652冊目で200万語通過しました(長文)

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/6/26(12:28)]

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[報告] 5523. 652冊目で200万語通過しました(長文)

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/3(23:38)

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こんにちは ありあけファンです

表題のとおり,652冊目で200万語通過しました.
通過本は,意外なことに,シドニー・シェルダンの『The Sky is Falling』でした.
 実は,ここ最近はYL0〜1の本しか読まなかった(読めなかった!)こともあり,かなり前から通過本は別の本(かつて,キリン読みしたICR4の『PRAIRIE SCHOOL』の再読)に決めていたのですが,ちょっとした偶然(?)から,『The Sky is Falling』での通過となってしまったのです(詳細は後述).

 多読を開始したのが,2003年7月27日,100万語通過が2004年4月18日ですから,
0    〜100万語  9ヶ月弱
100万語〜200万語  1年強
での通過となります.
語数的には単なる通過点という意識が強いせいか,100万語通過の時のような高揚感はありません.でも,後ほど詳しくお話しますように,ちょっとした不思議な心境でこの原稿を書いています.

 以下,少々長くなりますが,
(1)SSS多読を始める前の英語歴
(2)多読との出会い
(3)100万語通過までの道のり
(4)100万語通過後から200万語までの道のり
(5)私のお気に入りのベスト10
(6)考察
(7)今後の予定
などについて,報告させていただきます.

(1)SSS多読を始める前の英語歴
 SSS多読を始める前は,自分なりに(どちらかというと自我流に)学習戦略を組み立てたりもしながらも10年間以上,中断,挫折,再開を幾度となく繰り返してきました.基本的には勉強モードで,
「文法の勉強と分析的方法」→「音読」→「多読」
という戦略であったと思います(今だったら,矢印の向きは逆向きにします!).
 この方法で「音読」まで進み,一応,直読直解はできるようになったのですが,まだまだ読む速度が遅く,読書を楽しむところまではいきませんでした.

(2)多読との出会い
 最初の予定ではもっと「音読」を続けるはずだったのですが,また挫折しそうなので,見切り発車的に易しい英文の「多読」を意識していた時でした.たまたま本屋で立ち読みした『今日から読みます英語100万語!』に推薦されていたPGR0 を数冊だけ買って帰りました.その夜,偶然にもSSSのHPにも出会い,掲示板で語数を報告しながら読み進めるシステムに強く共感して,本格的な多読のスタートとなったのです.語数の記録にはAccess2000で別の用途に(会計用に)試作中のツールを使いました.

(3)100万語通過までの道のり
 半信半疑で始めた多読でしたが,最初は無限大に感じた100万語が着々と近づいてくるにつれ,多読そのものをそのまま受け入れるようになっていきました.
  その理由の第一は,「続けられる」方法であることがだんだんとわかってきたからだと思います.中小の停滞を繰り返しながらも,今度は挫折がなかったのです.
 第二に,「楽しめる」方法であることもわかりました.語数が進むにつれ,物語の中に吸い込まれやすくなっていきました.100万語直前になると,多読以前に訳語を介して間違って理解していた表現も多読により,次々と自動修正されていくことにも気づきました(これは100万語通過後は加速しています).

(4)100万語通過後から200万語までの道のり
 この期間は,SSS方式の威力を身をもって実感した100万語でもありました.以下,その流れを振り返ってみます.

(i) 〜110万語付近:YLの瞬間的な急上昇
 YLというのはいつも不思議なもので,上げようと思ったときには上がらなくて,ちょっとしたきっかけでヒョイと上がるのですが,100万語通過後に1回目の驚くべき変化が起こりました.
100万語通過後,しばらく,YL0〜1の本ばかり読んでいたのですが,400冊目ということで,以前から読みたかった『Little House in the Big Woods』を超キリン読みしてしまったのです.続いて,『Little House on the Prairie』も読んでみたところ,すんなりと読めてしまいました.
自分なりに考察(後述)はしているのですが,なぜあの段階で読めたのか,真の原因はいまだによくわかりません.

(ii) 〜150万語付近:「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説
 YLの急上昇は本当に不思議だったのですが,それが長続きしないこともまた不思議でした.「大草原シリーズ」も3作目はダウン.その後,続けて手にしたレベル3〜4の児童書も次々とダウン.やはり,YLの低い本もそれなりにバランスよく読まないといけない,と思い,再びレベル0〜2の本を読んだ後はレベル3の児童書は前以上に楽しめました.
このような現象から,100万語通過前後より考えていた「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説を確信するに至りました(詳細は,150万語通過報告
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=2843
に述べました).
 現在では,この仮説が正しいかどうかは自分でも少し怪しいと思っているのですが,その後,他の方の100万語超〜300万語の報告でもよく見かけることから,面白い現象だとは思います.

(iii) 150万語付近〜193万語:多忙と再読の期間
 この期間は,とても忙しくなり,多読にほとんど時間を取ることができませんでした.それがとてもストレスになり,あの手この手で読む時間を作りだそうとしていた日々でした.まさに,読むことに一番飢えていた時期といっていいと思います.とにかく,読まないと落ち着かないので,レベル0〜1の本を中心に読んだり(パンダ読み),ORTでシャドウイングしてみたりしていました.1日にほんの1分や2分でも読むと何かと安心できる,そんな日々でしたので,本当にゆっくり,ゆっくりとした歩みでした.
 そうこうしているうちに,パンダ読み用にキープしてあった本もついに底を尽き,再読を中心に行わざるを得なくなりました.でも,そのことによって,
   再読時の体感YL http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=717
   毎日読む方法 http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5292
などがわかり,忙しいときでも楽しく続ける方法が確立できたといっていいです.小規模な停滞は星の数ほどあったと思いますが,以前は中規模な停滞だと思っていた程度でも停滞と感じなくなってしまったのもこのころです.

(iv)200万語通過:シドニー・シェルダンの衝撃
 事の発端は,やっと休日に本屋さんへ出かける時間もとれるようになり,買って帰った『100万語多読入門』p.74の「目標の本は買っておく」という記述です.200万語通過本は決めているものの,そのずっと先の憧れの本はまだ常備していませんでした.そこで,ゴールデンウィーク直前,500万語通過本あたりのつもりで Sidney Sheldonの『The Sky is Falling』をジュンク堂で買いました.
 買ったからには,ちょっと内容が気になる.「少しだけ読もう」と思い,喫茶店で読み始めました.帰る時間になり,電車に乗ってからも続きが気になり「もう少し」,寝る前にも気になり「もう少し」,そのままゴールデン・ウィークに入ったので「あの続きは?」という調子で,気が付けば読み終わってしまっていたのです.同時に,予期していなかった200万語通過本となってしまいました.後でYLを調べたら7でしたので,「こんなことあり?」という感じです.本当に不思議な心境です.YL6や7というと天より高く感じていただけに,『The Sky is Falling』の表題どおり,「本当に空が落ちてきた」という感じです.


(5)私のお気に入りベスト10
PGR0 『Maisie and the Dolphin』
MTH  『Dinosaurs before Dark』
CSC  『In Aunt Lucy’s Kitchen』
 この3つは,100万語通過後にも何回も再読しています.

AAR1 『ICE-COLD BIRTHDAY』
 絵が美しい上,ほのぼのとしたなつかしさが漂う作品です.

AAR2 『Pink Snow』
 読んで勉強になる感動的な本.

OBW3 『Chemical Secret』
 板ばさみの経験,誰だってありますよね.これは化学工場に勤めるある男性の物語で,共感すること多数あり.

ICR4 『PRAIRIE SCHOOL』
 HLR3の『A Girl named Helen Keller』とともに,「ことば」に関する物語.読み終わってジーンと来るものあり.

LHS  『Little House in the Big Woods』
LHS  『Little House on the Prairie』
 この2つは私の大好きだったテレビドラマ「大草原の小さな家」をぜひ原書で,と思ってキリ番通過時に読んでみました.実際に森の中のきれいな空気や広々とした大草原の風に触れているようで,とても気持ちよく読めました.

WBSS 『The Sky is Falling』
 軽快なテンポでグイグイと引っ張ってくれる.ハラハラ・ドキドキのシーンもあり,読み出したら絶対やめられない.

(6)考察
(i) 語数記録から:特に今回のYL飛躍について
 まず最初に,パソコンで管理している語数カウントツールを用いた分析として,100万語通過以降のGR/LR/絵本・児童書・一般書 のレベル別冊数等をまとめます.

★読んだ冊数(新規のみ)
     GR(学習者用) LR(子供向け) 絵本・児童書等
レベル0    7      28         3
レベル1   13      29         7
レベル2   18      19        29
レベル3    9       1        20
レベル4    0       0         3
レベル5    0       0         0
レベル6    0       0         0
レベル7    0       0         1

★読んだ語数(再読語数を含む)
     GR(学習者用) LR(子供向け) 絵本・児童書等
レベル0 246,403  137,973   39,595
レベル1 408,042  183,664   25,332
レベル2 314,365   71,537  225,887
レベル3 102,000    5,200   75,300
レベル4       0        0  129,530
レベル5       0        0        0
レベル6       0        0        0
レベル7       0        0  103,000

 今回,大草原シリーズに続いて2回目のYLの飛躍が起こったのですが,語数分布からはレベル0〜2が多いという以外に,特に傾向は認められませんが,再読時の体感YLで並べたとするとレベル0を底辺とするピラミッド型になると思います.その点,「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説からも説明できるのかもしれません.ただ,今回は間に2つもレベルの飛び越しがあるのでちょっと違うような気もします.

