[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(15:21)]
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/3/27(21:06)
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akoさん、こんばんは!
杏樹さん、栄泉さん、古川さん・・・
それからどなたでしたっけ? こんばんは!
〉え〜、パンツだけではナンですので、一応もう少しマシな例えとしまして、
そんなもんあるのか?!
〉ある英単語と、その単語の和訳との意味のズレを、
〉集合Aと集合Bの、A∩Bで例えるという(←この記号であってるかどうか自信なしですが)イメージもあります。
〉この意味で、多読から英語学習を始めることができる人には、
〉英和辞典は使わないほうがいい、というSSSの提案は実感して同意しています。
やっぱりパンツのたとえの方が切れがいい!
集合Aと集合Bではパンツをはいたままお風呂にはいったよう・・・
〉多読が進み、ある英語について、自分なりのイメージをある程度構築したあとに、
〉「では、英和辞典はどう言っているのだろう」という姿勢で付き合えるなら、
〉それは一種の娯楽です。英和辞典に何が書いてあっても、その記載に支配されないと思うからです。
これ、すごいね、akoさん!
いただきです!!
〉おそらく、辞書問題というのは、
〉英和辞典という書物が存在する事の可否を問う(つまり無用の長物かどうかという点)という問題の前に、
〉学習者が、語やフレーズのイメージ構築もできない段階なのに、
〉辞書調べ作業を強要するような指導が正しいとされてきたことの弊害にあると言えるのかなと思っています。
これはぼくもそう思っていた。
〉和訳の記載内容については、酒井先生のような専門家にお任せするとして、
〉一学習者である私自身などにとっては、問題はもっと違うところ、つまり辞書というものとの距離のとり方、付き合い方そのものと、それが学校教育では指導しきれていなかった、といった部分にもあるのではないかと思っている次第です。
でもここは、なるほど!です。ぼくは最初から辞書と相性が
よかったんです。だから、こういう弊害には思い当たらなかった・・・
〉〉〉多読の初期は英英辞典の説明そのものがわからなかったり、辞書を引くのに手間取ったりするので、英英辞典も使わないほうがいいと思います。しかしある程度読めるようになって、専門用語やニュースの時事英語などの語彙を補完するのには、英英辞典をうまく使えば有効だと思います。
きのうも宇都宮でお話ししたんですが、
英英辞典を引いて説明がわかるようだったら、引いてもいいと
思いますね。そのころには引かなくてもいい語と引いた方がいい語の
区別もつくようになっているんじゃないかな。
あ、ということはあんまりやさしい言葉や絵で説明した英英辞典で
一語一語調べるようなことはやっぱりやらない方がいい?
〉杏樹さんの英英に関する意見は同意です。
〉私も栄泉さん同様、時事英語が自分の英語目標にあるので、
〉栄泉さんの英字新聞関係の体験談は非常に参考になります。時事英語関係の体験談は希少なので、ご投稿に感謝一杯です。(300万語あたりに何かある、という話、自分のその日が超楽しみ)
〉で、時事関係の英語も、通常、日本語で、ある程度知っているジャンルを読むのであれば、一定線までは、英和だけでなく英英さえも使わずにイケルのではないか、と、密かに自分で目標を持っています。
〉どのあたりのセンまで辞書ヌキでやれるのかを試したいと思っているんです。どのヘンまでなら、日本語で解説された教材を使わずにやれるか、多読方式を選んだ自分の勝負です。
英和辞典は翻訳家、または翻訳家同然の仕事を要求される人だけが、
仕事のために引くなら意味があるでしょうね。学習者または学習の
ためにはまったく意味はない。とくに英語と日本語の根本的なちがいを
意識していない今の英和辞典は意味がないどころか、害ばかりですね。
Googleで検索した方がはるかによい。
あ、つい興奮してしまった・・・
英和辞典の罪は実に深く、重いのです。
それに頼って20年も授業をやったのはぼくですが・・・
〉触発されるようなご投稿いただき、ありがとうございました。
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5280. Re: 500万語通過。大切なのは目標。(酒井先生へ)
お名前: 栄泉
投稿日: 2005/3/28(22:47)
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酒井先生、こんばんは。
〉〉多読が進み、ある英語について、自分なりのイメージをある程度構築したあとに、
〉〉「では、英和辞典はどう言っているのだろう」という姿勢で付き合えるなら、
〉〉それは一種の娯楽です。英和辞典に何が書いてあっても、その記載に支配されないと思うからです。
〉これ、すごいね、akoさん!
〉いただきです!!
〉〉おそらく、辞書問題というのは、
〉〉英和辞典という書物が存在する事の可否を問う(つまり無用の長物かどうかという点)という問題の前に、
〉〉学習者が、語やフレーズのイメージ構築もできない段階なのに、
〉〉辞書調べ作業を強要するような指導が正しいとされてきたことの弊害にあると言えるのかなと思っています。
〉これはぼくもそう思っていた。
akoさんの問題点分析力、的確な表現力は物凄いというほかありません。
酒井先生を凌いでいたりして???
〉〉和訳の記載内容については、酒井先生のような専門家にお任せするとして、
〉〉一学習者である私自身などにとっては、問題はもっと違うところ、つまり辞書というものとの距離のとり方、付き合い方そのものと、それが学校教育では指導しきれていなかった、といった部分にもあるのではないかと思っている次第です。
〉でもここは、なるほど!です。ぼくは最初から辞書と相性が
〉よかったんです。だから、こういう弊害には思い当たらなかった・・・
酒井先生も学生の頃は、まさに「英語を勉強」しておられたんですね。
〉英和辞典は翻訳家、または翻訳家同然の仕事を要求される人だけが、
〉仕事のために引くなら意味があるでしょうね。学習者または学習の
〉ためにはまったく意味はない。とくに英語と日本語の根本的なちがいを
〉意識していない今の英和辞典は意味がないどころか、害ばかりですね。
〉Googleで検索した方がはるかによい。
本当に大事なご指摘だと思います。英語を言葉として使うこと、翻訳を
すること、通訳をすること。これらは全く異なる行為なんですね。当然、
求められる能力もかなり違う。現に翻訳家には、会話のほうはちょっと
という方もいます。
英和辞典の有害な側面は、例えば「Beautiful」は「美しい」ではなく、
あくまでも「Beautiful」にすぎないのだという現実をわきまえずに、
浅薄に日本語訳を羅列している点なんかひどいと思いますね。
とはいえ、2カ国語辞典とは所詮そういうものですしね。結局はこう
いう代物で言葉が身につくと思っている作者、出版者、指導者そして
使用者全ての問題になるのでしょうか。でも、年端のいかない中高生に
は責任有りませんねー。
〉あ、つい興奮してしまった・・・
〉英和辞典の罪は実に深く、重いのです。
〉それに頼って20年も授業をやったのはぼくですが・・・
外国でも、外国語教育で2カ国語の辞典が重用されているのでしょうか。
これほど過熱しているのは日本だけですかね。ちょっと興味のあるところ
です。