[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/23(23:55)]
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1442. 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: 栄泉
投稿日: 2004/4/3(23:38)
------------------------------
こんばんは、栄泉です。
3月30日、300万語を通過しました。始めたのが昨年1月末でしたから、
1年2ヶ月です。思っていたよりも早く到達しましたが、大切なのは自分に
合った多読をして成果を上げることなので、達成速度はそれほど気にかけて
いません。
300万語は1つの区切りかなと思っていました。そう言う方も実際にいま
すが、確かに、多読はこんなものか、もっとこうしたら良いのではないかと
いった感想や意見が持てたように思います。
1.あらためて、多読の意義を認識した次第
思えばこの1年2ヶ月ほど、これほど大量の英文を読んだことはありません
でした。それまで一体何をしていたのでしょうか。掲示板の通過報告には
英語力の変化について、「特に驚くような変化はない」とか「何か変な感じ」
という感想を見かけますが、私も同様の感想です。特に「変な感じ」という
のは重要なシグナルだと思いますね。今まで体験しなかったこと(多読)を
多量かつ継続的に行った結果、別世界にやって来た心境になったことによる
と思います。
実に,私たちは学校教育その他で「使える英語を身につける訓練」ではなく、
「英語に関する勉強」をする教育を受けていたのです。その教育は今も営々
と日本全国で続けられています。学校教育だけでなく、入学試験、英会話ス
クール、テレビやラジオの講座、TOEICなど各種の試験、英和辞典や文法の
参考書、単語集、例文集と、きりがありませんが、英語学習環境を形成して
いるこれらの要素はほとんどが、程度の差はあれ「英語に関する勉強」にド
ップリと浸かっているのです。私たちの大半は英語学の泰斗を目指している
のではないのです。
酒井先生が提唱した多読は、こうした既存の英語学習環境を構成する要素を
バッサリと斬り捨てて、使える英語の習得を果たすためのメソッドなのです
から、その点を認識して多読を進めることが肝要だと思うんですね。掲示板
には、○○万語読んでTOEICを受験したスコアがどうなったという話を見か
けますが、TOEICなんぞもPARTV、VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思
うのですが如何でしょう。英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべて
が悪いとは言いませんが、こんな問題ができたからといって、それがどうし
たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の本当の効
用の恩恵は受けられない恐れがあります。
2.多読の効果的な進め方について
もっとも、多読が普及しだしたのはここ2年くらいで、残念ながら、社会的
にはまだ知る人ぞ知る、マイナーな存在でしかないのも事実でしょう。従っ
てどう進めて行けばよいものか、私たちタドキストが模索して行かなくては
ならないのです。
私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、読みたい本を無
限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、今まで内容が良かった
り、読み易かった本を再読するのが良いと思うようになりました。100万
語か150万語までは、とにかく読みたい本を読めば良いでしょう。最初は
それしか基準がありませんし。
ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
あるなという感触を掴んでいます。
また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊44万語分ピック
アップしたので、今後10回くらい読もうかと思っています。これだけで、
440万語分になります。ピックアップした46冊は、MGR2+34、OBW123、
PGR234といったところで分量も難易度も丁度いい。特に、MGR2+は読み易く、
内容も良いものが目白押しです。が、後で触れますが入手しづらいのは本当に
困ったことです。
また、この46冊中20冊は音声も入手したので、聞きながら読もうと思っ
ています。(これを「聞き読み」というらしい)
3.多読教材の評価
私なりの感想を述べてみます。
私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
紙の質が良いことが必要だと考えています。
3−1児童書
(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
(3)Hello Readers (4)An I Can Read
どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に素晴らしい。
(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
(3)はサイエンスものがユニーク。
(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
3−2 Graded Readers
(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
(1)どの観点から見ても無難という感じ。
(2)読み易いものとそうでないものの落差が大きい。紙質は改善して
欲しいところ。紙質が悪いのに他のシリーズと比べて少しも安く
ないのはどうしたことか。また、文字が小さすぎるのと、レベル
5、6に挿絵が皆無なのはいただけない。English Learner向け
としての配慮を欠いているのでは。
(3)どの観点からみても良くできている。特に挿絵の良さは他の追随
を許さない。入手しづらいのが唯一の難点だが、これは致命的。
何とかならないかと思いますね。書店で入手できるタイトルは限
られているし、そもそも扱っている書店もごく一部。
どうも、日本での拠点(マクミラン ランゲージハウス)の組織が脆弱でバ
リバリとビジネスをやる体制ができていないらしい。国内の在庫
も少なく、注文数がまとまらな いと(一説によると500冊と
いうとんでもない数)英国からの取り寄せもままならないとか。
SEGブックショップで注文をとりまとめて(どれだけあるか分か
りませんが)同社に発注するなんてことはできませんかね。
(4)文字が大きく行間もゆとりがあって良い。ただし、レベル3以上
が挿絵が皆無でPGR56同様改善して欲しいところ。
(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
ばかり読んでいたのを思い出します。
(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
(750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
のがないか探してみたい。
4.最後に
300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
分かります。
何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
こと。それが条件でしょうね。
まだ、書きたいことがあるのですが、そろそろ疲れてきたのでこの辺で
やめます。
今後ともなにかと宜しくお願いします。
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お名前: さんぽ
投稿日: 2004/4/4(14:50)
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栄泉さん、はじめまして。さんぽと申します。 よろしくお願いいたします。 300万語通過、おめでとうございます。 タイトルに「お試し期間が終わったという感じ」と書かれていましたが、 まさにそのとおりだと思います。 私はまだお試し期間中(270万語)ですが、300万語がひとつの区切りか なあと思っていたので、栄泉さんの書き込み、とても興味深く読ませて 頂きました。 〉1.あらためて、多読の意義を認識した次第 〉思えばこの1年2ヶ月ほど、これほど大量の英文を読んだことはありません 〉でした。それまで一体何をしていたのでしょうか。掲示板の通過報告には 〉英語力の変化について、「特に驚くような変化はない」とか「何か変な感じ」 〉という感想を見かけますが、私も同様の感想です。特に「変な感じ」という 〉のは重要なシグナルだと思いますね。今まで体験しなかったこと(多読)を 〉多量かつ継続的に行った結果、別世界にやって来た心境になったことによる 〉と思います。 私も今のところ「特に驚くような変化はない」です。 そのうえ、「変な感じ」も感じていないのですが・・・。 〉実に,私たちは学校教育その他で「使える英語を身につける訓練」ではなく、 〉「英語に関する勉強」をする教育を受けていたのです。その教育は今も営々 〉と日本全国で続けられています。学校教育だけでなく、入学試験、英会話ス 〉クール、テレビやラジオの講座、TOEICなど各種の試験、英和辞典や文法の 〉参考書、単語集、例文集と、きりがありませんが、英語学習環境を形成して 〉いるこれらの要素はほとんどが、程度の差はあれ「英語に関する勉強」にド 〉ップリと浸かっているのです。私たちの大半は英語学の泰斗を目指している 〉のではないのです。 これまでその教育にどっぷり浸かってきたので、今もまだその害をこうむる 子供たちがどんどん増え続けるのかと思うと、やるせない気持ちになります。 〉2.多読の効果的な進め方について 〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、読みたい本を無 〉限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、今まで内容が良かった 〉り、読み易かった本を再読するのが良いと思うようになりました。100万 〉語か150万語までは、とにかく読みたい本を読めば良いでしょう。最初は 〉それしか基準がありませんし。 〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、 〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の 〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300 〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が 〉あるなという感触を掴んでいます。 〉また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊44万語分ピック 〉アップしたので、今後10回くらい読もうかと思っています。これだけで、 〉440万語分になります。ピックアップした46冊は、MGR2+34、OBW123、 〉PGR234といったところで分量も難易度も丁度いい。特に、MGR2+は読み易く、 〉内容も良いものが目白押しです。が、後で触れますが入手しづらいのは本当に 〉困ったことです。 〉また、この46冊中20冊は音声も入手したので、聞きながら読もうと思っ 〉ています。(これを「聞き読み」というらしい) ご報告、ありがとうございます! 再読はこれまでほとんどやっていなかったんですが、ぜひ試してみようと 思いました。でも何度読んでも飽きない本をみつけるのが先決ですね。 〉4.最後に 〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部 〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解 〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から 〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。 〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される 〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく 〉分かります。 はい、私も再読してみます! 〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部 〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、 〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その 〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる 〉こと。それが条件でしょうね。 日常の生活にとけこんでこそ、持続できるものなんでしょうね。 参考になるお話をたくさん、ありがとうございました。 お互いに「英語の本を読んでいる」という意識がなくなる日まで、 Happy Reading!
