[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(05:24)]
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お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/6/14(20:11)
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私の多読もほぼ2年半を経過しました。
最初の100万語は1年くらいかかりました。この時は、あんまり語数にこだわってなかったので、書評に登録されてない本はカウントしなかったり、PBは一律50000語で数えたりしてたためもあります。
次の200万語が半年、300万語が4ヶ月、とだんだん100万語読む間隔が短くなってたんですが、400万語でまた、どどーんと時間がかかってしまい、ほぼ8ヶ月半を要しました。
理由のひとつは、「捨て技」をいっぱい使ったため。PBを半分くらい読んでなんとなーくそのままっていうのが何冊かあります。けっこう厚めのGRや児童書の中にも、出かける時にバッグに入れて、そのバッグをあんまり使わないでいるうちに、なんとなーくそのまま凍結!っていうのが、何冊もあります。(>「捨てた」語数が20−30万語くらいはありそうです)
まぁ、「そのまま凍結」っていうのは、そんなに強く「続きが読みたい!」っていうことじゃないので、「ま、いっか」と放ってあります。再び、「あ、あれどうなったかな?」って「読む気」になった時にはまた取り出して続きを読むつもり。
こんなに時間がかかっちゃったもうひとつの理由は健康上の理由。健康診断でひっかかって検査をいっぱい受けました。その過程で発見されたポリープも切除しました。「病院通い」は多読には最適な環境のはずではありあますが、ひょっとしたら命にかかわる病気かも・・・という不安もあったので(>今のところシロ。でも、検査はまだ続けています)、なんとなく気分的にhappy (reading!)になれないっていう感じだったんです。
さらに、仕事が忙しかったというのもあります。ちょっと大きな仕事を抱えてまして・・・。この状態はあとしばらく続きます。病気かも?と、こわい思いをしたので、身体を無理するような働き方はしたくないんですけどねぇ。
あ、それにパソコンが調子悪くなって、ついに壊れたり(>多読情報をゲットしにくくなり不便)、仕方ないので「つなぎ」に使ってたノート・パソコンにコーヒー溢して夏中かかって書いた原稿をダメにしたり。(>これは後で同僚が救済してくれました)
いやー、ほんと、「波乱万丈」の400万語だったんです!
でも、きっと一番の原因は、「語数稼ぎ」のためにやってる訳じゃないので、楽しく読める時に楽しく読もう!という「原点」に立ち返ったことかな? 「語数」にガツガツしなくなって、おおらかに「捨て技」を乱発したっていうか、気分が乗らない時は素直にその本を「放っておける」ようになったっていうか。(>以前はちょっと「無理」してた気がします)
今回はLLLやORTを読んだので冊数はけっこうあるんですが、数えるのが面倒なので、LLLなどは同じレベルのものをひとまとめで1点と数えました。ただし、1冊だけ貸し出し中で読めなかったなんて時は、その1冊も1点に数えたので、ヘンテコな数え方になってますが、あんまり厳密にやると疲れるので、そのあたりはアバウトでお許し下さい。
LR:
LLLを0から8まで。何冊か抜けてますがほぼ全冊。
ORTを1から5まで。何冊か抜けてるがほぼ全冊。6と7を部分的に。
IRBを5冊。
GR:
PGR0:1冊
PGR2:4冊
PGR3:8冊
PGR4:3冊
OBW0:1冊
OBW1:1冊
OBW3:1冊
OBW4:2冊
OBW5:2冊
MMR3:3冊(1冊は2度読んだ)
計:26冊
児童書:
Encyclopedia Brown:4冊
A to Z Mysteries:3冊
The Royal Ballet School Diaries:3冊
Jacqueline Wilson:3冊
Curious George:2冊
Mary Poppins:1冊
Someday Angelina:1冊
計17冊
マンガ:
The Tale of Genji:4冊
Doraemon:1冊
計:5冊
PB:
3冊:(うち1冊は2度読み)
私の300万語から400万語にかけての100万語は以下のような感じです。
(1)当初、英語の足腰を強くしようと思ってLLLを読み始めたけれど、途中で挫折。どうも私はORTの方が好きみたい。途中で、「私はどうもLLLはダメかもなぁ」と思ったのも、今回テンション下がった理由かな? でも、LLLともまた「出会える」日もあるかもしれません。
(2)LLLがどうもダメで、「あーあ、足腰強くしようと思ったのになー」と思ってたんですが、ふと、ORTが好きならそっちを読めばいいぢゃん!と気づきました。で、読んでます。これは500万語に引き継ぐつもり。
(3)今回の最大の収穫のひとつは、The Tale of Genji(マンガ)との出会いかな? まさか、英語!の多読で、日本の古典文学への回帰がはかれるとは思っても見ませんでした。久しぶりに源氏物語の入門書を読んだりしちゃいました。
(4)もうひとつの大きな収穫は、同じ話のGRの読み比べって面白いなーというのが分かったことです。気に入った話があったら、いろいろな会社のもので読み比べてみたいと思っています。
(5)実は、400万語ではまだ実を結んでない(>読み終わってない)ので、ここで書くのは適切ではないかもしれませんが、(4)のSense and Sensibilityの読み比べから、原典にも手を出してみました。オースティンは過去に何度か手を出しては挫折しています。でもね、今はけっこう読める! まぁ、GRで足慣らしし、映画でイメージ膨らませた上で読んでるからかもしれませんが。ひょっとしたら英語力がアップして、古典(>名作?)を読む!っていうのも、そろそろ射程に入ってきたのかな?
(6)今回の最大の発見!(>というかみなさんおっしゃってることかもしれないんですけれど)は、「多読」で行き詰る時って、「読みたい物が手近にない」っていうことなのかなぁ・・って思いました。これまでは、そういう時はGRでしのいで来たけれど、常に目を光らせて、「読みたい物」を手元にそろえておくのが大切かも。
(7)そして、「多読」はつまるところ、自分の「好きな読み物」との出会いであり、その自分の「好み」を大切に発展させていくことなのかなぁって、そんな風に考えるようになりました。(>これもみなさんおっしゃってることかもしれませんが)
・・・という訳で、私の500万語は以下のようにやってみたいと思っています。
毎度、最初に考えていたのとは違った方向に流れて行ってしまうんですが、それは出発した時には想像も出来なかった本との「出会い」があるから。本屋で偶然見つけることもあれば、こちらの掲示板でふと心引かれて手に取ってみることもある・・・。逆にいいと思って始めたけど、好きになれなかったり・・・。
そんな風に、「先が見えない」からこそ「多読」は楽しいのかもしれません。
(1)引き続きORTで英語の足腰を鍛える。
(2)今度は古典!(>名作?)に挑戦してみたい。オースティンとか、ギャスケルとか、ディケンズとかね。ちょうど映画も公開されてるので、「プライドと偏見」「オリバー・ツィスト」なんかは読んでみたいです。
(3)「私色」の多読って何なのかなーと思った時、やっぱりそれは「バレエ色」のものを読むことでしょう!と思いいたりました。アマゾンでバレエ小説やバレリーナの自伝など、コマメにチェックしては注文して「手元にいつもストックがある」状態にしておきたいと思っています。
(4)引き続き映像を見たり、周辺的なことも楽しみながら多読をやっていきたいです。
(5)そして、last but not the leastですが、happy reading!
(以下、私の趣味のサイトに連載しているものをコピペします。超長文です)
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お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/6/14(20:13)
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英語快読 400万語(1)−4周目!
