[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(22:57)]
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お名前: みゅう
投稿日: 2005/11/18(13:46)
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みゅうです。
2005年11月18日、Dickensの"A Tale of Two Cities"でついに1000万語通過しました。ついでに2002年の10月下旬に多読を初めてちょうど3年をすぎたところですので、あわせてご報告します。
前回の900万語報告が今年9月の初めだったので、今回は2ヵ月半で100万語読むという(みゅうにしては)スピード通過でした。タドキスト大会までには間に合わないよなぁ、と思っていたのですが、やっぱり間に合わせたい!ということでペースをまきにまいた次第であります。みゅうは音に関する活動というのをあまりしていないので感じたことというと本を読むことに限定されるのですが、以下、900万語から1000万語の間で感じたことなど書きますと・・・・。
1000万語通過でDickensを読んで感じたのは、やっぱり読むことに関してはかなり進歩したなぁ、ということです。みゅうはDickensを原書で読めるようになりたくて多読を始めたので、3年かかってまずは目的が達せられた。めでたいことです。400万語通過の直後に同じくDickensの"Oliver Twist"を手にとってわずか2ページで投げているので、今回はとりあえず読み通せたので、それなりに進歩したのだなぁ、とちょっとうれしく思っています。
一方で、自分には苦手な分野があるのだ、まだなんでもかんでもすらすら読めるわけではないのだ、とも実感しました。まずは"A Tale of Two Cities"もわからないところがいっぱいありましたし。古典文学はまず長いし、また書かれた年代の関係で英語が難しくかんじられます。次はCollinsの"Woman in White"だ!、とか思ったりしていますが、こちらも25万語超の大長編ですので読みきれる確信はぜんぜんありません。Connellyの"The Concrete Blonde"を読むと法廷場面のたたみかけるような言葉のやりとりが読みきれない、Pearl Buckの"Sons"では戦闘場面など人同士が争うところは読めてないなぁと思います。この2点は今後の課題です。
1000万語をすぎたら時間の計測なしにしようかとも思っていたのですが、こちらも続行して計り続けることになりそうです。GR中心だったころは読速は200wpmだったのが、一般PB中心の今はさすがに160-180wpmで頭打ちです。別にあわてて読まなくても、とも思うのですが、1ページだいたい2分くらいで読めないとなかなか読み進んだ気がしないのですね。SonsやA Tale of Two Citiesでは「読みにくいな」と思うとやっぱり1ページあたり3分かかっていた、ということもたくさんありました。
みゅうは仕事である程度英語を使います。要するに辞書を引きながらとはいえ、多読を始めるまえからある程度まとまった文章を読み通す機会はあり、よってGRを読み始めた当初から読速200とか出ていたわけですが、最近は会話をする機会があまりない、ということでここ一年半ほどは週に一度だけですがNOVAに通っています。NOVAでお勉強するというよりは、あくまでお金を払って英語を使う場所、とわりきっているのですが、講師たちは結構読書家が多く、今読んでいる本のことで会話がはずむことがとても多いです。テキストにそったレッスンも悪くはないですが、本の話をしているときの方がより良い時間をすごしていると感じます。これも多読をやっていてよかったなぁと思うことのひとつです。
ではいつも通り、読んだ本についてちょっとずつコメントです。
以下、()内は著者名と総語数。
YL: 3-
Woodstock: A Bird's-Eye View(Schulz)(3362)
ご存知スヌーピーが登場するコミック"Peanuts"から鳥のウッドストックが出てくるストリップばかり集めた本。1950年に連載が始まった"Peanuts"の全集である"Complete Peanuts"をみゅうは読み進めており、現在は第3巻の1955-56年の2年分を読んでいるところなのですが、初期のPeanutsにはウッドストックは出てこない、というわけでウッドストックばかり集めた抜粋本に手を出しました。子供たち同士の会話でもうっかりするとオチがわからず「あれ?」と思うことしばしばなのですが、鳥と犬の会話はさらに奥が深くなかなか手ごわかったです。ウッドストックって連載ではいつごろから登場するのでしょう?ご存知の方、教えてください。
YL: 4-
The First Four Years(Wilder)(22000)
