270万語&「必要ない語」

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/8/16(14:04)]

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7799. 270万語&「必要ない語」

お名前: yamasina
投稿日: 2006/5/3(01:42)

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こんにちは。
ご無沙汰でしたが、270万語通過をDa Vinci Code読了記念に報告します。
なかなか投げないので、ページの進まない本を読み出すとペースが著しく落ちます。さっさと投げるがよいのでしょうね。
最近印象的だったのは、Howl's moving castleの難しさです。あまりにわかりにくかったので間に20万語くらい挟んで再読したのですが、やはり終盤わかりにくくなって投げました。
Da Vinci Codeのほうが、飛ばしてOKの分読みやすかったですね。

なにはともあれ、これまで読んだ本はこの掲示板で話題になった本やGR多読セットばかりで、ほんとうにお世話になっています。ありがとうございます。これからはちょっと背伸びをして、話題になってない本にも挑戦していこうと考えています。そして紹介できればな、と。

***
ところで「必要ない語」について、少しだけ。
日本語でも知らない語彙はいくらでもありますし、知ろうともしない分野の語彙は必要ないと思います。しかし、いざ、ある本を手にとって読んで楽しもうとしたときにその本に出てくる語は、十分に楽しむためには全部必要な語と言えるかなと思っています。

作者にとってみれば、すべての語はなにかを伝えようとして選ばれて配置されているわけですから、「必要ない語」はありません。だから読者の立場としても、「飛ばす」たびに本来得られるはずであった面白さが少しだけ(あるいは大幅に)減ってるだろうな、と思うのですね。

もちろん、ありがたいことに物語の力は偉大なので、少々面白さが減ったとしてもどうということはなく、十分面白く読みすすんでいけるわけですが。

***
さて、なにか変化が起きるかな、と100万語のとき期待していた300万語が近づいてきました。また、項を改めて感想など書いてみたいと思います。

ではでは。happy reading!


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7800. Re: 270万語&「必要ない語」

お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2006/5/3(12:46)

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〉こんにちは。

yamasinaさん、こんにちは、独眼龍です

〉ご無沙汰でしたが、270万語通過をDa Vinci Code読了記念に報告します。

を! Da Vinci Code読了、270万語通過、おめでとうございます。

〉なかなか投げないので、ページの進まない本を読み出すとペースが著しく落ちます。さっさと投げるがよいのでしょうね。

分かっちゃいるけど、でも、難しいですね、投げ技。
私は、100万語手前くらいで身につけたので、社会人では早い方?(ちょと自慢)
いつかもう一度って思うことなんでしょうけど、コツみたいなものは。

〉最近印象的だったのは、Howl's moving castleの難しさです。あまりにわかりにくかったので間に20万語くらい挟んで再読したのですが、やはり終盤わかりにくくなって投げました。
〉Da Vinci Codeのほうが、飛ばしてOKの分読みやすかったですね。

ふーん、そうですか。Howl's moving castleは難しかったですね。そっか、
Da Vinci Codeの方が読み易いんだ。

〉なにはともあれ、これまで読んだ本はこの掲示板で話題になった本やGR多読セットばかりで、ほんとうにお世話になっています。ありがとうございます。これからはちょっと背伸びをして、話題になってない本にも挑戦していこうと考えています。そして紹介できればな、と。

はい、紹介もまってますよ。で、背伸びするなら、パンダ用の本の
ご準備もお忘れなく。

〉***
〉ところで「必要ない語」について、少しだけ。
〉日本語でも知らない語彙はいくらでもありますし、知ろうともしない分野の語彙は必要ないと思います。しかし、いざ、ある本を手にとって読んで楽しもうとしたときにその本に出てくる語は、十分に楽しむためには全部必要な語と言えるかなと思っています。

〉作者にとってみれば、すべての語はなにかを伝えようとして選ばれて配置されているわけですから、「必要ない語」はありません。だから読者の立場としても、「飛ばす」たびに本来得られるはずであった面白さが少しだけ(あるいは大幅に)減ってるだろうな、と思うのですね。

ほぼ同意ですね。ただ、作者にとって必要な言葉が、かならずしも読者に
必要な言葉と同じじゃないから面白い。だから、時に、作者が意図して
いなかったものを読者が発見なんてことがあるから、読書は面白い!