2回のYLの飛躍に共通するのは,
 ・ YLを意図的に上げようとした本ではなく,単に前から読みたかった本であった(意図的にYLを上げようとしたことも数回あるが,すべて失敗に終わっている)
 ・ 直前に大量のYL0〜1の本を読んでいる
 ・ 少し前にシャドウイングやL/R(CDを流しながら読むこと)を集中的に行った期間がある
 ・ 忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間である
です.今回は,これらにゴールデン・ウィークが重なったのも大きかったと思います.

 それでも,かつてはYL3〜4の児童書(すべてキリン読み)を何冊か読んだことはあるものの,(忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間だったこともあって)YL2の本がとても苦しかったというのにどうして突然,YL7の本が読めてしまったのか,自分でも不思議です.「実は,YL7というのが間違いで3ぐらい」ということも疑ったのですが,「大草原シリーズ」を読んだ後に本屋で手に取った時は「大草原シリーズ」よりもかなり難しい(3ランクは上)と思って買いませんでした.それに,今回は大草原シリーズのように以前にテレビで見てストーリーやイメージの一部が頭の中にあるということもなかったことも考えると,本当に謎です.

どうも『The Sky is Falling』には,表題どおり本当に,YLという空が落ちてくるだけの何か不思議な力があったとしか考えられません.

(ii) 音のひろがり
 本来は「音のことなんでも」の掲示板に書くべきでしょうが,多読との関連でここに書かせていただきます.100万語を過ぎてからは特に,自然と音を求める傾向にあるように思います.シャドウイングの時間がだんだんと増えていっているのはそのためです.また,昔やっていた「音読」を最近になって(170万語通過頃から)再開しました.正確に言えば,再開というより,自然にそうなったのです.ORTの作品のうち,何回もシャドウイングしたものについてはCD音源を入れる前に口をついて出てきますので,自然に音読してしまうのです.いわば,シャドウイングの延長線上に音読があったという再発見に,自分でも驚いています.
(つまり,昔の勉強モードの時とは矢印が逆の
「多読」→「シャドウイング」→「音読」
だった,ということです.)

 シャドウイングや音読をやった日は多読も特にスムーズですし,臨場感もひとしおです.視覚に加えて聴覚が加わることによって,世界が立体的に色彩を帯びて広がっていくという感じです.
(前項の「YLの飛躍」も音と無関係ではなさそうです)

(iii) 本当に忙しい日々のための方法
 多読を始める前からわかっていた2004年後半〜2005年前半の忙しい日々も,多読によってなんなく,すり抜けていました.

(多読以外の)従来の方法では,あらかじめ到達レベルが設定されていて,その時々の現実を無視するので,時間があるときは楽に続けられても,忙しいときは現実との乖離が大きくなり,続けるだけでも大きなエネルギーが必要となります.しかし,忙しい時こそ,日々のエネルギーの消費量が膨大なので,仕事が終わってから現実との乖離を埋めながら勉強するだけのエネルギーが残っていないのが普通です.だから,無理なんですね,結局は!

 一方,SSS方式の多読では,個々人の状況に応じた生活基盤を活用する上,忙しい時などのように生活習慣の変容によりこの基盤が変動してもそれに柔軟に対応できるシステムなので,自然に続いていくのだと思います.
   I.自分自身でのアプローチ:多読3原則
   II.コミュニケーション:掲示板・オフ会・講演会
   III.環境:多読図書・書評
これら3つの相乗効果の大きさには感動するばかりです.

(iv)文法について
 多読を始める前から疑問に思っていたことが「文法」の習得に関することです.今,長い間の謎が解けつつあるように感じます.
 多読を始める前に文法を勉強した時期もあったのですが,表面的に文法的な説明を理解したとしても,それはちょっとした思考の手がかりが得られるだけで本当の習得とは程遠いのは周知のとおりです.SVOなどの簡単な構造でも文法書や教科書の例文だけではとても習得は無理.「じゃ,どうすればよいのか?」の回答が「多読」だったのですね.
 そして,他の方のお言葉を借りれば,「“スラスラ読める”状態というのが言葉を吸収する上で大変効果が上がる方法」であり,しかも「面白い本を読んでいる時には良いホルモンが出ていて,じわっと英語がしみこんでいく」ため,楽しく読める本を大量に楽しく読むことが必要なのだと思います.

(7)今後の予定
 だんだんとまた時間ができてきましたので,買い置きをしてある本を中心に,いろいろと読んでみようと思います.だんだんとあまりYLを気にしなくても面白く読める本に出会いやすくなってきているのがうれしいです.でも今度は意図的に,レベル0〜1の本をたくさん読んでみようか,と考えたりもしています(問題は,面白そうな本が予算内でどれだけ見つかるか,ですが...).1000万語までにどんなことが起こるのか,どんな疑似体験に出会えるのか,とても楽しみです.

 どなたかの報告にあったように,「集中して読める時間と場所」(喫茶店など)を見つけたいと思います.「寝ない,割り込まれない,集中できる」といった場所.かつてはそのような喫茶店があったのですが,昨年6月に引っ越してからはまだ,見つけられずにいます.でも,多読で自分の大好きなシリーズに出会えるようにいつか,ふとしたきっかけで見つかる日が来るのを楽しみにしています.

(8)最後に
 これまで,酒井先生はじめ,SSSの方々,掲示板・オフ会で常に励ましてくださった多数のタドキストの方々,ありがとうございました.また,福岡オフ会をはじめとするオフ会や懇親会で,同じくSSS方式で多読を続けられている方々と同じ時間を共有し,楽しいお話ができたのも大変な励みになりました.
 この1年間,とても忙しい毎日だったというのに何事もなく続けてこられたのは(そして,たぶん今後も続けていけるのは)これらの多くの方々の支えがあってこそだと,深く感謝いたします.

 最後まで読んでくださってありがとうございました.
今後とも,みんなで情報交換をしながら,楽しく多読を続けていきたいと思います.
どうかよろしくお願いいたします.

Happy Reading!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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[♪] 5527. Re: 652冊目で200万語通過しました(長文)

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/5/4(01:17)

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ありあけファンさん、200万語通過、おめでとーね!

〉こんにちは ありあけファンです

〉表題のとおり,652冊目で200万語通過しました.
〉通過本は,意外なことに,シドニー・シェルダンの『The Sky is Falling』でした.
〉 実は,ここ最近はYL0〜1の本しか読まなかった(読めなかった!)こともあり,かなり前から通過本は別の本(かつて,キリン読みしたICR4の『PRAIRIE SCHOOL』の再読)に決めていたのですが,ちょっとした偶然(?)から,『The Sky is Falling』での通過となってしまったのです(詳細は後述).

おお、この先を読むのが楽しみ!
レベル0から1ばかり読んでいて突然レベル6が読めたのだろうか?

〉 多読を開始したのが,2003年7月27日,100万語通過が2004年4月18日ですから,
〉0    〜100万語  9ヶ月弱
〉100万語〜200万語  1年強
〉での通過となります.
〉語数的には単なる通過点という意識が強いせいか,100万語通過の時のような高揚感はありません.でも,後ほど詳しくお話しますように,ちょっとした不思議な心境でこの原稿を書いています.

話の持っていき方がうまい!
いよいよ先が楽しみ!!

〉 以下,少々長くなりますが,
〉(1)SSS多読を始める前の英語歴
〉(2)多読との出会い
〉(3)100万語通過までの道のり
〉(4)100万語通過後から200万語までの道のり
〉(5)私のお気に入りのベスト10
〉(6)考察
〉(7)今後の予定
〉などについて,報告させていただきます.

〉(1)SSS多読を始める前の英語歴
〉 SSS多読を始める前は,自分なりに(どちらかというと自我流に)学習戦略を組み立てたりもしながらも10年間以上,中断,挫折,再開を幾度となく繰り返してきました.基本的には勉強モードで,
〉「文法の勉強と分析的方法」→「音読」→「多読」
〉という戦略であったと思います(今だったら,矢印の向きは逆向きにします!).
〉 この方法で「音読」まで進み,一応,直読直解はできるようになったのですが,まだまだ読む速度が遅く,読書を楽しむところまではいきませんでした.

とっても参考になります。

〉(2)多読との出会い
〉 最初の予定ではもっと「音読」を続けるはずだったのですが,また挫折しそうなので,見切り発車的に易しい英文の「多読」を意識していた時でした.たまたま本屋で立ち読みした『今日から読みます英語100万語!』に推薦されていたPGR0 を数冊だけ買って帰りました.その夜,偶然にもSSSのHPにも出会い,掲示板で語数を報告しながら読み進めるシステムに強く共感して,本格的な多読のスタートとなったのです.語数の記録にはAccess2000で別の用途に(会計用に)試作中のツールを使いました.

これは福岡以来(広島以来か?)のツールですよね。

〉(3)100万語通過までの道のり
〉 半信半疑で始めた多読でしたが,最初は無限大に感じた100万語が着々と近づいてくるにつれ,多読そのものをそのまま受け入れるようになっていきました.

半信半疑というのは(秋男さん式にいえば)多読のミドル・ネーム
ですかね。

〉  その理由の第一は,「続けられる」方法であることがだんだんとわかってきたからだと思います.中小の停滞を繰り返しながらも,今度は挫折がなかったのです.

