500万語通過しました!

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/17(13:03)]

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8365. 500万語通過しました!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/8/31(12:34)

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(私の趣味のHPにアップしている「多読レポート」なのでこちらの皆様には常識的であったり、こちらの仕様に合わない部分もあるかと思いますが、書き直すのも大変なのでご容赦ください。また、「私の500万語(1)」の中の最初の「英語快読500万語(1)」はこちらでさせていただいた400万語報告とだぶっています。長くて恐縮です)

やったー! 折り返し地点です!(>とりあえずの目標1000万語)

400万語からほぼ半年かかりました。仕事も忙しいので、まぁ、こんなもんかな。

500万語読んで何か変わったのだろうか?と考えると、英語力については「目に見えて変わった」とは言えません。でも、小さな変化は起こっているかも。

一番感じるのは、多読(>とくに児童書)で覚えた口語表現が、TVの刑事物のシリーズや(>私は「フロスト警部」とか「刑事タガート」とか「バーナビー警部」とか好きです)映画を見ている時に「丸ごと」フレーズで耳に入ってくるようになったこと。

こういう表現は「習ったことない」んだと思います。あるいは、「習った」かもしれないけれど、「試験によく出る英熟語」的な知識の「断片」の山の中にどれがどう大事なのかも分からずに埋もれてしまっていたのだと思われます。

以前「投げた」本をふと手に取ってみると意外に面白く感じたりすることもあります。でも、これは、英語力が上がったためか、たまたまの気分なのか不明。

あと、ちょっと難しい単語で、でも意外とよく使われるもので、「見たことも辞書で何度も引いたこともあるけれど覚えてない!」というタイプの単語(>gullibleなど)が、多少、「識別」出来るようになってきた。前は、そういう単語が「のっぺり」「ぐちゃーと」固まって見えてたのだけど、「ぐちゃー」がほぐれてきて「つぶつぶ」として見えるようになってきたというか・・・。

私にとって、この「のっぺり」「ぐちゃー」感が、長年の英語の「壁」だったので、ちょっと風穴が開きそうな感じがしてます。

仕事の物を読んでいて「たまーに」だけれど、「お、ひょっとして英語力上がったかなぁ」とか、「読むの速くなったかもぉ」とか「理解度が増したかもぉ」と思うことがあるけれど、これも、たまたま読んでいる物の英語が平易だったり、著者が頭良くてロジックが明快なだけかもしれません。

500万語読んで、あらためて感じたことは、「やさしいものを読む」ことの大切さ「スラスラ読み」の大切さです。当初は「別に内容が自分にとって面白ければ速度なんていいぢゃん!」と思ってました。(>すみません。傲慢なやつで。もちろん、楽しく読めていれば速度は関係ない、ということもSSSのHPには書かれていますが)

でも、今回LRを多く読んでみて、この「スラスラ」感がとても大事なのだなぁと思いました。ひょっとすると、本当に無理なく読めるレベルって、私の場合、ICR1くらいかも。しかも、ICR1って、学校で習ったことのない単語や表現も出てくるので、けっこう「あれ?」となるし。

「一応読めるしぃ・・・」と思っていたPBが、自分にとっていかに「キリン読み」なのか、というのも改めて自覚できました。

ただ、ここに「矛盾」が起きています。

LRも絵本も面白い内容のもの、深い内容のものも沢山あり、楽しく読んではいるのですが、やはり私は一応大人なので、「大人向け」に書かれたものの方が、内容的には面白い訳です。

日本語でも児童文学ってあんまり読まないし・・・。

そういう私なので、LRと絵本のみで次の100万語を埋めるのはきついかも・・・。でも、「大人向け」のものは「スラスラ読み」にはほど遠い・・・。

次の600万語では、この「矛盾」をどう「やりくりするか」が課題になりそう。あるいは、ここで「ガマン」して、ICR1レベルで100万語読んでみるというのもひとつの手か?

400万語から500万語までの間に読んだ物は以下のような感じ。

LR
ORT6&7 6冊
ORT7   6冊
ORT8   12冊
ORT9   12冊
Scholasticsの薄い理科系本(Time to Discover) 41冊
Scholastics Readers1 (含Hello Readers) 20冊
Scholastics Readers3 (含Hello Readers) 4冊
ICR1    10冊
Puffin Easy-to Read 1 5冊
DKR 2 (バレエ物)    1冊
小計           99冊

児童書
ジャクリーヌ・ウィルソン 7冊
ルイス・サッカー     3冊
A to Z Mysteries      8冊
バレエ物         6冊
Little Miss 2冊
Curious George      2冊
Spots 2冊
Who Was 1冊
Quick Readers 1冊
その他          3冊
小計            34冊

マンガ
名探偵コナン          3冊

GR
CER1         4冊
CER2         2冊
PGR0         1冊
PGR2         1冊
PGR3         2冊
PGR4         2冊
OBW1         3冊
OBW2         3冊
OBW3         1冊
OFF1         2冊
小計           21冊

PB&一般書       4冊

計            161冊

私の400万語から500万語の100万語をまとめると、以下のような感じです。

(1)ORTを読破しました! ORTは絵も可愛いし、ほのぼのするし、またイギリスの小学生の教育のあり方というようなこともよく分かるので楽しく読めました。ORTを読むことの最大の目的であった「英語の足腰を強くする」は実現できたかどうかは不明ですが、Qの英検にこのORTがいかに貢献したかを考えると(>英検のために「親子で多読」をやってる訳ではないが)、私自身の「足腰」もそれなりに強くはなっているのかもしれません。

(2)「私色の多読」ということでバレエ物を多く読むことにしました。SSSの書評にあがってないものが多いので、語数の計算が面倒くさいけど。バレエ物のストックがいつも手元にあるようにしておけば、けっこう多読はスルスル進みそうです。問題は、ついうっかりと手元にストックがない状況が生まれがちなこと。そういう時は停滞します。

(3)今回は児童書やLRを多く読みました。で、思ったことは、私にはPBより児童書だな!ということ。まぁ、たまにPBもいいけど、スピード感が鈍る。今の私には、PBはまだ時期尚早かも、ということです。児童書を読んでる時の「スピード感」が大事かも。

(4)掲示板で教えてもらった「立ち読み」の「技」を実践するようになりました。LRや絵本は買ってると財政的に苦しいから、本屋さんに心の中で詫びながら、でも、私、すっごく購入してるから(>「立ち読み」の値段なんて購入したものの値段に比べたら微々たるものよ)許してもらうことにします。これは、なかなか有意義な技です。前は「絵本読みたし、金はなし」の状態だったから。

(5)「文学作品を読む」という野望は結局実践できませんでしたが、今の自分の力も考え、もうちょっとだけ先に取っておくことにします。(>半分くらい読んだまま放ってあるジェーン・オースティンの『分別と多感』があるのだが)

(6)低学年の子ども向けの理科系の本が意外に面白かったです。自分がいかに「常識」の範囲の言葉を知らないか・・・というのも思い知らされました。動物の子どもが種類によって呼び方がいろいろだったりするのも、なんだか新鮮でした。

・・・という訳で、折り返して最初の600万語までは以下のようにやりたいです。基本的に、これまでより英語のレベルの平易なものに大きくシフトする予定。

(1)私の英語力で無理なくスピード感を持って読める物を中心に読む。絵本、児童書、LRの割合を増やす。

(2)その一貫として「立ち読み」技の駆使、公立図書館の利用で、安価に絵本の世界にも親しむ。

(3)「私色の多読」としてバレエ物を引き続き読む。

(4)「私に欠けている色」として子ども向けの理科系のものも引き続き読む。

(5)ずっと探していた「編み込み」のパタンを紹介した本が偶然英語で見つかった。日本語のものでは、こういうのないんだよねぇ・・・。編んでみたいなぁと思うようなセーターが載っている本も見つけた。なので、「多読でニット」というのを実践するのもいいかも。

(6)あんまり無理なく出来そうだったら、読みかけのオースティンを読む。(>いずれ、オースティンは全作読んでみたいです。でもって『オースティンの読書会』も読みたいです)
(しかし、今は、こういう難しいものは禁欲する方が得策か?という迷いもあり、このあたりは読みながら決めていくことにします)

(7)という訳で、毎回3−4冊は入れていたPBを禁欲するか、せいぜい1冊くらいに抑えるのも手かもしれないです。
(しかし、欲求不満になるかもしれず、そのあたりは様子を見ながらやっていきます)


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8366. 私の500万語(1)

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/8/31(12:38)

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英語解読500万語(1)—いよいよ折り返し!

私の多読もほぼ2年半を経過しました。

最初の100万語は1年くらいかかりました。この時は、あんまり語数にこだわってなかったので、書評に登録されてない本はカウントしなかったり、PBは一律50000語で数えたりしてたため、というのもあります。実際には、120〜30万語くらいは読んでたかも。

次の200万語が半年、300万語が4ヶ月、とだんだん100万語読む間隔が短くなってたんですが、400万語でまた、どどーんと時間がかかってしまい、ほぼ8ヶ月半を要しました。

理由のひとつは、「捨て技」をいっぱい使ったため。PBを半分くらい読んでなんとなーくそのままっていうのが何冊かあります。けっこう厚めのGRや児童書の中にも、出かける時にバッグに入れて、そのバッグをあんまり使わないでいるうちに、なんとなーくそのまま凍結!っていうのが、何冊もあります。(>「捨てた」語数が20−30万語くらいはありそうです)

まぁ、「そのまま凍結」っていうのは、そんなに強く「続きが読みたい!」っていうことじゃないので、「ま、いっか」と放ってあります。再び、「あ、あれどうなったかな?」って「読む気」になった時にはまた取り出して続きを読むつもり。

こんなに時間がかかっちゃったもうひとつの理由は健康上の理由。健康診断でひっかかって検査をいっぱい受けました。その過程で発見されたポリープも切除しました。「病院通い」は多読には最適な環境のはずではありあますが、ひょっとしたら命にかかわる病気かも・・・という不安もあったので(>今のところシロ。でも、検査はまだ続けています)、なんとなく気分的にhappy (reading!)になれないっていう感じだったんです。

さらに、仕事が忙しかったというのもあります。ちょっと大きな仕事を抱えてまして・・・。この状態はあとしばらく続きます。病気かも?と、こわい思いをしたので、身体を無理するような働き方はしたくないんですけどねぇ。

あ、それにパソコンが調子悪くなって、ついに壊れたり(>多読情報をゲットしにくくなり不便)、仕方ないので「つなぎ」に使ってたノート・パソコンにコーヒー溢して夏中かかって書いた原稿をダメにしたり。(>これは後で同僚が救済してくれました)

いやー、ほんと、「波乱万丈」の400万語だったんです!

でも、きっと一番の原因は、「語数稼ぎ」のためにやってる訳じゃないので、楽しく読める時に楽しく読もう!という「原点」に立ち返ったことかな? 「語数」にガツガツしなくなって、おおらかに「捨て技」を乱発したっていうか、気分が乗らない時は素直にその本を「放っておける」ようになったっていうか。(>以前はちょっと「無理」してた気がします)

今回はLLLやORTを読んだので冊数はけっこうあるんですが、数えるのが面倒なので、LLLなどは同じレベルのものをひとまとめで1点と数えました。ただし、1冊だけ貸し出し中で読めなかったなんて時は、その1冊も1点に数えたので、ヘンテコな数え方になってますが、あんまり厳密にやると疲れるので、そのあたりはアバウトでお許し下さい。

LR:
LLLを0から8まで。何冊か抜けてますがほぼ全冊。
ORTを1から5まで。何冊か抜けてるがほぼ全冊。6と7を部分的に。
IRBを5冊。

GR:
PGR0:1冊
PGR2:4冊
PGR3:8冊
PGR4:3冊
OBW0:1冊
OBW1:1冊
OBW3:1冊
OBW4:2冊
OBW5:2冊
MMR3:3冊(1冊は2度読んだ)
計:26冊

児童書:
Encyclopedia Brown:4冊
A to Z Mysteries:3冊
The Royal Ballet School Diaries:3冊
Jacqueline Wilson:3冊
Curious George:2冊
Mary Poppins:1冊
Someday Angelina:1冊
計17冊

マンガ:
The Tale of Genji:4冊
Doraemon:1冊
計:5冊

PB:
3冊:(うち1冊は2度読み)

私の300万語から400万語にかけての100万語は以下のような感じです。

(1)当初、英語の足腰を強くしようと思ってLLLを読み始めたけれど、途中で挫折。どうも私はORTの方が好きみたい。途中で、「私はどうもLLLはダメかもなぁ」と思ったのも、今回テンション下がった理由かな? でも、LLLともまた「出会える」日もあるかもしれません。
(2)LLLがどうもダメで、「あーあ、足腰強くしようと思ったのになー」と思ってたんですが、ふと、ORTが好きならそっちを読めばいいぢゃん!と気づきました。で、読んでます。これは500万語に引き継ぐつもり。
(3)今回の最大の収穫のひとつは、The Tale of Genji(マンガ)との出会いかな? まさか、英語!の多読で、日本の古典文学への回帰がはかれるとは思っても見ませんでした。久しぶりに源氏物語の入門書を読んだりしちゃいました。
(4)もうひとつの大きな収穫は、同じ話のGRの読み比べって面白いなーというのが分かったことです。気に入った話があったら、いろいろな会社のもので読み比べてみたいと思っています。
(5)実は、400万語ではまだ実を結んでない(>読み終わってない)ので、ここで書くのは適切ではないかもしれませんが、(4)のSense and Sensibilityの読み比べから、原典にも手を出してみました。オースティンは過去に何度か手を出しては挫折しています。でもね、今はけっこう読める! まぁ、GRで足慣らしし、映画でイメージ膨らませた上で読んでるからかもしれませんが。ひょっとしたら英語力がアップして、古典(>名作?)を読む!っていうのも、そろそろ射程に入ってきたのかな?
(6)今回の最大の発見!(>というかみなさんおっしゃってることかもしれないんですけれど)は、「多読」で行き詰る時って、「読みたい物が手近にない」っていうことなのかなぁ・・って思いました。これまでは、そういう時はGRでしのいで来たけれど、常に目を光らせて、「読みたい物」を手元にそろえておくのが大切かも。
(7)そして、「多読」はつまるところ、自分の「好きな読み物」との出会いであり、その自分の「好み」を大切に発展させていくことなのかなぁって、そんな風に考えるようになりました。(>これもみなさんおっしゃってることかもしれませんが)