〉もちろん、ありがたいことに物語の力は偉大なので、少々面白さが減ったとしてもどうということはなく、十分面白く読みすすんでいけるわけですが。

ねぇ、物語の力は、本当に偉大。
だから、多読では、どちらかというと、ノンフィクション派が少なめなの
かなぁ?

〉***
〉さて、なにか変化が起きるかな、と100万語のとき期待していた300万語が近づいてきました。また、項を改めて感想など書いてみたいと思います。

楽しみですね。

〉ではでは。happy reading!

はい、Happy Reading!


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7909. Re: 270万語&「必要ない語」

お名前: yamasina
投稿日: 2006/5/26(23:25)

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"近眼の独眼龍"さんは[url:kb:7800]で書きました:
〉yamasinaさん、こんにちは、独眼龍です

こんにちは。

〉を! Da Vinci Code読了、270万語通過、おめでとうございます。

ありがとうございます。

〉分かっちゃいるけど、でも、難しいですね、投げ技。
〉私は、100万語手前くらいで身につけたので、社会人では早い方?(ちょと自慢)
〉いつかもう一度って思うことなんでしょうけど、コツみたいなものは。

投げたいけど、先が気になるときが、一番つらいかもしれません。

〉ふーん、そうですか。Howl's moving castleは難しかったですね。そっか、
〉Da Vinci Codeの方が読み易いんだ。

映画を見てから読んだら、さくっと読めちゃうんじゃないでしょうか。
読みながら、ビジュアルのイメージ不足を感じてましたから。
一応ルーブルは行ったことあったんですけどね。

〉ほぼ同意ですね。ただ、作者にとって必要な言葉が、かならずしも読者に
〉必要な言葉と同じじゃないから面白い。だから、時に、作者が意図して
〉いなかったものを読者が発見なんてことがあるから、読書は面白い!

同意いただけてうれしいです。ところで、独眼龍さんは「必要」というのを
読み手の人生にとって、とかそういう意味合いで使っておられますか?
あるいは、あえて知らない語彙があったほうが面白い場合があるってこと
でしょうか。
いずれにしても、語彙があってもなくても読書そのものはその語彙レベルなりに
十分面白いと思います。

ではでは。Happy Reading!


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7802. Re: 270万語&「必要ない語」

お名前: ヨシオ
投稿日: 2006/5/4(22:24)

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yamasinaさん、270万語通過、おめでとうございます。ヨシオです。

〉こんにちは。
〉ご無沙汰でしたが、270万語通過をDa Vinci Code読了記念に報告します。

Da Vinci Code、読了、おめでとうございます!

〉なかなか投げないので、ページの進まない本を読み出すとペースが著しく落ちます。さっさと投げるがよいのでしょうね。
〉最近印象的だったのは、Howl's moving castleの難しさです。あまりにわかりにくかったので間に20万語くらい挟んで再読したのですが、やはり終盤わかりにくくなって投げました。
〉Da Vinci Codeのほうが、飛ばしてOKの分読みやすかったですね。

Da Vinci Code、邦訳を買おうか、英語を買おうかと悩んでいます。英語はちょっと難しいかな?と躊躇していました。Howl's Moving Castleも読んだこことはありませんが、それよりは読みやすかったのですね。よ〜し、今度、Da Vinci Codeを手にしてみよう!

〉なにはともあれ、これまで読んだ本はこの掲示板で話題になった本やGR多読セットばかりで、ほんとうにお世話になっています。ありがとうございます。これからはちょっと背伸びをして、話題になってない本にも挑戦していこうと考えています。そして紹介できればな、と。

ぜひ、よろしくお願いいたします。

〉***
〉ところで「必要ない語」について、少しだけ。
〉日本語でも知らない語彙はいくらでもありますし、知ろうともしない分野の語彙は必要ないと思います。しかし、いざ、ある本を手にとって読んで楽しもうとしたときにその本に出てくる語は、十分に楽しむためには全部必要な語と言えるかなと思っています。