「大草原の小さな家」のシリーズのLauraの本もこれでおしまい。100万語通過で最初の一冊を読んだときには「単語の難しい本だ」と感じたのですが、それから3年近くたち1000万語通過を目前にした今回はすんなり読むことができて進歩を実感しました。今の私たちの暮らしぶりとは大違いのアメリカの開拓農家の暮らしぶりはどれも楽しく読むことができました。著者は異なりますが、LauraのMaや娘のRoseのシリーズもあるようですので、今後はそちらも読むことになるかもしれません。
YL: 7-
The House on Hope Street(Steel)(63042)
クリスマスに突然愛する家族を失った一家が、徐々に立ち直っていく次のクリスマスまでの一年間を描いたお話。Danielle Steelはみゅうが400万語通過で初めて一般PBを読んだ時の"Leap of Faith"以来ご無沙汰だったので今回久しぶりに読みました。掲示板の「Harry Potterより読みやすい大人向けPBは?」という投稿に「それならSheldon」と思ったのですが、「Syeldonだと500ページ超とかの大長編なので」と投稿には続いていたのになるほどと思い手に取った本。Steelの本は長編もありますが、Leap of Faithや本書のような5万語前後の中編もたくさんあるしなにより読みやすいので、PBの読み初めや難しい本のあとの息抜きにはちょうど良いと思います。GRよりは長編なので読みやすさレベル7としておきましたが、GRのPGR6とかよりも読みやすいかもしれません。
YL: 8-
The Testament(Grisham)(127920)
「そうなっても誰も悲しまない、誰も不幸にははならない」と本書には書かれていますが、私にはやはりとても悲しく感じられました。爽快感のあるラスト、そして読み終わって「タイトルのtestamentという言葉にはいろんな意味があるのだ」と考えたり、読んでみていろいろ複雑な気持ちになった本。けっこう読みやすかったです。"The Client"のあと次に読むGrishamをどれにしようか迷ったら本書はいかがでしょう。"The Client"のようなドキドキする展開はありませんが、いい話ですしおすすめ。
The Concrete Blonde(Connelly)(133000)
Harry Boschシリーズの第3作。前の2作に比べて今回はちょっと読みにくかったような気が・・・・。上述の通りみゅうは法廷でのやりとりを読むのが苦手みたいなので、法廷シーンがけっこう出てくる本書はちょっと苦手なジャンルだったのかもしれません。ラスト60ページくらいで犯人はわかる・・・はずなのですが、それですんなり終わらないところがさすがです。
YL: 9-
Umbrella Man and other short stories(Dahl)(84000)
初挑戦のDahlの短編集。PGR5の"Taste and Other Tales"を読んだときにはよくわからなかった短編も、GRでない今回はきちんと理解できたので、ここでも進歩したのだなぁ、とうれしくなりました。そして13ある短編のどれもがまったく違う題材であることに驚嘆し、著者には心底感服しました。読んで本当に良かったです。YL9以上となっていますが、直前に読んだ"The Concrete Blode"よりは読みやすかったです。意外と読みやすいという成雄さんの投稿に同感。
Speaks the Nightbird(McCammon)(255000)
17世紀末の新大陸の新興の町で発生した、魔女Rachelによるとされる殺人事件の魔女裁判と謎解きのお話。邦訳も出版(邦題「魔女は夜ささやく」)されていますが、買うと上下で5000円はするという価格にめげて安いPBで読もうと決意(なさけない・・・・)。時代設定と題材が好みなのでとても楽しめました。SSSの書評ではYL:9.5となっていますが、実際には8.5くらいではないかと思います。冒頭は読みにくかったですが、おもしろさも手伝ってぐんぐん読み進めることができて、全体的には読みにくさというのは感じませんでした。ハードカバーでは一冊のようですが、PBでは上巻(Judgement of the Witch,ISBN:0743474325)と下巻(Evil Unveiled,ISBN:0743471393)に分かれて総語数25万語超の大長編です。
Sons(Buck)(173120)
ノーベル賞作家パール・S・バックの「大地」の第2部「息子たち」。第1部"The Good Earth(大地)"の主人公Wang Langの息子たちの物語が、軍閥の頭領となる3男のWang the Tigerを主人公にして語られます。これも上述の通りみゅうは戦闘や争いのシーンを読むのが苦手なので、第1部の"The Good Earth"よりも難易度は上に感じられました。「大地」は第3部まで続く大長編ですが、第1部と同じく長さを感じさせないおもしろさ。第3部を読むのが本当に楽しみです。
A Tale of Two Cities(Dickens)(150134)
