Re: 800万語&3周年報告(長くなりました)

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8124. Re: 800万語&3周年報告(長くなりました)

お名前: ヨシオ
投稿日: 2006/7/19(22:23)

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プリンさん、800万語と3周年、おめでとうございます。ヨシオです。

〉みなさん、こんにちは。
〉プリンです。
〉800万語通過、3年経過の報告をしにやってまいりました。

おめでとう!!!

〉今月はじめの7月2日に800万語を通過しました。
〉読んだ本の数は1576冊(たくさん読んだなぁ)。
〉ちなみに通過本はAnimorphs16 “The Warnig”でした。

ひゃ〜、1576冊ですか!!!びっくり。わたしはそろそろ900万語ですが、420冊です。すごいですね。

〉230万語ぐらいのときに報告したっきりで、めちゃくちゃ久し振りの報告になります。

〉ですので、一体全体何をどう書いていいやらという感じなのですが。

〉記録によると2003年6月21日に読んだICRのHarry and the Lady Next Doorが記念すべき多読1冊めでした。

〉あれから3年、ここまでのめりこんでしまうとは思ってもいませんでした。
〉もともとの本好き(特に児童書、ミステリー、SFが大好き)と英語の本を最後まで読みきれたという達成感・満足感がここまで引っ張ってきてくれたのだと思います。
〉高校生時代(何十年前?・・・)、英語の長文問題が読めなくて大ッ嫌いだったのがうそのようです。

うんうん。そうですよね。長文読解って、嫌いだった。なんで「読解」とか持って回った言い方するんでしょうかね?読み解かないといけないのかな。読んだだけではだめで、文法的に説明できないと「読解」ではないのかな?多読とは正反対ですね(^^)

〉おもしろい本がたくさんあって、どれをピックアップしたらいいかわからないほどですが、200万語からこれまで読んで印象に残った本を紹介してみたいと思います。

〉まずはやはりこれ。

〉☆The Chronicles of Narnia by C.S.Lewis
〉 
〉『指輪』と『ゲド』と『ナルニア』が目標本でしたので、そのうちの一つを読むことができて感激。
〉邦訳をシリーズで全部読んだのが大学生の頃で細部はすっかり忘れてしまっていましたからとても新鮮でした。
〉Lewis氏の語り口がリズムがあってとても美しく(そう私は感じたのですが)、思わず声に出して読んでしまうほどでした。
〉どの巻も楽しかったのですが、中でも好きだったのは以下の4冊です。

〉“The Lion, The Witch and The Wardrobe”
〉“The Voyage of The Dawn Treader”
〉“The Magician's Nephew”
〉“The Last Battle”

"Narnia"、よかったですね。ちょっと教訓的なところは鼻につきましたが。岩波新書「魔法ファンタジーの世界」脇明子著でここらのところを「指輪物語」と比較して解説されていました。

〉☆Little Houseのローラのシリーズ by Laura Ingalls Wilder
〉  
〉このシリーズは最初の“Little House in the Big Woods”だけ100万語前に読みました。
〉全シリーズを読み終えたのが500万語ぐらいのときだったかな。
〉巻を追ってローラの成長、時代が刻々と変化していく様子が語られていきます。
〉大自然に翻弄されながらも、楽しむことを忘れずに強く生きていた、そういう時代があったのだなぁとアメリカの歴史に興味を持つきっかけになったシリーズです。
〉また、アメリカインディアンにつていてもすごく興味を持っていろいろ読み始めたのもこのシリーズがきっかけでした。
〉Garth Williamsのイラストがとても味わい深く、物語をイメージする手助けをしてくれます。

最後の巻"The First Four Years"が残っています。いままでとはちょっと感じが違いますね。白人のインディアンに対する考え方が分かります。あの優しいPaでさえインディアンの土地は白人のものにしてもいいと言うのですから。Lauraが口を挟もうとすると「No more question!」ですからね。

