[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(07:00)]
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6398. Re: 800万語超報告です、どっぷり多読の状況とは?
お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/9/2(22:50)
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ゆきんこさん、800万語おめれっとーさん!
酒井@快読100万語!です。
おいわい遅くなりました!
〉こんばんは、ゆきんこです。
〉皆さん、暑いですね〜
〉800万語超報告をしたいなあと思ってでてまいりました。
〉あんまりどっぷり多読につかっていたので
〉書き込むのすら「え、ここってどこ?」という感じ>
〉わたくすぃ多読のほかにも新聞読むやらTIME誌読むやら
〉色々していますので、800万語は本だけの多読です。
おー、それはすごい!
〉1、最近の私
〉英語でない本や雑誌はあんまり読んでません。
〉英語を読むのが日常化しております。
〉特にこの夏はイギリス文学を読むが課題、(自分の中でね)
〉で、そんなこと言っているわりには
〉650万語以降報告していない。
〉(6月にRosamunde Pilcherコンプリ報告はしています)
〉ああ、多すぎて書きたくないていうか書けないので
〉少し端折りながらもなんとか報告を試みてみます。
掲示板には書かなくてもいいですが、(いや、ほんとは
いつか、書いてほしいけど)ご自分のために、書きたいだけ
書いておいた方がいいですよ。ゆきんこさん、かなり文学寄りでしょ?
〉2、読んだ本
〉OBW1〜4 10冊以上
〉Mr.Putter & Tabby 10冊
〉Scholastic Reader 10冊
〉Macmillan Springboard 144冊
〉SCR 白い子犬シリーズ 10冊
〉ORT5 More 新しく出たシリーズです。
〉 Sleeping Beauty など
〉Rosamunde Pilcher
〉 The Blue Bedrooms & Other Stories
〉 Christmas with Rosamunde Pilcher
〉
〉Poppleton
〉Torey Hayden One Child (邦題「シーラという子」)
〉 前から読みたかったので感無量です
〉Saga of Darren Shan #11&12
〉 やっと読み終えたダレンシャンでした。
〉 感慨深いものがありました。
〉 やっぱりシリーズは最後まで読みましょうね
〉Louis Sachar Holes
〉 皆さんの報告を読んでいていつかは読まなくちゃと思っていました。
〉Black Lagoon #1,2,3,4
〉Sarah,Plain and Tall
〉 しみじみとしたお話もいいですね。
〉 万人に愛される小説の力を感じさせます。
〉Cambridge English Reader Inspector Logan 他6冊
〉 定評のあるケンブリッジ、ミステリー物が多くて面白かった。
〉 OBWだけではちょっと物足りない方にもいいかも
〉Harry Potter and the Half Blood Prince
〉 私はハリーポッターが大好き
〉 色々意見が出てますけどフェニックスも好きでした。
〉 これも大好き、ちょっぴり大人のハリーが大好きです。
〉 シリーズを読みつづけること、
〉 次が出るまで待つ喜びはひとしおです。
ぼくも第5巻が好きだった。すくなくとも第4巻よりは
おもしろかった。おー、ローリングさん、やるなあ!っていう
感じでしたね。
〉*今回は未読本が2メートルを越えそうだったので
〉 減らすためにも読みました。
〉 いっぱい持ってたJacqueline Wilsonは特にそうです。
2メートルというと、5エリエールくらいか・・・
〉Jacqueline Wilson
〉 Dustbin Baby
〉 悲しいけれど勇気づけられるジャッキーの本、ジャッキー節、よっジャッキー
〉 どんどん加速度がついてやめられなくなること請け合いです。
ほんとに、そう!
