[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/9/21(08:04)]
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お名前: happyhope
投稿日: 2005/6/13(16:02)
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こんにちは、しおさん。happyhopeです。
〉みなさん、こんにちは。しおです。
〉2002年1月31日に多読を開始し、3年4か月がたちました。
〉読書語数は1280万語です。
おめでとうございます!!
〉2周年のときは850万語だったので、1年4か月で約430万語
〉読みました。
〉2周年から間があいてしまいましたが、この間に思ったことや、
〉読んだ本などを報告したいと思います。
お忙しい中でこの語数はすごいです!
〉2周年報告のときは、実はひどいスランプに陥っていて、
〉本の紹介はできませんでした。落ち込みをはっきり自覚したのは、
〉2003年11月くらい、多読をはじめて1年10か月くらいの頃です。
〉3年5か月目にはいったいま、やっと調子が戻りました。
調子が戻ってよかったです!
〉この落ち込みの時期に強く感じたことは
〉1)好きな本を読むことは、非常に大切である
そうですね、enjoyする本が秘訣ですね。
読みたい本を読みたいときに読む。
mustはつらくなります。
本当に。
〉-----------------------------------------------------------
〉■ 1)「好きな本を読むことは、非常に大切である」について
〉-----------------------------------------------------------
〉私は、日本語でしか読書していなかった頃は、ミステリーやホラー
〉サスペンスものばかり読んでいて、絵本や児童書の魅力を知った
〉のは、SSSの多読をはじめてからです。
〉以来、絵本・児童書が好きでたまらなくなりペーパーバックには
〉ほとんど手を出さず、ひたすら絵本(Step into Readingや
〉I Can Readなど)児童書、GRを読んでいました。
〉そして「もうそろそろペーパーバックを読もうかな」と思い始めた
〉2003年9月に、『親子100万語』を執筆するお話を頂きました。
〉自分で読んでいないと、本を選べないし、責任もって紹介できない
〉ので、掲載候補の絵本・児童書シリーズを片っ端から読み始めました。
〉最初、これまでに読んだ本もかなりあるからなんとかなるかなと
〉思っていたのですが、これが、読んでも読んでも終わりません。
〉掲載予定本のリストは自分が作ったのだから自業自得なのですが、
〉特に、レベル0〜2が膨大でした。
〉(注:全部といっても、シリーズものは、全部、あるいは8〜9割
〉読んだシリーズもあるし、最初の1,2冊だけ読んだシリーズも
〉あります。単独で題名を掲載した本は全冊読んでいます。)
〉ひたすら読んで読んで、語数を数え、YLを考えて、YL表をつくって、
〉を長期間繰り返していると苦痛で、絵本や児童書は見るだけでお腹いっぱい。
〉約7か月かかって、2004年4月初にはなんとか読み終わりましたが、
〉心が麻痺したような状態がずっと続きました。
〉読書していても、心に膜がはったようですっと感動がはいってこないし、
〉本の話をしていても噛み合わない感じで、とにかくダメなのです。
〉『多読入門』でまた忙しくなったこともあり、完全に立ち直るのに
〉1年かかりました。
〉いくら好きなタイプの本でも、それが毎日毎日続き、、
〉リストをつぶしながらノルマを消化するために読むのでは
〉感動する気持ちが擦り切れます。長続きするはずもありません。
〉私は、「ノルマをこなす」ということにかけては、かなり耐性のある
〉タイプですが、それでもこうなってしまったので、
〉酒井先生のおっしゃる「ノルマはダメ!」っていう教えが
〉うわっつらではなく心底理解できました。
〉(「今ごろ!」って言わないで下さい〜〜)
〉自分はできていないのに、掲示板では「自分の好きな本を読んで
〉くださいね〜」とめちゃくちゃ力をいれてアドバイスして
〉いました。(爆)
〉結局、長い目で見れば、自分の心にしたがって、「読みたい」と思う本を
〉手に取っていくのが最強なんだと思います。そうしないと長続きはしません。
本当です!!