〉☆The Green Knowe Chronicles by L.M.Boston

〉ボストン夫人の「グリーンノウ」のシリーズです。
〉つい先ごろ全6巻、読み終わりました。
〉 1. The Children of Green Knowe
〉 2.The Treasure of Green Knowe
〉 3.The River at Green Knowe
〉 4.The Stranger at Green Knowe
〉 5.An Enemy at Green Knowe
〉 6.The Stones of Green Knowe

〉邦訳でずっと読もうと思っていて、何となく手が出なかったシリーズですが、久し振りに上質な、いろいろなことを考えさせられる物語を読んだという感じがします。不思議な雰囲気と魅 力を持つファンタジー(と言っていいと思うのですが)です。
〉Boston夫人ご自身の家であった古いマナーハウスを舞台に時代を超越して(なんと11世紀〜20世紀!)そこに住んでいた子どもたちが交流するお話。

へ〜、"Tom's Midnight Garden"みたいですね。

〉出てくる子どもたちは、決して幸せな子どもたちではありません。
〉お母さんを亡くして、父親とは離れて暮らさなければいけなかったり、難民であったり、目が見えなかったり、奴隷という立場であったり。
〉Boston夫人の社会に対する批判の目が物語りの随所に感じられるような気がしました。
〉そして、夫人自身、物語の中のオールドノウ夫人として物語の中に同化してしまっているように感じました。
〉特に、最終巻を読んでそんな感じがしたのでした。

読んでみたいです。

〉過去と現代が交錯しながら話が進むためか、または、それが本当に起こったのか気のせいなのかわからないという微妙な言い回しのせいか、かなりシリーズを通して難しく感じました。

そうなんですか。

〉特に、An Enemy at Green Knoweと最後のThe Stones of Green Knoweが難しいと思いました。
〉レベルとしては7.5〜8.5ぐらいかしら?
〉ナルニアよりうんと難しかったような気がします。
〉ナルニアもそうですが、著者のメッセージ色が強いシリーズだと思いました。
〉読む順番は上に書いた順番に読んだほうがいいと思います。
〉これを読んだら、実際に物語の舞台になったマナーハウスを訪れたくなってしまいました。
〉行きたいところが増えて大変! 全部回ろうと思ったらお金も貯めなきゃいけないし、おばあちゃんになっちゃいそう…。

う〜、"Narnia"よりずっと難しいのでは、ちょっと無理かな…(汗)。

〉☆Fairy Realmシリーズ  by Emily Rodda
〉このシリーズ、読みやすくておもしろいです。出ている巻、10巻全部読みました。
〉物語の先はどうなっていくのだろうと、ぐいぐい先を読ませる力があります。『デルトラ』もそうでしたが、そこがRoddaの魅力でしょうか。

〉このほかに、Rooki Read-Aboutのシリーズとか、絵本とか、ノンフィクションとかエッセーなどたくさんおもしろいものがあって、挙げたいのですが書ききれません。
〉まあ、600万語近くもさぼってましたから仕方ないですね。

〉文法ですが、多読前に少しやっていたEssential Grammar In Useもやればいいなぁと思いながら、ついつい時間があれば本を読むのを優先させてしまっています。
〉1unitはそんなにたくさんの量があるわけではないので少しずつやればいいんでしょうけれども…。

やっておくと、便利です。法(Mood)など、気分を表現する感じが少し分かります。

〉聴くことについて。
〉 おもしろかった本のCDを購入してずっとMDに落として歩きながら聴いていましたが、最近、念願のi-Podを購入! 
〉BBC Radio NewsやESL Podcast(ヨシオさんが掲示板のどこかで紹介されてましたよね)をダウンロードして聴いています。

ESL Podcast、今も聞いていますよ。最近、月当たり10$で、丁寧な解説をPDF版でダウンロードできると宣伝していますね。お試ししかダウンロードしなかったですが。

〉BBCのほうは話題によってわかったりわからなかったり。

BBCは、難しいのでは。ニュース・サイトを眺めていても、単語が難しい!