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さんぽさん、はじめまして。
〉300万語通過、おめでとうございます。
〉タイトルに「お試し期間が終わったという感じ」と書かれていましたが、
〉まさにそのとおりだと思います。
〉私はまだお試し期間中(270万語)ですが、300万語がひとつの区切りか
〉なあと思っていたので、栄泉さんの書き込み、とても興味深く読ませて
〉頂きました。
これはまた大いに共鳴して頂き、大変嬉しいです。
〉〉実に,私たちは学校教育その他で「使える英語を身につける訓練」ではなく、
〉〉「英語に関する勉強」をする教育を受けていたのです。その教育は今も営々
〉〉と日本全国で続けられています。学校教育だけでなく、入学試験、英会話ス
〉〉クール、テレビやラジオの講座、TOEICなど各種の試験、英和辞典や文法の
〉〉参考書、単語集、例文集と、きりがありませんが、英語学習環境を形成して
〉〉いるこれらの要素はほとんどが、程度の差はあれ「英語に関する勉強」にド
〉〉ップリと浸かっているのです。私たちの大半は英語学の泰斗を目指している
〉〉のではないのです。
〉これまでその教育にどっぷり浸かってきたので、今もまだその害をこうむる
〉子供たちがどんどん増え続けるのかと思うと、やるせない気持ちになります。
この点はどんなに強調してもしすぎることはないと思っています。また、この
事をきちんと認識しないことには、知らず知らずのうちに「英語のお勉強」の
渦に巻き込まれると思うのです。
〉再読はこれまでほとんどやっていなかったんですが、ぜひ試してみようと
〉思いました。でも何度読んでも飽きない本をみつけるのが先決ですね。
素材はいわば無限にあるのですから、すべてにお付合いしていたら、多読に
費やしているエネルギーが分散してしまうと思うんですね。
〉〉300万語到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉〉分かります。
〉はい、私も再読してみます!
多読だけに突っ走ることなく、どこかで一呼吸入れる意味でもよいことだと
思いますよ。別に理論編でなくも構わないと思いますが。
〉〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉〉こと。それが条件でしょうね。
〉日常の生活にとけこんでこそ、持続できるものなんでしょうね。
〉参考になるお話をたくさん、ありがとうございました。
〉お互いに「英語の本を読んでいる」という意識がなくなる日まで、
〉Happy Reading!
大変心強いメッセージを有難うございました。
是非大きな成果を上げてください。
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お名前: チクワ
投稿日: 2004/4/4(23:44)
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栄泉さん、はじめまして。チクワと申します。
300万語通過、おめでとうございます!
栄泉さんのご報告に、うなずくことが多く、おじゃまかたがたお祝いにうかがいました。
〉1.あらためて、多読の意義を認識した次第
〉思えばこの1年2ヶ月ほど、これほど大量の英文を読んだことはありません
〉でした。それまで一体何をしていたのでしょうか。
ほんとうです。ズシッときます。それまで一体何を・・・私は本当に、ちゃんと生きていたのか・・・
〉掲示板の通過報告には
〉英語力の変化について、「特に驚くような変化はない」とか「何か変な感じ」
〉という感想を見かけますが、私も同様の感想です。特に「変な感じ」という
〉のは重要なシグナルだと思いますね。今まで体験しなかったこと(多読)を
〉多量かつ継続的に行った結果、別世界にやって来た心境になったことによる
〉と思います。
あー、なるほどです。「特に驚くような変化はない」とおっしゃるみなさんのお言葉に、何をご謙遜!
と、思うことしばしばでしたが、別世界にやってきて、そこで普通に呼吸をするように本を読むように
なれたのですね。納得できました。栄泉さんのおっしゃるように需要なシグナルと言えますね!
〉英語学習環境を形成して
〉いるこれらの要素はほとんどが、程度の差はあれ「英語に関する勉強」にド
〉ップリと浸かっているのです。
確かにそうです。
〉TOEICなんぞもPARTV、VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思
〉うのですが如何でしょう。英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべて
〉が悪いとは言いませんが、こんな問題ができたからといって、それがどうし
〉たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の本当の効
〉用の恩恵は受けられない恐れがあります。
TOEICのPART V、VI ! 英検の1番!「英語に関する勉強」の効果を測定する問題ですね。
とくにPART VIの方でしたか、「誤りのある部分を選べ」という問題。個人的にすごくむかつきます。
学習者に、間違いとわかっている、わざと間違いのある、間違いをつくってある文章を見せるなー!!!
この問題を一生懸命考えて間違えるとき、解答する人は「きっとこういうことかな」と、
理屈づけして自分を納得させ、時間に追われるからとにかくマークして次にすすまなければならないのです。
合っている部分を、間違っていると判断することになる、これって問題が学習者である解答者を
ミスリードしていることになりませんか?それもA,B,C,D 4つのうち3つの高確率で!
・・・栄泉さんのおっしゃっていることと、ちょっとずれましてすみませんでした。
とにかくこういうのは、「英語力」をみている問題とは言いがたいですよね。
〉2.多読の効果的な進め方について
〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
〉あるなという感触を掴んでいます。
ここ、なるほど、と思いました。タドキストの広場でどなたかが
「愛読書をもつ」という「精読」をなさる、(なさりたい?)というような投稿をされていました。
(どなたかちゃんと思い出せなくてごめんなさい。)
栄泉さんのおすすめもそれに近いものがあると感じました。
私は以前、「精読」って?というテーマで酒井先生にからんでしまい、
それ以来、考えているのですが、この考え方が一番しっくりきています。
「愛読」である「再読」による「精読」を、「多読」と平行して行なうと英語の力がつく
というのが、栄泉さんのこのご報告から得た、私のひとつの結論です。
そういえば「精読」について、酒井先生のお話をまだうかがえていないのです。
また、みなさんもいらっしゃるところで、とおっしゃっていて、楽しみにしています。
(ここでさりげにアピール♪酒井先生、必ず覚えていてくださるとわかっておりますが)
〉また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊44万語分ピック
〉アップしたので、今後10回くらい読もうかと思っています。これだけで、
〉440万語分になります。
おー、すばらしいご計画!