続けられる方法! そう言ってくださるととおーってもうれしいです。

〉 第二に,「楽しめる」方法であることもわかりました.語数が進むにつれ,物語の中に吸い込まれやすくなっていきました.100万語直前になると,多読以前に訳語を介して間違って理解していた表現も多読により,次々と自動修正されていくことにも気づきました(これは100万語通過後は加速しています).

これはもっとうれしいー!!!
(どんな語がどんな風に修正されていったかなんて、
Accessに記録してないですよね?)

〉(4)100万語通過後から200万語までの道のり
〉 この期間は,SSS方式の威力を身をもって実感した100万語でもありました.以下,その流れを振り返ってみます.

〉(i) 〜110万語付近:YLの瞬間的な急上昇
〉 YLというのはいつも不思議なもので,上げようと思ったときには上がらなくて,ちょっとしたきっかけでヒョイと上がるのですが,100万語通過後に1回目の驚くべき変化が起こりました.
〉100万語通過後,しばらく,YL0〜1の本ばかり読んでいたのですが,400冊目ということで,以前から読みたかった『Little House in the Big Woods』を超キリン読みしてしまったのです.続いて,『Little House on the Prairie』も読んでみたところ,すんなりと読めてしまいました.
〉自分なりに考察(後述)はしているのですが,なぜあの段階で読めたのか,真の原因はいまだによくわかりません.

そうなんです。多読はいままでになかったやり方なので当然といえば
当然なのですが、驚くようなことがいっぱいあるのです。

そのうちの一つがレベルをいくつも飛び越して上の本が読めてしまう
ことです。有名なところではKianさんのレベル3からレベル9へ
愛のパワーで上昇!というのがありました。

ほかにもそういう例がいくつもあって、いわゆる学習曲線の
緩やかなカーブではなくて、突然非線形的(?)な伸びを示すようです。

〉(ii) 〜150万語付近:「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説
〉 YLの急上昇は本当に不思議だったのですが,それが長続きしないこともまた不思議でした.「大草原シリーズ」も3作目はダウン.その後,続けて手にしたレベル3〜4の児童書も次々とダウン.やはり,YLの低い本もそれなりにバランスよく読まないといけない,と思い,再びレベル0〜2の本を読んだ後はレベル3の児童書は前以上に楽しめました.
〉このような現象から,100万語通過前後より考えていた「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説を確信するに至りました(詳細は,150万語通過報告
〉http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=2843
〉に述べました).
〉 現在では,この仮説が正しいかどうかは自分でも少し怪しいと思っているのですが,その後,他の方の100万語超〜300万語の報告でもよく見かけることから,面白い現象だとは思います.

あとでもう一度読んでみます。

〉(iii) 150万語付近〜193万語:多忙と再読の期間
〉 この期間は,とても忙しくなり,多読にほとんど時間を取ることができませんでした.それがとてもストレスになり,あの手この手で読む時間を作りだそうとしていた日々でした.まさに,読むことに一番飢えていた時期といっていいと思います.とにかく,読まないと落ち着かないので,レベル0〜1の本を中心に読んだり(パンダ読み),ORTでシャドウイングしてみたりしていました.1日にほんの1分や2分でも読むと何かと安心できる,そんな日々でしたので,本当にゆっくり,ゆっくりとした歩みでした.
〉 そうこうしているうちに,パンダ読み用にキープしてあった本もついに底を尽き,再読を中心に行わざるを得なくなりました.でも,そのことによって,
〉   再読時の体感YL http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=717
〉   毎日読む方法 http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5292
〉などがわかり,忙しいときでも楽しく続ける方法が確立できたといっていいです.小規模な停滞は星の数ほどあったと思いますが,以前は中規模な停滞だと思っていた程度でも停滞と感じなくなってしまったのもこのころです.

すばらしいです。いまのお住まいに移る関係の忙しさですよね?

〉(iv)200万語通過:シドニー・シェルダンの衝撃
〉 事の発端は,やっと休日に本屋さんへ出かける時間もとれるようになり,買って帰った『100万語多読入門』p.74の「目標の本は買っておく」という記述です.200万語通過本は決めているものの,そのずっと先の憧れの本はまだ常備していませんでした.そこで,ゴールデンウィーク直前,500万語通過本あたりのつもりで Sidney Sheldonの『The Sky is Falling』をジュンク堂で買いました.
〉 買ったからには,ちょっと内容が気になる.「少しだけ読もう」と思い,喫茶店で読み始めました.帰る時間になり,電車に乗ってからも続きが気になり「もう少し」,寝る前にも気になり「もう少し」,そのままゴールデン・ウィークに入ったので「あの続きは?」という調子で,気が付けば読み終わってしまっていたのです.同時に,予期していなかった200万語通過本となってしまいました.後でYLを調べたら7でしたので,「こんなことあり?」という感じです.本当に不思議な心境です.YL6や7というと天より高く感じていただけに,『The Sky is Falling』の表題どおり,「本当に空が落ちてきた」という感じです.

うまい! 座布団3枚!!

〉(5)私のお気に入りベスト10
〉PGR0 『Maisie and the Dolphin』
〉MTH  『Dinosaurs before Dark』
〉CSC  『In Aunt Lucy’s Kitchen』
〉 この3つは,100万語通過後にも何回も再読しています.

〉AAR1 『ICE-COLD BIRTHDAY』
〉 絵が美しい上,ほのぼのとしたなつかしさが漂う作品です.

〉AAR2 『Pink Snow』
〉 読んで勉強になる感動的な本.

〉OBW3 『Chemical Secret』
〉 板ばさみの経験,誰だってありますよね.これは化学工場に勤めるある男性の物語で,共感すること多数あり.

〉ICR4 『PRAIRIE SCHOOL』
〉 HLR3の『A Girl named Helen Keller』とともに,「ことば」に関する物語.読み終わってジーンと来るものあり.

〉LHS  『Little House in the Big Woods』
〉LHS  『Little House on the Prairie』
〉 この2つは私の大好きだったテレビドラマ「大草原の小さな家」をぜひ原書で,と思ってキリ番通過時に読んでみました.実際に森の中のきれいな空気や広々とした大草原の風に触れているようで,とても気持ちよく読めました.

〉WBSS 『The Sky is Falling』
〉 軽快なテンポでグイグイと引っ張ってくれる.ハラハラ・ドキドキのシーンもあり,読み出したら絶対やめられない.

〉(6)考察
〉(i) 語数記録から:特に今回のYL飛躍について
〉 まず最初に,パソコンで管理している語数カウントツールを用いた分析として,100万語通過以降のGR/LR/絵本・児童書・一般書 のレベル別冊数等をまとめます.

〉★読んだ冊数(新規のみ)
〉     GR(学習者用) LR(子供向け) 絵本・児童書等
〉レベル0    7      28         3
〉レベル1   13      29         7
〉レベル2   18      19        29
〉レベル3    9       1        20
〉レベル4    0       0         3
〉レベル5    0       0         0
〉レベル6    0       0         0
〉レベル7    0       0         1

ほんとに見事な断絶型ですね!

〉★読んだ語数(再読語数を含む)
〉     GR(学習者用) LR(子供向け) 絵本・児童書等
〉レベル0 246,403  137,973   39,595
〉レベル1 408,042  183,664   25,332
〉レベル2 314,365   71,537  225,887
〉レベル3 102,000    5,200   75,300
〉レベル4       0        0  129,530
〉レベル5       0        0        0
〉レベル6       0        0        0
〉レベル7       0        0  103,000

〉 今回,大草原シリーズに続いて2回目のYLの飛躍が起こったのですが,語数分布からはレベル0〜2が多いという以外に,特に傾向は認められませんが,再読時の体感YLで並べたとするとレベル0を底辺とするピラミッド型になると思います.その点,「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説からも説明できるのかもしれません.ただ,今回は間に2つもレベルの飛び越しがあるのでちょっと違うような気もします.

〉2回のYLの飛躍に共通するのは,
〉 ・ YLを意図的に上げようとした本ではなく,単に前から読みたかった本であった(意図的にYLを上げようとしたことも数回あるが,すべて失敗に終わっている)

やはり「愛のパワー」か?

〉 ・ 直前に大量のYL0〜1の本を読んでいる
〉 ・ 少し前にシャドウイングやL/R(CDを流しながら読むこと)を集中的に行った期間がある
〉 ・ 忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間である
〉です.今回は,これらにゴールデン・ウィークが重なったのも大きかったと思います.

こういう分析をこれからもお願いしますね!

〉 それでも,かつてはYL3〜4の児童書(すべてキリン読み)を何冊か読んだことはあるものの,(忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間だったこともあって)YL2の本がとても苦しかったというのにどうして突然,YL7の本が読めてしまったのか,自分でも不思議です.「実は,YL7というのが間違いで3ぐらい」ということも疑ったのですが,「大草原シリーズ」を読んだ後に本屋で手に取った時は「大草原シリーズ」よりもかなり難しい(3ランクは上)と思って買いませんでした.それに,今回は大草原シリーズのように以前にテレビで見てストーリーやイメージの一部が頭の中にあるということもなかったことも考えると,本当に謎です.

〉どうも『The Sky is Falling』には,表題どおり本当に,YLという空が落ちてくるだけの何か不思議な力があったとしか考えられません.