・・・という訳で、私の500万語は以下のようにやってみたいと思っています。

毎度、最初に考えていたのとは違った方向に流れて行ってしまうんですが、それは出発した時には想像も出来なかった本との「出会い」があるから。本屋で偶然見つけることもあれば、こちらの掲示板でふと心引かれて手に取ってみることもある・・・。逆にいいと思って始めたけど、好きになれなかったり・・・。

そんな風に、「先が見えない」からこそ「多読」は楽しいのかもしれません。

(1)引き続きORTで英語の足腰を鍛える。
(2)今度は古典!(>名作?)に挑戦してみたい。オースティンとか、ギャスケルとか、ディケンズとかね。ちょうど映画も公開されてるので、『プライドと偏見』『オリバー・ツィスト』なんかは読んでみたいです。
(3)「私色」の多読って何なのかなーと思った時、やっぱりそれは「バレエ色」のものを読むことでしょう!と思いいたりました。アマゾンでバレエ小説やバレリーナの自伝など、コマメにチェックしては注文して「手元にいつもストックがある」状態にしておきたいと思っています。
(4)引き続き映像を見たり、周辺的なことも楽しみながら多読をやっていきたいです。
(5)そして、last but not the leastですが、happy reading!

英語解読500万語(2)—CERの新作

CERの新作が出た。CERは一応完読してしまったので、新作が出るとうれしい。GRの中では、私はCERが一番好きだ。

A to Z Mysteries の方が、Encyclopedia Brownよりも好みかな? 手軽に読めるのがいい。

引き続きORTも読み進めている。

ここまでの総語数、149677語。

1.2006年2月2日:A to Z Mysteries: The Empty Envelope:児童書:7200語:☆☆☆☆:女の子1人と男の子2人の3人組が活躍するシリーズ。子どもが探偵役の割には、犯罪の規模が大きいかも。

2.2006年2月4日:A to Z Mysteries: The Falcon's Feathers:児童書:8000語:☆☆☆☆:同じく、けっこう危ない目に合いながら3人が活躍。Falconって? 絵からするとタカ? でも、タカはhawk?気になったので辞書を引いたが、falcon∈hawkらしい。そもそも日本語でもよくこのあたりの違いが分かってないかも・・・。なので、ま、いっか。 

3.2006年2月6日:ORT6&7(6冊):4324語:☆☆☆☆:イギリスのジョークって、日本人には分からないことも多いけど、ORTのレベルから積み重ねて行けばだんだん分かるようになる?

4.2006年2月9日:ORT7(6冊):52534語:☆☆☆☆:このレベルを読む頃、イギリスの小学生は歴史の時間にローマ時代のことを習うんでしょうね。イギリスのかなりの地域はローマ帝国の支配下にあったこともあるので。学校でのプロジェクト(>子どもたちが自分でいろいろ調べたり、場合によってはそのテーマについて理解するために工作したりする)の様子なんかも分かって興味深いです。

5.2006年2月15日:Hotel Casanova:CER1:3600語:☆☆☆☆(+):CERの新作。イタリアのホテルで働くしっかりと「人生設計」(>26歳で結婚!30歳で自分のホテルを持つ)を持つ青年が、まだ21歳なのに、ある女性と出会ったことから、計画が狂って行き、人生の歯車自体が狂って行く。最初のうちはゆったりと話が進むが、途中からテンポが加速し、どんどん恐くなって行く。

6.2006年2月15日: Don't Stop Now:CER1:3600語:☆☆☆☆:ソーホーのイタリア系移民が経営するネットカフェが舞台。主人公はこのカフェ経営者の娘が好きで、毎日のようにここを訪れる。しかし、どうやらこのカフェで何やら困った事態が進行しているようだ。

7.2006年2月18日: Within High Fence :CER2:7700語:☆☆☆☆(+):主人公はasyram seekersの収容所で働いている。ボーイフレンドは金回りが良いらしく、「別に働かなくてもいいぢゃん」と言う。彼女は夜のシフトで働いているので、すれ違いになるしね。なので、毎日出勤時に互いにくらーい雰囲気になりがち。でも、主人公は「自分で金を稼ぐ」っていうのをやりたい。本当は主人公の夢は物書きになることだった。でも、ボーイフレンドは「君に出来るわけないぢゃん」と言った。で、主人公は夢を諦めてしまったのだ。そんな主人公が収容所で出会った難民の青年にだんだん心引かれて行く。イギリスには、たくさんのasyramu seekersが入国してくる。こういう収容所も人があふれていて、なかなか運営が大変みたいだ。ブレアは、難民受け入れの基準を厳しくしてきているみたいだし。(>それでも日本よりはずっと受け入れているんだろうけれど)フランスの収容所から逃げ出してユーロ・トンネルの中を歩いてイギリスに入国しようとする者も後をたたず、いろいろ対策が取られている。『ベルリンフィルの子どもたち』の中にも、アフリカのどこかの国から来た難民の子がいた。正確に覚えてないけれど、彼は政治的理由で親が殺されたんだったかなんだったか、まだ高校生くらいなのに、大変な光景を生き抜いて来て、かつ現在も異国で苦しい生活をしている。日々、命の心配をせずに生きることが出来ない人が地球にはいっぱいいるんだよね。

英語解読500万語(3)—メアリ・ヒギンズ・クラークの新作

メアリ・ヒギンズ・クラークのものは、1年に1度か2度イギリスに行く度に本屋で探しては買っていた。でも、日本でもちゃーんと書店に並ぶのね。前にも書いたけど、彼女の作品はハッピィ・エンドだっていうのが分かってるので、安心しながら(?)ドキドキできる。

最後、どうなるか見えないドキドキは、それはそれで楽しいのだが、疲れる。仕事の合間の「息抜き」の読書には、メアリ・ヒギンズ・クラークのものは、本当に手ごろ。

ここまでの総語数、194336語。

8.2006年2月23日: No Place Like Home :PB:110000語:☆☆☆☆☆:主人公は10歳の時に銃で母親を殺し、元継父にケガを負わせたということで裁判にかけられ、その後、名前を変え、親戚の養子となって暮らしていた。本当は、母親に暴力をふるおうとしている元継父から母親を助けるために銃をかまえていたのだが、元継父は彼女に向かって母親を投げつけて来て、銃が暴発したのだ。そして、自分に向かってくる元継父から身を守るために発砲したのだが、母親を殺してしまったショックから、裁判で自己主張することは出来ず、まわりは元継父の言い分を受け入れてしまった。その後主人公は成人し、一度結婚したが未亡人になる。夫は遺言で、彼女のアイデンティティを隠し通すように、と言う。息子を「殺人者の息子」にしたくなかったのだ。主人公は再婚して幸せに暮らしているが、再婚相手に自分のアイデンティティを隠したままであることにうしろめたさを感じていた。そんなある日、夫が彼女の誕生日プレゼントに、と言って、家をプレゼントする。インテリアデザイナーの彼女に「この家を好きなようにしていいよ」と。ところが、その家か彼女が育ち、母親を殺してしまった家だったのだ。その後、昔の事件との関係をにおわす形で次々と殺人事件が起こる。主人公は、どんどん追い詰められて行く。どうなるんだ!!!とはらはらどきどきしながら一気に読めます。

9.2006年2月25日: ORT6&7(6冊) :ORT6&7:4324語:☆☆☆☆:多分、イギリスの小学校での授業の内容とも関連してるんでしょうね。第二次世界大戦中の疎開の話などが取り上げられています。イギリスの小学校の歴史の授業が、いろいろなプロジェクトを子どもたちに課す形で行われていることが良く分かります。低学年の場合は、工作をしたりして、当時を実感させるんでしょうね。日本でこういう授業をするとしたら、どんな形になるんでしょうね。「じゃあ、今日は江戸城をみんなで作ってみましょう。日本の城は、お堀っていうのがあってね・・・」みたいになるんでしょうか。

10.2006年2月27日:Circle Games :CER2:7500語:☆☆☆☆:短編集。新刊で語数が分からないので、CER2の一番語数の少ない本よりさらにちょい少なめの7500語で計算しときます。同じ作者の短編集は他のレベルにもあるんだけれど、そっちの方が面白かったかも。使える語数の制限があると話の展開に制約があるのかもしれないし、作者によって、「レベル○」あたりが得意ってのもあるんでしょうね。この人はある程度上のレベルの物の方が得意なんじゃないかな? あと、舞台を無理に外国にしないで、イギリスにしておいた方がこの人の持ち味が出ると思いました。

11.2006年3月3日:Washington Square :PGR2:6800語:☆☆☆☆:タイトルだけは何となく知ってたけど、こういうお話だったんだ! 芝居でも見てみたいな。

12.2006年3月6日:Next Door to Love :CER1:4500語:☆☆☆☆:イギリスは離婚・再婚も多いから恋愛事情も親子関係も複雑。私なんかはハタから見ていて、みんなタフねーと思ってしまったりする。過去に色々あっても、全然めげずに新しい恋愛に突入するしさ。

13.2006年3月8日:Blood Diamond:CER1:4900語:☆☆☆☆:主人公はジャーナリスト。ダイヤモンドを利用して武器密輸を図る人々の動きを告発しようと試みるが、相手の罠にはまってしまう。テンポがよく、挿絵も多いので読みやすい。

14.2006年3月9日:Who was Wolfgang Amadeus Mozalt:児童書:8000語:☆☆☆☆(+):今年はモーツアルト生誕250年ということで、モーツアルト流行。子ども向けの伝記シリーズにモーツアルトのものを見つけたので読んでみた。英語は平易だけれど、内容的にはなかなか濃い。

英語解読500万語(4)—どどーっと、ジャクリーヌ・ウィルソン

仕事の関係で久しぶりにイギリスに来たので、本屋に行った。改めて児童書の棚に行くと、ジャクリーヌ・ウィルソンがこちらでいかに人気があるか、よく分かる。

日本で買うより安いので、いっぱい買い込んで、仕事を終えて宿に帰ってから読んでいる。

15.2006年3月13日:Clean Break:児童書:67000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンも少し飽きたかなーと思うんだけれど、読み始めるとついつい読んでしまう。主人公は母・義父・異父妹・弟と母方の祖母の家に住んでいた。実父は暴力男だったけれど、義父は義娘の彼女にもとっても優しい。しかし、幸せなクリスマスの晩、義父が他の女と恋愛関係にあることが判明。義父は家を出てしまう。離婚・再婚の多いイギリスでは、こんな風に「半分血がつながってる兄弟姉妹」ってのが普通なんだろうな。昔、The Sppiting Imageという、サッチャー首相やらエリザベス女王など実在の人物に「そっくり」な人形が登場する人気風刺番組があった。日本だったら即問題になりそうだけれど、そこはイギリスは「大人の国」。この"spiting image"という表現が出てきて、「あぁ、そういう意味だったのね!」とストンと分かった。

16.2006年3月19日:The Suitcase Kid:児童書:32000語:☆☆☆☆☆:両親が離婚することになった。両親のどちらと一緒に住むか?という話になるが主人公は選べない。結局、スーツケースをもって、両方の家を一週間ごとに行ったり来たりすることに。父親は新しいガールフレンドと、母親は新しいボーイフレンドと一緒に住んでいる。どっちも子持ち。血のつながらない兄弟姉妹と一緒にスペースを分け合って暮らさねばならない。どちらの家にも主人公の居場所はない。父親のガールフレンドは妊娠中で半分血のつながった弟か妹がもうじき生まれる。現在イギリスでは7割の結婚が離婚にいたるらしい。血のつながった両親との関係も、彼らの新しい伴侶との関係も、血がつながった兄弟姉妹との関係も血がつながらない兄弟姉妹との関係も、半分血がつながった兄弟姉妹との関係も複雑だ。

17.2006年3月21日:The Mum-Minder :児童書:9100語:☆☆☆☆☆:ミッドターム・ブレイク(イギリスの学校は学期半ばに1週間お休みが入ります。これって教師にとっても生徒にとっても良い制度だと思います)に、チャイルド・マインダーをやってる母親がインフルエンザでダウン。主人公は母親を助けようと張り切ります。母を思うやさしいしっかり者の女の子の話です。

英語解読500万語(5)—ニッキ・フレンチ&ORT読破!

メアリ・ヒギンズ・クラークが、お手軽に安心して読める、「息抜き」系作家だとすると、ニッキ・フレンチは「疲れる」作家だ。この人の作品を読むと、読んでいる間中、心理的にひきずり回される。まぁ、「心理サスペンス」っていうのは、そういうものなんだろうけれど。

なので、元気がある時じゃないと読めない。

イギリスの本屋でつい買ってしまって、帰りの飛行機の中で読み始めた。

私、ニッキ・フレンチが2人の作家だっていうのを、この本の後ろの説明で初めて知った。それも男女(夫と妻)だ。びっくり! 