イギリスの文豪ディケンズによる「二都物語」の原書。パリとロンドンに分かれて暮らす主要人物たちはなにやら因縁浅からぬ関係で結ばれているであろうということは読んでいてわかるのですが、その因縁というのが何なのかというのが明らかになる終盤を、邦訳で子供のころしみじみおそろしく思いながら読んだことを思い出しました。こういうことがある、どこから何が出てくるかわからないから、裏表のある態度をとっったりしてはならないのだ、と子供心に思ったのですが、大人になり原書で同じ場面を読み直した今もあらためてこわいと思います。このあたりの書き方が著者は本当にうまいです。今のみゅうにはやっぱり難しい本だったようで、ぜんぜん理解できていない箇所も多々ありました。ただ話の筋はきちんと終えているし登場人物たちもおさえられたので、まずは及第点というところでしょうか。再読してもっと理解できるといいなぁと思います。
それではまた1100万語通過のときに・・・。
みゅう
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お名前: HANAE http://www2.gol.com/users/hanae/
投稿日: 2005/11/19(01:54)
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みゅうさん、HANAEです。
1000万語おめでとう!!!!!
また来月(かな?)じっくり聞かせてね☆
一番にお祝いをいいたかった。
これにておやすみなさい。
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HANAEさん、こんにちは。みゅうです。
〉みゅうさん、HANAEです。
〉1000万語おめでとう!!!!!
〉また来月(かな?)じっくり聞かせてね☆
〉一番にお祝いをいいたかった。
〉これにておやすみなさい。
ありがとうございます。12月の大手町オフはみゅうは幹事のようですので・・・・。お話しましょう。ではでは。
みゅう
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お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2005/11/20(19:37)
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"みゅう"さんは[url:kb:7035]で書きました:
〉みゅうです。
〉2005年11月18日、Dickensの"A Tale of Two Cities"でついに1000万語通過しました。ついでに2002年の10月下旬に多読を初めてちょうど3年をすぎたところですので、あわせてご報告します。
間者猫です。ついに1000万語ですね。
おめでとうございます。
〉1000万語通過でDickensを読んで感じたのは、やっぱり読むことに関してはかなり進歩したなぁ、ということです。みゅうはDickensを原書で読めるようになりたくて多読を始めたので、3年かかってまずは目的が達せられた。めでたいことです。400万語通過の直後に同じくDickensの"Oliver Twist"を手にとってわずか2ページで投げているので、今回はとりあえず読み通せたので、それなりに進歩したのだなぁ、とちょっとうれしく思っています。
すごい。私もDickens覗いてみたのですが、撃沈でした。
〉一方で、自分には苦手な分野があるのだ、まだなんでもかんでもすらすら読めるわけではないのだ、とも実感しました。まずは"A Tale of Two Cities"もわからないところがいっぱいありましたし。古典文学はまず長いし、また書かれた年代の関係で英語が難しくかんじられます。次はCollinsの"Woman in White"だ!、とか思ったりしていますが、こちらも25万語超の大長編ですので読みきれる確信はぜんぜんありません。
Collinsの"Woman in White"は私も読みたい1册です。
Connellyの"The Concrete Blonde"を読むと法廷場面のたたみかけるような言葉のやりとりが読みきれない、Pearl Buckの"Sons"では戦闘場面など人同士が争うところは読めてないなぁと思います。この2点は今後の課題です。
最後、どうなの? って感じでしたけど。
〉1000万語をすぎたら時間の計測なしにしようかとも思っていたのですが、こちらも続行して計り続けることになりそうです。GR中心だったころは読速は200wpmだったのが、一般PB中心の今はさすがに160-180wpmで頭打ちです。別にあわてて読まなくても、とも思うのですが、1ページだいたい2分くらいで読めないとなかなか読み進んだ気がしないのですね。SonsやA Tale of Two Citiesでは「読みにくいな」と思うとやっぱり1ページあたり3分かかっていた、ということもたくさんありました。