〉また、この46冊中20冊は音声も入手したので、聞きながら読もうと思っ
〉ています。(これを「聞き読み」というらしい)
そうですね。そうすると、ますます良さそうです!
〉3.多読教材の評価
〉私なりの感想を述べてみます。
〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
栄泉さん独自のご報告ですね。とっても参考になります。ありがとうございます。
〉4.最後に
〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉分かります。
自分のしていることの意義を確認するのは大事なことですよね。
わたしも、お薦めにしたがい200万語を通過したときに読んでみようと思います。
〉まだ、書きたいことがあるのですが、そろそろ疲れてきたのでこの辺で
〉やめます。
ご報告、本当にありがとうございました。また、つぎの100万語に向けて
どうぞ英気を養ってください。
Happy Reading !
------------------------------
チクワさん、こんばんは。栄泉です。
〉300万語通過、おめでとうございます!
〉栄泉さんのご報告に、うなずくことが多く、おじゃまかたがたお祝いにうかがいました。
どうも有難うございます。
〉〉1.あらためて、多読の意義を認識した次第
〉〉思えばこの1年2ヶ月ほど、これほど大量の英文を読んだことはありません
〉〉でした。それまで一体何をしていたのでしょうか。
〉ほんとうです。ズシッときます。それまで一体何を・・・私は本当に、ちゃんと生きていたのか・・・
ややオーバーな言い方ですが、住んでいる世界が変わった、世界観が変わった、
といったところです。
〉あー、なるほどです。「特に驚くような変化はない」とおっしゃるみなさんのお言葉に、何をご謙遜!
〉と、思うことしばしばでしたが、別世界にやってきて、そこで普通に呼吸をするように本を読むように
〉なれたのですね。納得できました。栄泉さんのおっしゃるように需要なシグナルと言えますね!
いずれ目に見える変化が顕在化するのでは、と思っています。
まあ、先のことはわかりませんが・・・。
〉〉TOEICなんぞもPARTV、VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思
〉〉うのですが如何でしょう。英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべて
〉〉が悪いとは言いませんが、こんな問題ができたからといって、それがどうし
〉〉たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の本当の効
〉〉用の恩恵は受けられない恐れがあります。
〉TOEICのPART V、VI ! 英検の1番!「英語に関する勉強」の効果を測定する問題ですね。
〉とくにPART VIの方でしたか、「誤りのある部分を選べ」という問題。個人的にすごくむかつきます。
〉学習者に、間違いとわかっている、わざと間違いのある、間違いをつくってある文章を見せるなー!!!
〉この問題を一生懸命考えて間違えるとき、解答する人は「きっとこういうことかな」と、
〉理屈づけして自分を納得させ、時間に追われるからとにかくマークして次にすすまなければならないのです。
〉合っている部分を、間違っていると判断することになる、これって問題が学習者である解答者を
〉ミスリードしていることになりませんか?それもA,B,C,D 4つのうち3つの高確率で!
〉・・・栄泉さんのおっしゃっていることと、ちょっとずれましてすみませんでした。
〉とにかくこういうのは、「英語力」をみている問題とは言いがたいですよね。
そう。それにどうしたらスコアが上がるかばかりに目の色を変えている人が多す
ぎる。とりわけ、英語関係の仕事に携わっている人たち(私は純然たる素人です)
には何とかして貰いたいですね。ただ、こういう根本的なことになると、その道
の人たちにはかえって難しいのかもしれません。
〉〉2.多読の効果的な進め方について
〉〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
〉〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
〉〉あるなという感触を掴んでいます。
〉ここ、なるほど、と思いました。タドキストの広場でどなたかが
〉「愛読書をもつ」という「精読」をなさる、(なさりたい?)というような投稿をされていました。
〉(どなたかちゃんと思い出せなくてごめんなさい。)
〉栄泉さんのおすすめもそれに近いものがあると感じました。
〉私は以前、「精読」って?というテーマで酒井先生にからんでしまい、
〉それ以来、考えているのですが、この考え方が一番しっくりきています。
〉「愛読」である「再読」による「精読」を、「多読」と平行して行なうと英語の力がつく
〉というのが、栄泉さんのこのご報告から得た、私のひとつの結論です。
〉そういえば「精読」について、酒井先生のお話をまだうかがえていないのです。
〉また、みなさんもいらっしゃるところで、とおっしゃっていて、楽しみにしています。
〉(ここでさりげにアピール♪酒井先生、必ず覚えていてくださるとわかっておりますが)
いつまでも「とばし読み」ばかりではなく、少しずつ「精読」に近づけることが
必要なのではないかと思うんですが、無理やりやってもだめでしょうし。再読
(ただし感動したり、強い印象に残った本であること)が有効ではないかと思って
いるところです。
〉自分のしていることの意義を確認するのは大事なことですよね。
〉わたしも、お薦めにしたがい200万語を通過したときに読んでみようと思います。
目を引いた箇所だけでもよいと思いますよ。
〉ご報告、本当にありがとうございました。また、つぎの100万語に向けて
〉どうぞ英気を養ってください。
〉Happy Reading !
有難うございます。
チクワさんも是非ご自分のペースで進めていって下さい。
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1459. Re: 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2004/4/5(00:30)
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栄泉さん、300万語おめでとうございます!
そして、いつものことながら中身の濃い書き込みを
ありがとうございました。これでは疲れるのも無理ない・・・
〉3月30日、300万語を通過しました。始めたのが昨年1月末で
したから、1年2ヶ月です。思っていたよりも早く到達しましたが、
大切なのは自分に合った多読をして成果を上げることなので、達成
速度はそれほど気にかけていません。
〉300万語は1つの区切りかなと思っていました。そう言う方も
実際にいますが、確かに、多読はこんなものか、もっとこうしたら
良いのではないかといった感想や意見が持てたように思います。
休みの日をのぞいてほぼ日に1万語ずつですか!
ちょっとすごいペースだと思いますが、栄泉さんの語り口からは
すこしも無理したような感じがないので、きっとぴったりなんで
しょうね。つまりおそらくこのペースでずっと読んでいける・・・?