ニッキ・フレンチの作品は、恐いよぉ、恐いよぉ、もうやめたいよぉ・・・と思いながら、でも、やめられずに最後まで読んでしまうんだよね。

ORTをついに読み終えた! 少しは英語の足腰が強くなったのかしら? ORTを読んで、感じることは、英語の単語が少し「体感」出来るようになったことだろうか。特に、climbという単語が私には印象深い。これまでの受験英語の「知識」では、「climb=登る」であった。だけど、車に乗るのも車から降りるのにも、けっこうclimbを使う。山登り的な上り下りもあるけど、上り下りするものに、「身体が接触している場合」この単語を良く使うような気がする。「よじ登る」みたいな。その「身体が接触している感じ」っていうのが、なんとなくclimbという単語を見た時に、「身体の感触」として脳内に甦ってくるというか。

もしかしたら違っているかもしれないけれど、ORTで獲得したclimbの「感触」を、今後、また色々なものを読むなかで、修正したり豊かにしていければ・・と思う。

ここまでの総語数は、415135語。

18.2006年4月13日:Secret Smile:PB:8700語:☆☆☆☆☆:ニッキ・フレンチの作品。相変わらず恐い! 穏やかな日常の日々が、ふとと気づくとずるずると泥沼にはまっていっている。その自分の危機について他人に語ろうと思っても、そのことによってさらに深みに沈みこんで行くことになってしまうのだ。

19.2006年4月15日:Maria Teresa :PGR0:900語:☆☆☆☆:マリア・テレサの伝記。短いのに案外読ませます。

20.2006年4月17日:The Little Ballerina DKR2:1100語:☆☆☆☆:主人公はパフォーマンスで、ケガをした人の代役でネコ(>いい役?)を踊ることに。バレエ用語の説明なんかもあります。パフォーマンスって言っても衣装なんかはレオタードにフェイスペインティングだったりしてる。日本だったら親から文句がきそうな、ピエロみたいな大口のフェイスペインティングされてる子もいる。このあたり、ずいぶんとバレエ事情が違うのかも。

21.2006年4月21日:ORT9(12冊): 16483語:☆☆☆☆:ORTをついに読みきったぞ!!! 少しは英語力違って来てるのかしら?

22.2006年4月23日:A to Z Mysteries: The Goose's Gold :児童書:7216語:☆☆☆☆:注文を入れてあったA to Z Mysteriesの続きが入荷。ルース・ローズのおばちゃんの家にディンクとジョシュも招待され3人はフロリダでクリスマス休暇を過ごします。そこで、またまた事件が! フロリダって暖かいのね。冬なのに半そで&短パンでもOKみたい。


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8367. 私の500万語(2)

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/8/31(12:41)

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英語解読500万語(6)—子ども向けの科学読み物&『砂漠の女ディリー』

Scholasticsの薄っぺらい子ども向きの科学読み物のようなのを見つけて、手に取ってみました。私は文科系の人間なので、理科系の単語って、本当に知らない。「小学生の理科」程度のことも、「あれれれ???」というくらい知らないです。

しかも「小学生の理科」程度のことも、日本語でもすーっかり忘れてしまっていたりするし・・・。英語の勉強も兼ねて、(子ども向きの)理科系の本を読んでみるのも面白いかも。

レッスンメイトに多読を進めたら、あっという間に語数を追い抜かれてしまった。多読は競争じゃないので別に良いのだが・・・。

で、お互い、本を紹介し合っている。

Desert Flower(邦訳は『砂漠の女ディリー』というらしい)は、このレッスンメイトに薦められて読んだ本だ。

すごい本だった。

ワリス・ディリーという黒人のトップモデルの自伝だ。彼女はソマリアの遊牧民の出身で、13歳の時に意にそまぬ結婚をさせられそうになり逃亡する。そして、その後、紆余曲折あって、トップモデルになる。

この自伝には彼女の女性性器切除(FGM)の経験や、それによって、その後の生活でいかに不便を来たしたか、健康上問題があったか、ということについても赤裸々に書かれている。

女性性器切除というのは、中東やアフリカの一部の地域で行われている、女性性器の一部あるいはほとんどを切り取ってしまうという慣習だ。これについては、サーダウィ『イブの隠れた顔』やホスケン『女子割礼』という本に詳しいのだが、21世紀のこの現代でも未だに続いている慣習である。

この手術は幼い時に行われることが多い。しかも麻酔もなしに、医療の専門家の手によることなく、しばしば不衛生な環境のなかで行われる。手術時の痛みのショックや出血多量で死亡することもあるし、同じカミソリを使って何人もの手術をいっぺんにやることもあるのでHIVに感染することもあれば、その後合併症に苦しむこともある。精神的な傷も残る。

最も軽いのはクリトリスの包皮を切り取るだけだが、ファラオニック割礼と呼ばれる最も重いものは外性器のほとんどを切除した上で、経血と尿の出る穴だけ残して膣口を縫い合わせてしまう。それも手術用の針とかじゃなくて、棒切れを(肉に)差し込んどくだけ、とか、そういう野蛮さである。

理由は、「女性は穢れているから(きれいにする)」とか、「性への興味を封じ込める」とか、いろいろあるらしい。「慣習」となっているため、これを行わなければ、「穢れている」女性として結婚できない。女性に雇用機会がある訳でもなし、結婚できなければ、生きていけないことになるので、母親も、手術に加担せざるを得ない。

排尿や生理時の苦痛というのが残ることがある、というのを読んだことはあったのだが、ワリス自身の生なましい経験を読み、この手術がいかに残酷で暴力的なものか、というのを改めて感じた。

トップモデルになるまでの彼女の人生も、それはそれは大変な苦難の連続であった。でも、彼女は明るくて前向きだ。

しかも、超大胆! 時に危ない橋も渡る。事実は小説より奇なり、を地で行くような豪胆で波乱万丈の人生だ。

彼女は、この自伝を書いて以来、反女性性器切除の運動もしており、国連とも関わっている。

しかし、女性性器切除の問題を除いては、彼女は自分の育った文化やアフリカの自然を愛していると言う。家族の暖かさや、みんなで冗談を言っては爆笑した、そういう日々を懐かしく思いだすと言う。欧米の生活の「病理」のようなものになじめない部分がある、と言う。

女性性器切除をするような社会は、明らかに女性に対して抑圧的な社会だ。

だけど、そういう抑圧的な社会から、こんなたくましい女性が生まれ育ったのはなぜなんだろう、と不思議に思った。

どうやら続編もあるらしいので、いずれ読んでみたいと思う。

ここまでの総語数、543654語。

23.2006年4月25日:Time to Discover(6冊):児童書:500語:You Taste with Your Tougue, You Look with Your Eyes, Spiders, Ants, Robin, A Cloudy Dayの6冊を読みました。小さな子ども向けの自然科学の本。写真があって分かりやすく解説されています。でも、案外難しい。You Taste with Your Tongueには「味蕾」と思われる単語が出ていて(>けっこう「まんまぢゃん!」っていう英語だったが、忘れた。後ろはbuds)、こんなのは、なかなかに高度です。Spidersも「節足動物」と思われる単語があり、これもなんていうんだったかは覚えてませんが、なかなか高度ですよね。子ども向きの科学の本を何冊も読んでいるうちに、こういう単語も身についてくるのかしらん。

24.2006年4月28日:Wayside School is Falling Down:児童書: 27651語:☆☆☆☆:留学中同じ寮に住んでたロシア人の友達(イギリス在住)の娘さんに薦められた本。私、この子が1歳の頃から知ってるんですが、こんな風に児童書について語り合える日が来るとは・・・・。多読をやってて良かった! 内容的にはかなりハチャメチャで「ありえない!」ことばっかり起こるんですが、その「ありえない!」の「角度」っていうのが奇想天外っていうか・・・。そこが面白いです。

25.2006年4月28日:A to Z Mysteries:The Invisible Island:児童書:8518語:☆☆☆☆:3人組の探偵が、近くの島に遊びに出かけた。彼らは、そこで、100ドル紙幣と大きな足跡を発見する。今回も3人組は小学生には危険な、なかなか本格的な犯罪を解決することになる。

26.2006年5月10日:Desert Flower :PB:1600語:☆☆☆☆☆:黒人トップモデル、ワリス・ディリーの自伝。すごい話だ。

27.2006年5月11日:Time to Discover(16冊) LR:語:☆☆☆☆:You Smell with your Nose, You Touch with Your Fingers, A Rainy Day, A Stormy Day, A Snowy Day, Monk Rays, Dolphins, Sharks, See Horses, Octopus, Squirrles, Foxes, Penguins, Turtles, Bees, Owls Live in Trees。小学生程度の理科の英単語も案外知らないんですねぇ。

28.2006年5月12日:A to Z Mysteries: The Jaguar's Jewel :児童書:8550語:☆☆☆☆:おなじみ3人組みの探偵たちが、仲間の1人のおじさんを訪ねてNYに行く。おじさんは美術館で仕事をしている。南米から借りた美術品の展示をすることになっていたのだが、その中のジャガーの置物の目のエメラルドがニセモノにすりかえられていて、おじさんに疑いがかけられてしまった。3人がまたもや危ない橋も渡りつつおじさんの窮地を救う。犯人は本物のエメラルドの方を美術館の事務所の中のとあるところに隠しておくのだけれど、でも、これ、一体どうやって取り返すつもりだったのかな?カギ持ってないはずだったのに。

29.2006年5月13日:A Stranger at Green Knowe :OBW2:5900語:☆☆☆☆:BBSで林望さんがイギリス滞在中に住んでいたグリーン・ノウのモデルとなったマナー・ハウスのことが話題になったので読んでみた。林さん、こんなとこに住んでたのかぁ。林さんの本も読み返してみようかな。

30.2006年5月14日:The Murder of Mary Jones :OBW1:5800語:☆☆☆☆:Tim Vicaryの法廷劇。読者なりの推理をするには提示された「証拠」が少なすぎかなぁと思うけれど、Tim Vicaryだけあって、なかなか読ませるものになってます。何にせよ、使える語彙が400語という中でこれだけの英語が書けるんですものね。すごいです。400語がちゃーんと使いこなせれば、たいていのことは書けるってことですよね。

英語解読500万語(7)—日本文学の独創性&LRの大切さ

31のThe Withered Armという話は、トマス・ハーディによるもののリトールド版だが、なんだか源氏物語の六条御息所の話みたいな話。まぁ、古今東西どこにでもこういう話ってあるのかもしれないんだけど、でもさ、源氏物語が書かれたのは、平安時代のことで、ハーディは19世紀から20世紀初頭の作家だもん、クレジットはレディ・ムラサキにありそう。

私は文学には(も?)詳しくないし、よー分からんのだが、平安時代に、こんだけ人々の心理描写(>恋愛のぐちゃぐちゃや恋の駆け引き)なんかを詳しく書いた小説って、少ないんじゃないだろうか。レディ・ムラサキは、世界レベルの作家であることは間違いない。

ところで、ORTを読破してみたのだが、劇的に自分の英語が変わったということはない。ただ、こういうネイティブ向けの平易なものを「大量に!」読むことには、意味がありそう・・・という、「なんとなく」の感触は得た。

で、LRを少し読んでみるかねぇ・・・と思い始めた。

なんか、私、大方のタドキストの流れに逆行している? 普通は「簡単なものを大量に→徐々にレベルを上げていく」だと思うんだけど、私の場合、「難しいものもかなり入っている→簡単なものを大量に」の方向に行ってる?

まぁ、それはともかく、LRの良いところは、1冊を「あっという間」に読み終わることです。平易か?と問われると、「イエス」とは単純には言えない。ネイティブの子どもが読むからこその、大人の外国人にとって難しい表現というのがある。

ただ、この「あっという間」っていうのは、案外大事かも。

今の私だとPBなんぞは、かなり長期間に渡ってダラダラ読みしてるので、1冊を「緊張感を持って」読みきるっていう感じにならない。そうとう話に引き込まれたとしても、日本語で同じくらいの面白さのものを読む、読書としての「まとまり」っていうか、そういうのがない。

LRは、そういう意味で、読書としての「まとまり」があるっていうか・・・。

要するに、今の私の「日本語の手のひらで抱えられるもの」が文庫本の大衆文学(>日本語のものだってキッチリ読んで理解してる訳じゃないけどさ)と考えると、今の私の「英語の手のひらで抱えられるもの」って、LR、それも低いレベルのLRって感じだなぁ。

なので、この「ひとまとまり」感を大事にするために、LRも積極的に読んで行きたいと思っている。

ここまでの総語数、562517語。

31.2006年5月15日:The Withered Arm :OBW1::5863語:☆☆☆☆:源氏物語の六条御息所みたいな話。源氏物語からヒントを得た?あるいは、こういう話は世界中どこでもある?