大体1ページ2分ぐらいで読まないと終わらないですよね。
これぐらいで読めてるものがいい感じで読めてるのかな? と思います。
〉YL: 8-
〉The Testament(Grisham)(127920)
〉「そうなっても誰も悲しまない、誰も不幸にははならない」と本書には書かれていますが、私にはやはりとても悲しく感じられました。爽快感のあるラスト、そして読み終わって「タイトルのtestamentという言葉にはいろんな意味があるのだ」と考えたり、読んでみていろいろ複雑な気持ちになった本。けっこう読みやすかったです。"The Client"のあと次に読むGrishamをどれにしようか迷ったら本書はいかがでしょう。"The Client"のようなドキドキする展開はありませんが、いい話ですしおすすめ。
地理的な状況が掴めていればなかなか読みやすいのではないかと思います。
〉The Concrete Blonde(Connelly)(133000)
〉Harry Boschシリーズの第3作。前の2作に比べて今回はちょっと読みにくかったような気が・・・・。上述の通りみゅうは法廷でのやりとりを読むのが苦手みたいなので、法廷シーンがけっこう出てくる本書はちょっと苦手なジャンルだったのかもしれません。ラスト60ページくらいで犯人はわかる・・・はずなのですが、それですんなり終わらないところがさすがです。
最後、どうなの? って感じでしたけど。
〉YL: 9-
〉Umbrella Man and other short stories(Dahl)(84000)
〉初挑戦のDahlの短編集。PGR5の"Taste and Other Tales"を読んだときにはよくわからなかった短編も、GRでない今回はきちんと理解できたので、ここでも進歩したのだなぁ、とうれしくなりました。そして13ある短編のどれもがまったく違う題材であることに驚嘆し、著者には心底感服しました。読んで本当に良かったです。YL9以上となっていますが、直前に読んだ"The Concrete Blode"よりは読みやすかったです。意外と読みやすいという成雄さんの投稿に同感。
確かに読みやすいけど、短編は??? これ面白いの? となることがありますが。
〉Speaks the Nightbird(McCammon)(255000)
これ持ってるんで早く読まないと。
〉Sons(Buck)(173120)
〉ノーベル賞作家パール・S・バックの「大地」の第2部「息子たち」。第1部"The Good Earth(大地)"の主人公Wang Langの息子たちの物語が、軍閥の頭領となる3男のWang the Tigerを主人公にして語られます。これも上述の通りみゅうは戦闘や争いのシーンを読むのが苦手なので、第1部の"The Good Earth"よりも難易度は上に感じられました。「大地」は第3部まで続く大長編ですが、第1部と同じく長さを感じさせないおもしろさ。第3部を読むのが本当に楽しみです。
家の中がごちゃごちゃもめている話は苦手でした。
PBになると好みがモロにでますからね。
〉それではまた1100万語通過のときに・・・。
〉みゅう
また報告よろしく。では。
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みゅうです。間者猫さん、こんにちは。
〉〉2005年11月18日、Dickensの"A Tale of Two Cities"でついに1000万語通過しました。ついでに2002年の10月下旬に多読を初めてちょうど3年をすぎたところですので、あわせてご報告します。
〉間者猫です。ついに1000万語ですね。
〉おめでとうございます。
ありがとうございます。本当はもうちょっと早めに通過の予定だったのですが、春ころになかなか読めなかったもので。でもやっぱりうれしいものです。
〉すごい。私もDickens覗いてみたのですが、撃沈でした。
目標本なので1000万語記念に読んでみましたが、そういう機会でなければ手に取らなかったでしょうね。今のみゅうにはやっぱりDickensは難しいと感じました。"A Tale of Two Cities"を選んだのはそれが好きだからというのもあるのですが、他のDickensで読んでみたいと思うものに比べるとそれほどの長編でもなかったからというのが大きいです。Oliver TwistとかDavid Copperfieldだとさらに倍くらいの長さになってしまうので。
〉Collinsの"Woman in White"は私も読みたい1册です。
Jane Eyreみたいなポピュラーな海外文学ではないですが、この本はなかなかですよね。OBW5のGRで読んだきりなので、いつか原書で読んでみたいあこがれの本です。間者猫さんとは好みが似ているみたいで、猫さんのブログには本当にいつもお世話になっています。
〉Connellyの"The Concrete Blonde"を読むと法廷場面のたたみかけるような言葉のやりとりが読みきれない、Pearl Buckの"Sons"では戦闘場面など人同士が争うところは読めてないなぁと思います。この2点は今後の課題です。