〉(ii) 音のひろがり
〉 本来は「音のことなんでも」の掲示板に書くべきでしょうが,多読との関連でここに書かせていただきます.100万語を過ぎてからは特に,自然と音を求める傾向にあるように思います.シャドウイングの時間がだんだんと増えていっているのはそのためです.また,昔やっていた「音読」を最近になって(170万語通過頃から)再開しました.正確に言えば,再開というより,自然にそうなったのです.ORTの作品のうち,何回もシャドウイングしたものについてはCD音源を入れる前に口をついて出てきますので,自然に音読してしまうのです.いわば,シャドウイングの延長線上に音読があったという再発見に,自分でも驚いています.
〉(つまり,昔の勉強モードの時とは矢印が逆の
〉「多読」→「シャドウイング」→「音読」
〉だった,ということです.)

ありあけファンさん提唱の「聞きやすさレベル」を少しずつ完成させて
いきましょう!

〉 シャドウイングや音読をやった日は多読も特にスムーズですし,臨場感もひとしおです.視覚に加えて聴覚が加わることによって,世界が立体的に色彩を帯びて広がっていくという感じです.
〉(前項の「YLの飛躍」も音と無関係ではなさそうです)

ほー、ここはぜひ今後も注目してほしい点です。

〉(iii) 本当に忙しい日々のための方法
〉 多読を始める前からわかっていた2004年後半〜2005年前半の忙しい日々も,多読によってなんなく,すり抜けていました.

〉(多読以外の)従来の方法では,あらかじめ到達レベルが設定されていて,その時々の現実を無視するので,時間があるときは楽に続けられても,忙しいときは現実との乖離が大きくなり,続けるだけでも大きなエネルギーが必要となります.しかし,忙しい時こそ,日々のエネルギーの消費量が膨大なので,仕事が終わってから現実との乖離を埋めながら勉強するだけのエネルギーが残っていないのが普通です.だから,無理なんですね,結局は!

はい、そう思います。
教材の作り手の都合だけで到達レベルと到達時間が決められていた・・・

〉 一方,SSS方式の多読では,個々人の状況に応じた生活基盤を活用する上,忙しい時などのように生活習慣の変容によりこの基盤が変動してもそれに柔軟に対応できるシステムなので,自然に続いていくのだと思います.
〉   I.自分自身でのアプローチ:多読3原則
〉   II.コミュニケーション:掲示板・オフ会・講演会
〉   III.環境:多読図書・書評
〉これら3つの相乗効果の大きさには感動するばかりです.

あー、これはぼくがいつも言っている「多読の三本柱」そのものです!

〉(iv)文法について
〉 多読を始める前から疑問に思っていたことが「文法」の習得に関することです.今,長い間の謎が解けつつあるように感じます.
〉 多読を始める前に文法を勉強した時期もあったのですが,表面的に文法的な説明を理解したとしても,それはちょっとした思考の手がかりが得られるだけで本当の習得とは程遠いのは周知のとおりです.SVOなどの簡単な構造でも文法書や教科書の例文だけではとても習得は無理.「じゃ,どうすればよいのか?」の回答が「多読」だったのですね.
〉  そして,他の方のお言葉を借りれば,「“スラスラ読める”状態というのが言葉を吸収する上で大変効果が上がる方法」であり,しかも「面白い本を読んでいる時には良いホルモンが出ていて,じわっと英語がしみこんでいく」ため,楽しく読める本を大量に楽しく読むことが必要なのだと思います.

この「良いホルモン説」もこれから追求してください。

〉(7)今後の予定
〉 だんだんとまた時間ができてきましたので,買い置きをしてある本を中心に,いろいろと読んでみようと思います.だんだんとあまりYLを気にしなくても面白く読める本に出会いやすくなってきているのがうれしいです.でも今度は意図的に,レベル0〜1の本をたくさん読んでみようか,と考えたりもしています(問題は,面白そうな本が予算内でどれだけ見つかるか,ですが...).1000万語までにどんなことが起こるのか,どんな疑似体験に出会えるのか,とても楽しみです.

〉 どなたかの報告にあったように,「集中して読める時間と場所」(喫茶店など)を見つけたいと思います.「寝ない,割り込まれない,集中できる」といった場所.かつてはそのような喫茶店があったのですが,昨年6月に引っ越してからはまだ,見つけられずにいます.でも,多読で自分の大好きなシリーズに出会えるようにいつか,ふとしたきっかけで見つかる日が来るのを楽しみにしています.

楽しみですねえ!
とくにありあけファンさんのお住まいの付近にはよい喫茶店が
いっぱいあるのでは? うーん、多読三昧の日々か?

〉(8)最後に
〉 これまで,酒井先生はじめ,SSSの方々,掲示板・オフ会で常に励ましてくださった多数のタドキストの方々,ありがとうございました.また,福岡オフ会をはじめとするオフ会や懇親会で,同じくSSS方式で多読を続けられている方々と同じ時間を共有し,楽しいお話ができたのも大変な励みになりました.
〉 この1年間,とても忙しい毎日だったというのに何事もなく続けてこられたのは(そして,たぶん今後も続けていけるのは)これらの多くの方々の支えがあってこそだと,深く感謝いたします.

〉 最後まで読んでくださってありがとうございました.
〉今後とも,みんなで情報交換をしながら,楽しく多読を続けていきたいと思います.
〉どうかよろしくお願いいたします.

丁寧に書いてくださって、本当に参考になります。
ありがとう!!!!

〉Happy Reading!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ありあけファンさんも、どうぞそのまま、楽しい読書を!
またお会いしましょう!!


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5539. Re: 酒井先生ありがとうございます

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/4(21:32)

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"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:5527]で書きました:
〉ありあけファンさん、200万語通過、おめでとーね!

酒井先生 ありがとうございます

〉〉こんにちは ありあけファンです

〉〉表題のとおり,652冊目で200万語通過しました.
〉〉通過本は,意外なことに,シドニー・シェルダンの『The Sky is Falling』でした.
〉〉 実は,ここ最近はYL0〜1の本しか読まなかった〉おお、この先を読むのが楽しみ!
〉レベル0から1ばかり読んでいて突然レベル6が読めたのだろうか?

自分でもどこまで読めていたかは自信ありません
キリン読みですから,バンバン飛ばし読みはしていましたし...
それでも,先が気になるので,つい,...と,結局は最後まで行ってしまいました

〉〉  その理由の第一は,「続けられる」方法であることがだんだんとわかってきたからだと思います.中小の停滞を繰り返しながらも,今度は挫折がなかったのです.

〉続けられる方法! そう言ってくださるととおーってもうれしいです。

〉〉 第二に,「楽しめる」方法であることもわかりました.

〉これはもっとうれしいー!!!
〉(どんな語がどんな風に修正されていったかなんて、
〉Accessに記録してないですよね?)

残念ながら,Accessには記録していませんが,記憶に残っているものがあります.ネタバレになりますので,ここでは報告できませんが...

ところで,Accessの過去の記録を調べたのですが,YLの飛躍が100万語通過以前にもあったことがわかりました(後述).

〉〉(4)100万語通過後から200万語までの道のり
〉〉 この期間は,SSS方式の威力を身をもって実感した100万語でもありました.以下,その流れを振り返ってみます.

〉〉(i) 〜110万語付近:YLの瞬間的な急上昇
〉〉YL0〜1の本ばかり読んでいたのですが,以前から読みたかった『Little House in the Big Woods』を超キリン読みしてしまったのです.
〉〉自分なりに考察(後述)はしているのですが,なぜあの段階で読めたのか,真の原因はいまだによくわかりません.

〉そうなんです。多読はいままでになかったやり方なので当然といえば
〉当然なのですが、驚くようなことがいっぱいあるのです。

〉そのうちの一つがレベルをいくつも飛び越して上の本が読めてしまう
〉ことです。有名なところではKianさんのレベル3からレベル9へ
〉愛のパワーで上昇!というのがありました。

〉ほかにもそういう例がいくつもあって、いわゆる学習曲線の
〉緩やかなカーブではなくて、突然非線形的(?)な伸びを示すようです。

Accessの記録を調べてみると,昨日の報告以外にも,過去にYLの急上昇が2回あったことが判明しました.

1回目:5300語付近
YL0.8→YL1.6
飛躍本 SIR2の『GORILLAS: GENTLE GIANTS OF THE FOREST』でした.

2回目:3万3000語付近
YL1→YL3
飛躍本 Dahl の『The Magic Finger』

まだ多読を始めて間もないころで,YLについてもよく理解していませんでしたので,全く自覚がなかったのです.2冊とも,
かつて衝動買いした本
でした.

〉〉★読んだ冊数(新規のみ)
〉〉     GR(学習者用) LR(子供向け) 絵本・児童書等
〉〉レベル0    7      28         3
〉〉レベル1   13      29         7
〉〉レベル2   18      19        29
〉〉レベル3    9       1        20
〉〉レベル4    0       0         3
〉〉レベル5    0       0         0
〉〉レベル6    0       0         0
〉〉レベル7    0       0         1

〉ほんとに見事な断絶型ですね!