〉 The Illustrated Mum
〉 最後に向かってたたみかける展開はさすが、
〉 全身のタトゥーがクールなマムと生意気な娘二人の素敵な物語
〉 Sleepovers
〉 お泊り会ってこんなに大変なのね、子供より親って大変
〉
〉 Vicky Angel
〉 こんなふうに死んじゃっても離れられないってすごいね、
〉 ○○依存ていうのはなんにしてもよくないけど
〉 親でも友達でもちょうどいい間隔をもって生きたいものです。
〉 The Suitcase Kid
〉 ステップファミリーって大変ですね。
〉 泣かせるけど最後はハッピー
〉 The Story of Tracy Beaker
〉 こんなに読んだのにまだ終わらないの、
〉 タフな子供たちに乾杯、みんな幸せになってね。
Dustbin Baby以外は読んでない・・・
〉ここからペーパーバックです。
〉Patricia Cornwell Trace
〉 邦題「痕跡」
〉 コーンウェルの最新作、久しぶりにケイ・スカーペッタが
〉 医者らしくなっています。
〉 ほとんど読んでいるし
〉 やっぱり読んで見たら面白かったので
〉 コンプリしようかなあと思っています。
ぼくは全部読んでるんですよ。だからTraceも読みます。
まだ電子ブックになっていないので、待っている。
〉Sue Grafton Q is for Quarry
〉 邦題「獲物のQ」
〉 いつものキンジ−よりちょっとおとなしいかなという作品
〉 身元不明の若い女性の遺体が発見されたのは20年以上前のこと。
〉 ドーラン警部に依頼を受け彼女の身元を捜すキンジ−
〉 ちょっぴりほろ苦い彼女の母や親戚との軋轢が、物語に深みを与えています。
〉 死ぬ病と思い込んですべてを処分するステイシーを
〉 優しくみまもるキンジ−
〉 具合が悪くて入院するドーランを気遣うキンジ−。
〉 一人ぼっちで死んだ若い女の子を探す彼女にも孤独の影があるのです。
Sue Graftonも全部読んでます。Qはとくに良かったな。
Rも読んじゃいました。Sはいつ出るのか?
Qはマイケル・コナリーと同じくらい見事!って思った。
〉で、いよいよイギリス文学らしいイギリス文学の話です。
〉普段忙しいなかで読むのにはしみじみしたのはちょっと無理
〉ということで、夏休みはこの手のものを集中して読んでます。
〉Anita Brookner Hotel Du Lac
〉 邦題「秋のホテル」
〉 NHKのラジオ放送で原書で読む世界の名作に8月から11月まで
〉 取り上げられてます。
〉 う、うれしい、
〉 日本の皆さんにはあまり知られていない作家ですが
〉 とても美しい文章を書く作家でありもっと読まれていいかと思います。
〉 中年の女性作家であるイーディスは長い間の恋愛関係に疲れ
〉 ふと別の人と結婚することになり
〉 結婚式直前にすべてをふいにして逃げ出してしまう
〉 逃げるようにスイスのホテルに来た彼女が本当に求めるものとは?
〉
〉 長いこと読みたいと思っていたので読み終えた時には
〉 とても感慨深いものがありました。
なんか、好みが似てます。これも読んだ。実に繊細ですね、文章が。
Barbara Pymも読んでみてはいかが?
〉Margaret Drabble The Witch of Exmoor
〉 昨夏同じ作家のセブンシスターズ以来です。
〉 前半はいつもdullのようでいて本当にcunningな作家です、ドラブルは。
〉 年老いた作家フリーダ・ハックスビーはとても身勝手で不思議な人、
〉 老いてなお、3人の子供とその連れ合いや孫を振り回す彼女。
〉 そしてフリーダの謎の行動と失踪。
〉 この作家に出会ったのが現在であったなら私はけして読まないでしょう。
〉 でも最初に読んだのは22,3年前でしょうか。
〉 当時の彼女の作品は「碾臼」「黄金のイェルサレム」など
〉 才気煥発なものばかり、わたしは若さとまぶしさを発散させるドラブルに
〉 すっかりファンになったのですが。
〉
〉 彼女はコンスタントに作品を書いているものの
〉 あまり邦訳されなくて。
〉 多読を始めてから2年半たちましたが
〉 ドラブルはいつも目標本です。
〉 今のドラブルはイギリスの現在を反映させているのか
〉 登場人物にもイギリス人でない人もいて、
〉 多文化的なアプローチになっています。
〉 典型的なイギリスというのをイギリス人だけでは描けなくなっている現在
〉 彼女の作品は重層的で複雑です。
ドラブルは読んでないですねえ。
ゆきんこさんが実際に読まれたら、感想を聞かせてくださいな。
〉3、現在の状況
〉あんまり重い本ばかりを読むのは厳しいので
〉実は間にジャクリ−ヌ本をはさんで乗り切りました!