32.2006年5月16日:My Brother Bernadett :児童書:4000語:☆☆☆☆☆:久々のジャクリーヌ・ウィルソン。通いの「サマーキャンプ」に通う姉弟の話。弟はいじめられっこタイプ。姉は活発。いろいろなアクティビティが提供されていて、参加者は好きなものに参加出来る。共働き家庭が多いが夏休みが長いイギリスで、どうやって両親や子どもが夏休みを「乗り切るか」という事情が分かって面白い。最初はいやいや通っていた弟は、裁縫・デザイン関係のアクティビティで、「好きなことを出来る場」「自分らしくあれる場」を獲得し、少しずつ変わって行く。

33.2006年5月23日:The Very Wicked Headmistress :児童書:7000語:☆☆☆☆:国際アンデルセン賞受賞というのに惹かれて買った。面白いことは面白いんだけれど、かなりハチャメチャな話である。

34.2006年5月26日:Time to Discover(10冊) :LR:1000語:☆☆☆☆:A Rainy Day, You Hear With Your Ears, Comets, he Mars, The Solar System, The Sun, A Sunny Day, Butterflies, Grasshoppers, Ladybugsの10冊。理科系の単語は、小学生低学年のレベルのものでお案外知らないなぁ。

35.2006年5月27日:Time to Discover(10冊) :LR:1000語:☆☆☆☆:Shooting Stars, Bears, Grob to Ladybug,Todpole to Frog, Caterpiller to Butterfly, Egg to Robin, Seed to Plant, Fish Live in Water, Frogs Live on ?, Scales Live in Grassの10冊。変体に関わる用語とかも全然知らないし、それに動物の子どもの呼び名なんかも、モノによっていちいち変わるんですねぇ。

英語解読500万語(8)—LRを読む

Time-to-Discoverを読んで、簡単なものを読むのって、案外大事かも・・・と思えてきた。このシリーズは理科系ものなので、「簡単」「低学年向け」とはいっても、実は知らない単語がけっこうある。

そもそも小学生が理科で使うような単語、英語で言え!と言われると、知らないのが多いなぁ。

そうですねぇ。物理関係で行けば、「滑車」って何っていうのかなぁ? 化学関係で行けば、「過酸化水素水」って何ていうんだ? 生物関係で行けば、「光合成」って何ていうんだろう? 地学関係で行けば、「浸食」ってなんだろうな? 

・・・と思うとさ、ほんとにヤバいくらいに「非常識」である。

まぁ、Time-to-Discoverを読んでも理科用語が身についている訳ではなく、「ほぉ、そうか! こんな単語も知らなかったのか!」とか、日本語と英語では「もののくくり方が違うのねぇ」とか、いろいろ思うところはあるのだが、「その場」限りで、単語そのものは定着しない。

ま、何度も出会ううちに定着するだろう・・・と気長に構えている。無理に覚えようとするような「お勉強」な態度は捨てないとね。

Qの英検を多読方式で見てやってるうちに、「お勉強方式」は時間ばっかりかかって、その割に記憶が定着しないってことがよぉっく分かったので、「無理して覚える」は避けてるの。多読の「楽勉」の方がずーっと効率いいのです。

・・・という訳で、まぁ、科学読み物に限らず、子ども向けのものを、もちっと、というか大量に読む・・・というのは、今の私にとって、とーっても必要なことかも・・・と思えて来た。

なので、LRを少し読んでみることにした。ラッキィなことにICRはかなり職場の資料室に入っている。SRも多少入っている。なので、まずはこのあたりから攻めて見ようと思う。

本当は私はStep into Readingが好きなんだが、まぁ、ICRが職場で読めるだけでも幸せと思うべきであろう。幸運は生かさないとね!

ここまでの総語数、655623語。

36.2006年5月28日:Hello Reader1(10冊) :HR1:1000語:☆☆☆☆:No Kesses, please, I am not Scared, I love my shadow!, I hate my bow!, I can help, I am snow, I am a seed, I am Planet Earth, I am an apple, I am a Rockの10冊。絵も可愛いく読みやすい。コマギレ時間に数冊ずつ読んでいる。

37.2006年5月29日:Sister Love and Other Stories:OBW1:4000語:☆☆☆☆☆:ミステリー仕立ての短編集。なかなか読ませる。OBWのアガサクリスティのノンフィクションを書いた作家の手によるもの。

38.2006年5月30日:The No.1 Ladies' Detective Agency:PGR3: 15600語:☆☆☆☆:アフリカのボツワナで探偵業を営む女性の話。暴力的な夫との結婚、生後まもない娘を失う、という悲しい過去をもつ。大柄で気持ちもおおらかな女性だ。ボツワナでは美人の条件はどうやら「大柄」らしい。私なんか、ボツワナに行ったら(>行かなくとも?)超ブスだぞ!南アフリカと国境を接しており、犯罪もこの国境を越えて行われることも多く、地続きの国の事情というのもうかがえて面白い。

39.2006年6月3日:A to Z Mysteries: The Kidnapped King :児童書:8509語:☆☆☆☆:A to Z Mysteriesのシリーズの1冊。どこかの小国の王子が主人公の1人の家にホームステイすることになります。実は、王子の両親はクーデターを狙った一派と思われる誰かに誘拐されています。ところが、王子もまた誘拐されてしまいます。

40.2006年6月5日:There's A Boy in the Girls' Bathroom:児童書:35483語:☆☆☆☆☆:サッカーの作品。落ちこぼれの主人公が、ステキなカウンセラーに出会うことで、じょじょに仲間に溶け込んで行きます。

41.2006年6月6日:SR1(10冊):SR1:1500語:☆☆☆(+):I am a Leaf, I am Fire, I'm a Catapiller, I am Water, I am a Starの5冊は科学物。I Love Colors, It's too Windy!, I am Lost, Don't Cut my Hair! I Lost my Toothは犬が主人公の読み物。科学物の単語は小学校1−2年生向きでも知らない物が案外あります。「サナギ」とかね。(>って辞書を引かなくても「分かった」けど、覚えてない)

42.2006年6月7日:A Pair of Ghostly Hands and Other Stories:OBW3:10660語:☆☆☆☆:イギリス人の幽霊好きは有名だが、こういう「幽霊文学」みたいなジャンルがあるとは!!! 

43.2006年6月9日:A to Z Mysteries:The Haunted Hotel:児童書:8000語:3人組の探偵の住む町のホテルに幽霊が出たというウワサが。客がみんな逃げてしまい、このままじゃ、ホテル経営は立ち行かなくなり、売却しなければならないかもしれない。3人組は、ホテルのオーナー夫妻から依頼を受け、真相究明に乗り出す。

44.2006年6月7日:A to Z Mysteries: The Lucky Lottery:児童書:8354語:今度は、大当たりのロッタリーのチケットが紛失するという事件。毎年、クリスマスに、おじいちゃんが、7人兄弟のそれぞれの誕生日の番号でロッタリーを買ってプレゼントしてくれるという、その兄弟の長男の誕生日が見事その年のロッタリーの当たり番号! ところが、おじいちゃんからのクリスマスカードとロッタリーチケットの入った封筒が消えてしまったのです。弟妹の世話で忙しい長男に代わって、3人組が事件解決に乗り出します。

英語解読500万語(8)—Girls in Tears

ジャクリーヌ・ウィルソンのGirlsのシリーズは、その昔、Girls in Loveを読もうとして投げました。

ティーンズの女の子のテンポの速い英語について行けなかったっていうか・・・。

イギリスに住んでいた時も、バス停なんかで、ティーンズが「だからさ・・」「でさ・・・」みたいに話していると、ぜーんぜん聴き取れない。

あとは、やっぱりイギリスの中学生くらいって、一方で子どもっぽいんだけど、他方で性の方面では日本よりずーっと「進んでいる」っていうか、あるいは、そういうのにオープンっていうか・・・・。

なので、中学生を持つ親としては、ちょっと生々しくていや!っていうのもある。

そもそも、精神年齢が低いのか、私はジャクリーヌ・ウィルソンのものは、主人公が8−11歳くらいのものが好き。

翻訳があるって聞いて、Grils Go Out Lateを翻訳で読んだんだけど、これも今ひとつだった。

日本語で読むと「違和感」もあり、また、下手したらとんでもないことになったかもしれない危うい状況に自分の息子と同じくらいの娘が陥りそうになるっていうのが、なんとも耐えられなかったのかも・・・。

そんなこんなで、ずーっと敬遠していたシリーズでした。

なんとなく「読む物日照り」で本屋で手に取ってみたら、「読んでみようかな」という気になり、読んでみたらすっと入って行けました。

45.2006年6月13日:Girls in Tears:児童書:32000語:☆☆☆☆☆:久しぶりのジャクリーヌ・ウィルソン。ローティーンを主人公にした話は、息子がローティーンなので、生々しくてちょっと読みたくない気分なのだが、ちょっと「読むもの」を切らしており、じゃぁ、ジャクリーヌ・ウィルソンでも買うかなぁ・・・となってしまった。ちょっと人生に「行き詰まり感」を感じており、"Girls cry when…"という各章題に、「うーん、私も八方ふさがり!」と思ったりする。お話の方はハッピィ・エンドである。私の人生もハッピィ・エンドだといいのだけど・・・。

46.2006年6月20日:Love Lessons:児童書:55000語:☆☆☆☆☆:いまどき、家庭で教育を受けている女の子が主人公。頑固な父親は娘2人を学校にやらずに自分で勉強を見ている。視察官のような人が、娘たちの教育の達成度をチェックしに来たりはするのだが。イギリスって、教育効果があがっていれば、「それもあり」なんですねぇ。びっくり! ところが、主人公が口ごたえしたのが引き金になって父親は心筋梗塞(でいいのかな?)を起こして、半身不随になってしまう。娘を学校にやらなければ、訴追されることになってしまうので、母親は仕方なく娘2人を学校にやる。家は本屋を営んでいるが客なんてほとんどいなくて請求書も未払いのものばかり。母親は制服をすぐに買ってやることも出来ない。母親の手作りのオールドファッションな格好で学校に行った主人公は、からかいの的になってしまう。教師からも厳しい扱いを受ける。主人公は美術に才能があり、美術の教師だけは、彼女に同情してくれるのだが・・・。とっても切ない話です。

47.2006年6月20日:ICR1(10冊):ICR1:31870語:☆☆☆☆:Who Will Be My Friend/ And I Meant It, Stanley/ Mow, the Morris, the Moose/ Little Chick's Friend Duckling/ Creepy Crawly Critters and Other Halloween Tongue Twisters/Ready, Set, GO!/ Digby/ Happy Birthday, Danny and the Dinosaur/The Horse in Harry's Room/ Dinosaur Timeの10冊。最後の本の恐竜の名前なんかは、日本でポピュラーなのとちょっとズレがあるように思うんだけど、そんなことないのかな? 

48.2006年6月22日:The Secret Ballerina 児童書:2000語:☆☆☆☆:主人公は普段は母親が姉をバレエ教室に送り迎えしている間、隣の家に預けられている。でも、たまたま隣の家の子が水疱瘡になってしまい、母親と一緒にバレ教室に行って、すっかりバレエに魅せられてしまう。自分も習わせて欲しいと言うが、「まだ早い」と言われてしまう。そこで、姉を待つ間に入った本屋で買ってもらったバレエの本を見たり、姉の助けを借りながら、主人公はバレエの独習を始める。本当はバレエの独習はあまり好ましいことではないけれどもね。

ここまでの総語数、835480語。

49.2006年6月24日:Star Zullivan :児童書:20000語:☆☆☆☆:家族全員が問題を抱えている中、いつもみんなのためを思って行動する主人公。でも、それが裏目、裏目に出てしまう。これも切ない話。

50.2006年6月25日:Seriouslly Silly School Jokes:児童書:2000語:☆☆☆☆☆:イギリス人はジョークが好き。書店に行くと「ユーモア」というコーナーがある。しかし、ユーモア好きは一朝一夕には育たない。こうやって子どもも子どもの頃からイギリス流笑いのツボを「お勉強」するのだ。

51.2006年6月26日: Four Weddings and One Funeral :PGR4: 19000語:☆☆☆☆☆:映画「フォー・ウェディング・アンド・ワン・フューネラル」の小説版。ペンギンのロバート・カーティスのものの小説家はとても読みやすい。映画で見落としているメッセージなどが理解出来て「なるほどー」と思ったりする。私、映像を読み取るリテラシーが低いみたい。

52.2006年6月27日: Little Ballerina :児童書: 300語:☆☆☆☆:夢いっぱいの仕掛け絵本。ストーリーはあんまりたいしたことないです。

53.2006年6月28日: Imagine You're a Ballerina!:児童書:1000語:☆☆☆☆☆:悪いジョークだろうか? ルーシー・レオタードというバレリーナを目指してほんの一時プリマとして輝いたが、主役の男の脚につまづき(>つかづかされ?)キャリアを諦めた画家と、マーゴット・ファウンテンペン(!)という小さい頃からバレエを習っていたけれど、成功せず、代わりにバレエについての書くようになったという作家によるもの。「バレエは誰でも楽しめるけれど、プロダンサーになれるのはほんの一握りの限られた人間」など、なかなかシビア。バレエ作品は「奇妙なストーリーばかりだが、ダンサーの技量でそれをリアルに見せる」など皮肉も効いている。バレリーナがすべきことのリストの中に「先生をうやまうこと」という項目があるのもなかなか。

54.2006年6月29日:The Not So Perfect Ballerina :児童書: 370語:☆☆☆☆:そそっかしい主人公は。腕を上げては電気にぶつかり、脚をあげては花瓶をひっくり返す。

55.2006年7月2日:Girls under Pressure :児童書: 45000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの9年生の女の子3人組の話の第三弾。主人公の友達2人はいっぱい食べるのに細くて男の子にも人気。ちょっとポッチャリの主人公はダイエットを始めるのだけれど、それが嵩じてちょっと危ない状態に・・・。悩み多いローティーンが苦しみながらアイデンティティを確立していく過程(>でもまだまだ途中)が描かれている。イギリスでは、14歳くらいでも学校に化粧をしていくみたい。日本に比べ「自由度」が高い分、悩みも多いのかも。そして、複雑な家庭状況にある場合(>みんなが正直に生きている結果?)も多く、産みの親と継母、異母(>異父)兄弟の関係など、人間関係も複雑。読んでいて切ない。


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8368. 私の500万語(3)

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/8/31(12:43)

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英語500万語(9)—バレエで多読

「私色の多読」を目指して、バレエ物を多く読もうと思っている。しかし、バレエ物を読むと、けっこう切なくなる。バレエを目指す子どもたちの人生が、凡人の目にはあまりに過酷だからだ。

職業としてダンサーを目指すためには、とくにクラッシックの場合だと、すでにローティーンの頃から「プロ意識」が必要とされる。イギリスで子供向けのバレエ雑誌を読んだことがあるが、プロ養成のシステムの確立した国、プロが食っていける国ならではの内容だ。ちょっとびっくりする。

クラッシックのダンサーは16、17、18歳くらいからプロとして舞台に立つ。中にはプリセツカヤのように70歳超えても踊る人もいるけれど、普通は40歳前後まで踊れれば御の字っていう感じだろう。パリ・オペラ座でも女性ダンサーの定年は40歳だという。

デビュー前にはひととおりの「職業訓練」が終わってなければならないことを考えると、10代は非常にインテンシブにその訓練をする時期だ。12〜13歳の子が、「職業人」としてかなり成熟した意識を持っている。

一生を通して、そんな「職業意識」を持たずにのほほんと生きている大人も多い中、それは痛々しいくらいだ。

A Dance of Sisters(56の文献)という本を、SSSの掲示板で知って読んだ。胸が詰まる。

この話、バレエをある程度(>かなり?)知っている人が書いているのだと思われるけれど、舞台設定が悲しすぎ。

一体何を狙って書いているのだろうか。プロになるなら教師を選ばないと!っていう教訓? 