〉1.あらためて、多読の意義を認識した次第
〉思えばこの1年2ヶ月ほど、これほど大量の英文を読んだことは
ありませんでした。それまで一体何をしていたのでしょうか。
掲示板の通過報告には英語力の変化について、「特に驚くような変化
はない」とか「何か変な感じ」という感想を見かけますが、私も同様の
感想です。特に「変な感じ」というのは重要なシグナルだと思いますね。
今まで体験しなかったこと(多読)を多量かつ継続的に行った結果、
別世界にやって来た心境になったことによると思います。
〉実に,私たちは学校教育その他で「使える英語を身につける訓練」
ではなく、「英語に関する勉強」をする教育を受けていたのです。
その教育は今も営々と日本全国で続けられています。学校教育だけでなく、入学試験、英会話スクール、テレビやラジオの講座、TOEICなど各種の
試験、英和辞典や文法の参考書、単語集、例文集と、きりがありません
が、英語学習環境を形成しているこれらの要素はほとんどが、程度の
差はあれ「英語に関する勉強」にドップリと浸かっているのです。
私たちの大半は英語学の泰斗を目指しているのではないのです。
まったくその通りだと思うな。「英語に関する勉強」はもうそろそろ
よしにして、英語を吸収したいものです。さいわいすこしずつ学校にも
注目されるようになってきています。この機会をうまく生かせれば、
おいおい「英語に関する勉強」を追い出せるかも・・・
栄泉さん、期待していてください。SSSと協力して、なんとか
いまの勢いを維持していきます。
〉酒井先生が提唱した多読は、こうした既存の英語学習環境を
構成する要素をバッサリと斬り捨てて、使える英語の習得を果たす
ためのメソッドなのですから、その点を認識して多読を進めることが
肝要だと思うんですね。掲示板には、○○万語読んでTOEICを受験した
スコアがどうなったという話を見かけますが、TOEICなんぞもPARTV、
VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思うのですが如何でしょう。
英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべてが悪いとは言いません
が、こんな問題ができたからといって、それがどうし
〉たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の
本当の効用の恩恵は受けられない恐れがあります。
うーん、これは普段ぼくの言いたいことをずばり言ってくださったと
いう気がしますね。ぼくからはなかなか言えないのだけれど、
栄泉さんの言うとおりだと思っています。「こんな問題ができたからと
いって、それがどうした」!
〉2.多読の効果的な進め方について
〉もっとも、多読が普及しだしたのはここ2年くらいで、残念ながら、
社会的にはまだ知る人ぞ知る、マイナーな存在でしかないのも事実で
しょう。従ってどう進めて行けばよいものか、私たちタドキストが
模索して行かなくてはならないのです。
そうです。タドキストのみなさんが世の中の先頭にいて、
引っ張っているのです。いま掲示板に参加してくださっている人たち
はまさにパイオニアなのです。このことはこれから次第に目に見える
形をとるはずです。
〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、
読みたい本を無限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、
今まで内容が良かったり、読み易かった本を再読するのが良いと思う
ようになりました。100万語か150万語までは、とにかく読みたい
本を読めば良いでしょう。最初はそれしか基準がありませんし。
〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点
からは、それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうする
ことで、英語の吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は
200万語から300万語までの100万語のうち、実に67万語分が
再読でした。これは効果があるなという感触を掴んでいます。
そのはずです。ぼくも飽きない限り再読を勧めます。
吸収率が高くなるはずなので、2回目、3回目と読んでいく場合は、
語数を何割増しかにして足してもいいのではないかと思っているくらい。
〉また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊
44万語分ピックアップしたので、今後10回くらい読もうかと
思っています。これだけで、440万語分になります。ピックアップ
した46冊は、MGR2+34、OBW123、PGR234といったところで
分量も難易度も丁度いい。特に、MGR2+は読み易く、
〉内容も良いものが目白押しです。が、後で触れますが入手しづらい
のは本当に困ったことです。
これは本当におもしろいやり方だと思うな。
440万語分ストックがあれば、740万語まではもう楽々かな?
〉また、この46冊中20冊は音声も入手したので、聞きながら
読もうと思っています。(これを「聞き読み」というらしい)
うん、これもおもしろそう!
〉3.多読教材の評価
〉私なりの感想を述べてみます。
〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
〉3−1児童書
〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に
素晴らしい。
〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
〉3−2 Graded Readers
〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉(1)どの観点から見ても無難という感じ。
〉(2)読み易いものとそうでないものの落差が大きい。紙質は改善して
〉 欲しいところ。紙質が悪いのに他のシリーズと比べて少しも安く
〉 ないのはどうしたことか。また、文字が小さすぎるのと、レベル
〉 5、6に挿絵が皆無なのはいただけない。English Learner向け
〉 としての配慮を欠いているのでは。
〉(3)どの観点からみても良くできている。特に挿絵の良さは他の追随
〉 を許さない。入手しづらいのが唯一の難点だが、これは致命的。
〉 何とかならないかと思いますね。書店で入手できるタイトルは限
〉 られているし、そもそも扱っている書店もごく一部。
〉 どうも、日本での拠点(マクミラン ランゲージハウス)の組織が脆弱でバ
〉 リバリとビジネスをやる体制ができていないらしい。国内の在庫
〉 も少なく、注文数がまとまらな いと(一説によると500冊と
〉 いうとんでもない数)英国からの取り寄せもままならないとか。
〉 SEGブックショップで注文をとりまとめて(どれだけあるか分か
〉 りませんが)同社に発注するなんてことはできませんかね。
〉(4)文字が大きく行間もゆとりがあって良い。ただし、レベル3以上
〉 が挿絵が皆無でPGR56同様改善して欲しいところ。
〉(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
〉 ばかり読んでいたのを思い出します。
〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉 のがないか探してみたい。
この評価は実にありがたいです。
ぼくをはじめとして、多読指導の講師の方々もこれを参考に
指導できますね。栄泉さん、ありがと!
〉4.最後に
〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉分かります。
これもなるほどよいやり方かもしれませんが、
そうだとは、ぼくからは言いにくい・・・
〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉こと。それが条件でしょうね。
〉まだ、書きたいことがあるのですが、そろそろ疲れてきたのでこの辺で
〉やめます。
〉今後ともなにかと宜しくお願いします。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
どの本の再読は何回目で飽きた・・・というような報告も
していただけたらありがたいですね。
では、またお会いしましょう!
栄泉さん、そのまま、たのしーい読書を!
------------------------------
酒井先生、有難うございます。
私も「快読100万語」を読んで(というより見て)SSSの門を叩いた
のですが、本当にこの本の力は大きいです。
〉〉3月30日、300万語を通過しました。始めたのが昨年1月末で
〉したから、1年2ヶ月です。思っていたよりも早く到達しましたが、
〉大切なのは自分に合った多読をして成果を上げることなので、達成
〉速度はそれほど気にかけていません。
〉休みの日をのぞいてほぼ日に1万語ずつですか!
〉ちょっとすごいペースだと思いますが、栄泉さんの語り口からは
〉すこしも無理したような感じがないので、きっとぴったりなんで
〉しょうね。つまりおそらくこのペースでずっと読んでいける・・・?