なんか、上手くいえないのですが振り返ってみると停滞していた時はあまり読みたくもない本を無理やり読んでいたときでした。
読みたい本でもその時に読む、というタイミングも大事ですよね。
半年とか一年くらい経って自分が変化していると、あの時はあんなに楽しかったシリーズなのに、今は楽しめないということもありました。
自分の今読みたい気分を大切にするって多読のコツですね。
それから、もう言っていいと思いますが一言掲示板でもお礼を言わせてください。
これを言うためにレスを書いています。
息子は多読を始めた頃頑なに自分のことを掲示板に書かないで、と言っていました。
それで多読をはじめて、子どもの変化にスゴイ、スゴイ、と思うことが沢山あったのですが報告できずにおりました。
それが『親子〜』の本に私の投稿が思いがけず載り、それを読んで本人が喜んで、掲示板に書いてもいいと言ってくれました。
おかげさまでこの間は自分で子どもの広場に10万語報告をするまでになりました。
本当にありがとうございました。
それに『親子〜』に載っている本はいい本が多いです。
オススメ本、お気に入りの本が沢山です。
本当に御労苦、ありがとうございました。
〉「英語ができるようになりたい」という気持ちだって忘れてはいませんよ!
〉読書語数だってまだ数えていますよ。こだわってますから!(笑)
私もずっと数えようかなあ、なんて思っています。
〉やりたいことがいっぱい、でも時間は限られているので、何からやろうかと
〉目移りしています。自分の中に意欲が沸いてくる感じが嬉しいです。
これがいちばーん、おめでとうございまーす!!!!
〉●Kane and Abel (Jeffrey Archer 著)レベル8 170000語
〉●The Prodigal Daughter(Jeffrey Archer 著)レベル8 150000語
〉さすがに、Archerは、ストーリー展開がうまいですね〜。
〉この二つは勢いで読んで「あ〜面白かった」と思いました。
〉Sidney Sheldonと似たものを感じます。
〉The Prodigal Daughterの主人公Florentynaの養育係の
〉Miss Tredgoldは、厳しく冷静沈着な中に熱い情熱を秘めた
〉先生で印象的でした。
ダレンシャンの後PBをよんでいます。
気になります。
〉●Replay (Ken Grimwood 著)レベル8 97000語
〉これは、ペーパーバックを読む時間がとれるようになって真っ先に
〉読んだ本です。2年以上前になりますが、掲示板でバナナさんや
〉ペギー双葉山さんと「本の雑誌」のベスト100本の話になったとき、
〉ペギーさんが、「リプレイ」の邦訳がすごく面白いと教えてくださったんです。
〉原書を探して購入し、長い間本棚に寝かせていましたが、
〉本当に期待通りの面白さでした! いきなりタイプスリップから
〉はじまりますが、予想を裏切られ続ける展開です。
これ、激しく気になります!!!!