〉〉★読んだ語数(再読語数を含む)
〉〉     GR(学習者用) LR(子供向け) 絵本・児童書等
〉〉レベル0 246,403  137,973   39,595
〉〉レベル1 408,042  183,664   25,332
〉〉レベル2 314,365   71,537  225,887
〉〉レベル3 102,000    5,200   75,300
〉〉レベル4       0        0  129,530
〉〉レベル5       0        0        0
〉〉レベル6       0        0        0
〉〉レベル7       0        0  103,000

〉〉2回のYLの飛躍に共通するのは,
〉〉 ・ YLを意図的に上げようとした本ではなく,単に前から読みたかった本であった(意図的にYLを上げようとしたことも数回あるが,すべて失敗に終わっている)

〉やはり「愛のパワー」か?

〉〉 ・ 直前に大量のYL0〜1の本を読んでいる
〉〉 ・ 少し前にシャドウイングやL/R(CDを流しながら読むこと)を集中的に行った期間がある
〉〉 ・ 忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間である
〉〉です.今回は,これらにゴールデン・ウィークが重なったのも大きかったと思います.

〉こういう分析をこれからもお願いしますね!

ゴールデン・ウィーク以外は,最初の2回も含めて,4回とも上記の条件をすべて満たしていました.

〉〉(ii) 音のひろがり

〉ありあけファンさん提唱の「聞きやすさレベル」を少しずつ完成させて
〉いきましょう!

念のために申し上げますが,
KL(聴きやすさレベル)は私の発見ではなく,
appleさんの投稿(http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=1285)後に,オフ会で話題になったものです.

〉〉 シャドウイングや音読をやった日は多読も特にスムーズですし,臨場感もひとしおです.視覚に加えて聴覚が加わることによって,世界が立体的に色彩を帯びて広がっていくという感じです.
〉〉(前項の「YLの飛躍」も音と無関係ではなさそうです)

〉ほー、ここはぜひ今後も注目してほしい点です。

〉〉  そして,他の方のお言葉を借りれば,「“スラスラ読める”状態というのが言葉を吸収する上で大変効果が上がる方法」であり,しかも「面白い本を読んでいる時には良いホルモンが出ていて,じわっと英語がしみこんでいく」ため,楽しく読める本を大量に楽しく読むことが必要なのだと思います.

〉この「良いホルモン説」もこれから追求してください。

提唱者はここいちさんだったと思いますが,「良いホルモン説」にできるだけ身を任せるようにして,これからも楽しく多読を続けていきたいと思います.

〉楽しみですねえ!
〉とくにありあけファンさんのお住まいの付近にはよい喫茶店が
〉いっぱいあるのでは? うーん、多読三昧の日々か?

探してみます!

〉〉(8)最後に
〉〉 これまで,酒井先生はじめ,SSSの方々,掲示板・オフ会で常に励ましてくださった多数のタドキストの方々,ありがとうございました.また,福岡オフ会をはじめとするオフ会や懇親会で,同じくSSS方式で多読を続けられている方々と同じ時間を共有し,楽しいお話ができたのも大変な励みになりました.
〉〉 この1年間,とても忙しい毎日だったというのに何事もなく続けてこられたのは(そして,たぶん今後も続けていけるのは)これらの多くの方々の支えがあってこそだと,深く感謝いたします.

〉〉 最後まで読んでくださってありがとうございました.
〉〉今後とも,みんなで情報交換をしながら,楽しく多読を続けていきたいと思います.
〉〉どうかよろしくお願いいたします.

〉丁寧に書いてくださって、本当に参考になります。
〉ありがとう!!!!

〉〉Happy Reading!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

〉ありあけファンさんも、どうぞそのまま、楽しい読書を!
〉またお会いしましょう!!

どうもありがとうございます.
今後ともよろしくお願いします.


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[バレ] 5545. 語句の理解の変遷(訳語の影響も含めて)

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/5(00:54)

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酒井先生,以下の語句のネタバレに同意してくださる方へ

以下の語句の意味に関する投稿です.

  angry
  friend
  grab
  snatch

この件につきましては,ネタバレになりますが,以下に報告させていただきます.

〉〉 多読以前に訳語を介して間違って理解していた表現も多読により,次々と自動修正されていくことにも気づきました(これは100万語通過後は加速しています).

〉これはもっとうれしいー!!!
〉(どんな語がどんな風に修正されていったかなんて、
〉Accessに記録してないですよね?)

Accessの記録ではなく,記憶によるものです.
(現段階での私のイメージですから,間違った説明も多々あると思いますが,ご容赦ください)

angry の例:

(1)最初は,日本語の「怒った」という訳語での理解でした
(2)誰に対して怒っているかがあいまいなときにも使用される例に数多く遭遇し,訳語での理解との乖離が現れ始めました
(3)内面で何かがこみ上げてくる状態のみで使用される例が多く,こちらのほうが原義であると考えるようになりました
(4)さらに自分の置かれた情況と相容れない時など内面的な葛藤が原因で噴火しそうな感情であることが多いこともわかってきました

「怒った」という訳語が頭の中から消え始めたのは,(4)の段階になってからでした.
(2)の段階にいたるのに要した語数は1万語ほどですが,
(4)の段階にいたるまでには70万語ほど多読しています.
そして,「怒った」という訳語が消えたのは200万語に近づいてからです.

friend の例:

(1)最初は,日本語の「友達」という訳語での理解でした
(2)自分と対等ではなく,どんなに年齢が離れていても使用できることに気づく(日本語の「友達」とは明らかに違う)ようになりました

(2)の段階にいたるのに要した語数は,5万語ほどです.
現在(204万語),日本語の「友達」とは明らかに違うのを理解はしているものの,未だに日本語の「友達」という訳語の影響を強く受けています.
 いったい,いつになったら日本語の「友達」という訳語が消えるのか,想像もつきません.最低でも,あと200万語ぐらいは必要であることはほぼ間違いありません.

以下の2つの語に関して報告させていただきます.
私はこの2つの辞書での訳語は知りません.

snatch
grab

 実は,この2つに共通の意味があることも最近まで知りませんでした.
たぶん,出てくるシーンが違っていたからでしょう.

garab の場合:
(1)この意味は最初は絵でわかりました(ORTです).
(2)その後,何回も出てきますが,何がしかの動きが伴っているのです.
(3)そして,だんだんとその動きがある程度のスピードがあることもわかってきました.そうして,snatch と共通点があることもわかってきたのです.
(4)ただ,最近は,snatch より,しっかりつかんでいるような気がしますし,snatch ほどの強さの衝動的な感情を伴うとは限らないようです.

snatch の場合:
(0)意味がわからないまま何回も出現していました
(1)ようやく,怒りをぶつけたり,衝動的な行動に出るという感情の爆発があるようなシーンに出てくることがわかってきました.どちらかというと,そのような感情をともなった情況のイメージが強かったです
(2)そのようなシーンで何回も出てくるうち,何がしかの動作があることに気づきました.
(3)その動作が物をワシヅカミにする素早い動作であることがわかりました.
(4)どうもその物は感情の爆発の標的となるの人のものであったり,その人の近くにあるもののようです

 多読を続けることによって,まだまだ理解は深まるのでしょうし,誤解も正されていくのでしょうが,上記の2語は訳語を知らなかったので,かえって,ストーリーの中で出現しても違和感が少なかったのかもしれません.


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[バレ] 5580. 追加!(その後のイメージの変化)

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/8(00:02)

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自己レスで失礼します
ありあけファン@212万語 です

〉ネタバレになりますが,以下に報告させていただきます.

〉〉〉 間違って理解していた表現も多読により,次々と自動修正されていくことにも気づきました(これは100万語通過後は加速しています).

〉snatch の場合:
〉(0)意味がわからないまま何回も出現していました
〉(1)ようやく,怒りをぶつけたり,衝動的な行動に出るという感情の爆発があるようなシーンに出てくることがわかってきました.どちらかというと,そのような感情をともなった情況のイメージが強かったです
〉(2)そのようなシーンで何回も出てくるうち,何がしかの動作があることに気づきました.
〉(3)その動作が物をワシヅカミにする素早い動作であることがわかりました.
〉(4)どうもその物は感情の爆発の標的となるの人のものであったり,その人の近くにあるもののようです

2日前に,「大草原シリーズ」の4作目『On the Banks of Plum Creek』を読み終わったのですが,
上記の(4)に当てはまらない使い方が多数あったようです.
(どこで出てきたか,よく覚えていないのですが,snatch という語に対するイメージが変わっていますから)

ということで,上記の(4)は取り消しです!
(無責任な投稿でごめんなさい.)

言い訳のようですが,私の場合,このように,日々,語句のイメージがどんどん変化していくことも多いです.
訳語を知らない語彙のほうが,先入観にとらわれずに柔軟にイメージ構築・補正が行えるというようです.


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5530. Re:ありあけファンさん、おめでとう!!!

お名前: ここいち
投稿日: 2005/5/4(10:32)

------------------------------

ありあけファンさん、こんにちわ!

ここいちです。200万語通過おめでとうございます!


〉通過本は,意外なことに,シドニー・シェルダンの『The Sky is Falling』でした.
〉 実は,ここ最近はYL0〜1の本しか読まなかった(読めなかった!)
こともあり,かなり前から通過本は別の本
(かつて,キリン読みしたICR4の『PRAIRIE SCHOOL』の再読)に決めていた
のですが,ちょっとした偶然(?)から,『The Sky is Falling』での通過とな
ってしまったのです(詳細は後述).


