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お名前: wkempff
投稿日: 2017/12/19(23:49)
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SSS事務局 さま
(古川先生 でよろしいでしょうか?)
返信いただき光栄です。
Grishamは、2015年のRough Lawyerで車をオフィスにする弁護士を描き、それはConnellyのLincoln Lawyerのパパロディまたはパクリのように見えました。2014年のGray Mountainで女性弁護士の活動に恋愛要素を加えましたが、恋愛シーンは、正直、作者が無理して書いているように思えました。(Gray Mountainの題材はアパラチアの露天掘り炭鉱による大規模環境汚染で、これ自体は非常に興味深いし重要な問題提起なのですが)
このあたりから、あれっと思っていた(それでも、十分に面白いのですが)のですが、今回、ちょっとがっくり来たようにも思います。
懲りずに、今、最新作最新作Rooster Barを読んでいますが、少なくとも出だしは多少持ち直した感もあります。
また、レポートさせていただきます。
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Grishamの最新の長編、The Rooster Barを読了したので、最近の作品について、「本のことなんでも」広場に投稿させていだきます。
Grishamは不調、と書いたのですが、彼自身は法律家であり、よく知るLaw School周辺を題材にしているので、少し持ち直した感じもあります。
しかし、やはり、私は、初期のすっきりとした作品の方が好きです。