(300万語報告と重なってます)
私の「多読」もあともう少しで2年になります。「なんだなかー」と半信半疑で始めた「多読」にこんなになまってしまうとは、始めた時には思いも寄らないことでした。
200万語から300万語はほぼ4ヶ月かかりました。100万語から200万語がほぼ6ヶ月でしたので、ちょっぴり読む速度がアップしたのかもしれません。速度のことも含め、英語力にようやく少し変化が出て来たのかも?と感じています。
読んだ冊数は71冊。内訳は以下。
GR 35冊
レベル0 5冊
レベル1 4冊
レベル2 3冊
レベル3 21冊
レベル4 1冊
レベル5 0冊
レベル6 1冊
児童書 12冊
うちジャクリーヌ・ウィルソンが11冊で、エンサイクロペディア・ブラウンが1冊。
PB 4冊
シェルダン2冊、バーナビー警部1冊、あとはPBというのか不明だけど日本在住のアメリカ人の書いたエッセイ。
マンガ 6冊
『ドラエモン』5冊、『名探偵コナン』1冊
SR 14冊
LLLの0、1、3を3冊ずつ9冊。
Read It Yourselfの1から3を1冊ずつ3冊。
Scholastic のレベル1を2冊。
私の200万語から300万語にかけての「多読」は以下のような感じです。
(1) 当初の予定では、OFFとジャクリーヌ・ウィルソンを読む予定だったが、OFFについては、ほとんど読まなかった。OFFが「詰まらない」ためではなく、目移りするままに、どんどん寄り道してしまったため。
(2) ジャクリーヌ・ウィルソンについては、引き続き楽しみながら読んでいます。読んでいないものの冊数が減ってしまったので、読み終わってしまうのが淋しく、ちょっとペース・ダウンしてます。
(3) SSSの掲示板で、「マンガ」についてのカキコミを読み、ふと「私も読んでみよう」と思い立ち、「マンガ」が私の多読に加わったのも300万語の収穫。本来マンガ好きなので。OBW0のマンガは読みにくかったんですが、これは、日本の「縦書き」(右綴じ)のマンガに慣れているせいかも…と思いました。「目の動き」が「横書き」(左綴じ)マンガに慣れてないんです。なので、日本のマンガのフキダシの中身だけ変えたものは、けっこう読みやすいです。
(4) 私は以前はPGR(>PGR0を除く)は「読みにくい」という感じを持っていました。英会話学校の先生に薦められたPGR6のBrave New Worldを読んでみたら案外スラスラと読めたんです。実は、過去にSSSの掲示板で「こんなのはPGRの中でも面白いと思うんだけど」と紹介された本(全部レベル3)もちらっと読んだけど、すっと入っていけなかったということがありました。「積読」になってたそれらをふと手に取ってみたら、今度はすーっと入って行けました。多分、私の英語力がアップしたというのもあるのでしょう。自分ではGRはレベル3くらいなら「ラクに」読めるつもりでおりましたが、実はそうではなかったんだと思います。PGR3をかなり読みました。
(5) リスニングに「ほんのちょっぴり」変化が現れました。ジャクリーヌ・ウィルソンの中で「いやになるくらい」「しつこく」使われていた表現が、「フロスト警部」や「バーナビー警部」の中に出て来たんです。これまた、私は、自分のリスニング能力を、「筋を追うくらいなら一応OK」と思っていたけれど、こういう細かい表現のところがこれまでは全然聞けてなかったんだなーと思いました。「耳タコ」ならぬ「目タコ」な表現になって初めて「聞ける」ようになるんですね。
(6) ポスト・ジャクリーヌ・ウィルソンのシリーズ物に出会いたい、と思っていたのですが(>私は「同じ作家の物ばかり読む」タイプ)、とりあえずは、エンサイクロペディア・ブラウンのシリーズが、それなりにはまれそう。ウィルソンほど深くはまれる感じではないのだけれど、気楽に楽しく読めるし。SSSの書評では「謎ときのレベルは低い」と言われているけど、それでも私、けっこう分からないことも多く、Qと一緒にTVで推理物を見ていると「ハハ、あれだけ推理詳説読んで(>私はヒマ潰しにかなり推理詳説を読んでいる。いやヒマなんじゃなく、仕事から逃避してるんだが)、何も身についてないね」と言われるほど「謎解き」がダメな私はこのあたりから「訓練」するのがいいのかも。400万語ではこのシリーズを加えながらやっていくつもり。
(7) 自分の英語力がなんだか「まだら」な感じがあります。なので、LLLを読んでみようかな?と思い始めました。LLLを読破したからと言って、急に英語が出来るようにはならないかもしれないけれど。で、少し始めました。しかし、本格的には400万語に「繰越」です。
(8) 「多読」との関わりで映像を楽しむのも引き続きやっています。「多読」を軸に自分の世界が広がっていく感じがいいです。
400万語については以下のようにやっていきたいです。
(1)引き続きHappy Reading!
(2)ほぼ完読しているメアリ・H.・クラークのものが1冊しか書評にあがってないので、これを読み直して、書評を書いてみるってのもいいかも…と思ったりもしてます。何冊か読み直してみようかな?
(3)300万語ではGRのレベル4以上をほとんど読んでないので、GRのレベル4以上にもう少し力を入れたいというのもあります。
(4)LLLを読破する!
(5)400万語でもバーナビー警部のシリーズを1冊読む。
(6)ジャクリーヌ・ウィルソンの残りの本を、味わいつつ読む。
(7)引き続き、「多読」とかかわる映像も楽しんだりしながらやる。
(8)気の向くまま、あちこちに寄り道しつつ、(2)から(6)にはこだわりすぎずに自由気ままに「多読」街道を歩く。
英語快読 400万語(2)−LLLで足腰を鍛える
「私の400万語」は、LLLで足腰を鍛える!が大きな目標・・・ということで、LLLを読み始めた。LLLというのは、Longman Literacy Landというイギリスの小学生向けの副読本。ORT(Oxford Reading Tree)と並んで人気のシリーズだ。ORTが、絵が可愛く、家族は仲良く、夢にあふれたストーリーになっているのに対し、LLLの方は、両親の離婚とかの問題も出てきて、イギリスの子ども達の「現実」に近い設定になっている。
タドキストの間でも、ORT派とLLL派に分かれてるみたい。LLL派は、ORTみたいに「きれいごと」じゃない点が好まれているみたい。でも、絵については、私、ORTの方が可愛くて、遊びがあって(>メガネがあちこちに落ちていたり、無意味に校務員のおじさんが冒険先で別の人物として登場してたりして)好きだな。
LLLには頂上にお城のある公園が出てくるけど、これって、ヨークかなぁ。ヨークにも小山の上に古い城跡があって、絵を見ている限り、とても似ている感じがする。留学前の英語研修で、ヨークにエクスカージョンに行った時、この小山に階段があるのを知らずに、中国人の女の子(>といってもドクター・コースに留学する人だったので、それなりの年齢)とこの小山を小学生の子どもたちに混じって苦労して登ったっけ。かなりの急斜面できつかった。頂上に上った後で斜面の逆側に階段がついてるのを発見して「エー!うそぉ!」となった。
という訳で、「ひょっとしたら、これは舞台はヨーク?」とまずはそこに気を取られてしまった。ヨークはとても好きな町だ。留学中Qを連れて何度も遊びに行った。ミニチュアの機関車トーマスの博物館があって、ここでQは飽きもせず、何時間もトーマスやゴードンを動かしいた。
シャンブルという中世以来の細い道に小さなお店が立ち並び、アクセサリーや可愛い手編みのセーターなんかが売っている。私はブランド志向はないのだが、可愛いセーターに弱く、何枚も買ってしまった。
それはともかく、ヨークが舞台となると、ちょっと楽しみだなぁ。LLLは冊数が多いので、数を数えるのが面倒なので、1レベルを1冊(アイテム)と考えることにする。ただし、たまたま同じレベルの1冊が貸し出し中で読めなかった、というような場合は、その1冊だけ後から1冊として数えたりしている。あまりカチカチやると疲れるので、「アバウト」におおらかに・・・ということでお目こぼしください。
また、煩雑になるので、総語数も1冊1冊の後に書かずに、各レポートの最後に、「ここまでの総語数は○語」という形で書くことにする。
・・・という訳で、ここまでの総語数は、2446語。
1.2005年5月15日:LLL0(6冊):LLL0:15語:☆☆☆:シリーズの最初のレベルは絵だけ。字は表紙の題名のみ。登場人物や設定が絵によって語られる。
2.2005年5月15日:LLL1(18冊):LLL1:308語:☆☆☆:ちょっとだけ字がつく。ほとんどは絵で状況説明。
3.2005年5月15日:LLL2(Sam’s Petを除く17冊):851語:☆☆☆:LLL1よりほんの少しだけ字が多くなったけど、でも、まだまだ基本的に絵で状況説明。
4.2005年5月15日:LLL3(Dinner Timeを除く17冊):1272語:☆☆☆:少しお話らしくなってきたかな? 小学校の副読本ということで、通常の絵本に比べ、面白さは今ひとつかな? まぁ、長いシリーズなので、「今後の展開」の「前置き」的な部分もあり、ORTも低いレベルのものは、同じくらいの長さの絵本に比べると、冗長になってしまう部分もあるのかも。絵本は「1冊」で話を完結させないとならないしね。
英語快読 400万語(3)−ポスト・ウィルソン?
ポスト・ウィルソンな作家、あるいはシリーズを探しているが、なかなかはまれるものに出会わない。って、まぁ、そんなに本気で探しているという訳でもないのだけれど。
エンサイクロペディア・ブラウンのシリーズは、「英語的」には今の私に合っているし、話の内容のレベル的にも合っているのだが(>ミステリーをしこたま読んでいる割に、犯人当てなどは出来ない)、やはりこれは「軽い読み物」という類のもので、「ちょっと気晴らし」に読むには適しているけれど、ウィルソンのもののような深さはない。
しかし、イギリス人もそうとう変わってるけど、アメリカ人もかなり変。ずいぶんと古い本だが黒岩 『豊かなイギリス人』(中公新書)に、イギリス人の「かたつむり競争」(>かたつむりを鍛えて、レースに参加させる)というのが出ていたり、昔通っていた英会話学校の教材に「きゅうり競争」(>きゅうりを誰が一番大きく育てられるか)というのが出ていて、ヘチマ(>なんてみんな知らないよね)みたいな大きさのキュウリの写真が出ていたりしたのを見て、「イギリス人っていいかげん変わった人たちよねぇ」と思っていた。
アメリカ人の場合は、イギリスみたいに思い切り特殊な「こだわり」に基づくレースではないのだけれど、「パイのはや食い競争」とか、そんなのが、このシリーズに出てきたりする。なんか身体に悪そうだが、アメリカ人もけっこう「おバカ」なことに血道をあげるのね、と思ったりしながら読んでいる。
ここまでの総語数は、64845語。
5.5月15日:Encyclopedia Brown: The Case of the Secret Pitch:児童書:12200語:Y.L.4.6:☆☆☆☆(+):上に書いたので省略。
6.5月18日:Encyclopedia Brown: Find the Clues:児童書:12200語:Y.L.4.6:☆☆☆☆(+):上に書いたので省略。
7.5月20日:Dinner Time(1):LLL3:71語:☆☆☆:レベル3の取りこぼし本。
8.5月20日:A Pet for Sam(1):LLL2:73語:☆☆☆:レベル2の取りこぼし本。
9.5月22日:Someday Angeline:児童書:27555語:Y.L.4.5:☆☆☆☆(+):なぜか色々なことが出来てしまうために友達からも父親からも「距離」を取られてしまい、孤独な女の子の話。私は、アメリカ文化よりイギリス文化の方になじみがあるので、同じように女の子の孤独を描いていても(>シチュエーションは違うけれど)、やはりウィルソンの描写の方が入っていきやすい。でも、こうやって、少しずつ、「新しい世界」になじんで自分の幅を広げるのも良いかも。
10.5月28日:Encyclopedia Brown: Gets his Men:児童書:10000語:Y.L.4.5:☆☆☆☆(+):上に書いたので省略。
英語快読 400万語(4)−現代に生きる古典(>名作?)