きっと偶然ではなく必然だったんですよ。


〉(iv)200万語通過:シドニー・シェルダンの衝撃
〉 事の発端は,やっと休日に本屋さんへ出かける時間もとれるようになり,
買って帰った『100万語多読入門』p.74の「目標の本は買っておく」とい
う記述です.200万語通過本は決めているものの,そのずっと先の憧れの
本はまだ常備していませんでした.そこで,ゴールデンウィーク直前,
500万語通過本あたりのつもりで Sidney Sheldonの『The Sky is 
Falling』をジュンク堂で買いました.
〉 買ったからには,ちょっと内容が気になる.「少しだけ読もう」と思
い,喫茶店で読み始めました.帰る時間になり,電車に乗ってからも続きが
気になり「もう少し」,寝る前にも気になり「もう少し」,そのままゴール
デン・ウィークに入ったので「あの続きは?」という調子で,気が付けば読
み終わってしまっていたのです.同時に,予期していなかった200万語通
過本となってしまいました.後でYLを調べたら7でしたので,「こんなこ
とあり?」という感じです.本当に不思議な心境です.YL6や7というと
天より高く感じていただけに,『The Sky is Falling』の表題どおり,「本
当に空が落ちてきた」という感じです.


シェルダンって病みつきになりますよね。それに慣れればスラスラ読めるし。
多読の味方ですね。


〉(iv)文法について
〉 多読を始める前から疑問に思っていたことが「文法」の習得に関するこ
とです.今,長い間の謎が解けつつあるように感じます.
〉 多読を始める前に文法を勉強した時期もあったのですが,表面的に文法
的な説明を理解したとしても,それはちょっとした思考の手がかりが得られ
るだけで本当の習得とは程遠いのは周知のとおりです.SVOなどの簡単な
構造でも文法書や教科書の例文だけではとても習得は無理.「じゃ,どうす
ればよいのか?」の回答が「多読」だったのですね.


多読+文法のやり直しこれが相乗効果を生み出すのではと最近思います。


〉(7)今後の予定
〉 だんだんとまた時間ができてきましたので,買い置きをしてある本を中
心に,いろいろと読んでみようと思います.だんだんとあまりYLを気にし
なくても面白く読める本に出会いやすくなってきているのがうれしいです.
でも今度は意図的に,レベル0〜1の本をたくさん読んでみようか,と考え
たりもしています(問題は,面白そうな本が予算内でどれだけ見つかるか,
ですが...).1000万語までにどんなことが起こるのか,どんな疑似
体験に出会えるのか,とても楽しみです.



1000万語を通過した自分に出会えるというのもすごく楽しみですよね。

ありあけファンさんも、Happy Reading!

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5548. Re: ここいちさん ありがとうございます

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/4(23:32)

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ここいちさん メッセージありがとうございます

〉ここいちです。200万語通過おめでとうございます!

〉〉通過本は,意外なことに,シドニー・シェルダンの『The Sky is Falling』でした.

〉きっと偶然ではなく必然だったんですよ。

やはり,本が呼んでいたのでしょうか?

〉〉(iv)200万語通過:シドニー・シェルダンの衝撃
〉〉同時に,予期していなかった200万語通過本となってしまいました.
〉〉『The Sky is Falling』の表題どおり,「本
〉〉当に空が落ちてきた」という感じです.

〉シェルダンって病みつきになりますよね。それに慣れればスラスラ読めるし。
〉多読の味方ですね。

今日,早速,2冊目を買いました.
「大草原シリーズ」の『On the Banks of Plum Creek』が,読み終わったら読んでみようと思います.

〉〉(iv)文法について
〉〉 多読を始める前から疑問に思っていたことが「文法」の習得に関することです.

〉多読+文法のやり直しこれが相乗効果を生み出すのではと最近思います。

本当に多読で文法が自然と身についていくのだと実感しているこのごろです.
もっと多読が進んでから一度,見直してみようと思います.

〉〉(7)今後の予定
)〉1000万語までにどんなことが起こるのか,どんな疑似
〉〉体験に出会えるのか,とても楽しみです.

〉1000万語を通過した自分に出会えるというのもすごく楽しみですよね。

本当に楽しみです.
きっと,予期していないことが起こっているのだと思います.

〉ありあけファンさんも、Happy Reading!

ありがとうございます.
今後ともよろしくお願いします.

ここいちさんも HAPPY READING!!


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5557. Re:ありあけファンさんおめでとうございます♪

お名前: たまこ
投稿日: 2005/5/5(09:11)

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ありあけファンさん、200万語通過おめでとうございます♪
たまこです。

再読の際はカウント語数を減らされるありあけファンさんなので
実語数は250万語くらいですか?

3月に久しぶりに福岡オフ会でお会いできて良かったです。
引越し以降お忙しかったようで、少しお顔がやせておられましたが、
停滞もなく順調に読み進められていて、停滞中の私は尊敬してしま
いました。(すごーい)

私も多読だけは続いているので、多読ってすごいなぁと思ってます。
どんなに停滞していても再開できるし、停滞中も多読をやめたわけ
ではなく、停滞と思えるので自分の中の認識の違いに驚きです。

また機会がありましたら福岡オフ会に参加してください。
islaverdeさんのスペイン語読み聞かせも聞けるし、福岡オフ会内で
の話題の本もその都度変わるので情報満載です!!

ではではHappy Reading!!!!


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5563. Re: たまこさん ありがとうございます

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/5(15:00)

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たまこさん お久しぶりです

〉ありあけファンさん、200万語通過おめでとうございます♪
〉たまこです。

どうもありがとうございます

〉再読の際はカウント語数を減らされるありあけファンさんなので
〉実語数は250万語くらいですか?

再読時は「途中投げ」などの補正をしていませんので,はっきりした語数はわかりませんが,今回は再読が多かったのでもう少し多いと思います.

〉3月に久しぶりに福岡オフ会でお会いできて良かったです。

3月は福岡オフ会に出席でき,みなさんもあたたかく迎えてくださって本当にうれしかったです.

〉引越し以降お忙しかったようで、少しお顔がやせておられましたが、
〉停滞もなく順調に読み進められていて、停滞中の私は尊敬してしま
〉いました。(すごーい)

〉私も多読だけは続いているので、多読ってすごいなぁと思ってます。
〉どんなに停滞していても再開できるし、停滞中も多読をやめたわけ
〉ではなく、停滞と思えるので自分の中の認識の違いに驚きです。

ほんと,どんなに忙しくてもそれなりに何とかなってしまうのが多読のすごいところですね.
「停滞=何日も連続して読まないこと」
と定義すれば,私もこの1年間は無数の停滞があったはずですが,長期的には語数は増えていきますので(当然ですが!),だんだんと停滞を意識しなくて済むようになってくるのも多読の魔力です.

〉また機会がありましたら福岡オフ会に参加してください。
〉islaverdeさんのスペイン語読み聞かせも聞けるし、福岡オフ会内で
〉の話題の本もその都度変わるので情報満載です!!

久々に参加させていただいて,とてもよかったです.
話題の本も昔とがらっと変わっていて,新鮮味いっぱいでした.
いつかまた,みなさんにお会いできる日を楽しみにしています.

〉ではではHappy Reading!!!!

たまこさんも HAPPY READING!!


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5564. Re: ありあけファンさん、おめでとうございます!!

お名前: 日向
投稿日: 2005/5/5(17:59)

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ありあけファンさん、こんにちは、日向です。

200万語通過、おめでとうございます!
シドニー・シェルダンですか〜っ やりましたねーっ

〉 今回,大草原シリーズに続いて2回目のYLの飛躍が起こったのですが,語数分布からはレベル0〜2が多いという以外に,特に傾向は認められませんが,再読時の体感YLで並べたとするとレベル0を底辺とするピラミッド型になると思います.その点,「ピラミッド/逆ピラミッド」仮説からも説明できるのかもしれません.ただ,今回は間に2つもレベルの飛び越しがあるのでちょっと違うような気もします.

〉2回のYLの飛躍に共通するのは,
〉 ・ YLを意図的に上げようとした本ではなく,単に前から読みたかった本であった(意図的にYLを上げようとしたことも数回あるが,すべて失敗に終わっている)
〉 ・ 直前に大量のYL0〜1の本を読んでいる
〉 ・ 少し前にシャドウイングやL/R(CDを流しながら読むこと)を集中的に行った期間がある
〉 ・ 忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間である
〉です.今回は,これらにゴールデン・ウィークが重なったのも大きかったと思います.

YLの飛躍は、本当にコントロールできませんよね。突然「おやっ?」という感覚ですか… 私は今、まさにその真っ只中です、実は。

〉 それでも,かつてはYL3〜4の児童書(すべてキリン読み)を何冊か読んだことはあるものの,(忙しくて読めなかった期間からの復帰中の期間だったこともあって)YL2の本がとても苦しかったというのにどうして突然,YL7の本が読めてしまったのか,自分でも不思議です.「実は,YL7というのが間違いで3ぐらい」ということも疑ったのですが,「大草原シリーズ」を読んだ後に本屋で手に取った時は「大草原シリーズ」よりもかなり難しい(3ランクは上)と思って買いませんでした.それに,今回は大草原シリーズのように以前にテレビで見てストーリーやイメージの一部が頭の中にあるということもなかったことも考えると,本当に謎です.

〉どうも『The Sky is Falling』には,表題どおり本当に,YLという空が落ちてくるだけの何か不思議な力があったとしか考えられません.