いやあ、そうでもありません。かなり時間を割いた日もありました。この
ペースをずっと続けるのはちょっと難しいと思っています。むしろ、生活
に無理なく定着させなければ続けられないことが、これまでの300万語
でよくわかったのです。
ただ、初めのうちは多読の新鮮さに触発されてつい速度オーバーをしてし
まう。それも悪くはないと思っています。ただし、どこかで適正な速度に
しないと必ず息切れ、そしてついには続かなくなると思います。
これからは、自分の生活に合った「適正なペース」と後で触れた「英語
吸収の精度を上げる」ことに注意して行こうと思います。
〉〉実に,私たちは学校教育その他で「使える英語を身につける訓練」
〉ではなく、「英語に関する勉強」をする教育を受けていたのです。
〉その教育は今も営々と日本全国で続けられています。学校教育だけでなく、入学試験、英会話スクール、テレビやラジオの講座、TOEICなど各種の
〉試験、英和辞典や文法の参考書、単語集、例文集と、きりがありません
〉が、英語学習環境を形成しているこれらの要素はほとんどが、程度の
〉差はあれ「英語に関する勉強」にドップリと浸かっているのです。
〉私たちの大半は英語学の泰斗を目指しているのではないのです。
〉まったくその通りだと思うな。「英語に関する勉強」はもうそろそろ
〉よしにして、英語を吸収したいものです。さいわいすこしずつ学校にも
〉注目されるようになってきています。この機会をうまく生かせれば、
〉おいおい「英語に関する勉強」を追い出せるかも・・・
〉栄泉さん、期待していてください。SSSと協力して、なんとか
〉いまの勢いを維持していきます。
どういう事情か存じませんが、高専が熱心ですね。発端はどんな形であれ、
流れに勢いがついたら速いですからね。期待しております。
〉〉酒井先生が提唱した多読は、こうした既存の英語学習環境を
〉構成する要素をバッサリと斬り捨てて、使える英語の習得を果たす
〉ためのメソッドなのですから、その点を認識して多読を進めることが
〉肝要だと思うんですね。掲示板には、○○万語読んでTOEICを受験した
〉スコアがどうなったという話を見かけますが、TOEICなんぞもPARTV、
〉VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思うのですが如何でしょう。
〉英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべてが悪いとは言いません
〉が、こんな問題ができたからといって、それがどうし
〉〉たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の
〉本当の効用の恩恵は受けられない恐れがあります。
〉うーん、これは普段ぼくの言いたいことをずばり言ってくださったと
〉いう気がしますね。ぼくからはなかなか言えないのだけれど、
〉栄泉さんの言うとおりだと思っています。「こんな問題ができたからと
〉いって、それがどうした」!
素人の浅ましさもあるかと思いますが、TOEICがなにか「神聖にして侵す
べからず」になりつつあるように思うのです。この弊害は物凄く大きい。
〉〉2.多読の効果的な進め方について
〉〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、
〉読みたい本を無限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、
〉今まで内容が良かったり、読み易かった本を再読するのが良いと思う
〉ようになりました。100万語か150万語までは、とにかく読みたい
〉本を読めば良いでしょう。最初はそれしか基準がありませんし。
〉〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点
〉からは、それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうする
〉ことで、英語の吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は
〉200万語から300万語までの100万語のうち、実に67万語分が
〉再読でした。これは効果があるなという感触を掴んでいます。
〉そのはずです。ぼくも飽きない限り再読を勧めます。
〉吸収率が高くなるはずなので、2回目、3回目と読んでいく場合は、
〉語数を何割増しかにして足してもいいのではないかと思っているくらい。
「快読100万語」の中で、先生がディケンズの「David Copperfield」
の30時間以上もあるテープを10回もシャドウイングをされたというのを
見て「これだ!」と思いました。それにしても凄い。
いくら沢山読めばよいとはいえ、やはりどれだけ吸収できているかは大変
重要だと思います。
〉〉また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊
〉44万語分ピックアップしたので、今後10回くらい読もうかと
〉思っています。これだけで、440万語分になります。ピックアップ
〉した46冊は、MGR2+34、OBW123、PGR234といったところで
〉分量も難易度も丁度いい。特に、MGR2+は読み易く、
〉〉内容も良いものが目白押しです。が、後で触れますが入手しづらい
〉のは本当に困ったことです。
〉これは本当におもしろいやり方だと思うな。
〉440万語分ストックがあれば、740万語まではもう楽々かな?
どうなるかわかりませんが、暫くはこれを中心に据えてやって行こうと
思っています。
〉〉3.多読教材の評価
〉〉私なりの感想を述べてみます。
〉〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
〉〉3−1児童書
〉〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に
〉素晴らしい。
〉〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
〉〉3−2 Graded Readers
〉〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉〉(1)どの観点から見ても無難という感じ。
〉〉(2)読み易いものとそうでないものの落差が大きい。紙質は改善して
〉〉 欲しいところ。紙質が悪いのに他のシリーズと比べて少しも安く
〉〉 ないのはどうしたことか。また、文字が小さすぎるのと、レベル
〉〉 5、6に挿絵が皆無なのはいただけない。English Learner向け
〉〉 としての配慮を欠いているのでは。
〉〉(3)どの観点からみても良くできている。特に挿絵の良さは他の追随
〉〉 を許さない。入手しづらいのが唯一の難点だが、これは致命的。
〉〉 何とかならないかと思いますね。書店で入手できるタイトルは限
〉〉 られているし、そもそも扱っている書店もごく一部。
〉〉 どうも、日本での拠点(マクミラン ランゲージハウス)の組織が脆弱でバ
〉〉 リバリとビジネスをやる体制ができていないらしい。国内の在庫
〉〉 も少なく、注文数がまとまらな いと(一説によると500冊と
〉〉 いうとんでもない数)英国からの取り寄せもままならないとか。
〉〉 SEGブックショップで注文をとりまとめて(どれだけあるか分か
〉〉 りませんが)同社に発注するなんてことはできませんかね。
〉〉(4)文字が大きく行間もゆとりがあって良い。ただし、レベル3以上
〉〉 が挿絵が皆無でPGR56同様改善して欲しいところ。
〉〉(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
〉〉 ばかり読んでいたのを思い出します。
〉〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉〉 のがないか探してみたい。
〉この評価は実にありがたいです。
〉ぼくをはじめとして、多読指導の講師の方々もこれを参考に
〉指導できますね。栄泉さん、ありがと!
入手できればMGRが一番良いと思うんですけど、困ったものだと思います。
〉〉4.最後に
〉〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉〉分かります。
〉これもなるほどよいやり方かもしれませんが、
〉そうだとは、ぼくからは言いにくい・・・
まあ、そう言わずに自画自賛して下さいよ。
〉〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉〉こと。それが条件でしょうね。
〉〉今後ともなにかと宜しくお願いします。
〉こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
〉どの本の再読は何回目で飽きた・・・というような報告も
〉していただけたらありがたいですね。
そこまでデータを揃えられたら素晴らしいですが、どこまでできることやら・・・。
〉では、またお会いしましょう!
〉栄泉さん、そのまま、たのしーい読書を!
本当に有難うございました。
また、宜しくお願い致します。
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1461. Re: 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: ミー
投稿日: 2004/4/5(05:09)
------------------------------
栄泉さんこんにちは。ミーです。
めったに他の板はみないのですが、ひさしぶりにみたら、100万語越えでお返事をくださった栄泉さんがいたので。。。
300万語、おめでとうございます。
300万語が、お試し期間、なんですね。
いつまでこの調子でよみつづければいいんだろう、と思っていたので、ちょっと安心です。でも、ミーのスピードだと3−4年は先だなぁ。。
最終的には英語がまともにかけるようになりたいなぁという壮大な目標にしちゃぁ、ちょっと遠すぎるかな。。。
〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉分かります。
ここに反応して書いてます。
私も100万語を終えて、これを再読しました。
自分のやっていることが、ほんとうによくわかる感じでした。身にしみてわかる、というか。
でも、逆に、論理編の冠詞の使い方のところをよんで、自分で英語を書くときにやっぱり一番わからないののひとつがこの冠詞なんで、やっぱり、まだ英語は身にしみてないなぁと。。。
〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉こと。それが条件でしょうね。
そうですね。英語の本を読んでいるということを意識しないで本を読むことが、私のゴールなので、まぁ、それには一生よみづつけるしかないかなぁと。。
意識しなくなったら、それはそれで、好きな本が好きに選べる状態になっただけだったりするわけだし。(あ、他の言語がまだあるか。。)
〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、読みたい本を無
〉限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、今まで内容が良かった
〉り、読み易かった本を再読するのが良いと思うようになりました。100万
〉語か150万語までは、とにかく読みたい本を読めば良いでしょう。最初は
〉それしか基準がありませんし。
〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。
100万語越えの板でも、再読を進められ、金銭的にもスペース的にも(むしろこっちが問題。。)やってみようと思っているのですが、これはいい本だ、というのは、どういう基準でしょうか。
面白かった、という意味で?それとも読み応えがあった、という意味で?