〉最後、どうなの? って感じでしたけど。
たしかに、えーっそうなの、って思いましたね。だまされたような感じでした。
〉〉1000万語をすぎたら時間の計測なしにしようかとも思っていたのですが、こちらも続行して計り続けることになりそうです。GR中心だったころは読速は200wpmだったのが、一般PB中心の今はさすがに160-180wpmで頭打ちです。別にあわてて読まなくても、とも思うのですが、1ページだいたい2分くらいで読めないとなかなか読み進んだ気がしないのですね。SonsやA Tale of Two Citiesでは「読みにくいな」と思うとやっぱり1ページあたり3分かかっていた、ということもたくさんありました。
〉大体1ページ2分ぐらいで読まないと終わらないですよね。
〉これぐらいで読めてるものがいい感じで読めてるのかな? と思います。
同感。今はHarry Potterの4巻を再読していますが、これだと1ページ2分をちょっと切るくらいですね。以前はもっと難しく感じたのでそれなりに進歩しているのか、と思わないでもないですが、逆に今にみゅうにはHarry Potterがちょうど良いレベルということなのかもしれません。
〉〉YL: 8-
〉〉The Testament(Grisham)(127920)
〉地理的な状況が掴めていればなかなか読みやすいのではないかと思います。
この本も間者猫さんのホームページを見て読んでみようと思ったものです。
〉〉YL: 9-
〉〉Umbrella Man and other short stories(Dahl)(84000)
〉〉初挑戦のDahlの短編集。PGR5の"Taste and Other Tales"を読んだときにはよくわからなかった短編も、GRでない今回はきちんと理解できたので、ここでも進歩したのだなぁ、とうれしくなりました。そして13ある短編のどれもがまったく違う題材であることに驚嘆し、著者には心底感服しました。読んで本当に良かったです。YL9以上となっていますが、直前に読んだ"The Concrete Blode"よりは読みやすかったです。意外と読みやすいという成雄さんの投稿に同感。
〉確かに読みやすいけど、短編は??? これ面白いの? となることがありますが。
みゅうにはすごく好みに合ったのですが、ぞっとしたりするものとかあって好みが分かれるように思いました。
〉〉Speaks the Nightbird(McCammon)(255000)
〉これ持ってるんで早く読まないと。
ぜひ!読んでください。長いですが。
〉〉それではまた1100万語通過のときに・・・。
〉〉みゅう
〉また報告よろしく。では。
はい。またよろしくお願いいたします。
みゅう
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7058. Re: めでたい♪1000万語通過おめでとうございます。
お名前: 豆太
投稿日: 2005/11/22(23:22)
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みゅうさん、こんばんは。 豆太です。
まずは1000万語通過おめでとうございます♪
締め切りを作るとプレッシャーになってしまうこともあるけれど、みゅうさんはうまくモチベーションアップにつなげて間に合わせられたのですね。
素敵だなぁと思います(^_^)
そして、A Tale of Two Cities、読まれたのですね。めでたいことです!!
みゅうさんの多読をはじめた理由がDickensとのことですので嬉しさ倍増ですね。
実は我が家の本棚にもこの本(Penguin Classics版)が一年ほど前から燦然とほこりをかぶって・・・いや、輝いております。
がとてもレベルが高い気がしてなかなか手が出ないのです。
みゅうさんは読み始めるときになにかきっかけなどありましたか?
また色々お話を聞かせてくださいね。
ではこれからもHappy Reading♪
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豆太さん、こんにちは。みゅうです
〉まずは1000万語通過おめでとうございます♪
ありがとうございます。
〉締め切りを作るとプレッシャーになってしまうこともあるけれど、みゅうさんはうまくモチベーションアップにつなげて間に合わせられたのですね。
〉素敵だなぁと思います(^_^)
もともとは12月の大手町オフに間に合わせるつもりだったんですが、計算しなおしたらタドキスト大会に間に合いそうなことが判明し(?)、急遽締め切りを変更したのです。まああまり無理な締め切りを作ったわけではないわけですが、でも目標を設定してそれまでに読みきるというのもなかなか良い経験でした。今はまたペースダウンしてもとのペースに戻っています。
〉そして、A Tale of Two Cities、読まれたのですね。めでたいことです!!