また次の目標本を買わないといけませんね。(笑)
でも、こういう体験は、楽しくって嬉しいものですし♪
(ちなみに私ン家は、未読本と目標本の倉庫です…泣)

〉(ii) 音のひろがり
〉 本来は「音のことなんでも」の掲示板に書くべきでしょうが,多読との関連でここに書かせていただきます.100万語を過ぎてからは特に,自然と音を求める傾向にあるように思います.シャドウイングの時間がだんだんと増えていっているのはそのためです.また,昔やっていた「音読」を最近になって(170万語通過頃から)再開しました.正確に言えば,再開というより,自然にそうなったのです.ORTの作品のうち,何回もシャドウイングしたものについてはCD音源を入れる前に口をついて出てきますので,自然に音読してしまうのです.いわば,シャドウイングの延長線上に音読があったという再発見に,自分でも驚いています.
〉(つまり,昔の勉強モードの時とは矢印が逆の
〉「多読」→「シャドウイング」→「音読」
〉だった,ということです.)

〉 シャドウイングや音読をやった日は多読も特にスムーズですし,臨場感もひとしおです.視覚に加えて聴覚が加わることによって,世界が立体的に色彩を帯びて広がっていくという感じです.
〉(前項の「YLの飛躍」も音と無関係ではなさそうです)

音読は、私も大切だなぁ、と最近気づきました。
なので、絵本とライム系は、書評があがっていても、音読して語数を数えるようにしています。おかげで、発音は別として、音読の速度がかなり上がりました。(絵本は図書館で借りているので、ギリギリ人間の私は返却日に追われるから早口で音読しないといけない状況に追い込まれる、とも言う…笑)
それにつれて、ドラマなどの英語の聞き取りも、かなり出来るようになってきました…と書くと、よっぽど聞き取れるような風ですが、実際は、「語り」が入ってしまうとサッパリ分からない状態です。ただ、しゃべっている速度に耳が追いつきつつある感じはします。

〉(iii) 本当に忙しい日々のための方法
〉 多読を始める前からわかっていた2004年後半〜2005年前半の忙しい日々も,多読によってなんなく,すり抜けていました.

多読でリラックスできるって、いいですね〜♪

〉(多読以外の)従来の方法では,あらかじめ到達レベルが設定されていて,その時々の現実を無視するので,時間があるときは楽に続けられても,忙しいときは現実との乖離が大きくなり,続けるだけでも大きなエネルギーが必要となります.しかし,忙しい時こそ,日々のエネルギーの消費量が膨大なので,仕事が終わってから現実との乖離を埋めながら勉強するだけのエネルギーが残っていないのが普通です.だから,無理なんですね,結局は!

〉 一方,SSS方式の多読では,個々人の状況に応じた生活基盤を活用する上,忙しい時などのように生活習慣の変容によりこの基盤が変動してもそれに柔軟に対応できるシステムなので,自然に続いていくのだと思います.
〉   I.自分自身でのアプローチ:多読3原則
〉   II.コミュニケーション:掲示板・オフ会・講演会
〉   III.環境:多読図書・書評
〉これら3つの相乗効果の大きさには感動するばかりです.

宿題を強制(?)されなくて、なおかつ自分の生活リズムに合わせられる、そして自分が面白いと思う本を読む、というのが多読の一番の利点ですね。
そこを何度も強調しても、なかなか知人に分かってもらえず、「まだお勉強、がんばってる?」と訊かれるのがツライです。

〉(iv)文法について
〉 多読を始める前から疑問に思っていたことが「文法」の習得に関することです.今,長い間の謎が解けつつあるように感じます.
〉 多読を始める前に文法を勉強した時期もあったのですが,表面的に文法的な説明を理解したとしても,それはちょっとした思考の手がかりが得られるだけで本当の習得とは程遠いのは周知のとおりです.SVOなどの簡単な構造でも文法書や教科書の例文だけではとても習得は無理.「じゃ,どうすればよいのか?」の回答が「多読」だったのですね.
〉  そして,他の方のお言葉を借りれば,「“スラスラ読める”状態というのが言葉を吸収する上で大変効果が上がる方法」であり,しかも「面白い本を読んでいる時には良いホルモンが出ていて,じわっと英語がしみこんでいく」ため,楽しく読める本を大量に楽しく読むことが必要なのだと思います.

初めに文章があって、そしてはじめて文法があるんですよねーっ 日本語だって、そうだし… 母国語の日本語の文法用語すら覚えられないのに、増してや、他言語だなんて!

〉(7)今後の予定
〉 だんだんとまた時間ができてきましたので,買い置きをしてある本を中心に,いろいろと読んでみようと思います.だんだんとあまりYLを気にしなくても面白く読める本に出会いやすくなってきているのがうれしいです.でも今度は意図的に,レベル0〜1の本をたくさん読んでみようか,と考えたりもしています(問題は,面白そうな本が予算内でどれだけ見つかるか,ですが...).1000万語までにどんなことが起こるのか,どんな疑似体験に出会えるのか,とても楽しみです.

場所にもよりますが、図書館やブックオフなんて手もありますよ〜♪

〉 どなたかの報告にあったように,「集中して読める時間と場所」(喫茶店など)を見つけたいと思います.「寝ない,割り込まれない,集中できる」といった場所.かつてはそのような喫茶店があったのですが,昨年6月に引っ越してからはまだ,見つけられずにいます.でも,多読で自分の大好きなシリーズに出会えるようにいつか,ふとしたきっかけで見つかる日が来るのを楽しみにしています.

居心地の良い場所が、早く見つかるといいですね。

〉(8)最後に
〉 これまで,酒井先生はじめ,SSSの方々,掲示板・オフ会で常に励ましてくださった多数のタドキストの方々,ありがとうございました.また,福岡オフ会をはじめとするオフ会や懇親会で,同じくSSS方式で多読を続けられている方々と同じ時間を共有し,楽しいお話ができたのも大変な励みになりました.
〉 この1年間,とても忙しい毎日だったというのに何事もなく続けてこられたのは(そして,たぶん今後も続けていけるのは)これらの多くの方々の支えがあってこそだと,深く感謝いたします.

〉 最後まで読んでくださってありがとうございました.
〉今後とも,みんなで情報交換をしながら,楽しく多読を続けていきたいと思います.
〉どうかよろしくお願いいたします.

こちらこそ、よろしくお願いします!
ありあけファンさんも、Happy Readingで!


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5567. Re: 日向さん ありがとうございます

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/5(23:11)

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日向さん メッセージありがとうございます

〉200万語通過、おめでとうございます!
〉シドニー・シェルダンですか〜っ やりましたねーっ

〉また次の目標本を買わないといけませんね。(笑)
〉でも、こういう体験は、楽しくって嬉しいものですし♪
〉(ちなみに私ン家は、未読本と目標本の倉庫です…泣)

さっそく2冊目を買いましたよ.
今,読んでる本『On the Banks of Plum Creek』が読み終わったら読んでみます.

〉〉(ii) 音のひろがり

〉音読は、私も大切だなぁ、と最近気づきました。
〉なので、絵本とライム系は、書評があがっていても、音読して語数を数えるようにしています。おかげで、発音は別として、音読の速度がかなり上がりました。(絵本は図書館で借りているので、ギリギリ人間の私は返却日に追われるから早口で音読しないといけない状況に追い込まれる、とも言う…笑)
〉それにつれて、ドラマなどの英語の聞き取りも、かなり出来るようになってきました…と書くと、よっぽど聞き取れるような風ですが、実際は、「語り」が入ってしまうとサッパリ分からない状態です。ただ、しゃべっている速度に耳が追いつきつつある感じはします。

私も,自分で音読できるスピードにはなんとか耳が付いていきそうです.
L/R,シャドウイングと併せて続けてみようと思います.

〉〉(iii) 本当に忙しい日々のための方法

〉多読でリラックスできるって、いいですね〜♪

〉宿題を強制(?)されなくて、なおかつ自分の生活リズムに合わせられる、そして自分が面白いと思う本を読む、というのが多読の一番の利点ですね。
〉そこを何度も強調しても、なかなか知人に分かってもらえず、「まだお勉強、がんばってる?」と訊かれるのがツライです。

私も,「忙しいけど続いている」と言ってもなかなか信じてもらえません.
ましてや,「1日何時間ぐらい読むの?」と訊かれて,「?分」と答えた時なんか.
多読をされている方には何の不思議もないのでしょうが...

〉〉(iv)文法について

〉初めに文章があって、そしてはじめて文法があるんですよねーっ 日本語だって、そうだし… 母国語の日本語の文法用語すら覚えられないのに、増してや、他言語だなんて!

私も,文法を勉強することが全く無意味だとは思いませんが,文法を習得するのには多読が不可欠である,ということを確信するようになってきました.

〉〉(7)今後の予定

〉場所にもよりますが、図書館やブックオフなんて手もありますよ〜♪

〉居心地の良い場所が、早く見つかるといいですね。

いつか,見つけられると信じています.

〉〉(8)最後に
〉〉 これまで,酒井先生はじめ,SSSの方々,掲示板・オフ会で常に励ましてくださった多数のタドキストの方々,ありがとうございました.また,福岡オフ会をはじめとするオフ会や懇親会で,同じくSSS方式で多読を続けられている方々と同じ時間を共有し,楽しいお話ができたのも大変な励みになりました.
〉〉 この1年間,とても忙しい毎日だったというのに何事もなく続けてこられたのは(そして,たぶん今後も続けていけるのは)これらの多くの方々の支えがあってこそだと,深く感謝いたします.