「バーナビー警部」のDVDを見ていたら、どの話だったかに、「あれ? これって、The Wind of Willowsからの引用というか、その中の話にたとえて推理をすすめているよなぁ」と思う場面が出てきた。恥ずかしながら、The Wind of Willowsは読んだことがなくて、なんとなくとても有名、ということだけをおぼろげに知っていたのだが。
最近思うことは、GRのリトールド物を読むということは、(イギリスで出版されたものについて言うなら)イギリス人が「これだけは読んでおいて欲しいんだよねぇ」と思うようなもののセレクションであるということだ。まぁ、アメリカ物も入っているけれど。クラッシックスに分類される古典(>名作?)にせよ、コンテンポラリーに分類される現代物にせよ。
文学にせよ、何にせよ、本というのは「読みつがれて」生き残るものだ。誰も読みつがなくなって「死んで」しまった本は現在生き残っている本より多い。もちろん一度「死んだ」本も、だれかが発見し、「おぉ、なんだ面白いぢゃん!」となれば、また息を吹き返してその後生きながらえることも出来るのだが。
イギリス人のすべてが文学好きな訳ではないだろうが、イギリス人は自分の国の文学を大切にしているなぁと思う。それはイギリスで本屋に入ると、ペーパーバックの棚に、必ず「クラッシックス」の棚が別に分類されていることだ。かなり小さな本屋とか、あるいは駅のキオスクみたいなところでも、たいていはある。しかも、けっこう「目立つ」感じで。
日本の本屋の文庫のコーナーに夏目漱石や芥川龍之介が「必ず」置いてあるか?と問われれば、それは、必ずしもそうではない、と答えるしかないのだと思う。赤川次郎はあっても芥川龍之介はない、ということは、その逆よりずっと多いだろう。いや、赤川次郎さえ、「今は昔」になりつつあったりするのかも・・・。
その昔、イギリスで「日本人ですか?」と声をかけてきた、かつて日本人の女の子とつきあっていたことのあるらしい男性は「自分がトマス・ハーディの『テス』が好きだ」と言っていた。で、『テス』の文章の繊細さとか、そういうのについて熱く語っていた。
私の勝手な推測ではずれているかもしれないけれど、その男性は「階層的」にはそんなには上の階層じゃないと思うし、多分、大学も出ていないと思う。別に「学歴差別」や「階級差別」をしたくてこういうことを言っているのではないのだが、「あぁ、イギリス人って、かなり幅広い階層の人が文学を読むんだなぁ」って、そう思った。
・・・という訳で、「バーナビー警部」のような、大衆娯楽番組も、「みんなが知っているお話」というののフレーズが使われる訳である。なので、11のThe Wind of Willowsを読んでみることにした。
こんな風に私の多読は、その時その時の「出来心」で、あっちに行ったり、こっちに行ったり、フラフラと寄り道(>って「楽しんで読むこと自体」が目的なのだから、これが本道なのだろうが)を楽しみながらゆっくりと進んでいる。
ここまでの総語数、80901語。
11.6月3日:The Wind of Willows:PGR2:8000語:レベル2:☆☆☆(+):有名な本だけど読んだことなかった。日本では『楽しい川辺』で知られている(?)。イギリス児童文学におけるいろいろな動物の性格づけっていうのの原型がここにあらわれてるのかな? 日本では、むかし話にヒキガエルってあんまり出てこないと思うけど、イギリス(>というかヨーロッパ?)では、けっこう出てくる。日本にもカエルはいるのにね。そんなところにも日英文化の違いってのがあるんだろうか。
12.6月4日:LLL4( Ben and the Pop Starを除く8冊):1451語:☆☆☆:サクサクサク。
13.6月4日:LLL5(9冊):2474語:☆☆☆:サクサクサク。
14.6月4日:LLL6(6冊):4858語:☆☆☆:サクサクサク。
英語快読 400万語(5)−グリシャムを読む&『ラブ・アクチュアリー』
グリシャムは人気作家だけど、私、翻訳でも1冊も読んだことがなかった。GRのいいところは、こういう「有名だけど今まで読んだことない」という作家の作品を、「どんな感じ?」と気軽に覗いてみることが出来る点かも。
という訳で、これまた有名な『依頼人』を、グリシャム「入門」ということで読んでみた。これ、TVドラマのシリーズになってるみたいで、ケーブルTVのミステリ・チャンネルでも時々やってる。見たことないけど。機会があったら見てみようかな。
レンタルビデオ屋さんで、ふと『ラブ・アクチュアリー』を見かけて、借りた。これは劇場公開された時に見に行った作品だ。(>私、なんだかんだとヒュー・グラントの出てる映画はたいてい見てるなぁ)
で、映像を見たついでにGRの方も読んでみた。これまではあんまり映画のストーリーのGR版って読む気にならなかったんだけど、読んでみたらなかなか面白かった。これからは映画の小説版もGRで読んでみることにしよう。映像と合わせて読むと、映像も深く見れるし、GRも深く読めるような気がする。
ここまでの総語数、168901語。
15.2005年6月6日:The Client:PGR4:12000語:☆☆☆☆:グリシャムは人気作家だが翻訳でも読んだことがなかった。グリシャム「入門」として読んでみることに。
16.2005年6月9日:Secrets:児童書:46000語:☆☆☆☆☆:やっぱりジャクリーヌ・ウィルソンは面白いです。ワンパターンだなぁと思ったりもするんだけどね。でも、「幸せ」の形はひとつだけど「不幸」の形は沢山あるっていうこと?って思ったりもしたりして。いつも、なんらかの「不幸」を抱えた子どもが登場するけど、その「不幸」にはいろいろな形があるから。
母親のボーイフレンドから虐待を受けた主人公は、それに義憤を覚えた祖母と一緒に暮らし始める。彼女が暮らしているのは貧しい人ばかりが住むカウンシルハウス。ある時、お金持ちだけど孤独な少女と知り合い、境遇が全く違う2人は友情を育て始める。
17.2005年6月11日:Love Actually:PGR4:☆☆☆☆☆:14200語:映画だけ見ている時には読み取れていないメッセージというのがあるかも。具体的には覚えてないんだけれど、映像で監督は「感情の描写」をしていても、映像を読むリテラシーが低くてちゃんと読めていなかったり。
18.2005年6月11日:Encyclopecia Brown and the Case of the Treasure Hunt:児童書:8000語:☆☆☆☆:読みやすいし、それなりに面白いけれど、あんまり感動はないかもなぁ。娯楽書ということかな?