舞台はロシア人教師の経営するそれなりに水準の高いバレエ学校なんだけど、このバレエ教師の「言葉」によって主人公は追い詰められ自分を見失って行く。本当に優れた教師なら、こんな言葉ははかないだろう、と思ったりもするが、案外こういう教師は多いのかもしれない、と思ったりもする。

これって、けっこうリアルな世界なのかもしれないなぁと思ったりするととても恐い。

バレエの世界って、かなり「異常」な部分もある。平気で拒食症にかかった人なんかが登場していて、でも、この拒食症にかかった2人の生徒を、ロシア人の教師は、「そこまでバレエにかけてる」っていうことで案外可愛がったりしている。体重コントロールについての指導もかなりむちゃくちゃで、優秀な教師なら絶対にこんなことは言わないだろうけれど、でも、案外、方法は指示しないで「もうちょっと痩せなさいよ!」という先生は多いかもしれない。

この話の舞台はアメリカだけど、ダンサーというのが職業として確立しているからこそ、「痩せなさいよ!」という言葉も、ローティーンの子たちは重く受け止めてしまう。先生の言うとおりに痩せなければ、プロとして仕事の斡旋を受けられないかもしれない。

ここのバレエ学校では、プロになる直前まで生徒を手元に置いておきたがる。勝手にオーディションなどを受けると、その子は「いなかったこと」になってしまう。その代わり、能力があり、教師のプログラムに従って訓練を続ければ、あちこちのバレエ団に口をきいてくれる。

この辺りは、単に「先生に気に入られたい」というような「気持ち」の問題じゃなくて、キャリアの問題が関わってくるので、先生の一言というのも、生徒たちは重く受け止めてしまう。

まぁ、本当に才能のある人、本当にバレエを愛している人たちは、こんなことしないのかもしれないのだけれど、中途半端に才能のある人たちの「人の輪」の中に入ってしまうと、そこは、蟻地獄みたいな世界かもしれない。

バレエってけっこう恐いかも・・・。

ささいなつっこみだけど、この著者、ポアント(>ギャンバ)の底にある、X,XX,XXXを職人のマークと書いているけれど、これ「足幅」(>ワイズ)だよねぇ。

ここまでの総語数、928163語。

56.2006年7月3日:A Dance of Sisters :児童書: 40820語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンとは違う意味で胸がつまる話。バレリーナを目指す女の子たちは、10代はじめのころから「職業人」としての意識を持つ。彼女たちのキャリアは17、18歳くらいから始まる訳で、その前に職業人としての「訓練」をすませておく必要があるのだ。しかも、この訓練は生半可なものではない。

57.2006年7月4日:Hello Reader3(4冊) :SR3: 534語:☆☆☆☆:Floffy and the Fire Fighters, Growl! A Book About Bears, Friends Forever, Howl! A Bool About Wolvesの4冊。自然科学物はこういう子ども向けのもので慣れていかないと、単語が身につかないかも。

58.2006年7月4日:The Pit and the Pendulam and Other Stories :OBW2: 5000語:☆☆☆☆☆:ポーの作品。一気に読める。かなり恐い。新刊で単語数が分からないので一応5000語にしておく。

59.2006年7月4日:Starlight Ballerina :児童書: 300語:☆☆☆☆☆:光モノの入った絵がきれい。かなり低年齢の子ども向けの本だけど、でもバレエの厳しさ、その中でのダンサーの孤独が描かれている。

60.2006年7月5日:A History of Britain :PGR3: 8500語:☆☆☆☆☆:イギリスの歴史がコンパクトに分かりやすくまとまっています。でも、必ずしも「通りいっぺん」じゃないです。

61.2006年7月6日:Margot Fontayn: Prima Ballerina Assoluta of the Royal Ballet :一般書: 2000語:☆☆☆☆☆:フォンテンの写真集。多分、ロイヤル・バレエの関係のエキジビションがあったと思われます。その展示物と解説を本にまとめたもの? 著者はロイヤルの学芸員だそうです。フォンテンは、本当に雰囲気のあるバレリーナだと思います。マカロワが、「フォンテンについてテクニックが弱いと言う人がいるけれど、そんなことはない。彼女のテクニックは完璧だった。どんなに難しい技術でも、軽々とやっているように見えるのが本当の技術」というようなことを書いていたのを思い出します。

62.2006年7月6日:Washington D.C. :OFF1:3500語:☆☆☆☆: A Dance of Sistersの舞台がワシントンだったので読んでみました。ワシントンは昔仕事でちょこっとだけ行ったことがあります。スミソニアン博物館なんかをもっとゆっくり見てみたかったなぁ。

63.2006年7月7日:Alice's Adventure in Wonderland :OBW2:54500語:☆☆☆☆: 『不思議の国のアリス』のリトールド。オリジナルは「言葉遊び」が難しいとも聞く。これを読んでみて、ディズニー映画は案外原作に忠実に作ってあるのかも、と思った。
 
64.2006年7月8日:About a Boy :PGR4: : 21316語:☆☆☆☆☆: PGR4なのに、するするする〜っと読めてしまった。PGR1や2でももっと読みにくいのもいっぱいある。英語の難易度って、個人によって感じ方が違ったりするので、なかなかにはかりにくいものかも。これは映画を見たことがある。

英語500万語(10)—苦しい時のマンガだのみ?&投げた本との再会

本屋に行ったら、『名探偵コナン』の英語版の3〜5巻が置いてあった。地元の大きな本屋は洋書コーナーはそれなりには充実しているが、それほどスペースがある訳じゃないので、シリーズ物は、1〜2巻のみが置いてあることが多い。あとは「注文させよう」という意図なのだろう。

『名探偵コナン』は日本語でひととおり読んでいる。400万語で読んだ時には、「むずかしい!」と感じた。日本語で読んでなかったら分からないだろうなぁ・・・という感じがした。

今回は、「英語のマンガ」(>翻訳物?)に少し慣れたというのもあるのか、英語力が少しアップしたのか、前より読みやすくなったように感じた。

『名探偵コナン』は日本語バージョンの中にも外人さんが出てくると(>国際的な犯罪組織っていうかテロ集団?が関わってるので)、セリフが英語になってルビで訳が出ている形になることがある。その英語がけっこう本格的である。著者が英語が出来るのか、英語が出来るスタッフがついているのか・・・。

マンガは楽しく読めて、語数も稼げるので、ちょっと停滞気味でどよーんとした気分になった時に良い。「語数を稼ぐため」に多読をやっている訳ではないとはいえ、やっぱり語数が増えて行くのは、「励み」になることは間違いないし、語数が増えて行く「達成感」も多読の楽しみのひとつであることは間違いないので(>私の場合)。

実は、「記録漏れ」があって、読んだ本のリストの中に入っていないのですが、Girls in Loveは昔投げた本です。Girls in Tearsを読んだら案外するするっと読めたので、続けてGirls under Pressure を読み、さらにこれを読みました。

リストの最後のHolesもそうです。1〜2度読みかけたのだけど、すっと入って行けなかった。でも、今回はすっと入って行けた。

「昔投げた本」というのは、その時点では、何らかの事情で「出会えなかった」本だということなんだと思います。その事情というのは、英語力不足のこともあれば、その時の体調ということもあれば、時間的制約ということもあれば、その時の気分ということもあるでしょう。

そのまま、二度と「出会う」ことの出来ない本もあるけれど、こうやって、もう一度「出会う」ことの出来る本もあります。

Holeで500万語を通過しました!

これまでは、100万語の区切り事に、端数は繰り越さず捨ててました。でも、掲示板で「繰越し」もあり!と知って、最終局面を気楽に過ごすことが出来るようになりました。

前は、「あまり無駄が出ないように」と、あと少し!となってくると、読む物が自由に選べなくなって自縛自縄状態に陥ってたんですよねぇ。たとえば、99万語のとこで、10万語のPBを読み始めたら9万語も捨てなきゃ!と思うから読みたい本が読めない!みたいに・・・。

65.2006年7月9日:The Case Closed#3:マンガ:10300語:☆☆☆☆☆: 苦しい時のマンガ頼み・・・・。毎回、区切りの100万語まで後10万語・・・くらいになると、どうやってこの100万語を閉じよう・・・という気持ちが先に立ち、平常心で読書できなくなるかも・・・。たとえば、あと1万語・・・なんて時にPB読んじゃうと9万語くらいが「ムダ」になっちゃうからもったいない・・という気がしちゃったりして、あんまり「はみださない」ように計算してしまう。本当は、余った分は「繰越し」にすると良いのかな? そうすれば、最後、平常心を失わずに楽しく読める。手元にうまいぐあいの語数の「積読」の本がなくなってしまったので、シャカシャカ語数が稼げるマンガに手を出すことにした。語数にとらわれすぎるのもどうかと思うけれど、やっぱり語数は励みにもなる。『名探偵コナン』は日本語で一通り読んでいるのだが、1、2を読んだ時はもっと難しく感じた。少し力がついてるのかしら。だったらいいな。

66.2006年7月9日:Puffin Easy−to Read1(5冊)PER1:1147語:☆☆☆☆: Tiny the Snow Dog, When Tiny was Tiny, The Magic Cooking Pot, How Big is Big, The Ugly Ducklingの5冊を立ち読み(>本屋さん ごめんなさい。でもさ、他にいっぱい買ったから許してね)。評判の良いPuffinのシリーズを始めて手にしてみた。How Big is Bigはとても哲学的な本である。 絵も可愛いし、英語もいい感じ。買うのはちょっときついので、立ち読みさせてもらうことにしようっと。(>立ち読みという技も掲示板で学びました)
 
67.2006年7月10日:The Case Closed#4:マンガ:8000語:☆☆☆☆☆:コナンでサクサク。

68.2006年7月11日:Little Miss(2冊):児童書:1400語:☆☆☆☆☆:Little Miss Curious, Little Miss Lateの2冊。イギリスで人気のMr.Manというシリーズがあるのだけれど、その女性版Little Missのシリーズです。おかしな人がいっぱい住むナンセンスランドのお話です。Mr.Manも含め、互いに他の話に登場しあうので、沢山読むとだんだんナンセンスランドの全貌が明らかになるのかな? ほのぼのしてます。

69.2006年7月12日:Curious George(2冊):児童書:1400語:☆☆☆☆:Curious George's Great Costume Party, Curious George Makes Pankcakesの2冊。「おさるのジョージ」にこんなにいっぱい話があるのは知らなかった。これもほっと一息つけるシリーズ。
 
70.2006年7月14日:Great Crimes :OFF1:8800語:☆☆☆☆:犯罪史上有名な事件の紹介。ルーブルから『モナリザ』が盗まれた事件では、しばらくは守衛さんたちはみんな『モナリザ』が盗まれたと気づかなかったらしい。(>修復とか他の美術館に貸与とかで絵が時々壁からなくなるのはよくある)絵が見つかるまでの間に、「盗んだ絵がありまっせ」と2人くらいのコレクターがだまされてニセ物をつかまされたらしい、なんてことが書いてあった(>しかし事は秘密裏に行われたので真相は不明)。リンドバーグの息子が誘拐された事件(>しかも息子は殺されてしまった)なんていうのも知らなかった。リンドバーグ夫人がこんなに美人だったというのも知らなかった。犯罪というのも実は「創造性」を必要とする分野なのかもしれない。画家が絵を描くように、作家が小説を書くように、科学者が発明、発見するように、偉大な(?)悪人というのは、「誰もやったことのない犯罪」というのを目指すのだろうか。

71.2006年7月14日:The Case Closed#5 :マンガ:8000語:☆☆☆☆☆:コナンでサクサク。

72.2006年7月17日:Spot(2冊):児童書:200語:☆☆☆☆:Spots' Baby Sister, Spots goes to the Parkの2冊。イギリスで人気の子犬のスポットの話。しかけ絵本で楽しいです。最近実行するようになった「立ち読み」技を駆使。

72.2006年7月19日:Holes:児童書: 46938語:☆☆☆☆☆:SSSの掲示板や書評でも人気のHoles。一、二度読みかけたのだけれど、すっと入っていけなくて「積読」になっていた。私の場合、「つかみ」まで「ゆったり」した気持ちで読めるかどうかが、その本に入っていけるかどうかに重要みたい。以前「投げた」時は、時間や気分に余裕がなくて、細切れ時間の中で手に取ったので、ダメだったのだと思う。あるいは、その頃はHolesな気分ではなかったのかな? 評判が高いだけあって、面白かったし、なかなか深みがある。主人公は無実の罪で少年院(>矯正院?)に入れられ、毎日、穴をひとつ掘らされる。何の意味があるのか? 主人公の祖先の話とからまりあって、一見無意味なこの作業に実は隠された意味があることが明らかになっていく。設定自体は、リアルじゃないのに、いったん話の中に入ってしまうと、登場人物たちの心理は実にリアルだ。ある意味、人生そのものが描かれているといっても良いのかも。


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8369. Re: 500万語通過しました!