〉〉 最後まで読んでくださってありがとうございました.
〉〉今後とも,みんなで情報交換をしながら,楽しく多読を続けていきたいと思います.
〉〉どうかよろしくお願いいたします.

〉こちらこそ、よろしくお願いします!
〉ありあけファンさんも、Happy Readingで!

日向さんも HAPPY READING!!


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5583. ありあけファンさん、200万語通過おめでとう御座います。

お名前: ガビー
投稿日: 2005/5/7(15:02)

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ありあけファンさん、こんにちは。
ガビーです。

遅くなってしまいましたが、
200万語通過おめでとう御座います。

毎回思うのですが、今回の報告を読ませて頂いても、
ありあけファンさんが自身を客観的を見つめ、またそれを分析できる力に、
とても尊敬の念を持ちました。
とても自身に厳しく、そして高い目標をお持ちなのが分かります。

読めいだろうと考えていた本が、読めた時の気持ち分かります。
私も経験がありますので、ありあけファンさんのその時の喜びが、
想像できます。

お気に入りペスト10を読ませて頂き、
読んだ事のない本も沢山ありました。
メモさせていただきます。

テーマ「音のひろがり」
私は英語の音読は全く遣っていませんが、
今中国語の音がとても気になっているせいもあり、
興味深いく読ませて頂きました。

参考になればいいのですが、
アールアイシー出版の絵本(日本絵本・有名な民話の英語版)には、
必ずCDが付属しているのでシャドウイングの練習に使えるのでは・・。
(全部のCDを聞いた訳ではないので断定できませんが、
米語で朗読されてます。私には、スピードの判断は出来ません)
図書館で探してみてはいかがでしょうか?
アドレス
http://www.ricpublications.com
(リンクが貼れなくて済みません)

落ち着いて読める場所が見つかると、良いですね。
勿論、美味しいお茶やコーヒー付で。

此方こそ、これからもよろしくお願いします。
ゆうっくりと多読を続けて行きましょうね。
(シャドウイングも楽しみながら続けてください)


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5585. Re: ガビーさん ありがとうございます

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/7(23:56)

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ガビーさん メッセージありがとうございます

〉ありあけファンさん、こんにちは。
〉ガビーです。

〉遅くなってしまいましたが、
〉200万語通過おめでとう御座います。

〉毎回思うのですが、今回の報告を読ませて頂いても、
〉ありあけファンさんが自身を客観的を見つめ、またそれを分析できる力に、
〉とても尊敬の念を持ちました。

というか,記録をパソコン(Access2000で自作したツール)でつけているので,客観的に,というより,一目瞭然なのです.
時々,歩み来し道を振り返ってみるのも進歩を自覚できて,楽しみの一つです.

〉とても自身に厳しく、そして高い目標をお持ちなのが分かります。
目標は,どんどんと欲が出てくるせいか,高くなっていきますね.
でも,あまり欲張りすぎても停滞の原因となる,というのもわかってきましたので,200万語通過後はセーブ気味です.

〉読めいだろうと考えていた本が、読めた時の気持ち分かります。
〉私も経験がありますので、ありあけファンさんのその時の喜びが、
〉想像できます。

ホント,うれしいですよね! その時って!
多読を始めていなかったらまず経験できなかったでしょうから,何倍もうれしいです.

〉お気に入りペスト10を読ませて頂き、
〉読んだ事のない本も沢山ありました。
〉メモさせていただきます。

〉テーマ「音のひろがり」
このテーマはフクさんに教えてもらいました.
本当にすばらしい世界が開けていくので楽しみです.

〉私は英語の音読は全く遣っていませんが、
〉今中国語の音がとても気になっているせいもあり、
〉興味深いく読ませて頂きました。

私も,音読は多読を始めてしばらく経って中止したのですが,
シャドウイングからの派生で自然にまた始めるとは夢にも思っていませんでした(まだ,ORT1と1+のみですがだんだんと対象を拡げられそうです).
「多読→L/R→シャドウイング→音読」というつながりで,インプットとアウトプットがいつかつながっていくのかな,と期待しています.

ところで,第2外国語を音(特にフォニックス)を中心にアプローチするとどんな感じになるのでしょうか?
是非,是非,体験談を教えてくださるようお願いします.

〉参考になればいいのですが、
〉アールアイシー出版の絵本(日本絵本・有名な民話の英語版)には、
〉必ずCDが付属しているのでシャドウイングの練習に使えるのでは・・。
〉(全部のCDを聞いた訳ではないので断定できませんが、
〉米語で朗読されてます。私には、スピードの判断は出来ません)
〉図書館で探してみてはいかがでしょうか?
〉アドレス
〉http://www.ricpublications.com
〉(リンクが貼れなくて済みません)

どうもありがとうございます!
シャドウイング用の素材探しには本当に苦労していますので,とってもうれしいです.
多読用には材料がたくさんあるので宝探しのような楽しみがありますが,(私の)シャドウイング用にはORT以外に決定的なものに未だにありつけないでいましたので,感謝感激です!

〉落ち着いて読める場所が見つかると、良いですね。
〉勿論、美味しいお茶やコーヒー付で。

そうなんです.お茶やコーヒーが美味しいことも重要なんです.
そして,ゆっくりとしたスペースがあって,静かな音楽がかすかに流れていること.
今年から自宅で仕事をしていますので,休日は外で多読できれば,と考えています.

〉此方こそ、これからもよろしくお願いします。
〉ゆうっくりと多読を続けて行きましょうね。
〉(シャドウイングも楽しみながら続けてください)

何よりも楽しく続けることが一番ですから,マイペースで続けて生きたいと思います.

ガビーさんも HAPPY READING!!


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5657. 200万語通過おめでとうございます

お名前: T.Y
投稿日: 2005/5/17(09:26)

------------------------------

 ありあけファンさん、200万語通過おめでとう御座います。T.Yです。
200万語通過時にシドニー・シェルダンの`The Sky is Falling`を
読破出来たのは、易しい本の多読・再読の成果ですね。易しい本の
多読でペーパーバックを読める様になるという事は聞いています。
 私の場合、50万語付近で、「フォーチュンクッキー」(現代`Fancy
Friday`)を読み始めた事を覚えています。その当時、レベル1や3の
GRを多読していた時期で、「そろそろ面白そうなペーパーバックを
読書してみようかな」と思っていました。かくして、読んでみたら
非常に面白かったという事を実感しました。その頃の自分が懐かしく
感じます。
 私も、ある時期(語数の通過点)を境に、不思議な現象を感じた
事があり(固まり読み、タテ読み、等)、それを実感したのが
300万語通過した時です。ありあけファンさんは110万語通過してから
実感するとは、驚きました。300万語、500万語通過する時の
変化が楽しみです。
 楽しく多読を続けている事を楽しみにしています。それでは。


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5685. Re: T.Yさん ありがとうございます

お名前: ありあけファン
投稿日: 2005/5/20(22:43)

------------------------------

T.Yさん こんにちは

〉 ありあけファンさん、200万語通過おめでとう御座います。T.Yです。

お祝いのメッセージありがとうございます

〉200万語通過時にシドニー・シェルダンの`The Sky is Falling`を
〉読破出来たのは、易しい本の多読・再読の成果ですね。易しい本の
〉多読でペーパーバックを読める様になるという事は聞いています。

前から読みたくても読めなかった本がすんなりと読める時って,
例外なく,直前に大量の易しい本を読んでいます.
しかも,とても気持ちよく読む日が続いていたりしていますね.

〉 私の場合、50万語付近で、「フォーチュンクッキー」(現代`Fancy
〉Friday`)を読み始めた事を覚えています。その当時、レベル1や3の
〉GRを多読していた時期で、「そろそろ面白そうなペーパーバックを
〉読書してみようかな」と思っていました。かくして、読んでみたら
〉非常に面白かったという事を実感しました。その頃の自分が懐かしく
〉感じます。

みんな,いろいろと楽しい思い出があるのですね.
多読はこのような思い出が自然とできるのがまた,醍醐味です.
本当に集中して読んだ本の内容が時として,本当に自分が体験したかの
ような錯覚に陥ることもあります(私の場合,大草原シリーズ).

〉 私も、ある時期(語数の通過点)を境に、不思議な現象を感じた
〉事があり(固まり読み、タテ読み、等)、それを実感したのが
〉300万語通過した時です。ありあけファンさんは110万語通過してから
〉実感するとは、驚きました。300万語、500万語通過する時の
〉変化が楽しみです。

タテ読みはまだ全然できませんが,固まり読みは早くからできていた
ように思います(正確な時期は記録していなかったのでよくわかりません).
今後は,不思議な現象や変化を自覚したら,忘れずに記録しようと思います.

〉 楽しく多読を続けている事を楽しみにしています。それでは。

昨日まで,ちょっとした停滞だったようです.
今日は(ORT2ですが)少し読んだので,一応は停滞脱出といえそうです.

読みたい本がたくさんありますので,ますます楽しく続けていけそうです.
たとえば,大草原シリーズの続きは気になるし,Nancy Drew Notebooksシリ
ーズ や Full House Michelle などもまだまだ一部しか読んでいないので,
残りも楽しみです.

T.Yさんも楽しく多読を続けてください

HAPPY READING!!


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