19.2005年6月17日:Go, Lovely Rose and Other Stories:OBW3:7300語:☆☆☆☆(+):するするっと読めた。英語がすっきりとしてきれい。3つの恋の物語。ビターだけどしゃれた作品。
英語快読 400万語(5)−メアリ・ヒギンズ・クラーク&1984
私、メアリ・ヒギンズ・クラークの作品はほとんど全部PBあるいはハードカバーで読んでるんだけど、日本では見かけたことがなかったので、日本では買えないと思ってました。イギリスに行くたびに、新刊が出ていると購入して、ホテルに帰ってから読む、というのを続けています。
日本の作家は超多作(>を強いられる?)だけど、あちらの作家って(>クラークはアメリカ人だけど)、人気作家でも、せいぜい1年に1本か2本ですよね。なので、1年に1回か2回のペースでイギリスに行く私には、ちょうどいいペースで新作が読める訳です。
それが、書店で彼女のPBを見つけて、「やった!」という感じでした。今年は春も夏もイギリスに行ってないので、新刊をゲット出来てないんですよね。
21の1984は、私が(>大昔に)生涯2冊目に読んだPBのリトールド版。当時の私にはPBはまだまだ手に余り、キリン読みというより「ろくろ首読み」くらいだったかもしれない。でも、オーウェルの「透明感のある」「ひんやりした」「金属っぽい」感じの英語(>と、当時の私には思えた。的外れかもしれません。私文学畑じゃないし)にすごく感動した。英語にも「感触」っていうか、そういうのがあるんだなーって、そんな風に思えた。それが、1984の内容にすっごくピッタリ!の英語だなぁっていうか。
内容はどれだけ読み込めていたかは不明。でも、英語を「肌で感じる」楽しさみたいなのは感じた。なので、とにかく読み終えた。
PBで読んだ物をGRで読んでみるとどうかなぁ?というのはあったんだけど、ま、ものは試しということで。
ここまでの総単語数、314203語。
20.2005年6月25日:Nighttime Is My Time:PB:110000語:☆☆☆☆☆:20年ぶりの高校の同窓会に出席した主人公のジーン。今は歴史学の大学教師として成功しているが、彼女は高校卒業後ひっそりと子どもを産んだ。その子どもの身の危険をほのめかす手紙を同窓会直前に彼女は受け取った。他方、彼女が高校時代に昼食をともにしていた仲間がこの20年間で一人ずつその席順に殺されてきていて、あと残されているのが2人。もう一人にも魔の手が伸び、彼女にも危機がせまる。犯人はかつての男子生徒の中の誰かなんだけど、それが最後まで誰だか分からなくて(>私には)はらはらどきどきした。
21.2005年6月29日:1984:PGR4:21302語:☆☆☆☆:実は、生涯2冊目に読んだPB。昔PBで読んだものをGRで読むのもいいかな?と思った。当時PBをどれだけ理解できていたのか不明だけれど、読後の充足感はやっぱりPBを読んだ時の方が大きいかな。PBを再読してみるのも良いかも。PB→GR→PBっていうのも珍種な流れかも。
22.2005年7月1日:The Moonspinner:OBW4:14000語:☆☆☆☆:メアリ・スチュアート(>スコットランド女王メアリと同姓同名)ってどうよ!と思ったりもするのだが、どうやら結婚したらそういう名前になってしまったらしいので彼女を責めても仕方ないか・・。休暇でギリシャの小さな村に行った主人公が、殺人事件に巻き込まれる話。まぁまぁ楽しめるけど、けっこう昔に書かれたものなのね。
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すみません。タイトル書き直すの忘れました。
タイトルは「私の400万語(1)」です。
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英語快読 400万語(6)−ロイヤル・バレエ・スクールの生活
23の文献は、バレエ(少女)小説。どうやら、シリーズ3作目のようなので、前作の注文を入れた。
ロイヤル・バレエ・スクールの生活がよく分かる1冊。バレエを目指す子供たちは大変だなぁ。
レッスンの模様の中に技術的アドバイスもあるので、「大人のバレエ」の人達にもけっこう役立つかも。フランス流とイギリス流のバレエの違いについても説明されていたりして、興味深い。
バレエ物はついつい夢中になって読んでしまうなぁ。
ここまでの総語数は、348103語。
23.2005年7月11日:The Royal Ballet School Diaries: Isabella's Perfect Performance
Moonspinner:児童書:18000語:☆☆☆☆☆:ロイヤルバレエスクールで学ぶ(>寮生活)7年生(12歳くらい?)の女の子エリーが主人公。クリスマス休暇を終えて学校に帰ってみると新しい入学生が来るという。その子はパリから来た子だ。彼女はバレエはすごく上手いけど、お高くとまってロイヤルの子どもたちと溶けこもうとしない。それどころかロイヤルをバカにしているようなところすら見受けられる。彼女はこれまでパリオペラ座バレエ学校で学んでいたみたい。どうやらロイヤルに来ることになったのには事情があるらしいのだが・・。
24.2005年7月13日: PGR3:6400語:☆☆☆☆:かなり昔の本だけど、今のイギリス人にもあてはまるのかな? 天気の話が好き(>というか会話のオープニングの必需品?)なのは今もそうかな?と思うけど。
25.2005年7月16日: Sunday Special Peanuts Series Snoopy#1:マンガ:4500語:☆☆☆☆:中学生の頃、スヌーピーはけっこう読んだ。英語の教科書には出て来ない"Good Grief"などの表現が新鮮に思えた。英語のマンガは全部大文字で書かれていることが多く、それがちょっと読みにくく感じるかも。
26.2005年7月18日:Draemon 6:マンガ:5000語:☆☆☆☆:マンガでさくさく語数を稼ぐ。
英語快読 400万語(7)−LLL挫折
どうも、私、LLLはダメみたい・・・。最初にORTから入っちゃったからかしら。
なかなか「捨てる」決断が出来なかったけれど、LLL8まで来て、「捨てるべきかなぁ」って思い、その後しばらくして、ついに「もうダメかも・・・」と「捨てる」決意をいたしました。
読破までもうちょっとぢゃん!とも思うけれど、「面白くなかったらやめる」の原則を貫くことにします。
だって、読後に書いた感想を振り返ってみると、「ORTの方が好きかも」っていうのがあまりに多いし。
まぁ、「今」ダメでも、またいずれ「出会う」時が来るかもしれない・・・。PGRも最初は「嫌い」だったけど、「今」はかなり楽しく読めるようになったので・・・。
400万語の「目標」の「一番目」を失ったので、ちょっと気が抜けてしまった感じ。
ここまでの総語数は、378767語。
27.2005年7月23日:LLL7(6):LLL7:4168語:☆☆☆:私、ORTの方が好きかもなぁ。
28.2005年7月28日:LLL8(6):LLL8:5040語:☆☆☆:やっぱり、私、ORTの方が好きかなぁ。足腰強くしようと思ってはじめたけど、LLLを捨てるべき?
29.2005年7月30日:Curious George:児童書:1500語:☆☆☆☆:子どもの頃好きだったけど、今読んでも好きかも。
30.2005年8月3日:Curious George Riding a Bike:児童書:1200語:☆☆☆☆:LLLより対象年齢が低いのだと思うけれど、私にはこっちの方があっている?
31.2005年8月7日:Encyclopedia Brown: Disgusting Sneekers:児童書:18756語:☆☆☆☆:並行して、メアリ・ヒギンズ・クラークを再読している他、PBをもう1冊読んでいる。でも、改めてエンサイクロペディア・ブラウンを読んでみると「らくだー」という気がする。PBは私には英語的にはちょいと(かなり?)背伸びなのかもなー。
英語快読 400万語(8)−「源氏物語」との再会
潰れそうな落ちこぼれ高校で、学校再建策として生徒を東大に入れよう!っていう、『ドラゴン桜』というマンガ(>ドラマもやってたそうなのだが、こっちは見てない)で、「古典の勉強のためにはまずは『あさきゆめみし』を読め!」というのがあって、おぉ、「源氏物語」かぁ・・・・なつかしいなぁ・・・と思った。
高校1年の時は「古文なんて日本語ぢゃん!」と思って勉強しなかったために古文の成績が悪かった私。「古文は外国語です。英語と同じように辞書引きながら勉強して下さいよ」という、古文の先生のアドバイスを2年になって実践したら、面白くなってきた。
しかも! 私ってば、古文における「多読」も実践しちゃったのよねー。
ちょっと小耳に挟んだ『落窪物語』っていうのが、すっごく「面白そうだなぁ」って思って、読んでみたの。辞書は使わず、ちょこちょこっと注が出ている本を使って、とにかく読破。
面白かったです。わくわくしながらあっという間に読んでしまった。
いやー、これで実力つきましたねー。なんか、すごーく「自分が変わった!」という実感と手ごたえがありました。
私の古文の実力は『落窪』前と『落窪』後で、ハッキリクッキリ分かたっていうか。
って、『落窪物語』1冊なんて、もちろん、たいした量じゃないんですが。
でも、それでも、きっと、高校3年間で教科書に出てくる古文の量を、『落窪物語』1冊で、すでに超えてたんじゃないでしょうか。
「源氏物語」は「読破!」とまでは行かなかったけれど、受験に出そうなところは、ちゃーんと文庫版の『源氏物語』を買って、かなり繰り返して読みました。与謝野晶子訳のも買って合わせて読んだり、けっこうマジメな受験生していました。
そんな訳で、「あ、そう言えば、英語版『あさきゆめみし』があったよねー」とふと思い出し、読んでみることにしました。
ついでに、源氏物語の簡単な解説本(>日本語)を読んだり、なんか「多読」が私を日本の古典文学の世界にまた触れさせてくれたっていうか・・・。
ここまでの総語数は、420767語。
32.2005年8月15日:The Tale of Genji#1:マンガ:1200語:☆☆☆☆☆:『あさきゆめみし』のバイリンガル版。『源氏物語』はマジメな受験生だった頃にちゃーんと原文でかなり読んだ。「よく出る」と言われるお話は何度も読んだ。でも、今思えば、高校生(>および予備校生)のおこちゃまには、理解にちょいと無理があったかも。「受験問題を解く」という観点からはまぁまぁ読み込んでいたんだろうけれど、「王朝文学を読み解く」という意味では、ぜんぜん分かってなかっただろう。「多読」によって、日本の古典に再び出会うというのも「いとをかし」という感じ。文庫版の「源氏物語」を買ってまた読んでみようかしらん。
