[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(05:51)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
13426. Re: wkempffさん、ありがとうございます
お名前: 柊
投稿日: 2017/12/11(17:01)
------------------------------
"wkempff"さんは[url:kb:13422]で書きました:
〉柊様、お久しぶりです。
wkempffさん、お久しぶりです。先日グールドのCDをAmazonで買ったら、ケンプというピアニストのCDをお薦めされました。あれが「wkempffさん」なのでしょうか。
〉多読生活12周年、おめでとうございます。
〉目のくらむような語数(冊数)ですね。
ありがとうございます。私もたまに、よくもこんなに読んだなあと、タイトルを記録したノートを見て、自分で驚きます。
〉そして、ご紹介いただいた本の数々、まったく私の知らない作者ばかりで、私の読書傾向、ずいぶんと偏っているのかも知れません。
私もひどく偏っているので、wkempffさんの紹介などを見て、こういうのもあるのか、とつい買ってしまいます。Rebecca買いましたが、まだ読んでいません。
〉そして、柊さんのおっしゃる、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理、という言葉に、非常に励まされます。
大分楽にはなりましたけども、疲れている時などには日本語の方が楽、というのは、ずっと変わらないのだろうなと思います。
〉もちろん、そうおっしゃりながら、非常に高度なところにいらっしゃることはよく理解しているのですが。
wkempffさんの読まれたものを見て、どれぐらい高度なんだろうと、驚くことしばしばです。重厚なものを沢山読んでらっしゃいますよね。
〉私も、語彙力やリスニングは上達を感じるものの、楽々と、というようにはとても行きません。特に、この数か月は、外れを引いたり、あえて変な本を読んだり、と、ちょっと普通でない感じで、ページ数はなかなか進んでいません。もうすぐ1200万語通過すると思われるので、私も、どんな変な本を読んだか、ご紹介します。しばらくお待ちください。
面白そうですね。待ってます。
〉#今年になってから11か月で220万語くらいのようです。
〉また、いろいろ教えてください。
〉なにか、このように超高度な語学力の方が高校生活を送られているというのが不思議ですが、こちらも楽しそうでなによりです。
語学力があっても、他の科目はよくわからなかったりしますので。あ、歴史を読みすぎて、歴史の授業で言いたいことがとっても沢山ありますが、それをやると授業にならないので、黙っています。
〉今後ともよろしく願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。本の紹介、楽しみにしています。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: wkempff
投稿日: 2017/12/15(12:29)
------------------------------
柊さま
久しぶりに、Wilhelm Kempffの名前を聞きました。
Kempffは20世紀の前半から1960年代くらいまで活躍したドイツのピアニストで、20世紀を代表する大ピアニストの一人、若いころは作曲家としてもさかんに活動していました。
幼少期、LPレコードで、両親が、よく、ケンプのベートーヴェンのソナタを聴いていました。その影響からか、私もピアノ好き、ベートーヴェン好きになり、今でもピアノは弾きつづけています。
それで、Wilhelm Kempffを勝手に短縮して、私のHNにしています。
ケンプの演奏は、温かみのある音、自然な呼吸で、ときにしゃれていて、ベートーヴェンやブラームスの深刻な音楽から、人間的な温かみを見せてくれるところが好きです。しかし、20世紀を代表する大ピアニストの中では圧倒的にメカニックが弱く(要するに指がまわらない)、今日では音大生でもノーミスで演奏するベートーヴェンをごまかしてやさしく改変したりしたりしていて、今日的な評価は分かれるところです。
指さばきの極北のようなグールドとは対照的なピアニストですが、ぜひ、お聴きになってみてください。
マニアックなおすすめとしては、ベートーヴェンであればあまり有名でない初期のソナタ、あるいはピアノ協奏曲がすばらしいです。
なお、現在活躍中のホープにフレディ ケンプというピアニストがいますが、別の人です。
------------------------------
"wkempff"さんは[url:kb:13429]で書きました:
〉柊さま
〉久しぶりに、Wilhelm Kempffの名前を聞きました。
〉Kempffは20世紀の前半から1960年代くらいまで活躍したドイツのピアニストで、20世紀を代表する大ピアニストの一人、若いころは作曲家としてもさかんに活動していました。
そうなんですか。それで、グールドと一緒にお薦めされたんですね。
〉幼少期、LPレコードで、両親が、よく、ケンプのベートーヴェンのソナタを聴いていました。その影響からか、私もピアノ好き、ベートーヴェン好きになり、今でもピアノは弾きつづけています。
〉それで、Wilhelm Kempffを勝手に短縮して、私のHNにしています。
素敵ですね。私も、小さい頃から車酔いがひどいので、長旅の時は親がクラシックのカセットをかけていました。今ではのびて、音程が狂っていますが、いいラインナップなんですよね。その影響で、私もピアノは習いました。
〉ケンプの演奏は、温かみのある音、自然な呼吸で、ときにしゃれていて、ベートーヴェンやブラームスの深刻な音楽から、人間的な温かみを見せてくれるところが好きです。しかし、20世紀を代表する大ピアニストの中では圧倒的にメカニックが弱く(要するに指がまわらない)、今日では音大生でもノーミスで演奏するベートーヴェンをごまかしてやさしく改変したりしたりしていて、今日的な評価は分かれるところです。
ノーミスで弾くのが偉いなら、自動演奏ピアノでも動かしておけば良いんだし、音色とか、ニュアンスとかが大事なのだと思いますが。私は特に音色にうるさいというか、好みがはっきりしていて、館野泉の弾いているバッハのシャコンヌが良かったので、誰だかいうピアノの鬼才の弾いているバージョンを買ったら、音が鼓膜に突き刺さってくるように感じて、とても聞いていられませんでした。
〉指さばきの極北のようなグールドとは対照的なピアニストですが、ぜひ、お聴きになってみてください。
〉マニアックなおすすめとしては、ベートーヴェンであればあまり有名でない初期のソナタ、あるいはピアノ協奏曲がすばらしいです。
グールドは鼻歌を歌いながら、冗談みたいにすごい勢いで弾きますよね。私の趣味がどうやらそうらしく、加古隆とかレ・フレールとか、自分が弾けるからって、私に弾けないような曲ばっかり作るピアニストが好きです。レ・フレールに関しては、音を伸ばさず、連打するという奏法がトレードマークで、なぜ腱鞘炎にならないかが不思議で仕方がない。緊張した時など特になのか、時々ピアノの弦を切っているようです。弦を切るより、自分の腱を切る方がまだ早そうな気がする私には、どういう弾き方をしたらそうなるのかがわかりません。
〉なお、現在活躍中のホープにフレディ ケンプというピアニストがいますが、別の人です。
気をつけて購入します。