〉ジャッキーにサンキューです。
ジャッキーも結構重いと思うけれども・・・
〉レベル0から8?9?まであらゆるレベルが混ざっている多読状況ですが
〉レベルを混ぜることはあまり気になりません。
〉むしろ混ぜるほうが楽しく
〉停滞しないコツかも。
〉実は停滞したことがありません。
うん、すごい、すごい!
チャンプルー読み、いいぞぉー!!
〉4、英語で読む理由
〉例えば日本語の読書の場合
〉何年も色々な英語圏の作家で好きな作家を読んでいたのですが、
〉日本語ではその作家の本当の文体や肉声には触れられません。
〉訛りもわからないし、
〉文体の違いも日本語ではわかりません。
〉例をあげるなら
〉サラ・パレツキーとパトリシア・コーンウェルとスー・グラフトン
〉日本語で読んでいた時は
〉皆同じようにアメリカの女性作家
〉ディテクティブストーリーと思っていました。
〉でも、英語で読んでみたらぜんぜん肌触りが違う、文体が違う
〉読みやすさが全然違う。
〉簡単な順ではコーンウェル、グラフトン、パレツキーです。
〉あくまで私の感想ですが。
実は最初にこの報告を読んで、パレツキーを読みはじめたのです!
で、なるほどこういう順番かなと思います。グラフトンは
タッチ(?)の割に難しいと思ってましたが、パレツキーは
さらにむずかしいですね。みなさんよく読んでいるもんだ!
〉そしてやっぱり英語で読むと味わいが全然違うのです。
〉日本で翻訳されていないものはもちろん
〉翻訳されていても発見がいっぱいあります。
〉5、そしてこれから
〉これからもレベルに関係なくありとあらゆるものを
〉混ぜながら読んでいくと思います。
〉簡単だけど奥深いものもたくさん読むことで
〉むずかしいものもむずかしくなくなるし
〉停滞しないで読んでいけます。
〉英語で読書を楽しめるというのはパラダイスです。
〉皆さんHappy Reading!
ゆきんこさん、いつもの活動もすごいけど、読む方も
堪能してらっしゃいますね。お見事です。
ぜひぜひそのままパラダイスで、
楽しい読書を!
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6406. Re: 800万語超報告です、どっぷり多読の状況とは?
お名前: ゆきんこ
投稿日: 2005/9/3(23:52)
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〉ゆきんこさん、800万語おめれっとーさん!
〉酒井@快読100万語!です。
〉おいわい遅くなりました!
オックスフォードのワークショップ、本当によかったですね。
ありがとうございました。
〉〉800万語超報告をしたいなあと思ってでてまいりました。
〉〉あんまりどっぷり多読につかっていたので
〉〉書き込むのすら「え、ここってどこ?」という感じ>
〉〉わたくすぃ多読のほかにも新聞読むやらTIME誌読むやら
〉〉色々していますので、800万語は本だけの多読です。
〉おー、それはすごい!