33.2005年8月17日:The Tale of Genji#2:マンガ:5000語:☆☆☆☆☆:上に同じ。
34.2005年8月20日:The Tale of Genji#3:マンガ:5000語:☆☆☆☆☆:上に同じ。
35.2005年8月21日:Glubbslyme:児童書:22000語:☆☆☆☆☆:久しぶりのジャクリーヌ・ウィルソン。夏休みに入り、主人公は学校での仲良しと遊ぼうとするが、その子の近所の子が間に入ってくる。女の子3人ってどこの国でもなかなか難しいのね。主人公はその昔魔女裁判の時代に魔女が沈められたという池でおいてけぼりにされ、一匹のカエルに出会う。このカエル、昔、主人公と同じ名前の魔女につかえていた、というのだ。
36.2005年8月25日:The Tale of Genji#4:マンガ:5000語:☆☆☆☆☆:32に同じ。
英語快読 400万語(9)−ヒギンズ再読&手詰まり
37はメアリー・ヒギンズ・クラークの再読。「犯人はこいつ? こいつ? いやこいつか????」とかなり作者に振り回されて読んだので、2回目は犯人が分かった状態でじっくりと細かい所や伏線を楽しみながら読んだ。
読むものの選択でちょっと「手詰まり」な感じ。ジャクリーヌ・ウィルソンも読んでないものの数が少なくなってきているのと、話がかなりワンパターンな部分もあり、少し飽きている(>読むと引き込まれてしまうのだが)所もあって、あまり食指が動かない。
仕事が忙しくPBは読みかけて「放置」状態になってるのが2−3冊あって、でも続きを読み始める気にもなれない。
ま、そんな時は気楽に短時間で1冊を読み終えることが出来るGRを読むかなぁ・・・と、しばらくはGRを読んでいる。
多読を始めた頃は相性の悪かったPGだが、最近はかなり面白く読めるようになった。特に、PGR3は、気楽で手軽に読め、かつ、それなりの読み応えもあり、冊数も多いので選択の幅が広く、なかなか重宝している。
ここまでの総語数は、612867語。
37.2005年8月30日:Nighttime Is My Time:PB:11000語:☆☆☆☆☆:上に書いたので省略。
38.2005年9月3日:Great Football Stories:PGR3:8000語:☆☆☆☆:サッカーで命を落とす者はイギリスのみならず世界中にいるらしい。
39.2005年9月5日:Sense and Sensibility:PGR3:7900語:☆☆☆☆:私はジェーン・オースティンはけっこう好き。原作を読もうとしては挫折してきたけれど。しかし、この頃のイギリスの結婚jって思い切り、「金」と結びついていた面があるなぁ。まぁ、いつの時代もそうなのかもしれないんだけれど。
40.2005年9月8日:The Great Discovery:PGR3:8200語:☆☆☆☆(+):考古学者が会議のあと休暇でアレクサンドリアに向かう途中、ヘビの腕輪をしている女性に出会う。「あれって、古代エジプトのものでは?」と思い、話しかけてその腕輪を見せてもらう。そして、「家にはこういうのもっとあるのよ」と言う、その女性の家に連れて行ってもらうことになるのだが・・・。
41.2005年9月10日:Notting Hill:PGR3:17000語:☆☆☆☆☆:「ラブ・アクチュアリー」が面白かったので、同じ作家の「ノッティング・ヒル」も読んでみた。
42.2005年9月13日:Foods for thought:PGR3:9000語:☆☆☆☆:休暇を親戚の農場で過ごすことになった大学生の男の子が主人公。親戚の農場は有機農法をやってるのに、そのすぐ隣の農場が遺伝子組換え農法を取り入れた。花粉が飛んだらせっかくの有機農法の作物にその花粉がついてしまうかも。地域ではGMへの反対運動も起こっている。主人公の親戚の農場にはスウェーデンからグリーンな休暇を過ごすために女の子が来る。隣の農場の女の子も交えて微妙な三角関係とグリーン・ポリティクスが絡み合いながら話は進む。
43.2005年9月15日:The Canterbury Tales:PGR3:11000語:☆☆☆☆:有名な『カンタベリー物語』だが、恥ずかしながらこれまで内容を知らずに来た。いやー、14世紀の文学だと言うが、「生き残っている」文学というのは、やっぱりそれなりに面白いのねー。「バースの女房」なんぞは、なかなかに現代的ですらある。でも、『源氏物語』が書かれたのはもっと前だぞー! 日本文学もなかなかにすごいかも。(>あ、でも、アリストファネスの『女の平和』が書かれたのは紀元前か・・・。)
44.2005年9月18日:The Accidental Tourist:PGR3:21000語:☆☆☆☆:トラベル・ライターの主人公の人生が、息子の死をきっかけに、まわりに流されるままに変化していく。
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英語快読 400万語(10)−同じ作品を異なるGRで読む楽しみ
PGR3で読んだSense and SensibilityをOBW5で読んでみた(>47)。同じ作品を異なったGRで読むっていうのも、これまた面白いかもしれない。
PGR3のバージョンを読んだ後に、この作品の映画化されたものである「いつか晴れた日に」を借りてきて見た。エマ・トンプソンがまだ10代の役をやるのは、なんぼなんでも無理があるなぁ・・・なんてのも、こうやってGRを読んだ後だと余計に生々しく感じたりする。
まぁ、この映画自体はとても良く出来た映画だと思うけれど。借りたDVDの中に、この作品が賞を取った時にエマ・トンプソンがジェーン・オースティン風の英語で挨拶してバカ受けしていた。
ここまでの総語数、706367語。
45.2005年9月20日:Draemon 7:マンガ:5000語:☆☆☆☆:ちょっと息抜きと語数稼ぎ。
46.2005年9月24日:Three Short Stories of Sherlock Holmes :PGR2:9500語:☆☆☆☆:多読をやってるレッスンメイトはシャーロック・ホームズを原書で読んでみたけれど、けっこう読みにくかったって言ってました。昔の英語だからかな? いずれ私も原書で読んでみたいな。
48.2005年10月4日:Sense and Sensibility: OBW5:24500語:☆☆☆☆☆:同じ作品のリトールドを違う版で読むのもまたおもしろい。いやー、18世紀末くらいの結婚って、ちょうど「恋愛結婚」というか、ロマンティックラブ・イデオロギー誕生の頃っていうか、「愛情とお金」の問題のせめぎあいという「新しい」問題の始まりの時なのかしらね。まぁ、ジェーン・オースティンが「お金」にうるさい女だったというのも逆にあるのかもしれないが。なにしろ『ジェーン・オースティンとお金』っていう本があるんだって。
48.2005年10月20日:The Diamond Girls:児童書:55000語:☆☆☆☆☆:ジャクリーヌ・ウィルソンの新作。それぞれ父親の違う4人姉妹と母親の(貧しい)母子家庭に男の子が産まれることになった。母親は占いに凝っていて、占いに従い「引っ越す!」と言う。そこからドタバタといろいろなことが起こる。引越し先の隣の家はお金のある家だが、どうも母親が娘を虐待している模様。その子と仲良くなった主人公はそのことで心を痛める。「家庭」という閉塞された空間が悲劇の場に転じた時、その中に閉ざされた弱者の苦痛は痛ましい。印象に残ったのは、イギリスでは、こんな風に次々と別の子どもを産む母親とその「大」家族が、政府からの「手当て」で生きていけるということ。イギリスの母子家庭への給付はその昔、「母親は家にいるべき」という考え方から、「母親が働かなくても子育てできる」額に設定されたと聞く。母親のほぼ100パーセントが働いている(>働かなければ食べていけない)日本の母子家庭とは、大きく異なっている。この母親も、今は出産直前直後なので仕事のことは出てこないけれど、妊娠前も働いてた様子はないし、その後も働く気はなさそう。日英母子家庭比較論としても興味深い一冊。
英語快読 400万語(11)−LLLがダメならORTがあるさ!
LLLを「捨てた」ことは、案外、心理的に響いていたみたいで、なんとなーく挫折感があって多読が進まない状態が続いていた。「400万語はLLLで英語の足腰を強くするぞ!」って、かなり張り切ってスタートしたので。
ちょうどこの頃、ポリープが発見されてそれを取ったりして(>生活に制限が加わったのはたった2週間でどってことなかったのだが)、その組織検査の結果待ちだったり、どよよーんとした気分で過ごしていた、というのもあるだろう。そもそも「病院に行く」という行為自体がとっても疲れるし・・・。
組織検査の結果はシロではあったが、「放っておけばいずれガンに発展した可能性を含むタイプ」のポリープであったらしく、本当に幸運な命拾いをしたのであった。
そんなこんなで、なんとなく気持ちの晴れない日々を送っていたのだが、ある日、「LLLがダメなら、ORTを読めばいいぢゃん!」と思った。
ORTは「親子で多読」でQと一緒に読んでいる。でも、全巻は読んでない。(>買ってない)
幸い、職場にORTがあるので(>そもそも私が多読を始めたキッカケは職場の教育サーヴィスの一環として多読の導入が検討されていたからであった。私は直接の関係者ではないのだが)、その意味では、SSSの言う「恵まれた環境にある人」である。
読み始めてみると、やっぱり私はORT派なのかも・・・と思った。こっちの方が絵が可愛くて、絵に遊びがあって好きだし、Qと一緒に歩んで来た道をしみじみと振り返ってなつかしむことも出来る。あぁ、ここでQはこんなことを言ったなぁ・・・などと、思い出されて感慨深い。
ここまでの総語数、713545語。
49.2005年10月30日:ORT1(18冊):ORT1:126語:☆☆☆☆:やっぱり、私、ORTの方が好きかも。絵が可愛いしほのぼのしている。Qとは読まなかった本文が絵だけのものも含め18冊読破(?)。
50.2005年11月4日:Sally's Phone:OBW0:1300語:☆☆☆☆:短いけれどなかなか楽しめる。これがストーリーとして成立するということはイギリスにもサリーみたいに「男の好みに合わせる」恋愛する女の人も多いってことなのかな?
