家が見つからなくて
〉どうしようかな? と思ってます。
〉英文のほかに、登場人物の数やストーリーの展開といったところの要因も
〉大きいと睨んでいるのですが、たくさん読んだだけに 何が読みにくさの原因に
〉なるのか といったところが、今となっては.... です。

読みやすさはいろいろな要素が絡んできますから、いちがいにいえない場合がありますね。私はまだ少ししか読んでませんので、先輩方の足跡が頼りです。

〉〉それが終わったら上海で買ってきた本を読み、ロマンス本と交互ぐらいに読めたらいいなと思うのですが…。でも多読って絶対計画通りに進みませんね。一体どうなることやら。

〉計画的でも、心の向くままでも Happy Reading!

久子さんもHappy Reading!


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