はい、日常化するというのは本当なんですね。
新聞も日本語英語どちらもそこらに普通に転がっています・
〉〉1、最近の私
〉〉英語でない本や雑誌はあんまり読んでません。
〉〉英語を読むのが日常化しております。
〉〉特にこの夏はイギリス文学を読むが課題、(自分の中でね)
〉〉で、そんなこと言っているわりには
〉〉650万語以降報告していない。
〉〉(6月にRosamunde Pilcherコンプリ報告はしています)
〉〉ああ、多すぎて書きたくないていうか書けないので
〉〉少し端折りながらもなんとか報告を試みてみます。
〉掲示板には書かなくてもいいですが、(いや、ほんとは
〉いつか、書いてほしいけど)ご自分のために、書きたいだけ
〉書いておいた方がいいですよ。ゆきんこさん、かなり文学寄りでしょ?
〉〉2、読んだ本
〉〉OBW1〜4 10冊以上
〉〉Mr.Putter & Tabby 10冊
〉〉Scholastic Reader 10冊
〉〉Macmillan Springboard 144冊
〉〉SCR 白い子犬シリーズ 10冊
〉〉ORT5 More 新しく出たシリーズです。
〉〉 Sleeping Beauty など
〉〉Rosamunde Pilcher
〉〉 The Blue Bedrooms & Other Stories
〉〉 Christmas with Rosamunde Pilcher
〉〉
〉〉Poppleton
〉〉Torey Hayden One Child (邦題「シーラという子」)
〉〉 前から読みたかったので感無量です
〉〉Saga of Darren Shan #11&12
〉〉 やっと読み終えたダレンシャンでした。
〉〉 感慨深いものがありました。
〉〉 やっぱりシリーズは最後まで読みましょうね
〉〉Louis Sachar Holes
〉〉 皆さんの報告を読んでいていつかは読まなくちゃと思っていました。
〉〉Black Lagoon #1,2,3,4
〉〉Sarah,Plain and Tall
〉〉 しみじみとしたお話もいいですね。
〉〉 万人に愛される小説の力を感じさせます。
〉〉Cambridge English Reader Inspector Logan 他6冊
〉〉 定評のあるケンブリッジ、ミステリー物が多くて面白かった。
〉〉 OBWだけではちょっと物足りない方にもいいかも
〉〉Harry Potter and the Half Blood Prince
〉〉 私はハリーポッターが大好き
〉〉 色々意見が出てますけどフェニックスも好きでした。
〉〉 これも大好き、ちょっぴり大人のハリーが大好きです。
〉〉 シリーズを読みつづけること、
〉〉 次が出るまで待つ喜びはひとしおです。
〉ぼくも第5巻が好きだった。すくなくとも第4巻よりは
〉おもしろかった。おー、ローリングさん、やるなあ!っていう
〉感じでしたね。
ええ。そうなんですよね。
児童文学という枠はもう越えて国民文学かなあと思いました。
ハリーがどんなふうに大人になっていくのか
見守っていく感じです。
〉〉*今回は未読本が2メートルを越えそうだったので
〉〉 減らすためにも読みました。
〉〉 いっぱい持ってたJacqueline Wilsonは特にそうです。
〉2メートルというと、5エリエールくらいか・・・
〉〉Jacqueline Wilson
〉〉 Dustbin Baby
〉〉 悲しいけれど勇気づけられるジャッキーの本、ジャッキー節、よっジャッキー
〉〉 どんどん加速度がついてやめられなくなること請け合いです。
〉ほんとに、そう!