〉作者にとってみれば、すべての語はなにかを伝えようとして選ばれて配置されているわけですから、「必要ない語」はありません。だから読者の立場としても、「飛ばす」たびに本来得られるはずであった面白さが少しだけ(あるいは大幅に)減ってるだろうな、と思うのですね。

これはそうですね。風景についての描写であっても、作者はその風景で何事かを物語ろうとしているのでしょうから。もっとその風景についてイメージできれば、より主人公の心象風景がはっきりしてくることもあると思います。

〉もちろん、ありがたいことに物語の力は偉大なので、少々面白さが減ったとしてもどうということはなく、十分面白く読みすすんでいけるわけですが。

でも、飛ばし読みでも、そのイメージをある程度補いながら読めるのなら、楽しく最後まで読めますね。特に大人のPBなどはそのようにして読んでいます。この、イメージがしにくいものは、分からない文章、単語が多いと、お手上げですが。

〉***
〉さて、なにか変化が起きるかな、と100万語のとき期待していた300万語が近づいてきました。また、項を改めて感想など書いてみたいと思います。

〉ではでは。happy reading!

yamasinaさん、300万語の報告をお持ちしています。Happy Reading!


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7910. Re: 270万語&「必要ない語」

お名前: yamasina
投稿日: 2006/5/26(23:32)

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"ヨシオ"さんは[url:kb:7802]で書きました:
〉yamasinaさん、270万語通過、おめでとうございます。ヨシオです。

ありがとうございます。

〉Da Vinci Code、読了、おめでとうございます!

重ねてありがとうございます。

〉Da Vinci Code、邦訳を買おうか、英語を買おうかと悩んでいます。英語はちょっと難しいかな?と躊躇していました。Howl's Moving Castleも読んだこことはありませんが、それよりは読みやすかったのですね。よ〜し、今度、Da Vinci Codeを手にしてみよう!

映画とか謎本とか見とくと情景が浮かんでいいかもしれません。
でも、本読んでから、そういうの見ても楽しいかも。「あ、あれってあれだったんだ」とか
映画見て思えるんじゃないかと楽しみにしています。

〉〉***
〉これはそうですね。風景についての描写であっても、作者はその風景で何事かを物語ろうとしているのでしょうから。もっとその風景についてイメージできれば、より主人公の心象風景がはっきりしてくることもあると思います。

〉でも、飛ばし読みでも、そのイメージをある程度補いながら読めるのなら、楽しく最後まで読めますね。特に大人のPBなどはそのようにして読んでいます。この、イメージがしにくいものは、分からない文章、単語が多いと、お手上げですが。

筆者の時代や背景とかも含めると、知ってたほうが面白い情報は限りなくあるわけで
真に楽しむのはなかなか困難なことですが、前述のとおり、それなりに楽しめるのが
いいところです。

ではでは。happy reading!


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7803. Re: 270万語&「必要ない語」

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/5/8(17:34)

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yamasina さん、270万語おめでとうございます。Julie です。

〉ご無沙汰でしたが、270万語通過をDa Vinci Code読了記念に報告します。
〉なかなか投げないので、ページの進まない本を読み出すとペースが著しく落ちます。さっさと投げるがよいのでしょうね。

Da Vinci Code読了おめでとうございます。
長いのを読み終わると気持ちいいですよね。
私もレベルが上がってくるとペースが落ちます。
でも読みたい本だからいいのだーっ!と思うことにしてます。

Howl's Moving Castle は魔法で場面が飛ぶのに付いていけず、
難しくて投げました(700万頃のことかな)。
でもね、英語苦手だった方で400万語くらいで
見事にするっと読んじゃった方がいる・・・。
あまり細かいことにこだわって、ちまちま読むより、
飛ばし技の上手い人のほうが読めちゃうこと、ありますねえ。

〉***
〉ところで「必要ない語」について、少しだけ。
〉日本語でも知らない語彙はいくらでもありますし、知ろうともしない分野の語彙は必要ないと思います。しかし、いざ、ある本を手にとって読んで楽しもうとしたときにその本に出てくる語は、十分に楽しむためには全部必要な語と言えるかなと思っています。