お名前: 千姫
投稿日: 2006/8/31(13:11)

------------------------------

ウルトラQの母さん、はじめまして。
多読を始めて間もない新米タドキスト、千姫と申します。

最初の10万語の折り返しにもまだ到達してない私などから見ると
はるか彼方を歩いてらっしゃる(見ると、というか遠すぎて
見えない)ウルトラQの母さんですが、ものすごく感銘を
受けたので一言書き込みさせてください。

波乱万丈の多読生活の中、500万語通過、おめでとうございます!

今までの歩みの詳しいレポートは、まだまだわからないこと
だらけの新米の私にも参考にさせていただきたいことがいっぱいで、
思わずプリントアウトしてしまいました(^-^;

これからもまたHappier な多読生活を送られますように!


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8384. 千姫さん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/1(22:03)

------------------------------

>千姫さん

はじめまして。

〉最初の10万語の折り返しにもまだ到達してない私などから見ると
〉はるか彼方を歩いてらっしゃる(見ると、というか遠すぎて
〉見えない)ウルトラQの母さんですが、ものすごく感銘を
〉受けたので一言書き込みさせてください。
→長いカキコミを読んでくださって、ありがとう。

千姫さんも、楽しんで読んでいるうちに、あっという間に時間が経って、語数は自然に増えて行くと思います。

私も始めたばかりのことろは、10万語だってはるか遠く、50万、100万なんて考えただけで気が遠くなりそうでした。まぁ、今も、1000万語とか2000万語の方のカキコミを読むと、気が遠くなりそうだったりはするけれど。

ヘンなたとえですが、赤ん坊と同じかも。息子が生まれて1ヶ月検診に行った時、3ヶ月くらいの赤ちゃんを見ると、「いずれうちの子もこんなに大きくなる日が来るのかしら」と信じられない思いでした。6ヶ月、1年の子なんかは、「奇跡」としか思えないほど大きく見えて・・・。

でも、毎日、呼吸して、ミルク飲んで、眠ってると、自然と子どもなんて大きくなっていくんですよねぇ。(>今では私よりはるかに身長も態度もでかい)

無理なくマイペースでやってる多読もそんな感じかもぉ・・と思います。絶対到達不可能みたいに見えた「○万語」も、「あれ?」と思うと到達しているっていうか・・・。

〉波乱万丈の多読生活の中、500万語通過、おめでとうございます!
→ありがとうございます!

〉今までの歩みの詳しいレポートは、まだまだわからないこと
〉だらけの新米の私にも参考にさせていただきたいことがいっぱいで、
〉思わずプリントアウトしてしまいました(^-^;
→え、ちょっと恥ずかしい。
でも、何かのお役に立てればすごくうれしいです。私もこの掲示板でいろいろな本を紹介してもらったり、多くの技(>「立ち読み」とか)を学ばせてここまで来ることが出来たので。

〉これからもまたHappier な多読生活を送られますように!
→お互いに。

今後ともよろしくお願いいたします。


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8370. Re: 500万語通過しました!

お名前: 雫 http://www.geocities.jp/dropshappydays/
投稿日: 2006/8/31(18:25)

------------------------------

ウルトラQの母さん、こんばんは。雫と申します。

500万語通過おめでとうございます(*´∇`*)
そして渾身の通過報告ありがとうございます!

私の500万語通過報告なんて何が何だか。最後は眠くなってハンパ
なままに終わってしまいました(・_・;)

たくさんの本を紹介して下さって、千姫さんのようにプリントし
たり、メモったりしている人も多いはずです。
私も楽しませてもらいました!

私はバレエを見るのが大好きです。NHKでよく見ますし、花の独身
時代には良く舞台を見にいってました。
大好きな映画「リトル・ダンサー」のPBを見つけたので注文してい
ます。届いてみないとどんな内容なのか分かりませんが楽しみです。
紹介されていた"A Dance of Sisters"も本棚に飾って待機中です。
Danielle Steelの"Granny Dan"もそういえば途中で読みかけたまま
放置しています・・・。
紹介されていたバレエ関係の本はメモらせていただきました♪

Jacqueline Wilsonは只今"Girls in Love"を読んでいます。
表紙が少し軽薄に見えますが、読んだ最初ですでに「やっぱり何か
心のひだにあるな・・・」とJacqueline Wilsonらしさを感じています。
色々なサイトを検索していてもJacqueline Wilsonの人気は絶大だと
分かります。

部分反応のレスで申し訳ございませんが、私も先日500万語を通過
したばかりなので、ご一緒に6週目もHappy Reading!


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8397. Re: 500万語通過しました!

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/2(11:50)

------------------------------

>雫さん
〉ウルトラQの母さん、こんばんは。雫と申します。
→こんばんは。掲示板での報告やカキコミ拝見させていただいてます。

〉500万語通過おめでとうございます(*´∇`*)
→ありがとうございます。

〉そして渾身の通過報告ありがとうございます!

〉私の500万語通過報告なんて何が何だか。最後は眠くなってハンパ
〉なままに終わってしまいました(・_・;)

〉たくさんの本を紹介して下さって、千姫さんのようにプリントし
〉たり、メモったりしている人も多いはずです。
〉私も楽しませてもらいました!
→雫さんの報告、私も楽しませてもらいましたよ。

私の報告、少しでもみなさんのお役に立つようであればうれしいです。私もここで、沢山の情報と知恵をいただき、だからこそ多読が続けられていると思っています。少しでもご恩返しが出来ればうれしいわぁ。

私の報告は長すぎるので、いつも投稿しようかどうしようか迷うんですよね。そもそもここで報告するために書いたものじゃないのをアップしてるので。

ひとつには「自分の英語がどう変わって行くのだろう」という興味に突き動かされて記録を取っているというのがあり、もうひとつには、私のHPに来てくださる方に多読の楽しさを知って欲しいというのがあって書いてます。

こんなに長い報告書いている間に読んだ方がいいかなぁって思ったりも時々するんだけどね。

〉私はバレエを見るのが大好きです。NHKでよく見ますし、花の独身
〉時代には良く舞台を見にいってました。
〉大好きな映画「リトル・ダンサー」のPBを見つけたので注文してい
〉ます。届いてみないとどんな内容なのか分かりませんが楽しみです。
〉紹介されていた"A Dance of Sisters"も本棚に飾って待機中です。
〉Danielle Steelの"Granny Dan"もそういえば途中で読みかけたまま
〉放置しています・・・。
〉紹介されていたバレエ関係の本はメモらせていただきました♪
→そうなんですか? だったら「大人のバレエ」始めませんか? 楽しいですよぉ!!!

Danielle Steelの"Granny Dan"ってバレエ絡みの話なんですか?(>メモメモ)

〉Jacqueline Wilsonは只今"Girls in Love"を読んでいます。
〉表紙が少し軽薄に見えますが、読んだ最初ですでに「やっぱり何か
〉心のひだにあるな・・・」とJacqueline Wilsonらしさを感じています。
〉色々なサイトを検索していてもJacqueline Wilsonの人気は絶大だと
〉分かります。
→Jacqueline Wilsonほんとに人気ありますよねぇ。時々読んでて辛くなって、本をぱたっと置きたくなる時もあるけれど・・・。

〉部分反応のレスで申し訳ございませんが、私も先日500万語を通過
〉したばかりなので、ご一緒に6週目もHappy Reading!
→同じくらいの語数の方との交流って、すごく励みになります。最近は、私、絵本とかLRの低いレベルの本を大量に読んでます。こちらで教えていただいた「立ち読み」「公立図書館利用」技を駆使して・・・。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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8398. 雫さん、ありがとうございました

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/2(11:52)

------------------------------

・・・とタイトルを変えようと思って、そのまま投稿してしまいました。
すみません。


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8371. Re: 500万語通過しました!

お名前: さやか http://appletree.penne.jp/
投稿日: 2006/8/31(21:59)

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ウルトラQの母さん、こんばんは。
さやかです。

500万語おめでとうございます。
いつ報告だろうと、お待ちしていました。

1つ1つの作品について、丁寧にコメントされているので
色々参考になる事が多かったです。
ありがとうございます。

特に、LRで足腰を鍛えようと思ったとの事。
私も、共感しています。

簡単な易しい本だからと言って、侮れないのですよね。
案外、知らない表現も出てきますし。

ただ私もLRだけで、100万語は辛いと思います。
ある程度読めるようになっている分、
ストーリーを楽しみたいと思うのではないかと思うので。

無理せず、色々と織り交ぜながら読まれたら?
と、思います。

さて、気になった本の感想です。

A to Z Mysteries
最近お休みしていますが、私も好きなシリーズです。
この3人の探偵ぶりが、いいんですよね(^^)

Hotel Casanova
恋愛で、こんなに歯車が狂う事ってあるんですねぇ。
CERの中でも、印象に残った1冊です。

Washington Square
私も、多読を始めるまで知りませんでした。
有名なお話だけに、読むと納得と言う部分が大きいですよね。
とっても、古典らしいお話と言うか。

Clean Break
半分血がつながってる兄弟姉妹、
日本ではまだポピューラではありませんが、
これから増えるかもしれませんね。

血のつながっていない兄妹も当然出来る訳で、
それを考えると、家族関係だけで複雑だと思います。

Desert Flower
トップモデルが書いたと言う事で、
題名とあらすじは知っていました。
かなりハードな内容ですが、アフリカでまだ行われていること。
知っておいた方が、いい事なのかもしれませんね。

A Stranger at Green Knowe
有名なお話ですよね。
私も題名だけは知っている状態だったのですが、
GRがあるとは、初めて知りました。
ありがとうございます。

Love Lessons
イギリスの家庭では、ホームエデケーション
が認められてるんですよね。
その事は知っていましたが、教育の達成度を
チェックするとは知りませんでした。

日本との違いに、戸惑う1冊かも知れませんね。

A Dance of Sisters
こんなに、長い説明ありがとうございます。
そうなんですよね。
プロ意識とキャリアそして、自分の体調の狭間で揺れる
バレリーナを描いていると思います。

いい先生をそれだけ選ばないといけないとの事なのでしょうが、
それにしても、行き過ぎでは?と、思いました。
気に入っていただけて、嬉しいです。

The Case Closed
ついに、Manga読まれたのですね。
少し慣れるまで大変ですが、慣れるといい息抜きになると、
私も思っています。

コナンはまだ読んでいないのですが、その内と思っている
Mangaの1つなので、色々参考になりました。

Curious George
ちょうど今、読んでいるのです。
私も昔好きだったのですが、
こんなにシリーズがあるとは知らなかったので、
今改めて楽しんでいます。

ウルトラQの母さんが、読書を楽しんでいるのが
伝わってくるような報告、ありがとうございました。

では、Happy Reading〜☆


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8399. さやかさん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/2(14:32)

------------------------------

>さやかさん

〉500万語おめでとうございます。
〉いつ報告だろうと、お待ちしていました。
→ありがとうございます。

〉1つ1つの作品について、丁寧にコメントされているので
〉色々参考になる事が多かったです。
〉ありがとうございます。
→私はエクセルで記録つけてるんですが(>100万語の時に手痛い「計算間違い」があり、自分の計算能力に自信が持てず、エクセルにお任せする方がよいだろうということで)、そこにちょこちょこっと感想を書き込んでおくんです。

〉特に、LRで足腰を鍛えようと思ったとの事。
〉私も、共感しています。

〉簡単な易しい本だからと言って、侮れないのですよね。
〉案外、知らない表現も出てきますし。
→そうなんですよねぇ。ネイティブの子ども向きのものには、特有の難しさがあります。「あれ?」と思う表現の中には、「英語を外国語として学習する大人」は知らなくていいものも多いのかもしれません。

ただ、新鮮な驚きを覚えることも多いし(>おぉ、こんな風にこの単語は使うのか!)、実際に日常良く使われる「重要表現」の続出なんだと思うのです。(>息子は中2の時、基本的にはORTと問題集の「多読」(?)だけで英検準2級を乗り切りました)

〉ただ私もLRだけで、100万語は辛いと思います。
〉ある程度読めるようになっている分、
〉ストーリーを楽しみたいと思うのではないかと思うので。

〉無理せず、色々と織り交ぜながら読まれたら?
〉と、思います。
→そうですね。LRはLRで、価値があると思います。特に英語を「順を追って」身につけよう・・・というような場合。

何百万語の時に書いたか忘れましたが、同じくらいのYLだと、絵本の方が英語が自然に感じられ、また、絵本は絵とも一体になった「芸術作品」なので、絵本の方が楽しく感じることも多いです。当時は「購入」しか考えてなかったので、絵本は、高すぎて、手を出さずにいましたが。