〉●Watchers (Dean Koontz著)レベル7〜8 170000語
〉こちらも「本の雑誌」の話から購入していたペーパーバックです。
〉これも面白い!エンターテインメントとしても優れていますが、
〉「普通」から外れることって、どういうことなのか考えさせられました。
〉ちょうど、浦沢直樹の漫画「Pluto」の第1巻を読んでいた頃で、
〉ふたつの作品に何か共通するものを感じました。
うーん、これも、気になりますね〜〜
〉●The Accidental Tourist (Anne Tyler著)PGR3 23000語
〉夫婦の機微を描き、GRでここまで面白いなんてと感動しました。
〉それで、Anne Tylerに興味がわき、彼女のペーパーバックを買い集めて
〉いますが、まだ未読です。
これのOBW版を借りていますので読むのが楽しみです。
〉●Swallows and Amazons(Arthur Ransome 著)レベル6〜7 101100語
〉現代の、複雑な家庭事情を扱った作品や、テンポが速く刺激の強い
〉作品と比べると、とってものどかな感じです。
〉でも、自分が子どもの頃読んでたら、どんなにのめりこんだだろうと思います。
〉子どもだけで船にのって、冒険なんて憧れです。しかも、大きな湖という
〉ところがポイントですよね。湖も危ないけど、海みたいにどこか遠くに
〉流されてしまうことはないし。古き良き時代という感じです。
〉それぞれ違う個性を持つ子どもたちが力をあわせて、っていうストーリー
〉は大好きです。登場する大人もいいですね。
〉「十五少年漂流記」や「ドリトル先生」など子どもの頃に読んだ本を
〉あれこれ思い出しました。
掲示板で話題の本なので一度は手に取ってみたいです。
〉●Dragon Slayers’Academyシリーズ レベル4 1冊8000〜11000語
〉へなちょこ少年が竜退治に。パロディ系の笑えるシリーズです。
〉ただ、中世風の名前や建物の名前、生活用品など単語が難しめです。
8巻で止まっています。
そういう気分になった時にまた読みますね。
〉それでは、Happy Reading!
しおさんもHappy Reading!
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5915. Re: happyhopeさん、ありがとうございます。
お名前: しお
投稿日: 2005/6/15(11:18)
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happyhopeさん、こんにちは。しおです。
温かいメッセージありがとうございます。
〉〉結局、長い目で見れば、自分の心にしたがって、「読みたい」と思う本を
〉〉手に取っていくのが最強なんだと思います。そうしないと長続きはしません。
〉本当です!!
〉なんか、上手くいえないのですが振り返ってみると停滞していた時はあまり読みたくもない本を無理やり読んでいたときでした。
〉読みたい本でもその時に読む、というタイミングも大事ですよね。
〉半年とか一年くらい経って自分が変化していると、あの時はあんなに楽しかったシリーズなのに、今は楽しめないということもありました。
〉自分の今読みたい気分を大切にするって多読のコツですね。
そうなんですよね〜。その時期によって面白いと感じる物って
違いますよね。同じ本なのに
〉それから、もう言っていいと思いますが一言掲示板でもお礼を言わせてください。
〉これを言うためにレスを書いています。
〉息子は多読を始めた頃頑なに自分のことを掲示板に書かないで、と言っていました。
〉それで多読をはじめて、子どもの変化にスゴイ、スゴイ、と思うことが沢山あったのですが報告できずにおりました。
〉それが『親子〜』の本に私の投稿が思いがけず載り、それを読んで本人が喜んで、掲示板に書いてもいいと言ってくれました。
〉おかげさまでこの間は自分で子どもの広場に10万語報告をするまでになりました。
〉本当にありがとうございました。
こちらこそ、『親子100万語』に貴重な多読実践報告を
掲載させていただいて大変感謝しています。
息子さんに喜んでいただけたなんて本当に嬉しいです。
〉それに『親子〜』に載っている本はいい本が多いです。
〉オススメ本、お気に入りの本が沢山です。
〉本当に御労苦、ありがとうございました。
そんなふうにおっしゃっていただいて恐縮です。
このような仕事をする機会にめぐりあえたことが
幸運だったと思います。
〉〉「英語ができるようになりたい」という気持ちだって忘れてはいませんよ!
〉〉読書語数だってまだ数えていますよ。こだわってますから!(笑)
〉私もずっと数えようかなあ、なんて思っています。
happyhopeさんも!
私も、たぶん数え続けるんじゃないかと思ってます。
あとで自分の足跡をふりかえったとき、分かりやすくて
面白いんですよね。
〉〉やりたいことがいっぱい、でも時間は限られているので、何からやろうかと
〉〉目移りしています。自分の中に意欲が沸いてくる感じが嬉しいです。
〉これがいちばーん、おめでとうございまーす!!!!
ありがとうございます!!!