〉みゅうさんの多読をはじめた理由がDickensとのことですので嬉しさ倍増ですね。
〉実は我が家の本棚にもこの本(Penguin Classics版)が一年ほど前から燦然とほこりをかぶって・・・いや、輝いております。
〉がとてもレベルが高い気がしてなかなか手が出ないのです。
〉みゅうさんは読み始めるときになにかきっかけなどありましたか?
みゅうはもともと「1000万語でなんとかDickens読めたら」と思っていたわけですが、A Tale of Two Citiesにしたのはその長さにも理由があると思います。もともとこの本は好きでもあったんですが、他のDickensの本で読みたいと思っているOriver Twistとかだともっとすごい大長編(たぶん30万語近い)になってしまい、きっと今のみゅうにはレベルも高いだろうにそんなに長いのは読めない!と思ったのですね。それで他に比べるとまだ中編に近いもの、ということでA Tale of Two Citiesになったのです。
〉また色々お話を聞かせてくださいね。
〉ではこれからもHappy Reading♪
また大手町でお会いしましょう。豆太さんもHappy Reading!
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/11/23(11:15)
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みゅうさん、こんにちは。
1000万語通過、おめでとうございます。
タドキスト大会で「二都物語」を読んだことを聞いてお話したかったのですが、声をかけることができないまま終わってしまって残念に思っていました。
私はディケンズは日本語でいくつか読んで、GRでも何冊か読みましたが、もともと原書を目標にして実際に読んだというのはすばらしいですね。ディケンズは人物関係が複雑ですが、次々と意外な事実や意外なつながりが明らかになる展開で面白いですね。「二都物語」などはネタばれすると絶対マズイので内容については詳しく書けませんけど。
私はまだまだみゅうさんが読んでいるような本は読めませんし、ディケンズのような古典はほとんど「原書で読む」ことが考えられませんでした。でもみゅうさんの報告を読むといつか私も読めるかな、という気持ちになってきました。
〉Sons(Buck)(173120)
〉ノーベル賞作家パール・S・バックの「大地」の第2部「息子たち」。第1部"The Good Earth(大地)"の主人公Wang Langの息子たちの物語が、軍閥の頭領となる3男のWang the Tigerを主人公にして語られます。これも上述の通りみゅうは戦闘や争いのシーンを読むのが苦手なので、第1部の"The Good Earth"よりも難易度は上に感じられました。「大地」は第3部まで続く大長編ですが、第1部と同じく長さを感じさせないおもしろさ。第3部を読むのが本当に楽しみです。
これも日本語で3部全部読みました。こちらは原書でも割合読みやすいらしい、というふうに聞いていますので、いつか読みたいと思っています。確かに長さを感じさせない面白さがあると思います。日本語では「王虎」でしたが、原語では「Wang the Tiger」なんですね。ただこのお話の不思議なところは、年代がまったく書かれておらず、地名もあいまいで実際の歴史と重ならないところです。パール・バックのほかの本も読んでみたいと思っています。
〉A Tale of Two Cities(Dickens)(150134)
〉イギリスの文豪ディケンズによる「二都物語」の原書。パリとロンドンに分かれて暮らす主要人物たちはなにやら因縁浅からぬ関係で結ばれているであろうということは読んでいてわかるのですが、その因縁というのが何なのかというのが明らかになる終盤を、邦訳で子供のころしみじみおそろしく思いながら読んだことを思い出しました。こういうことがある、どこから何が出てくるかわからないから、裏表のある態度をとっったりしてはならないのだ、と子供心に思ったのですが、大人になり原書で同じ場面を読み直した今もあらためてこわいと思います。このあたりの書き方が著者は本当にうまいです。今のみゅうにはやっぱり難しい本だったようで、ぜんぜん理解できていない箇所も多々ありました。ただ話の筋はきちんと終えているし登場人物たちもおさえられたので、まずは及第点というところでしょうか。再読してもっと理解できるといいなぁと思います。
バスティーユで見つかった「あれ」のことでしょうか。自分のしたことがあんな形で跳ね返ってくるのはおそろしいですね〜。しかも悪いのは自分じゃないのに。