〉作者にとってみれば、すべての語はなにかを伝えようとして選ばれて配置されているわけですから、「必要ない語」はありません。だから読者の立場としても、「飛ばす」たびに本来得られるはずであった面白さが少しだけ(あるいは大幅に)減ってるだろうな、と思うのですね。

これは私も以前すごく考えていたところです(爆)。
作者が吟味した言葉だから、すべての語を味わいたい、と思う気持ち。

その一方で、読書は十人十色でもあるわけです。
作者の言葉に、読者は何を想像したってかまわない。
『なんとなくクリスタル』のように、出てきたレストランに
片っ端から行ってみるというガイドブックのような
読み方をしてもかまわない。
「インディアンは怖いのだ、殺していいのだ、白人ばんざい」という
当時の小説を読んで、作者の意図?とは裏腹に、
「こんなグロテスクな小説を書くなんて白人はダメだ」
と考えてもかまわない。
読者は、何を感じてもいい自由がある。

読書ってなんなんでしょうねえ。

話が飛躍しましたが、飛ばしている単語にも、なにかを感じています。
音や、その単語があることで生じる間合いとか。
そういう何かぼうっと感じていることの積み重ねが、
小説読みを育てていくのでしょうか。

〉***
〉さて、なにか変化が起きるかな、と100万語のとき期待していた300万語が近づいてきました。また、項を改めて感想など書いてみたいと思います。

300万語楽しみですね。感想お待ちしています。

Happy Reading♪


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7911. Re: 270万語&「必要ない語」

お名前: yamasina
投稿日: 2006/5/26(23:49)

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"Julie"さんは[url:kb:7803]で書きました:
〉yamasina さん、270万語おめでとうございます。Julie です。

ありがとうございます。

〉Howl's Moving Castle は魔法で場面が飛ぶのに付いていけず、
〉難しくて投げました(700万頃のことかな)。
〉でもね、英語苦手だった方で400万語くらいで
〉見事にするっと読んじゃった方がいる・・・。
〉あまり細かいことにこだわって、ちまちま読むより、
〉飛ばし技の上手い人のほうが読めちゃうこと、ありますねえ。

"Howl〜"は、家内が邦訳を読んで結構気に入ったらしく、いろいろ
情報を吹き込まれてしまったのが仇となったかもしれません。
ハウルとソフィーの恋愛を軸に読もうとしてしまったために、彼らの
心の動きがさっぱり読み取ることができず。。といった感じです。
知らなきゃ、飛ばしてたでしょうに。

〉〉***
〉これは私も以前すごく考えていたところです(爆)。
〉作者が吟味した言葉だから、すべての語を味わいたい、と思う気持ち。

〉その一方で、読書は十人十色でもあるわけです。
〉作者の言葉に、読者は何を想像したってかまわない。
〉『なんとなくクリスタル』のように、出てきたレストランに
〉片っ端から行ってみるというガイドブックのような
〉読み方をしてもかまわない。
〉「インディアンは怖いのだ、殺していいのだ、白人ばんざい」という
〉当時の小説を読んで、作者の意図?とは裏腹に、
〉「こんなグロテスクな小説を書くなんて白人はダメだ」
〉と考えてもかまわない。
〉読者は、何を感じてもいい自由がある。

〉読書ってなんなんでしょうねえ。

「誤読の自由」や「飛ばす自由」を読者は持っていると私も思います。
しかし、私は、その自由を行使しているわけではなく、しかたなく
飛ばしているんですよね。悲しいかなぜんぜん自由じゃないのです。
といっても、べつにネガティブな気分ではないですよ。念のため。
十分面白いですから。

〉話が飛躍しましたが、飛ばしている単語にも、なにかを感じています。
〉音や、その単語があることで生じる間合いとか。
〉そういう何かぼうっと感じていることの積み重ねが、
〉小説読みを育てていくのでしょうか。

間合いは感じますね。語呂とかリズムとか。
あ、小説読みに限らず、漫画でも映画や音楽でも、その楽しみ方は
だんだん身につけるもの、と思います。(プリミティブなもの以外)
初めてぱっと見てもなかなか楽しめないものでしょう。

ではでは。happy reading!


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