51.2005年11月9日:Surprise:IRB3:1242語:☆☆:詩の本。詩って私には難しい。
52.2005年11月9日:George, the Drummer Boy :IRB3:1022語:☆☆☆:アメリカ独立戦争を、アメリカ駐在のイギリス兵の側から見たもの。IRC3には、このようにアメリカ史を複眼的に理解させようというものが数多く含まれている。最後のところに、同じ歴史を勝者・敗者の側から見て、一致することもあれば、異なることもある、というようなことが書かれている。アメリカ史でも、独立戦争は「アメリカ側」から描かれることが多いはず。そこをあえて、イギリス兵側から書いたところがとても教育的かも。ストーリーとしての質やディテールの描きこみはいまひとつだけど。
53.2005年11月13日:ORT1+(12冊):Stories&A:ORT1+: 510語:サクサクサク。
54.2005年11月15日:ORT2(18冊):Stories&A&B:ORT2: 1089語:サクサクサク。
55.2005年11月17日:ORT3(18冊):Stories&A&B:ORT1+: 1389語:サクサクサク。
英語快読 400万語(12)−多読で学ぶ国際事情
長らく「積読」だったBride Price(OBW5)を、ふと、手にしてみました。読み始めたら一気に読んでしまいました。
ナイジェリアが舞台の小説です。第二次世界大戦後まもない、ナイジェリアにおいて、)女性の置かれていた厳しい状況を初めて知りました。イギリスの植民地支配の「痕跡」が文化的な面で深く残っていることも知りました。
すぐお隣の韓国のことも良く知らないけれど(>韓流ドラマはけっこう見るんだけど)、アフリカとなると、さらに知らない。「白地図に国名を埋めなさい」と言われたら、ほぼお手上げ状態。(>私はそれでなくても地理がとても苦手)
それぞれの国の特徴や事情となったら、もう、それこそ、全くの無知!です。
この本を読み終わって、同じく長らく「積読」だった、Burned Aliveも読んでみようかな?という気になり、こちらも、読み始めたら一気に読んでしまいました。こちらは、第二次世界大戦後のヨルダン川西岸のお話で、ノン・フィクション。
女性たちは、胸が苦しくなるような閉塞された状況にあります。男たちは女(>妻・娘)に暴力をふるい放題。「女を殴ってなにがそんなに楽しいんだろう」と思うけれど、それが「当たり前」の社会。
女性の地位や権利が認められないパレスチナの農村で、主人公はコミュニティの「掟」を破ったために、「生きたまま焼かれる」のです。「名誉殺人」ってやつです。
たまたま、彼女は病院に運ばれ、スイス人の国際NGOの人に助けられて、ヨーロッパで新しい生活を始めます。しかし、家族や親戚が殺しに来るかもしれないので、アイデンティティはぼかして書いてあります。
すさまじく閉塞された社会が、まだまだこの地球上に残っているんですね。アルカイダ支配下のアフガニスタンを舞台にした子ども向け小説を読みましたが、その中でも女性や少女がひどい目に合っている様子が生々しく書かれていました。
教育を受けることも出来、自由にモノが言える・・・それだけでも、本当に恵まれています。バレエを習ったり、多読を楽しんだり・・・本当に幸せなことです。
でも、「世の中には大変な目に遭ってる女性がいっぱいいるのね。私はそうでなくて良かった」と「他人事」にしてしまうのは、きっととてもいけないことなんだと思います。
自分に何が出来るのか???と思うと、よく分からないんだけれど、とりあえずはそういうことがあるんだということを「知ること」も大事なことだし、そういうことを「知ってる人」が増えることも、なにがしかの「力」にはなると信じて、多読の中に、こういう社会派のものも入れて行こうと思っています。
ここまでの総語数は、827496語。
56.2005年11月20日:Bride Price:OBW5:20000語:☆☆☆☆☆:イギリスの植民地であったナイジェリアでは、白人の習慣と現地の習慣が混在しいていたみたい。その辺りの事情も興味深かった。娘が結婚する時、父親は「金」をもらえる。これはインドなどの「ダウリー」みたいに娘の側が「金」をつけて結婚させる、というのと違っている。その点もまた興味深い。ナイジェリアにおいては恋愛などはご法度。また、そうではあるが、略奪婚のような風習も残っていたりする。ナイジェリアの黒人の間に元自由人、元奴隷の家系という差別構造も残っており、そういう事情を知ったのも初めてであった。いろいろな国にいろいろな事情があるんだなぁと思った。
57.2005年11月27日:Burned Alive :PB:61000語:☆☆☆☆☆:私、何人かパレスチナ人を知っているけれど、みんな頭が良くてスマートな感じなので、最初、パレスチナ人の集落でこのようなことが起こっていたっていうのがとても信じられなかった。留学中、よく一緒に子どもを遊ばせながらおしゃべりしたパレスチナ人女性は、美しく、聡明で、洗練された女性だった。彼女は、遅れた農村部の公衆衛生の向上という使命に燃えていたけれど、それって、こういう実情があったんだろうか。くしくも、ヨルダン川西岸から来た女性で、イスラエルの占領下にあるためになかなか自由に電話もひかせてもらえないこと、手紙を検閲されることなどを私は彼女に聞かされて知った。彼女の娘もとても強く賢い子だった(>まだ2歳半くらいだったけど)。彼女はきっとパレスチナの指導者になるよ、なんて、私はよく言ったものだった。農村部の、こんなすごい実情は何も知らずに。当時、多読をやって、この本を読んでいたらなぁ。彼女ともっといろいろなこと話せたろうに。
58.2005年12月6日:ORT5(18) ORT5:50080語:☆☆☆☆:Qと一度読んだというのもあるのかもしれないけど、LLLよりもスムーズに読める感じ。なんでかな?
59.2005年12月10日:ORT5(18) OBW4:108540語:☆☆☆:なんか今ひとつ分からない部分もあったんだけど、あとで書評を見たら、GRには珍しく俗語が多いとあり、グロサリーを見てから読むことが勧めてあった。再読してみようっと。
60.2005年12月10日:ORT4(17冊除The Play): ORT4:2561語:☆☆☆☆:ORTの中には日常良く使われる表現だけど、外国人として英語を勉強してきた者にはなじみの少ない表現がいっぱいある。そういうのにちょっとずつ慣れて行くと足腰が強い英語が身につく感じがする。
61.2005年12月10日:ORT6&7(9冊除The Treasure Chest): ORT4:6328語:☆☆☆☆:上に同じ。
62. 2005年12月10日:The Scarlet Letter: PG2: 8200語:☆☆☆(+):ちょっと訳あって、ビデオを見たのだけれど、OBWで読んだ話とずいぶんと違うなぁと思って、PGRのやつを読み返してみた。同じものを違うリトールド版で読むのというのはなかなか面白い。
英語快読 400万語(13)−児童文学の難しさ&息子の薦める本
たまたま、Qと「メアリー・ポピンズ」のDVDを見る機会があったので、原作を読んでみるかなぁ・・という気になった。子どもの頃、何度も読み返した本なので、きっと楽に読めるかな?と思ったのだけれど、案外苦戦。
ジャクリーヌ・ウィルソンのものなどに比べて、「英語自体の難易度」では計れない難しさがあるっていうか。児童文学においてもリアリズム系は(>ジャクリーヌ・ウィルソンは超リアリズムと呼ばれるのかな?)、英語がよく分からなくてもなんとなく筋が想像出来るっていうか、「パンダ読み」がしやすい。
「両親が今日も言い争っている。Aは悲しかった。涙が流れた。」の続きが「なぜ愛し合って結婚したはずの2人は永遠に愛し合い続けられないのだろう、と彼女は思った。」とか、「私は大人になっても絶対に結婚なんかしないわ!と彼女は思った。」とか言うのだったら、「話の流れ」として多少分からない部分があっても先に行ける。
でも、この続きが、「すると、その涙の一粒一粒が突然キラキラと光りだした。そして、部屋がぐるりと揺れたかと思うと、またたくまに彼女はダイヤモンドのようにきらめく光の粒の中にいた。」とか、あるいは、「するとその涙が気味の悪いベタベタした緑色の物体に変化した。彼女の目の色は一瞬うつろになったかと思うと、次に金色に輝きだした。その宇宙から来た生物は人間の涙を媒介に人の身体に侵入して行くのだった」というようにつながっていくと、かなり英語自体が分かってないと「話の筋」が読めない・・・というか。
しかも、そういう風に話が流れて行く時って、外国語として英語を学習した者には「なじみのない」単語が多く出てくる気がするのよね。
多分、そんな訳で、子どもの頃夢中になって読んだメアリー・ポピンズだったのに、今ひとつ???でした。で、なんとなく消化不良な感じが残ったので、久々に日本語の翻訳を読んで、また原作を読んでみようかな、と思っています。
ちなみに、映画では、バンクス夫人はサフラジェット(>イギリスの女性参政権運動の中の過激派。投石などの暴力も辞さない。また、ハンガーストライキもやる)の活動で忙しい、という設定でしたが、原作の方はそうはなってなかったです。
映画と原作はかなり違うのね。
ところで、「親子で多読」の方は、超ゆっくりペースなのだが、Qは最近、英語の古くて渋い歌(>ビートルズとかPPMとか)にはまっていて、歌詞カードを見ては覚えたりしている。まぁ、これも多読であろう。
先日一緒に本屋に行って、それぞれ「読みたい物」を買った。
QはOBW1のThe Wizard of Ozを買った。私、OBW1は8割方読んでると思うが、これはなんとなく手を出さずにいたもの。で、Qが「面白かったよ」と言うので、借りて読んだ。
うーん、Qが自分で選び、一人で読み、私に薦め、それを私が読むっていう「新しいパタン」が生まれたというのもうれしいことだ。
63. 2005年12月27日:Mary Poppins: 児童書: 48000語:☆☆☆☆(+):久しぶりに息子とディズニーの「メアリ・ポピンズ」を見た。「サウンド・オブ・ミュージック」を見て、ジュリー・アンドリュースって歌うまいねぇ、ということになり、こっちも見ることにしたのだ。これは2人でイギリス暮らしをしてた頃、字幕なしのもので、2人でよくみていた。当時のQは、多分ほぼ理解してたんだと思う。私は、筋は終えても細かいところはキャッチすることは出来ていなかったけど。原作の方は、なかなかに手ごわかった。ジャクリーヌ・ウィルソンみたいに「リアリズム」の作家の方が使う言葉、表現が「日常目にする」ものが多くなるのかな?
64. 2006年1月2日:The Prince and the pauper : PG2: 9400語:☆☆☆:マーク・トェインって一体!!! この話、子どもの頃に読んだ時には、これが、「トム・ソーヤ」の作者によるものだということも知らなかったけど、まさか、実在の王子を主人公にしちゃった話だなんてことは、さらに全く知りませんでした。ひゃー、驚いた! 主人公はヘンリー8世の息子エドワードなんだって。後にエリザベスI世になる、エリザベスも「親切なお姉さん」っていう設定で出て来てます。いいのかぁ! そんな他所の国の王室の実在の人物を使って小説書いちゃって!!