まだ、私には、お話としていいお話だった、と味わえる本はあっても、英語の能力として手応えがあった、という感想をもつ本には出会えてない気がします。難しかったなぁという本はありますが。
〉3−1児童書
〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
私は、個人的には、(4)が好きで、これは味わえるお話、Lobalとか、Minarikのような、何度読んでも耐久性の高い絵本が好きです。私の場合、息子が読めばいいなぁという下心があるから選べているかも。
〉3−2 Graded Readers
〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
〉 ばかり読んでいたのを思い出します。
〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉 のがないか探してみたい。
私も、最初に買ったのはOFFばっかりだったと思います。
(6)は手に入れていません。こんど買ってみます。。
ではでは。次は4週目ですね。。。
happy reading!!
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1475. Re: 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: 栄泉
投稿日: 2004/4/6(23:25)
------------------------------
ミーさん、こんばんは。
〉めったに他の板はみないのですが、ひさしぶりにみたら、100万語越えでお返事をくださった栄泉さんがいたので。。。
〉300万語、おめでとうございます。
ああ、あの時投稿したのを覚えています。
これは、どうも有難うございます。
〉300万語が、お試し期間、なんですね。
〉いつまでこの調子でよみつづければいいんだろう、と思っていたので、ちょっと安心です。でも、ミーのスピードだと3−4年は先だなぁ。。
言い方を変えると、そのくらい沢山吸収しないと覚束ないということです。
でも、深刻に考えないで下さい。自分の生活に合ったペースでよいのです。
大切なのは続けること。生活に合ったペースなくして続けられるわけがない。
続けていけば自然と加速される時がきます。○○○万語まで何年かかるとか
そんなこと気にする必要ありません。何年かかろうが一向に構わないのです。
〉最終的には英語がまともにかけるようになりたいなぁという壮大な目標にしちゃぁ、ちょっと遠すぎるかな。。。
日本語をどうやって身に付けたのかを考えれば、あらたまった目標なんか
無かったはずです。ひたすら、大量に日本語を吸収しただけです。
〉〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉〉分かります。
〉ここに反応して書いてます。
〉私も100万語を終えて、これを再読しました。
〉自分のやっていることが、ほんとうによくわかる感じでした。身にしみてわかる、というか。
〉でも、逆に、論理編の冠詞の使い方のところをよんで、自分で英語を書くときにやっぱり一番わからないののひとつがこの冠詞なんで、やっぱり、まだ英語は身にしみてないなぁと。。。
読むのは目をひかれたところだけでよいと思いますが、現在の英語教育環境の
問題点をほぼ漏れなく指摘されています。その克服法も指南してくれていて、
とにかく凄い本です。
〉〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉〉こと。それが条件でしょうね。
〉そうですね。英語の本を読んでいるということを意識しないで本を読むことが、私のゴールなので、まぁ、それには一生よみづつけるしかないかなぁと。。
〉意識しなくなったら、それはそれで、好きな本が好きに選べる状態になっただけだったりするわけだし。(あ、他の言語がまだあるか。。)
100万語は達成されたわけですし、200万語はそう遠くないのではないで
しょうか。
〉〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。
〉100万語越えの板でも、再読を進められ、金銭的にもスペース的にも(むしろこっちが問題。。)やってみようと思っているのですが、これはいい本だ、というのは、どういう基準でしょうか。
〉面白かった、という意味で?それとも読み応えがあった、という意味で?
〉まだ、私には、お話としていいお話だった、と味わえる本はあっても、英語の能力として手応えがあった、という感想をもつ本には出会えてない気がします。難しかったなぁという本はありますが。
そうですね。端的に言って、何ヶ月経ってもストーリーの概要を覚えている本で
す。なぜ覚えているかというと、内容が素晴らしくて感激したり、興味をそそら
れて印象に残っているからだと思います。
残っているのは良い本っだったなあという思いだけです。英語が読めたとか理解
できたなどという意識は記憶は露ほどもありません。飛ばし読みをしているから
こうなると思うんです。
〉〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉〉 のがないか探してみたい。
〉私も、最初に買ったのはOFFばっかりだったと思います。
〉(6)は手に入れていません。こんど買ってみます。。
本当にいいシリーズですよ。ただし、大型の洋書売り場のある書店でない
と置いてないと思います。日本橋丸善、三省堂本店、紀伊国屋新宿本店
(新宿南店もあるでしょう)など・・・。
〉ではでは。次は4週目ですね。。。
〉happy reading!!
ご健闘をお祈りします。
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お名前: fiddle
投稿日: 2004/4/5(14:38)
------------------------------
栄泉さん、こんにちは、fiddleです。
300万語おめでとうございます!!
〉3月30日、300万語を通過しました。始めたのが昨年1月末でしたから、
〉1年2ヶ月です。思っていたよりも早く到達しましたが、大切なのは自分に
〉合った多読をして成果を上げることなので、達成速度はそれほど気にかけて
〉いません。
〉300万語は1つの区切りかなと思っていました。そう言う方も実際にいま
〉すが、確かに、多読はこんなものか、もっとこうしたら良いのではないかと
〉いった感想や意見が持てたように思います。
100万語4ヶ月!すばらしいペースですね。
私はもうすぐ200万語というところなのですが、
読みたい(キリン)本がありすぎて気持ちばかりあせって
読む力がついていっていない状態です。
300万語がひとつの区切りですかー。
あせらないで、落ち着いて読んでいかなくちゃ。
〉1.あらためて、多読の意義を認識した次第
〉今まで体験しなかったこと(多読)を
〉多量かつ継続的に行った結果、別世界にやって来た心境になったことによる
〉と思います。
私はまだまだ別世界の感触は得ていませんが、
私のような、受験英語を乗り切ったあと英語と疎遠になった中年の人間に、
多読がどのような変化をもたらすのか、自分でもちょっと実験みたいな
気持ちがあって楽しみにしています。
〉2.多読の効果的な進め方について
〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
〉あるなという感触を掴んでいます。
ここのところ、参考になります。
私はまだ再読はしたことはないのですが、
今度試してみたいと思います。
〉3.多読教材の評価
〉私なりの感想を述べてみます。
〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
同感です!
ただ字が大きすぎると、視野に入る語が少なくて視線の移動が多くなるので
目が疲れてしまいます。
An I Can Read だと、私にはちょっと字が大きすぎるという感じです。
〉3−1児童書
〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に素晴らしい。
〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
An I Can Read の歴史関連ものは、私は結構面白く読みました。
〉3−2 Graded Readers
〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉 のがないか探してみたい。
こういうのもあるんですか、知りませんでした。
ノンフィクションものですか?