私は古典で一番読みたいと思っているのは「嵐が丘」です。もともと日本語でも読んでいるのですが、OBWで読んだとき、ムーアの荒々しい空気や古いお屋敷の情景がひしひしと迫ってきて、これは原書で読みたいと思いました。でも古典は言葉も古くて難しいんじゃないか、多読だけで読めるのだろうかと思っていましたが、みゅうさんがディケンズを読んだという報告に励まされました。私は多読前は英語には縁がなく、もともとの英語力もずっと低いですが、いつか読みたいという気持ちをもって多読を進めていきたいと思います。
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杏樹さん、こんにちは。みゅうです。
"杏樹"さんは[url:kb:7062]で書きました:
〉みゅうさん、こんにちは。
〉1000万語通過、おめでとうございます。
ありがとうございます。
〉タドキスト大会で「二都物語」を読んだことを聞いてお話したかったのですが、声をかけることができないまま終わってしまって残念に思っていました。
〉私はディケンズは日本語でいくつか読んで、GRでも何冊か読みましたが、もともと原書を目標にして実際に読んだというのはすばらしいですね。ディケンズは人物関係が複雑ですが、次々と意外な事実や意外なつながりが明らかになる展開で面白いですね。「二都物語」などはネタばれすると絶対マズイので内容については詳しく書けませんけど。
杏樹さんも大会にいらしていたんですね。直接お会いできず残念です。
みゅうは邦訳で読んだディケンズというと「二都物語」と「クリスマス・キャロル」くらいです。でもGRではPenguinで出ているものはだいたい読みましたね。GRでもおもしろいから原書もさぞかし、と思うのですが、今は「二都物語」がやっとです。もっといろいろ読めるようになったら、もっと大長編のOliver Twistとかも読めるようになりたいのですが。それはもっと先のことだと思います。
〉私はまだまだみゅうさんが読んでいるような本は読めませんし、ディケンズのような古典はほとんど「原書で読む」ことが考えられませんでした。でもみゅうさんの報告を読むといつか私も読めるかな、という気持ちになってきました。
A Tale of Two Citiesはさすがにみゅうんはキリンだったみたいなんですが、古典を原書で読むというのはけっこう現実的な話のように思います。少なくともみゅうは3年かかって半分足を踏み入れた感じです。あとは900万語通過のときに読んだdu Maurierの"Rebecca"も純粋な古典と言えるほど古くはないですが、古典に近い名作で、これはすごく読みやすかったです。そういうものを見つけて少しずつ古典とか名作とか言われるものを原書で読んでいければいいなぁと思います。何よりそれが多読を始めた当初の目標なので。
〉〉Sons(Buck)(173120)
〉これも日本語で3部全部読みました。こちらは原書でも割合読みやすいらしい、というふうに聞いていますので、いつか読みたいと思っています。確かに長さを感じさせない面白さがあると思います。日本語では「王虎」でしたが、原語では「Wang the Tiger」なんですね。ただこのお話の不思議なところは、年代がまったく書かれておらず、地名もあいまいで実際の歴史と重ならないところです。パール・バックのほかの本も読んでみたいと思っています。
みゅうも子供のころに「大地」は全部邦訳で読んでいます。そのときの人名というのはちゃんと漢字があてはめられているのですが、それと英語の人名を比較するとなかなか楽しいですよ。次の1100万語通過までに第3部も読む予定です。
〉〉A Tale of Two Cities(Dickens)(150134)
〉バスティーユで見つかった「あれ」のことでしょうか。自分のしたことがあんな形で跳ね返ってくるのはおそろしいですね〜。しかも悪いのは自分じゃないのに。
その通り、バスティーユの「あれ」のことです。あんな風に出てきてしまうとは本当に恐ろしいですね〜。その後の展開も子供心にとても怖く思われました。
〉私は古典で一番読みたいと思っているのは「嵐が丘」です。もともと日本語でも読んでいるのですが、OBWで読んだとき、ムーアの荒々しい空気や古いお屋敷の情景がひしひしと迫ってきて、これは原書で読みたいと思いました。でも古典は言葉も古くて難しいんじゃないか、多読だけで読めるのだろうかと思っていましたが、みゅうさんがディケンズを読んだという報告に励まされました。私は多読前は英語には縁がなく、もともとの英語力もずっと低いですが、いつか読みたいという気持ちをもって多読を進めていきたいと思います。
「嵐が丘」はみゅうもぜひ読んでみたいと思う本のひとつです。古典をなんとかひとつ読みきった今でも、古典はまだちょっと難しいかな、と思うのですが、100万語ごとに一冊ずつくらいのペースで読んでいければそのうちにはもっと楽に読めるのでは、と期待しています。みゅうは今は英語というと多読しかしていませんから、きっと杏樹さんも多読で古典を読めるようになると思います。
杏樹さんもHappy Reading!