〉Japan Times(4月から購読しはじめました!)を読んでおくと(といっても読めるものだけですが)同じ話題があったときは「ああ、あれだな」と少しはわかる気がします。
〉ESLは英語もゆっくりめでおもしろいです。

〉何を書いたらいいのかわからなくなってきましたので、そろそろやめにします。

ご報告、ありがとうございます♪

〉とにかく、ここまでずっと楽しく読んできました。
〉読みたい本は増える一方、それにつれて未読も増える一方で、それがプレッシャーでもあり、楽しみでもあります。

ついついAmazonでクリックしてしまいます。この本たちをどうしよう?

〉まだ、目標本の『指輪』と『ゲド戦記』、ほかにも大好きなPearceの本など、読まれるのを待っている本がいっぱい。
〉Animorphsも先は長いし、アーサー・ランサムのシリーズもあるし、etc…
〉こんな楽しい世界に引き込んでくれた多読とこの掲示板に感謝、感謝です(本が増え続けるのがちょっと難ですが…)。

ゲド戦記、読んでみたいですね。

〉現在、話題になってた『Night Fall』を読んでいます。
〉残すことあと200ページほど、いよいよ佳境に入ってきました。
〉どうなるのかしらとわくわくしながら読んでいます。

面白いのですか?Amazonでカートには入れたのですが。未読本があるからな〜。いつ買うことになるかな…。

〉夫が「話せるようにならなきゃねぇ」と私の神経を逆なでするので、これからの課題はアウトプットかなぁと思っているところです。
〉シャドーイングももう少しやらなきゃなぁ。

口を動かすのは、なかなかです。語学は体育なのでしょうけど。

〉前の報告以来、2年間分を一気にだらだら書いたのでずいぶん長くなってしまいました。
〉最後までお読みいただいた方、お疲れ様でした。
〉ありがとうございました。
〉では、皆様、最後の締めはやはりこれで。

〉Happy Reading!
〉では。

プリンさん、9周目も、Happy Reading!


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8141. ヨシオさん、ありがとうございました。

お名前: プリン
投稿日: 2006/7/21(09:58)

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ヨシオさん、こんにちは。
メッセージ、ありがとうございました。

〉プリンさん、800万語と3周年、おめでとうございます。ヨシオです。

ありがとうございます。

〉ひゃ〜、1576冊ですか!!!びっくり。わたしはそろそろ900万語ですが、420冊です。すごいですね。

自分にとって気持ちいい読み方をしているうちにこうなってしまいました。
図書館で絵本など借りてたとはいえ、かかった本代のことは考えないことに・・・・。(^_^;)

〉〉高校生時代(何十年前?・・・)、英語の長文問題が読めなくて大ッ嫌いだったのがうそのようです。

〉うんうん。そうですよね。長文読解って、嫌いだった。なんで「読解」とか持って回った言い方するんでしょうかね?読み解かないといけないのかな。読んだだけではだめで、文法的に説明できないと「読解」ではないのかな?多読とは正反対ですね(^^)

構文も単語も頭に入らなかった・・・。
高校生になって、急にたくさん単語を覚えなきゃいけなくなって、
構文も頭の中で絡まりあって、大好きだった英語が苦手科目の一つに転落してしまいました。

〉〉☆The Chronicles of Narnia by C.S.Lewis
〉〉 

〉"Narnia"、よかったですね。ちょっと教訓的なところは鼻につきましたが。岩波新書「魔法ファンタジーの世界」脇明子著でここらのところを「指輪物語」と比較して解説されていました。

ルイスさんとトールキンは同じOxford大学の教授で、お友達でもあったらしいので比較されやすいのでしょうね。

〉〉☆Little Houseのローラのシリーズ by Laura Ingalls Wilder

〉最後の巻"The First Four Years"が残っています。いままでとはちょっと感じが違いますね。白人のインディアンに対する考え方が分かります。あの優しいPaでさえインディアンの土地は白人のものにしてもいいと言うのですから。Lauraが口を挟もうとすると「No more question!」ですからね。

