[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/22(09:47)]
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お名前: 柊
投稿日: 2019/12/9(08:59)
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"wkempff"さんは[url:kb:13500]で書きました:
〉みなさま、たいへんたいへんお久しぶりです。
wkempffさん、おはようございます。柊です。私も掲示板自体が、かなり久しぶりです。
〉昨年3月ごろ、なぜか小説読むのが負担になり、半年ほど洋書から離れておりました。
〉10月から再度読み始め、休止期間を入れると10か月ほどかけて100万語を読んだ感じになります。
〉読めなくなった原因はいろいろ考えられるのですが、Grishamの新作があまりに面白くなくて途中で投げた、という要因が大きいです。
〉その他、身辺の変化(悪い方向ではないです、幸い)、趣味のゴルフが絶好調だったこと、など考えられるのですが、特に大きく変化があったわけでもありません。
〉ゴルフコンペで優勝や準優勝を続けるとゴルフのことばかり考えるようになり、気が付くと洋書ではなくゴルフ雑誌を買ったりしているんですよね。
〉まあ、そういう時期もあるでしょう、ということで。
〉そして、何をきっかけに読書を再開したか、も、自分でもよくわかりません。
〉しかし、ここのところ、面白い小説(B級サスペンス?)に当たることが多く、まったりと読んでいます。
私もちょっと違うかもしれませんが、5ヵ月近く休んだことがあります。割りと、面白い本に当たったのが悪かったというか、それとも、その本が結局性に合っていなかったのか、今に至るもよくわかりません。
2012年にThe Boleyn Inheritance(翻訳「愛憎の王冠」)というPhilippa Gregoryの歴史小説を読みました。普通、歴史小説というのは現代物に比べて感情描写が淡々としていることが多いのですが、この著者は現代小説以上に感情が激しく、vividなのです。それでこの本を読んで呆然としてから、何を読んでも「薄い」「にせものくさい」と思ってしまうというのが続きました。それと、続けて読んだ同じ著者の本The Other Queenが大外れだったのが響いて、それに、登場人物が気の毒になって、友人が結婚詐欺の被害に遭って有り金全部失ったような(大体、そういう話です)気分で、こちらまで落ち込みました。それで、読書の記録を見ると、次がほぼ5ヵ月後になっています。
結局、私の中で歴史小説の王道のJean Plaidyを何冊か読んで治しました。
すでに面白い本を読んでいらっしゃるということで、安心しました。下の本のリストを見ていると、「機械仕掛けのオレンジ」を読んだときのことを思い出しました。英語だから描写に耐えられるけど(というか、半分もわかってないけど)、日本語だったらいやだろうな、と。Last Sherlock Holmes Storyも割りとそんな感じがしました。
あと「機械仕掛けのオレンジ」は日本軍が中国でした残虐行為は散々書くのに、他の国、たとえばナチスの人体実験は無視なんですよね。なんだか納得がいかなかった。
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柊さま
さっそくの返信と激励をありがとうございます。
柊さんの「大休止」の理由、いかにも柊さんらしいというか、たいへん感心しました。
欧米の作家の日本に対する目線、ときどき気になることがあるのですが、皮肉っぽいところがあってもおおむね好意的な目線が多いかな、と思っていましたので、今回のGrishamにはちょっと辟易としました。オレンジは私はタイトルしか知りませんでしたが同様のことがあるとは存じませんでした。
Grishamは2012年のThe Racketeer以来の長編は全部読みました。前にも書いたとおり、すこし雰囲気が変わってきていると感じていたところですが、今回はあまりにも、でした。
最新作はリーガルものに回帰したということですが、どうするか、、、、
ペーパーバックになったら買うんだろうな、とは思っています。