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7092. Re: みゅうさん 1000万語通過&3周年 おめでとうございます
お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/12/13(00:58)
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みゅうさん こんにちは
ありあけファン@224万語(多読)/3万9000語(多聴)です
〉2005年11月18日、Dickensの"A Tale of Two Cities"でついに1000万語通過しました。ついでに2002年の10月下旬に多読を初めてちょうど3年をすぎたところですので、あわせてご報告します。
1000万語通過ならびに3周年おめでとうございます!!
(たいへんお祝いが遅くなりまして申し訳ありません)
〉前回の900万語報告が今年9月の初めだったので、今回は2ヵ月半で100万語読むという(みゅうにしては)スピード通過でした。タドキスト大会間に合わせたい!ということでペースをまきにまいた次第であります。
ほんと,前回の900万語からあっという間でしたね.
キリ番通過というと私もペースが上がります.
〉1000万語通過でDickensを読んで感じたのは、やっぱり読むことに関してはかなり進歩したなぁ、ということです。みゅうはDickensを原書で読めるようになりたくて多読を始めたので、3年かかってまずは目的が達せられた。めでたいことです。400万語通過の直後に同じくDickensの"Oliver Twist"を手にとってわずか2ページで投げているので、今回はとりあえず読み通せたので、それなりに進歩したのだなぁ、とちょっとうれしく思っています。
私も原書で読みたい本がいっぱいあるので,とても楽しみです.
実は,無謀にも『The Old Man and the Sea』,『Wizard of Oz』など,手を出したものの最初の数ページで投げている本があるのです.
時々,ちょいと覗いてみるのだけど,やっぱりまだまだ...
でも,この前は『Wizard of Oz』はもうそろそろかなあ,という予感は
してきました.
〉1000万語をすぎたら時間の計測なしにしようかとも思っていたのですが、こちらも続行して計り続けることになりそうです。GR中心だったころは読速は200wpmだったのが、一般PB中心の今はさすがに160-180wpmで頭打ちです。別にあわてて読まなくても、とも思うのですが、1ページだいたい2分くらいで読めないとなかなか読み進んだ気がしないのですね。SonsやA Tale of Two Citiesでは「読みにくいな」と思うとやっぱり1ページあたり3分かかっていた、ということもたくさんありました。
うーん,スピードもやはり必要なんですねぇー.
スピードが遅かったときに楽しめなかった作品をもう一度試してみます.
〉みゅうは仕事である程度英語を使います。要するに辞書を引きながらとはいえ、多読を始めるまえからある程度まとまった文章を読み通す機会はあり、よってGRを読み始めた当初から読速200とか出ていたわけですが、最近は会話をする機会があまりない、ということでここ一年半ほどは週に一度だけですがNOVAに通っています。NOVAでお勉強するというよりは、あくまでお金を払って英語を使う場所、とわりきっているのですが、講師たちは結構読書家が多く、今読んでいる本のことで会話がはずむことがとても多いです。テキストにそったレッスンも悪くはないですが、本の話をしているときの方がより良い時間をすごしていると感じます。これも多読をやっていてよかったなぁと思うことのひとつです。
多読のすばらしさは本当に無限ですね.
また,いろいろと楽しいお話を聞かせてください.
みゅうさんも HAPPY READING!!