〉〉 The Illustrated Mum
〉〉 最後に向かってたたみかける展開はさすが、
〉〉 全身のタトゥーがクールなマムと生意気な娘二人の素敵な物語
〉〉 Sleepovers
〉〉 お泊り会ってこんなに大変なのね、子供より親って大変
〉〉
〉〉 Vicky Angel
〉〉 こんなふうに死んじゃっても離れられないってすごいね、
〉〉 ○○依存ていうのはなんにしてもよくないけど
〉〉 親でも友達でもちょうどいい間隔をもって生きたいものです。
〉〉 The Suitcase Kid
〉〉 ステップファミリーって大変ですね。
〉〉 泣かせるけど最後はハッピー
〉〉 The Story of Tracy Beaker
〉〉 こんなに読んだのにまだ終わらないの、
〉〉 タフな子供たちに乾杯、みんな幸せになってね。
〉Dustbin Baby以外は読んでない・・・
〉〉ここからペーパーバックです。
〉〉Patricia Cornwell Trace
〉〉 邦題「痕跡」
〉〉 コーンウェルの最新作、久しぶりにケイ・スカーペッタが
〉〉 医者らしくなっています。
〉〉 ほとんど読んでいるし
〉〉 やっぱり読んで見たら面白かったので
〉〉 コンプリしようかなあと思っています。
〉ぼくは全部読んでるんですよ。だからTraceも読みます。
〉まだ電子ブックになっていないので、待っている。
〉〉Sue Grafton Q is for Quarry
〉〉 邦題「獲物のQ」
〉〉 いつものキンジ−よりちょっとおとなしいかなという作品
〉〉 身元不明の若い女性の遺体が発見されたのは20年以上前のこと。
〉〉 ドーラン警部に依頼を受け彼女の身元を捜すキンジ−
〉〉 ちょっぴりほろ苦い彼女の母や親戚との軋轢が、物語に深みを与えています。
〉〉 死ぬ病と思い込んですべてを処分するステイシーを
〉〉 優しくみまもるキンジ−
〉〉 具合が悪くて入院するドーランを気遣うキンジ−。
〉〉 一人ぼっちで死んだ若い女の子を探す彼女にも孤独の影があるのです。
〉Sue Graftonも全部読んでます。Qはとくに良かったな。
〉Rも読んじゃいました。Sはいつ出るのか?
〉Qはマイケル・コナリーと同じくらい見事!って思った。
私はRを今読んでます。
Aからここまでで作品の質の落ちないグラフトンは相当に素晴らしい。
〉〉で、いよいよイギリス文学らしいイギリス文学の話です。
〉〉普段忙しいなかで読むのにはしみじみしたのはちょっと無理
〉〉ということで、夏休みはこの手のものを集中して読んでます。
〉〉Anita Brookner Hotel Du Lac
〉〉 邦題「秋のホテル」
〉〉 NHKのラジオ放送で原書で読む世界の名作に8月から11月まで
〉〉 取り上げられてます。
〉〉 う、うれしい、
〉〉 日本の皆さんにはあまり知られていない作家ですが
〉〉 とても美しい文章を書く作家でありもっと読まれていいかと思います。
〉〉 中年の女性作家であるイーディスは長い間の恋愛関係に疲れ
〉〉 ふと別の人と結婚することになり
〉〉 結婚式直前にすべてをふいにして逃げ出してしまう
〉〉 逃げるようにスイスのホテルに来た彼女が本当に求めるものとは?
〉〉
〉〉 長いこと読みたいと思っていたので読み終えた時には
〉〉 とても感慨深いものがありました。
〉なんか、好みが似てます。これも読んだ。実に繊細ですね、文章が。
〉Barbara Pymも読んでみてはいかが?
酒井先生のお勧めは興味があります。
ぜひ読んでみたいです。
〉〉Margaret Drabble The Witch of Exmoor
〉〉 昨夏同じ作家のセブンシスターズ以来です。
〉〉 前半はいつもdullのようでいて本当にcunningな作家です、ドラブルは。
〉〉 年老いた作家フリーダ・ハックスビーはとても身勝手で不思議な人、
〉〉 老いてなお、3人の子供とその連れ合いや孫を振り回す彼女。
〉〉 そしてフリーダの謎の行動と失踪。
〉〉 この作家に出会ったのが現在であったなら私はけして読まないでしょう。
〉〉 でも最初に読んだのは22,3年前でしょうか。
〉〉 当時の彼女の作品は「碾臼」「黄金のイェルサレム」など
〉〉 才気煥発なものばかり、わたしは若さとまぶしさを発散させるドラブルに
〉〉 すっかりファンになったのですが。
〉〉
〉〉 彼女はコンスタントに作品を書いているものの
〉〉 あまり邦訳されなくて。
〉〉 多読を始めてから2年半たちましたが
〉〉 ドラブルはいつも目標本です。
〉〉 今のドラブルはイギリスの現在を反映させているのか
〉〉 登場人物にもイギリス人でない人もいて、
〉〉 多文化的なアプローチになっています。
〉〉 典型的なイギリスというのをイギリス人だけでは描けなくなっている現在
〉〉 彼女の作品は重層的で複雑です。
〉ドラブルは読んでないですねえ。
〉ゆきんこさんが実際に読まれたら、感想を聞かせてくださいな。
そうなんですか?