物語から汲み取ると、少なくともローラはインディアンに対して畏敬の気持ちを持っていたように感じます。

〉〉☆The Green Knowe Chronicles by L.M.Boston
〉〉邦訳でずっと読もうと思っていて、何となく手が出なかったシリーズですが、久し振りに上質な、いろいろなことを考えさせられる物語を読んだという感じがします。不思議な雰囲気と魅 力を持つファンタジー(と言っていいと思うのですが)です。
〉〉Boston夫人ご自身の家であった古いマナーハウスを舞台に時代を超越して(なんと11世紀〜20世紀!)そこに住んでいた子どもたちが交流するお話。

〉へ〜、"Tom's Midnight Garden"みたいですね。

時を越えてというところはそうかもしれませんね。

〉〉特に、An Enemy at Green Knoweと最後のThe Stones of Green Knoweが難しいと思いました。
〉〉レベルとしては7.5〜8.5ぐらいかしら?
〉〉ナルニアよりうんと難しかったような気がします。
〉〉ナルニアもそうですが、著者のメッセージ色が強いシリーズだと思いました。

〉う〜、"Narnia"よりずっと難しいのでは、ちょっと無理かな…(汗)。

うーん、そんなことないと思いますよ。
私はナルニアは邦訳で全部読んでましたから、ちょっと比較するのは不適切だったかもしれませんね。
ただ、このシリーズは、子どもたちの生活の中でまるで夢の中で起こっているように、幻のようにいろいろな出来事が展開していくどちらかというと地味目なお話なので、好みは分かれるかもしれせん。

〉〉Essential Grammar In Use

〉やっておくと、便利です。法(Mood)など、気分を表現する感じが少し分かります。

そうですね。以前やってたときにへぇ〜と思うことがいっぱいありました。

〉〉聴くことについて。
〉〉 おもしろかった本のCDを購入してずっとMDに落として歩きながら聴いていましたが、最近、念願のi-Podを購入! 
〉〉BBC Radio NewsやESL Podcast(ヨシオさんが掲示板のどこかで紹介されてましたよね)をダウンロードして聴いています。

〉ESL Podcast、今も聞いていますよ。最近、月当たり10$で、丁寧な解説をPDF版でダウンロードできると宣伝していますね。お試ししかダウンロードしなかったですが。

これ、おもしろいしためになりますよねぇ。
紹介していただいてよかったです。

〉BBCは、難しいのでは。ニュース・サイトを眺めていても、単語が難しい!

たぶん難しい単語は聞き流してて、わかる部分だけつなげて聞いているので大体こんなことかなと。いいかげんです。
インタビューで構成されているので、話をしている人の言葉の端々に現れる感情的な部分が理解の手助けをしてくれるようです。
最近はやはりイスラエルの話題ですね。
以前、任天堂の大人のやるゲーム機(何でしたっけ?)の話題があっておもしろかったし、日本音響研究所(だったかな)が作り上げたモナリザの声の話題も興味深かった。(どれだけわかっていたかは不明ですが・・・)

〉〉とにかく、ここまでずっと楽しく読んできました。
〉〉読みたい本は増える一方、それにつれて未読も増える一方で、それがプレッシャーでもあり、楽しみでもあります。

〉ついついAmazonでクリックしてしまいます。この本たちをどうしよう?

タドキストの悩みの一つですね。

〉ゲド戦記、読んでみたいですね。

読んでください。
皆さんに読んでいただきたいシリーズです。
多読を始める前はこの手の話をする人が周りにいなかったのでたくさんの方が読むようになるとうれしいです。

〉〉現在、話題になってた『Night Fall』を読んでいます。
〉〉残すことあと200ページほど、いよいよ佳境に入ってきました。
〉〉どうなるのかしらとわくわくしながら読んでいます。

〉面白いのですか?Amazonでカートには入れたのですが。未読本があるからな〜。いつ買うことになるかな…。

まあ、本は逃げていきませんから〜。

〉プリンさん、9周目も、Happy Reading!

ヨシオさん、ありがとうごさいました。


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