〉4.最後に
〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉こと。それが条件でしょうね。
力強い確信で、読んでいるこちらも励みになります。
次の100万語もどうぞHappy Readingで!!
------------------------------
fiddleさん、有難うございます。
〉100万語4ヶ月!すばらしいペースですね。
〉私はもうすぐ200万語というところなのですが、
〉読みたい(キリン)本がありすぎて気持ちばかりあせって
〉読む力がついていっていない状態です。
〉300万語がひとつの区切りですかー。
〉あせらないで、落ち着いて読んでいかなくちゃ。
生活に合ったペースということを考えると、ちょっと速かったです。
また、最近語数をふやすだけでなく、英語吸収の精度を上げる必要を感じて
います。
読みたい本が沢山あるのはいいですね。でも、どこかでコントロールが必要
になると思います。生活の全てを多読に費やせる人はいないでしょうし。
〉〉1.あらためて、多読の意義を認識した次第
〉〉今まで体験しなかったこと(多読)を
〉〉多量かつ継続的に行った結果、別世界にやって来た心境になったことによる
〉〉と思います。
〉私のような、受験英語を乗り切ったあと英語と疎遠になった中年の人間に、
〉多読がどのような変化をもたらすのか、自分でもちょっと実験みたいな
〉気持ちがあって楽しみにしています。
私も似たようなものです。学校や受験の英語で、これだけ大量の英文を継続
して吸収したことなんかありませんからね。
〉〉2.多読の効果的な進め方について
〉〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
〉〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
〉〉あるなという感触を掴んでいます。
〉ここのところ、参考になります。
〉私はまだ再読はしたことはないのですが、
〉今度試してみたいと思います。
素材は、いわば無限にあるわけですから、いちいちすべてに関心を寄せていたら
パンクしてしまう。また、集中力も分散してしまって英語吸収の精度が上がらな
いと思うんです。
〉〉3.多読教材の評価
〉〉私なりの感想を述べてみます。
〉〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
〉同感です!
〉ただ字が大きすぎると、視野に入る語が少なくて視線の移動が多くなるので
〉目が疲れてしまいます。
〉An I Can Read だと、私にはちょっと字が大きすぎるという感じです。
Learner用に編集しているわりには、相応の配慮を欠いている本が結構多い気が
します。
〉〉3−1児童書
〉〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に素晴らしい。
〉〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
〉An I Can Read の歴史関連ものは、私は結構面白く読みました。
〉〉3−2 Graded Readers
〉〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉〉 のがないか探してみたい。
〉こういうのもあるんですか、知りませんでした。
〉ノンフィクションものですか?
そうです。OFF同様ノンフィクションです。でもOFFより読みやすい(と
私は思います)。SEGの書棚にもあります。
〉〉4.最後に
〉〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉〉こと。それが条件でしょうね。
〉力強い確信で、読んでいるこちらも励みになります。
〉次の100万語もどうぞHappy Readingで!!
200万語が近いということは、300万語だって近いですよ。
そんなもんです。期待しています。
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1482. Re: 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2004/4/8(00:06)
------------------------------
"栄泉"さんは こんばんは
古川です。 いつも、いろいろな情報提供ありがとうございます。
〉2.多読の効果的な進め方について
〉もっとも、多読が普及しだしたのはここ2年くらいで、残念ながら、社会的
〉にはまだ知る人ぞ知る、マイナーな存在でしかないのも事実でしょう。従っ
〉てどう進めて行けばよいものか、私たちタドキストが模索して行かなくては
〉ならないのです。
〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、読みたい本を無
〉限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、今まで内容が良かった
〉り、読み易かった本を再読するのが良いと思うようになりました。100万
〉語か150万語までは、とにかく読みたい本を読めば良いでしょう。最初は
〉それしか基準がありませんし。
〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
〉あるなという感触を掴んでいます。
これは、ぜひ、多読のコツにいれたいですね。
特に、多読を通じて英語をみにつけたい人には非常に良い方法の
ような気が直感的にします。(つまり、昔から言われていること
とつじつまがあい、旧来の方法論と多読の方法論が組合わさって
止揚されたという感じです)
特に、多読指導をする先生方にはぜひともいれておきたい情報ですね。
〉また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊44万語分ピック
〉アップしたので、今後10回くらい読もうかと思っています。これだけで、
〉440万語分になります。ピックアップした46冊は、MGR2+34、OBW123、
〉PGR234といったところで分量も難易度も丁度いい。特に、MGR2+は読み易く、
〉内容も良いものが目白押しです。が、後で触れますが入手しづらいのは本当に
〉困ったことです。
〉また、この46冊中20冊は音声も入手したので、聞きながら読もうと思っ
〉ています。(これを「聞き読み」というらしい)
〉3.多読教材の評価
〉私なりの感想を述べてみます。
〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
同感です。各出版社にもすでにいっていますが、何度でも伝えます。
〉3−1児童書
〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に素晴らしい。
〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
でも、(4)は、中学生から大学生までには (2),(3) より人気が
高いのです。
〉3−2 Graded Readers
〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉(1)どの観点から見ても無難という感じ。
〉(2)読み易いものとそうでないものの落差が大きい。紙質は改善して
〉 欲しいところ。紙質が悪いのに他のシリーズと比べて少しも安く
〉 ないのはどうしたことか。また、文字が小さすぎるのと、レベル
〉 5、6に挿絵が皆無なのはいただけない。English Learner向け
〉 としての配慮を欠いているのでは。
〉(3)どの観点からみても良くできている。特に挿絵の良さは他の追随
〉 を許さない。入手しづらいのが唯一の難点だが、これは致命的。
〉 何とかならないかと思いますね。書店で入手できるタイトルは限
〉 られているし、そもそも扱っている書店もごく一部。
〉 どうも、日本での拠点(マクミラン ランゲージハウス)の組織が脆弱でバ
〉 リバリとビジネスをやる体制ができていないらしい。国内の在庫
〉 も少なく、注文数がまとまらな いと(一説によると500冊と
〉 いうとんでもない数)英国からの取り寄せもままならないとか。
〉 SEGブックショップで注文をとりまとめて(どれだけあるか分か
〉 りませんが)同社に発注するなんてことはできませんかね。
全く同感。
SEGBookshop では、実際5000冊単位で、マクミランランゲージ
ハウスに注文することにより、英国本社から取り寄せてもらっています。
〉(4)文字が大きく行間もゆとりがあって良い。ただし、レベル3以上
〉 が挿絵が皆無でPGR56同様改善して欲しいところ。
版元に伝えましょう
〉(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
〉 ばかり読んでいたのを思い出します。
そうですね。
〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉 のがないか探してみたい。
これ、詳しく聞かせて下さい。
一般的にはどうも DK は不評みたいなイメージを私ももっていたので。
〉4.最後に
〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部
〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉分かります。
〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉こと。それが条件でしょうね。
〉まだ、書きたいことがあるのですが、そろそろ疲れてきたのでこの辺で
〉やめます。
〉今後ともなにかと宜しくお願いします。
こちらこそ!