ただ、絵本は「(ネイティブの子どもが)英語が読めるようになるように」みたいな「人工的な配慮」は(>もちろん○歳くらいの子が読者対象・・というのはあっても)少ないので、「英語が身につく」という観点ではLRの方が効果的な面もあるのかもしれません。

だからこそ、さやかさんのおっしゃる「とりまぜて」というのは、とても大切なことかもしれません。

絵本とLRもそうだし、PBやGRや児童書を「とりまぜる」ことについてもそうかもしれません。

〉さて、気になった本の感想です。
→ありがとうございます。

〉A to Z Mysteries
〉最近お休みしていますが、私も好きなシリーズです。
〉この3人の探偵ぶりが、いいんですよね(^^)
→そうなんです。このシリーズは今私には一番「ほっとできる」シリーズかな? 英語的にまぁまぁラクだし、3人は可愛いし。

〉Hotel Casanova
〉恋愛で、こんなに歯車が狂う事ってあるんですねぇ。
〉CERの中でも、印象に残った1冊です。
→CERは私すごく好きなんですよね。いずれまた少しずつ再読したいと思っています。

〉Washington Square
〉私も、多読を始めるまで知りませんでした。
〉有名なお話だけに、読むと納得と言う部分が大きいですよね。
〉とっても、古典らしいお話と言うか。
→「名前だけ知ってる」ものをGRで読むというのも、これも、私、以前「読まぬ古典より、読むGR」という標語を考えたのですが、「社会人としての常識」(>が私には不足しているのだが)を身につけるためにも、いい手だと思います。

〉Clean Break
〉半分血がつながってる兄弟姉妹、
〉日本ではまだポピューラではありませんが、
〉これから増えるかもしれませんね。

〉血のつながっていない兄妹も当然出来る訳で、
〉それを考えると、家族関係だけで複雑だと思います。
→日本でも離婚・再婚は増えているし、実際に子どもたちも複雑な思いを抱えながら生きているのかもしれませんよね。そんな時、こういう文学があるといいのかもしれないです。

〉Desert Flower
〉トップモデルが書いたと言う事で、
〉題名とあらすじは知っていました。
〉かなりハードな内容ですが、アフリカでまだ行われていること。
〉知っておいた方が、いい事なのかもしれませんね。
→これはねー、本当にすごい話でした。でも、カラっとした明るさで書かれていて、その点にもびっくりしました。こんな大変な中で、なんで、こんな底抜けに明るくてたくましいんだ!!!という感じで。

〉A Stranger at Green Knowe
〉有名なお話ですよね。
〉私も題名だけは知っている状態だったのですが、
〉GRがあるとは、初めて知りました。
〉ありがとうございます。
→私の趣味のBBSでこの話で盛り上がったんです。なので探してみました。

〉Love Lessons
〉イギリスの家庭では、ホームエデケーション
〉が認められてるんですよね。
〉その事は知っていましたが、教育の達成度を
〉チェックするとは知りませんでした。

〉日本との違いに、戸惑う1冊かも知れませんね。
→イギリスってよろず「チェック」の世界なんですよね。

バレエなんかでもRADっていうイギリスのバレエ教育システムの中で教師の資格を取ると、世界中どこで教えていても「ちゃんと教えているか」「RADの看板かかげて教えるのにふさわしい状態を今も保っているか」ってRAD本部から視察官みたいなのがチェックに来るのよ。

でもって、先生の「話」を聞いてチェックするんじゃなくて、子どもが踊ってるとこ見てチェックするの。すごいなーと思います。

〉A Dance of Sisters
〉こんなに、長い説明ありがとうございます。
〉そうなんですよね。
〉プロ意識とキャリアそして、自分の体調の狭間で揺れる
〉バレリーナを描いていると思います。

〉いい先生をそれだけ選ばないといけないとの事なのでしょうが、
〉それにしても、行き過ぎでは?と、思いました。
〉気に入っていただけて、嬉しいです。
→バレエの世界って、ちょっと「異常」な部分もあります。少女には過酷かもなぁ・・・と思ったりする。「夢」の世界でもあり、「弱肉強食」の世界でもあるっていうか。

〉The Case Closed
〉ついに、Manga読まれたのですね。
〉少し慣れるまで大変ですが、慣れるといい息抜きになると、
〉私も思っています。

〉コナンはまだ読んでいないのですが、その内と思っている
〉Mangaの1つなので、色々参考になりました。
→実は、400万語の時に1,2巻は読んでるの。違和感があるのは、全部手書きっぽい大文字で書かれていることですね。普通の活字ならもっと読みやすいかもしれない。

さやかさんに励まされてNANAの1巻読みました。日本語読んでないものでも、とりあえず筋は追えそうです。

励ましてくれてありがとう!

〉Curious George
〉ちょうど今、読んでいるのです。
〉私も昔好きだったのですが、
〉こんなにシリーズがあるとは知らなかったので、
〉今改めて楽しんでいます。
→ほんと。いっぱいありますよねー。私もちょっとずつ楽しんで行くつもりです。

〉ウルトラQの母さんが、読書を楽しんでいるのが
〉伝わってくるような報告、ありがとうございました。
→多読に出会ったおかげで、毎日ほんのちょこっとだけでも必ず楽しい時間が持てて幸せだなーと思います。

街に出るためにバス停まで行ったら、その前にある図書館でちょこっと5分とか、街に買い物に出て、本屋でちょこっと5分(>立ち読み)とか、本当に短い時間でも、日常から切り取られた「楽しい時間」が持てます。

〉では、Happy Reading〜☆
→はい。さやかさんもね!


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8377. お久しぶりです^^

お名前: NEO
投稿日: 2006/9/1(11:16)

------------------------------

こんにちは!
500万語までの記録を読ませて頂きました。
最初の頃はさすが英語上級者、最初から難しい本も読まれている。
すごいな〜と思っておりました。

今回、読書の流れを見ていておお〜やさしい本がたくさん。それにGRもやさしい本に戻られている。
ジャックリーンにはまっていると言う報告は記憶に残っていたのですが
今回はやさしいけれどあなどれない本たちもたくさん。
これらを購入したとしたらウルトラQの母さん、すごいと思いました。
やさしい本の魅力にはまってしまった? (私もその一人です)

息子さんも受験?だったかと思います。うちのKEYより一つ上だったような記憶。勉強の合間にも楽しめる語数で息抜きにもいいのじゃないでしょうか。
息子さんもおげんきですか?

私は600万語越してからは記録をつけていません。読みたい本を読みたい時に読むです。私の場合は多読初期に児童書や絵本にパンチをくらい、GRで50万語通過した頃に児童書や絵本も読めるようになり児童英語で読まれているような本とGRとノンフィクション、歴史系と読む進みPBに突入しました。
最近では英字新聞も多読式で読めるようになりました。(かなりいい加減な理解度ですが)

3年でここまで成長した私ですがやさしい本(絵本)が一番好き。今だにPBは2ヶ月に一冊くらいでやさしい本が中心です。

今はいろんなジャンルを気分次第で楽しんでいます。多読の醍醐味って児童書ややさしい本にあるな〜と思うのです。(古川さんの言葉を引用)

今回の報告を読ませていただいて記録をきちんとつけるものいいな〜とおもいました。読んだ本からウルトラQの母さんのイメージが・・・
幅広いジャンルで多読生活をエンジョイされているな〜と。
拝読させていただき自分の事のようにうれしくなりました。

やさしい本で私のオススメはやはりSIRです。
ノンフィクションならLongmanのInf.Trail
簡単なシリーズでならルーキーのホリデイシリーズもオススメ。
ちょっと視点を変えてオーストラリアの本でSpringboardも面白い。イギリス、アメリカとの違いを楽しめる。

では! これからもHaapy readig!


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8400. NEOさん、お久しぶりです

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/2(21:46)

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>NEOさん

〉こんにちは!
〉500万語までの記録を読ませて頂きました。
→こんにちは! 読んでいただいてありがとうございます。

〉最初の頃はさすが英語上級者、最初から難しい本も読まれている。
〉すごいな〜と思っておりました。
→私の英語は「まだら」なんだなーって、改めて思っています。難しい本は、一応筋は追えるけど、でも、どうも非常に「キリン」だったみたい。

〉今回、読書の流れを見ていておお〜やさしい本がたくさん。それにGRもやさしい本に戻られている。
→「やさしいものを(大量に)読む」ということの大切さが、やっと実感出来たような気がします。次の600万語はさらにやさしい方にシフトしてます。

〉ジャックリーンにはまっていると言う報告は記憶に残っていたのですが
〉今回はやさしいけれどあなどれない本たちもたくさん。
〉これらを購入したとしたらウルトラQの母さん、すごいと思いました。
〉やさしい本の魅力にはまってしまった? (私もその一人です)
→ジャクリーヌ・ウィルソンは購入してますが、最近は「立ち読み」「公立図書館」技も駆使してます。でも、やっぱり基本的には購入派なので、お金はけっこう使ってるし、整理がヘタクソなので、家の中はどんどんぐちゃぐちゃになって行く・・。(>汗)

〉息子さんも受験?だったかと思います。うちのKEYより一つ上だったような記憶。勉強の合間にも楽しめる語数で息抜きにもいいのじゃないでしょうか。
〉息子さんもおげんきですか?
→はい、元気に受験生をしています。多読は、開店休業っぽいんですが(>語数カウントは息子について休止状態です)、それでも時々思い出したように一緒に読んでます。今はScholastic ActionのWWII時の日系人の兵士の話を一緒に読んでます。先日出張の際、イギリスの書店で、Captain Underpantsを見つけて、お土産に買って帰り(>表紙が思い切りおバカで、買うのちょっと恥ずかしかったけど。有名なシリーズなんですね。知らないで買って来ました)、これも一緒にきゃぁきゃぁ笑いながら一緒に読んでます。

息子は、英検準2級も無事合格しました。ORTと問題集の「多読」のみで受かりました。(>あ、後はビートルズの歌いまくり)

受験生なので2級は受けないつもりですけれど、Scholastic Action1ぐらいまでの「楽しく多読」と直前の問題集の「(繰り返しの)多読」(?)で十分合格可能なんじゃないかなぁと思ってます。高校生になったら1年の夏に狙ってみたいと思っています。

息子の英検の勉強を4級・3級・準2級と見てやって、自分はなんて効率の悪い「受験勉強」をして来たんだろうなぁってつくづく思います。英語に関してだけ言うなら、楽しく英語を読んで実力つけて、「受験勉強」も多読方式で問題集や参考書を「ちゃらららー♪」っと「(繰り返し)多読」すれば、受かってしまうものなのかも。

〉私は600万語越してからは記録をつけていません。読みたい本を読みたい時に読むです。
→それもいいですよね。

私の場合は多読初期に児童書や絵本にパンチをくらい、GRで50万語通過した頃に児童書や絵本も読めるようになり児童英語で読まれているような本とGRとノンフィクション、歴史系と読む進みPBに突入しました。
〉最近では英字新聞も多読式で読めるようになりました。(かなりいい加減な理解度ですが)
→なるほどー。私は絵本や児童書からのパンチが来るのが遅かったんですね。遅まきながら多読の王道(?)を行こうかと考えているところです。
 
〉3年でここまで成長した私ですがやさしい本(絵本)が一番好き。今だにPBは2ヶ月に一冊くらいでやさしい本が中心です。
→私の場合、PBはまだまだ「疲れる!」んですよね。詰まるところ読む速度が遅いんだろうなぁと、ここに来て、改めて思ったりしています。
 絵本は芸術ですよねぇ。内容もけっこう哲学的で深かったりもするし。大人が読むと「自分癒し」にもなるかもしれないし。

〉今はいろんなジャンルを気分次第で楽しんでいます。多読の醍醐味って児童書ややさしい本にあるな〜と思うのです。(古川さんの言葉を引用)
→なるほどー。ジャクリーヌ・ウィルソンは私にとっては児童書だけど「はまれる」作家です。大方読んでしまったので、今は、ポスト・ウィルソン探しです。

〉今回の報告を読ませていただいて記録をきちんとつけるものいいな〜とおもいました。読んだ本からウルトラQの母さんのイメージが・・・
〉幅広いジャンルで多読生活をエンジョイされているな〜と。
〉拝読させていただき自分の事のようにうれしくなりました。
→記録をつけて読むのも、記録なんか放っておいてどんどん読むのも、きっとどっちもありなんだと思います。その時その時の「出来心」でいいんじゃないかなぁ。私もそのうち、記録はやめちゃうかも・・・。

今は、多読における自らの変化の「観察」が面白いのでつけてますが。

〉やさしい本で私のオススメはやはりSIRです。
〉ノンフィクションならLongmanのInf.Trail
〉簡単なシリーズでならルーキーのホリデイシリーズもオススメ。
〉ちょっと視点を変えてオーストラリアの本でSpringboardも面白い。イギリス、アメリカとの違いを楽しめる。
→ありがとうございます。読んでみますね!

〉では! これからもHaapy readig!
→はい、お互いに! 親子で多読の方も楽しく続けましょうね!


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8386. Re: 500万語通過しました!