〉〉●Kane and Abel (Jeffrey Archer 著)レベル8 170000語
〉〉●The Prodigal Daughter(Jeffrey Archer 著)レベル8 150000語
〉〉さすがに、Archerは、ストーリー展開がうまいですね〜。
〉〉この二つは勢いで読んで「あ〜面白かった」と思いました。
〉〉Sidney Sheldonと似たものを感じます。
〉〉The Prodigal Daughterの主人公Florentynaの養育係の
〉〉Miss Tredgoldは、厳しく冷静沈着な中に熱い情熱を秘めた
〉〉先生で印象的でした。
〉ダレンシャンの後PBをよんでいます。
〉気になります。
2つともおすすめですよ。
この2つを読んだら、Shall We Tell the President?
まで読むはめになるかもしれませんよ〜。
〉〉●Replay (Ken Grimwood 著)レベル8 97000語
〉〉これは、ペーパーバックを読む時間がとれるようになって真っ先に
〉〉読んだ本です。2年以上前になりますが、掲示板でバナナさんや
〉〉ペギー双葉山さんと「本の雑誌」のベスト100本の話になったとき、
〉〉ペギーさんが、「リプレイ」の邦訳がすごく面白いと教えてくださったんです。
〉〉原書を探して購入し、長い間本棚に寝かせていましたが、
〉〉本当に期待通りの面白さでした! いきなりタイプスリップから
〉〉はじまりますが、予想を裏切られ続ける展開です。
〉これ、激しく気になります!!!!
面白いですよー!!!
ぜひぜひ。
〉〉●Watchers (Dean Koontz著)レベル7〜8 170000語
〉〉こちらも「本の雑誌」の話から購入していたペーパーバックです。
〉〉これも面白い!エンターテインメントとしても優れていますが、
〉〉「普通」から外れることって、どういうことなのか考えさせられました。
〉〉ちょうど、浦沢直樹の漫画「Pluto」の第1巻を読んでいた頃で、
〉〉ふたつの作品に何か共通するものを感じました。
〉うーん、これも、気になりますね〜〜
私、Koontzはこれしか読んでいないのですが、
あたりだったようです。
あずきさんも薦めておられますね。
〉〉●The Accidental Tourist (Anne Tyler著)PGR3 23000語
〉〉夫婦の機微を描き、GRでここまで面白いなんてと感動しました。
〉〉それで、Anne Tylerに興味がわき、彼女のペーパーバックを買い集めて
〉〉いますが、まだ未読です。
〉これのOBW版を借りていますので読むのが楽しみです。
OBW版もあるんですね。
〉〉●Swallows and Amazons(Arthur Ransome 著)レベル6〜7 101100語
〉〉現代の、複雑な家庭事情を扱った作品や、テンポが速く刺激の強い
〉〉作品と比べると、とってものどかな感じです。
〉〉でも、自分が子どもの頃読んでたら、どんなにのめりこんだだろうと思います。
〉〉子どもだけで船にのって、冒険なんて憧れです。しかも、大きな湖という
〉〉ところがポイントですよね。湖も危ないけど、海みたいにどこか遠くに
〉〉流されてしまうことはないし。古き良き時代という感じです。
〉〉それぞれ違う個性を持つ子どもたちが力をあわせて、っていうストーリー
〉〉は大好きです。登場する大人もいいですね。
〉〉「十五少年漂流記」や「ドリトル先生」など子どもの頃に読んだ本を
〉〉あれこれ思い出しました。
〉掲示板で話題の本なので一度は手に取ってみたいです。
それまでテンポの速い作品を読むことが多く、
急にスローダウンしたようで、最初「あれ?」って感じだったのですが、
読み進むにつれ楽しくなりました。
大人が子どもの空想を壊さないのがすごくいいなと思いました。
中に出てくる食べ物の描写もおいしそうなんですよね〜。
食べ物の描写ってそそられます。大きな森のローラシリーズや
農場の少年のアルマンゾの話も、半分以上は食べ物でつられていました。
ではでは、happyhopeさんも、お子さんたちも、Happy Reading!!