これって、日本に置き換えて考えるなら、中国人やら韓国人やらが勝手に、「桓武天皇と乞食」みたいな話を書いて、登場人物も実在の歴史的人物のオンパレードっていう設定になってるっていう訳で、なんかなーって感じです。
65. 2006年1月8日:The Princess Diaries : MMR3: 15000語:☆☆☆☆(+):イギリスの本屋でもよく見かけるので、人気シリーズらしいっていうのは知っていた。GRになってたのでふと手に取ってみた。CDが無理やりくっついてたので、どうしようかなぁと思ったが、音声教材と一緒に聞いてみるのもたまには良いかも・・・と、高めだったが買ってみた。音声を聞きながらと思ったけれど、少し聞いた時点で、先が気になり、まずは読んでしまった。
66. 2006年1月10日:The Lady in the Lake : PGR2: 7100語:☆☆☆(+):チャンドラーの作品。いきなりPBは大変だから、GRで好みかどうかのあたりをつけて、気に入ったものをPBで読むのもいいかも。
66. 2006年1月10日:The Princess Diaries 2 : MMR3: 15000語:☆☆☆☆(+):プリンセス・ダイヤリーズの第二弾。ミアの母親が妊娠して、ミアは長年の夢だったお姉さんになることに・・・。
68. 2006年1月15日:The Wizard of Oz : OBW1:5900語:☆☆☆☆:むかーし、TVで古い映画を見たことがあったような気がするけど、断片的にしか話を覚えていなかった。こういうお話だったのね。上にも書いたけれど、これは、Qが先に1人で読みました。ついにQの読んだ本を後から私が読む、ということも起こるようになったのね、と感慨深いです。
英語快読 400万語(14)−多読の真髄
注文していた本がようやく届きました。わーい!!!
多読2年半ちょいにして悟ったこと・・・。それは、多読って要するに「読みたい本に出会う」「読んで楽しい本に出会う」ということにつきるのかもなぁ、ということです。そして、そういう本が手元にある、ということもとっても大事。
今回届いたのは読みたかった本ばっかりだし、実際手にとって読んでみても面白いし、だからサクサクと進みます。
やっぱり、「楽しい!」が原動力だし、その「楽しい!」を可能にするための物理的条件(>好きな本が手元にある)というのが整えば、多読はどんどん進むみたい。
停滞する時ってのは、もちろん仕事が忙しかったり、いろいろな事情があるだろうけれど、今の自分にピッタリする本が手元にないってことなのかも・・・。
だから、一番大事なことは「自分の好み」の「発見」なのかも。
一人ひとりの多読には、その人の「色」がある。だから、「私色」の多読を進めればいいのよね。
でもって、私の場合の「私色」って何?と思った時、その中の大きな要素は「バレエ」でしょう!ということになりました。なので、今後は、バレエ物の本を常にチェックして注文出して、手元にバレエ小説があるようにしておきたいなって思っています。
ここまでの総語数、962242語。
69. 2006年1月20日:The Royal Ballet School Diaries#1:Ellie's Chance to Dance
: 児童書7000語:☆☆☆☆☆:シリーズ1作目。以前、3作目を書店で見つけて、それから読んだので、「穴を埋めて行く」って感じかな? 主人公はシカゴからイギリスのオックスフォードに越してくる。母親がオックスフォード大学に採用されたからだ。バレエを習ってる主人公は、地元の教室でレッスンする他、ロンドンに出てロイヤル・バレエ・スクールでのレッスンも受ける。新しい学校で意地悪する子がいたり、地元バレエ教室で冷たい視線を投げかける子がいたり、母親に持病があったり、いろいろな「苦難」もある。学校で思い切り意地悪だった子が途中から「改心」するんだけど、そのあたりの事情や本人の心情の変化の書き込みが若干不足。先生が生徒にパの説明をする場面もいっぱいあるので、そういう場面での英語表現がイギリスでオープンクラスを受ける時に参考になるかも。
70. 2006年1月22日:A to Z Mysteries:The Bald Bandit : 児童書6500語:☆☆☆☆☆:A to Z Mysteries の2冊目。男の子2人+女の子1人の3人組が、探偵に頼まれ、逃走する銀行強盗の姿をビデオにおさめていた、という赤毛の高校生を探します。最後の方で、意外な展開になりハラハラします。この3人、とても心優しい子どもたちです。
71. 2006年1月22日:ORT6(6冊) : ORT6:2846語:☆☆☆☆:絵が可愛いのとお話がほのぼのしているのとで、ラクな気持ちで楽しみながら読めるのがORTの良いところかな?
72. 2006年1月24日:A to Z Mysteries: The Canary Caper : 児童書:☆☆☆☆☆:A to Z Mysteries の3冊目。主人公の女の子のネコがいなくなります。これまでそんなことなかったのに・・・。しかし、どうやら近所で同じうにペットの行方不明事件が続いているらしい・・・ということで、おなじみ3人組が真相究明に乗り出します。対象年齢も低いはずなんだけれど、なんかいまひとつスッキリ分からない部分もけっこうあります。アメリカ英語だったり、アメリカが舞台だったりするというのもあると思うけれど。
英語快読 400万語(15 )−聴きながら読む
77の文献はCDを聴きながら目で英文を追ってみました。一回目は、話の先が気になって、黙読してしまったのですが、一回読んであるので安心して聴けました。(?)
聴きながら読むっていうのも、時に大事かも。黙読だと自己流のリズムで読んでいるかも。
このレベルだと黙読しちゃう方が速いんだけど、PBとかだったら、聴く方が速いかも。そういう場合は、聴きながら読むことで、速度がついてくるっていうのもあるのかも。
あ、もしかしたら、古典(>名作?)なんかは、聴きながら読むと、苦労が少ないかも。
「○万語」の区切り近くなってくると、「あともうちょっと!」と思うので、平常心で読書を楽しめないっていうか、ちょっと気もそぞろっていう状態になってしまいます。500万語は平常心で迎えたいなぁ。
73.1月25日:Welcome to Narnia : ICR1:☆☆☆☆:ナルニア国物語の超簡単バージョン。むかーし、子どもの頃、「魔女とライオン」だけ読んだことがあります。その時、続きを読みたいなーって思ったのですが、そのままになってしまいました。いずれ英語で読んでみようかな。
74.1月25日:Tea with Mr. Tumus : ICR1:☆☆☆☆:同じくナルニア国物語の超簡単バージョンです。「(国)物語」ってchronicle(年代記)なんですねー。へー、そーなのかー、そうだったのかー!と思いました。
75.1月29日:The Royal Ballet School Diaries#2:Lara's Leap:児童書:☆☆☆☆☆:ロイヤル・バレエ・スクールの生活が良く分かるし、面白いんだけれど、ストーリー展開にちょっと無理があるなぁと思う。「バレエ小説=いじわるな子が出てこないとダメ」みたいなステレオタイプに著者は囚われているんじゃないかなぁ。でもって、「意地悪ぶり」はとってもリアルなんだけれど、「仲直り」のプロセスがどうも説得力に欠ける。ま、でも、バレエ教養書としては大変役に立つし、第4巻(>第3巻は先に読んだ)の出版を楽しみにしたいと思います。
76.1月30日:A to Z Mysteries: The Deadly Dungeon:児童書:☆☆☆☆:A to Z Mysteriesの4冊目。多分、同じようなレベルの英語で書かれていても、舞台がイギリスだったら、もっと良く分かるんだと思う。一応話にはついて行けてるんだけれど、ところどころパンダである。話の小さな流れ(>ロジックの流れ)に???となったりする。運転能力がつまるところその土地をどれだけ知っているか?ということに大きく左右されるように、英語力というのも、そのジャンルを良く知っているか?ということにも左右されるのだろう。よく知っている分野なら多少難しい英語でも読めるし、易しい英語で書かれていてもなじみの少ない分野の物は難しく感じる・・・というようなことがあるのかな? 「ロイヤル・バレエ・ダイヤリー」の方が多分、「英語としては」難しいんじゃないかと思うんだけれど、舞台がそれなりになじみある設定だったり、設定そのものに興味があったりするので、ずっと読みやすく感じる。
77.1月31日:The Princess Diaries:MMR3:☆☆☆☆:上に説明したので略。
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お名前: さやか http://appletree.penne.jp/
投稿日: 2006/6/15(23:45)
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ウルトラQの母さん、こんにちは。
さやかです。
400万語報告、興味深く読ませていただきました。
ポリープが見つかったり、波瀾万丈の100万語でしたね。
どうしても、健康面で不安があると、
本を読むどころではなくなってしまいますよね。
今は、もう落ち着いたとの事。
後は、仕事面の忙しさが抜けられれば。。。
でしょうか。
ウルトラQさんの報告を読んで思った事は、
やはり、お気に入りのシリーズをキープしておく事は大事。
と、言う事でした。
私も、お気に入りの作家は読み続ける傾向にあるので
そう言う面で似ているのかもしれません。
また、自分が好きな分野を開拓すること。
これも重要ですよね。
読める本の幅が出てくると、自分の好みも分ってくる反面、
好みでない本は読めなくなってくるように思います。
より、自分に素直になって行くと言うか。
そんな気がします。
なので、お気に入りの作家とシリーズを見つける事は、
多読を続ける上で大切な事。
だと思っています。
私もウルトラQの母さんと同じように、
足腰を鍛えようと、ORTとLLLを読み始めました。