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1483. Re: 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: 栄泉
投稿日: 2004/4/9(00:11)
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古川さん、こんばんは。お世話になっております。
〉〉2.多読の効果的な進め方について
〉〉もっとも、多読が普及しだしたのはここ2年くらいで、残念ながら、社会的
〉〉にはまだ知る人ぞ知る、マイナーな存在でしかないのも事実でしょう。従っ
〉〉てどう進めて行けばよいものか、私たちタドキストが模索して行かなくては
〉〉ならないのです。
〉〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、読みたい本を無
〉〉限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、今まで内容が良かった
〉〉り、読み易かった本を再読するのが良いと思うようになりました。100万
〉〉語か150万語までは、とにかく読みたい本を読めば良いでしょう。最初は
〉〉それしか基準がありませんし。
〉〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点からは、
〉〉それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうすることで、英語の
〉〉吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は200万語から300
〉〉万語までの100万語のうち、実に67万語分が再読でした。これは効果が
〉〉あるなという感触を掴んでいます。
〉これは、ぜひ、多読のコツにいれたいですね。
〉特に、多読を通じて英語をみにつけたい人には非常に良い方法の
〉ような気が直感的にします。(つまり、昔から言われていること
〉とつじつまがあい、旧来の方法論と多読の方法論が組合わさって
〉止揚されたという感じです)
〉特に、多読指導をする先生方にはぜひともいれておきたい情報ですね。
それは有難いです。沢山読むこと、楽しみながら読むこと、に加えて「英語の
吸収精度が上がるように読むこと」が必要ではないかと。ただ、これは150
万語くらい(人によって異なるかもしれませんが)読んでから考えれば良い
と思います。最初は、そんなことにまで気が回りませんからね。
〉〉3.多読教材の評価
〉〉私なりの感想を述べてみます。
〉〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉〉紙の質が良いことが必要だと考えています。
〉同感です。各出版社にもすでにいっていますが、何度でも伝えます。
これも有難いです。
そういえばLearner向け教材の条件として、もう1つ忘れていました。
「挿絵、写真と文字の配置のバランスが考慮されていること」。あまり良くない
と思う例を挙げますと、Macmillan New Wave Readersで、挿絵は豊富で印刷
もきれいなのに、文字(それも小さめ)が所狭しとギッシリと詰まっていて、私
なんかページを開いただけでうんざりしてしまいます。挿絵以外のスペースが
文字で埋め尽くされていて、ちょっと勘弁してほしいという感じです。
〉〉3−1児童書
〉〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉〉(3)Hello Readers (4)An I Can Read
〉〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に素晴らしい。
〉〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。
〉でも、(4)は、中学生から大学生までには (2),(3) より人気が
〉高いのです。
そうでしたか。(4)も大人でも読めて、ストーリーも良いものがあるのは事実
だと思います。児童書ですから、あまり大人向けの内容ではないものが多いの
は当たり前なんですが。
〉〉3−2 Graded Readers
〉〉(1)Oxford Bookworms (2)Penguin Readers
〉〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉〉(5)Oxford Factfiles (6)D.K.ELT Graded Readers
〉〉(1)どの観点から見ても無難という感じ。
〉〉(2)読み易いものとそうでないものの落差が大きい。紙質は改善して
〉〉 欲しいところ。紙質が悪いのに他のシリーズと比べて少しも安く
〉〉 ないのはどうしたことか。また、文字が小さすぎるのと、レベル
〉〉 5、6に挿絵が皆無なのはいただけない。English Learner向け
〉〉 としての配慮を欠いているのでは。
〉〉(3)どの観点からみても良くできている。特に挿絵の良さは他の追随
〉〉 を許さない。入手しづらいのが唯一の難点だが、これは致命的。
〉〉 何とかならないかと思いますね。書店で入手できるタイトルは限
〉〉 られているし、そもそも扱っている書店もごく一部。
〉〉 どうも、日本での拠点(マクミラン ランゲージハウス)の組織が脆弱でバ
〉〉 リバリとビジネスをやる体制ができていないらしい。国内の在庫
〉〉 も少なく、注文数がまとまらないと(一説によると500冊と
〉〉 いうとんでもない数)英国からの取り寄せもままならないとか。
〉〉 SEGブックショップで注文をとりまとめて(どれだけあるか分か
〉〉 りませんが)同社に発注するなんてことはできませんかね。
〉全く同感。
〉SEGBookshop では、実際5000冊単位で、マクミランランゲージ
〉ハウスに注文することにより、英国本社から取り寄せてもらっています。
5000冊ですか。これはまた桁が1つ違っている。
マクミランへの注文はSEGが一手に手がけるなんてことができたら。それは
ともかく、大量に一括注文できるルートが望まれるところです。
〉〉(4)文字が大きく行間もゆとりがあって良い。ただし、レベル3以上
〉〉 が挿絵が皆無でPGR56同様改善して欲しいところ。
〉版元に伝えましょう
ケンブリッジとも付合いがおありでしたか。よろしくお願いします。
レベル3の段階で挿絵が皆無というのは、ちょっと驚きです。
〉〉(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
〉〉 ばかり読んでいたのを思い出します。
〉そうですね。
〉〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉〉 のがないか探してみたい。
〉これ、詳しく聞かせて下さい。
〉一般的にはどうも DK は不評みたいなイメージを私ももっていたので。
何と言いますか、第一に、DKGはストーリーの流れが比較的きちんと組み立てら
れていて、結果的に読み易いこと。この点、OFFは正確な事実の記述(何年何月
何日何時何分どうしたとか、覚えずらい固有名詞や数字を並べたりとか)に重点
が置かれていて、その姿勢は好感が持てるものの、結論としてはちょっと読みず
らい、といったところ。
第二に、DKGはぺージを開いてみて、文字も挿絵も写真もない空白スペースが
結構あって、ゆとりが感じられる反面、OFFは先程のMNWのように挿絵と写真
以外のスペースはMNWほどでないにせよ、文字で埋まっていて、やや気分が重く
なるのです。こんな事言う人は他にいないかもしれませんが、率直な感想です。
ただですね。DKGにかんしては、何が不評だったのか存じませんが、実際に目を
通した人数といったら、OFFの足元にも及ばないのでは。この点を考慮した上で
比較すべきだという気はします。
そんな事で、私1人の感想をあまり重要視しないようお願いします。
それでは、また。有難うございました。
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1543. Re: 300万語通過。お試し期間が終わったという感じ。
お名前: 諒
投稿日: 2004/4/19(16:21)
------------------------------
〉○○万語読んでTOEICを受験したスコアがどうなったという話を見か
〉けますが、TOEICなんぞもPARTV、VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思
〉うのですが如何でしょう。英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべて
〉が悪いとは言いませんが、こんな問題ができたからといって、それがどうし
〉たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の本当の効
〉用の恩恵は受けられない恐れがあります。
否定することも肯定することも意味が無い。
要は利用の仕方でしょう。
試験対策などせずに語感から直感的に答えることが出来るように
なるならそれはそれで悪くはない。
勉強の匂いがプンプンするとは思わない。
正答を得ることより、何となく違和感を感じこの言い回しはおかしいと
感じることが大切なような気がする。
そのためにTOEICを利用することも悪くはない。
試験結果と実力は正の相関性はあってもそんなに強いものではないと
認識していればよいと思う。