お名前: まりっぺ http://ameblo.jp/happy-my-life/
投稿日: 2006/9/1(22:43)

------------------------------

はじめまして。まりっぺと申します。
ウルトラQの母さんのご報告、目を皿のようにしてじっくり読ませていただきました。

すごい!!その言葉しか出ません。
私は現在90万語を少し超えたところで、レベル2と3の間を行ったり来たり
していたのですが、内心ちょっとあせっていたのです・・・。
でも、ウルトラQの母さんはすでに500万語に到達していらっしゃるのに、
そのご報告の中にICR1などといった文字を見つけてほっとしました。
皆さんがおっしゃるとおり、児童書は読んでも読みすぎることはないのですね^^
少しずつ読める本の幅を広げていければ良いなあと思います。

〉あと、ちょっと難しい単語で、でも意外とよく使われるもので、「見たことも辞書で何度も引いたこともあるけれど覚えてない!」というタイプの単語(>gullibleなど)が、多少、「識別」出来るようになってきた。前は、そういう単語が「のっぺり」「ぐちゃーと」固まって見えてたのだけど、「ぐちゃー」がほぐれてきて「つぶつぶ」として見えるようになってきたというか・・・。

ウルトラQの母さんの体験したこの感覚、とっても羨ましいです!!
見たことあるのに!!と歯がゆい気持ちを何回も味わっているので^^;

私も楽しんで語数(経験)を積み重ねていきたいと思います。
ウルトラQの母さんが紹介してくださった本ももちろんメモしました★
このような文章を載せていただいて大変参考になりました。
ありがとうございます。

600万語までHAPPY READING!!


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8402. まりっぺさん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/3(11:15)

------------------------------

>まりっぺさん

〉はじめまして。まりっぺと申します。
〉ウルトラQの母さんのご報告、目を皿のようにしてじっくり読ませていただきました。
→はじめまして。長い報告を読んでいただいてありがとうございます。

〉すごい!!その言葉しか出ません。
〉私は現在90万語を少し超えたところで、レベル2と3の間を行ったり来たり
〉していたのですが、内心ちょっとあせっていたのです・・・。
〉でも、ウルトラQの母さんはすでに500万語に到達していらっしゃるのに、
〉そのご報告の中にICR1などといった文字を見つけてほっとしました。
〉皆さんがおっしゃるとおり、児童書は読んでも読みすぎることはないのですね^^
〉少しずつ読める本の幅を広げていければ良いなあと思います。
→私はねぇ、最初、この多読という方法に対してちょっと斜に構えてたんですよねぇ。今となっては後悔してますが。「ほんとかー?」みたいな。

そういう態度って、結局は、自分が読んでいる物の「おもしろさの発見」
というのも妨げるのよね。100万語までの記録を見ると、自分なりの☆取りがすごく「辛め」なの。その後、「この多読って方法は、いいかも」と思い始めて、そしたら、☆取りが「甘め」になった。

「前向き」な姿勢の方が、同じ「行動」でも100倍も楽しめるのねーってそんなことも思いました。
 
なのですが、「簡単なものを沢山読む」というのの「簡単」のレベルの「下げ方」が不足してたっていうか・・。そういうことに、今、ようやく気づきました。

ただ、私たちは「大人」なので、「英語」を身につける、という点では、簡単なものを沢山読むのが大事だけど、学齢前の子どもや小学校低学年の子どもを対象にしたものばっかりじゃ、ちょっともたないっていうのはあると思います。

多くの方がおっしゃってるように「とりまぜて」が「極意」なのかも・・・。

〉〉あと、ちょっと難しい単語で、でも意外とよく使われるもので、「見たことも辞書で何度も引いたこともあるけれど覚えてない!」というタイプの単語(>gullibleなど)が、多少、「識別」出来るようになってきた。前は、そういう単語が「のっぺり」「ぐちゃーと」固まって見えてたのだけど、「ぐちゃー」がほぐれてきて「つぶつぶ」として見えるようになってきたというか・・・。

〉ウルトラQの母さんの体験したこの感覚、とっても羨ましいです!!
〉見たことあるのに!!と歯がゆい気持ちを何回も味わっているので^^;
→私も、これはちょっと嬉しかったです。

私は仕事で英語はそれなりに読む必要があるんだけど、文科系で、かつあんまりビジネスっぽくないので、多少の定型化はあるんだけど、今ひとつ定型化されてないっていうか、使われている単語の数はけっこう多いんですよね。レトリックに凝る人の文章も読まないといけないし。

まぁ、単に私の記憶力が悪いって問題もあるのかもしれないけれど、私の「英語力」と仕事で読む文章の間の「ギャップ」は、かなりあるんです。「ギャップがかなり」の物って、いくら大量に読んでも「ギャップが埋まる」のにすごく時間がかかる、より正確には、永遠に埋まらないのだと思う。

ずーっと、この「歯がゆさ」に悩まされてたんですが、簡単なものを読むことで、この「ギャップ」は埋まるかも・・・と、ちょっと思えて来ました。

1ページに10個も知らない単語があるPBの中で、Aという単語に20回出会ってもそのAという単語は定着していかないけれど、1冊丸々の中に3語くらいしか知らない単語がない本を簡単な本10冊読む中で3回Aという単語に出会う方が、覚えるのも速いし、記憶の定着がいいっていうか・・・。

「集団見合い」で沢山の人に一度に出会っても印象に残らないけど、友達から「今度ダブルデートしようよ」って誘われれば、そこで紹介された人のことは、好印象にせよ悪印象にせよ、記憶に残るっていうか・・。

私の過去の英語は「集団見合い」を繰り返して、誰ひとり顔も名前も記憶にないっていうようなことだったのかなーと思ったりしています。

〉私も楽しんで語数(経験)を積み重ねていきたいと思います。
〉ウルトラQの母さんが紹介してくださった本ももちろんメモしました★
〉このような文章を載せていただいて大変参考になりました。
〉ありがとうございます。
→一緒に多読を楽しみましょうね!

〉600万語までHAPPY READING!!
→まりっぺさんも、100万語は目前! お互いにHAPPY READING!


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8387. Re: 500万語通過しました!

お名前: ミグ
投稿日: 2006/9/1(22:45)

------------------------------

こんばんは、ミグです。

500万語達成、おめでとうございます(=^▽^=)

ICR1がサクサク読めるのは、ある意味スゴいです!!YLが低い筈なのに、時々「
ハニャ?」となるミグでございます(^_^;)簡単な本は、ある意味簡単ではなく、
奥深いのかな?と思う事が度々あるのですが、ミグはウルトラQの母さん とは逆
に、PBへダラダラと近づいています(汗)。ORTやLLLからは遠ざかってますね(汗)

Time to Discover は良さそうですね♪ミグが追究している百科事典や教科書に
通じるものを感じます。そうそう、もしイギリスの教材に興味があるならdk.com
は面白いですよ。Amazonでは分からない事が分かるので☆

図書館利用で絵本多読は、オススメです(=^▽^=)ただ、ISBNが複数あるので、タ
イトル検索重視の方が、目当ての本を見つけやすいです!都内では、あきる野市
にPGRの大半、OBWは荒川区、CERもCER4までなら世田谷区に大半があるので、図
書館の協力貸出でGRも借りれます!色々あるので、ドシドシ利用してください。
予約がバッティングした場合、待ち時間がかかりますが、それはそれで図書館当
局に多読図書の必要性を認識させる事実になります!お互い、徹底的に使いまし
ょうね(b^-゜)

ではでは

ハッピー リーディング


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8404. ミグさん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/3(23:40)

------------------------------

>ミグさん

〉こんばんは、ミグです。
〉500万語達成、おめでとうございます(=^▽^=)
→ありがとうございます。

〉ICR1がサクサク読めるのは、ある意味スゴいです!!YLが低い筈なのに、時々「
〉ハニャ?」となるミグでございます(^_^;)簡単な本は、ある意味簡単ではなく、
〉奥深いのかな?と思う事が度々あるのですが、ミグはウルトラQの母さん とは逆
〉に、PBへダラダラと近づいています(汗)。ORTやLLLからは遠ざかってますね(汗)
〉。
→学齢前の子ども向けの本は、ネイティブの子どもじゃなければ、絶対に!分からない表現も多いと思います。日本の絵本だって、大人の外国人日本語学習者にはぜーったい!に分からない表現満載だと思うし・・・。

私は、絵本やLRをあまり読まずにここまで来たので、まぁ、ここで「仕切りなおし」って感じでしょうか。もう一度、初心に戻ってというか、そもそも「初心」がなかったっていうか・・・。

易しい物を沢山読んだら、PBがもちっとラクに読めるようになるといいなぁ。そして、PBへ自然に移行していけるといいなぁ・・と思っています。

〉Time to Discover は良さそうですね♪ミグが追究している百科事典や教科書に
〉通じるものを感じます。
→これは面白かったです。日本語だと「子熊」とか「子犬」とかなるのに、英語だと呼び方が違うし・・・。なんか、「もののくくり方」が違うのねーというか、「子熊」と「子サメ(?)」は同じだったりとかね。

そうそう、もしイギリスの教材に興味があるならdk.com
〉は面白いですよ。Amazonでは分からない事が分かるので☆
→ありがとう! さっそく行って見ました。実は今、Eyewitnessの古代ローマのやつを読んでるんですが、これもDKなんですね。知らなかったわ!

またまた貴重な情報をありがとうございます!

〉図書館利用で絵本多読は、オススメです(=^▽^=)ただ、ISBNが複数あるので、タ
〉イトル検索重視の方が、目当ての本を見つけやすいです!都内では、あきる野市
〉にPGRの大半、OBWは荒川区、CERもCER4までなら世田谷区に大半があるので、図
〉書館の協力貸出でGRも借りれます!色々あるので、ドシドシ利用してください。
〉予約がバッティングした場合、待ち時間がかかりますが、それはそれで図書館当
〉局に多読図書の必要性を認識させる事実になります!お互い、徹底的に使いまし
〉ょうね(b^-゜)
→高い住民税払ってるんだし、公立図書館使わないと損ですよねぇ。絵本はけっこう重たいので、大判の本や字が少ない本は「立ち読み」で、字が多くて軽そうな本は借りてきて読んでいます。

公立図書館の「上級技」も教えていただき、ありがとうございました。早くNateが来ないかなぁ・・・。

自分とこの近所の図書館にもじゃんじゃん注文入れるようにしようと思います。そうだ「ネズミのアンジェリーナはバレリーナ」のシリーズを入れてもらおうっと!

〉ハッピー リーディング
→ミグさんもね!

また掲示板でお会いしましょう。


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8395. Re: 500万語通過しました!

お名前: pandada45
投稿日: 2006/9/2(08:44)

------------------------------

おはようございます。

pandada45 です。

500万語おめでとうございます。

多読以外の共通項ってほとんど無い(と思う)のに、同じような
ところを歩いているだけでお仲間ですね。

すらすら読めることが大切なのに大人向けはすらすら読めない。
でもすらすら読める(子供向け)より大人向けを読みたい。
これってありますよね。

なんて言うか、児童書って思いの強いテーマをスラスラ読める
様にかれているので、日本酒みたいで飲めないのにおいしいから
自分がどれくらい酔っているのかわからなくって。
後で苦しくなるはやだなあって思うと手を出しにくい、って感じで
すかねえ。

その点大人向けPBって、水割りって感じかなあ。一杯くらいでも
あがれる。

(これって、お酒の強い人にも、飲めない人にもわからないたとえだなあ)

私は多読はがんばらないから続けられたと思います。
忘れているだけかもしれませんが。

これからもご一緒に。

Happy reading


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8405. pandada45さん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/9/3(23:56)

------------------------------

>pandada45さん

〉pandada45 です。
〉500万語おめでとうございます。
→ありがとうございます。

〉多読以外の共通項ってほとんど無い(と思う)のに、同じような
〉ところを歩いているだけでお仲間ですね。
→ネットってすごいですよね。こんな風にいろいろな方と交流しながら楽しく多読をすすめられるんですもの。

〉すらすら読めることが大切なのに大人向けはすらすら読めない。
〉でもすらすら読める(子供向け)より大人向けを読みたい。
〉これってありますよね。
→そうなんですよねぇ。簡単には解けない矛盾!っていうか。

〉なんて言うか、児童書って思いの強いテーマをスラスラ読める
〉様にかれているので、日本酒みたいで飲めないのにおいしいから
〉自分がどれくらい酔っているのかわからなくって。
〉後で苦しくなるはやだなあって思うと手を出しにくい、って感じで
〉すかねえ。

〉その点大人向けPBって、水割りって感じかなあ。一杯くらいでも
〉あがれる。

→うーむ、深いです! 私は日本酒あんまり飲めないんですよねぇ。ちょっと体質に合わないみたい。濁り酒は好きなんだけどね。普通逆だろって言われますが。

でも、ちょっと言えてるかも。

PBの方が分厚いし英語も難しいけれど、そのことさえなければ、実は、けっこう「軽い娯楽本」も多いかもしれない。日本語の文庫本だって気楽に読み捨てる系のものも多いですもんね。

児童書の力の入った物は、飲んだ(>読んだ?)後、身体が重たくなったりするかも。読みやすいからと言って、あまり考えずに手を出して、あんまり体質に合わないのに、口当たりのよさにつられて、ついつい読んでしまったりすると二日酔いになっちゃったりね。

ちなみに私はビール党です。ラガーじゃなくて、色が濃くて重たいやつ。ギネスも好き。出来たら缶や瓶じゃなくて、樽からしゅわーっとグラスに入れてもらって飲みたいです。

〉私は多読はがんばらないから続けられたと思います。
〉忘れているだけかもしれませんが。
→「がんばらない」は大切ですよね。まだ時々ちょっと頑張っちゃうけど。(>あともうちょっとだからあんまり面白くないけど最後まで読んじゃえ!とかね)

〉これからもご一緒に。
〉Happy reading
→はい。今後ともよろしくお願いいたします。


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