が、、、なぜか進まず今に至っています。
どちらが好みと言われても、分らないのですが、
作風の違いがかなり顕著に現れているので、
好みが別れる所だと思います。
一応、私もテスト前なのでそれが終わったら、
ORTとLLLの読書を再開しようと、
報告を読んで思いました。
また、息子さんも多読を楽しまれていると言うこと。
親子で共通の趣味があると、話題にも困らないし、
お互いに共通の話題が出来ていいですよね。
実は私も、本好きな親の元で育ったので、
本好きになりました。
やはり、こういう事って親の影響が強いと思うのです。
親が読んでいれば、子どもも読むようになる。
と、思ってしまいます。
多読はしていないのですが、お互い本を勧めあうのは、
我が家も同じなので、思わず嬉しくなりました。
では、Happy Reaging〜☆
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〉ウルトラQの母さん、こんにちは。
〉さやかです。
〉400万語報告、興味深く読ませていただきました。
→超長い報告を読んでくださって恐縮です。
〉ポリープが見つかったり、波瀾万丈の100万語でしたね。
〉どうしても、健康面で不安があると、
〉本を読むどころではなくなってしまいますよね。
→そうなんです。おっしゃ、待合室で読むぞ!と思ったけど、気持ちの余裕がありませんでした。
〉今は、もう落ち着いたとの事。
〉後は、仕事面の忙しさが抜けられれば。。。
〉でしょうか。
→仕事の忙しさは、しばらくは抜けられそうにないので、コマギレ時間を利用してチビチビ読んでいます。最近は、ちょっとのスキにI Can Read Booksなどの短い物を読んだりしています。自然科学系のものなんかは、驚くほど単語を知らず(>推測は出来ても記憶には残ってない。サナギとかね。動物の子どもの呼び名がいちいち違うのも「へぇ!」と思うが記憶は出来てない)、自分の英語のマダラぶりを改めて認識したりしてます。
〉ウルトラQさんの報告を読んで思った事は、
〉やはり、お気に入りのシリーズをキープしておく事は大事。
〉と、言う事でした。
→そうなんですよねぇ。これ!というのが、数シリーズあるといいなぁと思うんだけど、私の場合、ジャクリーヌ・ウィルソンほどははまれるものがなくて・・・。
〉私も、お気に入りの作家は読み続ける傾向にあるので
〉そう言う面で似ているのかもしれません。
→そうかも。さやかさんとは、本の好みや、感性も似てるよなぁと思うことが多々あります。
〉また、自分が好きな分野を開拓すること。
〉これも重要ですよね。
→そうですよね。好きな物を読むために英語勉強するんだもんね。
まぁ、私は仕事で必要でやってるとこもあるけれど(>仕事の本はカウントしてない。精読だから)。
〉読める本の幅が出てくると、自分の好みも分ってくる反面、
〉好みでない本は読めなくなってくるように思います。
→そうかもしれません。好みでない本は、なにも苦労して英語で読む必要ないですよね。まぁ、日本語でも同じかもしれないけれど。
〉より、自分に素直になって行くと言うか。
〉そんな気がします。
→うんうん、そう思います。
〉なので、お気に入りの作家とシリーズを見つける事は、
〉多読を続ける上で大切な事。
〉だと思っています。
→ほんとにそう。この掲示板は、その意味でとってもヘルプフルであります。
〉私もウルトラQの母さんと同じように、
〉足腰を鍛えようと、ORTとLLLを読み始めました。
〉が、、、なぜか進まず今に至っています。
→進まない時はしばらく放っておくのも手かも。
〉どちらが好みと言われても、分らないのですが、
〉作風の違いがかなり顕著に現れているので、
〉好みが別れる所だと思います。
→そうみたい。リアリズムのLLLのファンの方も多いみたい。
〉一応、私もテスト前なのでそれが終わったら、
〉ORTとLLLの読書を再開しようと、
〉報告を読んで思いました。
→まぁ、あまり無理せず、面白いかもなーと思ったら読むのがいいと思います。今すぐ読まなくても、自然にそういう「時」が来るかも。
そういう多読の「時の流れ」っていうのも、興味深いですよね。私、始めたころは、PGRが嫌いだったの。でも、今はOK。
〉また、息子さんも多読を楽しまれていると言うこと。
〉親子で共通の趣味があると、話題にも困らないし、
〉お互いに共通の話題が出来ていいですよね。
→それうあありますね。難しい年頃だけど。今は、The Captain Underpantsという超オバカ系のを一緒に読んでいます。
〉実は私も、本好きな親の元で育ったので、
〉本好きになりました。
〉やはり、こういう事って親の影響が強いと思うのです。
〉親が読んでいれば、子どもも読むようになる。
〉と、思ってしまいます。
→そうかもしれませんね。我が家は、日本語の本に関しては、息子の方が本格的文学青年で、私は仕事からの逃避で軽い物ばっか読んでいるため、「そんなくだらない本ばっかり読んでないで、少しは名作も読めば?」とか言われてしまいます。(>中学生のくせに岩波文庫が好きです)
〉多読はしていないのですが、お互い本を勧めあうのは、
〉我が家も同じなので、思わず嬉しくなりました。
→息子から、「本を推薦して」と言われると、息子の好みの水準に合う本をなかなか推薦できず、アタフタしている母親だったりするので、さやかさんのご両親みたいな良い影響は与えることが出来てないかも・・・。
〉では、Happy Reaging〜☆
→お互いに!!! 次のさやかさんの報告、楽しみにしています。
Dancing Sistersは、今、積読状態ですが、近いうちに読もうと思ってます。500万語の時に報告出来るといいな、と思いますが、ひょっとすると600万語の時になっちゃうかも・・・。今、470万語近くですので。
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お名前: ミグ
投稿日: 2006/6/15(22:52)
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こんばんは、ミグです。400万語達成おめでとうございます(=^▽^=)
病気を患うと疲れやすくなり、病院の待ち時間や入院期間はなど空き時間があっ
ても、なかなか読み進まないと思います。それでも継続できたのは、素晴らしい事です(b^-゜)
報告を読ませていただいて、PBを読んでから同タイトルGRもアリなんだ!!とミ
グ驚きました(σ・∀・)σ
簡単な本が重要なのは、ごもっともだと共感できる部分多々ありました。まあー
、ミグの場合はICRやSIRやその他中古書店でgetした絵本などでパンダ読みを
進めています。でも、ORTかLLLのどちらか1つはコンプリすべきなのかなー?と
いう疑問を密かに抱えております┐(´ー`)┌ミグPGR0から始めて最近までGR
街道をばく進(?)してたので…
お身体を大切にしつつ、楽しいタドキストライフをお過ごしください。
病を克服し、快調な5周目を読み進むよう祈念して
ハッピー リーディング
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〉こんばんは、ミグです。400万語達成おめでとうございます(=^▽^=)
→ありがとうございます。
〉病気を患うと疲れやすくなり、病院の待ち時間や入院期間はなど空き時間があっ
〉ても、なかなか読み進まないと思います。それでも継続できたのは、素晴らしい事です(b^-゜)
→そうなんですよね。さやかさんへのレスにも書いたけど、最初は「ちゃーんす! いっぱい読めるぞ!」と思ったのです。でも、病院疲れしちゃうっていうか・・・。
〉報告を読ませていただいて、PBを読んでから同タイトルGRもアリなんだ!!とミ
〉グ驚きました(σ・∀・)σ
→長い報告を読んでくださって、ありがとうございます。PB→GRというのも、なかなか味わい深いかもしれません。どんな風にリトールドされてるのかなぁ、原作のテイストがどんな風に残って、どんな風に消えてしまってるのかなぁ・・・とかね。
まぁ、1984を読んだのって、本当にはるか昔だったりするので、「GRで初読した」っていうのとあんまり変わらないかもしれないんだけど。1984は近いうちにまたPBで読みたいなぁって思ってます。
〉簡単な本が重要なのは、ごもっともだと共感できる部分多々ありました。まあー
〉、ミグの場合はICRやSIRやその他中古書店でgetした絵本などでパンダ読みを
〉進めています。でも、ORTかLLLのどちらか1つはコンプリすべきなのかなー?と
〉いう疑問を密かに抱えております┐(´ー`)┌ミグPGR0から始めて最近までGR
〉街道をばく進(?)してたので…
→コンプリして、何が変わったか?というのはよく分かりません。でも、たとえば、climbなんていう語の「感じ」が良くつかめるようになった気がします。以前は、「登る」っていうイメージが強くて。でも、本当に色々に使うんだなぁって思いました。
簡単な本は引き続き読んでいます。私も最近「寸暇」が出来た時にICRを「それっ!」と読んでいます。チビチビと読み進めておりますが、それでもちょっとずつ語数がたまっていきます。
でも、簡単な本だからかえって難しいっていうのもあって、「こんな単語見たことないぞ!」っていうのも、笑いのツボが分からないものもいっぱいあります。
その点ではGRの方が「安心して読める」みたいなとこはあります。
〉お身体を大切にしつつ、楽しいタドキストライフをお過ごしください。
→ありがとうございます。
〉病を克服し、快調な5周目を読み進むよう祈念して
→一応、今のところ病の方は落ち着いておりますが、今度は昔治療した歯のかぶせものが取れてしまい、歯医者通いをしてます。歯医者もなかなかに疲れますが、ただ、前回の病と違って、「ひょっとしたら命にかかわる病気かも・・」というような不安はないので、サクサク読めます。(>痛くされるんじゃ?と緊張するので、疲れることは疲れるんですが)
〉ハッピー リーディング
→はい。今後ともハッピー・リーディングで行きたいと思います。
ミグさんの次回の報告も楽しみにしております。