最近難しいなと思いながら味わえるようになったと実感し
ドラブルにはまりつつあります。
昔に書かれたものも含め、
一作ずつゆっくり味わいたいなと思ってます。
〉〉3、現在の状況
〉〉あんまり重い本ばかりを読むのは厳しいので
〉〉実は間にジャクリ−ヌ本をはさんで乗り切りました!
〉〉ジャッキーにサンキューです。
〉ジャッキーも結構重いと思うけれども・・・
確かにものによっては重いかも。
でもジャッキー節だから読めちゃう。
〉〉レベル0から8?9?まであらゆるレベルが混ざっている多読状況ですが
〉〉レベルを混ぜることはあまり気になりません。
〉〉むしろ混ぜるほうが楽しく
〉〉停滞しないコツかも。
〉〉実は停滞したことがありません。
〉うん、すごい、すごい!
〉チャンプルー読み、いいぞぉー!!
〉〉4、英語で読む理由
〉〉例えば日本語の読書の場合
〉〉何年も色々な英語圏の作家で好きな作家を読んでいたのですが、
〉〉日本語ではその作家の本当の文体や肉声には触れられません。
〉〉訛りもわからないし、
〉〉文体の違いも日本語ではわかりません。
〉〉例をあげるなら
〉〉サラ・パレツキーとパトリシア・コーンウェルとスー・グラフトン
〉〉日本語で読んでいた時は
〉〉皆同じようにアメリカの女性作家
〉〉ディテクティブストーリーと思っていました。
〉〉でも、英語で読んでみたらぜんぜん肌触りが違う、文体が違う
〉〉読みやすさが全然違う。
〉〉簡単な順ではコーンウェル、グラフトン、パレツキーです。
〉〉あくまで私の感想ですが。
〉実は最初にこの報告を読んで、パレツキーを読みはじめたのです!
〉で、なるほどこういう順番かなと思います。グラフトンは
〉タッチ(?)の割に難しいと思ってましたが、パレツキーは
〉さらにむずかしいですね。みなさんよく読んでいるもんだ!
うーん、酒井先生もそう思われますか?
パレツキーは私の挫折本ですからね。へへ
ヴィクの性格のせいかパレツキー自身のせいか
とてもべらんめえな英語のような・・・
グラフトンはとってもアメリカンな英語なのですが
西海岸的な雰囲気が物語に明るさ、というか
軽快さを加えているような。
〉〉そしてやっぱり英語で読むと味わいが全然違うのです。
〉〉日本で翻訳されていないものはもちろん
〉〉翻訳されていても発見がいっぱいあります。
〉〉5、そしてこれから
〉〉これからもレベルに関係なくありとあらゆるものを
〉〉混ぜながら読んでいくと思います。
〉〉簡単だけど奥深いものもたくさん読むことで
〉〉むずかしいものもむずかしくなくなるし
〉〉停滞しないで読んでいけます。
〉〉英語で読書を楽しめるというのはパラダイスです。
〉〉皆さんHappy Reading!
〉ゆきんこさん、いつもの活動もすごいけど、読む方も
〉堪能してらっしゃいますね。お見事です。
〉ぜひぜひそのままパラダイスで、
〉楽しい読書を!
ありがとうございます。
秋には先生の多読授業ぜひ見学させてくださいね。